JP2017176168A - アルコール飲料、アルコール飲料の製造方法、及びアルコール飲料のアルコール感と酸味とを抑制しつつ味の厚みを優れたものとする方法 - Google Patents

アルコール飲料、アルコール飲料の製造方法、及びアルコール飲料のアルコール感と酸味とを抑制しつつ味の厚みを優れたものとする方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アルコール感と酸味とが抑制され、味の厚みに優れたアルコール飲料、アルコール飲料の製造方法、及びアルコール飲料の香味向上方法を提供することを課題とする。【解決手段】本発明に係るアルコール飲料は、食塩の含有量が1mg/100mL以上であり、ナトリウムの含有量が5mg/100mL以上650mg/100mL以下である。本発明に係るアルコール飲料の製造方法は、食塩の含有量を1mg/100mL以上とし、ナトリウムの含有量を5mg/100mL以上650mg/100mL以下とする工程を含む。本発明に係るアルコール飲料の香味向上方法は、アルコール飲料の食塩の含有量を1mg/100mL以上とし、ナトリウムの含有量を5mg/100mL以上650mg/100mL以下とする。【選択図】なし

Description

本発明は、アルコール飲料、アルコール飲料の製造方法、及びアルコール飲料の香味向上方法に関する。
アルコール飲料の香味を設計する場合において、アルコール度数、クエン酸濃度、甘味のショ糖換算濃度、等の要素を調整する方法が知られており、このような要素を調整する方法によって、所望のコンセプトに合致した商品の開発が行われる場合がある。
このような要素を調整する方法として、例えば、特許文献1には、炭酸ガス圧0.1〜0.4MPa(20℃におけるガス圧)の炭酸ガスを含み、アルコール濃度が1〜10v/v%でかつpH2.3〜4.0である、低アルコール無糖飲料の製造方法であって、飲料中の高甘味度甘味料による甘味をショ糖濃度で換算した、飲料の甘味のショ糖換算濃度Cs(w/v%)と、飲料中の酸味付与物質による酸濃度をクエン酸濃度で換算した、飲料のクエン酸換算酸度A(w/v%)とが、5.73<Cs+A<11.27、20<Cs/A<85を満たすように、飲料中の高甘味度甘味料の濃度および酸度を調整することを特徴とする、アルコール感が抑制され、かつ甘味と酸味が調和した低アルコール無糖飲料の製造方法が開示されている。
特開2011−36228号公報
特許文献1には、当該技術によって、アルコール感が抑制され、甘味と酸味とが調和されると記載されているが、酸味が強く感じられてしまったり、糖質オフや糖質ゼロといった商品へ当該技術を適用した際に、味に厚みが感じられないといった問題の発生が考えられる。
また、アルコール飲料の香味を設計するに際して、特許文献1に挙げられている要素とは異なる要素に着目した新たな技術の創出が要求されている。
そこで、本発明は、アルコール感と酸味とが抑制され、味の厚みに優れたアルコール飲料、アルコール飲料の製造方法、及びアルコール飲料の香味向上方法を提供することを課題とする。
前記課題は、以下の手段により解決することができる。
(1)食塩の含有量が1mg/100mL以上であり、ナトリウムの含有量が5mg/100mL以上650mg/100mL以下であるアルコール飲料。
(2)前記ナトリウムの含有量が15mg/100mL以上350mg/100mL以下である前記1に記載のアルコール飲料。
(3)前記ナトリウムの含有量が35mg/100mL以上350mg/100mL以下である前記1又は前記2に記載のアルコール飲料。
(4)前記ナトリウムの含有量が50mg/100mL以上350mg/100mL以下である前記1から前記3のいずれか1つに記載のアルコール飲料。
(5)さらに果汁を含有する前記1から前記4のいずれか1つに記載のアルコール飲料。
(6)食塩の含有量を1mg/100mL以上とし、ナトリウムの含有量を5mg/100mL以上650mg/100mL以下とする工程を含むアルコール飲料の製造方法。
(7)アルコール飲料の香味向上方法であって、前記アルコール飲料の食塩の含有量を1mg/100mL以上とし、ナトリウムの含有量を5mg/100mL以上650mg/100mL以下とするアルコール飲料の香味向上方法。
本発明に係るアルコール飲料は、食塩とナトリウムとを所定範囲の量となるように含有していることから、アルコール感と酸味とが抑制され、味の厚みに優れたものとなる。
また、本発明に係るアルコール飲料の製造方法は、食塩とナトリウムとを所定範囲の量とする工程を含むことから、アルコール感と酸味とが抑制され、味の厚みに優れたアルコール飲料を製造することができる。
