JP2017174264A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】遊技への依存度に応じて柔軟に利用を制限すること。【解決手段】情報処理装置は、遊技施設におけるユーザの施設利用状況を示す利用状況情報を取得する利用状況情報取得部と、利用状況情報と遊技への依存度とが対応付けられた依存度テーブルを記憶する記憶部と、前記ユーザの前記利用状況情報と前記依存度テーブルとに基づいて、前記ユーザの前記遊技への前記依存度を特定する依存度特定部と、前記依存度特定部によって特定された前記依存度を出力する出力部と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
カジノ施設等のような依存性の高い娯楽が行われる遊技施設では、依存症になっている可能性がある遊技者に対し、発症を抑止するための対策が行われることがある。例えば、一か月間に施設に入場できる回数を制限したり、予め設定された金額以上のプレー(遊技)をすることができないように制限したりするようなシステム的な対策が行われることがある。また、例えば、一定の入場料を課したり、プレーする機会がより多い内国人の入場を制限したりするような政策的な対策が行われることもある。
特開2008−21106号公報
上述したようなシステム的な対策においては、依存度の高さにかかわらず遊技者に一様な利用制限を掛けることによって過度に利用制限をしてしまうことがあるという課題がある。また、上述したシステム的な対策は、既に依存症が発症している遊技者に対しては有効な対策であるが、依存症が発症する前の遊技者に対する発症の予防に対しては有効な対策ではないことが多いという課題がある。例えば、特許文献1に記載の情報処理装置は、カメラにより撮像された顔画像と、予めデータベースに登録された遊技制限者の顔画像との照合結果に基づいて、遊技者が携帯している携帯電話機に、遊技制限が掛けられている状態で遊技店に来店していることを通知する。したがって、特許文献1に記載の情報処理装置は、予め遊技制限者の顔画像を必要とする。
一方、上述したような政策的な対策においては、入場料が発生することが逆に長期間滞在しようとする動機付けになったり、施設の入口時点の規制のみであるため既に入場している遊技者に対しては依存症発祥の予防対策として機能しなかったりするという課題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、遊技への依存度に応じて柔軟に利用を制限することができる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供する。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様としては、遊技施設におけるユーザの施設利用状況を示す利用状況情報を取得する利用状況情報取得部と、利用状況情報と遊技への依存度とが対応付けられた依存度テーブルを記憶する記憶部と、前記ユーザの前記利用状況情報と前記依存度テーブルとに基づいて、前記ユーザの前記遊技への前記依存度を特定する依存度特定部と、前記依存度特定部によって特定された前記依存度を出力する出力部と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。
(2)また、本発明の一態様としては、前記記憶部は、前記依存度と前記依存度に応じた前記遊技への依存に対する対策を示す依存対策とを対応付ける依存対策テーブルを記憶し、前記特定されたユーザの前記依存度と前記依存対策テーブルとに基づいて、前記ユーザに応じた前記依存対策を決定する依存対策決定部、を備え、前記出力部は、前記依存対策決定部によって決定された前記依存対策を出力することを特徴とする(1)に記載の情報処理装置である。
(3)また、本発明の一態様としては、前記依存度特定部は、前記ユーザの前記利用状況情報に基づいて算出される点数に応じて前記依存度を特定することを特徴とする(1)に記載の情報処理装置である。
(4)また、本発明の一態様としては、前記依存度特定部は、前記ユーザの前記利用状況情報または外部システムから入力される情報の少なくとも一方に基づいて前記点数を算出することを特徴とする(3)に記載の情報処理装置である。
(5)また、本発明の一態様としては、前記ユーザによって事前に自ら設定される情報であって、所定期間における施設利用の上限値を示す情報である自己抑制情報を取得する自己抑制情報取得部、を備え、前記依存度特定部は、前記自己抑制情報に基づく上限値と前記点数とに基づいて前記依存度を特定することを特徴とする(3)に記載の情報処理装置である。
(6)また、本発明の一態様としては、前記上限値に対する前記実績値の割合である進捗率を算出する進捗率算出部、を備え、前記出力部は、前記進捗率算出部によって算出された進捗率が所定の値より高い場合、前記ユーザに対する注意喚起情報を出力することを特徴とする(5)に記載の情報処理装置である。
(7)また、本発明の一態様としては、前記ユーザの前記利用状況情報または前記ユーザの前記遊技施設の外部での行動履歴を示す外部行動履歴情報の少なくとも一方に基づいて、前記依存度の出力先を決定する出力先決定部、を備え、前記出力部は、前記出力先決定部によって決定された前記出力先へ前記依存度を出力することを特徴とする(1)に記載の情報処理装置である。
(8)また、本発明の一態様としては、前記出力部によって出力された前記依存対策の実行結果を示す情報、または前記出力部によって出力された前記依存度に基づいて行われた前記依存対策の実行結果を示す実行結果情報を取得する実行結果情報取得部、を備えることを特徴とする(2)に記載の情報処理装置である。
(9)また、本発明の一態様としては、前記出力部は、前記実行結果情報取得部によって取得された前記実行結果情報に基づいて前記依存対策を終了する情報を出力することを特徴とする(8)に記載の情報処理装置である。
(10)また、本発明の一態様としては、前記依存度特定部は、前記ユーザの前記利用状況情報および前記ユーザの前記遊技施設の外部での行動履歴を示す外部行動履歴情報の少なくとも1つに基づいて、前記依存度を特定することを特徴とする(1)に記載の情報処理装置である。
(11)また、本発明の一態様としては、前記出力部は、前記依存度特定部によって特定された依存度よりも1段階高い依存度に対応付けられた前記利用状況情報を前記依存度テーブルから取得することにより、前記依存度特定部によって特定された依存度よりも1段階高い依存度として特定される条件を示す警告情報を出力することを特徴とする(1)に記載の情報処理装置である。
(12)また、本発明の一態様としては、外部機器における操作入力に基づく情報であって前記ユーザを識別する情報であるユーザ識別情報を含む操作情報を取得する操作情報取得部、を備え、前記出力部は、前記操作情報取得部から取得した前記操作情報が示すユーザ識別情報に対応付けられたユーザ情報を出力することを特徴とする(1)に記載の情報処理装置である。
(13)また、本発明の一態様としては、コンピュータを用いた情報処理方法であって、
利用状況情報取得部が、遊技施設におけるユーザの施設利用状況を示す利用状況情報を取得する利用状況情報取得ステップと、記憶部が、前記利用状況情報と遊技への依存度とを対応付ける依存度テーブルを記憶する記憶ステップと、依存度特定部が、前記ユーザの前記利用状況情報と前記依存度テーブルとに基づいて、前記ユーザの前記遊技への前記依存度を特定する依存度特定ステップと、出力部が、前記依存度特定部によって特定された前記依存度を出力するステップと、を有することを特徴とする情報処理方法である。
(14)また、本発明の一態様としては、コンピュータに、遊技施設におけるユーザの施設利用状況を示す利用状況情報を取得する利用状況情報取得ステップと、前記利用状況情報と遊技への依存度とを対応付ける依存度テーブルを記憶する記憶ステップと、前記ユーザの前記利用状況情報と前記依存度テーブルとに基づいて、前記ユーザの前記遊技への前記依存度を特定する依存度特定ステップと、前記依存度特定ステップにおいて特定された前記依存度を出力する出力ステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、遊技への依存度に応じて柔軟に利用を制限することができる。
