JP2015142163A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015142163A
JP2015142163A JP2014012494A JP2014012494A JP2015142163A JP 2015142163 A JP2015142163 A JP 2015142163A JP 2014012494 A JP2014012494 A JP 2014012494A JP 2014012494 A JP2014012494 A JP 2014012494A JP 2015142163 A JP2015142163 A JP 2015142163A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless communication
wireless
slave station
external device
target
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014012494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6546372B2 (ja
Inventor
タィン グェンバン
Thanh Nguyenvan
タィン グェンバン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2014012494A priority Critical patent/JP6546372B2/ja
Priority to EP15152530.0A priority patent/EP2900030B1/en
Priority to CN201510040915.XA priority patent/CN104811575B/zh
Priority to US14/606,769 priority patent/US9888500B2/en
Publication of JP2015142163A publication Critical patent/JP2015142163A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6546372B2 publication Critical patent/JP6546372B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
    • H04L67/104Peer-to-peer [P2P] networks
    • H04L67/1044Group management mechanisms 
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
    • H04L67/104Peer-to-peer [P2P] networks
    • H04L67/1044Group management mechanisms 
    • H04L67/1048Departure or maintenance mechanisms
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/06Selective distribution of broadcast services, e.g. multimedia broadcast multicast service [MBMS]; Services to user groups; One-way selective calling services
    • H04W4/08User group management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W60/00Affiliation to network, e.g. registration; Terminating affiliation with the network, e.g. de-registration
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/30Connection release
    • H04W76/34Selective release of ongoing connections
    • H04W76/36Selective release of ongoing connections for reassigning the resources associated with the released connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/18Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/18Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks
    • H04W84/20Master-slave selection or change arrangements

Abstract

【課題】 無線ネットワークの親局として動作する無線通信装置が、子局機器の数が上限数に一致する状態で、外部機器から無線接続要求を受信する場合に、新規で適切な処理を実行し得る技術を提供すること。
【解決手段】 プリンタPRは、子局機器の数が上限数「4」に一致する状態で、携帯端末Teから接続要求を受信する場合(T110)に、携帯端末Tdを無線ネットワークから離脱させ(T134)、その後、携帯端末Teを子局機器として無線ネットワークに参加させる(T140)。次いで、プリンタPRは、無線ネットワークを利用して、携帯端末Teから印刷データを受信する(T150)。次いで、プリンタPRは、携帯端末Teを無線ネットワークから離脱させ(T170)、その後、携帯端末Tdを子局機器として無線ネットワークに再び参加させる(T180、T190)。
