JP2019126706A - ゲーム管理システム及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲームを行うのにふさわしくない人物の利用を制限する。【解決手段】ゲーム管理システムSは、ゲーム機3と、認証装置5とを備えるゲーム管理システムであって、ゲーム機3は、ゲーム機3を操作するユーザを識別するユーザIDを取得する取得部381と、取得部381がユーザIDを取得すると、当該ユーザIDを認証装置5に送信することによりユーザの認証を要求する実行管理部382と、認証装置5においてユーザの認証に成功したことに応じて、ゲーム機3におけるゲームを開始させるために必要な遊技媒体の投入を受け付ける投入受付部384と、を有し、認証装置5は、ユーザIDを受信すると、当該ユーザIDに基づいてユーザの認証を行う認証部531を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、ゲーム管理システム及び制御方法に関する。
従来、カジノ等の遊技場において、プレイヤーは、遊技場に設置されているスロットマシン等のゲーム機に現金を投入することによりゲームを行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−259845号公報
ところで、近年、ギャンブル依存症が問題になっている。しかしながら、従来のゲーム機は、現金を投入することにより誰でもゲームを行うことができ、ゲームの実行を制限することができないという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ゲームの実行を制限することができるゲーム管理システム及び制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係るゲーム管理システムは、ゲーム機と、認証装置とを備えるゲーム管理システムであって、前記ゲーム機は、前記ゲーム機を操作するユーザを識別するユーザ識別情報を取得する第1取得部と、前記第1取得部が前記ユーザ識別情報を取得すると、当該ユーザ識別情報を前記認証装置に送信することにより前記ユーザの認証を要求する第1要求部と、前記認証装置において前記ユーザの認証に成功したことに応じて、前記ゲーム機におけるゲームを開始させるために必要な遊技媒体の投入を受け付ける投入受付部と、を有し、前記認証装置は、前記ユーザ識別情報を受信すると、当該ユーザ識別情報に基づいて前記ユーザの認証を行う認証部を有する。
前記第1取得部は、前記ユーザから前記遊技媒体の払出操作を受け付けると、前記ユーザ識別情報を取得し、前記ゲーム機は、前記払出操作を受け付けた後に、前記ユーザの認証に成功したことに応じて、前記遊技媒体の払出に関する処理を行う払戻制御部をさらに有してもよい。
前記ゲーム機は、遊技媒体を受け取るための引換証を出力する出力部をさらに有し、前記払戻制御部は、前記ゲームの開始時に取得された前記ユーザ識別情報と、払出操作の後に取得された前記ユーザ識別情報とが一致する場合に、前記払出操作の後に前記ユーザの認証に成功したことに応じて、前記出力部に遊技媒体として、自動払戻機で受取可能な第1引換証を出力させてもよい。
前記ゲーム機は、遊技媒体を受け取るための引換証を出力する出力部をさらに有し、前記払戻制御部は、前記ゲームの開始時に取得された前記ユーザ識別情報と、前記払出操作の後に取得された前記ユーザ識別情報とが一致しない場合に、前記ゲーム機が設置されている施設の窓口において前記遊技媒体を受け取るための第2引換証を前記出力部に出力させてもよい。
前記ゲーム機は、遊技媒体を受け取るための引換証を出力する出力部をさらに有し、
前記払戻制御部は、前記払出操作を受け付けてから第1時間以内に前記ユーザ識別情報を取得しなかった場合、前記ゲーム機が設置されている施設の窓口において前記遊技媒体を受け取るための第2引換証を前記出力部に出力させてもよい。
前記ゲーム機は、遊技媒体を受け取るための引換証を出力する出力部をさらに有し、前記払戻制御部は、前記払出操作の後に前記ユーザの認証に失敗したことに応じて、前記ゲーム機が設置されている施設の窓口において前記遊技媒体を受け取るための第2引換証を前記出力部に出力させてもよい。
前記ゲーム機は、遊技媒体を受け取るための引換証を出力する出力部をさらに有し、前記払戻制御部は、前記払出操作の後に前記ユーザの認証に成功した場合に、払い出される前記遊技媒体の量が第1閾値を超えている場合に、前記ゲーム機が設置されている施設の窓口において前記遊技媒体を受け取るための第2引換証を前記出力部に出力させてもよい。
前記ゲーム管理システムは、前記ゲーム機が設置されている施設に前記ユーザが入場する際に前記ユーザが入場料を支払った時刻と、前記ユーザに対応する前記ユーザ識別情報とを関連付けて記憶する管理装置をさらに備え、前記投入受付部は、前記ユーザが前記ゲーム機においてゲームを開始する場合において、前記管理装置に記憶されている前記ユーザが前記入場料を支払った時刻よりも第2時間経過しているときには、前記認証に成功しているか否かにかかわらず前記遊技媒体の投入を受け付けないようにしてもよい。
前記ゲーム管理システムは、前記ユーザに対応する前記ユーザ識別情報と、前記ユーザに予め設定された単位時間当たりの前記ゲーム機が設置されている施設の利用時間とを関連付けて記憶する管理装置をさらに備え、前記投入受付部は、前記ユーザが前記ゲーム機においてゲームを開始する場合において、前記単位時間当たりの前記施設の利用時間が、前記管理装置において管理されている当該利用時間を超えているときには、前記認証に成功しているか否かにかかわらず前記遊技媒体の投入を受け付けないようにしてもよい。
前記ゲーム管理システムは、前記ユーザの前記ユーザ識別情報と、前記ユーザの属性を示すユーザ属性情報とを関連付けて記憶する管理装置をさらに備え、前記ゲーム機は、前記ゲームの開始時に、前記ゲーム機に設けられている表示部に、前記ユーザ属性情報に基づいて前記ゲームの利用に関する警告表示を行う表示制御部をさらに有してもよい。
前記管理装置は、前記ユーザ属性情報として、前記ユーザの年齢を示す年齢情報を記憶し、前記表示制御部は、前記ゲームの開始時に、前記ユーザ属性情報に含まれる前記ユーザの年齢に基づいて、前記ゲームの利用に関する警告表示を行ってもよい。
前記管理装置は、前記ユーザ属性情報として、前記ユーザの前記ゲーム機の利用頻度を示す頻度情報を記憶し、前記表示制御部は、前記ゲームの開始時に、前記ユーザ属性情報に含まれる前記頻度情報が示す前記ユーザの前記ゲーム機の利用頻度に基づいて前記警告表示を行ってもよい。
前記管理装置は、前記ユーザ属性情報として、前記ユーザが前記ゲーム機の利用に依存しているか否かを示す依存情報を記憶し、前記表示制御部は、前記ゲームの開始時に、前記ユーザ属性情報に含まれる前記依存情報が、前記ユーザが前記ゲーム機の利用に依存していることを示している場合に、前記警告表示を行ってもよい。
前記管理装置は、前記ユーザ属性情報として、前記ユーザが所定期間において消費した前記遊技媒体の量を示す消費情報を記憶し、前記表示制御部は、前記ゲームの開始時に、前記ユーザ属性情報に含まれる前記消費情報が示す前記遊技媒体の量が第2閾値を超えている場合に前記警告表示を行ってもよい。
前記管理装置は、前記ユーザ属性情報として、前記ユーザが前記ゲーム機を最後に利用した時刻を示す最終利用時刻情報を記憶し、前記表示制御部は、前記ゲームの開始時に、前記ユーザ属性情報に含まれる前記最終利用時刻情報が示す時刻から第3時間経過している場合に、前記警告表示を行ってもよい。
