JP6254720B2 - 相互変調測定のための方法及び測定デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1のプリアンブルに記載のように、無線周波数信号のための信号伝送路(400)における信号伝送路の無線周波数伝送特性に関して不良のある箇所を位置特定する方法であって、キャリア周波数fを有する第1RF信号uTestが生成される方法に関する。本発明はさらに、PIM測定デバイスにおける帯域幅最適化距離測定のための測定デバイスに関する。
(PIMの説明)
固定式の送受信機(BTS、基地局)と端末(UE、ユーザ機器)との間の接続の品質は、現代のモバイルネットワークにおいて重要な役割を果たす。一方のBTSで生成される高伝送パワーと他方のBTS及びUEの受信機の必要な感度によって、伝送路における不良は、受信機の感度、したがって接続の品質に大いに影響し得る。
伝送路で干渉を引き起こす1つの主要な作用は相互変調である。例えば、相互変調によって、BTSにおいて高パワーで生成される2つの異なるキャリア周波数を有する2つの伝送信号は、非線形伝送挙動(しばしば単に「非線形性」と呼ばれる)を有する箇所で干渉信号を生成し、それらの周波数は、伝送信号の周波数の整数倍の和及び差である。これらの干渉信号のうち一部は、BTSの受信帯域の範囲に入ることがあり、それにより通信の品質に悪影響を与える。これらの干渉信号が受動素子で生成される場合、それは受動相互変調(PIM)と呼ばれる。
図1は、BTSからアンテナまでの信号伝送路を示す模式図である。BTS10は、第1フィルタ11及び第2フィルタ12を介してアンテナ13と接続される。BTS10、フィルタ11及び12並びにアンテナ13は、無線周波数ケーブル14、15及び16を介して相互接続され、無線周波数ケーブル14、15及び16は無線周波数コネクタ17乃至22を介してそれぞれの素子に接続される。PIMは、伝送路の構成要素11乃至22すべてにおいて発生し得る。例えば、プラグコネクタの腐食、接点及び金属から金属への遷移部上の酸化物被覆、材料の不純物及び固締が不十分なプラグ接続が、PIMを引き起こし得る。
伝送デバイスの品質を保証し検査するために、PIMの測定が実行される。PIMは特に高パワーで発生するため、原則として、これは例えば220Wの高伝送パワーを用いて測定される。図1に示される伝送設備の測定において、伝送路内の欠陥のある構成要素を特定してその故障を特定的に除去するために、BPS10からアンテナ13までの伝送路に沿った潜在的不良を位置特定できることは特に重要である。例えば10cm範囲の高分解能が不良位置特定を大いに簡略化する。
特許文献1には、通信ケーブルのケーブル特性を測定する方法が記載されている。それにより、ケーブルの末端から反射されるエコー信号が評価される。この方法は、非線形伝送挙動を有する箇所を位置特定するためには用いられ得ない。
非線形伝送挙動を有する箇所は、特許文献2に記載の方法によって位置特定され得る。しかしながらこの方法では、いくつかのRF信号が生成されて、これらから相互変調積が生成され、相互変調積信号間の相互相関が実行されることが要求されるため、測定の面でかなりの複雑さが包含される。その複雑さによって、この方法は、位置特定の面で不十分な分解能をもたらし得る。
この包括的カテゴリーに関する特許文献4から、信号伝送路における不良箇所の距離を測定する方法が知られている。ここで、信号伝送路に沿って逆方向に伝播する、不良箇所から反射されて戻る信号(「不良誘起反射経路信号」)は、カプラによって信号伝送路から分離され、順方向に伝播する信号と比較される。これが、不良箇所の位置が大まかに概算されることを可能にする。
(PIM測定デバイスの構造)
既知のPIM測定デバイスの構造が特許文献3に記載されている。そのような測定デバイスは、図2に示され、以下で簡単に説明される。
(PIM距離測定)
周波数f及びfを有する信号が、2つの信号源101及び102で生成され、信号源101からの信号usweepは周波数fで開始して、規定の周波数範囲Δfにわたり周期的に掃引される。信号usweepの周波数は、図3に例として示される。信号usweepは、混合器111において、信号源102からの信号との乗算によって修正され、周波数ダブラで倍加され、その結果、生じた信号urefが、信号伝送路又はDUT120で生成されるPIM信号と同じ周波数及び信号形態を有するようになる。経路距離lにわたる信号伝送路でのPIMのランタイムの結果として、urxは、urefと比較してdtの遅延をもって受信され、ここで、以下のとおりであり、
Figure 0006254720
は光速を表し、εreffは経路距離lを有するケーブルの有効誘電率を表す。図3は、信号urefと比較した時間遅延dtがどのようにurefとurxとの間の周波数差dfをもたらすのかを示す。信号uは、混合器112での信号uref及びurxの乗算によって生成される。uの周波数は測定デバイスからの干渉信号の距離lの測定値である。uからの距離lの計算は評価ユニット113で行われる。
独国特許出願公開第19946763号明細書 独国特許出願公開第102012023448号明細書 独国特許出願公開第102010015102号明細書 国際公開第02/27983号
図1による伝送デバイスは、帯域幅制限システムである。フィルタ11及び12並びにBTS内のフィルタは通常、帯域幅をその伝送デバイスに関する送受信帯域に限定する。一方の制限された帯域幅と他方の劣った帯域幅効率を有する周波数変調方法とによって、不良位置特定の分解能に関して制約が生じ、それが特許文献3による測定方法の精度を制約する。
前述の問題を考慮して、本発明は、上述のタイプの方法を、RF伝送特性に関して欠陥のある信号伝送路内の箇所が可能な限り正確に位置特定され得るように修正して不良探索が簡易化されるようにし、それにより方法が単純となり、複雑な測定装備なしに実行され得るようにするという目的に基づく。