本発明の実施形態に係る情報処理装置10が導入されたカジノ施設の構成の一例を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置10の顧客情報データベースに記憶された依存度テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置10の顧客情報データベースに記憶されたテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る本発明の実施形態に係る情報処理装置10のアクション情報データベースに記憶されたテーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置10による注意喚起処理の一例を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置10の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置10の動作の一例を示すフローチャートである。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態について説明する。
(施設の概略)
まず、本発明の実施形態に係る情報処理装置10が導入された施設の構成について、図面を参照しながら説明する。本実施形態では、カジノ施設に情報処理装置10が導入された場合を一例として説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理装置10が導入されたカジノ施設の構成の一例を示す概略図である。
本実施形態に係るカジノ施設には、情報処理装置10と、受付端末20と、入退場ゲート30と、遊技機40と、両替端末50と、が備えられている。本実施形態に係る情報処理装置10は、遊技への依存症となっている遊技者を特定し、当該遊技者の依存度を判定して、依存度に応じた依存対策を決定することができる装置である。依存対策は、例えば、カジノ施設への入場制限や入金金額の制限のようなカジノ施設内での制限だけでなく、ホテル、レストラン、または交通機関における優待サービス等の制限なども含まれる。
受付端末20、入退場ゲート30、遊技機40、および両替端末50は、情報処理装置10と通信接続し、互いにデータの送受信を行うことができる。
また、カジノ施設の各場所には、それぞれスタッフが配置される。
受付端末20が設置された場所には、受付スタッフが配置される。受付スタッフは受付端末20を用いて、来場者(遊技者)への応対、例えば、メンバー登録およびメンバーカードの発行や、入場受付などを行う。また、受付スタッフは、来場者の様子を観察し、必要に応じて観察した結果を示す情報を受付端末20により入力する。
入退場ゲート30が設置された場所には、ゲートスタッフが配置される。ゲートスタッフは、入退場ゲート30を通過してカジノ施設のホール内に入場する遊技者の様子を観察し、必要に応じて観察した結果を示す情報を、自ら所持するスタッフ端末60により入力する。
カジノ施設のホール内には、ホールスタッフが配置される。ホールスタッフはホール内の見回りを行い、ホール内の遊技者の様子を観察し、必要に応じて観察した結果を示す情報を、自ら所持するスタッフ端末60により入力する。
遊技機40が設置された場所には、ところによりカジノディーラーが配置される。カジノディーラーは、遊技機40を用いて、遊技の進行を行う。なお、ここでいう遊技とは、例えば、ルーレットやカードゲーム等である。また、カジノディーラーが配置されていない遊技機40とは、例えば、スロットマシン等である。
両替端末50が設置された場所には、両替スタッフが配置される。両替スタッフは、遊技者からの両替(現金からチップへの両替、またはチップから現金への両替)の要求に応じて、両替端末50を用いて両替を行う。両替スタッフは、両替を要求する遊技者の様子を観察し、必要に応じて観察した結果を示す情報を両替端末50により入力する。
また、ゲートスタッフ、ホールスタッフ、およびカジノディーラーは、スタッフ端末60を所持する。スタッフ端末60は、情報処理装置10と通信接続し、データの送受信を行うことができる。
(情報処理装置による各種の処理の概要)
以下に、本実施形態に係る情報処理装置10による各種の処理の概要について説明する。
(メンバー登録時における処理)
まず、情報処理装置10が、初めてカジノ施設に訪れる来場者(遊技者)についてメンバー登録を行う処理について説明する。初めてカジノ施設に訪れる来場者(遊技者)は、カジノ施設を利用することができるメンバーとなるために、受付端末20が設置された受付カウンターにおいてメンバー登録の手続きを行う。来場者は、メンバー登録時に申告する必要がある情報(顧客情報)を、受付スタッフに対して申告する。顧客情報には、例えば、名前、性別、生年月日、公的証明書情報、顔写真、および収入や資産に関する情報などが含まれる。
また、来場者は、顧客情報のほか、自己抑制情報を、受付スタッフに対して申告する。自己抑制情報とは、遊技者が一定期間に遊技を行う度合いの上限値(閾値)を表す情報であり、来場者自身によって事前に設定登録される情報である。遊技を行う度合いの上限値は、具体的には例えば、遊技者の一定期間における、施設への入場回数の上限値、累計入金額の上限値、または、施設での累計滞在時間の上限値などである。
受付スタッフは、来場者から申告された上記の顧客情報および自己抑制情報を受付端末20へ入力する。入力された顧客情報は、受付端末20から情報処理装置10へ送信される。
情報処理装置10は、受付端末20から受信した顧客情報に基づいて、当該来場者が、メンバー登録可能な人物であるか否かを判定する。具体的には、情報処理装置10は、メンバー登録を拒否すべき人物の情報に関するデータベースである登録拒否者データベースを記憶している。情報処理装置10は、受付端末20から受信した顧客情報に含まれる名前、性別、および生年月日等の情報と、登録拒否者データベースに含まれる登録拒否者の名前、性別、および生年月日等の情報と、の突合せを行うことにより、当該来場者がメンバー登録可能な人物であるか否かを判定する。
当該来場者がメンバー登録可能な人物ではないと判定された場合には、情報処理装置10は、判定結果を受付端末20へ送信する。この場合、メンバー登録処理は行われず、来場者はカジノ施設に入場することができない。
また、当該来場者がメンバー登録可能な人物であると判定された場合には、情報処理装置10は、受付端末20から受信した顧客情報を、自己の情報処理装置10が記憶する顧客情報データベースに登録する。また、当該来場者がメンバー登録可能な人物であると判定された場合には、情報処理装置10は、設定された自己抑制情報を、自己の情報処理装置10が記憶する自己抑制情報データベースに登録する。また、設定された自己抑制情報と、所定の閾値情報とに基づいて、遊技者の依存度を決定するための減点ポイントが設定され、遊技者の依存度が設定される。なお、メンバー登録時点では、減点が発生していないため減点ポイントは満点の状態であり、当該遊技者には、例えば、最も低い依存度が設定される。
情報処理装置10は、遊技者毎に、当該依存度を後述する依存度テーブルによって管理する。依存度テーブルとは、情報処理装置10が記憶する顧客情報データベースに記憶されたテーブルであり、利用状況情報等と遊技への依存度とが対応付けられたテーブルである。
また、情報処理装置10は、当該来場者(遊技者)を識別する顧客IDを生成し、受付端末20へ送信する。
受付端末20は、情報処理装置10から顧客IDを受信すると、当該顧客IDが記憶されたメンバーカードを生成する。生成されたメンバーカードは、受付スタッフから来場者(遊技者)へ手渡される。なお、本実施形態においては、一例として、媒体はメンバーカードであるものとしたが、これに限られない。例えば、媒体は、ビーコンやスマートフォンなど、識別子を外部から読み取ることができる他の媒体であってもよい。
なお、本実施形態においては、遊技者は、メンバーカードを入退場ゲート30に設置されたカードリーダーにかざすことによって本人認証がなされることにより、カジノ施設内への入場が許可される。また、本実施形態においては、遊技者は、メンバーカードを遊技機40に設置されたカードリーダーにかざすことによって本人認証がなされることにより、当該遊技機40による遊技をすることが許可される。