前記ゲーム管理システムは、前記ゲーム機が設置されている施設の入口に設けられているゲートの開閉を制御するゲート制御装置をさらに備え、前記ゲート制御装置は、前記ゲートを通過する前記ユーザの前記ユーザ識別情報を取得する第2取得部と、前記第2取得部が前記ユーザ識別情報を取得すると、当該前記ユーザ識別情報を前記認証装置に送信することにより前記ユーザの認証を要求する第2要求部と、前記認証装置における前記ユーザの認証に成功したことに応じて、前記ゲートを開く開閉制御部と、をさらに有してもよい。
前記ゲーム管理システムは、前記ゲート制御装置から受信した前記ユーザ識別情報を記憶する管理装置をさらに備え、前記投入受付部は、前記ゲーム機が取得した前記ユーザ識別情報が、前記ゲート制御装置から受信したユーザ識別情報として前記管理装置に記憶されていない場合には、遊技媒体の投入を受け付けないようにしてもよい。
本発明の第2の態様に係るゲーム管理システムは、ゲーム機と、認証装置とを備えるゲーム管理システムであって、前記ゲーム機は、前記ゲーム機におけるゲームを開始させるために必要な遊技媒体の投入を受け付ける投入受付部と、前記投入受付部が前記遊技媒体の投入を受け付けると、前記ゲーム機を操作するユーザを識別するユーザ識別情報を取得する取得部と、前記取得部が前記ユーザ識別情報を取得すると、当該ユーザ識別情報を前記認証装置に送信することにより前記ユーザの認証を要求する要求部と、前記認証装置において前記ユーザの認証に成功したことに応じて、前記ゲームの開始操作を受け付ける制御部と、を有し、前記認証装置は、前記ユーザ識別情報を受信すると、当該ユーザ識別情報に基づいて前記ユーザの認証を行う認証部を有する。
本発明の第3の態様に係る制御方法は、ゲーム機が、前記ゲーム機を操作するユーザを識別するユーザ識別情報を取得するステップと、前記ゲーム機が、取得した前記ユーザ識別情報を認証装置に送信することにより前記ユーザの認証を要求するステップと、前記認証装置が、前記ユーザ識別情報を受信すると、当該ユーザ識別情報に基づいて前記ユーザの認証を行うステップと、前記ゲーム機が、前記認証装置において前記ユーザの認証に成功したことに応じて、前記ゲーム機におけるゲームを開始させるために必要な遊技媒体の投入を受け付けるステップと、を有する。
本発明によれば、ゲームの実行を制限することができるという効果を奏する。
本実施形態に係るゲーム管理システムの概要を示す図である。 本実施形態に係るゲート制御装置の構成を示す図である。 本実施形態に係るゲーム機の構成を示す図である。 本実施形態に係る管理装置の構成を示す図である。 本実施形態に係る認証装置の構成を示す図である。 ユーザが施設に入場するときのゲーム管理システムにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 ユーザがゲーム機の操作を開始するときのゲーム管理システムにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 ユーザがゲーム機においてゲームを開始するときのゲーム管理システムにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 ユーザがゲーム機においてゲームを終了するときのゲーム管理システムにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
[ゲーム管理システムSの概要]
図1は、本実施形態に係るゲーム管理システムSの概要を示す図である。ゲーム管理システムSは、ゲート1と、ゲート制御装置2と、複数のゲーム機3(ゲーム機3A及び3B)と、管理装置4と、認証装置5とを備えており、ゲーム機3におけるゲームの実行を管理するシステムである。本実施形態において、ゲート制御装置2と、複数のゲーム機3と、管理装置4と、認証装置5とは、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークNにより、互いに通信可能に接続されている。
ゲート1は、例えば、複数のゲーム機3が設置されたカジノ等のゲーム施設の入口に設けられている。ゲート制御装置2は、ゲート1の開閉を制御することにより、ユーザUの施設への入場を制御する。
ゲート制御装置2は、ユーザUがゲーム施設に入場する場合に、ユーザUが所持するカードCから、ユーザUを識別するユーザ識別情報としてのユーザIDを取得する。ゲート制御装置2は、管理装置4を介して認証装置5にユーザIDを送信することにより、ユーザUの認証を要求する。ゲート制御装置2は、ユーザUの認証に成功すると、ゲート1を開き、ユーザUをゲーム施設内に入場させる。
ユーザUは、ゲーム施設に設置されているゲーム機3においてゲームを開始する場合、ゲーム機3にカードCを近接させる。ゲーム機3は、カードCからユーザIDを取得し、管理装置4を介して認証装置5にユーザIDを送信することにより、ユーザUの認証を要求する。ゲーム機3は、ユーザUの認証に成功すると、遊技媒体の投入を受け付ける。ゲーム機3は、ユーザUが遊技媒体を投入したことに応じて、ゲームが実行できる状態とする。
このように、ゲーム管理システムSにおいて、ゲーム機3は、ユーザIDを取得し、当該ユーザIDに基づくユーザUの認証が成功したことに応じてゲームが実行できる状態となるので、ゲームの実行を制限することができる。
以下、ゲーム管理システムSの詳細な構成について説明する。
[ゲート制御装置2の構成]
まず、ゲート制御装置2の構成を説明する。図2は、本実施形態に係るゲート制御装置2の構成を示す図である。ゲート制御装置2は、表示部21と、通信部22と、近距離無線部23と、記憶部24と、制御部25とを備える。
表示部21は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等により構成される。表示部21は、制御部25の制御に応じて各種情報を表示する。
通信部22は、通信ネットワークNに接続するためのインタフェースである。通信部22は、制御部25の制御により管理装置4と通信する。
近距離無線部23は、近距離無線通信を介してカードCとの間で情報の送受信をするための高周波(RF(Radio Frequency))部である。
記憶部24は、例えば、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等である。記憶部24は、ゲート制御装置2を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部24は、制御部25を、取得部251、認証要求部252、及び開閉制御部253として機能させるプログラムを記憶する。
制御部25は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部25は、記憶部24に記憶されている各種プログラムを実行することにより、ゲート制御装置2に係る機能を制御する。制御部25は、記憶部24に記憶されているプログラムを実行することにより、取得部251、認証要求部252、及び開閉制御部253として機能する。これらの機能の詳細については後述する。
[ゲーム機3の構成]
続いて、ゲーム機3の構成を説明する。図3は、本実施形態に係るゲーム機3の構成を示す図である。
ゲーム機3は、入力部31と、表示部32と、通信部33と、近距離無線部34と、紙幣認識部35と、出力部36と、記憶部37と、制御部38とを備える。
