JP2017177731A - 液体カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】正確な液体残量の検知が実現可能であり、カートリッジ装着部への装着が液体残量の検知とは独立して検知可能な液体カートリッジを提供する。【解決手段】インクカートリッジ30は、インクを貯留可能であり、インクの流出に伴って内部気圧が減圧される貯留室36を有する本体61と、貯留室36から外部へインクを流出させるインク供給部34と、使用姿勢において上方へ膨出しており、その内部空間が貯留室36と連通されており、貯留室36の内部気圧の減圧によって内部空間の容積が小さくなるように弾性変形する変形部材65と、少なくとも一部分が第1位置、当該第1位置と異なる位置であって変形部材65と当接した第2位置、及び変形部材65の弾性変形に伴って上記第2位置よりも下方の第3位置となるように姿勢変化する被検知部材63と、を具備する。【選択図】図3

Description

本発明は、変形部材の弾性変形に伴って移動する移動部材を有する液体カートリッジに関する。
従来より、インク容器に貯留されたインクをノズルから吐出することによって、記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置が知られている。インクジェット記録装置において、インクが消費される毎に新たなインクカートリッジを装着可能に構成されたものがある。
特許文献1には、カートリッジ装着部に対して着脱可能なインクカートリッジが開示されている。当該インクカートリッジは、インク残量を光学的に検知するための検知機構を有している。検知機構は、固定軸周りに回動可能な可動棒と、ソフトサポートキャップと、を有する。インク袋に貯留されたインクが消費されると、インク袋が萎む。インク袋が萎むことにより、ソフトサポートキャップも萎み、可動棒の回動位置が変動する。この可動棒の変動を光学的に検知することによって、インクカートリッジにおいてインクが消費されたことを検知し得る。
実用新案登録第3156861号公報
ソフトサポートキャップの内部空間はインク袋と連通されているので、ソフトサポートキャップの内部空間にインクが流入することがある。ソフトサポートキャップの内部空間にインクが存在したりしなかったりすることにより、ソフトサポートキャップの変形が不安定となり得る。これにより、可動棒が回動するときにインク袋に残存しているインクの量が不安定となり、正確なインク残量の検知が実現されない。
また、インクカートリッジがカートリッジ装着部に装着されたことは、インクジェット記録装置において検知されることが望ましい。この検知に基づいて、インクカートリッジが装着されていない状態で、画像記録やメンテナンスが行われることが防止できるからである。例えば、インクが十分に残っている状態のインクカートリッジにおいては、カートリッジ装着部に装着された状態において可動棒がセンサにより検知される。したがって、可動棒がセンサに検知されれば、インクカートリッジがカートリッジ装着部に装着されたと判定することができる。しかし、インクが消費されて可動棒の回動位置が変動したインクカートリッジは、カートリッジ装着部に装着されたとしても、センサが可動棒を検知しない。したがって、インクが消費されたインクカートリッジがカートリッジ装着部に装着されたことは可動棒によって検知することが難しい。
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、正確な液体残量の検知が実現可能であり、カートリッジ装着部への装着が液体残量の検知とは独立して検知可能な液体カートリッジを提供することにある。
(1) 本発明に係る液体カートリッジは、液体を貯留可能であり、液体の流出に伴って内部気圧が減圧される貯留室を有する筐体と、上記貯留室から外部へ液体を流出させる液体供給部と、使用姿勢において上方へ膨出しており、その内部空間が上記貯留室と連通されており、上記貯留室の内部気圧の減圧によって上記内部空間の容積が小さくなるように弾性変形する変形部材と、少なくとも一部分が第1位置、当該第1位置と異なる位置であって上記変形部材と当接した第2位置、及び上記変形部材の弾性変形に伴って上記第2位置よりも下方の第3位置となるように姿勢変化する被検知部材と、を具備する。
第1位置にある被検知部材の一部分がカートリッジ装着部において検知されることにより、液体カートリッジがカートリッジ装着部に装着されたことが判定可能である。変形部材の変形に伴って被検知部材の一部分が第2位置から第3位置へ移動したことがカートリッジ装着部において検知されることにより、貯留室において液体の残量が所定量未満になったことが判定可能である。そして、使用姿勢の液体カートリッジにおいて、筐体から上方へ変形部材が膨出するように構成されているので、仮に、変形部材の内部空間に液体が流入したとしても、重力によって液体が変形部材の内部空間から貯留室へ流れる。したがって、より安定した液体の残量検知が可能である。
(2) 好ましくは、上記被検知部材は、上記一部分が上記第1位置、上記第2位置、及び上記第3位置となるように回動可能である。
(3) 好ましくは、上記被検知部材に設けられており、弾性変形することによって上記一部分を上記第3位置へ向けて付勢する付勢力を生じた状態と、弾性変形していない状態とに状態変化可能な付勢部材を更に具備する。
(4) 好ましくは、上記変形部材は、所定の内部気圧において、上記付勢部材による付勢力に抗して上記一部分を第2位置に保持するものである。
付勢部材による付勢力に抗して被検知部材の一部分が第2位置に保持されるので、液体カートリッジがカートリッジ装着部に装着された状態において、被検知部材の一部分が光学センサからの光を遮断又は減衰し続けることができる。
(5) 好ましくは、上記被検知部材は、一端部に設けられた回動軸と、当該一端部から他端部へ向けて延びており当該他端部に上記一部分を有する延出部と、を備え、上記付勢部材は、上記延出部から前方向へ延びており、上記延出部は、上記一部分が上記第2位置に位置する状態において上記変形部材と当接するものである。
(6) 好ましくは、上記付勢部材は、樹脂製の板バネである。
(7) 好ましくは、上記板バネは、外部からアクセスされることで変形するように前方向から下方向に向けて湾曲する形状である。
上記構成によれば、板バネが湾曲することによって付勢力が生じるため、被検知部材の一部分を第3位置へ向けて移動させやすい。
(8) 好ましくは、上記筐体は、上記液体供給部が設けられた前壁と、上記前壁と離れて位置する後壁と、上記前壁と上記後壁とを繋ぐ上壁と、を有しており、上記被検知部材の一部分は、少なくとも上記第1位置及び上記第2位置において上記上壁よりも上方に位置する。
(9) 好ましくは、当該液体カートリッジは、第1光学センサ及び第2光学センサを有するカートリッジ装着部に装着されるものであり、当該液体カートリッジが上記カートリッジ装着部に装着される過程において、上記被検知部材の一部分は、上記第1位置において上記第1光学センサからの前方向及び上方向に交差する方向へ照射される光を遮光又は減衰し、当該液体カートリッジが上記カートリッジ装着部に装着された状態において、上記被検知部材の一部分は、上記第2位置において上記第2光学センサからの前方向及び上方向に交差する方向へ照射される光を遮光又は減衰する。
本発明に係る液体カートリッジによれば、正確な液体残量の検知が実現され、また、カートリッジ装着部への装着が液体残量の検知とは独立して検知可能となる。
