JP2017190229A - 乗客コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】乗降床の浮き上がりを防止できる乗客コンベアを提供する。
【解決手段】建築構造物に設置される枠体(3)と、枠体の長手方向両端部に設けられる一対の乗降床(11a,11b)と、乗降床間を無端状に連結されて循環する踏段(4)と、を備えた乗客コンベアにおいて、乗降床は、枠体に固定される床枠(12)と、床枠に載置される床構造体(14)と、を有し、床構造体(21)の底面には、床枠と係合して床構造体が浮き上がるのを防止する浮き上がり防止具(16a,16b)が設けられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、乗客コンベアに関する。
本技術分野の背景技術として、例えば特許文献1が公知である。この特許文献1には、「乗客コンベアの乗降床は、表面に凹凸形状を有する薄鋼板製の化粧板と、化粧板を取り付ける主枠体とから構成され、主枠体が、乗客の進行方向に沿う断面の形状が三角形状の同一断面形状の連続体で形成されることにより、乗降床の重量を軽減できる」ことが記載されている。
特開2012−1290号公報
ところで、例えば屋外に設置される乗客コンベアは、台風やビル風などによる強風により、乗客コンベア内部から乗降床の主枠体を持ち上げようとする力が加わると、乗降床の主枠体が浮き上がる可能性がある。特許文献1に記載された乗降床の構造は軽量化を実現できるが、乗降床の浮き上がりの対策について特に言及されていない。
本発明は、上記した実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、乗降床の浮き上がりを防止できる乗客コンベアを提供することにある。
上記目的を達成するために、代表的な本発明は、建築構造物に設置される枠体と、前記枠体の長手方向両端部に設けられる一対の乗降床と、前記乗降床間を無端状に連結されて循環する踏段と、を備えた乗客コンベアにおいて、前記乗降床は、前記枠体に固定される床枠と、前記床枠に載置される床構造体と、を有し、前記床構造体の底面には、前記床枠と係合して前記床構造体が浮き上がるのを防止する浮き上がり防止具が設けられることを特徴とする。
本発明の乗客コンベアによれば、乗降床の浮き上がりを防止できる。なお、上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第1実施形態に係る乗客コンベアを側面から見た概略構成図。 図1に示す乗客コンベアをA−A線に沿って上方から見た矢視図。 図2に示す乗客コンベアをB−B線に沿って切断した断面図。 図3に示す乗客コンベアをC−C線に沿って切断した断面図。 図3に示す乗客コンベアをD−D線に沿って切断した断面図。 床構造体の取付方法の説明図。 床構造体の取付方法の説明図。 本発明の第2実施形態に係る乗客コンベアを図3に示すC−C線に沿って切断した断面図。 本発明の第2実施形態に係る乗客コンベアを図3に示すD−D線に沿って切断した断面図。
「第1実施形態」
以下、本発明に係る乗客コンベアの実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る乗客コンベアを側面から見た概略構成図である。
図1に示す乗客コンベアは、建築構造物である下階構造体1と上階構造体2との間に架設される主フレーム(枠体)3と、この主フレーム3の長手方向の両端部に設けられた一対の乗降床6(下階乗降床11a、上階乗降床11b)と、主フレーム3内に配置され、下階乗降床11aと上階乗降床11bとの間を無端状に連結されて循環する複数の踏段4と、踏段4の進行方向に沿って立設される欄干5と、踏段4と同期して移動するハンドレール7と、欄干5の下部を覆うデッキカバー25と、を備える。下階乗降床11aは、下階構造体1の上に仕上げられた下階床8と踏段4との間に渡って設置され、同様に、上階乗降床11bは、上階構造体2の上に仕上げられた上階床9と踏段4との間に渡って設置される。
