JP2009013652A - 杭頭補強用鉄筋およびその杭頭補強用鉄筋を使用したコンクリート基礎の施工方法 - Google Patents

杭頭補強用鉄筋およびその杭頭補強用鉄筋を使用したコンクリート基礎の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】地中に埋設されたコンクリートパイルと地盤に打設されたコンクリート基礎との接合を強固にする杭頭補強用鉄筋およびその杭頭補強用鉄筋を使用したコンクリート基礎の施工方法を提供する。
【解決手段】円筒籠状に形成した鉄筋からなる籠状柱体1と、前記籠状柱体1を横断状に貫通するように水平に配筋したカンザシ鉄筋5と、前記籠状柱体1よりも大径の円筒籠状に形成した鉄筋からなる籠状筒体8とからなり、前記カンザシ鉄筋5の両端部に前記籠状筒体8を係着することにより該籠状筒体8が前記籠状柱体1を囲繞するように配設して杭頭補強用鉄筋を形成する。この杭頭補強用鉄筋を、地中に埋設したコンクリートパイル14の杭頭16に載設し、直線状のベース鉄筋22を前記杭頭補強用鉄筋に交差するように地面に平行に配筋して網状鉄筋23を形成した後に、コンクリート24を打設してコンクリート基礎26を施工する。
【選択図】図1

Description

本発明は、地中に埋設したコンクリートパイルと地盤に打設したコンクリート基礎との接合を強固にする杭頭補強用鉄筋およびその杭頭補強用鉄筋を使用したコンクリート基礎の施工方法に関するものである。
主にビル等の高層建築物の建設において又は地盤沈下が懸念される軟弱地盤における建築物の建設においては、地中に埋め込んだコンクリートパイル等の杭に建築物本体の土台となるコンクリート基礎を接合する基礎構造が採用される。このような基礎構造の施工において用いられる杭頭補強用鉄筋に関する公知の技術としては、例えば下記特許文献1に記載されているものがある。この特許文献1に記載されている発明では、円筒状のスパイラル筋の内周に複数本の縦筋を等間隔に配置し該スパイラル筋と該縦筋の接合部分を溶接止めした円筒籠状鉄筋を形成している。そして、地中に打ち込んだ円筒状のPCコンクリート杭の中空部に前記円筒籠状鉄筋を挿入し、そこへコンクリートを注入して前記円筒籠上鉄筋を埋め込みながら前記PCコンクリート杭の頭部を塞ぐことで杭頭を補強している。
特開平8−333744号公報
近年、相次ぐ地震災害の発生や一連の耐震強度偽装事件によって建築物の耐震設計や耐震施工に対する関心が高まっている。耐地震性能の優れた建築物を建設するには建築物本体の耐震強度を高めるのみならず、建築物の基礎構造の耐震強度を強化しなくてはならない。特に、杭と基礎の接合部である杭頭は地震時に非常に大きな力がかかることが知られている。したがって、地震時の強い揺れによって杭頭が損傷してしまうことを防止するのが耐震設計や耐震施工における重要な課題となっている。
そこで、本発明は上記のような課題を解決するための杭頭補強用鉄筋およびその杭頭補強用鉄筋を使用したコンクリート基礎の施工方法を提供するもので、環状または螺旋状のフープ鉄筋の内側に複数本の直線状の主鉄筋を適宜間隔で竪に配置することにより円筒籠状に形成した籠状柱体と、前記籠状柱体を横断状に貫通するように水平に配筋したカンザシ鉄筋と、前記フープ鉄筋よりも大径のフープ鉄筋の内側に複数本の直線状の主鉄筋を適宜間隔で竪に配置することにより前記籠状柱体よりも大径の円筒籠状に形成した籠状筒体とからなり、前記カンザシ鉄筋の両端部に前記籠状筒体を係着することにより該籠状筒体が前記籠状柱体を囲繞するように配設したことを特徴とする。
