JP2017179761A - 基礎用立ち上がり部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】輸送効率を向上できるとともに、周囲の基礎に対して確実かつ強固に定着させることが可能なプレキャストコンクリート製の基礎用立ち上がり部材を提供することを目的とする。【解決手段】立ち上がり本体11に埋設された複数のアンカー部材12は、少なくとも一方の端部が開口した状態で形成された筒状部12bを有しており、筒状部12bの開口部12cが、立ち上がり本体11の側面に露出した状態となるように配置されており、接続用鉄筋13が、立ち上がり本体11の側面に露出した状態の筒状部12bの開口部12cに差し込まれていることによって、立ち上がり本体11の側面から突出した状態となっており、かつ、筒状部12bから取り外し可能とされている。【選択図】図2

Description

本発明は、基礎用立ち上がり部材に関する。
近年、建物用基礎としては、予め工場等でブロック状に成形されたプレキャストコンクリート製の所謂PC基礎を用いる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
従来のPC基礎は、直方体形状の立ち上がり部と、この立ち上がり部の下端部から側方に突出するように設けられたフーティング部(以下、ベース部)と、を有する布基礎型のものである。
特許第3563128号公報
ところで、従来技術におけるPC基礎は、立ち上がり部とベース部とを一体に製造したものであるが、立ち上がり部のみをPC基礎とし、ベース部を現場打ち施工する場合がある。この場合、立ち上がり部をベース部に対して定着させる必要があり、ベース部を構成する鉄筋と立ち上がり部を構成する鉄筋とを接続する必要がある。
そこで、立ち上がり部を、その下端部側面から複数の鉄筋が突出した状態となるように製造し、現場で、コンクリート打設前におけるベース部の鉄筋と接続させることが考えられる。
また同様に、PC基礎の立ち上がり部と、隣接する現場打ちの立ち上がり部同士の接続のために、PC基礎の立ち上がり部の側面から複数の鉄筋を突出させる場合もある。
しかしながら、側面から複数の鉄筋が突出した状態に立ち上がり部を製造した場合、その突出した複数の鉄筋が輸送の邪魔になるという問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、輸送効率を向上できるとともに、周囲の基礎に対して確実かつ強固に定着させることが可能なプレキャストコンクリート製の基礎用立ち上がり部材を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図10に示すように、建物用基礎1の立ち上がり部2を構成するプレキャストコンクリート製の基礎用立ち上がり部材10(20,30,40)において、
鉄筋(例えば、主筋11a・垂直筋11b・補強筋11c)が内部に埋設された立ち上がり本体11と、
前記鉄筋に接した状態で前記立ち上がり本体11に埋設された複数のアンカー部材12と、
前記アンカー部材12の各々に取り付けられているとともに前記立ち上がり本体11の側面から突出し、周囲の他の基礎(例えばベース部3)を構成する鉄筋(例えば鉄筋3a)に対して接続される複数の接続用鉄筋13と、を備えており、
前記アンカー部材12は、少なくとも一方の端部が開口した状態で形成された筒状部12bを有しており、
前記筒状部12bは、前記開口した状態の端部が、前記立ち上がり本体11の側面に露出した状態となるように配置されており、
前記接続用鉄筋13は、前記開口(開口部12c)が前記立ち上がり本体11の側面に露出した状態の前記筒状部12bに差し込まれていることによって、前記立ち上がり本体11の側面から突出した状態となっており、かつ、前記筒状部12bから取り外し可能とされていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、アンカー部材12を構成する筒状部12bが、開口した状態の端部が、立ち上がり本体11の側面に露出した状態となるように配置されており、接続用鉄筋13は、開口(開口部12c)が立ち上がり本体11の側面に露出した状態の筒状部12bに差し込まれていることによって、立ち上がり本体11の側面から突出した状態となっており、かつ、筒状部12bから取り外し可能とされているので、輸送時に接続用鉄筋13を筒状部12bから取り外し、施工時に接続用鉄筋13を筒状部12bに取り付けることができる。すなわち、基礎用立ち上がり部材10を、立ち上がり本体11と接続用鉄筋13とに分けて輸送できるので、接続用鉄筋13が輸送の邪魔にならず、基礎用立ち上がり部材10の輸送効率を向上させることができる。