次に、乗降床6の構造について説明する。図2は図1に示す乗客コンベアをA−A線に沿って上方から見た矢視図、図3は図2に示す乗客コンベアをB−B線に沿って切断した断面図、図4は図3に示す乗客コンベアをC−C線に沿って切断した断面図、図5は図3に示す乗客コンベアをD−D線に沿って切断した断面図である。なお、乗降床6を構成する下階乗降床11aと上階乗降床11bとは同じ構成であるため、以下では下階乗降床11aについて説明し、上階乗降床11bの説明は省略する。
下階乗降床11aは、図2および図3に示すように、主フレーム3に固定される床枠12と、床枠12に載置される床構造体21と、を備える。床枠12は、一対の第1枠部材(枠部材)12−1と、一対の第1枠部材12−1の下階床8側の端部と接続する第2枠部材12−2とを含む枠状に形成され、床構造体21を支持する。第1枠部材12−1および第2枠部材12−2は同一の形状を成している。具体的には、図4および図5に示すように、底板部12aと、底板部12aの側縁に立設する立板部12bとからなる断面L字状の部材(山形鋼、アングルとも言う)で構成される。
一対の第1枠部材12−1は、主フレーム3の長手方向に沿って、かつ互いに底板部12aが内側を向くようにして主フレーム3の幅方向に間隔を空けて配置される。第2枠部材12−2も底板部が内側を向くようにして配置される。こうして形成された矩形枠状の床枠12の上に床構造体21が載置される。また、第1枠部材12−1には、後述する浮き上がり防止金具16aとの干渉を避けるための金具入口部(切欠き部)17が形成されている。
床構造体21は、先端床構造体15、中間床構造体(第1床構造体)14、および後端床構造体(第2床構造体)13の3つの分割構造体から成り、これら3つが床枠12に載置されることによって、下階乗降床11aの床面が構成される。
これら3つの分割構造体は、踏段4に近い側から、先端床構造体15、中間床構造体14、後端床構造体13の順に床体12に載置される。中間床構造体14には浮き上がりを防止するために浮き上がり防止金具(浮き上がり防止具)16aが設けられる。一方、後端床構造体13には浮き上がりを防止するために浮き上がり防止金具(浮き上がり防止具)16bが設けられる。
なお、先端床構造体15は、その踏段4側の端部がデッキカバー25の下側に入り込んだ状態で取り付けられる。そのため、先端床構造体15の底面には浮き上がり防止金具16aが設けられていない。勿論、中間床構造体14と同様に浮き上がり防止金具16aを設ける構成としても良い。
次に、浮き上がり防止金具16a,16bの詳細について説明する。浮き上がり防止金具16aと浮き上がり防止金具16bとは構成が異なり、前者は固定式、後者は回転式である。浮き上がり防止金具16aは、図4に示すように、クランク状に折り曲げられた板状の第1係合片26で構成される。第1係合片26は中間床構造体14の底面に固定して設けられ、当該底面との間隔(隙間)が底板部12aの板厚より若干大きくなっている。これにより、第1係合片26の内部に底板部12aを挟んだ状態で、中間床構造体14が底板部12a上を主フレーム3の長手方向に沿って移動自在である。
第1係合片26で床枠12の底板部12aを挟んだ状態で中間床構造体14を床枠12に載置するために、床枠12の底板部12aに第1係合片26より若干大きい程度の金具入口部(切欠き部)17が設けられている。これにより、第1係合片26が床枠12の底板部12aと干渉することなく、中間床構造体14を床枠12に載置することができる。
一方、浮き上がり防止金具16bは、図5に示すように、底板部12aに直交する回転軸(軸)23に沿って設けられた円柱状の軸部材28と、軸部材28の先端部に取り付けられた板状の第2係合片29とを備えて構成され、第2係合片29は軸部材28が回転軸23を中心に回転するのに伴って一体的に回転する。
浮き上がり防止金具16bは、後端床構造体13に設けられる。軸部材28は、後端床構造体13を上下方向に貫通するよう設けられており、その下端部に第2係合片29が設けられている。第2係合片29は、後端床構造体13の底面との間に底板部12aの板厚より若干大きな隙間を有している。これにより、第2係合片29の内部に底板部12aを挟んだ状態に保持される。そして、第2係合片29が軸部材28と一体で回転するため、第2係合片29の回転位置に応じて、後端床構造体13と床枠12とが係合した係合状態と、その係合状態が解除された解除状態とに切り替わる。