また本発明は、上記杭頭補強用鉄筋およびその杭頭補強用鉄筋を使用したコンクリート基礎の施工方法において前記籠状柱体の下端部に円形帽状のコンクリート受板を設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記杭頭補強用鉄筋およびその杭頭補強用鉄筋を使用したコンクリート基礎の施工方法において杭頭補強用鉄筋は、環状または螺旋状のフープ鉄筋の内側に複数本の直線状の主鉄筋を適宜間隔で竪に配置することにより円筒籠状に形成した籠状柱体と、前記籠状柱体を横断状に貫通するように水平に配筋したカンザシ鉄筋と、前記フープ鉄筋よりも大径のフープ鉄筋の内側に複数本の直線状の主鉄筋を適宜間隔で竪に配置することにより前記籠状柱体よりも大径の円筒籠状に形成した籠状筒体とからなり、前記カンザシ鉄筋の両端部に前記籠状筒体を係着することにより該籠状筒体が前記籠状柱体を囲繞するように配設され、
地中に埋設したコンクリートパイルの上端中空部内に前記杭頭補強用鉄筋の籠状柱体を挿入し前記カンザシ鉄筋が該コンクリートパイルの上端面に横架されるようにすることにより、前記杭頭補強用鉄筋が前記コンクリートパイル上に支持され該コンクリートパイルの地上露出部の外周が前記籠状筒体によって包囲されるようにすると共に、前記コンクリートパイル上に突出する前記杭頭補強用鉄筋と交差するように地盤上にベース鉄筋を縦横に配筋し、その後、コンクリートを打設し前記コンクリートパイルの地上露出部および上端中空部内と前記杭頭補強用鉄筋およびベース鉄筋が該コンクリートによって埋まるようにしたことを特徴とする。
請求項1に記載の杭頭補強用鉄筋では、鉄筋を円筒籠状に形成した籠状柱体に加えて、鉄筋を前記籠状柱体よりも大径の円筒籠状に形成した籠状筒体を、前記籠状筒体が前記籠状柱体を囲繞するように配置する。加えて、前記籠状柱体を横断状に貫通しつつ前記籠状筒体に係着されるカンザシ鉄筋を介して該籠状柱体と該籠状筒体とを接合している。このようにすることで、杭頭補強用鉄筋の総鉄筋量が増加することに加えて、籠状柱体と籠状筒体とが杭頭を内外から挟むような二重構造をなすように形成され、前記杭頭補強用鉄筋を杭頭に配設してコンクリートを打設した際の杭頭接合強度が増して建築物の耐震性を向上させることができる。
また、請求項2に記載の杭頭補強用鉄筋では、籠状柱体が挿入されたコンクリートパイルの上端中空部内にコンクリートを打設する際に、籠状柱体の下端部に設けた円形帽状のコンクリート受板によって前記コンクリートが堰き止められて、前記コンクリートパイルの中空部の中間にコンクリートが充填されない空間部が形成される。この空間によってコンクリートパイルの曲げ強度が増して耐震性をさらに向上させることができる。
また、請求項3に記載の杭頭補強用鉄筋を使用したコンクリート基礎の施工方法では、地中に埋設したコンクリートパイルの上端中空部内に挿入された籠状柱体に加えて、籠状筒体がコンクリートパイルの地上露出部の外周を包囲することで、前記杭頭補強用鉄筋と前記コンクリートパイルとの接合がより強力になる。さらに、前記杭頭補強用鉄筋と交差するように地盤上にベース鉄筋を縦横に配筋し、前記コンクリートパイルの上端中空部内にコンクリートを打設しつつ前記コンクリートパイルの地上露出部ならびに前記杭頭補強用鉄筋と前記ベース鉄筋が該コンクリートによって埋められるようにコンクリート基礎を施工することで、前記コンクリート基礎と前記コンクリートパイルとの接合がより強力になる。従って、建築物の耐震性を著しく向上させる。