また、本発明に係るアルコール飲料の香味向上方法は、アルコール飲料の食塩とナトリウムとを所定範囲の量とすることから、アルコール感と酸味とが抑制され、味の厚みを優れたものとし、アルコール飲料の香味を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るアルコール飲料の製造方法の内容を説明するフローチャートである。
以下、本発明に係るアルコール飲料を実施するための形態について説明する。
[アルコール飲料]
本実施形態に係るアルコール飲料は、食塩の含有量が所定値以上であり、ナトリウムの含有量が所定範囲内であることを特徴とする。また、本実施形態に係るアルコール飲料は、さらに果汁を含有するのが好ましい。
(食塩)
本実施形態に係るアルコール飲料は、食塩を含有する。
食塩とは、いわゆる塩化ナトリウム(NaCl)であり、アルコール飲料に味の厚みを付与することができる。
食塩の含有量は、1mg/100mL以上であり、3mg/100mL以上が好ましい。食塩の含有量が所定値以上であることにより、アルコール飲料に味の厚みを付与することができる。
また、食塩の含有量は、2000mg/100mL以下が好ましく、1200mg/100mL以下がより好ましい。食塩の含有量が所定値以下であることにより、アルコール飲料として好ましい香味を発揮させることができる。
(ナトリウム)
本実施形態に係るアルコール飲料は、ナトリウムを含有する。
ナトリウム(Na)は、由来については特に限定されず、前記した食塩に由来するものだけでなく、アルコール飲料に含まれる様々な成分に由来するものも含まれる。例えば、後記する果汁や添加物、炭酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、リンゴ酸ナトリウム、アスコルビン酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム等の物質に由来するものも含まれる。
ナトリウムの含有量は、5mg/100mL以上であり、15mg/100mL以上が好ましく、35mg/100mL以上がより好ましく、50mg/100mL以上が特に好ましい。ナトリウムの含有量が所定値以上であることにより、アルコール飲料のアルコール感と酸味とを低減させるとともに、味により厚みを付けることができる。
また、ナトリウムの含有量は、650mg/100mL以下であり、350mg/100mL以下であることが好ましい。ナトリウムの含有量が所定値以下であることにより、アルコール飲料として好ましい香味を発揮させることができる。
なお、前記のとおり、ナトリウムは、由来について限定されないことから、ナトリウムの含有量とは、アルコール飲料中の総ナトリウム量である。
そして、アルコール飲料のナトリウムの含有量は、消費者庁発行の食品表示基準(最終改正 平成27年12月24日 消食表655号)の「別添 栄養成分等の分析方法等」の「16 ナトリウム(食塩相当量)」に記載の原子吸光光度法や、誘導結合プラズマ発光分析法により測定することができる。
(果汁)
本実施形態に係るアルコール飲料は、果汁を含有するのが好ましい。
果汁とは、果実の搾汁であり、濃縮果汁、還元果汁、ストレート果汁といった各種果汁だけでなく、果実ピューレ(火を通した果実あるいは生の果実をすりつぶしたり裏ごししたりした半液体状のもの)も含まれ、これらの希釈液、濃縮液、混合液なども含まれる。さらに、果汁は、1種類の果実を原料としてもよいし、2種類以上の果実を原料としてもよい。
なお、本実施形態に係るアルコール飲料は果汁を含有することにより、様々な果実の香味を付与することができる。
そして、本発明において使用する果汁の原料となる果実としては、特に限定されず、食用のものであれば、いずれの果実も使用できる。
例えば、果実としては、オレンジ、ミカン、温州ミカン、夏ミカン、ハッサク、ユズ、イヨカン、ポンカン、カボス、シイクワシャー、レモン、ライム、グレープフルーツなどの柑橘類果実、パイナップル、グアバ、バナナ、マンゴー、キウイ、アセロラ、パパイヤ、パッションフルーツなどの熱帯果実、ナシ(日本ナシ、西洋ナシなど)、リンゴなどの仁果類果実、梅、桃、スモモ、アンズなどの核果類果実、ラズベリー、クランベリー、ブルーベリー、カシス、チェリー、ブドウ、メロン、カキなどが挙げられる。
(アルコール)
本実施形態に係るアルコール飲料は、アルコールを含有する。