【選択図】図6

Description

本明細書では、無線ネットワークの親局として動作可能な無線通信装置を開示する。
特許文献1には、複数の通信装置を含むネットワークが開示されている。ネットワークを管理する通信装置(以下では「管理通信装置」と呼ぶ)は、当該ネットワーク外の通信装置から接続要求を受信すると、ネットワークに現在接続されている通信装置の接続台数を確認する。第3実施形態では、管理通信装置は、接続台数が所定値を超える場合に、非通信状態の通信装置が存在するのか否かを判定し、非通信状態の通信装置をネットワークから切断する。これにより、ネットワークの接続台数が上限数未満になる。このために、接続要求の送信元の通信装置は、ネットワークに接続することができる。
特開2001−326658号公報
本明細書では、無線ネットワークの親局として動作する無線通信装置が、子局機器の数が上限数に一致する状態で、外部機器から無線接続要求を受信する場合に、新規で適切な処理を実行し得る技術を提供する。
本明細書によって開示される無線通信装置は、第1の無線通信インターフェースと、制御部と、を備える。制御部は、形成部と、受信部と、第1の切断部と、第1の確立部と、第1の通信実行部と、第2の切断部と、第2の確立部と、を備える。形成部は、無線通信装置が親局として動作する無線ネットワークを形成する。無線ネットワークは、第1の無線通信インターフェースを介した対象データの無線通信を外部機器と実行するためのネットワークである。受信部は、特定の外部機器から無線接続要求を受信する。第1の切断部は、無線ネットワークの子局として動作する外部機器である子局機器の数が上限数K(Kは1以上の整数)に一致する状態で、特定の外部機器から無線接続要求が受信される場合に、K個の子局機器のうちの対象機器との無線接続を切断して、対象機器を無線ネットワークから離脱させる。第1の確立部は、対象機器が無線ネットワークから離脱した後に、第1の無線通信インターフェースを介した無線接続を特定の外部機器と確立して、特定の外部機器を子局機器として無線ネットワークに参加させる。第1の通信実行部は、特定の外部機器が無線ネットワークに参加した後に、無線ネットワークを利用して、第1の無線通信インターフェースを介して、第1の対象データの無線通信を特定の外部機器と実行する。第2の切断部は、第1の対象データの無線通信が終了した後に、特定の外部機器との無線接続を切断して、特定の外部機器を無線ネットワークから離脱させる。第2の確立部は、特定の外部機器が無線ネットワークから離脱した後に、第1の無線通信インターフェースを介した無線接続を対象機器と確立して、対象機器を子局機器として無線ネットワークに再び参加させる。
上記の構成によると、無線通信装置は、子局機器の数が上限数Kに一致する状態で、特定の外部機器から無線接続要求を受信する場合に、K個の子局機器のうちの対象機器を無線ネットワークから離脱させて、特定の外部機器を無線ネットワークに参加させる。このために、無線通信装置は、第1の対象データの無線通信を特定の外部機器と実行することができる。その後、無線通信装置は、特定の外部機器を無線ネットワークから離脱させて、対象機器を無線ネットワークに再び参加させるので、特定の外部機器から無線接続要求を受信する前の状態に復帰させ得る。このように、無線通信装置は、子局機器の数が上限数に一致する状態で、外部機器から無線接続要求を受信する場合に、新規で適切な処理を実行し得る。
上記の無線通信装置の機能を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の無線通信装置と、いずれかの機器(例えば、特定の外部機器、対象機器等)と、を備えるシステムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 プリンタの応答処理のフローチャートを示す。 プリンタの上限処理のフローチャートを示す。 プリンタの選択処理のフローチャートを示す。 子局機器の数が上限数未満である状態で、接続要求を受信するケースAのシーケンス図を示す。 子局機器の数が上限数に一致する状態で、接続要求を受信するケースBのシーケンス図を示す。 子局機器の数が上限数に一致する状態で、接続要求を受信するケースCのシーケンス図を示す。
(システムの構成;図1)
本実施例の通信システム2は、プリンタPRと、複数個の携帯端末Ta〜Teと、を備える。プリンタPRと各携帯端末Ta〜Teとは、Wi−Fi Allianceによって策定されたWi−Fi方式に従った無線通信であるWi−Fi通信を実行可能であり、さらに、NFC(Near Field Communicationの略)方式に従った無線通信であるNFC通信を実行可能である。
(プリンタPRの構成)
プリンタPRは、印刷機能を実行可能な周辺機器(即ちPC(Personal Computerの略)等の周辺機器)である。プリンタPRは、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、無線LAN(Local Area Networkの略)インターフェース20と、NFC(インターフェース22と、制御部30と、を備える。各部12〜30は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をプリンタPRに入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。