次に図面に従い本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る杭頭補強用鉄筋の外観斜視図であり、図2は本発明に係る杭頭補強用鉄筋の平面図である。図3は本発明に係る杭頭補強用鉄筋がコンクリートパイル14の杭頭16に載設された状態を正面から見た部分断面図であり、図4は図3の杭頭補強用鉄筋に網状鉄筋23を配筋した状態の部分断面図である。さらに、図5は図4の杭頭補強用鉄筋にコンクリート24を打設した状態の部分断面図である。
本発明の杭頭補強用鉄筋は、図1および図2に示したように、円筒籠状に形成した鉄筋からなる籠状柱体1と、前記籠状柱体1を横断状に貫通するように水平に配筋したカンザシ鉄筋5と、前記籠状柱体1を囲繞するように該籠状柱体1よりも大径の円筒籠状に形成した鉄筋を前記カンザシ鉄筋5の折曲部7に係着した籠状筒体8とから大略構成される。このような杭頭補強用鉄筋を、図3から図5に示したように、地中に埋設したコンクリートパイル14の杭頭16に載設し、直線状のベース鉄筋22を前記杭頭補強用鉄筋に交差するように地面に平行に配筋して網状鉄筋23を形成した後に、コンクリート24を打設してコンクリート基礎26を施工する。
籠状柱体1は直線状の主鉄筋2と螺旋状のフープ鉄筋3とを円筒状に組み上げて形成した部材である。主鉄筋2はコンクリート建築において一般的に使用される直線状の鉄筋であり、螺旋状のフープ鉄筋3は鉄筋をつる巻形に立体的に撓曲したもので、円形状に閉鎖した環状部3a,3bが両端に形成されている。このようなフープ鉄筋3の内周に六本の主鉄筋2を等間隔に立設し、主鉄筋2とフープ鉄筋3の接点を溶接によって固着することで籠状柱体1を形成している。この籠状柱体1の外径はコンクリートパイル14の内径よりも小さく形成される。また、主鉄筋2の下端部がフープ鉄筋3の下端環状部3aに当接するように配筋し、さらに主鉄筋2の全長はフープ鉄筋3の全長の約二倍であることから、図1に示したように、主鉄筋2の上部はフープ鉄筋3の上端環状部3bから突出している。なお、主鉄筋2の本数は六本に限定されるものではなく、形成する杭頭補強用鉄筋の大きさ等の条件によって適切な本数を選択してよい。さらに、主鉄筋2の全長はフープ鉄筋3の全長の約二倍に限られたものではなく、形成する杭頭補強用鉄筋の大きさ等の条件によって適切に決定してよい。
さらに、合成樹脂を円形帽状に形成したコンクリート受板12を鉤状の固定具13によって籠状柱体1の下端環状部3aの直下に取り付ける。この固定具13の一端は前記籠状柱体1の主鉄筋2の下方端寄りに溶接止めされており、中間部は下方へ伸ばされた後に内向に折曲され、さらに他端は円状に形成されてコンクリート受板12の底部が固着されている。このコンクリート受板12の直径はコンクリートパイル14の内径と等しく形成されている。
カンザシ鉄筋5は籠状柱体1と籠状筒体8とを接合し、さらにコンクリートパイル14の上端面17に横架されて、杭頭補強用鉄筋がコンクリートパイル14の杭頭16に載設されるようにする部材である。直線状の鉄筋の両端をコ字状に折り曲げて形成したカンザシ鉄筋5は、中央部6の長さが籠状筒体8の内径と略等しく、両折曲部7の長さはコンクリートパイル14の地上露出部19の高さより若干短い。このカンザシ鉄筋5は籠状柱体1を横断状に貫通し、中央部6が螺旋状フープ鉄筋3の上端環状部3bの直下に位置するように水平に配筋される。さらにもう一本のカンザシ鉄筋5を前記カンザシ鉄筋5の中央部6に対して直角に交わるように配筋して、二本のカンザシ鉄筋5を十字状に組み合わせる。