アルコールは飲用することができるアルコールであればよく、種類、製法、原料などに限定されることがないが、蒸留酒もしくは醸造酒であることが好ましい。蒸留酒としては、例えば、焼酎、ブランデー、ウォッカなどの各種スピリッツ、原料用アルコールなどを1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。醸造酒としては、例えば、ビール、発泡酒、果実酒、甘味果実酒などを1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。また、蒸留酒と醸造酒を組み合わせて用いてもよい。
なお、本明細書においてアルコールとは、特に明記しない限り、エタノールのことをいう。
(アルコール度数)
本実施形態に係るアルコール飲料のアルコール度数は、特に限定されないが、1v/v%以上であることが好ましく、3v/v%以上であることがさらに好ましい。また、本実施形態に係るアルコール飲料のアルコール度数は、20v/v%以下であることが好ましく、10v/v%以下であることがさらに好ましい。
そして、アルコール度数は、前記の飲用のアルコールを含有させることによって調節することができる。
なお、アルコール飲料のアルコール度数は、国税庁所定分析法(改正平19国税庁訓令第6号)3清酒3−4アルコール分(振動式密度計法)に基づき測定することができる。
(発泡性)
本実施形態に係るアルコール飲料は、発泡性であっても、非発泡性であってもよい。ここで、本実施形態における発泡性とは、20℃におけるガス圧が0.049MPa(0.5kg/cm)以上であることをいい、非発泡性とは、20℃におけるガス圧が0.049MPa(0.5kg/cm)未満であることをいう。
(その他)
本実施形態に係るアルコール飲料は、本発明の所望の効果が阻害されない範囲で飲料として通常配合される甘味料、高甘味度甘味料、酸化防止剤、香料、酸味料、塩類、食物繊維など(以下、適宜「添加剤」という)を添加することもできる。甘味料としては、例えば、果糖ぶどう糖液糖、グルコース、ガラクトース、マンノース、フルクトース、ラクトース、スクロース、マルトース、グリコーゲンやデンプンなどを用いることができる。高甘味度甘味料としては、例えば、ネオテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース、サッカリン、サッカリンナトリウム、グリチルリチン酸二ナトリウム、チクロ、ズルチン、ステビア、グリチルリチン、ソーマチン、モネリン、アスパルテーム、アリテームなどを用いることができる。酸化防止剤としては、例えば、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどを用いることができる。酸味料としては、例えば、アジピン酸、クエン酸、クエン酸三ナトリウム、グルコノデルタラクトン、グルコン酸、グルコン酸カリウム、グルコン酸ナトリウム、コハク酸、コハク酸一ナトリウム、コハク酸二ナトリウム、酢酸ナトリウム、DL−酒石酸、L−酒石酸、DL−酒石酸ナトリウム、L−酒石酸ナトリウム、二酸化炭素、乳酸、乳酸ナトリウム、氷酢酸、フマル酸、フマル酸一ナトリウム、DL−リンゴ酸、DL−リンゴ酸ナトリウム、リン酸などを用いることができる。塩類としては、例えば、前記した食塩以外に、酸性りん酸カリウム、酸性りん酸カルシウム、りん酸アンモニウム、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウム、メタ重亜硫酸カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、硝酸カリウム、硫酸アンモニウムなどを用いることができる。食物繊維としては、例えば、難消化性デキストリン、ペクチン、ポリデキストロース、グアーガム分解物などを用いることができる。
そして、前記した食塩、果汁、飲用アルコール、添加剤は、一般に市販されているものを使用することができる。
[容器詰めアルコール飲料]
本実施形態に係るアルコール飲料は、各種容器に入れて提供することができる。各種容器にアルコール飲料を詰めることにより、長期間の保管による品質の劣化を好適に防止することができる。
なお、容器は密閉できるものであればよく、金属製(アルミニウム製又はスチール製など)のいわゆる缶容器・樽容器を適用することができる。また、容器は、ガラス容器、ペットボトル容器、紙容器、パウチ容器などを適用することもできる。容器の容量は特に限定されるものではなく、現在流通しているどのようなものも適用することができる。なお、気体、水分および光線を完全に遮断し、長期間常温で安定した品質を保つことが可能な点から、金属製の容器を適用することが好ましい。
以上説明したように、本実施形態に係るアルコール飲料は、食塩とナトリウムとを所定範囲の量となるように含有していることから、アルコール感と酸味とが抑制され、味の厚みに優れたものとなる。