入力部31は、例えば、ボタンや、表示部32に重畳して配置される接触センサ等により構成されており、ゲーム機3でゲームを行うユーザ等から操作入力を受け付ける。
表示部32は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等により構成される。表示部32は、制御部38の制御に応じて文字や図形等から構成されるゲーム画面等を表示する。
通信部33は、通信ネットワークNに接続するためのインタフェースである。通信部33は、制御部38の制御により管理装置4と通信を行う。
近距離無線部34は、近距離無線通信を介してカードCとの間で情報の送受信をするための高周波(RF)部である。
紙幣認識部35は、遊技媒体の投入を受け付ける装置である。ここで、遊技媒体は、例えば通貨である。紙幣認識部35は、紙幣の投入を受け付けることにより、遊技媒体の投入を受け付ける。紙幣認識部35は、投入された紙幣を認識して入金を受け付ける。なお、本実施形態において、紙幣認識部35は、遊技媒体としての紙幣の投入を受け付けたが、これに限らない。例えば、紙幣認識部35は、ユーザが遊技媒体を受け取るために用いられる引換証を遊技媒体として認識してもよい。この場合、引換証は、例えば、遊技媒体を自動払戻機で受取可能な第1引換証であるものとする。また、ゲーム機3は、紙幣認識部35の他に、携帯電話機やプリペイドカード等を介して流通する電子マネーや、ゲーム施設において提供されるコイン等の遊技媒体を認識する認識装置を備えてもよい。また、ゲーム機3は、クレジットカード、デビットカード(キャッシュカード)、プリペイドカード、バウチャーカード、又は携帯電話機を介して、遊技媒体の投入を受け付けてもよい。
出力部36は、例えばプリンタである。出力部36は、制御部38の制御に応じて、ユーザが遊技媒体を受け取るための引換証を出力する。
記憶部37は、例えば、ROM及びRAMである。記憶部37は、ゲーム機3を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部37は、制御部38を、取得部381、実行管理部382、表示制御部383、投入受付部384、及び払戻制御部385として機能させるプログラムを記憶する。
制御部38は、例えばCPUである。制御部38は、記憶部24に記憶されている各種プログラムを実行することにより、ゲーム機3に係る機能を制御する。制御部38は、記憶部37に記憶されているプログラムを実行することにより、取得部381、実行管理部382、表示制御部383、投入受付部384、及び払戻制御部385として機能する。これらの機能の詳細については後述する。
[管理装置4の構成]
続いて、管理装置4の構成を説明する。図4は、本実施形態に係る管理装置4の構成を示す図である。管理装置4は、通信部41と、記憶部42と、制御部43とを備える。
通信部41は、通信ネットワークNに接続するためのインタフェースである。通信部41は、制御部43の制御によりゲート制御装置2、ゲーム機3、及び認証装置5と通信を行う。
記憶部42は、例えば、ROM及びRAMである。記憶部42は、管理装置4を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部42は、制御部43を、ゲート管理部431及びゲーム機管理部432として機能させるプログラムを記憶する。
また、記憶部42は、ユーザUのゲーム施設への入場履歴を示す入場履歴情報を記憶する。また、記憶部42は、ゲーム機3におけるユーザUの利用履歴を示す利用履歴情報を記憶する。また、記憶部42は、ゲーム機3における遊技媒体の消費量を示す消費情報を記憶する。
制御部43は、例えばCPUである。制御部43は、記憶部42に記憶されている各種プログラムを実行することにより、管理装置4に係る機能を制御する。制御部43は、記憶部42に記憶されているプログラムを実行することにより、ゲート管理部431及びゲーム機管理部432として機能する。これらの機能の詳細については後述する。
[認証装置5の構成]
続いて、認証装置5の構成を説明する。図5は、本実施形態に係る認証装置5の構成を示す図である。認証装置5は、通信部51と、記憶部52と、制御部53とを備える。
通信部51は、通信ネットワークNに接続するためのインタフェースである。通信部51は、制御部53の制御により管理装置4と通信を行う。
記憶部52は、例えば、ROM及びRAMである。記憶部52は、認証装置5を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部52は、制御部53を、認証部531として機能させるプログラムを記憶する。
制御部53は、例えばCPUである。制御部53は、記憶部52に記憶されている各種プログラムを実行することにより、認証装置5に係る機能を制御する。制御部53は、記憶部52に記憶されているプログラムを実行することにより、認証部531として機能する。この機能の詳細については後述する。
[ゲート入場時のシーケンス]
続いて、ゲート制御装置2、ゲーム機3、管理装置4及び認証装置5がそれぞれ備える機能の詳細について、ゲーム管理システムSにおけるシーケンスに沿って説明する。
まず、ゲーム機3が設置されているゲーム施設にユーザUが入場するときのゲーム管理システムSのシーケンスについて説明する。図6は、ユーザUがゲーム施設に入場するときのゲーム管理システムSにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
まず、ゲート制御装置2の取得部251は、ゲート1を通過するユーザUのユーザIDを取得する(S1)。具体的には、まず、ユーザUは、ゲート1を通過する場合に、ゲート制御装置2が備える近距離無線部23にカードCを近づける。近距離無線部23は、カードCと近距離無線通信を行い、カードCに記憶されているユーザIDを受信し、受信したユーザIDを取得部251に出力する。取得部251は、近距離無線部23から出力されたユーザIDを取得する。
認証要求部252は、取得部251がユーザIDを取得すると、管理装置4を介して、当該ユーザIDを認証装置5に送信することにより、ユーザUの認証を要求する。
具体的には、まず、認証要求部252は、取得部251が取得したユーザIDを含む認証要求情報を管理装置4に送信する(S2)。
続いて、管理装置4のゲート管理部431は、ゲート制御装置2から受信した認証要求情報を認証装置5に送信することにより認証装置5に、ユーザUの認証を要求する(S3)。
続いて、認証装置5の認証部531は、ユーザIDを受信すると、当該ユーザIDに基づいてユーザUの認証を行う(S4)。認証装置5の記憶部52には、例えば、ゲーム施設の運営者等が、ゲーム施設への入場及びゲーム機3におけるゲームの実行を許可したユーザを識別するユーザIDと、当該ユーザがゲーム施設に入場可能な期限を示す期限情報とが関連付けて記憶されている。認証部531は、管理装置4から、認証要求情報を受信すると、記憶部52を参照し、現在時刻が、当該認証要求情報に含まれているユーザIDに関連付けられている期限情報が示す期限を超えていないか否かを判定する。
認証部531は、認証結果を示す認証結果情報を管理装置4に送信する(S5)。具体的には、認証部531は、現在時刻が期限を超えていないと判定すると、認証に成功したことを示す認証結果情報を管理装置4に送信する。認証部531は、現在時刻が期限を超えていると判定すると、認証に失敗したことを示す認証結果情報を管理装置4に送信する。
