JP2017166906A - Sawセンサを用いた測定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 アナログ誤差が発生しても、位相検出特性を改善することができ、精度の良い測定結果を得ることを可能にするSAWセンサを用いた測定システムを提供することにある。【解決手段】 テスト用のテスト信号を発生し、このテスト信号の直交変調を行い、デジタルアナログ変換を行った後、周波数変換による周波数の引き上げを行って送信する送信装置11と、送信装置11からのテスト信号により弾性表面波を発生し、伝播した弾性表面波により信号を出力するSAWセンサ1と、SAWセンサ1が出力する出力信号を受信し、この信号の周波数変換による周波数の引き下げを行い、アナログデジタル変換を行った後、直交検波を行い、この直交検波で得た検波信号と送信手段のテスト信号とを基に、検波信号の誤差を検出する受信装置21とを備える。【選択図】 図1

Description

この発明は、弾性表面波(Surface Acoustic Wave:SAW)センサを用いて各種の測定をするSAWセンサを用いた測定システムに関する。
SAWセンサは、水晶などの圧電性基板の表面上に、櫛型電極や弾性表面波素子が配置されたセンサである。例えば、SAWセンサは液体の濃度、粘性率、導電率、誘電率等の特性を測定するために用いられる。つまり、測定対象物である液体をSAWセンサの弾性表面波素子に滴下し、SAWセンサに電気信号を入力する。そして、SAWセンサからのセンサ出力信号の振幅および位相を検出することで、測定対象物である液体の特性を測定する(例えば、特許文献1参照。)。
こうしたSAWセンサを用いて測定を行う測定システムの一例を図11に示す。この測定システムは、SAWセンサ1と、送信装置110と、受信装置210と、ローカル信号出力部310とを備えている。この測定システムは、送信装置110からの低IF信号(低中間周波信号:以下では「IF信号」と記す)を送信信号とし、この送信信号をSAWセンサ1に加える。そして、この測定システムは、SAWセンサ1からのセンサ出力信号の直交検波をして、互いに直交するIch(Iチャネル)の成分とQch(Qチャネル)の成分とから成る検波信号を得ている。
このために、送信装置110はIF信号出力部111とミキサ部112とを備え、受信装置210はミキサ部211とA/D(アナログ/デジタル)変換部212と直交検波部213とを備えている。
送信装置110のIF信号出力部111は、互いに直交するsin成分とcos成分とから成るIF信号を出力する。ミキサ部112は、IF信号出力部111からのIF信号と、ローカル信号出力部310からの、互いに直交するsin成分とcos成分とから成るローカル信号とを混合して、周波数の引上げを行い、IF信号の周波数変換をする。そして、ミキサ部112は周波数変換をした、cos成分から成る信号を送信信号としてSAWセンサ1に加える。
SAWセンサ1は、圧電性基板の表面上に櫛型電極や弾性表面波素子が配置されたセンサである。対象物である液体がSAWセンサ1の弾性表面波素子に滴下され、この状態でSAWセンサ1に信号が入力されると、SAWセンサ1の圧電性基板を伝播する弾性表面波の伝播速度が変化し、SAWセンサ1は速度変化を表す信号であるセンサ出力信号を出力する。
この後、SAWセンサ1からのセンサ出力信号は、受信装置210に加えられる。受信装置210のミキサ部211は、SAWセンサ1からのセンサ出力信号と、ローカル信号出力部310からのローカル信号とを混合し、周波数の引下げを行い、センサ出力信号をIFに変換する。A/D変換部212は、ミキサ部211からのセンサ出力信号をデジタルに変換して直交検波部213に出力する。直交検波部213は、A/D変換部212からのセンサ出力信号の直交検波を行い、Ichの成分とQchの成分とから成るデジタルの検波信号を得ている。そして、受信装置210は、このデジタルの検波信号を出力する。測定システムは、この検波信号を基にSAWセンサ1の表面弾性波の位相と振幅とを調べ、測定対象物の特性を測定する。
このようなSAWセンサを用いた従来の各測定システムには、測定チャネルとは別にリファレンスチャネル(調整用別チャネル)をSAWセンサに設けているものがある。この場合には、測定システムは、リファレンスチャネルにバースト状のテスト信号を送り、これにより得られる信号と、測定時の信号とを比較することで、測定対象物の特性を測定する。
