JP2017163483A - 通信機器と、通信機器のためのコンピュータプログラム - Google Patents

通信機器と、通信機器のためのコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 通信機器がアクセスポイントとの無線接続を確立すべき状況において、ユーザの利便性を向上させ得る技術を提供する。
【解決手段】 CPUは、対象APが存在しないと判断されることに起因して対象APとのAP接続の確立に失敗する場合(S24でNO)、又は、PCからAP設定情報を受信できないことに起因して対象APとのAP接続の確立に失敗する場合(S16でNO、S40でYES)に、WFDI/FがONされた状態で無線I/Fを動作させる(S44、S50)。そして、CPUは、対象APとのAP接続の確立に成功する場合に(S28)、WFDI/FがOFFされた状態で無線I/Fを動作させる(S20)。
【選択図】図2

Description

本明細書によって開示される技術は、無線接続を外部機器と確立可能な通信機器に関する。
特許文献1に開示されているMFP(Multi-Function Peripheralの略)は、接続開始操作が入力されると、SoftAP(Access Pointの略)を起動し、携帯端末とSoftAP接続を確立する。MFPは、SoftAP接続を利用して、携帯端末からAPによって利用されている無線設定値を受信し、当該無線設定値を利用して、APと通常Wi−Fi接続を確立する。
特開2014−241487号公報
上記のMFPは、APと通常Wi−Fi接続を確立するのか否かにかかわらず、SoftAPを終了してしまう。このため、MFPがAPと通常Wi−Fi接続を確立することができない状況において、ユーザは、APと通常Wi−Fi接続を確立するための処理をMFPに再試行させるために接続開始操作をMFPに再入力しなければならない。
本明細書では、通信機器がアクセスポイントと無線接続を確立すべき状況において、ユーザの利便性を向上させ得る技術を提供する。
本明細書で開示する通信機器は、第1の無線接続を外部機器と確立するための特定処理を実行可能な可能状態と、特定処理を実行不可能な不可能状態と、を含む複数個の状態のうちのいずれかの状態で動作可能な無線インターフェースと、無線インターフェースが可能状態で動作している間に、無線インターフェースを介して、第1の無線接続を外部機器と確立する確立部と、第1の無線接続が外部機器と確立される場合に、第1の無線接続を利用して外部機器から設定情報を受信する受信処理と、設定情報を利用して、無線インターフェースを介して、第2の無線接続を外部機器とは異なるアクセスポイントと確立する確立処理と、を含む所定処理を試行する試行部と、所定処理が試行された結果として第2の無線接続がアクセスポイントと確立される場合、ユーザから無線インターフェースを不可能状態で動作させるための指示が入力されることなく、無線インターフェースが不可能状態で動作するように、無線インターフェースの状態を制御し、所定処理が試行された結果として第2の無線接続がアクセスポイントと確立されない場合、ユーザから無線インターフェースを可能状態で動作させるための指示が入力されることなく、第1の無線接続が切断された後に無線インターフェースが可能状態で動作するように、無線インターフェースの状態を制御するインターフェース制御部と、を備える。確立部は、所定処理が試行された結果として第2の無線接続がアクセスポイントと確立されない場合には、第1の無線接続が切断された後に無線インターフェースが可能状態で動作している間に、第1の無線接続を外部機器と再度確立する。試行部は、第1の無線接続が外部機器と再度確立される場合に、所定処理を再度試行する。
上記の構成によると、通信機器は、所定処理が試行された結果として第2の無線接続がアクセスポイントと確立されない場合には、ユーザから指示が入力されることなく、第1の無線接続が切断された後に無線インターフェースが可能状態で動作するように、無線インターフェースの状態を制御する。このために、通信機器は、ユーザから指示が入力されなくても、外部機器と第1の無線接続を再度確立して、所定処理を再度試行することができる。従って、通信機器がアクセスポイントと無線接続を確立すべき状況において、ユーザの利便性を向上させ得る。
なお、上記の通信機器を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の通信装置と、外部機器と、アクセスポイントと、を含む通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 MFPのCPUが実行する無線設定処理のフローチャートを示す。 APが見つからないケースA1のシーケンス図を示す。 AP設定情報を受信しないケースA2のシーケンス図を示す。 APの設定方式をサポートしていないケースA3のシーケンス図を示す。 APが見つからない第2実施例のケースB1のシーケンス図を示す。 AP設定情報を受信しない第2実施例のケースB2のシーケンス図を示す。 APの設定方式をサポートしていない第2実施例のケースB3のシーケンス図を示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、MFP10と、PC(Personal Computerの略)50と、AP(Access Pointの略)90と、を備える。各装置10、50、90は、相互に無線通信可能である。
(MFP10の構成)
MFP10は、印刷機能及びスキャン機能を含む多機能を実行可能な周辺装置(即ちPC50の周辺装置)であり、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、スキャン実行部18と、無線インターフェース(以下では「無線I/F」と記載する)20と、制御部22と、を備える。操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をMFP10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部14は、いわゆるタッチパネルであり、操作部としても機能する。以下の「操作部12」という表現は、操作部12そのものと、タッチパネルである表示部14と、の双方を含む意味である。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。スキャン実行部18は、CCD、CIS等のスキャン機構である。
無線I/F20は、通常Wi−Fi方式に従った無線通信を実行するためのI/Fである。通常Wi−Fi方式は、Wi-Fi Allianceによって策定された規格に準拠した無線通信方式であり、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の略)802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば、802.11a,11b,11g,11n等)に基づく無線通信方式である。MFP10は、通常Wi−Fi方式に従ってAP90と無線接続(以下では「AP接続」と呼ぶ)を確立することによって、AP90によって形成される通常Wi−Fiネットワーク(以下では「APNW」と呼ぶ)に所属することができる。