管理装置4のゲート管理部431は、認証装置5から受信した認証結果情報に基づいてユーザUの認証に成功したか否かを判定する(S6)。ゲート管理部431は、認証結果情報が認証に失敗したことを示しており、ユーザUの認証に失敗したと判定すると、ユーザUをゲーム施設内に通過させないことを示す入場不許可情報をゲート制御装置2に送信する(S7)。
ゲート制御装置2の認証要求部252は、管理装置4から入場不許可情報を受信すると、ゲート制御装置2に設けられている表示部21に、ユーザUの認証に失敗したことを示すエラー情報を表示させる(S8)。
ゲート管理部431は、認証結果情報が認証に成功したことを示しており、ユーザUの認証に成功したと判定すると、ユーザUをゲーム施設内に入場させることを許可する入場許可情報をゲート制御装置2に送信する(S9)。
ゲート制御装置2の認証要求部252は、管理装置4から入場許可情報を受信すると、開閉制御部253に、入場許可情報を出力する。
開閉制御部253は、認証装置5におけるユーザの認証に成功したことに応じて、ゲート1を開く制御であるゲート開制御を行う(S10)。具体的には、開閉制御部253は、認証要求部252から入場許可情報が入力されたことに応じて、ゲート1の開制御を行う。
ユーザUは、ゲート1を通過してゲーム施設に入場する場合に、第2時間分の入場料を支払う。ここで、第2時間は、例えば24時間である。ゲート管理部431は、ゲート制御装置2から受信したユーザUのユーザIDと、ユーザUがゲーム施設に入場する際に入場料を支払った時刻を示す入場時刻とを関連付けて入場履歴情報として記憶部42に記憶させる(S11)。入場履歴情報は、ユーザが、入場料に対応する第2時間を超えてゲーム機3においてゲームをすることを規制するために用いられる。なお、入場時刻は、S6において認証に成功したときの時刻であってもよい。
[ゲーム機3の操作開始時のシーケンス]
続いて、ユーザUがゲーム機3の操作を開始するときのゲーム管理システムSのシーケンスについて説明する。図7は、ユーザUがゲーム機3の操作を開始するときのゲーム管理システムSにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
まず、ゲーム機3の取得部381は、ゲーム機3を操作するユーザを識別するユーザIDを取得する(S21)。具体的には、まず、ユーザUは、ゲーム機3の操作を開始する場合に、ゲーム機3が備える近距離無線部34にカードCを近づける。近距離無線部34は、カードCと近距離無線通信を行い、カードCに記憶されているユーザIDを受信し、受信したユーザIDを取得部381に出力する。取得部381は、近距離無線部34から出力されたユーザIDを取得する。
実行管理部382は、第1要求部として機能し、取得部381がユーザIDを取得すると、管理装置4を介して、当該ユーザIDを認証装置5に送信することにより、ユーザUの認証を要求する。
具体的には、まず、実行管理部382は、取得部381が取得したユーザIDと、ゲーム機3を識別するゲーム機IDとを含む認証要求情報を管理装置4に送信する(S22)。
続いて、管理装置4のゲーム機管理部432は、ゲーム機3から受信した認証要求情報に含まれるユーザIDを入場時に取得済であるか否かを判定する(S23)。具体的には、ゲーム機管理部432は、ゲーム機3から受信した認証要求情報に含まれるユーザIDが、記憶部42に記憶されている入場履歴情報に含まれているか否かを判定することにより、ユーザIDを入場時に取得済であるか否かを判定する。ゲーム機管理部432は、当該ユーザIDを入場時に取得していないと判定すると、遊技媒体の投入を不許可とする投入不許可情報をゲーム機3に送信する(S24)。
ゲーム機3の実行管理部382は、管理装置4から投入不許可情報を受信すると、表示制御部383に投入不許可情報を出力する。表示制御部383は、投入不許可情報が入力されると、遊技媒体の投入を受け付けない旨を示すエラー情報を表示部32に表示させる(S25)。
また、ゲーム機3の実行管理部382は、管理装置4から投入不許可情報を受信すると、投入受付部384に投入不許可情報を出力する。投入受付部384は、ゲーム機3が取得したユーザIDがゲート制御装置2から受信したユーザIDとして管理装置4に記憶されておらず、投入不許可情報が入力された場合には、遊技媒体の投入を受け付けないように制御する。
ゲーム機管理部432は、ゲーム機3から受信した認証要求情報に含まれるユーザIDを入場時に取得していると判定すると、当該認証要求情報を認証装置5に送信することにより、認証装置5にユーザUの認証を要求する(S26)。
続いて、認証装置5の認証部531は、ユーザIDを受信すると、当該ユーザIDに基づいてユーザUの認証を行う(S27)。S27における認証部531の処理は、S4における認証部531の処理と同じであるので、説明を省略する。認証部531は、認証結果を示す認証結果情報を管理装置4に送信する(S28)。
管理装置4のゲーム機管理部432は、認証装置5から受信した認証結果情報に基づいてユーザUの認証に成功したか否かを判定する(S29)。ゲーム機管理部432は、ユーザUの認証に失敗したと判定すると、遊技媒体の投入を不許可とする投入不許可情報をゲーム機3に送信する(S30)。投入受付部384は、取得部381が取得したユーザIDに基づいてユーザの認証に失敗すると、遊技媒体の投入を受け付けないように制御する。また、表示制御部383は、遊技媒体の投入を受け付けない旨を示すエラー情報を表示部32に表示させる(S25)。
他方、ゲーム機管理部432は、ユーザUの認証に成功したと判定すると、遊技媒体の投入を許可する投入許可情報をゲーム機3に送信する(S31)。ゲーム機3の実行管理部382は、管理装置4から投入許可情報を受信すると、投入受付部384に投入許可情報を出力する。投入受付部384は、認証装置5においてユーザUの認証に成功し、投入許可情報が入力されたことに応じて、ゲーム機3におけるゲームを開始させるために必要な遊技媒体の投入を受け付ける(S32)。
また、ゲーム機管理部432は、ユーザUの認証に成功したと判定すると、ゲーム機3を識別するゲーム機IDと、ユーザIDとを関連付けて、利用履歴情報として記憶部42に記憶させる(S33)。
ゲーム機管理部432は、ゲーム機3に、ゲームに関する警告表示が必要であるか否かを判定する(S34)。ここで、ゲームに関する警告とは、ゲーム機3の利用者の勝率、ゲーム機3が提供するゲームのルール説明、又はゲーム機3の利用のし過ぎに対する注意喚起を示す情報である。
記憶部42は、ユーザIDと、ユーザの属性を示すユーザ属性情報とを関連付けて記憶する。ここで、記憶部42は、ユーザ属性情報として、ユーザUの年齢を示す年齢情報、ユーザUのゲーム機3の利用頻度を示す頻度情報、ユーザUがゲーム機3の利用に依存しているか否かを示すギャンブル依存情報、ユーザUが所定期間において消費した遊技媒体の量を示す消費情報、ユーザUがゲーム機3を最後に利用した時刻を示す最終利用時刻情報を記憶する。
ここで、ギャンブル依存情報は、例えば、ゲーム機管理部432により更新される。例えば、ゲーム機管理部432は、記憶部42に記憶されているユーザUに対応する入場履歴情報及び消費情報を参照して、ギャンブル依存情報を更新する。この場合、まず、ゲーム機管理部432は、ユーザUに対応する入場履歴情報に基づいて入場頻度を算出する。そして、ゲーム機管理部432は、算出した入場頻度が所定の閾値を超えているとともに、消費情報が示す所定期間内の消費額が所定額を超えている場合に、ギャンブル依存情報を、ユーザUがゲーム機3の利用に依存していることを示す情報に更新する。なお、ゲーム機管理部432は、算出した入場頻度が所定の閾値を超えている場合には、消費情報が示す所定期間内の消費額にかかわらず、ギャンブル依存情報を、ユーザUがゲーム機3の利用に依存していることを示す情報に更新してもよい。