こうした測定システムの一例を図12に示す。この測定システムは、SAWセンサ1と、送信装置120と、受信装置220と、ローカル信号出力部310と、IF信号出力部320とを備えている。そして、この測定システムは、SAWセンサ1からのセンサ出力信号を変換したベースバンド信号を基に、互いに直交するIchの成分とQchの成分とから成る検波信号を得ている。
このために、送信装置120は、測定用固定値出力部121と、デジタル直交変調部122と、セレクタ123、124と、D/A変換部125、126と、ミキサ部127とを備え、受信装置220は、ミキサ部221と、直交検波部222と、A/D変換部223、224とを備えている。
送信装置120の測定用固定値出力部121は、所定の位相と振幅とで表される測定用のデジタルの固定値を出力する。デジタル直交変調部122は、測定用固定値出力部121からの固定値と、IF信号出力部320からのIF信号とを入力とし、測定用固定値の直交変調をして、互いに直交する実軸(re軸)の成分と、虚軸(im軸)の成分とから成る変調信号を生成する。セレクタ123、124は、デジタル直交変調部122からの変調信号またはIF信号出力部320からのIF信号のどちらか一方を選択し、選択信号としてD/A変換部125、126に出力する。例えば、セレクタ123、124は、測定の時にはデジタル直交変調部122からの変調信号を選択し、テストの時にはIF信号出力部320からのIF信号をテスト信号として選択する。D/A変換部125、126は、セレクタ123、124からの選択信号をアナログ信号に変換する。ミキサ部127は、D/A変換部125、126からのアナログの選択信号と、ローカル信号出力部310からのローカル信号とを混合して、選択信号の周波数変換を行う。そして、ミキサ部112は、周波数変換をした、cos成分から成る選択信号を送信信号とし、この送信信号をSAWセンサ1に加える。
SAWセンサ1からのセンサ出力信号は、受信装置220で受信される。受信装置220のミキサ部221は、SAWセンサ1からのセンサ出力信号と、ローカル信号出力部310からのローカル信号とを混合して、IFのセンサ出力信号に変換する。この後、増幅等を行う信号処理部(図示を省略)を経たセンサ出力信号の直交検波を直交検波部222が行って検波信号を得ている。さらに、直交検波部222からの検波信号をA/D変換部223、224がデジタルに変換する。そして、受信装置220は、テストの時と測定の時におけるデジタルの検波信号を出力する。
SAWセンサを用いた測定を行うための、さらに別の測定システムの一例を図13に示す。この測定システムは、SAWセンサ1と、送信装置130と、受信装置230と、ローカル信号出力部310と、IF信号出力部320とを備えている。そして、この測定システムは、SAWセンサ1からのセンサ出力信号を変換したIFの信号を基に、互いに直交するIchの成分とQchの成分とから成る検波信号を得ている。
このために、送信装置130は、測定用固定値出力部131と、デジタル直交変調部132と、セレクタ133、134と、D/A変換部135、136と、ミキサ部137とを備え、受信装置230は、ミキサ部231と、A/D変換部232と、直交検波部233とを備えている。送信装置130は、測定用固定値出力部121〜ミキサ部127を備える送信装置120(図12)と同じ構成であり、送信信号をSAWセンサ1に加える。
SAWセンサ1からのセンサ出力信号は、受信装置230で受信される。受信装置230のミキサ部231は、SAWセンサ1からのセンサ出力信号と、ローカル信号出力部310からのローカル信号とを混合して、IFのセンサ出力信号に変換する。この後、信号処理部等(図示を省略)を経たセンサ出力信号を、A/D変換部232がデジタルのセンサ出力信号に変換し、直交検波部233は、デジタルのセンサ出力信号を直交検波して、互いに直交するIchの成分とQchの成分とから成る検波信号を得ている。
これらの測定システムは、図14に示すように、リファレンスチャネルに対して、IF信号によるバースト状の送信信号を送り、これにより得られるIchの成分とQchの成分とから成る基準信号を得ている。この後、各測定システムは、測定用固定値によるバースト状の送信信号を送り、このバーストで測定結果を表す検波信号を得ている。そして、各測定システムは、受信装置210〜230の後段で、これら2つの信号を比較することにより、検波信号において変化した位相と振幅とを検出し、測定対象物の特性を測定する。なお、図14では、リファレンスチャネルが1チャネル、測定チャネルが1チャネルの2チャネルの場合を例としている。