無線I/F20は、さらに、WFD方式をサポートしている。WFD方式の詳細は、Wi-Fi Allianceによって作成された「Wi-Fi Peer-to-Peer(P2P) Technical Specification Version1.1」に記述されている。また、米国特許出願公開第2013/0260683号公報にも、WFD方式の詳細が開示されており、当該文献を参照して引用する。MFP10は、WFD方式に従ってPC50と接続(以下では「WFD接続」と呼ぶ)を確立することによって、MFP10又はPC50によって形成されるWFDネットワーク(以下では「WFDNW」と呼ぶ)に所属することができる。
本実施例では、無線I/F20は、通常Wi−Fi方式に従った無線通信(以下では「AP通信」と呼ぶ)と、WFD方式に従った無線通信(以下では「WFD通信」と呼ぶ)と、を同時的に実行不可能であり、一方の無線通信のみを択一的に実行可能である。ただし、変形例では、無線I/F20はAP通信とWFD通信とを同時的に実行可能である。
無線I/F20は、WFD通信を実行可能な状態と、WFD通信を実行不可能な状態と、のどちらかの状態で動作することができる。以下では、前者の状態、後者の状態を、それぞれ、「WFDI/FがONされた状態」、「WFDI/FがOFFされた状態」と記載する。また、WFDI/FがONされた状態からOFFされた状態に移行させること、WFDI/FがOFFされた状態からONされた状態に移行させることを、それぞれ、「WFDI/FをOFFする」、「WFDI/FをONする」と記載する。
WFDI/FがONされた状態では、無線I/F20は、WFD方式に従った少なくともListen処理を実行可能である。Listen処理は、プローブ要求を受信して応答を送信することによって、MFP10の周囲に存在する機器にMFP10の存在を知らせるための処理である。WFDI/FがONされた状態では、無線I/F20は、さらに、WFD方式に特有の信号(例えばProvision Discovery信号)の通信を実行可能である。WFDI/FがOFFされた状態では、無線I/F20は、Listen処理を実行不可能であり、さらに、上記の特有の信号の通信を実行不可能である。変形例では、WFDI/FがONされた状態では、無線I/F20は、WFD方式に従ったSearch処理を実行し、Listen処理を実行しなくてもよい。Search処理は、プローブ要求を送信して応答を受信することによって、MFP10の周囲に存在する機器を把握するための処理である。
制御部22は、CPU30とメモリ32とを備える。CPU30は、メモリ32に記憶されているプログラム34に従って、様々な処理を実行する。メモリ32は、ROM、RAM、ハードディスク等によって構成される。メモリ32は、さらに、CPU30が処理を実行する過程で取得又は生成される各種データを記憶する。
(PC50の構成)
PC50は、デスクトップPC、タブレットPC、ノートPC等の端末機器である。PC50は、図示しない無線I/Fを備える。PC50の無線I/Fは、AP通信及びWFD通信を実行するためのI/Fである。PC50は、AP90とAP接続を確立している。
PC50のメモリは、MFP10とAP90との間にAP接続を確立させるための処理を実行するためのアプリケーションプログラム52(以下では「設定アプリケーション52」と呼ぶ)を記憶する。設定アプリケーション52は、MFP10のベンダによって提供されるアプリケーションであり、例えば、インターネット上のサーバからPC50にインストールされてもよいし、MFP10と共に出荷されるメディアからPC50にインストールされてもよい。
(AP90の構成)
AP90は、無線アクセスポイント又は無線LANルータと呼ばれる通常のAPであり、WFD方式のG/O(Group Ownerの略)及びSoftAPとは異なる。AP90は、複数個の機器とAP接続を同時的に確立することができる。AP90は、AP接続が確立されている一対の機器(即ち一対の子局)の間の通信を中継することができる。
(無線設定処理;図2)
図2を参照して、MFP10のCPU30が実行する無線設定処理について説明する。CPU30は、第1条件及び第2条件のうちの一方が満たされる際に、WFDI/FをONして図2の処理を開始する。第1条件は、WFDI/FがOFFされている状態において、WFDI/FをONするための所定操作が操作部12に入力されることである。第2条件は、MFP10の出荷後に最初に電源が投入されることである。変形例では、WFDI/FをONして図2の処理を開始するための条件は、第1条件のみでもよいし、第2条件のみでもよいし、他の条件(例えば、MFP10の電源が投入される毎)でもよい。以下、WFDI/FのOFFからONへの移行、及び、ONからOFFへの移行は、操作部12への操作の入力等、トリガの明記がない限り、ユーザによる指示無しに行われる点に留意されたい。WFDI/FがONされると、MFP10は、WFD方式のデバイス状態で動作する。デバイス状態は、WFDNWの親局及び子局のどちらでも動作していない状態であり、少なくともListen処理を実行する状態である。なお、以下の全ての通信は、無線I/F20を介して実行されるので、以下では、「無線I/F20を介して」という説明を省略する。なお、変形例では、WFDI/FがONされると、MFP10は、WFD方式のG/O状態で動作してもよい。
S10では、CPU30は、Listen処理を実行して、PC50からプローブ要求を受信することを監視する。PC50のユーザは、PC50の操作部(図示省略)を操作して、設定アプリケーション52を起動させる。この場合、PC50は、デバイス状態のMFP10を探索するためのプローブ要求をブロードキャスト送信する。CPU30は、PC50からプローブ要求を受信すると、S10でYESと判断してS12に進む。
S12では、CPU30は、プローブ応答をPC50に送信し、さらに、MFP10の動作状態をWFD方式のデバイス状態からG/O状態に移行させる。これにより、MFP10は、MFP10が親局として動作するWFDNWを形成する。この時点では、MFP10のみがWFDNWに所属しており、子局がWFDNWに所属していない。S12では、CPU30は、さらに、WFDNWで利用されるSSID(Service Set Identifierの略)及びパスワードを生成して、それらをメモリ32に記憶させる。SSID及びパスワードは、ランダムに文字列が選択されることによって生成される。ただし、変形例では、予め決められているSSID及びパスワードが利用されてもよい。SSID、パスワードは、それぞれ、無線ネットワークを識別するための識別子、当該無線ネットワークにおいて認証及び暗号化に利用されるデータである。