なお、上記のように、本実施形態においては、メンバーカード(認証用カード)によって遊技者の本人認証が行われるものとしたが、これに限られない。例えば、受付端末20において、顔画像、指紋、または、瞳の中の虹彩などの情報が入力されることにより、顔認証や生体認証によって遊技者の本人認証が行われるような構成であってもよい。
(依存度テーブルの例)
次に、上述した、利用状況情報と遊技への依存度とが対応付けられたテーブルである依存度テーブルの一例を、図面を参照しながら説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る情報処理装置10の顧客情報データベースに記憶された依存度テーブルの一例を示す図である。情報処理装置10は、図2に示すような依存度テーブルを用いて、ある特定の遊技者の減点ポイントおよび依存度を管理する。
図示するように、依存度テーブルは、「日付」、「入場の有無」、「直近3か月の入場回数」、「直近6か月の入場回数」、「減点ポイント」、および「依存度」の6項目の列からなる二次元の表形式のデータである。
「日付」の項目には、昇順に並べられた日付を示す値が記録される。「入場の有無」の項目には、各日付において遊技者が遊技施設に入場したか否かを示す情報、すなわち「(入場)あり」または「(入場)なし」の値が記録される。
「直近3か月の入場回数」の項目には、遊技者が、各日付の時点から直近3か月間に遊技施設に入場した回数の値が記録される。また、「直近6か月の入場回数」の項目には、遊技者が、各日付の時点から直近6か月間に遊技施設に入場した回数の値が記録される。
「減点ポイント」の項目には、各日付における遊技者の減点ポイントの現在値(例えば、0点から50点までの値)が記録される。「依存度」の項目には、各日付における依存度を表す値(例えば、「レベル1」、「レベル2」、・・・、および「レベル5」という値)が記録される。
なお、本例においては、遊技者が予め設定する自己抑制情報において、直近3か月の入場回数閾値として40回、および直近6か月の入場回数閾値として60回という閾値が設定されているものとする。また、図2に示す依存度テーブルは、5月25日時点での依存度テーブルを表しているものとする。
図示するように、「日付」の項目の値が「5月16日」である行において、「入場の有無」、「直近3か月の入場回数」、「直近6か月の入場回数」、「減点ポイント」、および「依存度」の項目の値は、それぞれ「あり」、「39回」、「56回」、「50点」、および「レベル0」である。この行は、5月16日に、遊技者が遊技施設に入場したことを表す。
また、この行は、5月16日時点において、5月25日からの直近3か月間(すなわち、2月26日以降)で遊技者が遊技施設へ39回入場したことを表す。同様に、この行は、5月16日時点において、5月25日からの直近6か月間(すなわち、前年の11月26日以降)で遊技者が遊技施設へ56回入場したことを表す。
また、この行は、5月16日時点における遊技者の減点ポイントが50点であり、5月16日時点における遊技者の依存度がレベル0であることを表す。
本例においては、直近の3か月の入場回数または直近の6か月の入場回数が、それぞれ設定された閾値(すなわち、40回と60回)を超えた場合、情報処理装置10は、減点ポイントを2点減点する処理を行う。また、直近の3か月の入場回数および直近の6か月の入場回数の両方が、それぞれの閾値を超えた場合には、情報処理装置10は、減点ポイントをそれぞれ2点減点する(すなわち、計4点減点する)処理を行う。
したがって、例えば図2に図示するように、「5月18日」に、直近3か月の入場回数が41回となり閾値の40回を超えたため、減点ポイントが50点から48点に減点(2点減点)されている。また、「5月22日」には、直近3か月の入場回数が44回となり閾値の40回を超えており、かつ、直近6か月の入場回数が61回となり閾値の60回を超えたため、減点ポイントが42点から38点に減点(4点減点)されている。
情報処理装置10は、例えば、上記の処理によって算出された減点ポイントに基づいて、遊技者の遊技への依存度を判定する。本例においては、情報処理装置10は、減点ポイントが50点である(すなわち、1点も減点されていない)場合には依存度は「レベル0」
であると判定する。また、本例においては、情報処理装置10は、減点ポイントが40点から49点までの範囲である場合には依存度は「レベル1」、減点ポイントが30点から39点までの範囲である場合には依存度は「レベル2」、減点ポイントが20点から29点までの範囲である場合には依存度は「レベル3」、減点ポイントが10点から19点までの範囲である場合には依存度は「レベル4」、および、減点ポイントが0点から9点までの範囲である場合には依存度は「レベル5」であると判定する。
したがって、例えば図2に図示するように、「5月16日」における減点ポイントは50点であるため依存度はレベル0であり、「5月18日」における減点ポイントは48点であるため依存度はレベル1であり、「5月22日」における減点ポイントは38点であるため依存度はレベル2であり、および「5月25日」における減点ポイントは26点であるため依存度はレベル3となっている。
このように、情報処理装置10は、遊技者の利用状況情報に基づいて、例えば上記のような処理を行うことにより、遊技者の減点ポイントを算出し、依存度を決定する。
なお、上記の例においては、遊技者の入場回数に基づいて減点ポイントを算出し依存度を決定したが、これに限られない。例えば、遊技者の遊技施設における、入場回数、累計入金額、累計滞在時間、またはそれらの任意の組み合わせに基づいて減点ポイントを算出し依存度を決定するようにしてもよい。
また、遊技者の遊技施設における累計入金額に基づいて減点ポイントを算出する場合などにおいては、累計損益額(すなわち、遊技を行うことによって遊技者が利益として得た金額の累計額、または損失として失った金額の累計額)等も考慮されるようにしてもよい。例えば、累計損益額がプラスの金額である場合には、情報処理装置10は、たとえ累計入金額や入場回数などの実績値が閾値を超えていた場合であっても、減点ポイントの減点処理を行わないようにしてもよい。
また、情報処理装置10は、遊技者の遊技施設における利用実績を示す利用状況情報(例えば、入場回数、累計入金額、および累計滞在時間)、または遊技施設の外部における遊技者の行動履歴を示す外部行動履歴情報(例えば、ホテルの滞在期間などの情報)の少なくとも一方に基づいて、減点ポイントの減点処理および依存度の判定を行うようにしてもよい。
また、情報処理装置10は遊技者毎にそれぞれ、減点処理を行った日を起点として所定の期間経過後(例えば、1か月後)に減点ポイントの再確認を行い、各種の実績値が閾値(上限値)以下になっている場合には、減点ポイントに対して加算する処理を行う。これにより、情報処理装置10は、遊技者の依存度をより軽い方へ変更する判定を行うこともでき、遊技者に対する依存対策を緩和させるようにすることもできる。
(入場時における処理)
次に、情報処理装置10が、来場者(遊技者)のカジノ施設内への入場を許可する処理について説明する。来場者は、入退場ゲート30に設置されたカードリーダーに、メンバーカードをかざす。すると、メンバーカードに記憶された顧客IDがカードリーダーによって読み取られる。入退場ゲート30は、カードリーダーによって読み取られた顧客IDを、情報処理装置10へ送信する。情報処理装置10は、入退場ゲート30から送信された顧客IDを受信すると、当該来場者の入場可否に関する確認を行う。
情報処理装置10は、顧客情報データベースを参照し、受信した顧客IDに対応する顧客情報を参照する。また、情報処理装置10は、自己抑制情報データベースを参照し、受信した顧客IDに対応する自己抑制情報を参照する。情報処理装置10は、受信した顧客IDに対応する顧客情報を参照した結果に基づき、入場を許可できない遊技者の顧客IDである場合(すなわち、メンバー登録時以降に入場することを禁止された遊技者である場合など)には、入場を許可しない旨の確認結果を、入退場ゲート30へ送信する。また、情報処理装置10は、自己抑制情報に対する利用実績の情報等に基づいて決定される遊技者の依存度が、カジノ施設への入場を許可できないような依存度であるような場合には、入場を許可しない旨の確認結果を、入退場ゲート30へ送信する。