本発明によれば、この課題は、請求項1に規定される方法ステップを有する上述のタイプの方法によって解決される。本発明の有益な態様は、さらなる請求項に記載される。
本発明によれば、上述のタイプの方法において、以下の方法ステップ:
(a)デジタル信号uCodeを第1RF信号uTestに変調するステップと、
(b)周波数fを有する第2RF信号uを生成するステップと、
(c)第1RF信号uTestと第2RF信号uとを所定の導入箇所で信号伝送路に導入するステップと、
(d)少なくとも1つの不良箇所で信号伝送路において第1RF信号と第2RF信号とから生成される相互変調積を、相互変調積信号uRXの形態で受け取るステップと、
(e)相互変調積信号からデジタル信号udemodを再生するステップと、
(f)デジタル信号uCodeと再生されたデジタル信号udemodとの間の時間シフト量tを算定するステップと、
(g)導入箇所と、信号伝送路におけるステップ(d)で受け取られる信号が生成された箇所との間の長さlを、ステップ(f)で算定される時間シフト量tから計算するステップと、
が設けられる。
ステップ(d)で受け取られる相互変調積は、非線形伝送機能を有する箇所から導入箇所に反射されて戻る相互変調積であり得る。
ステップ(e)での相互変調積信号からのデジタル信号の再生は特に、復調及び/又はアナログ/デジタル変換を含み得る。
デジタル信号は、デジタル化された信号も含む。
本発明による方法は、非線形伝送機能を有する箇所が、信号伝送路への機械的介入を要さずに信号伝送路において非常に正確に位置特定され得るという利点を有する。これは、信号伝送路のどの構成要素が不良を含むかということと、その構成要素のどこに不良が位置しているかということとを短時間で判定できるため、不良位置特定プロセスを大いに簡略化し短縮する。それにより、欠陥箇所の位置が、複雑な装置を用いずに、また、複雑な数学的演算なしに簡単な方式で判定される。
特許文献2に記載の方法と比較して、本発明による方法は、第1RF信号から及び第2RF信号からの相互変調積を、この相互変調積を不良箇所から反射される相互変調積と相関させるために、人工的に生成する必要がないという利点を有する。これは測定装備及び測定の実行を大いに簡易化する。
本発明は、デジタル信号が、それに変調されたデジタル信号を含むRF信号の非線形変換の場合でも、特に、RF信号からの相互変換積の生成の後でも、相互変換積の中に依然としてデジタル信号自体として包含され、また特に復調によって相互変換積から抽出され得るという知見に基づく。非線形プロセスが、変更された基本周波数を有する付加的な信号を発生することになっても、元のデジタル信号はこれから分離されてその元の形態に再生され得る。言い換えると、本発明によれば、元のデジタル信号と相互変調積から再生され得るデジタル信号との間の不良箇所の位置を計算するために時間シフト量が算定されながら、2つのRF信号から生成される混合積の新たな基本周波数を用いて、反射された信号から相互変調積が抽出される。
また、2つのデジタル信号間の時間シフト量は、例えば特許文献3に記載の2つのアナログ信号間の場合よりはるかに正確に且つ簡単に算定され得る。
不良箇所と、信号伝送路の導入箇所又は基準面との間の長さlの数学的に特に簡単な算定が、長さlが以下の式によって計算されることで達成される。
Figure 0006254720
ここで、cは信号伝送路におけるRF信号の伝播速度であり、それによりc=c/εreffである。それにより長さlは信号によって二度カバーされる(往路及び復路)。測定デバイス内の偏差のあるランタイムを考慮した修正も、必要であり得る。
ステップ(f)において、デジタル信号uCodeと再生されたデジタル信号udemodとの相対位相位置が、デジタル信号が合同になるまで互いに対してシフトされ、それにより、時間差tが、合同性を達成するために必要な位相シフト量から算定されることによって、特に単純な、迅速な且つ機能的に確実な方法が達成される。
本発明の特に好適な態様では、ステップ(f)において、時間シフト量が、2つのデジタル信号udemod及びuCode間の相互相関及び/又は畳み込みによって算定される。
本発明によれば、デジタル信号は、別個且つ漸次の組の値を有する任意の信号を意味すると理解され、それは例えばバイナリ信号又はデジタル化信号であり得る。重畳される変調信号は、デジタルノイズ信号、特に擬似ノイズであってもよい。これは、2つの一致するノイズ信号間の相互関係が、信号が時間的に重複する場合に特にシャープなピークを有する結果、不良箇所が容易に位置特定されるため、特に有益である。
ステップ(e)において、デジタル信号は、アナログ/デジタル変換及び/又は復調によって相互変調積信号から生成され得る。
方法は、変調の方式が、振幅変調(AM)、周波数変調(FM)、位相変調(PM)、直角位相振幅復調(QAM)又は別のI/Q変調であることで、必要な装置に関して特に簡単に、また、機能的に確実な方式で実行され得る。
ステップ(d)において、3次相互変調積IM3、特にキャリア周波数2×f−f又は2×f−fを有する相互変調積IM3が受け取られることで、特に正確な不良位置特定が単純な技術的装備を用いて達成される。3次相互変調積IM3は一般に、より高次の相互変調積よりも欠陥箇所で生成されがちであり、それにより同時に、それらのキャリア周波数は信号伝送路の受信帯域RX内に存在し得るが、そのときf及び/又はfは信号伝送路の送信周波数範囲内に存在し得る(それによりfは好ましくはfに等しくない)。これは検出を簡略化し、信号伝送路の後事の使用に関係する周波数範囲が測定される。代替的に、別の序列の相互変調積が受け取られてもよく、それは例えば2次、5次又は7次等の序列である。
信号伝送路の無線周波数伝送特性に関して不良のある箇所は、RF特性インピーダンスにおける変化、特に急激な変化が発生する、不良のある電気的接触が発生する、特に所定値より大きい接触抵抗が発生する、及び/又は、RF信号の非線形伝送機能が存在する少なくとも1つの箇所を含み得る。
