JP2017186123A - エレベータのかご装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成及び簡単な作業によって、かごの上に設けられた追加機器に接触しないように手摺を配置できるエレベータのかご装置を提供する。
【解決手段】かご装置は、上枠7、既設支持具10、新設支持具11、受け台13、拘束具14、拘束具15及び嵩上げ具26を備える。受け台13は、上枠7に載せられる。拘束具14は、受け台13の水平方向の動きを拘束する。拘束具15は、受け台13の垂直方向の動きを拘束する。嵩上げ具26は、拘束具15に設けられる。嵩上げ具26に新設支持具11が設けられる。
【選択図】図3

Description

この発明は、エレベータのかご装置に関する。
特許文献1に、エレベータのかご装置が記載されている。特許文献1に記載されたかご装置は、かごの上に手摺が設けられる。手摺は、かごの上方に配置されたかご枠の上枠に支持される。
国際公開第2007/032080号
エレベータでは、リニューアル工事がしばしば行われる。この工事により、かごの上に空調機等の機器が後から追加されることがある。かごの上に後から追加する機器が上枠より上方に突出すると、手摺をかご上で折り畳んだ際に手摺が追加機器に接触してしまう。
従来では、追加機器と手摺との接触を防止するため、上枠と同じような形状の枠体を用意していた。そして、用意した枠体を上枠に固定し、上枠の上に配置された枠体に手摺を取り付けていた。しかし、このような取り付け方法では、既設の上枠に孔開け等の追加工事が発生してしまう。また、枠体が大きく、搬入及び取り付けに手間が掛かるといった問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、簡単な構成及び簡単な作業によって、かごの上に設けられた追加機器に接触しないように手摺を配置できるエレベータのかご装置を提供することである。
この発明に係るエレベータのかご装置は、エレベータのかごと、かごの上方に配置された上枠と、上枠の上方に配置された手摺と、上枠に設けられ、手摺をかごの上で折り畳み可能に取り付けることができる形状を有する既設支持具と、手摺をかごの上で折り畳み可能に支持する新設支持具と、上枠に載せられた受け台と、受け台及び既設支持具の周囲を囲むように配置され、受け台の水平方向の動きを拘束する第1拘束具と、上枠のうち既設支持具が設けられた部分及び受け台の上下を囲むように配置され、受け台の垂直方向の動きを拘束する第2拘束具と、受け台又は第2拘束具に設けられ、新設支持具が設けられた嵩上げ具と、を備える。
この発明に係るエレベータのかご装置であれば、簡単な構成及び簡単な作業によって、かごの上に設けられた追加機器に接触しないように手摺を配置できる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータのかご装置の例を示す側面図である。 リニューアル工事される前のかご装置を示す側面図である。 図1のB部の詳細を示す図である。 図3をD方向から見た図である。 図2に示すかご装置から手摺が取り外された状態を示す側面図である。 図2に示すかご装置から手摺が取り外された状態を示す平面図である。 嵩上げ装置の組み立て手順を説明するための図である。 嵩上げ装置の組み立て手順を説明するための図である。 嵩上げ装置の組み立て手順を説明するための図である。 嵩上げ装置の組み立て手順を説明するための図である。 嵩上げ装置の組み立て手順を説明するための図である。 嵩上げ装置の組み立て手順を説明するための図である。 嵩上げ装置の組み立て手順を説明するための図である。 嵩上げ装置の組み立て手順を説明するための図である。 嵩上げ装置の組み立て手順を説明するための図である。 嵩上げ装置の組み立て手順を説明するための図である。 嵩上げ装置の組み立て手順を説明するための図である。 嵩上げ装置の組み立て手順を説明するための図である。 嵩上げ装置の他の例を示す図である。 嵩上げ装置の他の例を示す図である。 嵩上げ装置の他の例を示す図である。 嵩上げ装置の他の例を示す図である。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるエレベータのかご装置の例を示す側面図である。エレベータのかご装置は、例えばかご1、かご戸2、駆動装置3、かご枠4、手摺9、既設支持具10、新設支持具11及び嵩上げ装置12を備える。