また、情報処理装置10は、受信した顧客IDに対応する顧客情報および自己抑制情報を参照した結果に基づき、入場を許可することができる遊技者の顧客IDである場合には、入場を許可する旨の確認結果を、入退場ゲート30へ送信する。また、情報処理装置10は、当該遊技者の入場回数をインクリメントするように、自己の情報処理装置10が記憶する入退場履歴情報データベースの入退場履歴情報を更新する。
また、情報処理装置10は、入場回数のインクリメント時に、自己抑制情報データベースに記憶された当該遊技者の入場回数閾値と実際の入場回数との突合せを行う。インクリメントにより、実際の入場回数が入場回数閾値を超えた場合には、情報処理装置10は、減点ポイントを減点し、遊技者の依存度を設定する。
(依存度に応じたアクション判断)
以下に、依存度に応じたアクション判断について説明する。
依存度は、いくつかの段階(例えば、5段階)に分けられ、依存度のそれぞれの段階に応じたアクションが、アクション情報データベースにおいて定義されている。アクション情報データベースは、情報処理装置10が記憶するデータベースである。
カジノ場内での行動履歴(例えば、入退場履歴、入金履歴、精算履歴、および出金履歴など)と設定された閾値との比較結果に基づき減点ポイントの減点処理を行うことによって、判断実施時点での依存度が決定される。
上述したように、アクション情報データベースには、依存度と、当該依存度の遊技者に対するアクション(依存対策)とが予め対応付けて記憶されている。これにより、情報処理装置10は、行動履歴の分析結果により抽出された顧客タイプと、現時点での依存度とから、実施するアクション(依存対策)を決定することができる。
行動履歴の分析にあたっては、情報処理装置10は、カジノ場内で取得できる情報(利用状況情報等)のほか、外部行動履歴情報(例えば、ホテルの滞在期間などの宿泊情報、および資産状況などの信用情報など)も用いることができる。
図3は、本発明の実施形態に係る情報処理装置10の顧客情報データベースに記憶されたテーブルの一例を示す図である。
図3(A)に例示するテーブルは、顧客情報データベースに記憶されている顧客タイプテーブルの一部である。顧客タイプテーブルには、図示するように、例えば、「タイプA」に対し、「スロットのめりこみ型」という顧客タイプの内容が対応付けられている。すなわち、顧客タイプが「タイプA」である顧客は、スロットマシンへの依存度が特に高い顧客であることを表す。
図3(B)に例示するテーブルは、顧客情報データベースに記憶されている顧客情報テーブルの一部である。顧客情報テーブルには、図示するように、例えば、顧客名「〇〇〇」に対し、「レベル2」という依存度が対応付けられている。すなわち、「〇〇〇」という顧客名の顧客は、依存度が「レベル2」であることを表す。
図3(C)に例示するテーブルは、顧客情報データベースに記憶されている顧客情報テーブルの一部である。顧客情報テーブルには、図示するように、例えば、顧客名「〇〇〇」に対し、「タイプA」および「タイプD」が対応付けられている。すなわち、「〇〇〇」という顧客名の顧客は、顧客タイプが「タイプA」および「タイプD」に該当する顧客であることを表す。
図4は、本発明の実施形態に係る情報処理装置10のアクション情報データベースに記憶されたテーブルの一例を示す図である。
図4(A)に例示するテーブルは、アクション情報データベースに記憶されているアクションテーブルの一部である。アクションテーブルには、図示するように、例えば、依存度「レベル2」に対し、「入場時の警告表示」、「メール送信」、「手紙の送付」、「Webによる依存診断テストの実施」、「カウンセリングの実施」、「宿泊系コンプの停止」、「レストラン系コンプの停止」、および「キャッシュバックの停止」というアクションが対応付けられている。すなわち、依存度「レベル2」に対するアクションには、「入場時の警告表示」、「メール送信」、「手紙の送付」、「Webによる依存診断テストの実施」、「カウンセリングの実施」、「宿泊系コンプの停止」、「レストラン系コンプの停止」、および「キャッシュバックの停止」の5つのアクションがあることを表す。なお、ここでいう入場時の警告表示とは、入退場ゲート30または入退場ゲート30の近傍に設置されたディスプレイ(図示せず)等に、遊技者に対して遊技への依存に関する警告をするためのメッセージを表示させることである。なお、ここでいうコンプとは、Complimentary(コンプリメンタリー)を略した略語であり、遊技者に対する無料の特典サービス等を表す。
図4(B)に例示するテーブルは、アクション情報データベースに記憶されているアクションテーブルの一部である。アクションテーブルには、図示するように、例えば、アクション「メール送信」に対し、「タイプA」、「タイプB」、「タイプC」、「タイプD」、および「タイプE」の顧客タイプが対応付けられている。すなわち、「メール送信」のアクションは、顧客タイプが「タイプA」、「タイプB」、「タイプC」、「タイプD」、および「タイプE」である顧客に対して行われるアクションであることを表す。
情報処理装置10は、カジノ施設内部の情報および外部の情報を用いて、顧客タイプを判定する。なお、1つの顧客に対して複数の顧客タイプが該当する場合もある。
情報処理装置10は、図3に示すような顧客情報データベースに記憶された情報、および、図4に示すようなアクション情報データベースに記憶された情報に基づいて、依存度と、各依存度に対応付けられたアクションとを勘案し、顧客に対するアクション(依存対策)を決定する。すなわち、図3および図4に示す例においては、顧客名が「〇〇〇」である顧客は、依存度が「レベル2」であり、顧客タイプが「タイプA」および「タイプD」に該当する。そして、依存度が「レベル2」である顧客に対して行われるアクションであって、顧客タイプが「タイプA」または「タイプD」に該当する顧客に対して行われるアクションである、「メール送信」、「宿泊系コンプの停止」、および「キャッシュバックの停止」のアクションが、顧客名が「〇〇〇」である顧客に対するアクション(依存対策)として選定される。
(入金時における処理)
次に、情報処理装置10が、遊技者から要求される現金からチップへの両替(以下、入金とも称する)を行う処理について説明する。遊技者は、両替端末50とカードリーダーが設置された両替カウンターにおいて、カードリーダーにメンバーカードをかざし、入金する現金を差し出して入金を要求する。すると、メンバーカードに記憶された顧客IDが、カードリーダーによって読み取られる。カードリーダーによって読み取られた顧客IDは、情報処理装置10へ送信される。情報処理装置10は、両替カウンターのカードリーダーから送信された顧客IDを受信すると、本人確認およびロギングを行う。
情報処理装置10は、顧客情報データベースを参照し、受信した顧客IDに対応する顧客情報を参照する。
情報処理装置10は、受信した顧客IDに対応する顧客情報を参照した結果に基づき、メンバー登録されている遊技者の顧客IDではないことを確認した場合(すなわち、顧客情報データベースに当該顧客IDが存在しない場合)には、入金を許可しない旨の確認結果を、両替端末50へ送信する。
また、情報処理装置10は、受信した顧客IDに対応する顧客情報を参照した結果に基づき、メンバー登録されている遊技者の顧客IDであることを確認した場合(すなわち、顧客情報データベースに当該顧客IDが存在する場合)には、入金を許可する旨の確認結果を、両替端末50へ送信する。
また、入金を許可する場合、一定期間における累計入金額をインクリメントするように、自己の情報処理装置10が記憶する入金履歴情報データベースの入金履歴情報を更新する。
また、情報処理装置10は、累計入金額のインクリメント時に、自己抑制情報データベースに記憶された当該遊技者の入金額閾値と実際の累計入金額との突合せを行う。インクリメントにより、実際の累計入金額が入金額閾値を超えた場合には、情報処理装置10は、減点ポイントを減点し、依存度を設定する。
両替端末50が、情報処理装置10から送信された確認結果を受信し、確認結果を表示する。両替スタッフは、表示された確認結果を見て、入金を許可する旨の確認結果である場合には、遊技者から差し出された現金を受け取り、当該現金の金額に相当するチップを遊技者へ払い出す。
(精算時における処理)
次に、情報処理装置10が、遊技者から要求されるチップから現金への両替(以下、精算とも称する)の処理について説明する。遊技者は、両替端末50とカードリーダーが設置された両替カウンターにおいて、カードリーダーにメンバーカードをかざし、精算するチップを差し出して精算を要求する。すると、メンバーカードに記憶された顧客IDがカードリーダーによって読み取られる。カードリーダーによって読み取られた顧客IDは、情報処理装置10へ送信される。情報処理装置10は、両替カウンターのカードリーダーから送信された顧客IDを受信すると、本人確認およびロギングを行う。