第2RF信号は、重畳された変調信号のない(キャリア)周波数fの純粋正弦波信号であり得る。
本発明の特に好適な態様によるキャリア周波数fに変調されるべきデジタル信号について以下でより詳細に説明する。
バイナリ信号をキャリア周波数fに変調すると特に好都合であることが実証された。バイナリ信号は、例えば0及び1の値範囲を有し、又は、代替的に−1及び+1の値範囲を有し得る。バイナリ信号は、比較的単純な手段を用いて生成され処理され得る。
特に、デジタル信号は、所定のクロック継続時間tを有する好ましくは周期的なフレームクロック信号uframeを有する。クロック信号の周期継続時間2は、信号伝送路の帯域幅に適合され得る。
不良箇所を位置特定するにあたり信号対ノイズ比を改善するために、デジタルベース信号、特に周期的なフレームクロック信号が、デジタル信号を生成するために拡散コードで乗算され得る。拡散コードは、好ましくは{−1,+1}又は{0,1}のようなバイナリチップのシーケンスで構成されることが好ましい。拡散コードのチップの個数がIであり、チップ幅がtである。チップのシーケンスは、0に等しいシフト量で自己相関が最大値を有しながら、0に等しくないシフト量に関するチップシーケンスの自己相関が最小になるように選択されると有益である。
特に好適な態様によれば、デジタル信号uCodeを生成するために、周期的なフレームクロック信号uframeがそのような拡散コードuCode’と乗算される。こうして、uframeの、拡散コードとの循環的乗算によって、拡散ユニットにおいてデジタルパルスの反復シーケンスが生成される。それによりチップ幅tは、t=t/lによって与えられる。これは、デジタルベース信号が人工的に拡張されることを可能にし、その結果、一方では検出器における信号対ノイズ比が改善され、他方では送信帯域TX及び/又は受信帯域RXの帯域幅へのスペクトル調整が可能になる。
フレームクロック信号のパラメータt、チップのt、チップシーケンス及び/又は拡散コードのチップの個数lの対応する調節により、デジタル信号uCodeは、信号伝送路の長さ、望ましい信号対ノイズ比、達成されるべき位置特定分解能、用いられる伝送帯域幅及び/又は用いられる受信帯域幅に関して調節され得る。上述のパラメータの変更は、第1RF信号uTestの及びこれから生成され受信されるべき相互変調積信号URXの帯域幅にも影響を与える。
好ましくは、デジタル信号uCodeは、キャリア周波数fを有する無線周波数キャリアに帯域幅有効変調方法を用いて変調される。好ましくは、コンステレーションダイヤグラムにおけるシンボルのポインタが同じ長さを有する変調方法が用いられるが、それは、ポインタが同じ長さを有すれば、信号ポインタの長さが可変である方法と比べて、より経済的な増幅器が用いられ得るからである。周波数シフトキーイング、位相シフトキーイング、連続位相周波数シフトキーイング又は同等物のようなデジタル変調方法が特に好都合であることが実証された。1/tがチップ周波数である場合に1.5/t未満、特に1.2/t未満の要求される帯域幅Bを有し、その中に信号エネルギーの99%が存在する変調方法が有益である。要求される帯域幅Bに関しては、最小シフトキーイングMSKが変調方法として最適である。
キャリア周波数fを有するRF信号及び周波数fを有する別のRF信号の場合には、fPIM=nf+mfの相互変調積信号uRXのキャリア周波数が生じ、その場合o=|n|+|m|であり、好ましくはo=3である。この場合、信号uRXは、MSKが変調方法として用いられる場合に帯域幅BRX=1.18o/tを有する。
1つの重要な側面によれば、本発明は、PIM測定デバイスを用いて、コード拡散方法と組み合わせた帯域幅有効変調方法によって不良箇所の距離の正確な測定を達成するという基本概念に基づく。相互変調積信号(「PIM信号」とも呼ばれる)のパワーは、それにより少なくとも3つの受信機を用いて別々の時点で測定され得る。また、測定された3つのパワーから、数学的方法を用いて高精度で不良の位置が計算され得る。
相互変調積信号uRXから、復調によって、また、必要な場合デジタル化によって、デジタル信号udemodが再生され得る。ステップ(a)で重畳された変調デジタル信号uCode、特に拡散コードuCode’を乗算したデジタルベース信号uframeが、再生されたデジタル信号udemodに含まれる。
ステップ(f)において時間シフト量の単純でありながら確実な且つ正確な算定を達成するために、再生されたデジタル信号udemod(又は代替的に信号uCode)を、例えば、いずれの場合にもチップ幅tの所定分数、特にチップ幅の約半分の間隔で、3つ以上の受信機に別々の所定の遅延で通し、そこで前記信号を、デジタル信号uCode(又は代替的に信号udmode)と、特にudemodとuCodeの乗算によって比較すると有益であることが実証された。このためデジタル信号udemod(又は代替的に信号uCode)は、3つ以上の遅延素子を介して通されることができ、いずれの場合にも検出器に通される。これは、uCodeとudemodとの間の所定の遅延時間を伴って検出器におけるuCodeとudemodとの積の明確に規定され容易に見える最大値をもたらす。
Codeと再生されたデジタル信号udemodとのこれらの信号間の時間シフト量の関数としての積は、多項式関数、特に放物線によって最大域内で概算され得る。多項式関数の係数は、好ましくは最大値付近に分散された所定の時間的ずれ分偏位した測定をそれぞれ実行する3つ以上の検出器によって同時点で記録される積の値から少なくとも概算的に算定され得る。その後、多項式関数の係数から多項式の最大値の正確な位置が計算されることができ、それから信号uCodeとudemodとのランタイム差が算定され得る。
この方法の主要な利点は、達成され得る高い精度及び位置特定分解能である。