無線LANI/F20は、Wi−Fi方式に従ったWi−Fi通信を実行するためのインターフェースである。Wi−Fi方式は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の略)の802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば、802.11a,11b,11g,11n等)に従って、無線通信を実行するための無線通信方式である。より具体的に言うと、無線LANI/F20は、Wi−Fi Allianceによって策定されたWFD(Wi-Fi Directの略)方式をサポートしているI/Fである。従って、制御部30は、WFD方式の無線ネットワーク(以下では「WFDNW」と呼ぶ)を利用して、無線LANI/F20を介して、Wi−Fi通信を実行することができる。
なお、WFD方式の詳細は、Wi−Fi Allianceによって作成された「Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P) Technical Specification Version1.1」に記述されている。また、米国特許出願公開第2013/0260683号公報にも、WFD方式の詳細が開示されており、本明細書では、当該文献を参照として引用する。
NFCI/F22は、NFC方式に従ったNFC通信(即ち近距離無線通信)を実行するためのインターフェースである。NFC方式は、例えば、ISO/IEC21481又はISO/IEC18092の国際標準規格に従った無線通信方式である。
無線LANI/F20とNFCI/F22とは、物理的に異なるチップによって構成されている。無線LANI/F20を介した無線通信の通信速度(例えば、最大の通信速度が11〜600Mbps)は、NFCI/F22を介した無線通信の通信速度(例えば、最大の通信速度が106〜424kbps)よりも速い。無線LANI/F20を介した無線通信における搬送波の周波数(例えば、2.4GHz帯、5.0GHz帯)は、NFCI/F22を介した無線通信における搬送波の周波数(例えば、13.56MHz帯)とは異なる。また、無線LANI/F20を介して無線通信可能な最大の距離(例えば100m)は、NFCI/F22を介して無線通信可能な最大の距離(例えば10cm)よりも大きい。
制御部30は、CPU32と、メモリ34と、を備える。CPU32は、メモリ34に記憶されているプログラム36に従って、様々な処理を実行するプロセッサである。メモリ34は、プログラム36のみならず、無線設定情報40と、管理リスト50と、待機機器情報60と、登録リスト70と、を記憶することができる。
無線設定情報40は、プリンタPRがWFD方式のG/O(Group Ownerの略)機器として動作するWFDNW(以下では単に「WFDNW」と呼ぶ)が形成されている場合に、WFDNWで利用されるべき情報である。無線設定情報40は、SSID(Service Set Identifierの略)と、認証方式と、暗号化方式と、パスワードと、を含む。SSIDは、WFDNWを識別するためのネットワーク識別子である。認証方式、暗号化方式、及び、パスワードは、WFDNWにおいて、機器の認証、データの暗号化等を実行するための情報である。
なお、G/O機器(即ちプリンタPR)は、WFDNWを形成する機器であり、換言すると、WFDNWを消滅させることが可能な機器である。G/O機器は、WFDNWに参加している外部機器、即ち、無線LANI/F20を介した無線接続をプリンタPRと確立している外部機器(以下では「子局機器」と呼ぶ)とデータの無線通信を実行可能である。子局機器は、WFD方式のCL(Clientの略)機器であってもよいし、いわゆるレガシー機器(即ちWFD方式をサポートしていない機器)であってもよい。G/O機器は、子局機器からデータを受信して、当該データを利用した処理(例えば印刷処理)を実行可能である。また、G/O機器は、一対の外部機器の間のデータの無線通信を中継可能である。このように、G/O機器は、WFDNWを管理している機器であり、いわゆる親局機器であると言える。
管理リスト50には、WFDNWに参加している各子局機器の機器情報が記述される。本実施例では、G/O機器であるプリンタPRは、最大で4個の子局機器との無線接続を確立可能である(即ち、子局機器の上限数が「4」である)。このために、管理リスト50には、最大で4個の機器情報が記述される。各機器情報は、子局機器のMACアドレスと、当該子局機器との無線接続が確立された時刻である接続時刻と、を含む。
待機機器情報60は、プリンタPRとの無線接続が一時的に切断される外部機器、即ち、プリンタPRとの無線接続が再び確立されるべき外部機器のMACアドレスである。
登録リスト70には、外部機器のユーザの要求に応じて、当該外部機器のMACアドレスが記述される。詳しくは後述するが、登録リスト70に記述されているMACアドレスによって識別される外部機器は、可能な限り、プリンタPRとの無線接続が維持される。即ち、登録リスト70には、プリンタPRとの無線接続が維持されるべき外部機器のMACアドレスが記述される。例えば、外部機器のユーザは、当該外部機器のMACアドレスを、頻繁に利用するプリンタ(例えばPR)に登録し、一時的に利用するプリンタに登録しない。これにより、ユーザは、頻繁に利用するプリンタと当該外部機器との間の無線接続を可能な限り維持させることができる(即ち、当該無線接続が切断されるのを抑制することができる)。
(携帯端末Ta〜Teの構成)
各携帯端末Ta〜Teは、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置等の可搬型の端末装置である。以下では、各携帯端末Ta〜Teの各MACアドレスのことを「MACa」〜「MACe」と記載する。
(プリンタPRが実行する処理;図2)
続いて、図2を参照して、プリンタPRのCPU32がプログラム36に従って実行する処理の内容を説明する。