S14では、CPU30は、プローブ要求の送信元のPC50とWFD接続を確立する。具体的には、CPU30は、例えば、Provision Discovery信号、Authentication信号、Association信号、WSC Exchange、4-Way Handshake等を含む各種信号の通信をPC50と実行する。これらの信号の通信の過程において、CPU30は、WPS(Wi-Fi Protected Setupの略)ネゴシエーションを実行する。WPSネゴシエーションでは、S12で生成されたSSID及びパスワードが、MFP10からPC50に送信される。CPU30は、WPSネゴシエーションを実行した後に、PC50からSSID及びパスワードを受信して、それらの認証を実行し、当該認証が成功するとPC50とWFD接続を確立する。これにより、CPU30は、PC50を子局としてWFDNWに参加させる。
続くS16とS40では、CPU30は、WFD接続を利用して、PC50からAP設定情報と切断要求のどちらかを受信することを監視する。具体的に、S16では、WFD接続を利用して、PC50からAP設定情報を受信したか否かを判断する。AP設定情報は、PC50が現在子局として参加しているAPNW(即ちAP90によって形成されているAPNW)で利用されている無線設定情報であり、SSID、パスワード、認証方式、暗号化方式等を含む。認証方式、暗号化方式は、それぞれ、無線ネットワークにおいて認証、暗号化を実行するための方式である。変形例では、AP設定情報は、PC50が過去に子局として参加していたAPNWで利用されている無線設定情報であってもよい。
例えば、MFP10とPC50との間のWFD接続の通信環境が安定していない場合、PC50においてAP設定情報が記憶されたメモリが読み取り不可能である場合等には、CPU30は、PC50からAP設定情報を受信することなく(S16でNO)、PC50から切断要求を受信し得る。S16でNOと判断した場合に進むS40では、具体的には、WFD接続を利用して、PC50から切断要求を受信したか否かを判断する。切断要求を受信した場合、CPU30は、S40でYESと判断してS42に進む。また、S40では、PC50からAP設定情報及び切断要求のどちらも受信することなく、所定時間が経過したか否かも判断する。例えば、PC50においてその他の不具合(例えば、電源OFF、無線I/Fの故障等)が生じている場合には、CPU30は、PC50からAP設定情報及び切断要求のどちらも受信することなく、所定時間が経過したと判断し(S40でYES)、S42に進む。
S42では、CPU30は、PC50とのWFD接続を切断する。具体的には、CPU30は、切断要求を受信したことに起因してS40でYESと判断した場合には、切断要求に対する応答をPC50に送信し、さらに、S12で生成されたSSID及びパスワードをメモリ32から削除する。また、CPU30は、所定時間が経過したことに起因してS40でYESと判断した場合には、S12で生成されたSSID及びパスワードをメモリ32から削除する。
続くS44では、CPU30は、WFDI/FがONされた状態を維持しながら、MFP10の動作状態をG/O状態からデバイス状態に移行させる。そして、S10の監視に戻る。この場合、CPU30は、PC50からプローブ要求を再度受信して(S10でYES)、S12以降の処理を再度実行することができる。
一方、CPU30は、PC50からAP設定情報を受信すると、S16でYESと判断し、S18に進む。S18では、CPU30は、PC50から切断要求を受信して応答をPC50に送信すること、及び、S12で生成されたSSID及びパスワードをメモリ32から削除すること、を実行して、PC50とのWFD接続を切断する。続くS20では、CPU30は、WFDI/FをONからOFFに移行させる。上記の通り、無線I/F20は、AP通信及びWFD通信の双方を同時的に実行不可能である。S18及びS20の処理を実行することにより、その後WFD通信が実行されることがない。そのため、CPU30は、この後、無線I/F20を介してAP(例えばAP90)とAP接続を確立し、AP通信を適切に実行することができる。変形例では、CPU30は、PC50からAP設定情報を受信した後(S16でYES)、S18をスキップしてS20に進み、WFDI/FをONからOFFに移行させることによって、強制的にPC50とのWFD接続を切断するようにしてもよい。
S22では、CPU30は、プローブ要求をブロードキャスト送信する。当該プローブ要求は、MFP10の周囲に存在するAP(例えばAP90)をサーチするための信号である。MFP10の周囲に存在する各APは、プローブ要求を受信すると、プローブ応答をMFP10に送信する。応答は、当該応答の送信元のAPによって形成されているAPNWで現在利用されているSSID及び設定方式(即ち認証方式及び暗号化方式)を含む。
続くS24では、CPU30は、S16で受信されたSSID(以下では「対象SSID」と呼ぶ)によって識別されるAPNWを形成しているAP(以下では「対象AP」と呼ぶ)が、MFP10の周囲に存在するか否かを判断する。具体的には、CPU30は、各APから受信された各応答の中に、対象SSIDを含む応答が存在するか否かを判断する。対象SSIDを含む応答が存在する場合(即ち、対象APが見つかった場合)、CPU30は、S24でYESと判断し、S26に進む。一方、対象SSIDを含む応答が存在しない場合(即ち、対象APが見つからなかった場合)、CPU30は、S24でNOと判断し、S50に進む。
S50では、CPU30は、WFDI/FをOFFからONに移行させる。そして、S10の監視に戻る。この場合、CPU30は、PC50からプローブ要求を再度受信して(S10でYES)、S12以降の処理を再度実行することができる。
S26では、CPU30は、MFP10が、S16で受信された設定方式(即ち、認証方式及び暗号化方式)をサポートしているか否かを判断する。MFP10がサポートしている設定方式のリストは、メモリ32に予め記憶されている。
ここで、設定方式について詳しく説明する。認証方式は、パーソナル系の認証方式とエンタープライズ系の認証方式とのどちらかに分類される。パーソナル系の認証方式は、WPA-PSK(Wi-Fi Protected Access-Pre-Shared Keyの略)、WPA2-PSK(Wi-Fi Protected Access 2-Pre-Shared Keyの略)、Open、及び、Shared keyの4種類に分類される。エンタープライズ系の認証方式は、WPA-EnterpriseとWPA2-Enterpriseの2種類に分類される。そして、WPA-EnterpriseとWPA2-Enterpriseのどちらも、さらに、EAP-FAST(Extensible Authentication Protocol - Flexible Authentication via Secured Tunnelの略)、PEAP(Protected EAP)、EAP-TTLS(EAP-Tunneled Transport Layer Security)、EAP-TLS(EAP-Transport Layer Security)の4種類に分類される。暗号化方式は、TKIP(Temporal Key Integrity Protocol)と、AES(Advanced Encryption Standard)と、WEP(Wired Equivalent Privacy)の3種類に分類される。