代替的に又は付加的に、時間シフト量を算定するために、uCodeとudemodとの間の相互相関及び/又は畳み込みを用いることが可能である。
特に、本発明による方法において、以下のステップ:
a)「被検査デバイス」(DUT)を含む信号伝送路のTX及びRX帯域から、第1キャリア周波数f、第2周波数f、相互変調積信号の周波数fPIM又は干渉信号の序列oを計算するステップと、
b)変調方法とともに生じる帯域幅が信号伝送路の帯域幅を超えないように、フレームクロック長と拡散コード長とを計算するステップと、
c)フレームクロックを生成するステップと、
d)ステップb)で計算された長さを有する拡散コードを生成するステップと、
e)フレームクロックとコードとの乗算によってチップシーケンスを生成するステップと、
f)チップシーケンスでキャリアを変調し、受け取られるべき信号が不良箇所での信号の拡散後に所望の形態を有するような変調方法を選択するステップと、
g)増幅器、別の好ましくは正弦波信号源、合成器、フィルタ及び/又はDUTを好ましくは含む信号伝送路で信号を伝送するステップと、
h)信号伝送路からの信号を復調するステップと、
i)互い違いの間隔、例えば1/2チップ分遅延して受け取るいくつかの、好ましくは少なくとも3つの受信機で信号を受け取り、それにより、受信機のうち1つの受取時間が、最大の受け取られたパワーがもたらされるように選択されるステップと、
j)少なくとも3つの受信機で受け取られたパワーを測定するステップと、
k)受け取られたパワーの時間シフト曲線の概算の係数を算定するステップと、
l)ステップk)で算定された係数から、受け取られたパワーの最大値の正確な時間を計算するステップと、
m)計算された時点から不良箇所の位置を算定するステップと、
が設けられ得る。
本発明による方法はまた、非線形伝送機能を有する1つより多い不良箇所を位置特定するために、並びに、これらの不良箇所で生成された相互変調積のパワーを、個別に又は総計で概算するために用いられ得る。
本発明の有利な態様によれば、ステップ(d)で受け取られる信号uRXが、信号伝送路のいくつかの不良箇所で生成される相互変調信号成分を含み、それにより、さらなる相互変調信号成分に対する又はデジタル信号uCodeに対する時間シフト量、曲線、振幅、パワー又は同等物のような、相互変調信号成分のうち1つの少なくとも1つの値が算定される。言い換えると、いくつかの不良箇所間の距離、導入箇所又は信号伝送路の基準面からの個々の不良箇所の距離及び/又は生成された相互変調積パワーが測定され得る。これは特に、走査対象の信号伝送路の部分に適合された拡散コード及び/又はフレームクロックの選択によって達成される。
フィルタ、合成器等の測定デバイス自体の部品も、信号伝送路の入力部に相互変調積を定期的に生成し、それによりこれらの本質的な相互変調積は、信号伝送路の測定部の測定という点では対象外である。そのような相互変調積は残存PIM(rPIM)と呼ばれる。本発明のさらなる態様によれば、生成された相互変調積は信号伝送路内のそれらの発生箇所に割り当てられ得る。このことは、不良箇所の位置特定にあたり及び/又は測定部で生成されるPIMのパワーの測定にあたり、信号伝送路の入力部で生成される残存PIMを無視することを可能にする。
特に、本発明による方法は、信号伝送路全体が不良箇所に関して走査されるように、uCodeとudemodとの間の遅延時間が、τ=0からτ=tの所定の遅延ステップで検出器において増加されることで、信号伝送路で生成される相互変調のパワーを遅延時間τの関数として測定することを可能にする。ステップ幅は好ましくはチップ幅tの分数、例えばチップ幅の半分である。
本発明による方法によって、信号伝送路の入力部又は測定部のような所定の部分で生成される相互変調成分の全体パワー、信号強度又は同等物のような少なくとも1つの全体値を算定することも可能である。
先行技術による測定デバイスでは、内在的干渉rPIMは別個に測定されない。したがって、従来型の測定デバイスの分解能は、内在的干渉rPIMによって制約される。対照的に、本発明によれば、遅延時間の関数としての生成された相互変調積のパワーが表示され、それにより例えば、信号伝送路において測定デバイス外で生成された相互変調積のみが表示され得る。代替的に又は付加的に、信号伝送路の所定の部分での追加されたPIMパワーが算定、追加及び/又は表示される。
言い換えると、相互変調信号成分のそれらの時間シフト量tに依存するパワーの測定値及び/又はxが所定の閾値遅延tminである場合に遅延時間t>xを有する相互変調信号成分の追加されたパワーの測定値が算定される。
さらなる側面によれば、本発明は、本発明による方法を実行する測定デバイスに関する。そのような測定デバイスは、キャリア周波数と重畳された変調デジタル信号とを有する第1RF信号uTestを生成する変調器を有する第1信号生成器と、第2RF信号を生成する第2信号生成器と、これら2つのRF信号を信号伝送路に導入する合成器と、信号伝送路で生成された所定の序列の相互変調積を受け取るフィルタと、相互変調積信号からデジタル信号を再生する復調器及び/又はアナログ/デジタル変換器のようなデバイスと、時間シフト量tを算定する少なくとも1つの検出器及び/又は計算ユニットとを有する。好ましくは、測定デバイスは、デジタル信号及び/又は再生されたデジタル信号を、少なくとも1つの検出器に所定の遅延ステップで遅延させて供給する少なくとも1つの遅延素子を有する。
第1信号生成器が、フレームクロック信号を生成するフレーム生成器と、拡散コードを生成するコード生成器と、拡散コードとフレームクロック信号とからデジタル信号を生成する拡散ユニットとを有すれば好都合である。
好ましくは、第1及び/又は第2RF信号を、これらを合成器に通す前に増幅するための少なくとも1つの増幅器が配設される。
特に、3つ以上の検出器が配設され、それらにはそれぞれ再生されたデジタル信号が供給され、それにより好ましくは、検出器に供給される信号を、いずれの場合にもチップ幅の分数のような所定の時間的ずれだけ遅延させるための3つ以上の遅延素子が配設される。