しかも、接続用鉄筋13は、周囲の他の基礎(例えばベース部3)を構成する鉄筋(例えば鉄筋3a)に対して接続されており、この接続用鉄筋13が差し込まれる筒状部12bを有したアンカー部材12が、立ち上がり本体11の鉄筋に接しているので、基礎用立ち上がり部材10から他の基礎にかけて鉄筋が繋がった状態となり、基礎用立ち上がり部材10と他の基礎との一体性を高めることができる。すなわち、基礎用立ち上がり部材10を、周囲の他の基礎に対して確実かつ強固に定着させることができる。
請求項2に記載の発明は、例えば図1〜図4に示すように、請求項1に記載の基礎用立ち上がり部材10において、
前記複数のアンカー部材12における各々の前記筒状部12bは、前記開口した状態の端部が、前記立ち上がり本体11の下端部側面に露出した状態となるように、かつ前記立ち上がり本体11の下端部側面に沿って並んだ状態となるように配置されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、複数のアンカー部材12における各々の筒状部12bは、開口した状態の端部が、立ち上がり本体11の下端部側面に露出した状態となるように、かつ立ち上がり本体11の下端部側面に沿って並んだ状態となるように配置されているので、接続用鉄筋13を、立ち上がり本体11の下端部側面から突出させることができる。したがって、基礎用立ち上がり部材10を、立ち上がり本体11の下端部側面の周囲にある他の基礎との接続に適したものとすることができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図1〜図4に示すように、請求項2に記載の基礎用立ち上がり部材10において、
前記建物用基礎1は、べた基礎または布基礎によって構築されており、
前記複数の接続用鉄筋13が接続される前記鉄筋は、前記べた基礎または前記布基礎のベース部3を構成する鉄筋であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、複数の接続用鉄筋13が接続される鉄筋は、べた基礎または布基礎のベース部3を構成する鉄筋であるため、基礎用立ち上がり部材10と、べた基礎または布基礎のベース部3との一体性を高めることができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図6〜図10に示すように、請求項1に記載の基礎用立ち上がり部材20,30,40において、
前記複数のアンカー部材22,32,42における各々の前記筒状部22b,32b,42bは、前記開口した状態の端部が、前記立ち上がり本体21,31,41の側面に露出した状態となるように、かつ上下に間隔を空けて並んだ状態となるように配置されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、複数のアンカー部材22,32,42における各々の筒状部22b,32b,42bは、開口した状態の端部が、立ち上がり本体21,31,41の側面に露出した状態となるように、かつ上下に間隔を空けて並んだ状態となるように配置されているので、接続用鉄筋23,33,43を、立ち上がり本体21,31,41の側面から上下に間隔を空けて並んだ状態で突出させることができる。したがって、基礎用立ち上がり部材20,30,40を、立ち上がり本体21,31,41の側面の周囲にある他の基礎との接続に適したものとすることができる。
請求項5に記載の発明は、例えば図6〜図10に示すように、請求項4に記載の基礎用立ち上がり部材20,30,40において、
前記建物用基礎1は、べた基礎または布基礎によって構築されており、
前記複数の接続用鉄筋23,33,43が接続される前記鉄筋は、前記べた基礎または前記布基礎における現場打ちの立ち上がり部を構成する鉄筋25であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、複数の接続用鉄筋23,33,43が接続される鉄筋は、べた基礎または布基礎における現場打ちの立ち上がり部を構成する鉄筋25であるため、基礎用立ち上がり部材20,30,40と、べた基礎または布基礎における現場打ちの立ち上がり部との一体性を高めることができる。