S26では、CPU30は、S16で受信された設定方式がメモリ32に記憶されているか否かを判断する。受信済みの設定方式がメモリ32に記憶されている場合には、CPU30は、S26でYESと判断し、S28に進む。一方、受信済みの設定方式がメモリ32に記憶されていない場合には、CPU30は、S26でNOと判断し、WFDI/FがOFFされた状態を維持しながら、図2の処理を終了する。例えば、パーソナル系の認証方式のみがメモリ32に記憶されている状況において、受信済みの設定方式内の認証方式がエンタープライズ系の認証方式を示す場合には、CPU30は、S26でNOと判断する。また、例えば、暗号化方式「AES」のみがメモリ32に記憶されている状況において、受信済みの設定方式内の暗号化方式が「TKIP」を示す場合には、CPU30は、S26でNOと判断する。
S28では、CPU30は、S16で受信されたAP設定情報を利用して、対象APとAP接続を確立する。具体的には、CPU30は、無線I/F20を介して、各種信号(例えばAuthentication信号、Association信号、4-way handshake等)の通信を対象APと実行する。ここでは、WFD方式に特有の信号(例えばProvision Discovery信号)の通信は実行されない。上記の各種信号の通信の過程で、CPU30は、受信済みのAP設定情報を対象APに送信して、当該AP設定情報の認証、即ち、MFP10の認証を対象APに実行させる。これにより、CPU30は、対象APとAP接続を確立し、MFP10を子局としてAPNWに参加させる。S28を終えると、WFDI/FがOFFされた状態を維持しながら、図2の処理を終了する。この場合、CPU30は、AP接続を利用して、対象APを介して、PC50とのAP通信を実行することができる。これにより、CPU30は、例えば、AP通信によってPC50から印刷データを受信して印刷実行部16に印刷を実行させること、及び、スキャン実行部18でスキャンが実行されることで生成されたスキャンデータをAP通信によってPC50に送信することができる。
(具体的なケース;図3〜図5)
続いて、図3〜図5を参照して、図2の処理によって実現される具体的なケースA1〜A3を説明する。各ケースA1〜A3の初期状態では、PC50は、AP90とAP接続を確立しており、MFP10は、WFDI/FがONされた状態であり、デバイス状態で動作している。
(ケースA1;図3)
ケースA1では、対象AP(即ちAP90)が存在しない(図2のS24でNO)ことに起因して、MFP10とAP90との間のAP接続の確立が失敗するが、その後、当該AP接続の確立が成功する。
T01では、ユーザは、PC50の操作部を操作して、設定アプリケーション52を起動させる。これにより、PC50は、設定アプリケーション52に従って、下記の各処理を実行する。そして、T10では、PC50は、プローブ要求をブロードキャスト送信する。
MFP10は、PC50からT10のプローブ要求を受信すると(図2のS10でYES)、T12において、プローブ応答をPC50に送信する(S12)。そして、MFP10は、T14において、G/O状態に移行し(S12)、T16において、PC50とWFD接続を確立する(S14)。
T17では、PC50は、WFD接続を利用して、AP90で現在利用されているAP設定情報をMFP10に送信する。
MFP10は、PC50からT17のAP設定情報を受信する(S16でYES)と、T18において、PC50とのWFD接続を切断し(S18)、T20において、WFDI/DをONからOFFに移行させる(S20)。続くT22では、MFP10は、プローブ要求をブロードキャスト送信する。例えば、MFP10とAP90との間の距離が大きい、MFP10とAP90との間の通信状態が不良である等の要因により、MFP10は、AP90からプローブ応答を受信することができず、T23において、対象AP(即ちAP90)が存在しないと判断する(S24でNO)。この場合、T24において、MFP10は、WFDI/FをOFFからONに移行させ、デバイス状態で動作する(S50)。
T30、T40に示すように、PC50は、MFP10とのWFD接続が切断(T18)された後に、プローブ要求をブロードキャスト送信することを繰り返す。変形例では、PC50は、MFP10とのWFD接続の切断後、所定のタイムアウト期間が経過するまで待機し、その後、再度プローブ要求を送信するように動作してもよい。
MFP10は、T24でWFDI/FがONされた後に、PC50からT40のプローブ要求を再度受信する。その後のT42〜T50の処理は、上記のT12〜T20と同様である。
T52では、MFP10は、プローブ要求を再度ブロードキャスト送信する(S22)。この時点では、MFP10がAP90に近づけられたり、MFP10とAP90との間の通信状態が改善されたりしているので、T54において、MFP10は、AP90からプローブ応答を受信し、T55において、T47で受信済みのAP設定情報に含まれるSSIDを利用している対象AP(即ちAP90)が存在すると判断する(S24でYES)。そして、MFP10は、T56において、MFP10が対象APの設定方式をサポートしていると判断し(S26でYES)、T57において、受信済みのAP設定情報を利用して、AP90とAP接続を確立する。
なお、T60に示すように、PC50は、MFP10とのWFD接続が切断(T48)された後に、プローブ要求をブロードキャスト送信することを繰り返す。PC50は、MFP10から応答を受信することなく、所定のタイムアウト期間が経過した後に、プローブ要求の送信を終了する。
比較例では、MFP10は、対象APが存在しないと判断する場合(T23)に、WFDI/FがOFFされた状態を維持する。この場合、MFP10は、Listen処理(T40、T42)を実行不可能である。そのため、MFP10とAP90との間のAP接続を確立させるためには、ユーザは、WFDI/FをONさせるための所定操作(図2のトリガ)をMFP10に実行する必要がある。これに対し、本実施例では、MFP10は、対象APが存在しないと判断する場合(T23)に、WFDI/FをOFFからONに移行させる(T24)。即ち、MFP10は、ユーザによって所定操作が実行されなくても、WFDI/Fを自動的にONさせる。そのため、MFP10は、対象APが存在しないことに起因してAP90とのAP接続の確立に失敗する場合(T23)に、ユーザによって指示が入力されなくても、AP90とのAP接続を自動的に確立することができる(T57)。従って、MFP10がAP90とAP接続を確立すべき状況において、ユーザの利便性を向上させることができる。