S2では、CPU32は、プリンタPRの電源がONされることをトリガとして、プリンタPRの状態をWFD方式のデバイス状態からWFD方式のG/O状態に自発的に移行させて、WFDNWを形成する。この段階では、WFDNWに1個の子局機器も参加していない。即ち、G/O機器であるプリンタPRのみが所属しているWFDNWが形成される。CPU32は、WFDNWを形成する際に、当該WFDNWで利用されるべき無線設定情報40(図1参照)を生成する。例えば、無線設定情報40内のSSID及びパスワードは、CPU32が文字列をランダムに選択することによって生成されてもよい。また、無線設定情報40内の認証方式及び暗号化方式は、予め決められていてもよい。CPU32は、生成済みの無線設定情報40をメモリ34に記憶させる。
S10では、CPU32は、NFCI/F22を介して、いずれかの携帯端末から接続要求を受信する。接続要求は、無線LANI/F20を介した無線接続の確立をプリンタPRに要求するためのコマンドである。接続要求は、当該接続要求の送信元の携帯端末のMACアドレスを含む。以下では、接続要求の送信元の携帯端末のことを「送信元端末」と呼ぶ。CPU32は、送信元端末からの接続要求の受信をトリガとして、S20以降の応答処理を実行する。
なお、CPU32は、いずれかの送信元端末から接続要求を受信することに起因して、S20以降の応答処理を実行している状態で、他の送信元端末から接続要求を受信する場合には、当該応答処理とは別スレッドで応答処理を実行する。即ち、CPU32は、2個以上の応答処理を同時的に実行し得る。
S20では、CPU32は、S10の接続要求に含まれる送信元端末のMACアドレスが、メモリ34内の登録リスト70(図1参照)に登録済みであるのか否かを判断する。CPU32は、送信元端末のMACアドレスが登録リスト70に登録済みである場合(S20でYES)には、S22〜S26をスキップしてS30に進み、送信元端末のMACアドレスが登録リスト70に未登録である場合(S20でNO)には、S22に進む。
S22では、CPU32は、NFCI/F22を介して、問合せ通知を送信元端末に送信する。問合せ通知は、送信元端末のMACアドレスを登録リスト70に登録するのか否かを、送信元端末のユーザに問い合わせるための通知である。
次いで、S24では、CPU32は、NFCI/F22を介して、送信元端末から登録指示を受信するのか否かを判断する。登録指示は、送信元端末のユーザがMACアドレスの登録を望む場合に、送信元端末から送信される指示である。CPU32は、送信元端末から登録指示を受信する場合(S24でYES)には、S26において、送信元端末のMACアドレスを登録リスト70に登録する。S26を終えると、S30に進む。一方において、CPU32は、送信元端末から不要指示を受信する場合(S24でNO)には、S26をスキップして(即ちMACアドレスを登録せずに)、S30に進む。不要指示は、送信元端末のユーザがMACアドレスの登録を望まない場合に、送信元端末から送信される指示である。
S30では、CPU32は、S2で形成されたWFDNWに参加している子局機器の数、上限数「4」未満であるのか否かを判断する。具体的には、CPU32は、メモリ34内の管理リスト50に記述されている機器情報の数をカウントすることによって子局機器の数(「0」〜「4」のいずれか)を特定し、特定済みの数が「4」未満であるのか否かを判断する。CPU32は、子局機器の数が「4」未満である場合(S30でYES)には、S32に進み、子局機器の数が「4」である場合(S30でNO)には、S100の上限処理(図3参照)を実行する。
S32では、CPU32は、NFCI/F22を介して、メモリ34内の無線設定情報40を送信元端末に送信する。これにより、次のステップであるS34において、無線設定情報40が送信元端末によって利用される。
S34では、CPU32は、無線LANI/F20を介して、送信元端末との無線接続を確立する。具体的に言うと、CPU32は、まず、無線LANI/F20を介して、送信元端末から無線設定情報40内のSSIDを含むProbe Request信号を受信して、Probe Response信号を送信元端末に送信する。次いで、CPU32は、無線LANI/F20を介して、様々な信号の通信を送信元端末と実行する。上記の様々な信号は、例えば、Authentication Request/Response信号、Association Request/Response信号、WSC Exchange、4-Way Handshake等を含む。上記の様々な信号の通信の過程において、CPU32は、送信元端末から無線設定情報40内の各情報(即ち、認証方式、暗号化方式、パスワード)を含む各信号を受信して、当該各情報がWFDNWで利用されていることを確認し、認証の成功を示す信号を送信元端末に送信する。これにより、CPU32は、送信元端末との無線接続を確立して、送信元端末を子局機器としてWFDNWに参加させることができる。CPU32は、送信元端末との無線接続を確立すると、送信元端末のMACアドレス(即ちS10の接続要求に含まれるMACアドレス)と、接続時刻(即ち現在時刻)と、を含む1個の機器情報を管理リスト50(図1参照)に記述する。
続いて、CPU32は、S40及びS50の監視処理を繰り返し実行する。S40では、CPU32は、送信元端末との無線接続を利用して(即ちWFDNWを利用して)、無線LANI/F20を介して、送信元端末から印刷対象の画像を表わすデータ(以下では「印刷データ」と呼ぶ)を受信する。そして、S40では、CPU32は、印刷データの受信が完了することを監視する。CPU32は、印刷データの受信が完了する場合(S40でYES)には、S42において、印刷データを印刷実行部16に供給して、印刷データによって表わされる画像の印刷を印刷実行部16に実行させる。S42が終了すると、図2の応答処理が終了する。