特開2015−087271号公報
しかし、先に述べた測定システムには、次の課題がある。各測定システムには、アナログ信号を処理する回路で発生する誤差(以下、「アナログ誤差」と記す)、つまりDCオフセット、IQゲインアンバランス、直交度誤差などのアナログ誤差が発生する場合がある。こうした、DCオフセット、IQゲインアンバランス、直交度誤差などが発生すると、こうした劣化要因によるコンスタレーション形状の崩れが発生する。この結果、従来の測定システムでは、位相検出特性の悪化により、精度の良い測定結果を得ることができない。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、DCオフセット、IQゲインアンバランス、直交度誤差などのアナログ誤差が発生しても、位相検出特性を改善することができ、精度の良い測定結果を得ることを可能にするSAWセンサを用いた測定システムを提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、テスト用のテスト信号を発生し、このテスト信号の直交変調を行い、デジタルアナログ変換を行った後、周波数変換による周波数の引上げを行って送信する送信手段と、前記送信手段からのテスト信号により弾性表面波を発生し、伝播した弾性表面波により信号を出力する弾性表面波センサと、前記弾性表面波センサが出力する出力信号を受信し、この出力信号の周波数変換による周波数の引下げを行い、アナログデジタル変換を行った後、直交検波を行い、この直交検波で得た検波信号と前記送信手段のテスト信号とを基に、前記検波信号の誤差を検出する受信手段と、を備えることを特徴とするSAWセンサを用いた測定システムである。
請求項1の発明では、送信手段は、テスト信号を発生し、このテスト信号の直交変調を行い、デジタルアナログ変換を行った後、周波数変換を行って送信する。弾性表面波センサは、送信手段からのテスト信号により弾性表面波を発生し、伝播した弾性表面波により信号を出力する。受信手段は、弾性表面波センサが出力する出力信号を受信し、この信号の周波数変換を行い、アナログデジタル変換を行った後、直交検波を行い、この直交検波で得た検波信号と送信手段のテスト信号とを基に、検波信号の誤差を検出する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のSAWセンサを用いた測定システムにおいて、前記受信手段は、検出した前記誤差を基にアナログ誤差を補正するための補正値を算出して記憶し、前記弾性表面波センサによる測定の際に、前記直交検波後の検波信号を前記補正値で補正する、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のSAWセンサを用いた測定システムにおいて、前記送信手段は、無変調の位相を可変とした正弦波をテスト信号とし、前記受信手段は、前記無変調の正弦波に対応すると共に位相が変化する検波信号を出力する、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、送信側からのテスト信号を利用して、受信側では直交検波で得た検波信号の誤差を検出するので、アナログ誤差を補正することを可能にする。
請求項2の発明によれば、直交検波を行うことで得た検波信号のアナログ誤差を、補正値で補正することができ、直交度誤差などの劣化要因によるコンスタレーション形状の崩れを円に近付けることができ、位相検出特性を改善することができる。
請求項3の発明によれば、無変調の正弦波の位相を可変する事により、特別な測定器を用いなくても、位相検出特性が測定可能となる。
この発明の実施の形態1によるSAWセンサを用いた測定システムを示す構成図である。 測定用固定値出力部の固定値を説明する説明図である。 テスト用固定値出力部の固定値を説明する説明図である。 テスト用正弦波出力部の正弦波を説明する説明図である。 テストと測定とのタイミングを示す図である。 テストと測定とのタイミングを示す図である。 テストと測定とのタイミングを示す図である。 この発明の実施の形態2によるSAWセンサを用いた測定システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるSAWセンサを用いた測定システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態4によるSAWセンサを用いた測定システムを示す構成図である。 従来のSAWセンサを用いた測定システムの一例を示す構成図である。 従来のSAWセンサを用いた測定システムの他例を示す構成図である。 従来のSAWセンサを用いた測定システムの他例を示す構成図である。 リファレンスチャネルがある場合の測定を説明する説明図である。