請求項6に記載の発明は、例えば図2〜図4に示すように、請求項1〜5のいずれか一項に記載の基礎用立ち上がり部材において、
前記アンカー部材は、前記筒状部が取り付けられて、前記筒状部と前記立ち上がり本体の内部に埋設された前記鉄筋とを連結するアンカー鉄筋を有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、アンカー部材12は、筒状部12bが取り付けられて、筒状部12bと立ち上がり本体11の内部に埋設された鉄筋とを連結するアンカー鉄筋12aを有するので、例えば筒状部12bを、立ち上がり本体11の内部に埋設された鉄筋に接した状態にできない場合であっても、筒状部2bを、アンカー鉄筋12aを介して立ち上がり本体11の内部に埋設された鉄筋とを繋ぐことができる。そのため、基礎用立ち上がり部材10と他の基礎との一体性を高めることができる。
請求項7に記載の発明は、例えば図5に示すように、請求項1〜6のいずれか一項に記載の基礎用立ち上がり部材10(20,30,40)において、
前記立ち上がり本体11の下端部側面には、当該立ち上がり本体11の長さ方向に沿って抜け止め凹部11dが形成されており、
前記抜け止め凹部11dには複数のリブ11eが形成されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、立ち上がり本体11の下端部側面には、当該立ち上がり本体11の長さ方向に沿って抜け止め凹部11dが形成されており、抜け止め凹部11dには複数のリブ11eが形成されているので、基礎用立ち上がり部材10の下端部がベース部3に埋設された際に、基礎用立ち上がり部材10の抜け止め効果を得ることができる。
本発明によれば、輸送効率を向上とともに、周囲の基礎に対して確実かつ強固に定着させることができる。
基礎用立ち上がり部材とベース部を構成する鉄筋との接続状態を示す斜視図である。 基礎用立ち上がり部材の内部構造を示す断面図である。 アンカー部材を示す図である。 (a)は接続用鉄筋を取り外した状態を示す斜視図であり、(b)は接続用鉄筋を装着した状態を示す斜視図である。 立ち上がり本体の下端部に形成された抜け止め凹部を示す拡大図である。 変形例における基礎用立ち上がり部材と現場打ちの立ち上がり部を構成する鉄筋との接続状態を示す斜視図である。 基礎用立ち上がり部材の内部構造の変形例を示す断面図である。 アンカー部材の変形例を示す図である。 基礎用立ち上がり部材の内部構造の変形例を示す断面図である。 基礎用立ち上がり部材の内部構造の変形例を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態および図示例に限定するものではない。
本実施形態における基礎用立ち上がり部材10は、図1〜図4に示すように、建物用基礎1の立ち上がり部2を構成するプレキャストコンクリート製であり、立ち上がり本体11と、複数のアンカー部材12と、複数の接続用鉄筋13と、を備える。
なお、本実施形態における建物用基礎1は、べた基礎であり、立ち上がり部2を構成する基礎用立ち上がり部材10がプレキャストコンクリート製であるのに対し、ベース部3はコンクリートが現場打ちされて形成されている。ベース部3は、図1,図2に示すように、格子状に組まれた鉄筋3aが埋設されるようにしてコンクリートが打設されて形成されている。
ベース部3の鉄筋3aは、図2に示すように、基礎用立ち上がり部材10の下側に潜り込むベース筋11bを有する。なお、ベース筋3bが潜り込んだ位置は、べた基礎1における地中梁3cが形成される位置に該当する。
まず、立ち上がり本体11は、内部に鉄筋が埋設されたコンクリート製の壁体である。
内部に埋蔵された鉄筋は、複数の主筋11aと、複数の垂直筋11bと、補強筋11cと、を有する。
複数の主筋11aは、立ち上がり本体11の長さ方向に配置されているとともに、互いに上下に間隔を空けて配置されている。すなわち、立ち上がり本体11の上端部側と下端部側に配置されている。