情報処理装置10は、顧客情報データベースを参照し、受信した顧客IDに対応する顧客情報を参照する。
情報処理装置10は、受信した顧客IDに対応する顧客情報を参照した結果に基づき、メンバー登録されている遊技者の顧客IDではないことを確認した場合(すなわち、顧客情報データベースに当該顧客IDが存在しない場合)には、精算を許可しない旨の確認結果を、両替端末50へ送信する。
また、情報処理装置10は、受信した顧客IDに対応する顧客情報を参照した結果に基づき、メンバー登録されている遊技者の顧客IDであることを確認した場合(すなわち、顧客情報データベースに当該顧客IDが存在する場合)には、精算を許可する旨の確認結果を、両替端末50へ送信する。
また、精算を許可する場合、一定期間における精算累計額をインクリメントするように、自己の情報処理装置10が記憶する精算履歴情報データベースの精算履歴情報を更新する。
また、情報処理装置10は、累計精算額と累計入金額の更新時(すなわち、累計損益額の計算時)に、自己抑制情報データベースに記憶された当該遊技者の入金額閾値と実際の累計入金額との突合せを行う。実際の累計入金額が入金額閾値を超えた場合であり、かつ、累計損益額がマイナスの場合には、情報処理装置10は、減点ポイントの減点処理を行い、依存度を設定する。
両替端末50が、情報処理装置10から送信された確認結果を受信し、確認結果を表示する。両替スタッフは、表示された確認結果を見て、精算を許可する旨の確認結果である場合には、遊技者から差し出されたチップを受け取り、当該チップの金額に相当する現金を遊技者へ払い出す。
(退場時における処理)
次に、情報処理装置10が、来場者(遊技者)のカジノ施設からの退場を許可する処理について説明する。来場者は、入退場ゲート30に設置されたカードリーダーに、メンバーカードをかざす。すると、メンバーカードに記憶された顧客IDがカードリーダーによって読み取られる。入退場ゲート30は、カードリーダーによって読み取られた顧客IDを、情報処理装置10へ送信する。情報処理装置10は、入退場ゲート30から送信された顧客IDを受信すると、当該来場者の退場可否に関する確認を行う。
情報処理装置10は、顧客情報データベースを参照し、受信した顧客IDに対応する顧客情報を参照する。また、情報処理装置10は、自己抑制情報データベースを参照し、受信した顧客IDに対応する自己抑制情報を参照する。情報処理装置10は、受信した顧客IDに対応する顧客情報および自己抑制情報を参照した結果に基づき、依存度が付与された遊技者(例えば、依存度がレベル1以上の遊技者)の顧客IDである場合には、注意喚起を示す情報を、入退場ゲート30へ送信する。
例えば、情報処理装置10は、自己抑制閾値(遊技者によって設定された上限値)に対する実績値の割合などに基づいて依存に関する何らかの依存度が当該遊技者に設定されている場合(例えば、遊技者の依存度がレベル1以上である場合)に、注意喚起を行う。
また、情報処理装置10は、直近の入場時間を示すデータを入退場履歴情報データベースから取得する。情報処理装置10は、取得した入場時間からの経過時間を算出することにより、当該遊技者がカジノ施設に滞在した滞在時間を算出する。情報処理装置10は、該遊技者の滞在時間をインクリメントするように、自己の情報処理装置10が記憶する入退場履歴情報データベースの入退場履歴情報を更新する。
また、情報処理装置10は、滞在時間のインクリメント時に、自己抑制情報データベースに記憶された当該遊技者の滞在時間閾値(上限値)と実際の滞在時間(実績値)との突合せを行う。インクリメントにより、実際の滞在時間(実績値)が滞在時間閾値(上限値)を超えた場合には、情報処理装置10は、減点ポイントの減点処理を行い、遊技者の依存度を設定する。
(スタッフへの警戒情報の通知処理)
次に、依存度と顧客タイプに応じた、各スタッフへの警戒情報の通知処理について説明する。
上述したように、遊技者がカジノ施設内に入場する際には、入退場ゲート30に設置されたカードリーダーによりメンバーカードの読み込みが行われ、本人確認が行われる。なお、上述したように、メンバーカードによるカード認証の代わりに、その他の認証方法、例えば、顔認証や指紋認証等が用いられてもよい。これにより、情報処理装置10は、当該遊技者の依存度を取得し、当該遊技者に対し、どのスタッフあるいはどの装置に対して、どのようなアクション(依存対策)をさせるかを決定する。
以下に、依存度と顧客タイプに応じた、各スタッフへの警戒情報の通知処理の流れの一例について説明する。
来場者は、入退場ゲート30に設置されたカードリーダーに、メンバーカードをかざす。すると、メンバーカードに記憶された顧客IDがカードリーダーによって読み取られる。入退場ゲート30は、カードリーダーによって読み取られた顧客IDを、情報処理装置10へ送信する。情報処理装置10は、入退場ゲート30から送信された顧客IDを受信すると、当該来場者の入場可否に関する確認を行う。なお、ここでは、入場可能な(すなわち、正しくメンバー登録がされている)遊技者であり、かつ何らかの依存度が設定されている(例えば、依存度がレベル1以上である)遊技者であるものとする。
情報処理装置10は、顧客情報データベースを参照し、顧客IDに対応付けられた顧客タイプ、および依存度の情報を取得する。また、情報処理装置10は、アクション情報データベースから、当該顧客タイプ、および当該依存度に対応付けられたアクション(依存対策)を示す情報を取得する。そして、情報処理装置10は、アクションとスタッフ端末60を識別する識別子等とが対応付けられたデータベースであるスタッフ情報データベースを参照し、当該アクション対応するスタッフ端末60の識別子を取得する。また、情報処理装置10は、アクションと(遊技機40に付属する)情報端末を識別する識別子とが対応付けられたデータベースである情報端末データベースを参照し、当該アクションに応じた(遊技機40に付属する)情報端末の識別子を取得する。
情報処理装置10は、上記取得した情報に基づいて、アクション情報の出力先(通知先)となるスタッフ端末60、および(遊技機40に付属する)情報端末のリストであるアクション情報出力先情報端末リストを生成する。情報処理装置10は、生成したアクション情報出力先情報端末リストに基づいて、依存度が付与された(例えば、依存度がレベル1以上である)遊技者への対応内容を示すアクション情報を、例えば、ゲートスタッフ、ホールスタッフ、ディーラー、およびカウンセラーが所持するスタッフ端末60や、遊技機40に付属する情報端末(図示せず)へ送信する。
例えば、依存度「レベル2」の遊技者であって、「Webによる依存診断テスト」を実施する必要がある遊技者である場合、情報処理装置10は、関係するスタッフ、例えば、ゲートスタッフ、診断テスト対応スタッフ(図示せず)、およびカウンセラー(図示せず)等が所持するスタッフ端末60へ、当該遊技者が来場したことを示す情報を、電子メールやメッセンジャーアプリケーション等を介して同報するようにしてもよい。
また、例えば、依存度「レベル2」の遊技者であって、顧客タイプが「スロットマシンのめりこみ」である遊技者である場合、情報処理装置10は、スロットマシン近傍のホールスタッフが所持するスタッフ端末60へ、当該遊技者が来場したことを示す情報、および当該遊技者に対する依存対策を示す情報等を、電子メールやメッセンジャーアプリケーション等を介して同報するようにしてもよい。
また、各スタッフが所持するスタッフ端末60へ情報を送信するだけでなく、例えば、情報処理装置10は、テーブルゲームなどの遊技機40に付属して設置された情報端末(図示せず)へ、遊技者に関する情報を送信するようにしてもよい。これにより、通知対象とするスタッフを特定することなく(すなわち、どのスタッフ端末60へ送信するかについて意識することなく)情報処理装置10は情報を送信することができる。そして、通知先となった情報端末が付属する遊技機40の近傍にいる任意のスタッフが、当該通知の内容を確認することができる。
(スタッフによる操作入力に基づく警戒情報の提示処理)
次に、スタッフによるスタッフ端末60への操作入力に基づいて情報処理装置10が行う、警戒情報の提示処理について説明する。