籠状筒体8は直線状の主鉄筋9と環状のフープ鉄筋10a,10bとを円筒状に組み上げて形成した部材である。二本の環状のフープ鉄筋10a,10bを、前記籠状柱体1の螺旋状のフープ鉄筋3のピッチ間隔と同程度の距離を置きつつ平行かつ中心軸が揃うように配置し、これら環状のフープ鉄筋10a,10bの内周に八本の主鉄筋9を等間隔に立設して、主鉄筋9とフープ鉄筋10a,10bの接点を溶接止めすることで籠状筒体8を形成している。この籠状筒体8の内径はコンクリートパイル14の外径よりも大きく、また全長は、前記籠状柱体1において螺旋状フープ鉄筋3の上端環状部3bから突出した主鉄筋2の上部の長さと、前記カンザシ鉄筋5の折曲部7の長さの合計に略等しい。前記主鉄筋9の下端を前記カンザシ鉄筋5の折曲部7の下端の位置に揃えるように配筋し、前記カンザシ鉄筋5の両折曲部7を前記籠状筒体8の主鉄筋9に溶接止めして、この籠状筒体8は前記籠状柱体1の上部を囲繞するように前記籠状柱体1に結合される。なお、主鉄筋9の本数は八本に限定されるものではなく、形成する杭頭補強用鉄筋の大きさ等の条件によって適切な本数を選択してよい。なお、この杭頭補強用鉄筋は予め工場で組み立てておくことができる。
次に、本発明の杭頭補強用鉄筋を使用したコンクリート基礎の施工方法を説明する。コンクリートパイル14は中空部15を有し、杭頭16の上端面17と杭頭側面18が地面から突出して地上露出部19を形成するように地中に埋設されている。このコンクリートパイル14の地中部20の周囲および該コンクリートパイル14の下端中空部15内はセメントミルク21で満たされている。
はじめに、図3に示したように、杭頭補強用鉄筋をコンクリートパイル14の杭頭16に載設する作業を行なう。杭頭補強用鉄筋の籠状柱体1をコンクリートパイル14の上端中空部15内に挿入して、カンザシ鉄筋5がコンクリートパイル14の上端面17に横架されるようにする。そうすると杭頭補強用鉄筋がコンクリートパイル14の上端面17に支持され、籠状柱体1がコンクリートパイル14の上端中空部15内に立設されて、さらに籠状筒体8の下部がコンクリートパイル14の杭頭側面18を包囲する。
次に、図4に示したように、ベース鉄筋22を配筋する。コンクリートパイル14の上端面17と略同じ高さに配筋された籠状柱体1の螺旋状フープ鉄筋3の上端環状部3bと、籠状筒体8の上側の環状フープ鉄筋10bに交差するように、直線状のベース鉄筋22を互いに縦横に組み合わせながら地面に対して平行に配筋して結束し網状鉄筋23を形成する。さらに、この網状鉄筋23が配筋された高さよりも螺旋状フープ鉄筋3のピッチ間隔と同程度高い位置において、籠状柱体1の主鉄筋2に環状フープ鉄筋4を配筋して結束し、同様に、籠状筒体8の主鉄筋9に環状フープ鉄筋11を配筋して結束する。そして、これらの環状フープ鉄筋4および環状フープ鉄筋11に交差するようにベース鉄筋22を互いに縦横に組み合わせ地面に対して平行な網状鉄筋23を上記と同様に形成する。このような配筋を繰り返して、網状鉄筋23が6層形成されて最上層の網状鉄筋23が杭頭補強用鉄筋の上端と略同じ高さに設けられるようにする。なお、網状鉄筋の積層数は必ずしも6層である必要はなく任意の層数でよい。
最後に、図5に示したように、コンクリート24を打設する。コンクリート24は、まずコンクリートパイル14の上端中空部15内に注入して内部に立設した籠状柱体1が埋まるようにする。ここで、コンクリート24は籠状柱体1の下端部に設けた円形帽状のコンクリート受板12によって堰き止められるので、コンクリート24が充填されない空間部25がコンクリートパイル14の中間に形成される。さらに、コンクリートパイル14の杭頭16の上端面17や杭頭側面18、杭頭補強用鉄筋の籠状柱体1とカンザシ鉄筋5と籠状筒体8、およびベース鉄筋22により形成された網状鉄筋23のすべてが埋まるようにコンクリート24を打設し、コンクリート基礎26を形成する。