測定デバイスは、個別に又は任意の組み合わせで上記の方法ステップを実行するさらなる構成要素を備え得る。
以下において本発明について図面を参照してより詳細に説明するが、それには、記述部分では詳細に説明されない本発明にとって重要な詳細に関して明示的な参照がなされる。
BTSからアンテナへの信号伝送路を示す模式図である。 距離測定のための従来型の測定デバイスの装備を示すブロック図である。 距離測定のための従来型の測定デバイスの測定信号の周波数曲線の図である。 本発明による測定方法を実行する本発明による測定デバイスの模式図である。 信号伝送路の送受信帯域の位置並びに相互変調積fPIMの位置の模式図である。 生成された第1RF信号uTestの模式図である。 第1及び第2RF信号の帯域幅最適化位置並びにこれから生成される3次相互変調積の模式図である。 DUTが接続された信号伝送路を通るRF信号のランタイムの模式図である。 不良の位置を算定する方法の模式図である。 信号生成器での及び受信機での信号形態の図である。 信号伝送路の測定中の信号ランタイムの模式図である。 遅延に依存する相互変調積の測定されたパワーの図である。 本発明による方法を実行する測定デバイスのさらなる実施形態の模式流れ図である。
(実施形態1:距離測定)
信号伝送路における測定デバイスと相互変調干渉信号との間の距離を測定する実施形態について以下で説明する。
図4は、本発明による距離測定のための方法を実行する本発明による第1の測定デバイスの模式図である。この実施形態は、信号生成器201、受信機203、伝送チャネル202及びコントローラユニット204で構成される。
[信号生成器]
信号生成器201は、フレーム生成器210、コード生成器211、拡散ユニット213及び変調器214で構成される。
一方でのフレーム生成器の出力信号uframeと他方でのコード生成器の出力信号uCode′とは両方とも拡散ユニットと接続される。拡散ユニットからの出力信号uCodeは変調器214と接続される。フレーム生成器210、変調器214及びコード生成器211は、通信バスBUSを介してコントローラユニット204と接続される。
出力信号utestは信号伝送路に供給される。測定デバイスの設計に依存して、別の信号生成器221、2つのPA222 、合成器223、フィルタユニット224及びDUT225が配設され得る。信号生成器221は、通信バスBUSを介してコントローラユニット204と接続される。2つのRF信号uTest及びuが合成器223を介して信号伝送路に供給される。
[受信機]
受信機は、復調器215、4つの遅延素子221、222 、223及び216、3つの検出器217、218及び219並びに計算ユニット220で構成される。伝送チャネルurxの出力は、復調器215の入力と接続される。復調器215の出力信号udemodは、遅延素子221、222及び223と接続される。遅延素子はそれぞれ検出器217、218及び219と接続される。遅延素子216は入力側で信号ucodeと接続され、出力側の信号ucode″は3つの遅延素子221、222及び223と接続される。3つの遅延素子221、222及び223は検出器217、218及び219と接続される。検出器217、218及び219からの出力信号ud1、ud2及びud3は計算ユニット220と接続される。復調器215及び計算ユニット220は、通信バスBUSを介してコントローラユニット204と接続される。
信号形態並びに個々のモジュールの機能について以下で説明する。
[PIM測定のための帯域、周波数]
説明される方法において、図4に示される測定デバイスの変調器214及びLO221は、測定手順前に設定されることになっている。伝送デバイスに関する帯域及び周波数の位置及び識別は図5に示される。以下では、伝送デバイスの送信帯域がTXで、受信帯域がRXで識別される。2つの信号utest及びuは周波数f及びfをそれぞれ有する。別々の序列oの相互変調積は、DUTを含む信号伝送路において非線形性で生成され、それにより、以下のとおりである。
Figure 0006254720
変数m、n、oは整数である。3次相互変調積が図5に例として示される。それにより信号urxは関連する受信帯域RXに属し、信号u′rxは受信帯域外にあり、したがってフィルタ224で抑制される。説明される実施形態において、2つの周波数f及びfを調節するために、TX及びRXの位置を(2)及び(3)によってコントローラユニットに入力した後で、fPIMがRX内にある周波数コンステレーションが計算される。通信バスBUSを介して、fの値が変調器214に伝送され、fの値がLO221に伝送され、fPIMの値が復調器215に伝送される。
[距離測定]
信号utestと比べた信号urxの遅延が図8に示される。信号utestは、測定の基準面を通常表すフィルタの出力までτrefだけ遅延される。図8に例として示されるように、基準面から、検査信号は、DUTと接続されて信号伝送路の一部を形成する長さlの無線周波数ケーブルに沿って通る。信号urxはPIMによって生成されてフィルタで測定される。したがって、基準面とフィルタとの間のランタイムはΔτ=2(τ−τref)である。したがって、干渉信号までの長さlは以下によって算定され得る。
Figure 0006254720
τの正確な測定のために、適切な方式で特別な信号が信号生成器201で生成されて受信機203で受け取られる。
[伝送信号の生成]
図4による信号生成器の信号ucodeの生成について以下で説明する。フレーム生成器210は周期的なフレーム信号uframeを生成する。フレーム信号uframeは図10に示される。それによりフレーム信号の継続時間はtである。コード生成器211において、{−1;1}のシーケンスで構成されるデジタルコードが生成される。それによりコードは長さlcを有する。{−1;1}のシーケンスは、シーケンスの自己相関が0に等しくないシフト量に関して最小になるように選択されると好都合である。図10による信号ucodeは、以下ではチップと呼ばれるデジタルパルスのシーケンスを含み、uframeとコードとの循環的乗算によって拡散ユニットで生成される。それによりチップ長tは以下によって与えられる。