そして、本実施形態に係るアルコール飲料は、特に、高いアルコール度数の飲料の商品を設計する場合において、刺激的なアルコール感の抑制という効果を顕著に発揮する。
また、本実施形態に係るアルコール飲料は、特に、味の厚みが感じられ難い糖質オフ又は糖質ゼロといった飲料の商品を設計する場合において、味の薄さを改善するという効果を顕著に発揮する。
さらに、本実施形態に係るアルコール飲料は、特に、酸味の強い果汁(例えば、梅果汁、レモン等の柑橘果汁など)を含有した飲料の商品を設計する場合において、酸味をマイルドにするという効果を顕著に発揮する。
なお、本実施形態に係るアルコール飲料について、明示していない特性や条件については、従来公知のものであればよく、前記特性や条件によって得られる効果を奏する限りにおいて、限定されないことは言うまでもない。
[アルコール飲料の製造方法]
次に、本実施形態に係るアルコール飲料の製造方法を説明する。
本実施形態に係るアルコール飲料の製造方法は、混合工程S1と、後処理工程S2と、を含む。
混合工程S1では、混合タンクに、水、飲用アルコール、食塩、果汁、添加剤などを適宜投入して混合後液を製造する。
この混合工程S1において、食塩の含有量、ナトリウムの含有量が前記した所定範囲の量となるように各原料を混合し、調整すればよい。
そして、後処理工程S2では、例えば、ろ過、殺菌、容器への充填などの処理を必要に応じて選択的に行う。
なお、後処理工程S2のろ過処理は、一般的なフィルター又はストレーナーによって行うことができる。また、後処理工程S2の殺菌処理は、処理速度等の観点から、プレート殺菌によって行うのが好ましいが、同様の処理を行うことができるのであればこれに限定されることなく適用可能である。また、後処理工程S2の充填処理は、飲料品の製造において通常行われる程度にクリーン度を保ったクリーンルームにて充填するのが好ましい。
なお、混合工程S1及び後処理工程S2にて行われる各処理は、RTD飲料などを製造するために一般的に用いられている設備にて行うことができる。
以上説明したように、本実施形態に係るアルコール飲料の製造方法は、食塩とナトリウムとを所定範囲の量とする工程を含むことから、アルコール感と酸味とが抑制され、味の厚みに優れたアルコール飲料を製造することができる。
[アルコール飲料の香味向上方法]
次に、本実施形態に係るアルコール飲料の香味向上方法を説明する。
本実施形態に係るアルコール飲料の香味向上方法は、アルコール飲料の食塩の含有量、ナトリウムの含有量を所定範囲の量とすることを特徴とする。
詳細には、本実施形態に係るアルコール飲料の香味向上方法は、アルコール飲料の食塩の含有量を、1mg/100mL以上とし、3mg/100mL以上とするのが好ましい。また、アルコール飲料の食塩の含有量を、2000mg/100mL以下とするのが好ましく、1200mg/100mL以下とするのがより好ましい。
そして、本実施形態に係るアルコール飲料の香味向上方法は、ナトリウムの含有量を、5mg/100mL以上とし、15mg/100mL以上とするのが好ましく、35mg/100mL以上とするのがより好ましく、50mg/100mL以上とするのが特に好ましい。また、ナトリウムの含有量を、650mg/100mL以下とし、350mg/100mL以下とするのが好ましい。
以上説明したように、本実施形態に係るアルコール飲料の香味向上方法は、アルコール飲料の食塩とナトリウムとを所定範囲の量とすることから、アルコール感と酸味とが抑制され、味の厚みを優れたものとし、アルコール飲料の香味を向上させることができる。
次に、本発明の要件を満たす実施例とそうでない比較例とを例示して、本発明に係るアルコール飲料、アルコール飲料の製造方法、及びアルコール飲料の香味向上方法について説明する。
<実施例1>
[サンプルの準備]
食塩、飲用アルコール、クエン酸、果糖ぶどう糖液糖、純水を混合してサンプル液を準備し、1.9kg/cmのガス圧でガス付けした。なお、一部のサンプルには、レモン果汁(果汁の含有量はJAS規格の果汁率換算量)を添加した。
なお、各サンプルのエキス分は、3.0w/v%で揃えた(エキス分は国税庁所定分析法に基づき測定することができる)。
[試験内容]
前記の方法により製造した各サンプルについて、訓練された専門のパネル7名が下記評価基準に則って「アルコール感」、「味の厚み」、「酸味」、「総合評価」について、1〜5点の5段階評価で独立点数付けし、その平均値を算出した。
なお、いずれの試験の評価も、サンプルA−1を基準(2.0点)として点数を付けた。
(アルコール感:評価基準)