図1は、第1実施形態に係るカートリッジ装着部110を備えたプリンタ10の内部構造を模式的に示す模式断面図である。 図2は、カートリッジ装着部110の内部を示す縦断面図である。 図3は、インクカートリッジ30の内部構成を示す縦断面図である。 図4は、インクカートリッジ30及びカートリッジ装着部110に挿入される過程におけるインクカートリッジ30と第1光学センサ121及び第2光学センサ122との位置関係を示す縦断面図である。 図5は、インクカートリッジ30及びカートリッジ装着部110に装着された状態におけるインクカートリッジ30と第1光学センサ121及び第2光学センサ122との位置関係を示す縦断面図である。 図6は、インクカートリッジ30及びカートリッジ装着部110に装着された状態であって、所定量のインクが消費された状態におけるインクカートリッジ30と第1光学センサ121及び第2光学センサ122との位置関係を示す縦断面図である。 図7は、制御部1を示すブロック図である。 図8(A)は、インクカートリッジ30の挿入過程における第1光学センサ121の出力信号の変化を示す図であり、図8(B)は、インクカートリッジ30に貯留されたインクの減少過程における第2光学センサ122の出力信号の変化を示す図である。 図9は、インクカートリッジ30のカートリッジ装着部110への挿入検知を説明するためのフローチャートである。 図10は、変形例におけるインクカートリッジ30を模式的に示す縦断面図であり、(A)は開口158が開放された状態を示し、(B)は開口158が閉塞された状態を示す。 図11は、変形例におけるインクカートリッジ30を模式的に示す縦断面図であり、(A)はインク流路44に負圧がかかった状態を示し、(B)は開口155が開放された状態を示す。 図12は、第2実施形態に係るインクカートリッジ130の構成を示す一部破断面を有する斜視図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明が具体化された一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
また、以下の説明では、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に挿入される方向が前方向51と定義される。また、前方向51と反対方向であって、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110から脱抜される方向が後方向52と定義される。本実施形態において、前方向51及び後方向52は水平方向であるが、前方向51及び後方向52は水平方向でなくてもよい。
また、前方向51及び後方向52に直交する方向が上方向54と定義される。また、上方向54と反対方向が下方向53と定義される。本実施形態において上方向54が鉛直上方であり、下方向53が鉛直下方であるが、上方向54及び下方向53は鉛直方向でなくてもよい。
また、前方向51及び下方向53と直交する方向が、右方向55及び左方向56と定義される。より具体的には、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110の装着姿勢(使用姿勢)にある状態において、インクカートリッジ30を前方向51に視た場合、つまりインクカートリッジ30を後方から視た場合において、右に延びる方向が右方向55と定義され、左に延びる方向が左方向56と定義される。本実施形態において、右方向55及び左方向56は水平方向であるが、右方向55及び左方向56は水平方向でなくてもよい。
[第1実施形態]
[プリンタ10の概要]
図1に示されるように、プリンタ10は、インクジェット記録方式に基づいて、用紙に対してインク滴を選択的に吐出することにより画像を記録するものである。プリンタ10は、記録ヘッド21と、インク供給装置100と、記録ヘッド21及びインク供給装置100を接続するインクチューブ20とを備えている。インク供給装置100には、カートリッジ装着部110が設けられている。カートリッジ装着部110には、インクカートリッジ30(液体カートリッジの一例)が装着され得る。カートリッジ装着部110の一面に、開口112が設けられている。インクカートリッジ30は、開口112を通じてカートリッジ装着部110に前方向51に挿入され、或いはカートリッジ装着部110から後方向52に抜き出される。
インクカートリッジ30には、プリンタ10で使用可能なインク(液体の一例)が貯留されている。カートリッジ装着部110へのインクカートリッジ30の装着が完了した状態において、インクカートリッジ30と記録ヘッド21とは、インクチューブ20で接続されている。記録ヘッド21にはサブタンク28が設けられている。サブタンク28は、インクチューブ20を通じて供給されるインクを一時的に貯留する。記録ヘッド21は、インクジェット記録方式によって、サブタンク28から供給されたインクをノズル29から選択的に吐出する。具体的には、記録ヘッド21に設けられたヘッド制御基板(不図示)から各ノズル29に対応して設けられたピエゾ素子29Aに選択的に駆動電圧が印加される。これにより、ノズル29から選択的にインクが吐出される。
プリンタ10は、給紙トレイ15と、給紙ローラ23と、搬送ローラ対25と、プラテン26と、排出ローラ対27と、排紙トレイ16と、を備えている。給紙トレイ15から給紙ローラ23によって搬送路24へ給送された用紙は、搬送ローラ対25によってプラテン26上へ搬送される。記録ヘッド21は、プラテン26上を通過する用紙に対してインクを選択的に吐出する。これにより、用紙に画像が記録される。また、これにより、カートリッジ装着部110に装着完了されたインクカートリッジ30が保持するインクが、記録ヘッド21によって消費される。プラテン26を通過した用紙は、排出ローラ対27によって、搬送路24の最下流に設けられた排紙トレイ16に排出される。
[インク供給装置100]
図1に示されるように、インク供給装置100は、プリンタ10に設けられている。インク供給装置100は、プリンタ10が備える記録ヘッド21にインクを供給するものである。インク供給装置100は、インクカートリッジ30を装着可能なカートリッジ装着部110を備えている。なお、図1においては、カートリッジ装着部110へのインクカートリッジ30の装着が完了した状態が示されている。
[カートリッジ装着部110]
図2に示されるように、カートリッジ装着部110は、ケース101と、インクニードル102と、基板120と、第1光学センサ121と、第2光学センサ122と、当接部125とを備えている。
ケース101は、右方向55及び左方向56に沿って並んだ4つの空間に仕切り分けられている。各空間には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応する4つのインクカートリッジ30が収容可能である。
なお、以下に説明する、インクニードル102、基板120、第1光学センサ121、及び第2光学センサ122等は、4つのインクカートリッジ30の各々に対応して設けられている。つまり、本実施形態において、インクニードル102、基板120、第1光学センサ121、及び第2光学センサ122等は、それぞれ4つ設けられている。4つのインクニードル102、4つの基板120、4つの第1光学センサ121、及び4つの第2光学センサ122等は、それぞれ、右方向55及び左方向56に並んで配置されている。4つのインクニードル102、4つの基板120、4つの第1光学センサ121、及び4つの第2光学センサ122等は、それぞれ同一の構成を有する。そのため、以下では、1つのインクニードル102、1つの基板120、1つの第1光学センサ121、及び1つの第2光学センサ122等の構成が説明され、残り3つのインクニードル102、基板120、第1光学センサ121、及び第2光学センサ122等の構成の説明は省略される。
[ケース101]
図2に示されるように、カートリッジ装着部110の筐体を形成するケース101は、天面115、底面116、終面117、及び開口112を有する箱形状である。天面115は、ケース101の内部空間103の天部を画定している。底面116は、ケース101の内部空間103の底部を画定している。終面117は、ケース101の内部空間103の前方向51の端部を画定している。終面117は、天面115と底面116とをつないでいる。開口112は、終面117の後方向52に終面117と対向している。開口112は、ユーザがプリンタ10を使用するときにユーザに対面する面であるプリンタ10のユーザインタフェース面に露出し得る。開口112を通じてケース101へインクカートリッジ30が挿抜される。インクカートリッジ30は、天面115及び底面116に設けられたガイド溝109に、インクカートリッジ30の上端部及び下端部が挿入されることによって、前方向51及び後方向52へ案内される。ケース101には、内部空間103を上方向54及び下方向53に長い4つの空間に仕切り分ける3つのプレート(不図示)が設けられている。このプレートによって仕切り分けられた各空間それぞれにインクカートリッジ30が収容される。