複数の垂直筋11bは、立ち上がり本体11の高さ方向に配置されているとともに、複数の主筋11a間に架け渡されている。これら複数の垂直筋11bは、複数の主筋11aの長さ方向に間隔を空けて配置されており、さらに複数の主筋11aに対して接合されている。すなわち、複数の主筋11aと複数の垂直筋11bとが梯子状に組まれている。
補強筋11cは、上下の主筋11a間に位置するとともに、これら上下の主筋11aと平行に配置されており、複数の垂直筋11b間に架け渡されて接合されている。
立ち上がり本体11の下端部側面には、立ち上がり本体11の長さ方向に沿って抜け止め凹部11dが形成されている。すなわち、図2等に示すように、立ち上がり本体11の下端部が内側に凹んだ状態に形成されており、当該部位が抜け止め凹部11dとされている。
抜け止め凹部11dには、図5に示すように、複数のリブ11eが形成されている。これら複数のリブ11eは、立ち上がり本体11(抜け止め凹部11d)の長さ方向に間隔を空けて並んでいる。
基礎用立ち上がり部材10の下端部が、べた基礎1のベース部3に埋設された際に、抜け止め凹部11dの内部にもコンクリートが入り込むことになる。そのため、基礎用立ち上がり部材10の下端部がベース部3に対して食い込んだ状態となる。また、複数のリブ11eが形成されることで、基礎用立ち上がり部材10の水平方向へのズレも抑止できる。
続いて、アンカー部材12は、図2,図4に示すように、鉄筋に接した状態で立ち上がり本体11に埋設されており、アンカー鉄筋12aと、筒状部12bと、を有する。
また、このアンカー部材12は、上下方向に沿って配置されているとともに、立ち上がり本体11の長さ方向に間隔を空けて複数埋設されている。
なお、このアンカー部材12の使用本数は、ベース部3を構成する鉄筋3aの使用本数に応じて適宜変更可能である。
アンカー鉄筋12aは、図2に示すように、立ち上がり本体11に埋設された鉄筋のうち垂直筋11bに接している。ただし、これに限られるものではなく、主筋11aや補強筋11cに接していてもよい。すなわち、アンカー鉄筋12aは、垂直筋11bを介して主筋11aに対して接続された状態となっている。
また、このアンカー鉄筋12aは、立ち上がり本体11内部の鉄筋に対して単に接しているだけでもよいし、溶接等により接合された状態であってもよい。さらには、針金等によって結びつけられていてもよい。
アンカー鉄筋12aの上端部は略U字状に折り曲げられており、立ち上がり本体11に対する係合強度に優れる。
筒状部12bは、アンカー鉄筋12aに取り付けられ、少なくとも一方の端部が開口した状態で形成されている。本実施形態においては、長さ方向両端部が開口し、図3(a)に示すように、円孔状の開口部12cが形成された状態となっている。
また、筒状部12bには、アンカー鉄筋12aを通すための差込孔部12dが形成されており、アンカー鉄筋12aは、図3(b),(c)に示すように、筒状部12bを貫通した状態となっている。
なお、後述するが、筒状部12bの長さ方向一端にある開口部12cは、接続用鉄筋13が差し込まれるため、差込孔部12dは、筒状部12bの長さ方向他端に、筒状部12bを貫通して形成されている。ただし、筒状部12bに対する差込孔部12dの位置は、アンカー部材12の使用形態に応じて適宜変更可能である。
アンカー鉄筋12aに対する筒状部12bの向きは、溶接しない状態であれば適宜変更可能であり、使用形態に応じて向きを調節してもよい。また、無機を調節した後に溶接して固定してもよい。
本実施形態において、複数のアンカー部材12における各々の筒状部12bは、図2,図4に示すように、開口した状態の端部(すなわち、開口部12c)が、立ち上がり本体11の下端部側面に露出した状態となるように配置されている。さらに、これら筒状部12bは、立ち上がり本体11の下端部側面に沿って並んだ状態となるように配置されている。
なお、これら複数の筒状部12bの間隔は、ベース部3を構成する複数の鉄筋3a同士の間隔に応じて適宜変更可能である。
また、立ち上がり本体11に形成された抜け止め凹部11dは、これら複数の筒状部12bにおける開口部12cよりも下方に位置している。
続いて、接続用鉄筋13は、図2に示すように、複数のアンカー部材12の各々に取り付けられているとともに立ち上がり本体11の側面から突出し、周囲の他の基礎を構成する鉄筋に対して接続されるものである。
ここで言う周囲の他の基礎とは、べた基礎1におけるベース部3を指しており、それを構成する鉄筋とは、上述した、ベース部3を構成する格子状に組まれた鉄筋3aを指している。