軸部材28の上端部には溝30が設けられており(図7参照)、この溝30に工具やコイン等を差し込んで回転させることにより、第2係合片29の回転位置を変更可能である。すなわち、後端床構造体13を床枠12に載置した状態において、後端床構造体13の上面側から作業者が操作することにより、後端床構造体13の床枠12に対する係合状態を切り替えることができる。
図7を参照して説明すると、第2係合片29が位置Aにあるとき後端床構造体13と床枠12との係合が解除された解除状態である。この位置Aから位置Bまで第2係合片29を回転させると、後端床構造体13と床枠12とが係合状態となり、後端床構造体13の浮き上がりが防止される。
ここで、床構造体21と床枠12とは製作公差により隙間が生じるため、床枠12に対する床構造体21の位置が幅方向に若干ずれる場合がある。そのため、第1係合片26および第2係合片29は、この隙間の分だけ床構造体21の位置がずれても確実に床枠12の底板部12aを挟んだ状態となるよう設計されている。すなわち、第1係合片26および第2係合片29は底板部12aに対して十分な重なり代をもって設計されている。
なお、第1係合片26および第2係合片29の数は床構造体21の左右の両端部にそれぞれ1個ずつで良いが、必要に応じて第1係合片26および第2係合片29をそれぞれ複数個設けても良い。また、乗降床6(下階乗降床11a、上階乗降床11b)が踏段4の進行方向に対して長い場合には、例えば中間床構造体14を複数個取り付けることにより対応できる。
次に、床構造体21の取付方法について、主に図6および図7を参照して説明する。図6および図7は床構造体の取付方法の説明図である。まず、先端床構造体15を床枠12に載置し、底板部12a上を摺動させながら先端床構造体15を踏段4の側まで移動させ、所定の位置に取り付ける。
次に、図6に示すように、中間床構造体14の底面に設けられた第1係合片26が金具入口部17と対応する位置となるよう位置合わせし、その状態で中間床構造体14を床枠12に載置する。金具入口部17は第1係合片26との干渉を避けるよう切り欠かれているから、中間床構造体14が床枠12に載置された状態において、中間床構造体14と第1係合片26との間の隙間に、ちょうど床枠12の底板部12aが臨む位置となる。この後、中間床構造体14を図中のX方向に押すと、中間床構造体14が底板部12a上を摺動しながら踏段4の側に移動する。こうして、第1係合片26が底板部12aを挟んだ状態に保持され、中間床構造体14の浮き上がりが防止される。
最後に後端床構造体13を床枠12に載置する。この際、第2係合片29の回転位置が予め位置A(図7参照)になるようにしておく。こうすることで、第2係合片29が底板部12aに干渉することなく後端床構造体13を床枠12に載置できる。その後、溝30にコイン等を差し込んで軸部材28を回転させ、第2係合片29を位置Bまで回転させる。これにより、第2係合片29が底板部12aを挟んだ状態に保持されるため、後端床構造体13の浮き上がりが防止される。以上の方法により、下階乗降床11aが完成する。上階乗降床11bについても同様の方法で床構造体21を床枠12に取り付ければよい。
なお、保守点検時には、上記した方法の逆を行うことにより、床構造体21を床枠12から取り外して、主フレーム3の内部に作業者が入って作業を行うことができる。
以上説明したように、第1実施形態によれば、後端床構造体13に浮き上がり防止金具16bを、中間床構造体14に浮き上がり防止金具16aをそれぞれ設けたことにより、後端床構造体13および中間床構造体14を軽量化しても強風などにより主フレーム3の内部に侵入した強風が、主フレーム3の外に出ようとする風圧により、後端床構造体13および中間床構造体14が浮き上がり外れてしまうのを防止できる。
しかも、中間床構造体14を床枠12に載置してX方向に移動させるだけの簡単な作業で、第1係合片26が床枠12の底板部12aと係合して、中間床構造体14の浮き上がりが防止される。また、後端床構造体13は、床枠12に載置した後、コイン等を溝30に差し込んで軸部材28を回転させるだけの簡単な作業で、第2係合片29が床枠12の底板部12aと係合して、後端床構造体13の浮き上がりが防止される。よって、作業者の作業負担は重くならない。