印刷データは、比較的に大きいデータサイズを有する。そして、NFC通信の通信速度は、Wi−Fi通信の通信速度よりも遅い。従って、仮に、プリンタPRと送信元端末との間で、NFC通信を利用して、印刷データの無線通信が実行される構成を採用すると、印刷データの無線通信のために長時間を要する。これに対し、本実施例のS40では、プリンタPRと送信元端末は、Wi−Fi通信を利用して、印刷データの無線通信を実行するので、印刷データの無線通信を迅速に実行することができる。
なお、CPU32は、S42が終了する場合に、送信元端末との無線接続を切断せずに、送信元端末が子局機器としてWFDNWに参加している状態を維持する。従って、送信元端末のユーザがプリンタPRに印刷を実行させることを再び望む場合に、CPU32は、S10〜S34の処理を再び実行することなく、WFDNWを利用して、送信元端末から印刷データを受信して、画像の印刷を印刷実行部16に再び実行させることができる。
また、S50では、CPU32は、送信元端末からの印刷データの受信が完了する前に、送信元端末との無線接続が切断されること、即ち、送信元端末がWFDNWから離脱することを監視する。例えば、第1の送信元端末から接続要求を受信したことをトリガとして応答処理が実行されている間に、第2の送信元端末から接続要求を受信したことをトリガとして別スレッドで応答処理が開始される状況を想定する。この場合、前者の応答処理において、第1の送信元端末からの印刷データの受信が完了する前に、後者の応答処理において、第2の送信元端末との無線接続を確立するために、第1の送信元端末との無線接続が切断され得る(後述の図3のS128参照)。このような事象が起こると、前者の応答処理において、CPU32は、印刷データの受信が完了する前に、送信元端末(即ち上記の第1の送信元端末)との無線接続が切断されたと判断し(S50でYES)、S52に進む。
S52が実行される前に、CPU32は、無線LANI/F20を介して、送信元端末から印刷データのうちの第1の部分データを既に受信している。S52では、CPU32は、NFCI/F22を介して、送信元端末から印刷データのうちの残りのデータである第2の部分データを受信する。そして、S54では、CPU32は、第1の部分データと第2の部分データとを含む印刷データを印刷実行部16に供給して、印刷データによって表わされる画像の印刷を印刷実行部16に実行させる。S54が終了すると、図2の応答処理が終了する。
(上限処理;図3)
続いて、図3を参照して、図2のS100で実行される上限処理の内容を説明する。S110では、CPU32は、プリンタPRとの無線接続が確立されている4個の携帯端末(即ち4個の子局機器)の中から、無線接続が切断されるべき携帯端末(即ち切断対象の携帯端末)を選択するための選択処理を実行する。
S120では、CPU32は、S110の選択処理において、切断対象の携帯端末を選択することができたのか否かを判断する。CPU32は、切断対象の携帯端末を選択することができた場合(S120でYES)には、S122に進み、切断対象の携帯端末を選択することができなかった場合(S120でNO)には、S160に進む。以下では、S110の選択処理で選択された切断対象の携帯端末のことを「対象端末」と呼ぶ。
S122では、CPU32は、NFCI/F22を介して、メモリ34内の無線設定情報40を送信元端末に送信する。次いで、S124では、CPU32は、無線LANI/F20を介して、対象端末から印刷データを受信中であるのか否かを判断する。CPU32は、対象端末から印刷データを受信中である場合(S124でYES)には、S126に進み、対象端末から印刷データを受信中でない場合(S124でNO)には、S126をスキップしてS128に進む。
S126では、CPU32は、無線LANI/F20を介して、I/F変更通知を対象端末に送信する。I/F変更通知は、印刷データのうちの未通信データの無線通信をNFCI/F22を介して実行すべきことを、対象端末に通知するためのコマンドである。この結果、対象端末からの接続要求の受信をトリガとして開始された応答処理のS52(図2参照)又はS152(図3参照)において、CPU32は、NFCI/F22を介して、対象端末から上記の未通信データを受信することができる。
S128では、CPU32は、無線LANI/F20を介して、切断通知を対象端末に送信して、対象端末との無線接続を切断する。CPU32は、さらに、管理リスト50内の対象端末の機器情報に含まれるMACアドレスを、待機機器情報60(図1参照)としてメモリ34に記述する。そして、CPU32は、対象端末の機器情報を管理リスト50から消去する。これにより、CPU32は、WFDNWから対象端末を離脱させることができる。この結果、子局機器の数が、上限数「4」未満の「3」になる。
S130では、CPU32は、無線LANI/F20を介して、送信元端末との無線接続を確立して、送信元端末を子局機器としてWFDNWに参加させる。S130は、図2のS34と同様である。S130の結果として、子局機器の数が、上限数「4」になる。
続いて実行されるS140,S142,S150〜S154は、図2のS40,S42,S50〜S54と同様である。S142が終了すると、S144において、CPU32は、無線LANI/F20を介して、切断通知を送信元端末に送信して、送信元端末との無線接続を切断する。CPU32は、さらに、送信元端末の機器情報を管理リスト50から消去する。これにより、CPU32は、WFDNWから送信元端末を離脱させることができる。この結果、子局機器の数が、上限数「4」未満の「3」になる。