各スタッフは、各遊技者を観察し、注意喚起が必要と思われる遊技者や不審な遊技者がいないかを目視によってチェックする。スタッフは、そのような遊技者を発見した場合、当該遊技者に対しメンバーカードの提示を要求する。スタッフは、所持しているスタッフ端末60を用いてメンバーカードに記憶された顧客ID等の情報の読み取りを行う。
読み取られた顧客ID等の情報は、スタッフ端末60から情報処理装置10へ送信される。情報処理装置10は、顧客情報データベースを参照し、受信した顧客IDに対応付けられた依存度が存在する(例えば、依存度がレベル1以上である)場合には、当該依存度や顧客タイプを示す情報等を取得する。そして、情報処理装置10は、当該依存度や当該顧客タイプに対応するアクション(依存対策)を示す情報を取得して、取得したアクションを示す情報を含む当該遊技者に関する情報を当該スタッフ端末60へ送信する。これにより、スタッフ端末60には、依存度、顧客タイプ、およびスタッフがとるべきアクション等の情報が表示される。
なお、依存度が付与されていない(例えば、依存度がレベル0である)遊技者であった場合には、アクションを示す情報等は表示されないため、代わりに遊技者の氏名、顔写真、およびメンバーカードに付与されているカード番号等の情報のみが表示されるようにしてもよい。
なお、ここではスタッフ端末60にカードリーダー機能が備えられているものとするが、スタッフ端末60とカードリーダーとは別々の装置であっても構わない。
また、ここではカードリーダーによって遊技者が特定されるものとしたが、これに限られない。例えば、スタッフが装着するウェアラブルデバイス(図示せず)によって、遊技者の生体情報が読み取られることによって遊技者が特定されるようにしてもよい。これにより、スタッフは、遊技者に対してメンバーカードの提示を要求する必要がない。そして、ウェアラブルデバイスによって読み取られた生体情報は情報処理装置10へ送信され、情報処理装置10は、受信した生体情報に基づいて遊技者を特定する。
なお、各スタッフによるスタッフ端末60への操作入力に基づいて、情報処理装置10は、特定の遊技者に対する減点ポイントの減点処理を行えるようにしてもよい。
例えば、ホールスタッフが、明らかに依存症が発症している遊技者をホール内で発見したとする。ホールスタッフは、当該遊技者へメンバーカードの提示を要求する。ホールスタッフは、所持しているスタッフ端末60に備えられたカードリーダーを用いて当該遊技者のメンバーカードに記憶された顧客ID等の情報の読み取りを行う。それとともに、ホールスタッフは、遊技者の様子を観察した結果に基づく情報をスタッフ端末60により入力する。例えば、ホールスタッフは、遊技者の様子を観察した結果に基づいて、当該遊技者に対して減点するポイント数を判断し、スタッフ端末60により当該ポイント数を入力する。
読み取られた顧客ID等の情報、および減点するポイント数を示す情報は、スタッフ端末60から情報処理装置10へ送信される。そして、情報処理装置10は、当該顧客ID等の情報、および当該減点するポイント数を示す情報を受信する。情報処理装置10は、当該顧客IDに対応付けられた減点ポイントを自己抑制情報データベースから取得し、受信したポイント数の分だけ差し引いた減点ポイントによって、自己抑制情報データベースに記憶された減点ポイント更新する。
これにより、実際に遊技者を間近で目視することができる各スタッフの判断に基づいて、情報処理装置10は、減点ポイントの減点処理を行うことができる。
(閾値に達する以前における注意喚起処理)
遊技者の実際の施設利用実績が、事前に自己抑制設定によって設定された閾値(例えば、一定期間での入場回数、累計入金金額、または累計滞在時間の上限値)を超過した時点で初めて注意喚起などの依存対策がなされることは、場合によっては、依存症対策のアクションとしては遅すぎることがある。したがって、閾値(上限値)に対する実際の利用実績値の割合が一定の割合を超えたタイミングで、アクション(依存対策)を行うようにしてもよい。
以下に、閾値に達する以前における注意喚起処理について、図面を参照しながら説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る情報処理装置10による注意喚起処理の一例を示す概略図である。図示するように、図5に示すグラフの縦軸は遊技者の入金金額を表し、横軸は90日前以降の日数を表す。すなわち、図5に示すグラフは特定の遊技者の、直近90日間の累計入金額の推移を表している。なお、本例において、遊技者によって事前に設定される自己抑制設定の対象期間は90日であるものとする。
本例においては、事前に設定された閾値(上限値)に対する、遊技者の一定期間内(直近90日間)の累計入金額の実績値の割合(以下、進捗率ともいう)が、所定の割合を超過した時点で、各装置(例えば、スタッフ端末60や入退場ゲート30)に対し注意喚起メールが送信される。
なお、当該所定の割合は、メンバー登録時に自己抑制設定を行う際に、遊技者自身によって予め設定されるようにしてもよい。
また、当該所定の割合は、予め80%と設定されるようにしておき、必要に応じて50%から90%の範囲で設定変更できるような構成にしてもよい。また、所定の割合を超過した後は、さらに5%割合が高くなるごとにその都度注意喚起メールが送信されるようにしてもよい。
例えば、累計入金額の閾値は500万円であり、所定の割合が80%である場合には、累計入金額の実績値が400万円に到達した時点で注意喚起メールが送信される。図5に示すグラフにおいては、およそ27日前あたりに注意喚起メールが送信されたことになる。
なお、複数の閾値(例えば、一定期間での入場回数、累計入金金額、または累計滞在時間)においてそれぞれ所定の割合を設定した場合には、それぞれの閾値に対して設定した割合を超過した時点で、それぞれ注意喚起メールが送信されるようにしてもよい。
注意喚起メールに記載される内容は、例えば、情報処理装置10が各種の履歴情報から集計・分析した結果などに基づいて決定される。
例えば、注意喚起メールには、現在の各閾値(上限値)に対する進捗率、閾値(上限値)を超えないようにするための行動のアドバイス、閾値(上限値)を超えた場合に生じる遊技者にとってのデメリット(例えば、コンプの抑制・停止、キャッシュバックの抑制・停止、依存診断テストの受験義務、または面談の実施義務などを示す情報)、および詳細情報を確認できるWebページへのリンクなどが記載される。
(情報処理装置の構成)
次に、情報処理装置10の機能構成について、図面を参照しながら説明する。
図6は、本発明の実施形態に係る情報処理装置10の機能構成を示すブロック図である。本実施形態に係る情報処理装置10は、制御部100と、利用状況情報取得部101と、依存度特定部102と、依存対策決定部104と、自己抑制情報取得部105と、進捗率算出部106と、出力先決定部108と、実行結果情報取得部109と、操作情報取得部111と、記憶部113と、出力部120と、を含んで構成される。
また、出力部120は、依存度情報出力部103と、注意喚起情報出力部107と、警告情報出力部110と、ユーザ情報出力部112と、を含んで構成される。
制御部100は、情報処理装置10における各種の処理を制御する。制御部100は、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)を含んで構成される。
利用状況情報取得部101は、遊技施設における遊技者(ユーザ)の施設利用状況を示す利用状況情報を取得する。
依存度特定部102は、遊技者(ユーザ)の利用状況情報と依存度テーブルとに基づいて、ユーザの遊技への依存度を特定する。また、依存度特定部102は、遊技者(ユーザ)の利用状況情報または外部システムから入力される情報の少なくとも一方に基づく点数を算出し、算出された点数に応じて依存度を特定する。
なお、ここでいう外部システムとは、遊技施設の外部、例えば、ホテル、またはレストランなどにおける遊技者の行動履歴を示すデータを情報処理装置10へ送信する遊技施設の外部のシステムである。すなわち、依存度特定部102は、遊技者(ユーザ)による遊戯の利用状況情報または遊技者(ユーザ)の遊技施設の外部での行動履歴を示す外部行動履歴情報の少なくとも一方に基づいて依存度を特定する。