なお、回転式の浮き上がり防止金具16bは後端床構造体13だけでなく、中間床構造体14に用いても良いが、乗降床6の表面から軸部材28を回転させる作業が後端床構造体13に加えて中間床構造体14にも必要になるほか、乗降床6が踏段4の進行方向に延長され、中間床構造体14が複数必要なる場合は軸部材28を回転させる作業が複数になる為、中間床構造体14には前述した固定式の浮き上がり防止金具16aを採用し、後端床構造体13には回転式の浮き上がり防止金具16bを採用する組合せが好ましい。
「第2実施形態」
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図8は本発明の第2実施形態に係る乗客コンベアを図3に示すC−C線に沿って切断した断面図、図9は本発明の第2実施形態に係る乗客コンベアを図3に示すD−D線に沿って切断した断面図である。第2実施形態では、床構造体21を床枠12に載置するのではなく、主フレーム3に直接載置する点が相違する。そこで、この相違点を中心に説明し、第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図8および図9に示すように、主フレーム3には、その長手方向に延在すると共に水平方向に張り出した張出部3aが一体で設けられている。この張出部3aには、図示しないが第1実施形態と同様に金具入口部17が設けられている。この張出部3aに中間床構造体14および後端床構造体13を直接載置することにより、第1実施形態に示す床枠12を設けることなく、乗降床6を構成することができる。この第2実施形態では、係止片26,29は、張出部3aを挟んだ状態で保持されるため、第1実施形態と同様に床構造体21(後端床構造体13、中間床構造体14)の浮き上がりを防止できる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施形態は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定するものではない。例えば、本発明は、乗客コンベアとしての動く歩道等に適用しても良い。
1 下階構造体(建築構造物)
2 上階構造体(建物構造物)
3 主フレーム(枠体)
3a 張出部
4 踏段
6 乗降床
11a 下階乗降床
11b 上階乗降床
12 床枠
12a 底板部
12b 立板部
12−1 第1枠部材(枠部材)
12−2 第2枠部材
13 後端床構造体(第2床構造体)
14 中間床構造体(第1床構造体)
15 先端床構造体
16a 浮き上がり防止金具(浮き上がり防止具)
16b 浮き上がり防止金具(浮き上がり防止具)
17 金具入口部(切欠き部)
21 床構造体
23 回転軸(軸)
26 第1係合片
28 軸部材
29 第2係合片
30 溝

Claims (8)

  1. 建築構造物に設置される枠体と、前記枠体の長手方向両端部に設けられる一対の乗降床と、前記乗降床間を無端状に連結されて循環する踏段と、を備えた乗客コンベアにおいて、
    前記乗降床は、前記枠体に固定される床枠と、前記床枠に載置される床構造体と、を有し、
    前記床構造体の底面には、前記床枠と係合して前記床構造体が浮き上がるのを防止する浮き上がり防止具が設けられることを特徴とする乗客コンベア。
  2. 請求項1において、
    前記床枠は、前記枠体の長手方向に延在して前記床構造体を下方から支持する底板部と、前記底板部の側縁に立設する立板部とから成る断面L字状の枠部材を一対で含み、
    前記一対の枠部材は、互いに前記底板部が内側を向くようにして、前記枠体の幅方向に間隔を空けて配置され、
    前記浮き上がり防止具は、前記底板部を挟んだ状態で保持する第1係合片を有し、
    前記第1係合片が前記底板部を挟んだ状態で、前記床構造体は前記底板部の上を前記枠体の長手方向に沿って移動自在であり、
    前記底板部は、前記第1係合片より大きな切欠き部を有することを特徴とする乗客コンベア。
  3. 請求項1において、