次いで、S146では、CPU32は、無線LANI/F20を介して、対象端末との無線接続を再び確立する。具体的には、CPU32は、無線LANI/F20を介して、WFD方式のInvitation Request信号を対象端末に送信する。Invitation Request信号は、WFDNWへの参加を対象端末に促すための信号であり、メモリ34内の待機機器情報60である対象端末のMACアドレスを含む。そして、CPU32は、図2のS34及び図3のS130と同様に、様々な信号の通信を実行して、対象端末との無線接続を再び確立する。なお、対象端末がWFD方式をサポートしている場合には、対象端末がInvitation Request信号に応じることが可能である。従って、CPU32は、Invitation Request信号の送信をトリガとして、上記の様々な信号の通信を実行することができ、この結果、対象端末との無線接続を迅速に確立することができる。ただし、対象端末がWFD方式をサポートしていない場合には、対象端末がInvitation Request信号に応じることが不可能である。従って、CPU32は、対象端末からProbe Request信号を受信するまで待機し、当該信号をトリガとして、上記の様々な信号の通信を実行して、対象端末との無線接続を確立する。
S146では、さらに、CPU32は、メモリ34内の待機機器情報60を消去し、対象端末の機器情報を管理リスト50に再び記述する。これにより、CPU32は、対象端末を子局機器としてWFDNWに再び参加させることができる。この結果、子局機器の数が、上限数「4」になる。即ち、CPU32は、S10の接続要求の受信前のWFDNWと同じ状態に復帰させることができる。S146又はS154が終了すると、図3の上限処理が終了し、この結果、図2の応答処理が終了する。
上述したように、S110の選択処理において、切断対象の携帯端末を選択することができなかった場合(S120でNO)には、S160に進む。S160では、CPU32は、NFCI/F22を介して、拒否通知を送信元端末に送信する。拒否通知は、無線LANI/F20を介した無線接続を確立不可能であることを、送信元端末に通知するためのコマンドである。また、拒否通知は、印刷データの無線通信をNFCI/F22を介して実行すべきことを、送信元端末に通知するためのコマンドである。
次いで、S162では、CPU32は、NFCI/F22を介して、対象端末から印刷データを受信する。そして、S164では、CPU32は、印刷データを印刷実行部16に供給して、画像の印刷を印刷実行部16に実行させる。S164が終了すると、図3の上限処理が終了し、この結果、図2の応答処理が終了する。
(選択処理;図4)
続いて、図4を参照して、図3のS110で実行される選択処理の内容を説明する。S200では、CPU32は、4個の子局機器のうち、WFDNWを利用した印刷データの通信をプリンタPRと実行中でない子局機器(以下では「非通信機器」と呼ぶ)の数を特定する。CPU32は、非通信機器の数が2個以上である場合には、S210に進み、非通信機器の数が1個のみである場合には、S220に進み、非通信機器の数が0個である場合には、S230に進む。
S210では、CPU32は、2個以上の非通信機器の中に、メモリ34内の登録リスト70にMACアドレスが記述されていない子局機器(以下では「未登録機器」と呼ぶ)が存在するのか否かを判断する。CPU32は、未登録機器が存在する場合(S210でYES)には、S212に進み、未登録機器が存在しない場合(S210でNO)には、S220に進む。
S212では、CPU32は、未登録機器を対象端末(即ち切断対象の携帯端末)として選択する。例えば、2個以上の非通信機器の中に1個の未登録機器のみが存在する場合には、CPU32は、当該未登録機器を対象端末として選択する。また、例えば、2個以上の非通信機器の中に2個以上の未登録機器が存在する場合には、CPU32は、当該2個以上の未登録機器の中から、接続時刻(図1の管理リスト50参照)が最も古い1個の未登録機器を対象端末として選択する。ただし、変形例では、CPU32は、当該2個以上の未登録機器の中からランダムに1個の未登録機器を選択することによって、対象端末を選択してもよい。S212が終了すると、選択処理が終了する。
S220では、CPU32は、非通信機器を対象端末として選択する。例えば、1個の非通信機器のみが存在する場合(S200で「1個」)には、CPU32は、当該非通信機器を対象端末として選択する。また、例えば、2個以上の非通信機器の中に未登録機器が存在しない場合(S210でNO)には、CPU32は、当該2個以上の非通信機器の中から、接続時刻が最も古い1個の非通信機器を対象端末として選択する。ただし、変形例では、CPU32は、当該2個以上の非通信機器の中からランダムに1個の非通信機器を選択することによって、対象端末を選択してもよい。S220が終了すると、選択処理が終了する。
上述したように、本実施例では、4個の子局機器の中に、WFDNWを利用した印刷データの通信をプリンタPRと実行中である子局機器(以下では「通信中機器」と呼ぶ)と、非通信機器と、が存在する場合には、プリンタPRは、非通信機器を対象端末として優先的に選択する(S212,S220)。これにより、通信中機器との無線接続が切断されるのを抑制することができる。この結果、プリンタPRは、通信中機器から印刷データを適切に受信することができる。
また、本実施例では、2個以上の非通信機器の中に、登録リスト70にMACアドレスが記述されている子局機器(以下では「登録済み機器」と呼ぶ)と、未登録機器と、が存在する場合には、プリンタPRは、未登録機器を対象端末として優先的に選択する(S212)。これにより、登録済み機器との無線接続が切断されるのを抑制することができる。即ち、プリンタPRとの無線接続の維持を望んでいるユーザによって所持される携帯端末との無線接続が切断されるのを抑制することができる。
S230では、CPU32は、4個の子局機器のうちの未登録機器の数を特定する。CPU32は、未登録機器の数が1個以上である場合には、S232に進み、未登録機器の数が0個である場合には、S240に進む。