また、依存度特定部102は、点数が大きいほど、より高い依存度、またはより低い依存度を特定する。また、依存度特定部102は、自己抑制情報に基づく上限値と点数とに基づいて依存度を特定する。
依存度情報出力部103は、依存度特定部102によって特定された依存度を出力する。また、依存度情報出力部103は、依存対策決定部104によって決定された依存対策を出力する。また、依存度情報出力部103は、出力先決定部108によって決定された出力先へ出力する。また、依存度情報出力部103は、実行結果情報取得部109によって取得された実行結果情報に基づいて依存対策を終了する情報を出力する。
依存対策決定部104は、特定された遊技者(ユーザ)の依存度と依存対策テーブルとに基づいて、遊技者(ユーザ)に応じた依存対策を決定する。
自己抑制情報取得部105は、遊技者(ユーザ)によって事前に自ら設定される情報であって、所定期間における施設利用の上限値を示す情報である自己抑制情報を取得する。
進捗率算出部106は、上限値に対する点数の割合である進捗率を算出する。
注意喚起情報出力部107は、進捗率算出部によって算出された進捗率が所定の値より高い場合、遊技者(ユーザ)に対する注意喚起情報を出力する。
出力先決定部108は、遊技者(ユーザ)の利用状況情報および遊技者(ユーザ)の遊技施設の外部での行動履歴を示す外部行動履歴情報の少なくとも1つに基づいて、依存度の出力先を決定する。
実行結果情報取得部109は、依存度情報出力部103によって出力された依存対策の実行結果を示す実行結果情報(フィードバック情報)、または、依存度情報出力部103によって出力された依存度に基づいて行われた依存対策の実行結果を示す実行結果情報(フィードバック情報)を取得する。
警告情報出力部110は、依存度特定部102によって特定された依存度よりも1段階高い依存度に対応付けられた利用状況情報を依存度テーブルから取得することにより、依存度特定部102によって特定された依存度よりも1段階高い依存度として特定される条件を示す警告情報を出力する。
これにより、例えば、警告情報出力部110は、遊技者の現在の依存度よりも1段階高い依存度になるための条件や、1段階高い依存度になった場合の遊技者にとってのデメリットなどを、予め遊技者へ通知することができる。
操作情報取得部111は、外部機器における操作入力に基づく情報であって遊技者(ユーザ)を識別する情報であるユーザ識別情報を含む操作情報を取得する。
ユーザ情報出力部112は、操作情報取得部111から取得した操作情報が示すユーザ識別情報に対応付けられたユーザ情報を出力する。
上記の操作情報取得部111およびユーザ情報出力部112により、例えば、情報処理装置10は、スタッフ端末60からの要求に応じて遊技者に関する情報を当該スタッフ端末60へ提示したり、当該スタッフ端末60から入力された情報に基づいて自己の情報処理装置10が記憶する遊技者に関する情報(例えば、顧客情報、または依存度に関する情報など)を更新したりすることができる。これにより、情報処理装置10は、遊技者の近傍で目視によって遊技者を観察することができるスタッフの判断を加味して、遊技者の依存度を決定したり、依存対策を選択したりすることができる。
記憶部113は、各種のデータや各種のプログラムを記憶する。例えば、記憶部113は、利用状況情報と遊技への依存度とが対応付けられた依存度テーブル等を記憶する。また、例えば、記憶部113は、依存度と依存度に応じた遊技への依存に対する対策を示す依存対策とを対応付ける依存対策テーブル等を記憶する。
記憶部113は、記憶媒体、例えば、例えば、HDD(Hard Disk Drive;ハードディスクドライブ)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory;イーイープロム)、RAM(Random Access read/write Memory;読み書き可能なメモリ)、ROM(Read Only Memory;読み出し専用メモリ)、又はそれらの任意の組み合わせを含んで構成される。
なお、記憶部113は、情報処理装置10によって行われる各種の処理における演算の一時記憶領域としても用いられる。
(情報処理装置の動作)
以下に、情報処理装置10の基本的な動作について、図面を参照しながら説明する。
図7は、本発明の実施形態に係る情報処理装置10の動作の一例を示すフローチャートである。本フローチャートが示す処理は、遊技施設におけるユーザの施設利用状況を示す利用状況情報が更新された際に開始される。
(ステップst001)利用状況情報取得部101は、遊技施設におけるユーザの施設利用状況を示す利用状況情報を取得する。その後、ステップst002へ進む。
(ステップst002)依存度特定部102は、記憶部113に記憶された、利用状況情報と遊技への依存度とが対応付けられた依存度テーブル(依存度情報)を参照する。その後、ステップst003へ進む。
(ステップst003)依存度特定部102は、遊技者(ユーザ)の利用状況情報と依存度テーブルとに基づいて、遊技者(ユーザ)の遊技への依存度を特定する。その後、ステップst004へ進む。
(ステップst004)依存度情報出力部103は、依存度特定部102によって特定された依存度を出力する。以上で、本フローチャートが示す処理が終了する。
以上、説明したように、本実施形態に係る情報処理装置10は、遊技の利用状況と遊技への依存度とが対応付けられた依存度テーブルを記憶し、遊技者の利用状況に基づいて遊技者の依存度を決定し、決定した依存度または決定した依存度に対応する依存対策を示す情報を出力することができる。これにより、本実施形態に係る情報処理装置10は、どの遊技者に対しても一様な依存対策を実行させることがない。例えば、本実施形態に係る情報処理装置10は、どのような依存度の遊技者に対しても入場制限をするような過度の利用制限を実行させることがない。本実施形態に係る情報処理装置10は、遊技者の依存度に応じた依存対策を実行させることができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置10は、遊技者の利用状況に応じて点数計算を行うことにより依存度を決定する。また、本実施形態に係る情報処理装置10は、遊技施設の外部における遊技者の行動履歴に応じて計算される点数も加味して遊技者の依存度を決定することができる。これにより、情報処理装置10は、柔軟に、かつ、きめ細かく遊技者の依存度を管理することができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置10は、事前に遊技者自身によって申告される自己抑制情報を取得し、当該自己抑制情報と実際の利用実績とに基づいて、遊技者の依存度を特定することができる。これにより、情報処理装置10は、遊技者一人ひとりに合わせて適切な依存度の管理を行うことができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置10は、当該自己抑制情報が示す閾値に対する実際の利用実績値の割合である進捗率に応じて、当該自己抑制情報が示す閾値を超過する前に遊技者に対して注意を促すことができる。これにより、情報処理装置10は、依存症が発症していない遊技者に対する予防対策、および軽度の依存症を発症している遊技者に対する症状悪化の抑制を行うことができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置10は、遊技者の利用状況および遊技施設の外部における遊技者の行動履歴の少なくとも1つに基づいて、その内容に応じて依存度情報の出力先を決定することができる。これにより、情報処理装置10は、顧客ごとに異なる依存のタイプ(顧客タイプ)や依存度等に応じて、柔軟に依存対策の手段を選択することができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置10は、依存対策を実行した結果を示す情報(結果のフィードバック)を取得することができる。これにより、情報処理装置10は、フィードバックされた情報を用いて既に記憶されている顧客情報や依存度情報を更新することによって、より直近の顧客の依存度を把握することができ、それに応じた依存対策を実行させることができる。また、情報処理装置10は、遊技者が依存症を克服することができたことを特定した場合には、依存対策を終了させることができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置10は、複数のレベルにレベル分けされた依存度によって遊技者の遊技への依存状態を管理するため、遊技者の現在の依存度よりも1段レベルが高い依存度になるための条件や、1段レベルが高い依存度になった場合の遊技者にとってのデメリットなどを、予め遊技者へ通知することができる。