かご1は、エレベータの利用者が乗る部分である。かご戸2は、かご1に形成された出入口を開閉する。かご戸2は、駆動装置3によって駆動される。
かご1は、かご枠4に支持される。かご枠4は、例えば下枠5、一対の側枠6及び上枠7を備える。下枠5は、かご1の下方に配置される。下枠5は、かご1を下方から支持する。下枠5は、側枠6の下端部に固定される。側枠6は、かご1の両側に配置される。上枠7は、かご1の上方に配置される。上枠7は、側枠6の上端部に固定される。駆動装置3は、上枠7に支持される。駆動装置3と上枠7とは、上方から見てかご1の縁に沿うように配置される。
以下の説明では、かご1に乗り込む利用者の向きを基準にして水平方向の向きを特定する。例えば、図1の矢印Aに示す向きは前後方向である。図1の紙面に直交する向きは左右方向である。かご枠4は、かご1の上下及び左右を囲むように配置される。
図1は、かご1の上に機器8が設置される例を示す。機器8は、例えば空調機等の機器である。機器8は、かご枠4の上枠7より上方に突出する。機器8は、例えばかご装置のリニューアル工事が行われた際に追加された追加機器である。
図2は、リニューアル工事される前のかご装置を示す側面図である。リニューアル工事される前のかご装置は、機器8を備えていない。また、手摺9は、既設支持具10に取り付けられる。既設支持具10は、かご枠4の上枠7に設けられる。例えば、既設支持具10は、上枠7の上面に溶接によって固定される。リニューアル工事される前のかご装置では、手摺9は、上枠7の上で折り畳み可能となるように既設支持具10に支持される。図2は、手摺9が上枠7の上で組み立てられた状態を示す。手摺9が折り畳まれると、左右の手摺9が上枠7の上に積み重ねられるように配置される。このため、かご1の上に機器8が設置されると、手摺9が既設支持具10に支持されたままでは手摺9が機器8に接触してしまう。
図1に示すかご装置では、手摺9は、新設支持具11に設けられる。手摺9は、例えばリニューアル工事の前からかご装置に備えられていたものが流用される。新設支持具11は、既設支持具10と同様に、手摺9をかご1の上で折り畳み可能に取り付けることができる形状を有する。即ち、新設支持具11は、かご1の上で手摺9を折り畳み可能に支持する。図1に示されていないが、新設支持具11は、既設支持具10の直上に配置される。既設支持具10は、上枠7に固定されたままである。新設支持具11を既設支持具10の上方に配置するため、かご装置に嵩上げ装置12が備えられる。嵩上げ装置12が備えられることにより、手摺9は、かご枠4の上枠7の上方で、図2に示す位置より高い位置に配置される。このため、手摺9が折り畳まれても、手摺9は機器8に接触しない。以下に、図3から図18も参照し、嵩上げ装置12の構成及び組み立て手順について詳細に説明する。
図3は、図1のB部の詳細を示す図である。図3は、図1のB部をC方向から見た図である。図3において、矢印Eが示す向きは左右方向である。図4は、図3をD方向から見た図である。嵩上げ装置12は、例えば受け台13、拘束具14、拘束具15、締結具23及び嵩上げ具26を備える。
受け台13は、手摺9がかご1の上で組み立てられた際に手摺9の荷重を支持する。拘束具14は、受け台13の水平方向の動きを拘束する。拘束具14は、例えば受け台13及び既設支持具10の周囲を囲むように配置される。本実施の形態に示す例では、拘束具14は、受け台13及び既設支持具10の前後及び左右を囲む。これにより、既設支持具10を利用して受け台13の水平方向の動きを拘束する。