S232では、CPU32は、送信元端末のMACアドレスがメモリ34内の登録リスト70に登録済みであるのか否かを判断する。CPU32は、送信元端末のMACアドレスが登録リスト70に登録済みである場合(S232でYES)には、S234に進み、送信元端末のMACアドレスが登録リスト70に登録済みでない場合(S232でNO)には、S240に進む。
S234では、CPU32は、未登録機器を対象端末として選択する。例えば、4個の子局機器の中に1個の未登録機器のみが存在する場合には、CPU32は、当該未登録機器を対象端末として選択する。また、例えば、4個の子局機器の中に2個以上の未登録機器が存在する場合には、CPU32は、当該2個以上の未登録機器の中から、接続時刻が最も古い1個の未登録機器を対象端末として選択する。ただし、変形例では、CPU32は、当該2個以上の未登録機器の中からランダムに1個の未登録機器を選択することによって、対象端末を選択してもよい。S234が終了すると、選択処理が終了する。
S234が実行される段階では、4個の子局機器の全てが、プリンタPRと印刷データの通信を実行中である。従って、プリンタPRは、いずれの子局機器を対象端末として選択しても、図3のS124でYESと判断し、S126を実行する。この結果、プリンタPRは、NFC通信を実行して、対象端末から印刷データのうちの未通信データを受信する(図2のS52又は図3のS152)。
上述したように、本実施例では、4個の子局機器の全てが通信中機器であり、かつ、4個の子局機器の中に登録済み機器と未登録機器とが存在する場合に、プリンタPRは、未登録機器を対象端末として優先的に選択する(S234)。これにより、プリンタPRとの無線接続の維持を望んでいるユーザによって所持される携帯端末との無線接続が切断されるのを抑制することができる。
S240では、CPU32は、切断条件を満たす子局機器が存在しないので、対象端末を選択せずに、選択処理を終了する。従って、プリンタPRは、図3のS120でNOと判断し、S160〜S164を実行する。
(具体的なケース)
続いて、図5〜図7を参照して、具体的なケースA〜ケースCを説明する。ケースA〜ケースCは、図2〜図4の各フローチャートによって実現される。図5〜図7において、細線の矢印、太線の矢印は、それぞれ、「NFC通信」、「Wi−Fi通信」を示す。
(ケースA;図5)
図5のケースAの初期状態では、プリンタPRは、3個の携帯端末Tb〜Tdと無線接続を確立している。即ち、子局機器の数は、上限数「4」未満の「3」である。
T10では、プリンタPRは、NFC通信を利用して、携帯端末TaからMACaを含む接続要求を受信する(図2のS10)。T12では、プリンタPRは、NFC通信を利用して、問合せ通知を携帯端末Taに送信する(S20でNO、S22)。
T20では、携帯端末Taは、プリンタPRから問合せ通知を受信すると、選択画面を表示する。選択画面は、携帯端末TaのMACaをプリンタPRに登録するのか否かをユーザに問い合わせるための文字列「登録する」及び「登録しない」を含む。
選択画面で「登録する」が選択される場合には、T22において、プリンタPRは、NFC通信を利用して、携帯端末Taから登録指示を受信する。また、選択画面で「登録しない」が選択される場合には、T22において、プリンタPRは、NFC通信を利用して、携帯端末Taから不要指示を受信する。そして、T24では、プリンタPRは、携帯端末Taから登録指示を受信する場合(図2のS24でYES)には、メモリ34内の登録リスト70にMACaを登録する(S26)。
T30では、プリンタPRは、子局機器の数が上限数「4」未満の「3」であると判断し(図2のS30でYES)、NFC通信を利用して、メモリ34内の無線設定情報40を携帯端末Taに送信する(S32)。そして、T40では、プリンタPRは、Wi−Fi通信を利用して、携帯端末Taと無線接続を確立し、この結果、携帯端末Taを子局機器としてWFDNWに参加させる(S34)。
次いで、T50では、プリンタPRは、WFDNWを利用して(即ちWi−Fi通信を利用して)、携帯端末Taから印刷データを受信する(図2のS40でYES)。そして、T60では、プリンタPRは、印刷データによって表わされる画像の印刷を実行する(S42)。その後、プリンタPRは、携帯端末Taとの無線接続を切断しない(S42の後に切断処理を実行しない)。このために、図示省略しているが、プリンタPRは、携帯端末TaのユーザがプリンタPRに印刷を再び実行させることを望む場合に、WFDNWを利用して、携帯端末Taから印刷データを受信して、印刷を適切に実行することができる。
(ケースB;図6)
図6のケースBの初期状態では、プリンタPRは、4個の携帯端末Ta〜Tdと無線接続を確立している。即ち、子局機器の数は、上限数「4」である。プリンタPRは、WFDNWを利用して、2個の携帯端末Ta,Tbから印刷データを受信中であるが、2個の携帯端末Tc,Tdから印刷データを受信中でない。また、プリンタPRのメモリ34内の登録リスト70には、MACa,MACc,MACeが登録されている。
T110では、プリンタPRは、NFC通信を利用して、携帯端末TeからMACeを含む接続要求を受信する(図2のS10)。プリンタPRは、携帯端末TeのMACeが登録リスト70に登録済みであると判断し(S20でYES)、問合せ通知を携帯端末Teに送信しない。これにより、携帯端末TeのMACeが登録リスト70に登録済みである状態で、図5のT20の選択画面が携帯端末Teに表示されるのを抑制することができる。即ち、携帯端末Teのユーザは、選択画面上で選択を再び実行せずに済む。