    前記床枠は、前記枠体の長手方向に延在して前記床構造体を下方から支持する底板部と、前記底板部の側縁に立設する立板部とから成る断面L字状の枠部材を一対で含み、
    前記一対の枠部材は、互いに前記底板部が内側を向くようにして、前記枠体の幅方向に間隔を空けて配置され、
    前記浮き上がり防止具は、前記底板部を挟んだ状態で保持する第2係合片を有し、
    前記第2係合片は、前記床構造体を前記底板部に載置した状態で前記底板部に直交する軸を中心に回転自在であることを特徴とする乗客コンベア。
  4. 請求項1において、
    前記床枠は、前記枠体の長手方向に延在して前記床構造体を下方から支持する底板部と、前記底板部の側縁に立設する立板部とから成る断面L字状の枠部材を一対で含み、
    前記一対の枠部材は、互いに前記底板部が内側を向くようにして、前記枠体の幅方向に間隔を空けて配置され、
    前記床構造体は、前記踏段に近い側の第1床構造体と、前記踏段から遠い側の第2床構造体とを含む分割構造体であり、
    前記第1床構造体は、
    前記浮き上がり防止具として、前記底板部を挟んだ状態で保持する第1係合片を有し、
    前記第1係合片が前記底板部を挟んだ状態で、前記第1床構造体は前記底板部の上を前記枠体の長手方向に沿って移動自在であり、
    前記第2床構造体は、
    前記浮き上がり防止具として、前記底板部を挟んだ状態で保持する第2係合片を有し、
    前記第2係合片は、前記第2床構造体を前記底板部に載置した状態で前記底板部に直交する軸を中心に回転自在であり、
    前記底板部は、前記第1係合片より大きな切欠き部を有することを特徴とする乗客コンベア。
  5. 建築構造物に設置される枠体と、前記枠体の長手方向両端部に設けられる一対の乗降床と、前記乗降床間を無端状に連結されて循環する踏段と、を備えた乗客コンベアにおいて、
    前記乗降床は、前記枠体に直接載置される床構造体を有し、
    前記床構造体の底面には、前記枠体と係合して前記床構造体が浮き上がるのを防止する浮き上がり防止具が設けられることを特徴とする乗客コンベア。
  6. 請求項5において、
    前記枠体は、前記枠体の長手方向に延在すると共に水平方向に張り出して設けられ、前記床構造体を下方から支持する一対の張出部を含み、
    前記浮き上がり防止具は、前記張出部を挟んだ状態で保持する第1係合片を有し、
    前記第1係合片が前記張出部を挟んだ状態で、前記床構造体は前記張出部の上を前記枠体の長手方向に沿って移動自在であり、
    前記張出部は、前記第1係合片より大きな切欠き部を有することを特徴とする乗客コンベア。
  7. 請求項5において、
    前記枠体は、前記枠体の長手方向に延在すると共に水平方向に張り出して設けられ、前記床構造体を下方から支持する一対の張出部を含み、
    前記浮き上がり防止具は、前記張出部を挟んだ状態で保持する第2係合片を有し、
    前記第2係合片は、前記床構造体を前記張出部に載置した状態で前記張出部に直交する軸を中心に回転自在であることを特徴とする乗客コンベア。
  8. 請求項5において、
    前記枠体は、前記枠体の長手方向に延在すると共に水平方向に張り出して設けられ、前記床構造体を下方から支持する一対の張出部を含み、
    前記床構造体は、前記踏段に近い側の第1床構造体と、前記踏段から遠い側の第2床構造体とを含む分割構造体であり、
    前記第1床構造体は、
    前記浮き上がり防止具として、前記張出部を挟んだ状態で保持する第1係合片を有し、
    前記第1係合片が前記張出部を挟んだ状態で、前記第1床構造体は前記張出部の上を前記枠体の長手方向に沿って移動自在であり、
    前記第2床構造体は、
    前記浮き上がり防止具として、前記張出部を挟んだ状態で保持する第2係合片を有し、
    前記第2係合片は、前記第2床構造体を前記張出部に載置した状態で前記張出部に直交する軸を中心に回転自在であり、
    前記張出部は、前記第1係合片より大きな切欠き部を有することを特徴とする乗客コンベア。
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