5点:アルコール感がサンプルA−1よりも非常に弱かった。
4点:アルコール感がサンプルA−1よりも弱かった。
3点:アルコール感がサンプルA−1よりも若干弱かった。
2点:アルコール感がサンプルA−1と同程度の強さであった。
1点:アルコール感がサンプルA−1よりも強かった。
(味の厚み:評価基準)
5点:味の厚みがサンプルA−1よりも非常に大きかった。
4点:味の厚みがサンプルA−1よりも大きかった。
3点:味の厚みがサンプルA−1よりも若干大きかった。
2点:味の厚みがサンプルA−1と同程度であった。
1点:味の厚みがサンプルA−1よりも小さかった。
(酸味:評価基準)
5点:酸味がサンプルA−1よりも非常に弱かった。
4点:酸味がサンプルA−1よりも弱かった。
3点:酸味がサンプルA−1よりも若干弱かった。
2点:酸味がサンプルA−1と同程度であった。
1点:酸味がサンプルA−1よりも強かった。
(総合評価:評価基準)
5点:アルコール飲料としての香味の好適さがサンプルA−1よりも非常に良かった。
4点:アルコール飲料としての香味の好適さがサンプルA−1よりも良かった。
3点:アルコール飲料としての香味の好適さがサンプルA−1よりも若干良かった。
2点:アルコール飲料としての香味の好適さがサンプルA−1と同程度であった。
1点:アルコール飲料としての香味の好適さがサンプルA−1よりも悪かった。
表1に、各サンプルの規格を示すとともに、各評価の結果を示す。
なお、表1では、各評価について、点数(平均値)が3.8以上のものを「◎」と示し、3.8未満3.0以上のものを「○」と示し、3.0未満2.2以上のものを「△」と示し、2.2未満のものを「×」と示した。
Figure 2017176168
[試験結果の検討]
サンプルA−1〜A−7の結果を確認すると明らかなように、ナトリウムの含有量が増加するにしたがい、アルコール感が抑制され、アルコール特有の刺激味が低減できていることが確認できた。
また、サンプルA−1〜A−7の結果を確認すると明らかなように、ナトリウムの含有量が増加するにしたがい、味の厚みが大きく感じられることが確認できた。
また、サンプルA−1〜A−7の結果を確認すると明らかなように、ナトリウムの含有量が増加するにしたがい、酸味が抑制され、マイルドな味になっていることが確認できた。
サンプルA−8、A−9の結果を確認すると明らかなように、果汁を含有しても、アルコール感、及び、酸味の抑制という効果、味に厚みを付与するという効果が得られるとともに、総合評価も良いことが確認できた。
以上、試験結果より、食塩とナトリウムとが本発明で規定する所定範囲の量となるようにアルコール飲料に含有されていると、アルコール感と酸味とが抑制され、味の厚みに優れたものとなることがわかった。
<実施例2>
[サンプルの準備]
食塩、飲用アルコール、クエン酸、果糖ぶどう糖液糖、純水を混合してサンプル液を準備し、1.9kg/cmのガス圧でガス付けした。
なお、各サンプルのエキス分は、3.0w/v%で揃えた(エキス分は国税庁所定分析法に基づき測定することができる)。
[試験内容]
前記の方法により製造した各サンプルについて、訓練された専門のパネル7名が下記評価基準に則って「アルコール感」、「味の厚み」、「酸味」、「総合評価」について、1〜5点の5段階評価で独立点数付けし、その平均値を算出した。
なお、いずれの試験の評価も、サンプルB−3(サンプルA−4)を基準として点数を付けた。
(アルコール感:評価基準)
アルコール感の評価(1〜5点)は、サンプルB−3の点数(3.9)を基準として、アルコール感が弱い場合を高い点数、アルコール感が強い場合を低い点数とした。
(味の厚み:評価基準)
味の厚みの評価(1〜5点)は、サンプルB−3の点数を基準(4.3)として、味の厚みが大きい場合を高い点数、味の厚みが小さい場合を低い点数とした。
(酸味:評価基準)
酸味の評価(1〜5点)は、サンプルB−3の点数を基準(3.7)として、酸味が弱い場合を高い点数、酸味が強い場合を低い点数とした。
(総合評価:評価基準)
総合評価(1〜5点)は、サンプルB−3の点数を基準(4.3)として、アルコール飲料としての香味が良い場合を高い点数、アルコール飲料としての香味が悪い場合を低い点数とした。
Figure 2017176168
[試験結果の検討]
サンプルB−1〜B−5の結果を確認すると明らかなように、アルコール度数が増加しても、味の厚みを付与するという効果が明確に確認できるとともに、酸味の抑制という効果も十分に確認できた。