ケース101の開口112は、カバー(不図示)によって開閉可能である。カバーは、開口112の下端付近に右方向55及び左方向56に沿って延びる回動軸(不図示)に取り付けられている。これにより、カバーは、当該回動軸を中心として、開口112を閉塞する閉位置と、開口112を開放する開位置とに回動可能である。カバーが開位置にあると、ユーザは、開口112を通じてインクカートリッジ30をケース101へ挿抜可能である。カバーが閉位置にあると、ユーザはインクカートリッジ30をケース101へ挿抜することができず、また、ケース101に挿入されているインクカートリッジ30にユーザがアクセスすることもできない。
ケース101の開口112の上端付近には、カバーセンサ118(図7参照)が設けられている。カバーセンサ118は、カバーと当接しているかを検知し得る。カバーが閉位置にあると、カバーセンサ118にカバーの上端付近が当接して、カバーセンサ118から検知信号が制御部1へ出力される。カバーが閉位置にないと、カバーセンサ118からカバー111、カバーセンサ118は検知信号を出力しない。
[インクニードル102]
図2に示されるように、インクニードル102は、管状の樹脂からなり、ケース101の終面117の下部に設けられている。インクニードル102は、ケース101の終面117において、カートリッジ装着部110に装着されたインクカートリッジ30のインク供給部34(液体供給部の一例、図3参照)に対応する位置に配置されている。インクニードル102は、ケース101の終面117から後方向52へ突出している。
インクニードル102の周囲には、円筒形状のガイド部105が設けられている。ガイド部105は、ケース101の終面117から後方向52へ突出し、その突出端が開口している。インクニードル102は、ガイド部105の中心に配置されている。ガイド部105は、インクカートリッジ30のインク供給部34が内方に進入する形状である。
インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に前方向51へ挿入される過程において、つまりインクカートリッジ30がカートリッジ装着部110内の装着位置まで移動する過程において、インクカートリッジ30のインク供給部34がガイド部105に進入する。さらにインクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に前方向51に挿入されると、インクニードル102が、インク供給部34に形成されたインク供給口71に挿入される。これにより、インクニードル102とインク供給部34とは連結される。そして、インクカートリッジ30の内部に形成された貯留室36(図3参照)に貯留されたインクは、インク供給部34の内部空間(不図示)及びインクニードル102の内部空間を通じてインクニードル102に接続されたインクチューブ20に流出される。なお、インクニードル102の先端は、平坦であってもよく、尖っていてもよい。
[基板120、第1光学センサ121、及び第2光学センサ122]
図2に示されるように、基板120が、ケース101の天面115付近に配置されている。前方向51及び後方向52における天面115の中央部には、開口119が形成されている。基板120は、開口119を通じて、ケース101の内部空間103に露出している。基板120は、ガラスエポキシなどで構成されている。
第1光学センサ121及び第2光学センサ122が、基板120に実装されている。第1光学センサ121は、第2光学センサ122よりも前方向51に配置されている。第1光学センサ121及び第2光学センサ122は、基板120から下方に延出しており、ケース101の開口119を通じて内部空間103へ進入している。
第1光学センサ121は、発光部と受光部とを備えている。発光部と受光部とは、右方向55及び左方向56において対向して配置されている。発光部は、内部空間103における各空間の右端部に配置されている。受光部は、内部空間103における各空間の左端部に配置されている。なお、発光部と受光部との配置位置は、左右逆であってもよい。
第2光学センサ122は、発光部と受光部とを備えている。発光部と受光部とは、右方向55及び左方向56において対向して配置されている。発光部は、内部空間103における各空間の右端部に配置されている。受光部は、内部空間103における各空間の左端部に配置されている。なお、発光部と受光部との配置位置は、左右逆であってもよい。
第1光学センサ121及び第2光学センサ122は、電気回路を介してプリンタ10の制御部1(図1及び図7参照)に電気的に接続されている。制御部1については、後述される。
[当接部125]
図2に示されるように、当接部125は、ケース101の終面117における天面115付近に設けられている。当接部125は、終面117から後方向52へ突出されている。当接部125は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に挿入される過程において、インクカートリッジ30の板バネ96(図3参照)と当接する。
[接点124]
図2に示されるように、ケース101の天面115であって当接部125の上方には接点124が設けられている。接点124は、カートリッジ装着部110に装着されたインクカートリッジ30のIC基板66の電極67(図3参照)と電気的に接続される。接点124は、電極67の数及び配置に対応して配置されている。後述される制御部1は、接点124を通じてIC基板66と電気的に接続される。
[ロック棒126]
図2に示されるように、ロック棒126が、ケース101の天面115付近且つ開口112付近において、ケース101の左方向56及び右方向55に延出されている。ロック棒126は、左方向56及び右方向55に沿って延びる棒状の部材である。ロック棒126は、例えば、金属の円柱である。ロック棒126の左方向56及び右方向55の両端は、ケース101の左方向56及び右方向55の両端を確定している壁に固定されている。
ロック棒126は、カートリッジ装着部110に装着されたインクカートリッジ30を装着位置に保持するためのものである。インクカートリッジ30は、カートリッジ装着部110に挿入されることにより、ロック棒126に係合される。これにより、インクカートリッジ30は、カートリッジ装着部110内に保持される。
[インクカートリッジ30]
インクカートリッジ30はインクが貯留される容器である。図3に示されるように、インクカートリッジ30は、本体61と、被検知部材63と、変形部材65と、を備えている。
[本体61]
図3に示される本体61は、インクカートリッジ30の外形を構成するものである。本体61は、全体として、右方向55及び左方向56に沿った寸法が短く、下方向53及び上方向54、並びに前方向51及び後方向52それぞれに沿った寸法が、右方向55及び左方向56に沿った寸法よりも大きい扁平形状である。
本体61は、前壁81、後壁82、上壁83、下壁84、及び側壁(不図示)を備えている。前壁81は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110へ装着された状態において、カートリッジ装着部110の終面117と対向する壁である。後壁82は、前壁81の後方向52に設けられており、前壁81と対向する壁である。上壁83は、前壁81の上端部と後壁82の上端部及び2つの側壁同士とを繋ぐ壁である。下壁84は、前壁81の下端部と後壁82の下端部とを繋ぐ壁である。側壁は、本体61の右面及び左面をそれぞれ構成する壁である。前壁81、後壁82、上壁83、下壁84、及び2つの側壁によって、インクカートリッジ30の内部空間が区画される。
本体61の上壁83の後方、すなわち段差の部分には、上方向54へ突出したロック部43が設けられている。ロック部43は、上壁83より上方において前方向51及び後方向52に沿って延びている。ロック部43は、後述される変形部材65より後方向52に位置する。ロック部43において後方向52を向く面がロック面42である。ロック面42は、下方向53及び上方向54に沿って延びている。ロック面42は、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着された状態において、ロック棒126と後方向52へ向かって接触し得る面である。ロック面42がロック棒126と後方向52へ向かって接触することにより、ロック部43とロック棒126とが係合し、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に保持される。
