JP2017184791A - チューブ融着方法、チューブ融着装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1の技術では、チューブ内に別のチューブの端部を挿入して両方のチューブをその端部位置で融着する場合、外部から金型でチューブ接合部を加熱して、当該接合部分を溶融させることが行われる。
このときに外側チューブの接合位置に、さらに熱収縮チューブを被せ、加熱による熱収縮チューブの縮径により外側チューブに縮径方向の圧力をかけて、外側チューブと内側チューブとの融着をより確実にすることがある。
このように、溶融時間が短すぎると融着が不充分となり、接合が完全におこなわれずにチューブどうしが取れてしまう場合があった。
さらに、溶融時間がより長すぎると内側のチューブに貫通させた芯金にチューブが張り付いて取れなくなる場合があった。
芯金にチューブが張り付くと、チューブから抜くことが困難になり、無理やり抜こうとするとチューブを破損させてしまうなどの問題が発生する。
前記第1のチューブ内に少なくとも一部が挿入された前記第2のチューブ内に芯金を位置した状態で、前記第1のチューブと前記第2のチューブとの接合部を加熱しながら、前記第2のチューブに対して前記芯金を軸周りに回転させる融解工程を有し、
前記融解工程中において、前記芯金の軸回転トルクの変化に基づいて、前記接合部の加熱制御をおこなうことにより上記課題を解決した。
本発明の前記融解工程中において、前記芯金の軸回転トルクが所定の値を上回ったら、前記接合部の加熱を停止するように制御することができる。
本発明の前記融解工程中において、前記接合部の前記第2のチューブ外側周囲に熱収縮チューブが被せられていることができる。
本発明の前記融解工程中において、前記接合部では、前記第2のチューブを前記第1のチューブと同時に軟化させるか、前記第1のチューブを前記第2のチューブより先に軟化させることができる。
本発明の前記融解工程前において、前記接合部では、前記第2のチューブの内径が前記芯金の外径よりも大きく設定されることができる。
本発明のチューブ融着装置は、第1のチューブと該第1のチューブ内に少なくとも一部が挿入された第2のチューブとを融着するチューブ融着装置であり、
互いに融着される接合部となる位置で前記第2のチューブ内に挿入可能な芯金と、
前記第2のチューブ内に前記芯金を挿入した状態で該第2のチューブを保持するホルダと、
前記第1のチューブ内に少なくとも前記第2のチューブの一部が挿入された前記接合部となる位置を加熱する加熱手段と、
挿入された前記第2のチューブに対して前記芯金を軸周りに回転させる回転手段と、
前記回転手段の軸回転トルクを検出するトルク検出手段と、
前記トルク検出手段の出力に応じて、前記加熱手段を制御する制御部と、
を有することにより上記課題を解決した。
本発明の前記制御部が、前記トルク検出手段の出力が所定の値を上回ったら、前記加熱手段を停止するように制御することができる。
本発明の前記芯金の外径が、前記第2のチューブの内径よりも小さく設定されることができる。
前記第1のチューブ内に少なくとも一部が挿入された前記第2のチューブ内に芯金を位置した状態で、前記第1のチューブと前記第2のチューブとの接合部を加熱しながら、前記第2のチューブに対して前記芯金を軸周りに回転させる融解工程を有し、
前記融解工程中において、前記芯金の軸回転トルクの変化に基づいて、前記接合部の加熱制御をおこなうことにより、芯金に面している第2のチューブが加熱により軟化すると、第2のチューブ内側が回転している芯金に接触する。これにより、芯金の回転に負荷がかかって芯金の軸回転トルクが増加する。この軸回転トルクの増加を検出して、その増加程度に応じて第2のチューブの軟化度、あるいは、第2のチューブの融解度(溶融度)と見なす。そして、芯金の軸回転トルクの増加量に応じて、接合部の加熱を制御することで、接合部の融着状態(融解度)を制御することが可能となる。これにより、接合部における第1および第2のチューブにおける軟化融解状態が所定の状態となるように制御して、融解しすぎること、あるいは、融着が不足することを防止することが可能となる。
また、接合部の内側となる第2のチューブを外側の第1のチューブに対して挿入することと、第2のチューブへの芯金の挿通は、どちらを先におこなってもよい。
また、芯金の回転と接合部の加熱とは、これらの開始をどちらが先になってもかまわない。チューブを融着する際に最も重要なのは、加熱を終了するタイミングであり、さらに、加熱中に過融解とならないように、加熱状態を制御することが重要である。
なお、本発明においては、第1のチューブおよび第2のチューブが同一材料からなるか、または、互いに融着可能であれば、第1のチューブおよび第2のチューブにおける融点、または、ガラス転位温度が極めて近いものを対象とすることができる。ここで、融点、または、ガラス転位温度が極めて近いとは、これらの差異が、加熱に対する挙措が同程度とみなせる範囲であることを意味する。