なお、接続用鉄筋13の長さは適宜変更可能であり、必要に応じて長いものを用いたり、短いものを用いたりしてよい。すなわち、周囲の他の基礎に応じて、その長さを適宜変更することが望ましい。また、接続用鉄筋13のうち、立ち上がり本体11の側面から突出する部位の形状も適宜変更してもよいものとする。
接続用鉄筋13は、開口部12cが立ち上がり本体11の下端部側面に露出した状態の筒状部12bに差し込まれていることによって、立ち上がり本体11の下端部側面から突出した状態となっている。
すなわち、この接続用鉄筋13は、少なくとも、筒状部12bに差し込まれる側の端部から、ベース部3の鉄筋3aに接続される部位までは、直線状に形成されている。さらに、筒状部12bに差し込まれる側の端部の直径は、筒状部12bの孔径よりも短く設定されている。したがって、接続用鉄筋13は、筒状部12bに対して差し込み可能であるとともに取り外し可能とされている。
なお、接続用鉄筋13における筒状部12bに差し込まれる側の端部に雄ネジを形成し、筒状部12bの内側面に雌ネジを形成して、接続用鉄筋13を筒状部12bに捩じ込むようにして取り付けできるようにしてもよい。
また、アンカー部材12の筒状部12bには、上述のように、アンカー鉄筋12aが貫通して設けられている。すなわち、両端が開口する筒状部12bのうち他方の端部の開口部12cは、アンカー鉄筋12aによって塞がれたような状態となっている。したがって、筒状部12bにおける一方の開口部12cから接続用鉄筋13を差し込んだ時に、接続用鉄筋13は、筒状部12bを貫通するアンカー鉄筋12aに当たることになる。
以上のような構成の基礎用立ち上がり部材10を輸送する際には、図4(a)に示すように、接続用鉄筋13を筒状部12bから取り外した状態としておき、アンカー部材12を内蔵した状態の立ち上がり本体11と、接続用鉄筋13とを切り離した状態で輸送する。
すなわち、立ち上がり本体11は、立ち上がり本体11だけでまとめて(例えば積み上げたり、並べたりして)輸送でき、接続用鉄筋13は、接続用鉄筋13だけでまとめて(例えば束にして)輸送することができる。当然、同一の輸送車両に載せて輸送する方が望ましい。
そして、少なくとも施工時までに、複数の接続用鉄筋13を複数の筒状部12bに差し込んで、図3(b)に示すように、複数の接続用鉄筋13が、立ち上がり本体11の下端部側面から突出した状態とする。
基礎用立ち上がり部材10は、その施工時には、高さ調整された複数のPC底盤間に架け渡されて、所定の高さに保持される(図示せず)。
そして、立ち上がり本体11の下端部側面から突出する接続用鉄筋13と、ベース部3の鉄筋3aとを接続した後に、ベース部3を構成するコンクリートを型枠内で打設する。これによって、立ち上がり本体11の下端部をベース部3に埋設することができるとともに、接続用鉄筋13およびベース部3の鉄筋3aもコンクリート内部に埋設することができる。上述の複数のPC底盤も共に埋設された状態となる。
なお、接続用鉄筋13は、ベース部3を構成する鉄筋3aに対して単に接しているだけでもよいし、溶接等により接合された状態であってもよい。さらには、針金等によって結びつけられていてもよい。
以上のようにして基礎用立ち上がり部材10とベース部3とが、接続用鉄筋13によって繋がった状態となるので、基礎用立ち上がり部材10とベース部3との一体性が高まり、べた基礎1にかかる建物の荷重を効率良く分散できる。
なお、図1に示す例では、基礎用立ち上がり部材10に隣接する他の基礎用立ち上がり部材15が、基礎用立ち上がり部材10に直交して配置されている。当該他の基礎用立ち上がり部材15にも同様に、接続用鉄筋13が取り付けられており、ベース部3の鉄筋3aに接合されている。このため、ベース部3の鉄筋3aに対しては、2方向から接続用鉄筋13が設けられた状態となっている。
なお、本実施形態では、アンカー部材12が、アンカー鉄筋12aと筒状部12bとを有するものとしたが、これに限られるものではない。
すなわち、アンカー鉄筋12aが必ずしも用いられる必要はなく、筒状部12bが、立ち上がり本体11の内部に埋設された鉄筋のいずれかに直接接した状態で用いられていてもよい。