拘束具15は、受け台13の垂直方向の動きを拘束する。拘束具15は、例えば上枠7のうち既設支持具10が設けられた部分及び受け台13の上下を囲むように配置される。本実施の形態に示す例では、拘束具15は、上枠7の上記部分と受け台13との上下及び左右を囲む。これにより、上枠7を利用して受け台13の上下方向の動きを拘束する。本実施の形態では、拘束具15が押え板16、押え板17、ボルト19及び20並びにナット21及び22を備える例を示す。
締結具23は、拘束具14及び拘束具15を既設支持具10に締結する。本実施の形態では、締結具23がボルト24及びナット25を備える例を示す。
嵩上げ具26は、新設支持具11を手摺9の高さに合わせて配置するためのものである。嵩上げ具26に新設支持具11が設けられる。嵩上げ具26は、例えば拘束具15に設けられる。本実施の形態に示す例では、嵩上げ具26は押え板16に設けられる。本実施の形態では、嵩上げ具26が支持板27、支持板28、支持台29、ボルト30及び31並びにナット32及び33を備える例を示す。
図5は、図2に示すかご装置から手摺9が取り外された状態を示す側面図である。図6は、図2に示すかご装置から手摺9が取り外された状態を示す平面図である。嵩上げ装置12を取り付けるため、先ず、手摺9が既設支持具10から取り外される。
上枠7には、複数の既設支持具10が設けられる。図6は、4個の既設支持具10が上枠7に設けられた例を示す。嵩上げ装置12は、それぞれの既設支持具10に対応する位置に取り付けられる。図6に示す例であれば、上枠7に4個の嵩上げ装置12が取り付けられる。以下に、嵩上げ装置12を組み立てる手順について詳しく説明する。図7から図18は、嵩上げ装置12の組み立て手順を説明するための図である。
先ず、図7及び図8に示すように、手摺9が取り外された既設支持具10に拘束具14を嵌める。本実施の形態に示す例では、拘束具14は直方体形状である。拘束具14は、例えばアルミダイキャストである。拘束具14に、上下に貫通する四角形状の貫通孔14aと貫通孔14aに直交する四角形状の貫通孔14bとが形成される。貫通孔14aは、既設支持具10の外形に合わせてその形状及び大きさが設定される。拘束具14は、既設支持具10が貫通孔14aを貫通するように既設支持具10の上方から既設支持具10に嵌められる。また、既設支持具10には、手摺9を取り付けるための長孔10aが形成されている。拘束具14は、貫通孔14bの一部が長孔10aに対向するように配置される。
次に、図9及び図10に示すように、拘束具14の貫通孔14aに受け台13を挿入し、受け台13を上枠7に載せる。図11は受け台13を示す正面図である。図12は受け台13を示す側面図である。受け台13は、例えば受け部34、脚部35、規制部36a及び規制部36bを備える。
受け部34は、例えば板状の部材からなる。脚部35は、受け部34の下面に設けられ、受け部34から下方に延びる。脚部35は、拘束具14の貫通孔14aに挿入される部分である。脚部35は、既設支持具10の内側に形成された空間に配置される。拘束具14の貫通孔14aに挿入された脚部35は、下端が上枠7の上面に接触する。受け部34は、脚部35によって支持される。脚部35に、貫通孔35aが形成される。脚部35が拘束具14の貫通孔14aに挿入されると、貫通孔35aは、貫通孔14b及び長孔10aに対して一直線状に配置される。
規制部36a及び規制部36bは、例えば板状の部材からなる。規制部36aは、受け部34に設けられ、受け部34の縁から上方に延びる。規制部36aは、受け部34の縁のうち貫通孔35aの軸方向に沿う一方の縁に設けられる。規制部36bは、受け部34に設けられ、受け部34の縁から上方に延びる。規制部36bは、受け部34の縁のうち貫通孔35aの軸方向に沿うもう一方の縁に設けられる。規制部36a及び規制部36bは、受け部34の上方で互いに対向するように配置される。
図10は、脚部35が貫通孔14aに挿入され、受け台13が上枠7に載せられた状態を示す。図10に示す状態では、受け部34が既設支持具10及び拘束具14の上方に配置される。拘束具14は、既設支持具10と既設支持具10の内側に配置された受け台13の脚部35との前後及び左右を囲むように配置される。