次に、この発明の各実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。各実施の形態では、先に説明した図11〜図13と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。
(実施の形態1)
この実施の形態によるSAWセンサを用いた測定システムを図1に示す。この実施の形態によるSAWセンサを用いた測定システム(以下、単に「測定システム」という)は、先の図11に示す測定システムを改善したものであり、SAWセンサ1と、送信装置11と、受信装置21と、ローカル信号出力部310と、IF信号出力部320とを備えている。
送信装置11は、測定やテストのための送信信号をSAWセンサ1に送るためのものであり、測定用固定値出力部11aと、テスト用固定値出力部11bと、テスト用正弦波出力部11cと、セレクタ部11dと、デジタル直交変調部11eと、アナログ誤差補正部11fと、D/A(デジタル/アナログ)変換部11g、11hと、ミキサ部11iとを備えている。
送信装置11の測定用固定値出力部11aは、測定用の固定値、例えば図2のIQ座標上に示すように、シンボルSB1で表すような位相と振幅とを示す固定値を出力する。
テスト用固定値出力部11bは、テスト用の固定値を出力する。テスト用固定値出力部11bは、例えば図3のIQ座標上に示すように、所定振幅の固定値の位相をシンボルSB11、SB12、SB13、SB14のように変えながら、テスト用の固定値として出力する。シンボルSB11〜SB14は、円形のコンスタレーション形状CO上にある。
テスト用正弦波出力部11cは、テスト用の無変調の正弦波を出力する。このとき、テスト用正弦波出力部11cは、例えば図4のIQ座標上に示すように、所定振幅のシンボルSB21を、コンスタレーション形状COの円形上を移動するように、つまり、正弦波を描くように、位相を矢印方向に変えて正弦波を出力する。
測定用固定値出力部11aおよびテスト用固定値出力部11bが出力する固定値は、例えば位相と振幅で示したシンボルSB1の信号を、互いに直交するIchの成分とQchの成分で表されている。また、テスト用正弦波出力部11cが出力する正弦波は各シンボルから成り、各シンボルは互いに直交するIchの成分とQchの成分とで表されている。さらに、測定用固定値出力部11a、テスト用固定値出力部11bおよびテスト用正弦波出力部11cが出力する信号はデジタルである。
セレクタ部11dは、測定用固定値出力部11aからの固定値、テスト用固定値出力部11bからの固定値およびテスト用正弦波出力部11cからの正弦波を選択して出力する。つまり、セレクタ部11dは、測定の時には、測定用固定値出力部11aからの固定値を、測定信号として出力する。また、セレクタ部11dは、テストの時には、テスト用固定値出力部11bからの固定値またはテスト用正弦波出力部11cからの正弦波を、テスト信号として出力する。なお、テストは、アナログ誤差を補正する補正値を得るための処理であり、測定は、測定対象物の特性を調べるための処理である。
デジタル直交変調部11eは、IF信号出力部320からのcos成分とsin成分とから成るIF信号により、セレクタ部11dから測定信号やテスト信号の直交変調を行う。デジタル直交変調部11eは、直交変調をして生成した変調信号、つまり実軸(re軸)の成分と虚軸(im軸)の成分で表されている変調信号を出力する。
アナログ誤差補正部11fは、デジタル直交変調部11eから変調信号を受け取ると、この変調信号に対してDCオフセット、IQゲインアンバランス、直交度誤差などのアナログ誤差を、出荷等の際に手動により補正する。例えば、テスト用固定値出力部11bからの固定値やテスト用正弦波出力部11cからの正弦波の観測結果を基に、送信側での直交度誤差、IQゲインアンバランス、DCオフセットを減らすように、アナログ誤差補正部11fが調整される。アナログ誤差補正部11fでアナログ誤差が補正された変調信号は、実軸(re軸)の成分と虚軸(im軸)の成分で表されている。アナログ誤差補正部11fは、アナログ誤差を補正した変調信号を出力する。
D/A変換部11g、11hは、アナログ誤差補正部11fからのアナログ誤差が補正された変調信号を、D/A変換してアナログにする。D/A変換部11g、11hは、変換したアナログの変調信号を出力する。