また、ゲーム機管理部432は、ユーザUにアンケートを行い、当該アンケートの結果に基づいて、ギャンブル依存情報を更新してもよい。この場合、まず、ゲーム機管理部432は、算出した入場頻度が所定の閾値を超えている場合に、1以上の質問を含むアンケート情報をゲーム機3に送信し、当該アンケート情報をゲーム機3の表示部32に表示させる。そして、ゲーム機管理部432は、ゲーム機3から、アンケート情報に対応するアンケート結果を受信し、当該アンケート結果に基づいて、ユーザUがゲーム機3の利用に依存しているか否かを判定する。ゲーム機管理部432は、ユーザUがゲーム機3の利用に依存していると判定すると、ギャンブル依存情報を、ユーザUがゲーム機3の利用に依存していることを示す情報に更新する。
また、ギャンブル依存情報は、例えば、ギャンブルの依存度を、「0:依存なし」、「1:軽度の依存」、「2:中度の依存」、「3:重度の依存」といったように段階的に示す情報であってもよい。
ゲーム機管理部432は、記憶部42に記憶されているユーザ属性情報に基づいて、ゲーム機3に、ゲームに関する警告表示が必要であるか否かを判定する。
ゲーム機管理部432は、例えば、年齢情報が示すユーザUの年齢が所定年齢以下の場合に、警告表示が必要であると判定する。また、ゲーム機管理部432は、ユーザUのゲーム機3の利用頻度が所定頻度を超えている場合に、警告表示が必要であると判定する。
また、ゲーム機管理部432は、ギャンブル依存情報が、ユーザUがゲーム機3の利用に依存していることを示している場合に、警告表示が必要であると判定する。また、ゲーム機管理部432は、消費情報に示される所定期間における遊技媒体の消費量が、第2閾値を超えている場合に、警告表示が必要であると判定する。また、ゲーム機管理部432は、現在時刻が、最終利用時刻情報が示す時刻から第3時間(例えば、1カ月)経過している場合に、警告表示が必要であると判定する。
ゲーム機管理部432は、警告表示が必要であると判定すると、ゲーム機3に警告表示を指示する警告指示情報を送信する(S35)。ゲーム機3の実行管理部382は、管理装置4から警告指示情報を受信すると、表示制御部383に警告指示情報を出力する。
表示制御部383は、ゲームの開始時に、ゲーム機管理部432から警告指示情報が入力されると、ゲーム機3に設けられている表示部32に、ユーザ属性情報に基づいてゲームの利用に関する警告表示を行う(S36)。例えば、表示制御部383は、ユーザ属性情報に含まれるユーザの年齢に基づいて、ゲームの利用に関する警告表示を行うとゲーム機管理部432が判定したことに応じて、警告表示を行う。
また、表示制御部383は、ユーザ属性情報に含まれる頻度情報が示すユーザUのゲーム機3の利用頻度に基づいて警告表示を行うとゲーム機管理部432が判定したことに応じて、警告表示を行う。
また、表示制御部383は、ユーザ属性情報に含まれるギャンブル依存情報が、ユーザUがゲーム機3の利用に依存していることを示している場合に警告表示を行う。ここで、表示制御部383は、ギャンブル依存情報が依存度を段階的に示す情報である場合、当該依存度に応じて、異なる警告表示を行うようにしてもよい。
この場合、ゲーム機管理部432は、ギャンブル依存情報が示す依存度を含む警告指示情報をゲーム機3に送信する。表示制御部383は、受信した警告指示情報に含まれる依存度が小さい場合には、ギャンブル依存症に陥るおそれがあることを示す注意喚起情報を警告表示する。また、表示制御部383は、受信した警告指示情報に含まれる依存度が大きい場合には、注意喚起情報とともに、ギャンブル依存症の症例を示す情報を警告表示する。表示制御部383は、ギャンブル依存情報が示す依存度が大きければ大きいほど、症例を示す情報を長く表示してもよい。このようにすることで、ゲーム機3は、ユーザUの依存状態に応じて適切な警告表示を行うことができる。
また、表示制御部383は、ギャンブル依存情報が示す依存度に基づいて、異なる金額のゲーム継続可能額を表示してもよい。この場合、投入受付部384も、ギャンブル依存情報が示す依存度に基づいて、投入可能額を異ならせるようにしてもよい。このようにすることで、ゲーム機3は、ユーザUの依存状態に応じて投入可能額を制御し、ユーザUのゲーム機3への依存度が高まることを抑制することができる。
また、表示制御部383は、ユーザ属性情報に含まれる消費情報が示す遊技媒体の量が第2閾値を超えている場合に警告表示を行う。また、表示制御部383は、ユーザ属性情報に含まれる最終利用時刻情報が示す時刻から第3時間経過している場合に、警告表示を行う。このようにすることで、ゲーム機3は、ギャンブルにのめり込みやすいユーザに対して注意を促して、ゲーム機3におけるユーザの遊技媒体の使用量を抑制することができる。
[ゲーム機3におけるゲーム開始時のシーケンス]
続いて、ユーザUがゲーム機3においてゲームを開始するときのゲーム管理システムSのシーケンスについて説明する。詳細については後述するが、本実施形態に係る投入受付部384は、ユーザUがゲーム機3においてゲームを開始する場合において、管理装置4に記憶されているユーザUが入場料を支払った時刻よりも第2時間経過しているときには、認証に成功しているか否かにかかわらず遊技媒体の投入を受け付けないように制御する。図8は、ユーザUがゲーム機3においてゲームを開始するときのゲーム管理システムSにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
まず、ゲーム機3の制御部38は、入力部31がユーザUからゲーム開始操作を受け付けたことに応じて、ゲームを実行する(S41)。
続いて、実行管理部382は、ゲームの結果を示すゲーム結果情報を管理装置4に送信する(S42)。ゲーム結果情報には、ゲーム機IDと、ゲームに対する掛金額を示す情報と、当該ゲームにおける払戻金額を示す情報とが含まれている。
管理装置4のゲーム機管理部432は、ゲーム結果情報を受信すると、記憶部42に記憶されている利用履歴情報を参照し、ゲーム結果情報に含まれているゲーム機IDと関連付けられているユーザIDを特定する(S43)。
続いて、ゲーム機管理部432は、特定したユーザIDと、ゲーム結果情報に含まれているゲーム機IDと、ゲームを実行した時間を示す情報と、掛金額を示す情報と、払戻金額を示す情報とを関連付けて消費情報として記憶部42に記憶させる(S44)。
続いて、ゲーム機管理部432は、ゲーム機3においてゲームを行っているユーザUがゲーム施設に入場してから第2時間(例えば24時間)経過したか否かを判定する(S45)。具体的には、ゲーム機管理部432は、記憶部42に記憶されている入場履歴情報を参照し、S43において特定したユーザIDに関連付けられている入場時刻を特定する。そして、ゲーム機管理部432は、現在時刻と、特定された入場時刻との差分が第2時間を超えているか否かを判定することにより、ユーザUがゲーム施設に入場してから第2時間経過したか否かを判定する。ゲーム機管理部432は、入場してから第2時間経過していると判定すると、遊技媒体の投入を不許可とする投入不許可情報をゲーム機3に送信する(S46)。