(ケースA2;図4)
ケースA2では、MFP10がPC50からAP設定情報を受信できない(図2のS40でYES)ことに起因して、MFP10とAP90との間のAP接続の確立が失敗するが、その後、当該AP接続の確立が成功する。
T01、T10〜T16の各処理は、図3と同様である。本ケースでは、MFP10とPC50との間のWFD接続(T16)が確立された後に、PC50に不具合(例えば、AP設定情報が記憶されたメモリが読み取り不可能である等)が生じたので、PC50は、AP設定情報をMFP10に送信することなく、切断要求をMFP10に送信する。
T80に示すように、MFP10は、PC50からAP設定情報を受信することができず、T82において、PC50とのWFD接続を切断する(S40でYES、S42)。続くT84では、MFP10は、WFDI/FがONした状態を維持しながら、G/O状態からデバイス状態に移行する(S44)。
T90、T100に示すように、PC50は、MFP10とのWFD接続が切断(T80)された後に、プローブ要求をブロードキャスト送信することを繰り返す。
MFP10は、PC50からT100のプローブ要求を再度受信する。その後のT102〜T117及びT120の処理は、図3のT42〜T57及びT60の処理と同様である。本ケースでは、PC50の不具合が解消されるので、MFP10は、PC50からT107のAP設定情報を受信し(図2のS16でYES)、AP90とのAP接続を確立する(T117、図2のS28)。
比較例では、MFP10は、PC50からAP設定情報を受信することができない場合(T80、T82)に、WFDI/FをONからOFFに移行させる。この場合、MFP10は、Listen処理(T40、T42)を実行不可能である。そのため、MFP10とAP90との間のAP接続を確立させるためには、ユーザは、WFDI/FをONさせるための所定操作(図2のトリガ)をMFP10に実行する必要がある。これに対し、本実施例では、MFP10は、PC50からAP設定情報を受信することができない場合(T80、T82)に、WFDI/FがONされた状態を維持する(T84)。即ち、MFP10は、ユーザによって所定操作が実行されなくても、WFDI/Fを自動的にONさせる。そのため、MFP10は、PC50からAP設定情報が受信できないことに起因して、AP90とのAP接続の確立に失敗する場合(T80)に、ユーザによって指示が入力されなくても、AP90とのAP接続を自動的に確立することができる(T117)。従って、MFP10がAP90とのAP接続を確立すべき状況において、ユーザの利便性を向上させることができる。
(ケースA3;図5)
ケースA3では、MFP10が対象AP(即ちAP90)の設定方式をサポートしていないこと(図2のS26でNO)に起因して、MFP10とAP90との間のAP接続の確立が失敗する。
T01、T10〜T22の各処理は、図3と同様である。MFP10は、T130において、AP90からプローブ応答を受信すると、T131において、対象AP(即ちAP90)が存在すると判断する(図3のS24でYES)。そして、T132において、MFP10は、MFP10が対象APの設定方式をサポートしていないと判断する(S26でNO)。この場合、MFP10は、WFDI/FがOFFされた状態を維持する。このために、MFP10は、PC50からT30のプローブ要求を受信することができず、この結果、AP90とのAP接続を確立することができない。
MFP10が対象APの設定方式をサポートしていない場合には、MFP10は、対象APとAP接続を確立することができない。このために、MFP10は、対象APの設定方式をサポートしていないことに起因してAP接続の確立に失敗する場合に、WFDI/FをOFFに維持する。これにより、MFP10がPC50とWFD接続を再度確立することが防止される。このために、MFP10の処理負荷を低減させることができる。
(本実施例の効果)
本実施例の構成を備えない従来のMFPを利用する場合、ユーザは、操作部を操作して、AP設定情報をMFPに入力し、APとAP接続を確立する必要があった。仮に、ユーザが従来のMFPに備えられる自動無線設定機能(例えば、WPS、AOSS(Airstation One- touch Secure Systemの略)等)を利用する場合であっても、ユーザは、プッシュボタン操作やPINコード入力操作を行う必要があった。従来のMFPでは、無線接続に関する知識が乏しいユーザは、AP接続を確立することが困難であった。
これに対し、本実施例では、PC50がAP90とAP接続を確立している環境(例えば家庭内のLAN(Local Area Networkの略)環境)にMFP10を新たに設置する際に、ユーザは、PC50にインストールされている設定アプリケーション52を起動させ、出荷後に最初にMFP10の電源をオンすれば(あるいは、図2のトリガの所定操作を実行すれば)、MFP10は、PC50からAP設定情報を受信して(S16でYES)、AP90とAP接続を自動的に確立することができる(S28)。従って、本実施例のMFP10によると、ユーザは、容易にMFP10とAP90との間のAP接続を確立することができる。
そして、本実施例では、MFP10は、対象APが存在しないことに起因してAP接続の確立に失敗する場合(図3のT23)、又は、PCからAP設定情報を受信できないことに起因してAP接続の確立に失敗する場合(図4のT80)に、ユーザによって指示が入力されなくても、WFDI/FがONされた状態でWFDI/Fを動作させる(図3のT24、図4のT84)。従って、MFP10が対象APとのAP接続を確立すべき状況において、ユーザの利便性を向上させることができる。
(対応関係)
MFP10、PC50が、それぞれ、「通信機器」、「外部機器」の一例である。MFP10とPC50とのWFD接続、MFP10とAP90とのAP接続が、それぞれ、「第1の無線接続」、「第2の無線接続」の一例である。AP設定情報が「設定情報」の一例である。図2のS10、S12の処理が、「特定処理」の一例である。WFDI/FがONの状態、OFFの状態が、それぞれ、「可能状態」、「不可能状態」の一例である。図2のS16の処理が「受信処理」の一例である。S22〜S28の処理が「確立処理」の一例である。S22、S24の処理が「サーチ処理」の一例である。S26の処理が「判断処理」の一例である。
(第2実施例)
本実施例では、MFP10の無線I/F20はAP通信とWFD通信とを同時的に実行可能である。そのため、CPU30が実行する無線設定処理(図2参照)の内容の一部が第1実施例とは異なる。本実施例では、CPU30は、S18でPC50とのWFD接続が切断された後、S20をスキップして(即ち、WFDI/FがONされた状態を維持して)、S22に進む。そして、S50(即ちS24でNOの場合)では、CPU30は、WFDI/FがONされた状態を維持するとともに、MFP10の動作状態をG/O状態からデバイス状態に移行させる。さらに、CPU30は、S26でNOと判断される場合(即ちMFP10が対象APの設定方式をサポートしていないと判断された場合)に、S60において、WFDI/FをONからOFFに移行させる。また、CPU30は、S28で対象APとのAP接続が確立された後に、S30において、WFDI/FをONからOFFに移行させる。本実施例では、S30でWFDI/FがOFFされることにより、AP接続確立後に、CPU30が外部機器からプローブ要求を受信してプローブ応答を送信する処理が無駄に行われることを抑制し、無線I/F20の負荷が増大することを抑えることができる。