次に、図13及び図14に示すように拘束具15を取り付け、拘束具15によって受け台13の動きを拘束する。本実施の形態では、嵩上げ具26の一部が拘束具15の一部と一体化された例を示す。図15は、拘束具15の押え板16と嵩上げ具26の支持板27及び28とを示す図である。図16は、拘束具15の押え板17を示す図である。
押え板16は、例えばコの字形状の板状の部材からなる。押え板16は、端部がかご1側を向くように配置され、図10に示す組み立て部分に側方から嵌められる。押え板16の上部37は、受け台13の受け部34の上方に配置される。上部37は、受け部34に上方から対向する。上部37の端部は、受け台13よりかご1側に突出する。押え板16の下部38は、上枠7の下方に配置される。下部38は、上枠7のうち既設支持具10が設けられた部分に下方から対向する。下部38の端部は、上枠7よりかご1側に突出する。
押え板16の中間部39は、拘束具14及び上枠7に側方から対向する。本実施の形態では、押え板16が当て板18を備える例を示す。当て板18は、拘束具14の側面と上枠7の側面との段差に合わせた厚みを有する。当て板18は、拘束具14より下方で上枠7に側方から対向する。
押え板17は、例えば押え板16より小さいコの字形状の板状の部材からなる。押え板17は、端部がかご1側を向くように配置され、押え板16の開口を塞ぐように押え板16の内側に配置される。押え板17の上部40は、受け台13よりかご1側で、上部37の下方に配置される。上部40は、上部37の端部に下方から対向する。押え板17の下部41は、上枠7よりかご1側で、下部38の上方に配置される。下部41は、下部38の端部に上方から対向する。
押え板17の中間部42は、拘束具14及び上枠7に側方から対向する。中間部42は、拘束具14及び上枠7に対して押え板16の中間部39の反対側から対向する。即ち、拘束具14及び上枠7は、押え板16の中間部39と押え板17の中間部42との間に配置される。押え板17は、上部40がボルト19及びナット21を用いて押え板16の上部37の端部に固定される。押え板17は、下部41がボルト20及びナット22を用いて押え板16の下部38の端部に固定される。
次に、締結具23を取り付け、拘束具14及び拘束具15を既設支持具10と一体化させる。図13及び図14は、ボルト24及びナット25が取り付けられた状態を示す。ボルト24は、受け台13、既設支持具10、拘束具14及び拘束具15を貫通し、拘束具15を外側から挟み込む。具体的に、ボルト24は、受け台13の脚部35、既設支持具10、拘束具14、拘束具15の押え板16の中間部39及び押え板17の中間部42を貫通する。
次に、嵩上げ具26を取り付けて新設支持具11の高さを調節する。上述したように、本実施の形態に示す例では、嵩上げ具26の一部が拘束具15の押え板16と一体化されている。このため、押え板16を押え板17に固定することにより、嵩上げ具26の支持板27及び支持板28が適切な位置に配置される。
図15に示すように、支持板27及び支持板28は、例えば板状の部材からなる。支持板27は、下端部が押え板16の上部37に設けられる。支持板27は、上部37の縁から直立するように配置される。支持板28は、下端部が押え板16の上部37に設けられる。支持板28は、上部37の縁から直立するように配置される。支持板27及び支持板28は、例えば互いに対向するように平行に配置される。
押え板16が図13及び図14に示すように押え板17に固定されると、支持板27は、受け台13の受け部34の上に配置される。支持板27は、押え板16の上部37のうち受け部34の上に配置された部分から上方に延びる。また、支持板27は、下端部が受け台13の規制部36aに対向する。押え板16が図13及び図14に示すように押え板17に固定されると、支持板28は、受け台13の受け部34の上に配置される。支持板28は、押え板16の上部37のうち受け部34の上に配置された部分から上方に延びる。また、支持板28は、下端部が受け台13の規制部36bに対向する。押え板16が押え板17に固定されることにより、規制部36a及び規制部36bの間に押え板16の上部37、支持板27の下端部及び支持板28の下端部が配置される。