本発明の杭頭補強用鉄筋は、地中に埋設したコンクリートパイル14の上端中空部15内に籠状柱体1を挿入するようにしたことに加えて、籠状筒体8がコンクリートパイル14の地上露出部19の外周を包囲するようにしたことで、杭頭16におけるコンクリートパイル14とコンクリート基礎26との接合強度を大きくし耐震性を強力にすることが可能である。また、本発明の杭頭補強用鉄筋は、工場において予め鉄筋を組み合わせて杭頭補強用鉄筋を形成しておき、それを建設現場に運んで地中に埋設されたコンクリートパイル14の杭頭16に載設できるので、杭頭補強用鉄筋の組み上げ作業を現場で行なう必要がなく、迅速にコンクリートの打設作業を開始することができる利点がある。
本発明に係る杭頭補強用鉄筋の外観斜視図。 本発明に係る杭頭補強用鉄筋の平面図。 本発明に係る杭頭補強用鉄筋がコンクリートパイルの杭頭に載設された状態を正面から見た部分断面図。 図3の杭頭補強用鉄筋に網状鉄筋を配筋した状態の部分断面図。 図4の杭頭補強用鉄筋にコンクリートを打設した状態の部分断面図。
符号の説明
1 籠状柱体
2 主鉄筋
3 フープ鉄筋
5 カンザシ鉄筋
8 籠状筒体
9 主鉄筋
10a,10b フープ鉄筋
12 コンクリート受板
14 コンクリートパイル
15 中空部
16 杭頭
17 上端面
19 地上露出部
21 セメントミルク
22 ベース鉄筋
23 網状鉄筋
24 コンクリート
26 コンクリート基礎

Claims (3)

  1. 環状または螺旋状のフープ鉄筋の内側に複数本の直線状の主鉄筋を適宜間隔で竪に配置することにより円筒籠状に形成した籠状柱体と、前記籠状柱体を横断状に貫通するように水平に配筋したカンザシ鉄筋と、前記フープ鉄筋よりも大径のフープ鉄筋の内側に複数本の直線状の主鉄筋を適宜間隔で竪に配置することにより前記籠状柱体よりも大径の円筒籠状に形成した籠状筒体とからなり、前記カンザシ鉄筋の両端部に前記籠状筒体を係着することにより該籠状筒体が前記籠状柱体を囲繞するように配設したことを特徴とする杭頭補強用鉄筋。
  2. 前記籠状柱体の下端部に円形帽状のコンクリート受板を設けたことを特徴とする請求項1に記載の杭頭補強用鉄筋。
  3. 杭頭補強用鉄筋は、環状または螺旋状のフープ鉄筋の内側に複数本の直線状の主鉄筋を適宜間隔で竪に配置することにより円筒籠状に形成した籠状柱体と、前記籠状柱体を横断状に貫通するように水平に配筋したカンザシ鉄筋と、前記フープ鉄筋よりも大径のフープ鉄筋の内側に複数本の直線状の主鉄筋を適宜間隔で竪に配置することにより前記籠状柱体よりも大径の円筒籠状に形成した籠状筒体とからなり、前記カンザシ鉄筋の両端部に前記籠状筒体を係着することにより該籠状筒体が前記籠状柱体を囲繞するように配設され、
    地中に埋設したコンクリートパイルの上端中空部内に前記杭頭補強用鉄筋の籠状柱体を挿入し前記カンザシ鉄筋が該コンクリートパイルの上端面に横架されるようにすることにより、前記杭頭補強用鉄筋が前記コンクリートパイル上に支持され該コンクリートパイルの地上露出部の外周が前記籠状筒体によって包囲されるようにすると共に、前記コンクリートパイル上に突出する前記杭頭補強用鉄筋と交差するように地盤上にベース鉄筋を縦横に配筋し、その後、コンクリートを打設し前記コンクリートパイルの地上露出部および上端中空部内と前記杭頭補強用鉄筋およびベース鉄筋が該コンクリートによって埋まるようにしたことを特徴とするコンクリート基礎の施工方法。
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