Figure 0006254720
[変調方法]
図4に示される変調器214の機能について以下で説明する。信号uCodeは、変調器214で、帯域幅有効変調方法を用いて、周波数fを有する無線周波数キャリアに変調される。変調方法の選択での主要な検討事項は、要求される帯域幅B並びにコンステレーションダイヤグラムの形態である。信号のポインタがコンステレーションダイヤグラムで一定の長さを有すれば、信号ポインタの長さが可変である方法と比べて、より経済的なPAが用いられ得る。説明される実施形態では、最小シフトキーイング(MSK)が変調方法として用いられる。utestのコンステレーションダイヤグラムが図6aに示される。それによりutestのポインタは一定の長さを有する。utestの周波数スペクトルが図6bに示される。MSKの場合、その中に信号のエネルギーのうち99%が存在する要求される帯域幅Bは以下のようになる。
Figure 0006254720
相互変調作用の結果、信号urxは以下の帯域幅Brxを有する。
Figure 0006254720
パラメータt、f及びfは、fPIMがRX帯域内の中心に配置されるように選択され得る。これは図7に示される。
[受信及び距離計算]
図4に示される受信機203の機能について以下で説明する。復調器215において、信号uRXは周波数fPIMで受け取られて復調される。復調された信号udemodは3つの遅延素子221、222及び223を介して検出器217、218及び219にそれぞれ通される。3つの遅延時間τ1、τ2及びτ3は以下のように選択されると有益である。
Figure 0006254720
さらなる遅延素子216は信号ucodeを遅延させ、それによりτは以下のように選択されると好都合である。
Figure 0006254720
時間τ分遅延された信号udemodを信号uCode″と乗算することによって、検出器の出力で信号uが生成され、それは受け取られたパワーPIMを示す。信号uの遅延への依存性は図9に例として示される。選択された変調方法に及び選択されたコードに依存して、信号uは急速にτ≠τの値に降下する。3つの検出器は異なる時点τ、τ、τでの信号uを測定し、出力信号はud1、ud2、ud3で識別される。これらは図4に例として示される。式(8)及び(9)による遅延τは、信号ud2が最大値になるまで変更される。
testと比較した信号urxの正確な遅延時間が計算ユニットにおいて3つの信号ud、ud、udから概算される。これは例えば図9に示される方法を用いて達成される。u(τ)の展開が放物線によって以下にしたがって概算される。
Figure 0006254720
3つの値ud、ud及びudから3つのパラメータa、a及びaが算定される。値τが、計算ユニットで式(6)から算定される。周期継続時間τでコードを周期的に反復すると、図9に示される一意性範囲をもたらす。開示の方法の主な利点は、達成され得る高い精度である。
(実施形態2:時間窓方法)
方法のさらなる好都合な変形を含む別の実施形態ついて以下で説明する。図4による測定デバイスの分解能が時間窓方法の使用によって大いに改善され得る。
[内在的干渉及び多重干渉信号の原理]
図4による測定デバイスの目的は、不良箇所と測定デバイスとの間の距離を測定することのみではなく、そのパワーを測定することもある。図1による伝送路の例において、BTSからアンテナまでの信号伝送路において、相互変調が起こり得るいくつかの箇所がある。図1による信号伝送路の個々のモジュールが、図11において、図4による測定デバイスとともに導入される。測定デバイスから開始して、信号伝送路は伝送ケーブルを介して通る。図11によれば、個々の潜在的な不良箇所、すなわちフィルタ11及び12上並びにアンテナ13内のプラグコネクタ17、18、19、20、21、22は別々の遅延時間τを有する。
しかしながら、相互変調積は、BTSとアンテナとの間の伝送路でだけでなく測定デバイス内でも生じ得る。測定デバイス内で生じる相互変調干渉は、以下ではrPIM(残存PIM)と呼ばれる。
[時間上の干渉の位置]
本発明による方法は、遅延時間τに対するPIMのパワーを、図4による測定デバイスにおいて(8)及び(9)を考慮に入れて値τ、τ及びτを対称に変化させることによって測定することを可能にする。それにより、0から開始して、τは例えば、τ=tに達するまで1/2tのステップで増加される。tは、全信号伝送路を通過するための所要時間より長く選択され得る。このようにして測定された、遅延に対するパワーの展開は、図12に、内在的干渉rPIM(Pで示される)と、プラグコネクタ20及びプラグコネクタ22での不良が起こる場合に関して例として示される。
[干渉の排除]
先行技術による測定デバイスでは、内在的干渉は別個に測定されない。したがって測定デバイスの分解能は内在的干渉によって制約される。開示の実施形態において、パワーのみが遅延時間に関連して表示されて、それにより測定デバイス外のPIMのみが表示されるか、又は、追加されたパワーPが表示されるかのいずれかである。
Figure 0006254720
この方法の利点は、それが測定デバイスの測定精度を大いに増加させるということである。
(実施形態3:不良箇所の位置特定)
図13に例として示される本発明による方法のさらなる実施形態は、導入箇所310で電気的に接続された信号伝送路の、RF伝送特性に影響する不良箇所に関する分析に関する。これらの不良箇所は、RF伝送特性に関する非線形伝送機能を引き起こす。本発明は、そのような非線形伝送機能が、別々の周波数の2つのRF信号が非線形伝送機能を有するそのような箇所に同時に到達する場合に相互変調積の生成をもたらすという事実を利用する。これらの相互変調積はこれらの箇所で生成され、送込信号の反射を表さないが、ここで言及された信号伝送路に以前に存在しない新たなRF信号を、相互変調信号又は相互変調積として表す。