ミキサ部11iは、イメージリジェクションミキサの機能を持ち、ローカル信号出力部310からの、cos成分およびsin成分から成るローカル信号と、D/A変換部11g、11hからの、実軸(re軸)の成分と虚軸(im軸)の成分とから成る変調信号とを混合する。これにより、ミキサ部11iは、D/A変換部11g、11hからの変調信号の周波数を変換し、変調信号の周波数の引上げを行う。そして、ミキサ部11iは、変換の際に発生するイメージ信号を除去し、cos成分の変調信号を生成する。ミキサ部11iは、生成した変調信号を送信信号とし、この送信信号をSAWセンサ1に加える。
以上が送信装置11の構成である。次に、受信装置21の構成について説明する。受信装置21は、テストでは、SAWセンサ1からのセンサ出力信号を基にしてアナログ誤差を調べ、測定ではSAWセンサ1からのセンサ出力信号を補正して出力する。このために、受信装置21は、ミキサ部21aと、A/D(アナログ/デジタル)変換部21bと、間引き部21c、21hと、セレクタ部21dと、直交検波部21eと、アナログ誤差自動補正部21fと、等化器21gとを備えている。
ミキサ部21aは、SAWセンサ1からのセンサ出力信号を受け取る。そして、ミキサ部21aは、ローカル信号出力部310からの、cos成分のローカル信号と、SAWセンサ1からのセンサ出力信号とを混合し、センサ出力信号の周波数の引下げを行う。これにより、ミキサ部21aは、SAWセンサ1からのセンサ出力信号を、IFのセンサ出力信号に変換する。ミキサ部21aは、変換したセンサ出力信号を出力する。
A/D変換部21bは、ミキサ部21aからのセンサ出力信号をデジタルに変換する。そして、A/D変換部21bはデジタルのセンサ出力信号を出力する。
間引き部21cは、送信装置11のアナログ誤差補正部11fからの変調信号の間引きを行い、セレクタ21dに出力する。同様に、間引き部21hは、送信装置11のセレクタ部11dからの信号の間引きを行い、アナログ誤差自動補正部21fに出力する。セレクタ部21dは、送信装置11のアナログ誤差補正部11fから出力される変調信号つまり間引き部21cからの変調信号、またはA/D変換部21bから出力されるセンサ出力信号のどちらかを選択する。つまり、セレクタ部21dは、測定およびテストの時には、A/D変換部21bからのセンサ出力信号を出力する。また、例えば動作チェックなどのときには、アナログ誤差補正部11fからの変調信号を出力する。つまり、セレクタ部21dは、必要に応じて、アナログ誤差補正部11fからの変調信号を折り返すためのものである。
直交検波部21eは、セレクタ部21dからの選択信号の直交検波を行う。直交検波部21eは、直交検波で得た信号、つまりIQ座標上で示されるIchの成分と、Qchの成分とから成る検波信号として出力する。例えば、送信装置11のセレクタ部11dにより、測定用固定値出力部11aの測定信号が選択されている場合には、検波信号はこの測定信号に対応している。また、テスト用固定値出力部11bまたはテスト用正弦波出力部11cによるテスト信号が選択されている場合には、検波信号はこのテスト信号に対応している。
アナログ誤差自動補正部21fは、直交検波部21eから検波信号を受け取る。アナログ誤差自動補正部21fは、テストの時には、送信装置11のセレクタ部11dからのテスト信号をリファレンス信号として受け取り、このリファレンス信号を基にして、直交度誤差、IQゲインアンバランス、DCオフセットなどのアナログ誤差を検出する。
例えば、アナログ誤差自動補正部21fは、直交検波部21eからの検波信号におけるIchの成分およびQchの成分と、送信装置11のセレクタ部11dから送られてくるテスト信号つまりリファレンス信号におけるIchの成分およびQchの成分とを比較し、各成分の直交性、各成分の差異、原点のずれなどを調べて、直交度誤差、IQゲインアンバランス、DCオフセットを算出し、各算出結果を基にアナログ誤差を検出する。そして、アナログ誤差自動補正部21fは、検出したアナログ誤差による誤差量を補正するための補正値を算出する。アナログ誤差自動補正部21fは、算出した補正値を記憶しておく。
また、アナログ誤差自動補正部21fは、測定の時には、直交検波部21eから受け取った、測定結果を表す検波信号を補正値で補正し、アナログ誤差補正をする。