本実施の形態によれば、アンカー部材12を構成する筒状部12bが、開口した状態の端部が、立ち上がり本体11の側面に露出した状態となるように配置されており、接続用鉄筋13は、開口(開口部12c)が立ち上がり本体11の側面に露出した状態の筒状部12bに差し込まれていることによって、立ち上がり本体11の側面から突出した状態となっており、かつ、筒状部12bから取り外し可能とされているので、輸送時に接続用鉄筋13を筒状部12bから取り外し、施工時に接続用鉄筋13を筒状部12bに取り付けることができる。すなわち、基礎用立ち上がり部材10を、立ち上がり本体11と接続用鉄筋13とに分けて輸送できるので、接続用鉄筋13が輸送の邪魔にならず、基礎用立ち上がり部材10の輸送効率を向上させることができる。
しかも、接続用鉄筋13は、ベース部3を構成する鉄筋3aに対して接続されており、この接続用鉄筋13が差し込まれる筒状部12bを有したアンカー部材12が、立ち上がり本体11の鉄筋に接しているので、基礎用立ち上がり部材10からベース部3にかけて鉄筋が繋がった状態となり、基礎用立ち上がり部材10とベース部3との一体性を高めることができる。すなわち、基礎用立ち上がり部材10を、ベース部3に対して確実かつ強固に定着させることができる。
つまり、基礎用立ち上がり部材10から突出する接続用鉄筋13は、ベース部3に埋設されて単に食い込むのではなく、ベース部3を構成する鉄筋3aと接し合って、立ち上がり本体11内部の鉄筋と、ベース部3を構成する鉄筋3aとを繋げた状態となるので、例えば接続用鉄筋13が、ベース部3に埋設されて単に食い込んだ状態に比して、構造的な強度を得ることができる。
また、複数のアンカー部材12における各々の筒状部12bは、開口した状態の端部が、立ち上がり本体11の下端部側面に露出した状態となるように、かつ立ち上がり本体11の下端部側面に沿って並んだ状態となるように配置されているので、接続用鉄筋13を、立ち上がり本体11の下端部側面から突出させることができる。したがって、基礎用立ち上がり部材10を、立ち上がり本体11の下端部側面の周囲にある他の基礎との接続に適したものとすることができる。
また、複数の接続用鉄筋13が接続される鉄筋は、べた基礎または布基礎のベース部3を構成する鉄筋であるため、基礎用立ち上がり部材10と、べた基礎または布基礎のベース部3との一体性を高めることができる。
また、立ち上がり本体11の下端部側面には、当該立ち上がり本体11の長さ方向に沿って抜け止め凹部11dが形成されており、抜け止め凹部11dには複数のリブ11eが形成されているので、基礎用立ち上がり部材10の下端部がベース部3に埋設された際に、基礎用立ち上がり部材10の抜け止め効果を得ることができる。
〔変形例〕
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下、変形例について説明する。以下に挙げる変形例は可能な限り組み合わせてもよい。
〔変形例1〕
図6〜図8に示す変形例では、筒状部22bの開口部22cが、基礎用立ち上がり部材20の側面に露出した状態となるように、かつ上下に間隔を空けて並んだ状態となるように配置されている。そして、基礎用立ち上がり部材20の側面から突出する上下の接続用鉄筋23と、梯子状に形成された鉄筋25とが接した状態となっている。
すなわち、この例では、基礎用立ち上がり部材20に対して直交する方向に、現場打ちの基礎における立ち上がり部(図示せず)が設けられることになる。また、基礎用立ち上がり部材20と、隣接する他の基礎用立ち上がり部材26とが一直線上に配置されており、現場打ちの立ち上がり部は、これら基礎用立ち上がり部材20,26からなる長尺な立ち上がり部に対して直交した状態に設けられることになる。
なお、本変形例は、PC基礎である基礎用立ち上がり部材20と、現場打ちコンクリートで構築される他の基礎とを一体化する場合に採用できる。ただし、これに限られるものではなく、互いに隣り合うPC基礎同士の間隔を現場打ちコンクリートの基礎で繋ぐ場合にも採用することができる。
本変形における立ち上がり本体21における鉄筋は、上述の実施形態における立ち上がり本体11と同様に、主筋21aと垂直筋21bと補強筋(図示せず)とを有する。
また、本変形例におけるアンカー部材22は、図8に示すように、アンカー鉄筋22aが直線状に形成されている。アンカー鉄筋22aは、立ち上がり本体21内部の鉄筋に対して接した状態となっている。