また、本実施形態に係る情報処理装置10は、スタッフが所持する端末からの要求に応じて遊技者に関する情報を当該端末へ提示したり、当該端末から入力された情報に基づいて自己の情報処理装置10が記憶する遊技者に関する情報を更新したりすることができる。これにより、情報処理装置10は、遊技者の近傍で目視によって遊技者を観察することができるスタッフの判断を加味して、遊技者の依存度を決定したり、依存対策を選択したりすることができる。
以上、説明したように、本実施形態に係る情報処理装置10は、遊技への依存度に応じて柔軟に利用を制限することができる。
以上、この発明の実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
なお、上述した実施形態における情報処理装置10の一部又は全部をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、情報処理装置10に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信回線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
また、上述した実施形態における情報処理装置10を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。情報処理装置10の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
10・・・情報処理装置、20・・・受付端末、30・・・入退場ゲート、40・・・遊技機、50・・・両替端末、60・・・スタッフ端末、100・・・制御部、101・・・利用状況情報取得部、102・・・依存度特定部、103・・・依存度情報出力部、104・・・依存対策決定部、105・・・自己抑制情報取得部、106・・・進捗率算出部、107・・・注意喚起情報出力部、108・・・出力先決定部、109・・・実行結果情報取得部、110・・・警告情報出力部、111・・・操作情報取得部、112・・・ユーザ情報出力部、113・・・記憶部、120・・・出力部

Claims (14)

  1. 遊技施設におけるユーザの施設利用状況を示す利用状況情報を取得する利用状況情報取得部と、
    利用状況情報と遊技への依存度とが対応付けられた依存度テーブルを記憶する記憶部と、
    前記ユーザの前記利用状況情報と前記依存度テーブルとに基づいて、前記ユーザの前記遊技への前記依存度を特定する依存度特定部と、
    前記依存度特定部によって特定された前記依存度を出力する出力部と、を備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記記憶部は、前記依存度と前記依存度に応じた前記遊技への依存に対する対策を示す依存対策とを対応付ける依存対策テーブルを記憶し、
    前記特定されたユーザの前記依存度と前記依存対策テーブルとに基づいて、前記ユーザに応じた前記依存対策を決定する依存対策決定部、を備え、
    前記出力部は、前記依存対策決定部によって決定された前記依存対策を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記依存度特定部は、前記ユーザの前記利用状況情報に基づいて算出される点数に応じて前記依存度を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記依存度特定部は、前記ユーザの前記利用状況情報または外部システムから入力される情報の少なくとも一方に基づいて前記点数を算出する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記ユーザによって事前に自ら設定される情報であって、所定期間における施設利用の上限値を示す情報である自己抑制情報を取得する自己抑制情報取得部、を備え、
    前記依存度特定部は、前記自己抑制情報に基づく上限値と前記点数とに基づいて前記依存度を特定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記上限値に対する実績値の割合である進捗率を算出する進捗率算出部、を備え、
    前記出力部は、前記進捗率算出部によって算出された進捗率が所定の値より高い場合、前記ユーザに対する注意喚起情報を出力する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記ユーザの前記利用状況情報または前記ユーザの前記遊技施設の外部での行動履歴を示す外部行動履歴情報の少なくとも一方に基づいて、前記依存度の出力先を決定する出力先決定部、を備え、
    前記出力部は、前記出力先決定部によって決定された前記出力先へ前記依存度を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記出力部によって出力された前記依存対策の実行結果を示す情報、または前記出力部によって出力された前記依存度に基づいて行われた前記依存対策の実行結果を示す実行結果情報を取得する実行結果情報取得部、を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  9. 前記出力部は、前記実行結果情報取得部によって取得された前記実行結果情報に基づいて前記依存対策を終了する情報を出力する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記依存度特定部は、前記ユーザの前記利用状況情報および前記ユーザの前記遊技施設の外部での行動履歴を示す外部行動履歴情報の少なくとも1つに基づいて、前記依存度を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記出力部は、前記依存度特定部によって特定された依存度よりも1段階高い依存度に対応付けられた前記利用状況情報を前記依存度テーブルから取得することにより、前記依存度特定部によって特定された依存度よりも1段階高い依存度として特定される条件を示す警告情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 外部機器における操作入力に基づく情報であって前記ユーザを識別する情報であるユーザ識別情報を含む操作情報を取得する操作情報取得部、を備え、
    前記出力部は、前記操作情報取得部から取得した前記操作情報が示すユーザ識別情報に対応付けられたユーザ情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  13. コンピュータを用いた情報処理方法であって、
    利用状況情報取得部が、遊技施設におけるユーザの施設利用状況を示す利用状況情報を取得する利用状況情報取得ステップと、
    記憶部が、前記利用状況情報と遊技への依存度とを対応付ける依存度テーブルを記憶する記憶ステップと、
    依存度特定部が、前記ユーザの前記利用状況情報と前記依存度テーブルとに基づいて、前記ユーザの前記遊技への前記依存度を特定する依存度特定ステップと、
    出力部が、前記依存度特定部によって特定された前記依存度を出力する出力ステップと、を有する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  14. コンピュータに、
    遊技施設におけるユーザの施設利用状況を示す利用状況情報を取得する利用状況情報取得ステップと、
    前記利用状況情報と遊技への依存度とを対応付ける依存度テーブルを記憶する記憶ステップと、
    前記ユーザの前記利用状況情報と前記依存度テーブルとに基づいて、前記ユーザの前記遊技への前記依存度を特定する依存度特定ステップと、
    前記依存度特定ステップにおいて特定された前記依存度を出力する出力ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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