本体61の上面39において、ロック面42より後方向52には、操作部90が設けられている。操作部90は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態からインクカートリッジ30を取り出すために、ユーザによって操作される。
本実施形態において、上壁83は、段差によって前方よりも後方の方が高い位置に配置された壁である。段差よりも前方に配置された上壁83には、貫通孔91が形成されている。貫通孔91は、上壁83と側壁とによって区画されている。貫通孔91は、後述する被検知部材63の延出部93の前方向51および後方向52における移動範囲よりも長く延びている。被検知部材63の延出部93が、下方から上方へ貫通孔91を貫通して上壁83よりも上方向54へ突出している。
側壁85の前上部には、軸棒87(回動軸の一例)が設けられている。軸棒87は、本体61の側壁に支持されて左方向56及び右方向55へ延びている。軸棒87は、被検知部材63に形成された軸孔92に挿通される。
本体61には、貯留体62が収容されている。貯留体62は、内壁86とフィルム(不図示)と側壁85とを備えている。内壁86は、側壁85から左方向56へ突出している。内壁86は、側面視において無端形状である。内壁86の突出先端(左端)にフィルムが溶着される。内壁86とフィルムと側壁85とに囲まれた空間が、貯留室36である。内壁86は貯留室36の上下及び前後の面を区画している。フィルムは貯留室36の左面を区画している。側壁85は貯留室36の右面を区画している。貯留室36には、インクが貯留される。
貯留室36内の圧力が、貯留室36外の圧力よりも小さくなると、貯留室36の容積が小さくなるようにフィルムが右方向55へ撓む。つまり、貯留体62は可撓性を有する。貯留室36内の圧力は、後述する変形部材65が膨出した状態を維持可能であれば、初期状態では大気圧と同じであってもよいし、大気圧以下(減圧状態)であってもよい。
なお、本実施形態では、貯留体62は、内壁86とフィルムと側壁85とで構成されているが、このような構成に限らない。例えば、貯留体62は、樹脂で構成された袋であってもよい。また、貯留体62を構成するものは、本体61の一部を兼ねていても、別体であってもよい。
なお、インクカートリッジ30の前面、後面、上面、下面、側面は、必ずしも1つの平面をなしている必要はない。すなわち、インクカートリッジ30を後方向52に視たときに視認し得る面であり、且つ、インクカートリッジ30の前方向51及び後方向52の中心よりも前方向51に位置する面が前面である。インクカートリッジ30を前方向51に視たときに視認し得る面であり、且つ、インクカートリッジ30の前方向51及び後方向52の中心よりも後方向58に位置する面が後面である。インクカートリッジ30を下方向53に視たときに視認し得る面であり、且つ、インクカートリッジ30の下方向53及び上方向54の中心よりも上方向54に位置する面が上面である。インクカートリッジ30を上方向54に視たときに視認し得る面であり、且つ、インクカートリッジ30の下方向53及び上方向54の中心よりも下方向53に位置する面が下面である。側面に関しても同様である。つまり、本実施形態では、上壁83のうちも段差より後ろ方向の上壁の方が上方に位置するが、これら上壁83が下方向53及び上方向54において同じ位置となるよう構成されてもよい。
前壁81の前面の下部には、前方向51へ突出したインク供給部34が設けられている。インク供給部34は、概ね筒形状である。インク供給部34の前面には、インク供給口71が形成されている。インク供給口71は、インク供給部34の内部空間とインクカートリッジ30の外部とを連通している。インク供給部34の後面には、開口72が形成されている。開口は、インク供給部34の内部空間と貯留室36とを連通している。
インク供給部34は、その内部空間に、バルブ(不図示)を備えている。バルブは、既定状態において閉じられている。これにより、貯留室36に貯留されたインクがインクカートリッジ30の外部へ漏れることが防止されている。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に前方向51へ挿入される過程において、インクニードル102がインク供給口71からインク供給部34の内部空間に挿入されてバルブを押すことによって、バルブが開く。これにより、貯留室36に貯留されたインクが、インク供給部34の内部空間及びインクニードル102の内部空間を通じてインクニードル102に接続されたインクチューブ20に流出される。なお、インクニードル102の側面には開口が設けられており、インク供給部34の内部空間のインクは、開口を通じてインクニードル102の内部空間へ進入可能である。
なお、インク供給部34は、バルブを備えた構成に限らない。例えば、インク供給口71がフィルムなどで閉塞されており、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されると、インクニードル102がフィルムを突き破ることによりインク供給口71を通じてインクニードル102の先端部分がインク供給部34の内部空間へ進入する構成であってもよい。
本体61の上壁83における移動部材63より前方向53には、IC基板66が設けられている。IC基板66の上面には、4つの電極67が形成されている。各電極67は、各々がIC基板66の上面において前方向53及び後方向54に延設されており、且つ左方向55及び右方向56に互いに離間して設けられている。各電極67は、例えば、HOT電極、GND電極、及びシグナル電極等である。IC基板66には、各電極67に電気的に接続されたIC(不図示)が設けられている。ICは、半導体集積回路であり、例えば、ロット番号や製造年月日などの情報を示すデータ(種別情報)が読み出し可能に格納されている。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、ICは、各電極67を介してプリンタ10の制御部1に電気的に接続される。制御部1(図1及び図7参照)は、IC基板66から読み出したデータに基づいて、インクカートリッジ30の種類などを判定する。
[被検知部材63]
図3に示されるように、被検知部材63は、その上端部を除いた部分が本体61に収容されている。被検知部材63は、本体61の内部における貯留体62が配置されていない空間(本体61内の前上部)に配置されている。被検知部材63には、軸孔92が形成されている。軸孔92に、軸棒87が挿通されている。これにより、被検知部材63は、本体61によって、軸孔92を中心として回動可能に支持されている。
被検知部材63は、延出部93と、被検知部94と、錘部95と、樹脂製の板バネ96(付勢部材の一例)と、を備えている。本実施形態では、被検知部材63は、樹脂で一体成型されているが、一体成型されていなくてもよい。例えば、延出部93と被検知部94とが嵌合などによって繋がっていてもよい。なお、以下の被検知部材63の説明では、被検知部材63が図4に示される状態であるとして、各方向が定義される。
延出部93は、概ね上方向54及び下方向53に延びている。延出部93の下端部(一端部の一例)には、軸孔92が形成されている。軸孔92は、右方向55及び左方向56に沿った貫通孔である。延出部93の上端部(他端部の一例)は、上方向54へ向かうに従って後方向52へ向かうように湾曲している。
延出部93の下端部は、本体61の上壁83よりも下方向53に位置している。延出部93は、下端部から上方向54へ延出されて、貫通孔91を下から上へ貫通する。これにより、延出部93の上端部は、上壁83よりも上方向54に突出している。