互いに融着される接合部となる位置で前記第2のチューブ内に挿入可能な芯金と、
前記第2のチューブ内に前記芯金を挿入した状態で該第2のチューブを保持するホルダと、
前記第1のチューブ内に少なくとも前記第2のチューブの一部が挿入された前記接合部となる位置を加熱する加熱手段と、
挿入された前記第2のチューブに対して前記芯金を軸周りに回転させる回転手段と、
前記回転手段の軸回転トルクを検出するトルク検出手段と、
前記トルク検出手段の出力に応じて、前記加熱手段を制御する制御部と、
を有することにより、ホルダに保持された第2のチューブと芯金とを相対的に回転させた状態で接合部を加熱することで、軟化した第2のチューブが芯金に接触し、芯金の回転トルクが増大する。この回転トルクの増大量を、トルク検出手段で検出し、この検出結果に基づいて制御部によって加熱手段における加熱状態を制御することで、チューブの融着品質を、所望の状態に維持することが可能となる。
上記のように、あらかじめ条件に合わせて、トルク検出手段の出力における閾値のみで、加熱手段の停止を決定することで、適切な状態で接合部の加熱を終了し、熱の伝わり方の異なるチューブの軟化融解を好適に制御することが可能となる。
図1は、本実施形態のチューブ融着方法における前工程を示す断面図であり、図2は、本実施形態のチューブ融着方法における融着前工程を示す断面図であり、図3は、本実施形態のチューブ融着方法における融着後を示す断面図であり、図において、符号10はチューブである。
さらに、上記樹脂を一成分とする各種のアロイ系樹脂からも選定することができる。上記樹脂の軟質化・柔軟化を図るために、可塑剤等を配合してもよい。
また、接合部13における内チューブ11の内径は、それ以外の加熱されていない部分より多少小さくなっている。
本実施形態におけるチューブ融着方法においては、図4に示すように、融着装置50を用いて融着をおこなう。
なお、芯金51は、接合部13付近の加熱範囲が、内チューブ11の内径よりやや小さめの外径寸法とされていればよく、加熱範囲以外は接合部13付近よりも小径の構造とすることもできる。
このような作用を呈することが可能であれば、ホルダ52の具体的な構造は限定されるものではない。例えば、内チューブ11の所定位置を外側から挟持するクリップタイプなどが提示できる。
この場合、ヒータ53は、ヒータ駆動手段53Aによって、径方向に移動可能とされている。ヒータ駆動手段53Aは、加熱状態においてはヒータ53を外チューブ12側に向かって近接させるとともに、後述するように、内チューブ11,外チューブ12,熱収縮チューブ14を芯金51にセットする場合には、ヒータ53を外チューブ12側から離間させる。
あるいは、ホルダ52は、外チューブ12も保持する構成とすることもできる。
このように、あらかじめ条件に合わせて、回転トルクにおける閾値のみで、ヒータ53段の停止を決定することで、適切な状態で接合部の加熱を終了し、内チューブ11の内側の軟化融解を好適に制御することが可能となる。
なお、芯金51は、外チューブ12の基端側から接合部13位置に挿入することも可能である。この場合、外チューブ12もホルダ52によって保持することが必要である。
上記のように、あらかじめ条件に合わせて、芯金の軸回転トルクの閾値のみで、接合部の加熱終了を決定することで、内チューブ11の内側の軟化融解を好適に制御することが可能となる。
例えば接合部13の長さは、2〜25mmとすることができる。
このとき、芯金51の先端51aは、内チューブ11の先端11aから外チューブ12内に突出した状態とされることが好ましい。芯金51の先端51aは、接合部13に対応する領域に挿入されていればよいが、好ましくは、後述する熱収縮チューブ14の先端14a位置よりも先端側まで挿入されていることが好ましい。
熱収縮チューブ14の内径は、加熱前の状態で、外チューブ12の外径よりも0.1〜0.5mm程度大きく、その装着が容易である。熱収縮チューブ14の厚みは、特に限定されないが、0.2〜0.5mm程度が好ましい。
熱収縮チューブ14の基端14bは、図4に示すように、少なくとも接合部13となる外チューブ12の先端(端部)12aよりも芯金51のモータ54に接続される基端側に位置し、さらに好ましくは、熱収縮チューブ14の基端14bが、チューブ10における接合部13の斜面となる端部12aよりも、さらに芯金51のモータ54に接続される基端側に位置する内チューブ11の外周面に所定軸方向長さ接触して覆うように長さが設定されることが好ましい。
熱収縮チューブ14の長さは、15〜30mmとされることができる。