図17及び図18は、支持台29が支持板27及び支持板28に設けられた状態を示す。支持台29は、例えばコの字形状の板状の部材からなる。支持台29は、開口が下を向くように配置される。支持台29は、一方の端部がボルト30及びナット32を用いて支持板27に固定される。支持台29は、もう一方の端部がボルト31及びナット33を用いて支持板28に固定される。新設支持具11は、支持台29に設けられる。例えば、新設支持具11は、支持台29の上面に溶接によって固定される。
本実施の形態に示すかご装置であれば、簡単な構成及び簡単な作業によって、かご1の上に設けられた機器8に接触しないように手摺9を配置することができる。
本実施の形態に示す例では、受け台13の水平方向及び垂直方向の動きが拘束具14及び拘束具15によって拘束される。このため、手摺9の荷重を受ける受け台13を強固に固定することができる。また、締結具23を使用することにより、受け台13を更に強固に固定できる。
嵩上げ具26は、新設支持具11の高さを調節できるように構成しても良い。例えば、図15に示すように、支持板27に複数の取付孔27aが形成される。支持板28に複数の取付孔28aが形成される。支持台29を支持板27及び支持板28に対して複数の高さに取り付けることができ、追加する機器8の高さに合わせて新設支持具11を配置できる。また、図14に示すように、取付孔27a及び28aの横に高さを示す目盛り43を付しても良い。支持台29を取り付ける際に目盛り43を利用すれば、作業を容易に行うことができる。
図19及び図20は、嵩上げ装置12の他の例を示す図である。図19は、図13に相当する図である。図20は、図14に相当する図である。図19及び図20に示す例では、嵩上げ具26が受け台13に設けられる。図19及び図20は、嵩上げ具26の一部が受け台13に一体化された例を示す。
支持板27及び支持板28は、例えば板状の部材からなる。支持板27は、下端部が受け台13の受け部34に設けられる。支持板27は、受け部34の縁から直立するように配置される。例えば、支持板27は、受け部34の縁のうち貫通孔35aの軸方向に沿う一方の縁から上方に延びる。図19及び図20に示す例では、受け台13は規制部36aを備えていない。
支持板28は、下端部が受け台13の受け部34に設けられる。支持板28は、受け部34の縁から直立するように配置される。例えば、支持板28は、受け部34の縁のうち貫通孔35aの軸方向に沿うもう一方の縁から上方に延びる。図19及び図20に示す例では、受け台13は規制部36bを備えていない。
支持板27及び支持板28は、例えば互いに対向するように平行に配置される。押え板16が図19及び図20に示すように押え板17に固定されると、押え板16の上部37のうち受け部34に上方から対向する部分が、支持板27の下端部と支持板28の下端部との間に配置される。嵩上げ装置12は、このような構成を採用しても良い。
図21及び図22は、嵩上げ装置12の他の例を示す図である。図21は、図13に相当する図である。図22は、図14に相当する図である。図21及び図22に示す例では、押え板17が上枠7の下方で押え板16に固定される。
押え板16は、例えばコの字形状の板状の部材からなる。押え板16は、端部が下方を向くように配置され、図10に示す組み立て部分に上方から嵌められる。押え板16は、受け部34に上方から対向する。また、拘束具14及び上枠7の双方が押え板16によって両側から挟まれる。押え板16の端部は、上枠7より下方に突出する。
押え板17は、例えば押え板16より小さいコの字形状の板状の部材からなる。押え板17は、端部が下方を向くように配置され、押え板16の開口を塞ぐように押え板16の内側に配置される。押え板17は、上枠7に下方から対向する。押え板17は、ボルト19及び20とナット21及び22とを用いて押え板16の端部に固定される。嵩上げ装置12は、このような構成を採用しても良い。