延出部93の上端部に、被検知部94(一部分の一例)が形成されている。つまり、被検知部94は、本体61よりも上方向54に設けられている。換言すると、被検知部94は、本体61よりも上方向54へ延出されている。より詳しくは、被検知部94は、上壁83よりも上方の位置において、IC基板66よりも上方に配置されている。被検知部94は、前方向51、後方向52、下方向53、及び上方向54に拡がった板状に構成されている。被検知部94は、本体61の上壁83より上方において、外部から物理的に直接アクセス可能に露出しているが、透光性のカバー等によって覆われていてもよい。
被検知部94は、被検知部材63が回動することによって移動する。詳述すると、被検知部94は、図4に示される第1位置、図5に示される第2位置、及び図6に示される第3位置に移動する。第2位置の被検知部94は、第1位置の被検知部94よりも下方向53且つ後方向52に位置する。第3位置の被検知部94は、第2位置の被検知部94よりも下方向53且つ後方向52に位置する。
図4に示されるように、被検知部94は、第1位置に位置する状態において、第1センサ121の発光部と受光部との間に位置している。これにより、第1位置の被検知部94は、発光部から照射された光を遮る。この状態において、被検知部材63は、後述する変形部材65から離間している。そして、本実施形態においては、板バネ96と本体61とが当接することによって被検知部材63の被検知部94が第1位置に保持されている。
図5に示されるように、被検知部94は、第2位置に位置する状態において、第2センサ122の発光部と受光部との間に位置している。これにより、第2位置の被検知部94は、発光部から照射された光を遮る。
図6に示されるように、被検知部94は、第3位置に位置する状態において、第1センサ121及び第2センサ122のいずれの発光部及び受光部の間に位置していない。よって、第3位置の被検知部94は、各発光部から照射された光を遮らない。
より詳細には、第1センサ121および第2センサ122の発光部から出力された光が被検知部94の右面または左面の一方に到達したときに、被検知部94の右面または左面の他方の面から出て受光部に到達する光の強度(透過状態)が所定の強度未満、例えば、ゼロとなる。被検知部94は、光が右方向55または左方向56に進むのを完全に遮断してもよいし、光を部分的に吸収してもよいし、光の進行方向を曲げてもよいし、光を全反射させてもよい。
図3に示されるように、錘部95は、延出部93の下端部から前方向51へ延設されている。つまり、錘部95は、軸孔92よりも前方向51に位置している。錘部95の重量によって、被検知部材63は前方向51の回動端へ向かって回動する。つまり、錘部95の重量によって、被検知部94は、第1位置へ向けて付勢される。なお、本実施形態において被検知部94は、錘部95によって第1位置へ向けて付勢されているが、被検知部材63自身の重心の位置に伴い、被検知部94が第1位置に向けて付勢されていれば、必ずしも錘部95は備えていなくてもよい。
板バネ96は、延出部93の下端部及び上端部の間から前方向51へ突出されている。つまり、板バネ96は、軸孔92よりも上方向54且つ前方向51に位置している。板バネ96の突出先端部97は、前方向51から下方向53へ向けて湾曲している。なお、本実施形態においては、板バネ96の基端部から前方へ延びる被当接部98が設けられている。被当接部98の先端部は、板バネ96の先端部よりも上方且つ後方に位置する。被当接部98と板バネ96の一部は、カートリッジ装着部110の当接部125と当接可能である。
図5に示されるように、板バネ96は、カートリッジ装着部110の当接部125と当接する。これにより、板バネ96の突出先端部97の湾曲の曲率半径は、板バネ96が当接部125と当接していない状態(図3に示される状態)での当該曲率半径よりも小さくなる。つまり、板バネ96は弾性変形する。当該弾性変形によって、板バネ96には、移動部材63を後方向52へ付勢する付勢力が生じる。換言すると、板バネ96には、被検知部94を第3位置へ向けて付勢する付勢力が生じる。また、被当接部98の先端部は、カートリッジ装着部110の当接部125と当接することで、被検知部材63が図5における時計回りに回動するように付勢される。これにより、当接部125に当接した被検知部材63へ反時計回りの付勢力が働くことが防止される。なお、被当接部98は、被検知部材63に設けられていることが好ましいが、必ずしも設けられていなくてもよい。また、被当接部98は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110へ挿入される過程において、板バネ96よりも先に当接部125に当接するように構成されてもよいし、板バネ96と同時に当接されるように構成されてもよい。
上記付勢力、つまり板バネ96が被検知部94を第3位置へ向けて付勢する付勢力は、錘部134が被検知部94を第1位置へ向けて付勢する付勢力よりも大きい。
以上より、板バネ96は、図5に示された状態である付勢力を生じた状態(弾性変形した状態)と、図3に示された状態である付勢力を生じていない状態(弾性変形していない状態)とに状態変化可能である。
[変形部材65]
変形部材65は、シリコンやゴムなどの弾性部材で構成されている。図3に示されるように、変形部材65は、下方向53へ向かって開口しており、上方向54へ向かってドーム状に膨出している。内壁86の上壁37には、変形部材65が挿通される貫通孔38が形成されている。変形部材65が貫通孔38の下方から上方へ向けて挿入され、貫通孔38周りの上壁37と密着することによって、変形部材65は上壁37に取り付けられる。
変形部材65が上壁37に取り付けられた状態において、変形部材65は、その上端が本体61の貫通孔91を通じて外部へ露出されている。変形部材65の内部空間は、貫通孔38を通じて貯留室36と連通している。変形部材65は、貯留室36の内部気圧が減圧されることによって、下方向53へ引っ張られ、その内部空間の容積が小さくなるように弾性変形する。換言すると、変形部材65は、貯留室36の内部気圧の減圧によって上方向54への膨出が小さくなるように弾性変形する。変形部材65は、合成樹脂製の膜である。変形部材65の剛性は、内壁86に貼り付けられたフィルムの剛性よりも大きい。すなわち、貯留室36の内部空間が減圧状態になると、変形部材65より先に内壁86に貼り付けられたフィルムが内側へ撓むように変形する。また、変形部材65の剛性は、被検知部材63の自重や板バネ96の付勢力によって変形しない程度に大きい。なお、変形部材65は、本体61の外部に露出していてもよいし、本体61ないに収容されていてもよい。
[制御部1]
プリンタ10は、図7に示される制御部1を有する。制御部1は、例えばCPU、ROM、RAMなどからなるものである。制御部1は、プリンタ10の制御部として装置筐体の内部に制御基板として配置されてもよいし、プリンタ10の制御部とは独立した別個の制御基板としてケース101などに設けられてもよい。制御部1は、IC基板66、第1光学センサ121及び第2光学センサ122と電気信号を送受信可能に接続されている。なお、制御部1は、モータやタッチパネルなどのその他の部材とも電気信号を送受信可能に接続されているが、同図においてはその他の部材は省略されている。制御部1が各処理を実行するためのプログラムがROMに記憶されている。CPUは、ROMに記憶されたプログラムに基づいて各処理を実行するための演算を行ったり、各部材へ指示を行う。RAMは、各種情報を一時的に記憶するメモリとして機能する。
制御部1は、第1光学センサ121から送られてくる信号がハイレベルからローレベルへ変わることによって、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110へ挿入されたことを検知する。また、制御部1は、第2光学センサ122から送られてくる信号がローレベルからハイレベルへ変わることによって、貯留室36に貯留されたインクの残量が少なくなったことを検知する。
[被検知部材63の動作]
以下、被検知部材63の動作が説明される。
最初に、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に挿入される際の被検知部材63の動作が説明される。