等化器21gは、測定の時に、測定結果を表す検波信号のリップルなどの周波数歪を補正する。そして、等化器21gは、補正した検波信号を出力する。等化器21gの後段では、この検波信号から位相を算出する。これにより、例えばSAWセンサ1に滴下された液体の濃度等の特性が調べられる。
以上が受信装置21の構成である。次に、SAWセンサを用いた測定システムの作用について説明する。
この測定システムがテストであるとき、送信装置11のセレクタ部11dは、テスト用固定値出力部11bの固定値、または、テスト用正弦波出力部11cの正弦波を選択して出力する。以下では、テスト用固定値出力部11bからの固定値を、テスト信号として出力する場合を例として説明する。
デジタル直交変調部11eは、IF信号出力部320からのIF信号により、セレクタ部11dから出力されるテスト信号の直交変調をして、変調信号を出力する。アナログ誤差補正部11fは、変調信号のアナログ誤差を補正する。そして、アナログ誤差補正部11fはアナログ誤差を補正した変調信号を出力する。D/A変換部11g、11hは、アナログ誤差補正部11fからの変調信号をアナログの変調信号に変換する。この後、ミキサ部11iは、ローカル信号出力部310からのローカル信号と、D/A変換部11g、11hからのアナログの変調信号とを混合する。そして、ミキサ部11iは、混合により周波数変換をした、cos成分から成る変調信号をSAWセンサ1に加える。この変調信号は、テスト用固定値出力部11bから出力される固定値に対応している。
テストでは、SAWセンサ1には測定対象物が滴下されていない。この状態のときに、SAWセンサ1に変調信号が入力されると、SAWセンサ1は測定対象物の影響を受けないセンサ出力信号を出力する。
受信装置21のミキサ部21aは、SAWセンサ1からのセンサ出力信号と、ローカル信号出力部310からのローカル信号とを混合し、センサ出力信号をIFの信号に変換する。A/D変換部21bは、ミキサ部21aからのセンサ出力信号をデジタルに変換して出力する。セレクタ部21dは、テストの時には、A/D変換部21bからのセンサ出力信号を直交検波部21eに出力する。なお、間引きを行わない場合、D/A変換部11g、11hとA/D変換部21bは、同じ周波数で動作し、間引きを行う場合は、A/D変換部21bはD/A変換部11g、11hよりも低い周波数(レート)で取り込み、受信装置21はこのレートで処理を行う。従って、送信装置11から受信装置21へのデジタル信号は、間引きしてレートを合せる必要がある。
直交検波部21eは、セレクタ部21dからのセンサ出力信号の直交検波を行う。直交検波部21eは、直交検波で得た信号を検波信号として出力する。この検波信号は、送信装置11のテスト用固定値出力部11bの固定値に対応するものである。アナログ誤差自動補正部21fは、直交検波部21eから検波信号を受け取る。そして、アナログ誤差自動補正部21fは、テストの時には、セレクタ部11dからのテスト信号と直交検波部21eからの検波信号を基にして、アナログ誤差を補正するための補正値を算出し、この補正値を記憶しておく。
次に、測定システムが測定であるとき、送信装置11のセレクタ部11dは、測定用固定値出力部11aの固定値を選択し、測定信号として出力する。この後、デジタル直交変調部11eは、IF信号出力部320からのIF信号によりセレクタ部11dから出力される測定信号の直交変調をして、変調信号を出力する。アナログ誤差補正部11fは、変調信号のアナログ誤差を補正する。D/A変換部11g、11hは、アナログ誤差補正部11fからのデジタルの変調信号をアナログの変調信号に変換する。この後、ミキサ部11iは、D/A変換部11g、11hからのデジタルの変調信号(測定信号)と、ローカル信号出力部310からのローカル信号とを混合し、変調信号の周波数を変換する。そして、ミキサ部11iは、周波数変換をした変調信号をSAWセンサ1に加える。
測定では、SAWセンサ1には測定対象物が滴下されている。この状態のときに、SAWセンサ1に変調信号が入力されると、SAWセンサ1の圧電性基板を伝播する弾性表面波の伝播速度等が変化し、SAWセンサ1は速度変化を表すセンサ出力信号を出力する。
この後、SAWセンサ1からのセンサ出力信号は、受信装置21に加えられる。受信装置21のミキサ部21aは、SAWセンサ1からのセンサ出力信号と、ローカル信号出力部310からのローカル信号とを混合し、センサ出力信号をIFに変換する。A/D変換部21bは、ミキサ部21aからのセンサ出力信号をデジタルに変換して出力する。セレクタ部21dは、測定の時には、A/D変換部21bからのセンサ出力信号を直交検波部21eに出力する。