さらに、筒状部22bは、上述の実施形態における筒状部12bと同様に構成されており、開口部22cおよび差込孔部22dを有する。
本変形例における接続用鉄筋23も、立ち上がり本体21の内部に埋設された筒状部22bから取り外し可能とされている。すなわち、接続用鉄筋23は、輸送時には立ち上がり本体21の筒状部22bから取り外され、施工時には筒状部22bに差し込まれる。
このような接続用鉄筋23を、現場打ちの立ち上がり部における鉄筋25と接した状態にして、現場打ちの立ち上がり部を構築すれば、基礎用立ち上がり部材20における鉄筋(主筋21a等)と、現場打ちの立ち上がり部における鉄筋25とが繋がった状態となるので、基礎用立ち上がり部材20と直交する現場打ちの立ち上がり部との一体性が高まる。
なお、図6に示すように、立ち上がり本体21は長さ方向一端部に突出部24を備えている。この突出部24の、鉄筋25側の側面にはコッターと称する窪み24aが形成されている。
この窪み24aには、現場打ちの立ち上がり部の施工時に使用されるコンクリートが入り込むため、基礎用立ち上がり部材20と現場打ちの立ち上がり部との一体性を向上できるという利点がある。
このような変形例によれば、接続用鉄筋23を、立ち上がり本体21の側面から上下に間隔を空けて並んだ状態で突出させることができる。したがって、基礎用立ち上がり部材20を、鉄筋25を有する現場打ちの基礎における立ち上がり部との接続に適したものとすることができる。
〔変形例2〕
図9に示す変形例では、基礎用立ち上がり部材30が、その中央側の側面に突出部34を備えた状態となっている。すなわち、基礎用立ち上がり部材30が、平面視において略T字型に形成されている。そして、アンカー部材32における筒状部32bが、当該突出部34に埋設されている。
筒状部32bは、開口部32cが、立ち上がり本体31における突出部34の突出方向側面に露出した状態となるように、かつ上下に間隔を空けて並んだ状態となるように配置されている。
また、アンカー部材32は、アンカー鉄筋32aがL字状に折り曲げられており、その折り曲げられたアンカー鉄筋32aの先端に筒状部32bが設けられた状態となっている。アンカー鉄筋32aは、立ち上がり本体31の内部に埋設された主筋31aや垂直筋31b等の鉄筋に接している。
このような変形例によれば、図示しない接続用鉄筋を、立ち上がり本体31の側面から上下に間隔を空けて並んだ状態で突出させることができる。したがって、基礎用立ち上がり部材30を、現場打ちの基礎における立ち上がり部との接続に適したものとすることができる。
〔変形例3〕
図10に示す変形例では、基礎用立ち上がり部材40が、その長さ方向一端部に突出部44を備えた状態となっている。そして、アンカー部材42における筒状部42bが、当該突出部44に埋設されている。
筒状部42bは、開口部42cが、立ち上がり本体41における長さ方向一端面に露出した状態となるように、かつ上下に間隔を空けて並んだ状態となるように配置されている。
また、アンカー部材42は、アンカー鉄筋42aが突出部44の形状に合わせて略S字状に折り曲げられており、その折り曲げられたアンカー鉄筋42aの先端に筒状部42bが設けられた状態となっている。アンカー鉄筋42aは、立ち上がり本体41の内部に埋設された主筋41aや垂直筋41b等の鉄筋に接している。
このような変形例によれば、図示しない接続用鉄筋を、立ち上がり本体41の側面から上下に間隔を空けて並んだ状態で突出させることができる。したがって、基礎用立ち上がり部材40を、現場打ちの基礎における立ち上がり部との接続に適したものとすることができる。
〔変形例4〕
図示はしないが、本変形例におけるアンカー部材の筒状部は、その開口部が、立ち上がり本体の両側面に露出した状態となるように形成されている。この場合、アンカー鉄筋は、筒状部の長さ方向中央部を貫通するか、または筒状部の長さ方向中央部の外側面に添って、かつ筒状部と交差するようにして設けられている。すなわち、アンカー部材は、アンカー鉄筋と筒状部とが交差した、略十字状または略T字状に形成されることとなる。
また、筒状部の長さは、立ち上がり本体の一方の側面から他方の側面までの間隔(立ち上がり本体の厚さ寸法)と略等しく設定されている。これによって、筒状部の開口部が、立ち上がり本体の両側面に露出した状態となる。