図3に示されるように、カートリッジ装着部110に挿入される前のインクカートリッジ30において、被検知部材63の被検知部94は第1位置に保持されている。また、インク供給部34のバルブ70は、閉じられている。これにより、貯留室36からインクカートリッジ30の外部へのインクの流通は遮断されている。また、図2に示されるように、インクカートリッジ30が挿入される前のカートリッジ装着部110において、第1光学センサ121及び第2光学センサ122の発光部と受光部との間には、被検知部材63が存在しない。これにより、図8(A)の「A」に示されるように、第1光学センサ121から制御部1へ、ハイレベルの信号が送られる。また、第2光学センサ122からも制御部1へ、ハイレベルの信号が送られる。本実施形態では、第1光学センサ121から制御部1へ送られる信号が、ハイレベルからローレベルに変わるタイミングは、被検知部材63がカートリッジ装着部110の当接部125に当接した後であるが、そのタイミングは、被検知部材63が当接部125に当接する前でもよい。
カートリッジ装着部110のカバーが開けられてから、図4に示されるように、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に挿入されると、当該挿入の過程において、第1位置の被検知部材63の被検知部94が第1光学センサ121の発光部と受光部との間に位置する。これにより、被検知部94は、第1光学センサ121の発光部から照射された光を遮る。その結果、図8(A)の「B」に示されるように、第1光学センサ121から制御部1へ送られる信号が、ハイレベルからローレベルに変わる。
インクカートリッジ30が図4に示される状態において、被検知部材63の板バネ96が当接部125に当接する。インクカートリッジ30が更にカートリッジ装着部110へ挿入されると、板バネ96の突出先端部97が当接部125に当接して、突出先端部97の湾曲の曲率半径が小さくなる。また、被検知部材63の被検知部94は、第1位置から第2位置へ回動する。これに伴い、第1光学センサ121は被検知部材63の被検知部94により光を遮られた状態から遮られない状態へと変化する。その結果、図8(A)の「C」に示されるように、第1光学センサ121から制御部1へ送られる信号が、ローレベルからハイレベルに変わる。
図5に示されるように、被検知部材63の被検知部94が第2位置へ到達したとき、被検知部94は変形部材65と当接する。これにより、被検知部94の第3位置への移動が規制される。
第2位置において、被検知部材63の被検知部94は、第2光学センサ122の発光部と受光部との間に位置する。これにより、被検知部94は、発光部から照射された光を遮る。このとき、第2光学センサ122から制御部1へ、ローレベルの信号が送られる。なお、第2位置において被検知部94が光を遮る箇所は、第1位置において被検知部94が光を遮る箇所とは異なるが、これらは同じ箇所であってもよい。
また、インクカートリッジ30が、図4に示される状態から更に前方向51へ移動すると、インクニードル102がインク供給口71からインク供給部34の内部空間に進入する。進入したインクニードル102がバルブを押すことによって、バルブが開く。これにより、貯留室36に貯留されたインクが、インク供給部34の内部空間及びインクニードル102の内部空間を通じてインクチューブ20に流出可能となる。なお、図5に示される状態において、インクカートリッジ30は、カートリッジ装着部110に装着された装着姿勢(使用姿勢)にある。最後に、カートリッジ装着部110のカバー(不図示)が閉じられる。
なお、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110から取り外されると、板バネ96がカートリッジ装着部110の当接部125から離れ、錘部95の自重によって、被検知部材63が回動して、被検知部94が第1位置となる。
次に、図9のフローチャートに示されるフローチャートを参照しつつ、インクカートリッジ30のカートリッジ装着部110への挿入検知が説明される。
制御部1は、カートリッジ装着部110のカバーが開けられてから閉じられるまでの間に、第1光学センサ121から制御部1へ送られる信号がローレベルからハイレベルになった回数をカウントして、RAMに記憶する(S100)。
制御部1は、カバーが閉じられると(S110:Yes)、RAMに記憶されている回数を参照する(S120)。そして、当該回数が1回以上である場合(S120:Yes)、制御部1は、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が正常に装着されたと判断する(S130)。一方、当該回数が0回である場合(S120:No)、制御部1は、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30とは異なるインクカートリッジが装着された、または、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着されていないと判断する(S140)。この場合、ユーザに対してインクカートリッジ30を装着する旨を報知するなどする。
次に、貯留室36に貯留されたインクが減少する際の被検知部材63の動作が説明される。貯留室36に貯留されたインクの残量が多い状態において、図5に示されるように、第2光学センサ122の発光部と受光部との間は、被検知部材63の被検知部94によって遮られている。これにより、図8(B)の「A」に示されるように、第2光学センサ122から制御部1へ、ローレベルの信号が送られる。
図5に示される状態において、貯留室36に貯留されたインクが消費されて減少すると、図6に示されるように、変形部材65が下方へ萎むように変形する。具体的には、貯留室36内の内部気圧が初期状態の内部気圧よりも減少することに伴い、変形部材65内の空間が狭くなるように変形する。これに伴って、板バネ96の付勢力を受けている被検知部材63の被検知部94が下方へ移動するように被検知部材63が回動し第3位置となる。なお、被検知部材63は、自重によって、被検知部94が第2位置から第3位置となるように回動してもよい。
第3位置の被検知部材63の被検知部94は、第2光学センサ122の発光部から照射された光を遮らない。よって、図8(B)の「B」に示されるように、第2光学センサ122から制御部1へ送られる信号が、ローレベルからハイレベルに変わる。これにより、制御部1は、貯留室36に貯留されたインクの残量が少なくなったことを検知する。
[第1実施形態の作用効果]
前述されたように、第1位置にある被検知部材63の被検知部94がカートリッジ装着部110において第1光学センサ121に検知されることにより、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されたことが判定可能である。変形部材65の変形に伴って被検知部材63の被検知部94が第2位置から第3位置へ移動して、被検知部94が第2光学センサ122に検知されなくなったことにより、貯留室36においてインクの残量が所定量未満になったことが判定可能である。これにより、正確なインク残量の検知が実現され、また、カートリッジ装着部110へのインクカートリッジ30の装着が、インク残量の検知とは独立して検知可能となる。
また、被検知部材63が、外部からアクセスされることで変形する板バネ96を有するので、板バネ96が湾曲することによって付勢力が生じるため、被検知部材63の被検知部94を第3位置へ向けて移動させやすい。
[第1実施形態の変形例]
前述された実施形態では、被検知部材63は、錘部95の自重によって被検知部94が第1位置となる向きへ回動するように付勢されていたが、錘部95に代えて、被検知部材63の板バネ96の前端部分に当接部125に粘着可能な粘着部が設けられてもよい。粘着部は、表面に接着剤などが塗布されたものである。カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着されると、粘着部は、当接部125に粘着した粘着状態となる。インクカートリッジがカートリッジ装着部110から取り外される過程において、粘着部と当接部125との粘着状態が保持され、第2位置又は第3位置の被検知部94が第1位置となるように被検知部材63が回動する。
また、貯留室36内のインクが減少しつつある状態において、貯留室36の内部気圧の減少を容易且つ確実に発生させる構成として、以下に説明する構成が採用され得る。