直交検波部21eは、セレクタ部21dからのセンサ出力信号の直交検波を行い、直交検波で得た信号を検波信号として出力する。この検波信号は、送信装置11の測定用固定値出力部11aによる固定値に対応している。アナログ誤差自動補正部21fは、直交検波部21eから検波信号を受け取る。そして、アナログ誤差自動補正部21fは、測定の時には、直交検波部21eから受け取った、測定結果を表す検波信号を補正値で補正し、アナログ誤差補正をする。この後、等化器21gは、測定の時には、測定結果を表す検波信号の周波数歪を補正する。そして、受信装置21は、等化器21gで補正した検波信号を出力する。
こうしたテストと測定のタイミングには次のようなものがある。例えば図5に示すように、装置起動直後のような実測定前に、テストにより、送信装置11がテスト信号を複数のバースト(テスト信号バースト)で送信する。これにより、受信装置21ではアナログ誤差自動補正部21fがアナログ誤差自動検出を行う。この後、測定のバースト(測定バースト)で、アナログ誤差自動補正部21fが記憶する補正値により、直交検波部21eからの検波信号を補正する。この後は同様にして測定の際に補正を行っていく。
また、テストと測定のタイミングには次のようなものがある。例えば図6に示すように、最初にテストにより、送信装置11がリファレンスチャネル(調整用別チャネル)に対してテスト信号をバーストで送信する。これにより、受信装置21ではアナログ誤差自動補正部21fがアナログ誤差自動検出を行う。この後、測定チャネルを用いた測定のバーストで、アナログ誤差自動補正部21fが記憶する補正値により、直交検波部21eからの検波信号を補正する。この後は、こうしたテストによるアナログ誤差自動検出と、測定での補正とを交互に行う。
さらに、テストと測定のタイミングには次のようなものがある。例えば図7に示すように、実測定前に、テストにより、送信装置11がリファレンスチャネル(調整用別チャネル)に対してテスト信号を送信する。次に、測定チャネルに対してテスト信号を送信する。このように、リファレンスチャネルと測定チャネルの両方を用いたアナログ誤差の検出を複数回行う。そして、受信装置21ではリファレンスチャネルと測定チャネルの両方で得たアナログ誤差を基に補正値を算出する。この後、測定チャネルを用いた測定のバーストで、アナログ誤差自動補正部21fが記憶する補正値により、直交検波部21eからの検波信号を補正する。この後は、測定と補正を行う。
以上の説明では、テストと測定とのタイミングの中で、テストでは、例えば、テスト用固定値出力部11bから出力される各固定値、つまりIQ座標上のシンボルSB11〜SB14(図3)でのテストを、例えば図5に示すように、バーストでそれぞれ行う。そして、シンボルSB11〜SB14の測定で、アナログ誤差を補正するための補正値を得る。次のバーストでの測定では、測定結果である検波信号を補正値で補正し、アナログ誤差を補正する。
こうして、この実施の形態によれば、アナログ誤差自動補正部21fによりアナログ誤差を補正することができ、直交度誤差、IQゲインアンバランス、DCオフセットなどの劣化要因により崩れたコンスタレーション形状を、円形に近付けることができ、位相検出特性の改善できる。この結果、精度の良い測定結果を得ることを可能にする。
さらに、この実施の形態によれば、無変調の正弦波の位相を可変する事により、特別な測定器を用いなくても、位相検出特性(位相線形性)が測定可能となる。
(実施の形態2)
この実施の形態によるSAWセンサを用いた測定システムを図8に示す。この実施の形態では、先に説明した実施の形態1と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。この測定システムは、実施の形態1の測定システムの中で、アナログ誤差の算出を次のようにしている。この実施の形態では、アナログ誤差の自動検出を、ブラインドつまりリファレンス信号無しで行っている。そして、アナログ誤差の自動検出の適用アルゴリズムにもよるが、リファレンス信号を用いないでアナログ誤差を算出するために、送信装置11のセレクタ部11dは、テスト用正弦波出力部11cからの正弦波を選択してテスト信号として出力する。一方、受信装置21では、アナログ誤差自動補正部21fは、テストで多数のテスト信号を用い、これらの信号の例えば平均値を算出する。そして、アナログ誤差自動補正部21fは、算出結果から得た正弦波とのずれを基に、補正値を算出する。