また、サンプルB−1〜B−5の結果を確認すると明らかなように、アルコール感については、アルコール度数が増加するにしたがい点数が低下していた。しかしながら、アルコール度数の増加によるアルコール感の増強の度合いは、予想していたよりも抑制することができており、サンプルB−1〜B−5のアルコール度数の範囲において、一定の効果(アルコール感を抑制する効果)は発揮できていると判断した。
なお、サンプルB−1〜B−5の結果によると、酸味の抑制という効果は、アルコール度数が3〜10v/v%の場合(特に5〜10v/v%の場合)により強く感じられることが確認できた。
S1 混合工程
S2 後処理工程
本発明は、アルコール飲料、アルコール飲料の製造方法、及びアルコール飲料のアルコール感と酸味とを抑制しつつ味の厚みを優れたものとする方法に関する。
そこで、本発明は、アルコール感と酸味とが抑制され、味の厚みに優れたアルコール飲料、アルコール飲料の製造方法、及びアルコール飲料のアルコール感と酸味とを抑制しつつ味の厚みを優れたものとする方法を提供することを課題とする。
前記課題は、以下の手段により解決することができる。
(1)食塩の含有量が1mg/100mL以上であり、ナトリウムの含有量が15mg/100mL以上650mg/100mL以下であり、クエン酸を含有し、アルコール度数は3v/v%以上10v/v%以下であるアルコール飲料。
(2)前記ナトリウムの含有量が15mg/100mL以上350mg/100mL以下である前記1に記載のアルコール飲料。
(3)前記ナトリウムの含有量が35mg/100mL以上350mg/100mL以下である前記1又は前記2に記載のアルコール飲料。
(4)前記ナトリウムの含有量が50mg/100mL以上350mg/100mL以下である前記1から前記3のいずれか1つに記載のアルコール飲料。
(5)さらに果汁を含有する前記1から前記4のいずれか1つに記載のアルコール飲料。
(6)食塩の含有量を1mg/100mL以上とし、ナトリウムの含有量を15mg/100mL以上650mg/100mL以下とし、クエン酸を含有させ、アルコール度数を3v/v%以上10v/v%以下とする工程を含むアルコール飲料の製造方法。
(7)クエン酸を含有し、アルコール度数が3v/v%以上10v/v%以下であるアルコール飲料のアルコール感と酸味とを抑制しつつ味の厚みを優れたものとする方法であって、前記アルコール飲料の食塩の含有量を1mg/100mL以上とし、ナトリウムの含有量を15mg/100mL以上650mg/100mL以下とする方法。
本発明に係るアルコール飲料は、食塩とナトリウムとを所定範囲の量となるように含有していることから、アルコール感と酸味とが抑制され、味の厚みに優れたものとなる。
また、本発明に係るアルコール飲料の製造方法は、食塩とナトリウムとを所定範囲の量とする工程を含むことから、アルコール感と酸味とが抑制され、味の厚みに優れたアルコール飲料を製造することができる。
また、本発明に係るアルコール飲料のアルコール感と酸味とを抑制しつつ味の厚みを優れたものとする方法は、アルコール飲料の食塩とナトリウムとを所定範囲の量とすることから、アルコール感と酸味とが抑制され、味の厚みを優れたものとし、アルコール飲料の香味を向上させることができる。

Claims (7)

  1. 食塩の含有量が1mg/100mL以上であり、
    ナトリウムの含有量が5mg/100mL以上650mg/100mL以下であるアルコール飲料。
  2. 前記ナトリウムの含有量が15mg/100mL以上350mg/100mL以下である請求項1に記載のアルコール飲料。
  3. 前記ナトリウムの含有量が35mg/100mL以上350mg/100mL以下である請求項1又は請求項2に記載のアルコール飲料。
  4. 前記ナトリウムの含有量が50mg/100mL以上350mg/100mL以下である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のアルコール飲料。
  5. さらに果汁を含有する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のアルコール飲料。
  6. 食塩の含有量を1mg/100mL以上とし、ナトリウムの含有量を5mg/100mL以上650mg/100mL以下とする工程を含むアルコール飲料の製造方法。
  7. アルコール飲料の香味向上方法であって、
    前記アルコール飲料の食塩の含有量を1mg/100mL以上とし、ナトリウムの含有量を5mg/100mL以上650mg/100mL以下とするアルコール飲料の香味向上方法。
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