なお、ゲーム機管理部432は、例えば、ゲーム施設内の複数のゲーム機3のそれぞれに対応する利用履歴情報に基づいて、ゲーム施設内におけるゲーム機3の稼働率を特定する。そして、ゲーム機管理部432は、ゲーム機3の稼働率が所定率を超える場合に、第2時間を変更するようにしてもよい。例えば、ゲーム機管理部432は、ゲーム機3の稼働率が所定率を超える場合に、第2時間を短くしてもよい。このようにすることで、管理装置4は、ゲーム機3において長時間にわたってゲームをしているユーザUに退場を促し、ゲーム施設内の混雑を抑制することができる。
ゲーム機3の実行管理部382は、管理装置4から投入不許可情報を受信すると、投入受付部384に投入不許可情報を出力する。続いて、投入受付部384は、投入不許可情報が入力されると、遊技媒体の投入の受け付けを停止する(S47)。このようにすることで、ゲーム機3は、ユーザUが新たに入場料を支払うまで、遊技媒体を新たに投入してゲームを実行できないようにすることができる。
ゲーム機管理部432は、入場してから第2時間経過していないと判定すると、遊技媒体の投入を許可する投入許可情報をゲーム機3に送信する(S48)。ゲーム機3の実行管理部382は、管理装置4から投入許可情報を受信すると、投入受付部384に投入許可情報を出力する。投入受付部384は、投入許可情報を受信すると、遊技媒体の投入を受け付ける(S49)。
なお、本シーケンスでは、投入受付部384は、ユーザUが入場料を支払った時刻よりも第2時間経過しているときには、認証に成功しているか否かにかかわらず遊技媒体の投入を受け付けないように制御したが、これに限らない。
例えば、記憶部42において、ユーザIDと、ユーザに予め設定された単位時間(例えば、1カ月)当たりのゲーム施設の利用時間とを関連付けて記憶してもよい。そして、投入受付部384は、ユーザがゲーム機3においてゲームを開始する場合において、単位時間(例えば、1カ月)当たりのゲーム施設の利用時間が、管理装置4において管理されている当該利用時間を超えているときには、認証に成功しているか否かにかかわらず遊技媒体の投入を受け付けないように制御してもよい。
この場合、ゲート管理部431は、記憶部42に、ユーザUがゲーム施設から退場した時刻と、ユーザIDとを関連付けた退場履歴情報を記憶させておく。そして、ゲーム機管理部432は、例えば、S44の処理の後に、入場履歴情報と退場履歴情報とに基づいて、ユーザUのゲーム施設の利用時間を特定する。そして、ゲーム機管理部432は、ゲーム施設の利用時間が、ユーザUに対して設定されているゲーム施設の利用時間を超えている場合には、投入不許可情報をゲーム機3に送信し、投入受付部384が遊技媒体の投入を受け付けないように制御する。このようにすることで、ユーザUに、自己が設定した利用時間を超えてゲームを行えないようにし、ユーザUがギャンブル依存症に陥ることを抑制することができる。
また、表示制御部383は、ゲーム機3における遊技媒体の消費状態を示す情報や、所定期間(例えば1日)における遊技媒体の消費状態を示す情報を表示部32に表示するようにしてもよい。
例えば、ゲーム機3における遊技媒体の消費状態を示す情報を表示する場合、管理装置4のゲーム機管理部432は、消費情報に基づいて、ユーザUがゲーム機3においてゲームを開始してから現在までの遊技媒体の消費量を特定する。そして、ゲーム機管理部432は、S48において、投入許可情報を送信するとともに、遊技媒体の消費量を示す情報をゲーム機3に送信する。そして、表示制御部383は、遊技媒体の消費量を示す情報を受信すると、当該情報を表示部32に表示させる。このようにすることで、ユーザUは、例えば、ゲーム機3におけるゲームに負け続けている場合に、どのくらい負けたのかを把握することができ、ゲームを継続するべきか否かを適切に判断しやすくなる。
[ゲーム機3におけるゲーム終了時のシーケンス]
続いて、ユーザUがゲーム機3においてゲームを終了するときのゲーム管理システムSのシーケンスについて説明する。詳細については後述するが、本実施形態に係るゲーム機3の制御部38は、遊技媒体の払出操作を受け付けるとユーザIDを取得し、払出操作を受け付けた後に、ユーザUの認証に成功したことに応じて、遊技媒体の払出に関する処理を行う。図9は、ユーザUがゲーム機3においてゲームを終了するときのゲーム管理システムSにおける処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
まず、ゲーム機3の取得部381は、入力部31がユーザから遊技媒体の払出操作を受け付けると、当該ユーザを識別するユーザIDを取得する(S61)。S61における処理は、S21における処理と同じであるので、説明を省略する。
続いて、実行管理部382は、取得したユーザIDとゲーム機IDとを含む認証要求情報と、払出金額を示す払出金額情報とを管理装置4に送信する(S62)。
ゲーム機管理部432は、ゲーム機3から認証要求情報と、払出金額情報とを受信する。ゲーム機管理部432は、ゲーム機3から受信した認証要求情報を認証装置5に送信することにより、認証装置5にユーザUの認証を要求する(S63)。
続いて、認証装置5の認証部531は、ユーザIDを受信すると、当該ユーザIDに基づいてユーザUの認証を行う(S64)。S64における認証部531の処理は、S4における認証部531の処理と同じであるので、説明を省略する。認証部531は、認証結果を示す認証結果情報を管理装置4に送信する(S65)。
管理装置4のゲーム機管理部432は、認証装置5から受信した認証結果情報に基づいてユーザUの認証に成功したか否かを判定する(S66)。ゲーム機管理部432は、ユーザUの認証に失敗したと判定すると、ゲーム施設の窓口において遊技媒体を受け取るための第2引換証を出力部36に出力させる指示情報である第2指示情報をゲーム機3に送信する(S67)。ここで、第2引換証は、遊技媒体の払戻を自動払戻機で行えないものとする。
ゲーム機3の実行管理部382は、管理装置4から第2指示情報を受信すると、当該第2指示情報を払戻制御部385に出力する。払戻制御部385は、払出操作の後にユーザUの認証に失敗し、第2指示情報が入力されたことに応じて、第2引換証を出力部36に出力させる。ここで、第2引換証には、ゲーム機3のゲームID、ゲーム機3のゲーム開始時において取得されたユーザID、及び払出金額を示す払出情報が表示されるものとする。払出情報は、例えば、バーコードによって表示されている。このようにすることで、窓口の従業員等は、ゲーム機3における払出時にユーザUの認証に失敗した場合に、第2引換証に表示されている払出情報に基づいて、第2引換証を持参したユーザが、ゲーム機3の操作を開始したユーザであるか否かを確認することができる。
他方、ゲーム機管理部432は、S66においてユーザUの認証に成功したと判定すると、受信した認証要求情報に含まれるゲームIDが、ゲーム開始時における認証時に取得したゲームIDと異なるか否かを判定する(S68)。ゲーム機管理部432は、ゲーム開始時における認証時に取得したゲームIDと異なると判定すると、第2指示情報をゲーム機3に送信する(S69)。
ゲーム機3の実行管理部382は、管理装置4から第2指示情報を受信すると、当該第2指示情報を払戻制御部385に出力する。払戻制御部385は、ゲームの開始時に取得されたユーザIDと、払出操作の後に取得されたユーザIDとが一致しない場合に、第2引換証を出力部36に出力させる。このようにすることで、窓口の従業員等は、ゲーム機3においてゲームの開始時に取得されたユーザIDと、払出時に取得されたユーザIDとが一致しない場合に、第2引換証に表示されている払出情報に基づいて、ユーザの身分確認を行うことができる。