所定の一定の周波数fを有する第1RF信号314が第1ブロック312で生成される。この第1RF信号314に、例えばデジタルノイズ信号であるデジタル信号Sdigが変調される。ここでは変調方法として例えばI/Q変調が用いられるが、任意の他の既知の変調タイプを用いることも可能である。所定の一定の周波数fを有する第2RF信号318が第2ブロック316で生成される。
第3ブロック320で第1RF信号314が増幅され、第4ブロック322で第2RF信号318が増幅される。ブロック320及びブロック322での増幅後、2つのRF信号314、318が合成器324に通される。合成器324はRF信号314、318を一本のケーブルに結合して第5ブロック326に通し、第5ブロック326は、デュプレクスフィルタを含み、第1及び第2RF信号314、318を、導入箇所310にあるカプラ328を介して信号伝送路に供給する。これら2つのRF信号314、318は、信号伝送路を通る間に、例えば欠陥のあるRFプラグコネクタ、不良な半田接合又はケーブル破断等の非線形伝送機能を伴う箇所に遭遇し、その結果、本質的に望ましくない相互変調積、例えば3次相互変調積IM3(例えば2×第1RF信号マイナス1×第2RF信号等)が2つのRF信号314、318から生成されるようにする。3次発生相互変調積IM3 330の周波数fPIMはこうして、式2×f−fにより、第1RF信号314のキャリア周波数fと第2RF信号318の周波数fとから得られる。相互変調積は、信号伝送路で生成される信号又は相互変調積又は相互変調積信号として導入箇所310に戻る。
同時に、第5ブロック326によって、信号伝送路で生成される信号が導入箇所310で受け取られ、周波数fPIMを有する3次相互変調積IM3 330はデュプレクスフィルタによってフィルタアウトされて出力332を介して出力される。この受け取られたIM3 330は増幅器(「LNA、低ノイズ増幅器」)334及びA/D変換器336を介して第6ブロック338に通される。A/D変換器336はデジタル信号udemodを生成し、デジタル信号udemodは実質的に元のデジタル信号Sdigに対応するが、信号伝送路を介したランタイムによりこれに対して時間シフトされる。
元のデジタル信号Sdigも第6ブロック338に通される。デジタル信号SdigとA/D変換器336が供給するデジタル信号udemodとはランタイム差により互いに対して時間シフトされているが、それは、受け取られた相互変調積IM3 330が付加的に、非線形伝送機能を有する箇所まで少なくとも距離l分移動し、並びに、非線形伝送機能を有する箇所から導入箇所310に距離l分再び戻るからである。
例えばFPGA(「フィールドプログラマブルゲートアレイ」)の形態に設計されるブロック338において、信号udemod及びSdigが互いに比較される。これは相互相関によって行われ得る。相互相関関数の最大値から2つの信号間のランタイム差tが算定され得る。
言い換えると、2つの信号の振幅曲線は、2つの振幅曲線が合同になるまで相互相関によって互いに対して時間シフトされる。必要なシフト量tは、2つの信号間のランタイム差tに厳密に対応する。
導入箇所310と信号伝送路における位置特定されるべき欠陥箇所との間の長さlは、このランタイム差tから単純な方式で以下によって算定され得る。
Figure 0006254720
ここで、cは信号伝送路におけるRF信号の伝播速度である。この距離lは、導入箇所310から、信号伝送路で第1及び第2RF信号314、318から3次相互変調積IM3 330が生成された箇所までの距離である。
ここで距離又は長さlを、信号伝送路310に沿って測定するだけで、信号伝送路310において、信号伝送路310のRF伝送特性に影響する非線形伝送機能を有する不良が位置している正確な位置に到達する。それはRFケーブルの破断又はアンテナの故障又は欠陥のあるRFプラグコネクタ又は欠陥のある半田接合であり得る。当然、信号伝送路にいくつかの不良箇所が同時に存在してもよい。この場合、いくつかの相互変調積IM3 330が互い違いの間隔で受け取られて同時に分析されることができ、その結果、いくつかのランタイム差tといくつかの長さlとが算定され得る。新たに生成された相互変調積が、考慮される受信信号として用いられるという事実は、長さlが、非線形伝送機能を有する欠陥箇所にのみ関連し、別の原因又は別の源を有するRF信号の任意の他の反射には関連しないことを確実にする。
ブロック338は、制御及びデータ出力のためにコンピュータ360と接続される。
図1に示される本発明による方法の好適な実施形態では3次相互変調積IM3が用いられる。しかしながら、これは純粋に例として用いられるものであり、他の相互変調積、例えば、2次、4次、5次又はそれより高次の相互変調積も用いられ得る。唯一重要なのは、元のデジタル信号がA/D変換器336で相互変調積から正確に再生されることである。
実地上、本発明による方法を実行するデバイスは、信号伝送路外の導入箇所310の前に電子評価システムにおいてブロック338で比較される信号の測定関連のランタイムを排除するために最初の測定前に校正される。
任意で、IM3の周波数をLNA334及びA/D変換器336に適切な周波数に変換する周波数変換器(ダウンコンバータ)362が、受け取られたIM3 330のために配設される。
本発明による方法は、説明される実施形態に限定されない。デジタル信号は、別の構成であってもよく、及び/又は、第2RF信号は、それに変調されるデジタル信号又は同等物を含んでもよい。

Claims (14)

  1. 無線周波数信号のための信号伝送路(400)における信号伝送路の無線周波数伝送特性に関して不良のある箇所を位置特定する方法であって、キャリア周波数fを有する第1RF信号uTestが生成される方法において、