1 かご、 2 かご戸、 3 駆動装置、 4 かご枠、 5 下枠、 6 側枠、 7 上枠、 8 機器、 9 手摺、 10 既設支持具、 10a 長孔、 11 新設支持具、 12 嵩上げ装置、 13 受け台、 14 拘束具、 14a 貫通孔、 14b 貫通孔、 15 拘束具、 16 押え板、 17 押え板、 18 当て板、 19 ボルト、 20 ボルト、 21 ナット、 22 ナット、 23 締結具、 24 ボルト、 25 ナット、 26 嵩上げ具、 27 支持板、 27a 取付孔、 28 支持板、 28a 取付孔、 29 支持台、 30 ボルト、 31 ボルト、 32 ナット、 33 ナット、 34 受け部、 35 脚部、 35a 貫通孔、 36a 規制部、 36b 規制部、 37 上部、 38 下部、 39 中間部、 40 上部、 41 下部、 42 中間部、 43 目盛り

Claims (7)

  1. エレベータのかごと、
    前記かごの上方に配置された上枠と、
    前記上枠の上方に配置された手摺と、
    前記上枠に設けられ、前記手摺を前記かごの上で折り畳み可能に取り付けることができる形状を有する既設支持具と、
    前記手摺を前記かごの上で折り畳み可能に支持する新設支持具と、
    前記上枠に載せられた受け台と、
    前記受け台及び前記既設支持具の周囲を囲むように配置され、前記受け台の水平方向の動きを拘束する第1拘束具と、
    前記上枠のうち前記既設支持具が設けられた部分及び前記受け台の上下を囲むように配置され、前記受け台の垂直方向の動きを拘束する第2拘束具と、
    前記受け台又は前記第2拘束具に設けられ、前記新設支持具が設けられた嵩上げ具と、
    を備えたエレベータのかご装置。
  2. 前記既設支持具、前記受け台、前記第1拘束具及び前記第2拘束具を貫通する締結具を更に備えた請求項1に記載のエレベータのかご装置。
  3. 前記第2拘束具は、第1押え板及び第2押え板を備え、
    前記第1押え板は、
    前記受け台に上方から対向し、端部が前記受け台より前記かご側に突出する上部と、
    前記上枠に側方から対向する中間部と、
    前記上枠に下方から対向し、端部が前記上枠より前記かご側に突出する下部と、
    を備え、
    前記第2押え板は、前記上枠に前記中間部の反対側から対向し、前記上部の端部と前記下部の端部とに固定された
    請求項1又は請求項2に記載のエレベータのかご装置。
  4. 前記嵩上げ具は、
    前記受け台から上方に延びる第1支持板及び第2支持板と、
    前記第1支持板及び前記第2支持板に設けられ、前記新設支持具が設けられた支持台と、
    を備え、
    前記第1支持板及び前記第2支持板の間に、前記第2拘束具の一部が配置された
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載のエレベータのかご装置。
  5. 前記第2拘束具は、一部が前記受け台に上方から対向し、
    前記嵩上げ具は、
    前記一部から上方に延びる第1支持板及び第2支持板と、
    前記第1支持板及び前記第2支持板に設けられ、前記新設支持具が設けられた支持台と、
    を備え、
    前記受け台は、
    前記一部が上方から対向する受け部と、
    前記受け部から上方に延びる第1規制部及び第2規制部と、
    を備え、
    前記第1規制部及び前記第2規制部の間に、前記一部、前記第1支持板の下端部及び前記第2支持板の下端部が配置された
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載のエレベータのかご装置。
  6. 前記支持台は、前記第1支持板及び前記第2支持板に対して複数の高さに取り付け可能である請求項4又は請求項5に記載のエレベータのかご装置。
  7. 前記新設支持具は、前記既設支持具の直上に配置された請求項1から請求項6の何れか一項に記載のエレベータのかご装置。
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