ゲーム機管理部432は、S68においてゲーム開始時における認証時に取得したゲームIDと一致すると判定すると、受信した払出金額情報が示す払出金額が所定量(第1閾値)以上であるか否かを判定する(S70)。ゲーム機管理部432は、払出金額が所定量以上であると判定すると、第2指示情報をゲーム機3に送信する(S71)。
ゲーム機3の実行管理部382は、管理装置4から第2指示情報を受信すると、当該第2指示情報を払戻制御部385に出力する。払戻制御部385は、払出操作の後にユーザUの認証に成功した場合に、払い出される遊技価値の量が第1閾値を超えている場合に、第2引換証を出力部36に出力させる。このようにすることで、窓口の従業員等は、例えば、払出金額が高額であるユーザの身分確認を行うことができる。
ゲーム機管理部432は、S70において払出金額が所定量未満であると判定すると、遊技媒体を自動払戻機又は窓口で受取可能な第1引換証を出力部36に出力させる指示情報である第1指示情報をゲーム機3に送信する(S73)。
ゲーム機3の実行管理部382は、管理装置4から第1指示情報を受信すると、当該第1指示情報を払戻制御部385に出力する。払戻制御部385は、払出操作を受け付けた後に、ユーザUの認証に成功したことに応じて、出力部36に第1引換証を出力させる(S74)。具体的には、払戻制御部385は、ユーザUの認証に成功した場合に、ゲームの開始時に取得されたユーザIDと払出操作の後に取得されたユーザIDとが一致するとともに、払出金額が所定量未満であるとき、第1引換証を出力させる。このようにすることで、ユーザは、払出操作を受け付けた後のユーザUの認証に成功した場合において、本人である可能性が高く、さらに、払出金額が少額であるときに、払出金額に対応する遊技媒体を容易に受け取ることができる。
[本実施形態における効果]
以上のとおり、本実施形態に係るゲーム管理システムSでは、ゲーム機3は、ゲーム機3を操作するユーザUを識別するユーザIDを取得し、当該ユーザIDを認証装置5に送信することによりユーザUの認証を要求し、認証装置5においてユーザUの認証に成功したことに応じて、ゲーム機3におけるゲームを開始させるために必要な遊技媒体の投入を受け付ける。このようにすることで、ゲーム管理システムSは、ゲーム機3において認証を行うことにより、ゲームを行うことが許可されていない人物がゲームを実行しようとする場合に、ゲームの実行を制限することができる。
また、ゲーム管理システムSでは、ユーザUから遊技媒体の払出操作を受け付けると、ユーザIDを取得し、払出操作を受け付けた後にユーザUの認証に成功したことに応じて、遊技媒体の払出に関する処理を行う。このようにすることで、ゲーム管理システムSは、ゲーム機3におけるゲームの開始時と、払出時とでユーザが異なる不正行為が発生することを抑制することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、上述の実施形態では、ゲーム機3は、認証装置5においてユーザIDに基づいてユーザUの認証に成功したことに応じて、ゲーム機3におけるゲームを開始させるために必要な遊技媒体の投入を受け付けたが、これに限らない。取得部251は、紙幣認識部35が遊技媒体の投入を受け付けると、ユーザIDを取得してもよい。そして、認証要求部252は、取得部251がユーザIDを取得すると、当該ユーザIDを認証装置5に送信することによりユーザの認証を要求し、制御部25は、認証装置5においてユーザの認証に成功したことに応じて、ゲームの開始操作を受け付けてもよい。また、制御部25は、認証装置5においてユーザの認証に失敗したことに応じて、遊技媒体の払戻を行い、表示部32に表示されている画面をアイドル画面に変化させてもよい。
また、上述の実施形態では、カードCにユーザを識別するユーザIDを記憶させ、ゲート制御装置2及びゲーム機3が、カードCに記憶されているユーザIDを取得したが、これに限らない。例えば、近距離無線通信を行うことができるとともに、ユーザIDを記憶できるものであればよい。例えば、ユーザが所持する携帯端末にユーザIDを記憶させ、ゲート制御装置2及びゲーム機3が、携帯端末に記憶されているユーザIDを取得してもよい。
1・・・ゲート、2・・・ゲート制御装置、21・・・表示部、22・・・通信部、23・・・近距離無線部、24・・・記憶部、25・・・制御部、251・・・取得部、252・・・認証要求部、253・・・開閉制御部、3・・・ゲーム機、31・・・入力部、32・・・表示部、33・・・通信部、34・・・近距離無線部、35・・・紙幣認識部、36・・・出力部、37・・・記憶部、38・・・制御部、381・・・取得部、382・・・実行管理部、383・・・表示制御部、384・・・投入受付部、385・・・払戻制御部、4・・・管理装置、41・・・通信部、42・・・記憶部、43・・・制御部、431・・・ゲート管理部、432・・・ゲーム機管理部、5・・・認証装置、51・・・通信部、52・・・記憶部、53・・・制御部、531・・・認証部、N・・・通信ネットワーク、S・・・ゲーム管理システム

Claims (19)

  1. ゲーム機と、認証装置とを備えるゲーム管理システムであって、
    前記ゲーム機は、
    前記ゲーム機を操作するユーザを識別するユーザ識別情報を取得する第1取得部と、
    前記第1取得部が前記ユーザ識別情報を取得すると、当該ユーザ識別情報を前記認証装置に送信することにより前記ユーザの認証を要求する第1要求部と、
    前記認証装置において前記ユーザの認証に成功したことに応じて、前記ゲーム機におけるゲームを開始させるために必要な遊技媒体の投入を受け付ける投入受付部と、
    を有し、
    前記認証装置は、
    前記ユーザ識別情報を受信すると、当該ユーザ識別情報に基づいて前記ユーザの認証を行う認証部を有する、
    ゲーム管理システム。
  2. 前記第1取得部は、前記ユーザから前記遊技媒体の払出操作を受け付けると、前記ユーザ識別情報を取得し、
    前記ゲーム機は、前記払出操作を受け付けた後に、前記ユーザの認証に成功したことに応じて、前記遊技媒体の払出に関する処理を行う払戻制御部をさらに有する、
    請求項1に記載のゲーム管理システム。
  3. 前記ゲーム機は、遊技媒体を受け取るための引換証を出力する出力部をさらに有し、
    前記払戻制御部は、前記ゲームの開始時に取得された前記ユーザ識別情報と、払出操作の後に取得された前記ユーザ識別情報とが一致する場合に、前記払出操作の後に前記ユーザの認証に成功したことに応じて、前記出力部に遊技媒体として、自動払戻機で受取可能な第1引換証を出力させる、
    請求項2に記載のゲーム管理システム。
  4. 前記ゲーム機は、遊技媒体を受け取るための引換証を出力する出力部をさらに有し、
    前記払戻制御部は、前記ゲームの開始時に取得された前記ユーザ識別情報と、前記払出操作の後に取得された前記ユーザ識別情報とが一致しない場合に、前記ゲーム機が設置されている施設の窓口において前記遊技媒体を受け取るための第2引換証を前記出力部に出力させる、
    請求項2又は3に記載のゲーム管理システム。
  5. 前記ゲーム機は、遊技媒体を受け取るための引換証を出力する出力部をさらに有し、