(具体的なケース;図6〜図8)
続いて、図6〜図8を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースB1〜B3について、第1実施例の各ケースA1〜A3と相違する点を中心に説明する。
(ケースB1;図6)
ケースB1では、対象AP(即ちAP90)が存在しない(図2のS24でNO)ことに起因して、MFP10とAP90との間のAP接続の確立が失敗するが、その後当該AP接続の確立が成功する。T01、T10〜T18の各処理は、図3と同様である。
本ケースでは、MFP10は、T18でPC50とのWFD接続が切断された後、WFDI/FがONされた状態で維持し、G/O状態の動作を継続する。そして、T22では、MFP10は、プローブ要求をブロードキャスト送信する。例えば、MFP10とAP90との間の距離が大きい、MFP10とAP90との間の通信状態が不良である等の要因により、MFP10は、AP90からプローブ応答を受信することができず、T140において、対象AP(即ちAP90)が存在しないと判断する(S24でNO)。そして、T141において、MFP10は、MFP10の動作状態をG/O状態からデバイス状態に移行させる(S50)。
本実施例では、PC50は、MFP10とのWFD接続が切断(T18)された後、T02において、所定のタイムアウト期間が経過するまで待機を開始する。そして、PC50は、T03で待機が終了すると、T150において再度プローブ要求をブロードキャスト送信する。
MFP10は、PC50からT150のプローブ要求を再度受信する。T152〜T158の各処理は、上記のT10〜T18と同様である。T162では、T22と同様に、MFP10は、無線I/F20を介して、プローブ要求をブロードキャスト送信する。この時点では、MFP10がAP90に近づけられたり、MFP10とAP90との間の通信状態が改善されたりしているので、T164において、MFP10は、AP90からプローブ応答を受信する。その後のT165〜T167の各処理は、図3のT55〜T57と同様である。そして、T168では、MFP10は、WFDI/FをONからOFFに移行させる(S30)。
なお、T04、T05に示すように、PC50は、MFP10とのWFD接続が切断(T158)された後、所定のタイムアウト期間の間再度待機した後、T170において、プローブ要求を再度ブロードキャスト送信する。ただし、この時点では、MFP10のWFDI/FはOFFされているため、PC50は、MFP10から応答を受信することなく、T06で処理を終了する。
(ケースB2;図7)
ケースB2では、MFP10がPC50からAP設定情報を受信できない(図2のS40でYES)ことに起因して、MFP10とAP90との間のAP接続の確立が失敗するが、その後当該AP接続の確立が成功する。T01、T10〜T16、T80〜T84の各処理は、図4と同様である。また、T02、T03の各処理は、図6と同様である。そして、T180〜T210の各処理は、図6のT150〜T170の各処理と同様である。T04〜T06の各処理も、図6と同様である。
(ケースB3;図8)
ケースB3では、MFP10が対象AP(即ちAP90)の設定方式をサポートしていないこと(図2のS26でNO)に起因して、MFP10とAP90との間のAP接続の確立が失敗する。T01、T10〜T18、T22の各処理は、図6と同様である。また、T02、T03、T06の各処理は、図6と同様である。T230の処理も、図6のT170と同様である。
MFP10は、T220において、AP90からプローブ応答を受信すると、T221において、対象AP(即ちAP90)が存在すると判断する(S24でYES)。そして、T222において、MFP10は、MFP10が対象APの設定方式をサポートしていないと判断する(S26でNO)。この場合、T224において、MFP10は、WFDI/FをONからOFFに移行させる(S60)。このために、MFP10は、PC50からT230のプローブ要求を受信することができず、この結果、AP90とのAP接続を確立することができない。
以上、本明細書で開示する技術の具体例を説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)第2実施例において、CPU30は、図2のS18の処理(即ちWFD接続の切断)を省略してもよい。即ち、本変形例では「第1の切断部」が省略されてもよい。
(変形例2)CPU30は、S22及びS24を実行せずに、対象APのSSIDを含む接続要求を対象APに送信して、対象APとAP接続を確立してもよい。即ち、本変形例では「サーチ処理」が省略されてもよい。
(変形例3)MFP10が、想定され得る設定方式をすべてサポートしている場合には、CPU30は、S26を実行しなくてもよい。即ち、本変形例では「判断処理」が省略されてもよい。
(変形例4)AP通信のためのI/FとWFD通信のためのI/Fとは、物理的に異なるI/Fであってもよい。
(変形例5)第1実施例において、CPU30は、MFP10が対象APの設定方式をサポートしていないと判断する場合(S26でNO)に、WFDI/FをOFFからONに移行させてもよい。同様に、第2実施例において、CPU30は、S26でNOの場合に、WFDI/FがONされた状態を維持してもよい。
(変形例6)CPU30は、PC50からAP設定情報を受信しなかった場合(S16でNO、S40でYES)に、WFDI/FをONからOFFに移行させてもよい。
(変形例7)第1実施例において、CPU30は、S20でWFDI/FをONからOFFに移行させた後、S24でNOと判断される前に、WFDI/FをOFFからONに再度移行させてもよい。
(変形例8)第1実施例において、CPU30は、対象APが存在しないと判断される場合(S24でNO)に、WFDI/FがOFFされた状態を維持してもよい。同様に、第2実施例において、CPU30は、S24でNOの場合に、WFDI/FをONからOFFに移行させてもよい。
(変形例9)CPU30は、S44において、WFDI/FがONされた状態を維持することに代えて、WFDI/FをONからOFFに一旦移行させた後に、OFFからONに再移行させるようにしてもよい。この変形例も、「外部機器から設定情報が受信されない場合に、第1の無線接続が切断された後に無線インターフェースが可能状態で動作するように、無線インターフェースの状態を制御する」の一例である。なお、S44に限らず、第1実施例におけるS26でNOと判断された後、S28の後、及び第2実施例におけるS18の後、S50等においては、WFDI/FがONされた状態又はOFFされた状態を「維持する」ことに代えて、WFDI/FをOFF又はONに一旦移行させた後に、ON又はOFFに再移行させるようにしてもよい。