この芯金回転開始工程S04から、トルク検出手段としての制御部55において、モータ54への供給電力を検出して、これをトルク検出信号とみなすモニターを開始する。なお、ヒータ53の加熱を開始するヒータ加熱開始工程S06からトルク検出信号の検出を開始することもできる。
この状態では、内チューブ11と芯金51との間には隙間が存在し、内チューブ11が芯金51にはほとんど接触しておらず、軸回転トルクの増加要因は存在しない。このため、図5に示すトルクは、加熱前または加熱初期の溶融度M0に対応する初期トルク値T0となっている。
この工程までは、図4に破線で示すように、ヒータ53は、芯金51から径方向に遠ざかった位置になるように、ヒータ駆動手段53Aによる位置設定がされていたが、本工程において、図4に実線で示すように、芯金51に対して接近する位置になるように、ヒータ53がヒータ駆動手段53Aによって径方向中心向きに移動される。
このとき、ヒータ駆動手段53Aは、ヒータ53が熱収縮チューブ14から径方向に多少離間した位置となるように移動させるが、熱収縮チューブ14にヒータ53内周面が接触させることもできる。
次いで、図6に示す接合部冷却工程S14として、接合部13を完全に冷却し、外チューブ12と内チューブ11とを融着する。
また、芯金51の回転を開始する芯金回転開始工程S04と、接合部13の加熱を開始するヒータ接近工程S05およびヒータ加熱開始工程S06とは、これらの開始がどちらを先にしてもかまわない。
なお、異なる条件で融着をおこなう場合には、それぞれの条件に対応して、トルク閾値設定工程S00において、それぞれで加熱終了とする軸回転トルクのトルク閾値T3を設定しておく。
外チューブ12;PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)
外径寸法;2.95mm
内径寸法;2.25mm
外径寸法;1.75mm
内径寸法;1.10mm
長さ寸法;30mm
融着されたチューブ10引っ張り、破断力18N以上を確認した。
11…内チューブ(第2のチューブ)
11a…先端
12…外チューブ(第1のチューブ)
12a…先端
13…接合部
14…熱収縮チューブ
50…製造装置
51…芯金
52…ホルダ
53…ヒータ(加熱手段)
54…モータ(回転手段)
55…制御部(トルク検出手段、制御部)
Claims (8)
- 第1のチューブと第2のチューブとを融着する方法であり、
前記第1のチューブ内に少なくとも一部が挿入された前記第2のチューブ内に芯金を位置した状態で、前記第1のチューブと前記第2のチューブとの接合部を加熱しながら、前記第2のチューブに対して前記芯金を軸周りに回転させる融解工程を有し、
前記融解工程中において、前記芯金の軸回転トルクの変化に基づいて、前記接合部の加熱制御をおこなうことを特徴とするチューブ融着方法。 - 前記融解工程中において、前記芯金の軸回転トルクが所定の値を上回ったら、前記接合部の加熱を停止するように制御することを特徴とする請求項1記載のチューブ融着方法。
- 前記融解工程中において、前記接合部の前記第2のチューブ外側周囲に熱収縮チューブが被せられていることを特徴とする請求項1または2記載のチューブ融着方法。
- 前記融解工程中において、前記接合部では、前記第2のチューブを前記第1のチューブと同時に軟化させるか、前記第1のチューブを前記第2のチューブより先に軟化させることを特徴とする請求項1から3のいずれか記載のチューブ融着方法。
- 前記融解工程前において、前記接合部では、前記第2のチューブの内径が前記芯金の外径よりも大きく設定されることを特徴とする請求項1から4のいずれか記載のチューブ融着方法。
- 第1のチューブと該第1のチューブ内に少なくとも一部が挿入された第2のチューブとを融着するチューブ融着装置であり、
互いに融着される接合部となる位置で前記第2のチューブ内に挿入可能な芯金と、
前記第2のチューブ内に前記芯金を挿入した状態で該第2のチューブを保持するホルダと、
前記第1のチューブ内に少なくとも前記第2のチューブの一部が挿入された前記接合部となる位置を加熱する加熱手段と、
挿入された前記第2のチューブに対して前記芯金を軸周りに回転させる回転手段と、
前記回転手段の軸回転トルクを検出するトルク検出手段と、
前記トルク検出手段の出力に応じて、前記加熱手段を制御する制御部と、
を有することを特徴とするチューブ融着装置。 - 前記制御部が、前記トルク検出手段の出力が所定の値を上回ったら、前記加熱手段を停止するように制御することを特徴とする請求項6記載のチューブ融着装置。
- 前記芯金の外径が、前記第2のチューブの内径よりも小さく設定されることを特徴とする請求項6または7記載のチューブ融着装置。
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