図10に示されるように、インクカートリッジ30は、インク流路44と差圧弁57とを備える。
インク流路44は、インクカートリッジ30の前部に形成されており、貯留室36は、インクカートリッジ30の後部に形成されている。
インク流路44は、第1流路151及び第2流路152を備えている。第1流路151は、インク供給部34と連通している。第2流路152は、第1流路151の後方向52に形成されている。第2流路152は、開口154を介して第1流路151と連通しており、開口155及び通路162を介して貯留室36の第1貯留室37Aと連通している。開口155は、上方向54及び下方向53に沿って移動可能な球体156によって開閉される。
貯留室36は、第1貯留室36Aと第2貯留室36Bとを備えている。第2貯留室36Bは、第2流路152の後方向52に形成されている。第2貯留室36Bは、開口158及び通路157を介して第1流路151と連通しており、通路153を介して第1貯留室36Aと連通している。開口158は、上方向54及び下方向53に沿って移動可能な球体159によって開閉される。
差圧弁57は、貯留室36とインク流路44との間に設けられている。差圧弁57は、貯留室36内の圧力とインク流路44内の圧力との圧力差に基づいて貯留室36とインク流路44とを連通させるものである。
差圧弁57は、上述した2つの球体156、159を備えている。球体156は、第2流路152に配置されている。球体156の比重は、インクの比重よりも大きい。よって、球体156は、第2流路152がインクで満たされているとき、下方向53へ沈んで開口155を塞ぐ。球体159は、第2貯留室36Bに配置されている。球体159の比重は、インクの比重よりも小さい。よって、球体156は、第2貯留室36Bがインクで満たされているとき、インクに基づく浮力で上方向54へ浮かんで開口158を開く。
変形部材65及び被検知部材63は、第1流路151の上端部に設けられている。つまり、変形部材65は、インク流路44を介して貯留室36と連通されている。なお、変形部材65及び被検知部材63の構成は上記実施形態と同様であるため、その説明が省略される。
以下に、変形例1における差圧弁57の動作が説明される。図10(A)に示されるように、貯留室36及びインク流路44がインクで満たされているとき、球体156は沈んで開口155を塞いでおり、球体159は浮かんで開口158を開放している。これにより、インクカートリッジ30からインクチューブ20へインクが送られる際、第1貯留室36A内のインクが、第2貯留室36B、第1流路151、及びインク供給部34を介してインクチューブ20へ送られる。
図10(B)に示されるように、貯留室36内のインクが無くなると、インクに基づく浮力がなくなることによって、球体159は下方向53へ移動して開口158を塞ぐ。その結果、インク流路44と貯留室36との連通は遮断される。すると、インクカートリッジ30からインクチューブ20へインクが送られる際、インク流路44内のインクが、インク供給部34を介してインクチューブ20へ送られる。
インク流路44内のインクが減少すると、インク流路44内に負圧が生じる(図11(A)参照)。なお、図11(A)では、インク流路44内の破線の密度が大きくなるように破線が記載されることによって、当該負圧が生じたことが示されている。
上記負圧が貯留室36内の圧力よりも所定値以上小さくなると、図11(B)に示されるように、球体156が上記負圧によって浮き上がる。つまり、球体156は、インク流路44内の圧力が貯留室36内の圧力よりも所定値以上小さくなることによって開口155を開く。なお、所定値は、球体156の材質及び大きさや、開口155の大きさなどが調整されることによって、インク流路44内のインクを確実且つ効率よく流出するのに適した値に設定される。
また、上記負圧が貯留室36内の圧力よりも所定値以上小さくなると、変形部材65は、下方向53へ萎むように弾性変形する。その結果、変形部材65は、上壁37の上面よりも下方向53へ引っ込む。すると、被検知部材63は、板バネ96の付勢力によって、被検知部94が第2位置から第3位置へ移動するように回動する。これにより、貯留室36及びインク流路44内のインク残量が少ないことが検知される。
開口155が開放されると、第1貯留室36Aと第2流路152とが連通される。これにより、インク流路44内の圧力が、上記負圧から大気圧よりに若干戻る。すると、球体156は、再び開口155を閉塞する。戻された貯留室36内の圧力は、弾性変形した変形部材65が元の形状に復帰しない程度である。以後、開口155の開放と閉塞が繰り返されつつ、インク流路44内のインクが消費される。
上記実施形態によれば、貯留室36内のインク残量が多い状態において、球体159は浮力で浮いているため開口158は開いている。これにより、貯留室36内のインクは開口158を通じてインク流路44へ流れ込みインク供給部34から流出される。また、開口158が開いているため、貯留室36内の圧力とインク流路44内の圧力とが同一である。よって、開口155は閉じている。
貯留室36内のインク残量が少なくなると、球体159は浮いた状態を維持できなくなるため開口158は閉じる。これにより、インク流路44と貯留室36との連通は遮断されるため、インク流路44内のインクがインク供給部34から流出される。その結果、インク流路44内の負圧が上昇する。換言すると、インク流路44内の圧力が小さくなる。これにより、開口155が開き、インク流路44内の圧力が貯留室36と同じ圧力まで上昇する。インク流路44内の圧力が貯留室36と同じ圧力となると、開口155は閉じる。以後、インク流路44内のインクの流出に伴うインク流路44内の圧力減少による開口155の開放と、当該開放に伴うインク流路44内の圧力上昇による開口155の閉塞とが、繰り返される。
このような変形例では、変形部材65は、インク流路44を介して貯留室36と連通されている。よって、変形部材65をインク流路44内の圧力の変化によって弾性変形させることができる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係るインクカートリッジ130では、前述された第1実施形態における被検知部材63及び変形部材65に代えて、被検知部材148、及びレバー140が設けられている。
図12に示されるように、インクカートリッジ130は、インクカートリッジ130の外形を構成する本体131を有する。本体131は、全体として、右方向55及び左方向56に沿った寸法が短く、下方向53及び上方向54、並びに前方向51及び後方向52それぞれに沿った寸法が、右方向55及び左方向56に沿った寸法よりも大きい扁平形状である。
図12に示されるように、本体131の内部空間には、内部フレーム134が収容されている。内部フレーム134は、右方向55が開口した枠である。内部フレーム134の開口がフィルム135により液密に封止されて、内壁86の内部空間に貯留室136が形成されている。貯留室136には、インクが貯留される。貯留室136は、上方向54及び下方向53に沿った寸法より、前方向51及び後方向52に沿った寸法が長い
本体131の上壁133の後方には、上方向54へ突出したロック部137及び操作部138が設けられている。ロック部137及び操作部138は、第1実施形態のロック部43及び操作部90と同様の構成なので、ここでは詳細な説明が省略される。また、本体131の前壁132の前面の下部には、前方向51へ突出したインク供給部139が設けられている。インク供給部139も、第1実施形態のインク供給部34と同様の構成なので、ここでは詳細な説明が省略される。インク供給部139の内部空間は、貯留室136と連続している。
図12に示されるように、レバー140は、その上端部143を除いた部分が本体131に収容されている。本体131の上壁133には、前方向51及び後方向52に沿って延びる軸受け141が設けられている。軸受け141に、レバー140の回転軸142が支持されている。これにより、レバー140は、回転軸142を中心として回動可能である。