    前記払戻制御部は、前記払出操作を受け付けてから第1時間以内に前記ユーザ識別情報を取得しなかった場合、前記ゲーム機が設置されている施設の窓口において前記遊技媒体を受け取るための第2引換証を前記出力部に出力させる、
    請求項2から4のいずれか1項に記載のゲーム管理システム。
  6. 前記ゲーム機は、遊技媒体を受け取るための引換証を出力する出力部をさらに有し、
    前記払戻制御部は、前記払出操作の後に前記ユーザの認証に失敗したことに応じて、前記ゲーム機が設置されている施設の窓口において前記遊技媒体を受け取るための第2引換証を前記出力部に出力させる、
    請求項2から5のいずれか1項に記載のゲーム管理システム。
  7. 前記ゲーム機は、遊技媒体を受け取るための引換証を出力する出力部をさらに有し、
    前記払戻制御部は、前記払出操作の後に前記ユーザの認証に成功した場合に、払い出される前記遊技媒体の量が第1閾値を超えている場合に、前記ゲーム機が設置されている施設の窓口において前記遊技媒体を受け取るための第2引換証を前記出力部に出力させる、
    請求項2から6のいずれか1項に記載のゲーム管理システム。
  8. 前記ゲーム機が設置されている施設に前記ユーザが入場する際に前記ユーザが入場料を支払った時刻と、前記ユーザに対応する前記ユーザ識別情報とを関連付けて記憶する管理装置をさらに備え、
    前記投入受付部は、前記ユーザが前記ゲーム機においてゲームを開始する場合において、前記管理装置に記憶されている前記ユーザが前記入場料を支払った時刻よりも第2時間経過しているときには、前記認証に成功しているか否かにかかわらず前記遊技媒体の投入を受け付けない、
    請求項1から7のいずれか1項に記載のゲーム管理システム。
  9. 前記ユーザに対応する前記ユーザ識別情報と、前記ユーザに予め設定された単位時間当たりの前記ゲーム機が設置されている施設の利用時間とを関連付けて記憶する管理装置をさらに備え、
    前記投入受付部は、前記ユーザが前記ゲーム機においてゲームを開始する場合において、前記単位時間当たりの前記施設の利用時間が、前記管理装置において管理されている当該利用時間を超えているときには、前記認証に成功しているか否かにかかわらず前記遊技媒体の投入を受け付けない、
    請求項1から8のいずれか1項に記載のゲーム管理システム。
  10. 前記ユーザの前記ユーザ識別情報と、前記ユーザの属性を示すユーザ属性情報とを関連付けて記憶する管理装置をさらに備え、
    前記ゲーム機は、前記ゲームの開始時に、前記ゲーム機に設けられている表示部に、前記ユーザ属性情報に基づいて前記ゲームの利用に関する警告表示を行う表示制御部をさらに有する、
    請求項1から9のいずれか1項に記載のゲーム管理システム。
  11. 前記管理装置は、前記ユーザ属性情報として、前記ユーザの年齢を示す年齢情報を記憶し、
    前記表示制御部は、前記ゲームの開始時に、前記ユーザ属性情報に含まれる前記ユーザの年齢に基づいて、前記ゲームの利用に関する警告表示を行う、
    請求項10に記載のゲーム管理システム。
  12. 前記管理装置は、前記ユーザ属性情報として、前記ユーザの前記ゲーム機の利用頻度を示す頻度情報を記憶し、
    前記表示制御部は、前記ゲームの開始時に、前記ユーザ属性情報に含まれる前記頻度情報が示す前記ユーザの前記ゲーム機の利用頻度に基づいて前記警告表示を行う、
    請求項10又は11に記載のゲーム管理システム。
  13. 前記管理装置は、前記ユーザ属性情報として、前記ユーザが前記ゲーム機の利用に依存しているか否かを示す依存情報を記憶し、
    前記表示制御部は、前記ゲームの開始時に、前記ユーザ属性情報に含まれる前記依存情報が、前記ユーザが前記ゲーム機の利用に依存していることを示している場合に、前記警告表示を行う、
    請求項10から12のいずれか1項に記載のゲーム管理システム。
  14. 前記管理装置は、前記ユーザ属性情報として、前記ユーザが所定期間において消費した前記遊技媒体の量を示す消費情報を記憶し、
    前記表示制御部は、前記ゲームの開始時に、前記ユーザ属性情報に含まれる前記消費情報が示す前記遊技媒体の量が第2閾値を超えている場合に前記警告表示を行う、
    請求項10から13のいずれか1項に記載のゲーム管理システム。
  15. 前記管理装置は、前記ユーザ属性情報として、前記ユーザが前記ゲーム機を最後に利用した時刻を示す最終利用時刻情報を記憶し、
    前記表示制御部は、前記ゲームの開始時に、前記ユーザ属性情報に含まれる前記最終利用時刻情報が示す時刻から第3時間経過している場合に、前記警告表示を行う、
    請求項10から14のいずれか1項に記載のゲーム管理システム。
  16. 前記ゲーム機が設置されている施設の入口に設けられているゲートの開閉を制御するゲート制御装置をさらに備え、
    前記ゲート制御装置は、
    前記ゲートを通過する前記ユーザの前記ユーザ識別情報を取得する第2取得部と、
    前記第2取得部が前記ユーザ識別情報を取得すると、当該前記ユーザ識別情報を前記認証装置に送信することにより前記ユーザの認証を要求する第2要求部と、
    前記認証装置における前記ユーザの認証に成功したことに応じて、前記ゲートを開く開閉制御部と、
    をさらに有する、
    請求項1から15のいずれか1項に記載のゲーム管理システム。
  17. 前記ゲート制御装置から受信した前記ユーザ識別情報を記憶する管理装置をさらに備え、
    前記投入受付部は、前記ゲーム機が取得した前記ユーザ識別情報が、前記ゲート制御装置から受信したユーザ識別情報として前記管理装置に記憶されていない場合には、遊技媒体の投入を受け付けない、
    請求項16に記載のゲーム管理システム。
  18. ゲーム機と、認証装置とを備えるゲーム管理システムであって、
    前記ゲーム機は、
    前記ゲーム機におけるゲームを開始させるために必要な遊技媒体の投入を受け付ける投入受付部と、
    前記投入受付部が前記遊技媒体の投入を受け付けると、前記ゲーム機を操作するユーザを識別するユーザ識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部が前記ユーザ識別情報を取得すると、当該ユーザ識別情報を前記認証装置に送信することにより前記ユーザの認証を要求する要求部と、
    前記認証装置において前記ユーザの認証に成功したことに応じて、前記ゲームの開始操作を受け付ける制御部と、
    を有し、
    前記認証装置は、
    前記ユーザ識別情報を受信すると、当該ユーザ識別情報に基づいて前記ユーザの認証を行う認証部を有する、
    ゲーム管理システム。
  19. ゲーム機が、前記ゲーム機を操作するユーザを識別するユーザ識別情報を取得するステップと、
    前記ゲーム機が、取得した前記ユーザ識別情報を認証装置に送信することにより前記ユーザの認証を要求するステップと、
    前記認証装置が、前記ユーザ識別情報を受信すると、当該ユーザ識別情報に基づいて前記ユーザの認証を行うステップと、
    前記ゲーム機が、前記認証装置において前記ユーザの認証に成功したことに応じて、前記ゲーム機におけるゲームを開始させるために必要な遊技媒体の投入を受け付けるステップと、
    を有する制御方法。
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