    (a)デジタル信号uCodeを第1RF信号uTestに変調するステップと、
    (b)周波数fを有する第2RF信号uを生成するステップと、
    (c)第1RF信号uTestと第2RF信号uとを所定の導入箇所で信号伝送路(400)に導入するステップと、
    (d)少なくとも1つの不良箇所で信号伝送路において第1RF信号と第2RF信号とから生成され、導入箇所に反射されて戻る相互変調積を、相互変調積信号uRXの形態で受け取るステップと、
    (e)相互変調積信号から好ましくは復調によってデジタル信号udemodを再生するステップと、
    (f)デジタル信号uCodeと再生されたデジタル信号udemodとの間の時間シフト量tを算定するステップと、
    (g)導入箇所と、信号伝送路におけるステップ(d)で受け取られる信号が生成された箇所との間の長さlを、ステップ(f)で算定される時間シフト量tから計算するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、ステップ(a)でデジタル信号uCodeを生成するために、好ましくは周期的なフレームクロック信号uframeが拡散コードuCode′と乗算されることを特徴とする方法。
  3. 請求項2に記載の方法において、拡散コードuCode′がチップのシーケンスを有し、フレームクロック信号uframeのフレームクロックの長さ、拡散コードuCode′の長さ及び/又は拡散コードuCode′のチップの個数が、信号伝送路(400)の長さに及び/又は信号伝送路の用いられた送信及び/又は受信帯域幅に適合した第1RF信号uTestの及び/又は相互変調積信号uRXの結果として生じる帯域幅が得られるように計算されることを特徴とする方法。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の方法において、ステップ(a)で、周波数シフトキーイングFSK、好ましくは連続位相周波数シフトキーイングCPFSK、特に最小シフトキーイングMSKのような帯域幅有効デジタル変調方法が用いられることを特徴とする方法。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の方法において、長さlが以下の式によって計算され、
    Figure 0006254720
    ここで、cは信号伝送路におけるRF信号の伝播速度であることを特徴とする方法。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の方法において、ステップ(f)で、デジタル信号uCodeと再生されたデジタル信号udemodとの相対位相位置が、デジタル信号が合同になり及び/又は積信号が実質的に最大値になるまで互いに対してシフトされ、時間差tが、合同性又は最大値を達成するために必要な位相シフト量から算定されることを特徴とする方法。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の方法において、ステップ(f)で、再生されたデジタル信号udemodが、3つ以上の受信機に別々の所定の遅延で、例えばいずれの場合にもチップ幅の半分のようなチップ幅の所定の分数の間隔で通され、そこで必要に応じて遅延されたデジタル信号uCodeと乗算され、又は、その逆であることを特徴とする方法。
  8. 請求項6に記載の方法において、ステップ(f)で、再生されたデジタル信号u demod が、3つ以上の受信機に別々の所定の遅延で、例えばいずれの場合にもチップ幅の半分のようなチップ幅の所定の分数の間隔で通され、そこで必要に応じて遅延されたデジタル信号u Code と乗算され、又は、その逆であり、時間シフト量の関数としての積信号が、多項式関数によって、特に放物線によって概算され、その係数は3つ以上の受信機によって算定される乗算値から計算され、多項式関数の少なくとも1つの最大値がその後好ましくは当該係数から計算されることを特徴とする方法。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の方法において、ステップ(f)で時間シフト量が相互相関によって算定されることを特徴とする方法。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の方法において、ステップ(d)で、3次相互変調積IM3、特にキャリア周波数2×f−f又は2×f−fを有する相互変調積が受け取られることを特徴とする方法。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の方法において、ステップ(d)で受け取られる信号uRXが、信号伝送路のいくつかの不良箇所で生成される相互変調信号成分を含み、さらなる相互変調信号成分に対する又はデジタル信号uCodeに対する時間シフト量、曲線、振幅、パワー又は同等物のような、相互変調信号成分のうち1つの少なくとも1つの値が算定されることを特徴とする方法。
  12. 請求項11に記載の方法において、信号伝送路の入力部又は測定部のような所定の部分で生成される相互変調成分の全体パワー、信号強度又は同等物のような少なくとも1つの全体値が算定されることを特徴とする方法。
  13. 請求項11又は12に記載の方法において、相互変調信号成分のそれらの生成箇所に依存するパワーの測定値及び/又はxが所定の閾値遅延tminである場合に遅延時間t>xを有する相互変調信号成分の追加されたパワーの測定値が算定されることを特徴とする方法。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載の方法を実行する測定デバイス。
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