(変形例10)S22のプローブ要求は、対象APのSSIDを含んでもよい。この場合、対象APのみが応答をMFP10に送信することができる。S24では、CPU30は、対象APからの応答が受信されるか否かを判断することによって、対象APが存在するか否かを判断してもよい。本変形例も「サーチ処理」の一例である。
(変形例11)設定アプリケーション52は、MFP10によって形成されるWFDNWのSSIDが所定のSSIDである場合に、MFP10とWFD接続を確立する確立モードで動作し、当該WFDNWのSSIDが上記の所定のSSIDとは異なるSSIDである場合に、確立モードで動作しなくてもよい。この場合、CPU30は、図2のS12において、MFP10のWFDNWのSSIDとして上記の所定のSSIDを生成する。そして、CPU30は、S20、S30、S60において、WFDI/FをOFFせずに、WFDI/FをONのまま維持しながら、WFDNWのSSIDを上記の所定のSSIDから他のSSIDに変更する。この場合、PC50は、設定アプリケーション52に従って、WFD接続をMFP10と確立しない。即ち、MFP10は、WFD接続をPC50と確立不可能である。本変形例では、上記の所定のSSIDが利用されるWFDI/Fの状態、他のSSIDが利用されるWFDI/Fの状態が、それぞれ、「可能状態」、「不可能状態」の一例である。
(変形例12)CPU30は、S12において、応答を送信した後、G/O状態に移行しなくてもよい。この場合、CPU30は、PC50との間でG/Oネゴシエーションを実行してもよい。
(変形例13)PC50は、AP設定情報をMFP10に送信した後で、対象AP(即ちAP90)を介してSNMPブロードキャストを実行し、MFP10とAP90との間のAP接続が確立されたか否かを確認するようにしてもよい。
(変形例14)上記の各実施例では、MFP10(即ち無線I/F20)は、WFD方式に対応しており、PC50との間でWFD接続を確立して、PC50からAP設定情報を受信する。PC50からAP設定情報を受信するための通信は、WFD方式に従った無線通信には限られず、他の方式に従った無線通信であってもよい。従って、例えば、MFP10は、Bluetooth(登録商標。以下では「BT」と呼ぶ)方式に対応する無線通信を実行可能なBTI/Fを有していてもよい。その場合、CPU30は、PC50との間でBT接続を確立して、BT接続を利用してPC50からAP設定情報を受信してもよい。また、例えば、MFP10は、NFC(Near Field Communicationの略)方式に対応する無線通信を実行可能なNFCI/Fを有していてもよい。CPU30は、PC50との間でNFC接続を確立して、NFC接続を利用してPC50からAP設定情報を受信してもよい。また、例えば、PC50からAP設定情報を受信するための通信は、通常Wi−Fi方式に従った無線通信であってもよい。例えば、MFP10は、SoftAPとして動作可能であってもよい。その場合、CPU30は、SoftAPとして動作している間に、PC50との間でSoftAP接続を確立し(即ち、MFP10が形成するSoftAPNWにPC50を子局として参加させ)、SoftAP接続を利用してPC50からAP設定情報を受信してもよい。この変形例も「受信処理」の一例である。
(変形例15)上記の各実施例では、図2の各処理がソフトウェア(即ちプログラム)によって実現されるが、図2の各処理のうちの少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、10:MFP、12:操作部、14:表示部、16:印刷実行部、18:スキャン実行部、20:無線I/F、22:制御部、30:CPU、32:メモリ、34:プログラム、50:PC、52:設定アプリケーション、90:AP

Claims (15)

  1. 通信機器であって、
    第1の無線接続を外部機器と確立するための特定処理を実行可能な可能状態と、前記特定処理を実行不可能な不可能状態と、を含む複数個の状態のうちのいずれかの状態で動作可能な無線インターフェースと、
    前記無線インターフェースが前記可能状態で動作している間に、前記無線インターフェースを介して、前記第1の無線接続を前記外部機器と確立する確立部と、
    前記第1の無線接続が前記外部機器と確立される場合に、前記第1の無線接続を利用して前記外部機器から設定情報を受信する受信処理と、前記設定情報を利用して、前記無線インターフェースを介して、第2の無線接続を前記外部機器とは異なるアクセスポイントと確立する確立処理と、を含む所定処理を試行する試行部と、
    前記所定処理が試行された結果として前記第2の無線接続が前記アクセスポイントと確立される場合、ユーザから前記無線インターフェースを前記不可能状態で動作させるための指示が入力されることなく、前記無線インターフェースが前記不可能状態で動作するように、前記無線インターフェースの状態を制御し、前記所定処理が試行された結果として前記第2の無線接続が前記アクセスポイントと確立されない場合、前記ユーザから前記無線インターフェースを前記可能状態で動作させるための指示が入力されることなく、前記第1の無線接続が切断された後に前記無線インターフェースが前記可能状態で動作するように、前記無線インターフェースの状態を制御するインターフェース制御部と、を備え、
    前記確立部は、前記所定処理が試行された結果として前記第2の無線接続が前記アクセスポイントと確立されない場合には、前記第1の無線接続が切断された後に前記無線インターフェースが前記可能状態で動作している間に、前記第1の無線接続を前記外部機器と再度確立し、
    前記試行部は、前記第1の無線接続が前記外部機器と再度確立される場合に、前記所定処理を再度試行する、通信機器。
  2. 前記インターフェース制御部は、さらに、前記受信処理が試行された結果として前記外部機器から前記設定情報が受信される場合に、前記確立処理が試行される前に、前記無線インターフェースの状態を前記可能状態から前記不可能状態に変更する、請求項1に記載の通信機器。
  3. 前記インターフェース制御部は、前記確立処理が試行された結果として前記第2の無線接続が前記アクセスポイントと確立されない場合に、前記無線インターフェースの状態を前記不可能状態から前記可能状態に変更する、請求項2に記載の通信機器。
  4. 前記通信機器は、さらに、
    前記受信処理が試行された結果として前記外部機器から前記設定情報が受信される場合に、前記第1の無線接続を切断する第1の切断部を備え、
    前記インターフェース制御部は、前記第1の無線接続が切断された後に、前記無線インターフェースの状態を前記可能状態から前記不可能状態に変更する、請求項2又は3に記載の通信機器。