レバー140の上端部143は、回転軸142から上方向54へ延び、さらに左方向56へ屈曲している。レバー140の下端部144は、回転軸142から本体131の内部を下方向53へ延びて、フィルム135に当接している。下端部144において、フィルム135に当接する当接部分144Aは、上方向54及び下方向53に沿った寸法より、前方向51及び後方向52に沿った寸法が長い横長形状である。図16には示されていないが、レバー140は、ねじりコイルバネなどの付勢部材によって、下端部144がフィルム135に当接する方向へ付勢されている。
図12に示されるように、本体131の上壁133において、レバー140の上端部143より後方向52には、右方向55及び左方向56に離れて支持壁145,146が上方向54へ突出している。支持壁145,146は、支軸147を支持している。支軸147は、上壁133より上方向54において、右方向55及び左方向56へ延びている。
被検知部材148は、支軸147に回動可能に支持されている。被検知部材148は、支軸147の軸線と直交する方向へ延出する細長な平板である。被検知部材148の先端部分は、第1光学センサ121及び第2光学センサ122により検知され得る。被検知部材148は、レバー140の上端部143に上方から当接する。
被検知部材148は、レバー140が回動することによって移動する。詳述すると、被検知部材148は、図12に示される位置、すなわちレバー140の上端部143に上方から当接している位置において、第1光学センサ121及び第2光学センサ122により検知され得る。
貯留室136に貯留されたインクがインク供給部139を通じて外部へ流出すると、フィルム135が貯留室136の内側へ凹むように撓む。付勢部材によって付勢されているレバー140は、フィルム135の撓みに応じて、下端部144が左方向56へ移動し、上端部143が右方向55へ移動するように回動する。上端部143が右方向55へ移動することによって、被検知部材148の下方に上端部143が存在しなくなる。これにより、被検知部材148は、重力に従って下方向53へ回動する。下方向53へ回動した被検知部材148は、第1光学センサ121及び第2光学センサ122が検知可能な検知位置より下方向53となる。すなわち、下方向53へ回動した被検知部材148は、第1光学センサ121及び第2光学センサ122により検知されない。
前述された第2実施形態においても、第1実施形態と同様の作用効果が奏される。また、被検知部材148が本体131の上壁133に配置されているので、貯留室136の容積効率がよい。また、レバー140の当接部分144Aが、フィルム135においてインク供給部139付近まで延出されているので、フィルム135の一部分が内部フレーム134と接触することによって、貯留室136においてインク供給部139への流路が閉塞されることが抑制される。
[その他の変形例]
上記各実施形態では、被検知部材63の被検知部94又は被検知部材148は、光学センサ123の発光部と受光部との間に位置して、発光部から照射された光を遮光していた。しかし、被検知部材63の被検知部94又は被検知部材148は、発光部から照射された光を遮光するのではなく、減衰させてもよい。具体的には、発光部と受光部との間に被検知部材63の被検知部94又は被検知部材148が位置する場合に受光部に届く光の照度が、発光部と受光部との間に被検知部材63の被検知部94又は被検知部材148はが位置しない場合に受光部に届く光の照度よりも小さくなればよい。
また、上記各実施形態では、貯留室36,135は、内壁86,134及びフィルム135から構成されているが、例えば、貯留室36,135は、内壁86,134を有しておらず、可橈性のフィルムから構成されたバッグ形状の部材の内部空間として構成されてもよい。バッグ形状の部材の内部空間において、フィルムの撓みを規制するバネなどの弾性部材が設けられることによって、貯留室36,135の内部容積が減少するような膜の撓みに抗して所定の内部容積が保持され、インクの消費に伴って、内部空間の気圧が減少する。
上記各実施形態では、インクカートリッジ30,130がカートリッジ装着部110へ水平方向に沿って装着されるが、インクカートリッジ30,130がカートリッジ装着部110へ装着される際におけるインクカートリッジ30の移動方向は、水平方向に限らない。例えば、インクカートリッジは、カートリッジ装着部へ鉛直方向に沿って挿入されてもよい。このとき、被検知部材63やレバー140、被検知部材148などの配置位置や移動方向は、インクカートリッジの挿入方向に合わせて適宜変更される。
また、上記各実施形態では、インクを液体の一例として説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、インクに代えて、印刷時にインクに先立って用紙に吐出される前処理液を液体としてもよい。
30・・・インクカートリッジ(液体カートリッジ)
36・・・貯留室
61・・・本体(筐体)
34・・・インク供給部(液体供給部)
63・・・被検知部材
65・・・変形部材
68・・・被検知部(一部分)
81・・・前壁
82・・・後壁
83・・・上壁
84・・・下壁
87・・・軸棒(回動軸)
93・・・延出部
96・・・板バネ(付勢部材)
110・・・カートリッジ装着部
121・・・第1光学センサ
122・・・第2光学センサ

Claims (9)

  1. 液体を貯留可能であり、液体の流出に伴って内部気圧が減圧される貯留室を有する筐体と、
    上記貯留室から外部へ液体を流出させる液体供給部と、
    使用姿勢において上方へ膨出しており、その内部空間が上記貯留室と連通されており、上記貯留室の内部気圧の減圧によって上記内部空間の容積が小さくなるように弾性変形する変形部材と、
    少なくとも一部分が第1位置、当該第1位置と異なる位置であって上記変形部材と当接した第2位置、及び上記変形部材の弾性変形に伴って上記第2位置よりも下方の第3位置となるように姿勢変化する被検知部材と、を具備する液体カートリッジ。
  2. 上記被検知部材は、上記一部分が上記第1位置、上記第2位置、及び上記第3位置となるように回動可能である請求項1に記載の液体カートリッジ。
  3. 上記被検知部材に設けられており、弾性変形することによって上記一部分を上記第3位置へ向けて付勢する付勢力を生じた状態と、弾性変形していない状態とに状態変化可能な付勢部材を更に具備する請求項2に記載の液体カートリッジ。
  4. 上記変形部材は、所定の内部気圧において、上記付勢部材による付勢力に抗して上記一部分を第2位置に保持するものである請求項3に記載の液体カートリッジ。
  5. 上記被検知部材は、一端部に設けられた回動軸と、当該一端部から他端部へ向けて延びており当該他端部に上記一部分を有する延出部と、を備え、
    上記付勢部材は、上記延出部から前方向へ延びており、
    上記延出部は、上記一部分が上記第2位置に位置する状態において上記変形部材と当接するものである請求項3又は4に記載の液体カートリッジ。
  6. 上記付勢部材は、樹脂製の板バネである請求項3から5のいずれかに記載の液体カートリッジ。
  7. 上記板バネは、外部からアクセスされることで変形するように前方向から下方向に向けて湾曲する形状である請求項6に記載の液体カートリッジ。
  8. 上記筐体は、上記液体供給部が設けられた前壁と、上記前壁と離れて位置する後壁と、上記前壁と上記後壁とを繋ぐ上壁と、を有しており、
    上記被検知部材の一部分は、少なくとも上記第1位置及び上記第2位置において上記上壁よりも上方に位置する請求項1から7のいずれかに記載の液体カートリッジ。
  9. 当該液体カートリッジは、第1光学センサ及び第2光学センサを有するカートリッジ装着部に装着されるものであり、
    当該液体カートリッジが上記カートリッジ装着部に装着される過程において、上記被検知部材の一部分は、上記第1位置において上記第1光学センサからの前方向及び上方向に交差する方向へ照射される光を遮光又は減衰し、
    当該液体カートリッジが上記カートリッジ装着部に装着された状態において、上記被検知部材の一部分は、上記第2位置において上記第2光学センサからの前方向及び上方向に交差する方向へ照射される光を遮光又は減衰する請求項8に記載の液体カートリッジ。
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