この実施の形態によれば、送信装置11のセレクタ部11dと受信装置21のアナログ誤差自動補正部21fとの接続等を不要にすることができ、構成の簡略化が可能である。
(実施の形態3)
この実施の形態によるSAWセンサを用いた測定システムを図9に示す。この実施の形態では、先に説明した図12と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。この実施の形態によるSAWセンサを用いた測定システムは、図12の測定システムを改善したものである。つまり、送信装置120側では、セレクタ123、124とD/A変換部125、126との間に実施の形態1と同様のアナログ誤差補正部11fが設けれている。また、受信装置22側では、A/D変換部223、224からのデジタルの検波信号に対して、実施の形態1のアナログ誤差自動補正部21fと同様のアナログ誤差自動補正部22aがアナログ誤差自動補正を行い、実施の形態1の等化器21gと同様の等化器22bが検波信号のリップルなどの周波数歪を補正する。等化器22bの後段では、この検波信号から位相を算出する。これにより、例えばSAWセンサ1に滴下された液体の濃度等の特性が調べられる。
こうして、この実施の形態によれば、実施の形態1と同様に、アナログ誤差自動補正部22aによりアナログ誤差を補正することができ、直交度誤差、IQゲインアンバランス、DCオフセットなどの劣化要因により崩れたコンスタレーション形状を、円形に近付けることができ、位相検出特性の改善できる。この結果、精度の良い測定結果を得ることを可能にする。
(実施の形態4)
この実施の形態によるSAWセンサを用いた測定システムを図10に示す。この実施の形態では、先に説明した図1および図13と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。この実施の形態によるSAWセンサを用いた測定システムは、図13の測定システムを改善したものである。つまり、受信装置23側では、A/D変換部232と直交検波部233との間に、実施の形態1と同様のセレクタ部23aが設けられている。また、直交検波部233の後段には、実施の形態1のアナログ誤差自動補正部21fと同様のアナログ誤差自動補正部23bと、実施の形態1の等化器21gと同様の等化器23cとが設けられている。
こうして、この実施の形態によれば、実施の形態1と同様に、アナログ誤差自動補正部23bによりアナログ誤差を補正することができ、直交度誤差、IQゲインアンバランス、DCオフセットなどの劣化要因により崩れたコンスタレーション形状を、円形に近付けることができ、位相検出特性の改善できる。この結果、精度の良い測定結果を得ることを可能にする。
1 SAWセンサ
11 送信装置(送信手段)
11e デジタル直交変調部
11f アナログ誤差補正部
11i ミキサ部
21 受信装置(受信手段)
21a ミキサ部
21b A/D変換部
21c 間引き部
21d セレクタ部
21e 直交検波部
21f アナログ誤差自動補正部
21g 等化器

Claims (3)

  1. テスト用のテスト信号を発生し、このテスト信号の直交変調を行い、デジタルアナログ変換を行った後、周波数変換による周波数の引上げを行って送信する送信手段と、
    前記送信手段からのテスト信号により弾性表面波を発生し、伝播した弾性表面波により信号を出力する弾性表面波センサと、
    前記弾性表面波センサが出力する出力信号を受信し、この出力信号の周波数変換による周波数の引下げを行い、アナログデジタル変換を行った後、直交検波を行い、この直交検波で得た検波信号と前記送信手段のテスト信号とを基に、前記検波信号の誤差を検出する受信手段と、
    を備えることを特徴とするSAWセンサを用いた測定システム。
  2. 前記受信手段は、検出した前記誤差を基にアナログ誤差を補正するための補正値を算出して記憶し、前記弾性表面波センサによる測定の際に、前記直交検波後の検波信号を前記補正値で補正する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のSAWセンサを用いた測定システム。
  3. 前記送信手段は、無変調の位相を可変とした正弦波をテスト信号とし、
    前記受信手段は、前記無変調の正弦波に対応すると共に位相が変化する検波信号を出力する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のSAWセンサを用いた測定システム。
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