  5. 前記通信機器は、さらに、
    前記受信処理が試行された結果として前記外部機器から前記設定情報が受信される場合に、前記第1の無線接続を切断する第1の切断部を備え、
    前記インターフェース制御部は、
    前記受信処理が試行された結果として前記外部機器から前記設定情報が受信される場合に、前記無線インターフェースの状態を前記可能状態に維持し、
    前記確立処理が試行された結果として前記第2の無線接続が前記アクセスポイントと確立されない場合に、前記無線インターフェースの状態を前記可能状態に維持する、請求項1に記載の通信機器。
  6. 前記通信機器は、さらに、
    前記受信処理が試行された結果として前記外部機器から前記設定情報が受信されない場合に、前記第1の無線接続を切断する第2の切断部を備え、
    前記インターフェース制御部は、前記受信処理が試行された結果として前記外部機器から前記設定情報が受信されない場合に、前記第1の無線接続が切断された後に前記無線インターフェースが前記可能状態で動作するように、前記無線インターフェースの状態を制御する、請求項1から5のいずれか一項に記載の通信機器。
  7. 前記確立処理は、前記設定情報を利用して、前記設定情報を現在利用している前記アクセスポイントをサーチするサーチ処理を含み、
    前記インターフェース制御部は、
    前記サーチ処理の結果として前記アクセスポイントが見つかることに起因して、前記第2の無線接続が前記アクセスポイントと確立される場合に、前記無線インターフェースが前記不可能状態で動作するように、前記無線インターフェースの状態を制御し、
    前記サーチ処理の結果として前記アクセスポイントが見つからないことに起因して、前記第2の無線接続が前記アクセスポイントと確立されない場合に、前記無線インターフェースが前記可能状態で動作するように、前記無線インターフェースの状態を制御する、請求項1から6のいずれか一項に記載の通信機器。
  8. 前記確立処理は、前記設定情報を利用して、前記設定情報を現在利用している前記アクセスポイントをサーチするサーチ処理と、前記通信機器が、前記アクセスポイントによって現在利用されている設定方式をサポートしているのか否かを判断する判断処理を含み、
    前記インターフェース制御部は、
    前記サーチ処理の結果として前記アクセスポイントが見つかること、及び、前記判断処理の結果として前記通信機器が前記設定方式をサポートしていると判断されることに起因して、前記第2の無線接続が前記アクセスポイントと確立される場合に、前記無線インターフェースが前記不可能状態で動作するように、前記無線インターフェースの状態を制御し、
    前記サーチ処理の結果として前記アクセスポイントが見つかること、及び、前記判断処理の結果として前記通信機器が前記設定方式をサポートしていないと判断されることに起因して、前記第2の無線接続が前記アクセスポイントと確立されない場合に、前記無線インターフェースが前記不可能状態で動作するように、前記無線インターフェースの状態を制御する、請求項1から7のいずれか一項に記載の通信機器。
  9. 前記設定方式は、前記アクセスポイントによって現在利用されている認証方式及び暗号化方式を含む、請求項8に記載の通信機器。
  10. 前記設定方式は、前記アクセスポイントによって現在利用されている認証プロトコルを含み、
    前記認証プロトコルは、パーソナル系の認証プロトコルと、エンタープライズ系の認証プロトコルと、のいずれかである、請求項8又は9に記載の通信機器。
  11. 前記無線インターフェースは、
    前記可能状態で動作する間に、前記第2の無線接続を前記アクセスポイントと確立不可能であり、
    前記不可能状態で動作する間に、前記第2の無線接続を前記アクセスポイントと確立可能である、請求項1から10に記載の通信機器。
  12. 前記インターフェース制御部は、さらに、前記通信機器の電源が投入されること、及び、前記無線インターフェースの状態を前記不可能状態から前記可能状態に変更するための指示が前記ユーザによって入力されること、の少なくとも一方が満たされる場合に、前記無線インターフェースが前記可能状態で動作するように、前記無線インターフェースを制御する、請求項1から11のいずれか一項に記載の通信機器。
  13. 前記第1の無線接続を確立するための前記無線インターフェースと、前記第2の無線接続を確立するための前記無線インターフェースと、は一体に構成されている、請求項1から12のいずれか一項に記載の通信機器。
  14. 前記特定処理は、少なくとも、プローブ要求を受信して応答を送信する処理を含む、請求項1から13のいずれか一項に記載の通信装置。
  15. 通信機器のためのコンピュータプログラムであって、
    前記通信機器は、第1の無線接続を外部機器と確立するための特定処理を実行可能な可能状態と、前記特定処理を実行不可能な不可能状態と、を含む複数個の状態のうちのいずれかの状態で動作可能な無線インターフェースと、
    コンピュータと、を備え、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
    前記無線インターフェースが前記可能状態で動作している間に、前記無線インターフェースを介して、前記第1の無線接続を前記外部機器と確立する確立部、
    前記第1の無線接続が前記外部機器と確立される場合に、前記第1の無線接続を利用して前記外部機器から設定情報を受信する受信処理と、前記設定情報を利用して、前記無線インターフェースを介して、第2の無線接続を前記外部機器とは異なるアクセスポイントと確立する確立処理と、を含む所定処理を試行する試行部、及び、
    前記所定処理が試行された結果として前記第2の無線接続が前記アクセスポイントと確立される場合には、前記無線インターフェースを前記不可能状態で動作させるための指示がユーザによって入力されなくても、前記無線インターフェースが前記不可能状態で動作するように、前記無線インターフェースの状態を制御し、前記所定処理が試行された結果として前記第2の無線接続が前記アクセスポイントと確立されない場合には、前記無線インターフェースを前記可能状態で動作させるための指示が前記ユーザによって入力されなくても、前記第1の無線接続が切断された後に前記無線インターフェースが前記可能状態で動作するように、前記無線インターフェースの状態を制御するインターフェース制御部、
    として機能させ、
    前記確立部は、前記所定処理が試行された結果として前記第2の無線接続が前記アクセスポイントと確立されない場合には、前記第1の無線接続が切断された後に前記無線インターフェースが前記可能状態で動作している間に、前記第1の無線接続を前記外部機器と再度確立し、
    前記試行部は、前記第1の無線接続が前記外部機器と再度確立される場合に、前記所定処理を再度試行する、
    コンピュータプログラム。
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