このような変形例によれば、接続用鉄筋を、立ち上がり本体の両側面から突出させることができるので、基礎用立ち上がり部材の両側面側に設けられる双方の他の基礎との一体性を高めることができる。
〔変形例5〕
建物用基礎1として、べた基礎について説明したが、これに代えて、布基礎を採用した。
布基礎の場合、ベース部に相当する所謂フーティング部が現場打ちで施工される。また、フーティング部の内部には、接続用鉄筋が接する鉄筋が埋設されている。したがって、立ち上がり本体とフーティング部とを一体化する場合にも、アンカー鉄筋および筒状部を有するアンカー部材を利用できる。
さらに、布基礎における基礎用立ち上がり部材と、現場打ちの基礎における立ち上がり部とを一体化する場合にも、アンカー鉄筋および筒状部を有するアンカー部材を利用できる。
1 建物用基礎
2 立ち上がり部
3 ベース部
3a 鉄筋
10 基礎用立ち上がり部材
11 立ち上がり本体
11a 主筋
11b 垂直筋
11c 補強筋
12 アンカー部材
12a アンカー鉄筋
12b 筒状部
12c 開口部
13 接続用鉄筋

Claims (7)

  1. 建物用基礎の立ち上がり部を構成するプレキャストコンクリート製の基礎用立ち上がり部材において、
    鉄筋が内部に埋設された立ち上がり本体と、
    前記鉄筋に接した状態で前記立ち上がり本体に埋設された複数のアンカー部材と、
    前記アンカー部材の各々に取り付けられているとともに前記立ち上がり本体の側面から突出し、周囲の他の基礎を構成する鉄筋に対して接続される複数の接続用鉄筋と、を備えており、
    前記アンカー部材は、少なくとも一方の端部が開口した状態で形成された筒状部を有しており、
    前記筒状部は、前記開口した状態の端部が、前記立ち上がり本体の側面に露出した状態となるように配置されており、
    前記接続用鉄筋は、前記開口が前記立ち上がり本体の側面に露出した状態の前記筒状部に差し込まれていることによって、前記立ち上がり本体の側面から突出した状態となっており、かつ、前記筒状部から取り外し可能とされていることを特徴とする基礎用立ち上がり部材。
  2. 請求項1に記載の基礎用立ち上がり部材において、
    前記複数のアンカー部材における各々の前記筒状部は、前記開口した状態の端部が、前記立ち上がり本体の下端部側面に露出した状態となるように、かつ前記立ち上がり本体の下端部側面に沿って並んだ状態となるように配置されていることを特徴とする基礎用立ち上がり部材。
  3. 請求項2に記載の基礎用立ち上がり部材において、
    前記建物用基礎は、べた基礎または布基礎によって構築されており、
    前記複数の接続用鉄筋が接続される前記鉄筋は、前記べた基礎または前記布基礎のベース部を構成する鉄筋であることを特徴とする基礎用立ち上がり部材。
  4. 請求項1に記載の基礎用立ち上がり部材において、
    前記複数のアンカー部材における各々の前記筒状部は、前記開口した状態の端部が、前記立ち上がり本体の側面に露出した状態となるように、かつ上下に間隔を空けて並んだ状態となるように配置されていることを特徴とする基礎用立ち上がり部材。
  5. 請求項4に記載の基礎用立ち上がり部材において、
    前記建物用基礎は、べた基礎または布基礎によって構築されており、
    前記複数の接続用鉄筋が接続される前記鉄筋は、前記べた基礎または前記布基礎における現場打ちの立ち上がり部を構成する鉄筋であることを特徴とする基礎用立ち上がり部材。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の基礎用立ち上がり部材において、
    前記アンカー部材は、前記筒状部が取り付けられて、前記筒状部と前記立ち上がり本体の内部に埋設された前記鉄筋とを連結するアンカー鉄筋を有することを特徴とする基礎用立ち上がり部材。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の基礎用立ち上がり部材において、
    前記立ち上がり本体の下端部側面のうち、前記筒状部における前記開口よりも下方の位置には、当該立ち上がり本体の長さ方向に沿って抜け止め凹部が形成されており、
    前記抜け止め凹部には複数のリブが形成されていることを特徴とする基礎用立ち上がり部材。
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