JP2017166430A - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】給電プレート11の前端面側に設けられ、電源に接続された給電用ブラシが前端面に弾接するスリップリング26aと、給電プレートの後端面側に設けられ、コミュテータに径方向から弾接する切換用ブラシと、該切換用ブラシとスリップリングの後端面の露出部26c、26dを接続するピグテールハーネス27と、を備え、ピグテールハーネスの一端部27a側に、導電材からなる接合部材36を固定すると共に、露出部の周壁に設けられた一対の保持部40、41に、前記一端部の先端部27cと後端部27dを保持しつつ前記接合部材を前記各露出部に超音波接合法によって接合した。
【選択図】図9
Description
〔第1実施形態〕
このバルブタイミング制御装置は、図1及び図2に示すように、内燃機関のクランクシャフトによって回転駆動する駆動回転体であるタイミングスプロケット1と、シリンダヘッド01上に軸受02を介して回転自在に支持され、前記タイミングスプロケット1から伝達された回転力によって回転するカムシャフト2と、前記タイミングスプロケット1とカムシャフト2の間に配置されて、機関運転状態に応じて両者1,2の相対回転位相を変更する位相変更機構3と、該位相変更機構3の前端側に配置されたカバー部材4と、を備えている。
また、前記偏心軸部39とモータ出力軸14は、前記カムボルト10の軸部10b外周面に設けられた小径ボールベアリング37と、前記従動部材9の円筒部9bの外周面に設けられて小径ボールベアリング37の軸方向側部に配置されたニードルベアリング38とによって回転自在に支持されている。
〔本実施形態の作動〕
以下、本実施形態の作動について説明すると、まず、機関のクランクシャフトの回転駆動に伴ってタイミングチェーンを介してタイミングスプロケット1が回転して、その回転力が内歯構成部19と雌ねじ形成部6を介してモータハウジング13に伝達されて、該モータハウジング13が同期回転する。一方、前記内歯構成部19の回転力が、各ローラ48から保持器42及び従動部材9を経由してカムシャフト2に伝達される。これによって、カムシャフト2のカムが吸気弁を開閉作動させる。
また、前記接合部材36によってピグテールハーネス27の各一端部27側の外周を締め付けることから、各線材の結束力が向上する。したがって、単に各スリップリング26a、26bにピグテールハーネス27の一端部27aを直付けにしてはんだ等により固着する場合と比較して、振動に対する耐久性が向上する。
〔請求項a〕
請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記給電プレートは、内部の金属プレート部と、該金属プレート部をモールドした前記樹脂部と、から構成され、
前記両保持部は、前記露出部を包囲する樹脂部の周壁の一部を上下方向に切り欠いて凹溝状に形成され、前記露出部を挟んだ対向した位置に2つ形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
〔請求項b〕
請求項aに記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記両保持部の上下方向の溝幅が、上端側から露出部側の下端側に沿って狭幅状に形成されて、露出部に近い底部が前記導線の一端部の外径よりも僅かに狭い幅に形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
2…カムシャフト
3…位相変更機構
4…カバー部材
5…モータハウジング
8…電動モータ
11…電動モータ
12…減速機構
14…モータ出力軸
16…給電プレート
16a…金属プレート部
16b…樹脂部
23…ブラシホルダ
25…切換用ブラシ
26a、26b…スリップリング
26c、26d…露出部
27…ピグテールハーネス(導線)
27a…一端部
27b…他端部
27c…先端部
27d…後端部
40、41…保持部
40a、41a…保持壁
40b、41b…保持溝
40c…空間溝
Claims (7)
- 電動モータに通電することによってクランクシャフトの回転に対するカムシャフトの相対回転位相を変更する内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、
前記電動モータのモータハウジングの前端側を覆うように配置されたカバー部材と、
該カバー部材に設けられ、電源回路から電流が供給される給電用ブラシと、
前記モータハウジングの前端部に固定され、前面側に前記給電用ブラシが弾接するスリップリングを樹脂部によってモールド固定してなる給電プレートと、
該給電プレートに設けられ、先端部が前記電動モータのコミュテータに弾接する切換用ブラシと、
前記給電プレートの後面側の樹脂部から前記スリップリングの一部が露出した露出部と、
一端部に設けられた筒状の接合部材が前記スリップリングの前記露出部に接合され、他端部が前記切換用ブラシに接続された導線と、
前記露出部の周縁に有する樹脂部に設けられて、前記導線の一端部の前記接合部材を挟んだ先端部あるいは後端部の少なくとも一方側を保持する保持部と、
を備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記保持部は、前記露出部の周縁の樹脂部に、前記導線の一端部の前記接合部材を挟んだ先端部と後端部の両方側を保持する二箇所に設けられていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記保持部は、前記導線の一端部の先端部あるいは後端部が係入する保持溝を有すると共に、該保持溝の対向する内側面が一端開口部から露出部側の底部に向かって漸次狭幅状に形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
複数の銅線材を束ねて一本状に形成された前記導線の一端部に接合部材を固定すると共に、該接合部材を前記スリップリングの露出部表面に超音波接合によって接合したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項4に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記接合部材は、円筒状に形成されて前記導線の一端部の外周を抱着状態に固定されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項4に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記導線の一端部の先端部と後端部を前記保持部で保持した状態で、前記接合部材を露出部表面に超音波接合によって接合したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項3に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記保持溝の底部側の対向する内側面間の幅は、前記導線の一端部の外径よりも小さく形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016053204A JP2017166430A (ja) | 2016-03-17 | 2016-03-17 | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016053204A JP2017166430A (ja) | 2016-03-17 | 2016-03-17 | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
Publications (1)
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JP2017166430A true JP2017166430A (ja) | 2017-09-21 |
Family
ID=59913213
Family Applications (1)
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JP2016053204A Pending JP2017166430A (ja) | 2016-03-17 | 2016-03-17 | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017166430A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019097970A1 (ja) * | 2017-11-20 | 2019-05-23 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
CN113167139A (zh) * | 2018-10-04 | 2021-07-23 | 日立安斯泰莫株式会社 | 内燃机的气门正时控制装置 |
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2016
- 2016-03-17 JP JP2016053204A patent/JP2017166430A/ja active Pending
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WO2019097970A1 (ja) * | 2017-11-20 | 2019-05-23 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
CN113167139A (zh) * | 2018-10-04 | 2021-07-23 | 日立安斯泰莫株式会社 | 内燃机的气门正时控制装置 |
CN113167139B (zh) * | 2018-10-04 | 2022-08-26 | 日立安斯泰莫株式会社 | 内燃机的气门正时控制装置 |
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