T125では、プリンタPRは、子局機器の数が上限数「4」に一致すると判断し(図2のS30でNO)、切断対象の携帯端末(即ち対象端末)を選択する(図3のS110)。具体的には、プリンタPRは、4個の子局機器の中に2個の非通信機器(即ち携帯端末Tc,Td)が存在すると判断し(図4のS200で「2個以上」)、2個の非通信機器の中に未登録機器(即ち携帯端末Td)が存在すると判断し(S210でYES)、対象端末として携帯端末Tdを選択する(S212)。
次いで、T130では、プリンタPRは、NFC通信を利用して、メモリ34内の無線設定情報40を携帯端末Teに送信する(図3のS120でYES、S122)。そして、T134では、プリンタPRは、Wi−Fi通信を利用して、切断要求を携帯端末Tdに送信し、携帯端末Tdとの無線接続を切断し、この結果、携帯端末TdをWFDNWから離脱させる(S124でNO、S128)。これにより、子局機器の数が、上限数「4」未満の「3」になる。
続いて、T140では、プリンタPRは、Wi−Fi通信を利用して、携帯端末Teと無線接続を確立し、この結果、携帯端末Teを子局機器としてWFDNWに参加させる(図3のS130)。これにより、子局機器の数が、上限数「4」になる。次いで、T150では、プリンタPRは、WFDNWを利用して(即ちWi−Fi通信を利用して)、携帯端末Teから印刷データを受信する(S140でYES)。そして、T160では、プリンタPRは、印刷データによって表わされる画像の印刷を実行する(S142)。
次いで、T170では、プリンタPRは、Wi−Fi通信を利用して、切断要求を携帯端末Teに送信し、携帯端末Teとの無線接続を切断し、この結果、携帯端末TeをWFDNWから離脱させる(図3のS144)。これにより、子局機器の数が、上限数「4」未満の「3」になる。続いて、T180では、プリンタPRは、Wi−Fi通信を利用して、MACdを含むInvitation Request信号を携帯端末Tdに送信する(S146)。そして、T190では、プリンタPRは、Wi−Fi通信を利用して、携帯端末Tdと無線接続を再び確立し、この結果、携帯端末Tdを子局機器としてWFDNWに再び参加させる(S146)。これにより、子局機器の数が、上限数「4」になる。即ち、携帯端末Teから接続要求を受信する前の状態に復帰する。
ケースBに示されるように、プリンタPRは、子局機器の数が上限数「4」に一致する状態で、携帯端末Teから接続要求を受信する場合(T110)に、携帯端末TdをWFDNWから離脱させて(T134)、携帯端末TeをWFDNWに参加させる(T140)。このために、プリンタPRは、WFDNWを利用して、携帯端末Teから印刷データを適切に受信することができる(T150)。その後、プリンタPRは、携帯端末TeをWFDNWから離脱させて(T170)、携帯端末TdをWFDNWに再び参加させるので(T180、T190)、携帯端末Teから接続要求を受信する前の状態に復帰させることができる。このために、図示省略しているが、プリンタPRは、携帯端末TdのユーザがプリンタPRに印刷を再び実行させることを望む場合に、WFDNWを利用して、携帯端末Tdから印刷データを受信して、印刷を適切に実行することができる。このように、プリンタPRは、子局機器の数が上限数「4」に一致する状態で、携帯端末Teから接続要求を受信する場合に、新規で適切な処理を実行することができる。
(ケースC;図7)
図7のケースCの初期状態は、図6のケースBの初期状態とほぼ同様である。ただし、プリンタPRは、WFDNWを利用して、4個の携帯端末Ta〜Tdの全てから印刷データを受信中である。また、プリンタPRのメモリ34内の登録リスト70には、図6のケースBとは異なり、MACa,MACb,MACcが登録されている。
T210では、プリンタPRは、NFC通信を利用して、携帯端末TeからMACeを含む接続要求を受信する(図2のS10)。T212では、プリンタPRは、プリンタPRは、NFC通信を利用して、問合せ通知を携帯端末Teに送信する(S20でNO、S22)。この結果、T220では、携帯端末Teにおいて、選択画面が表示される。選択画面で「登録する」が選択される場合には、ケースC1に進み、選択画面で「登録しない」が選択される場合には、ケースC2に進む。
(ケースC1)
ケースC1では、プリンタPRは、T222において、NFC通信を利用して、携帯端末Teから登録指示を受信し、T224において、メモリ34内の登録リスト70にMACeを登録する(図2のS24でYES、S26)。
次いで、T225では、プリンタPRは、子局機器の数が上限数「4」に一致すると判断し(図2のS30でNO)、切断対象の携帯端末(即ち対象端末)を選択する(図3のS110)。具体的には、プリンタPRは、4個の子局機器の中に非通信機器が存在しないと判断し(図4のS200で「0個」)、4個の子局機器の中に未登録機器(即ち携帯端末Td)が存在すると判断し(S230で「1個以上」)、接続要求の送信元である携帯端末TeのMACeが登録リスト70に登録済みであると判断し(S232でYES)、対象端末として携帯端末Tdを選択する(S234)。
次いで、T230では、プリンタPRは、NFC通信を利用して、メモリ34内の無線設定情報40を携帯端末Teに送信する(図3のS120でYES、S122)。そして、T232では、プリンタPRは、携帯端末Tdから印刷データを受信中であると判断し(S124でYES)、Wi−Fi通信を利用して、I/F変更通知を携帯端末Tdに送信する(S126)。次いで、T234では、プリンタPRは、Wi−Fi通信を利用して、切断要求を携帯端末Tdに送信して、携帯端末Tdとの無線接続を切断し、この結果、携帯端末TdをWFDNWから離脱させる(S128)。これにより、子局機器の数が、上限数「4」未満の「3」になる。
図示省略しているが、携帯端末Tdは、プリンタPRからI/F変更通知を受信すると、携帯端末TdをプリンタPRに近づけることを促すメッセージを表示する。これにより、携帯端末Tdのユーザは、携帯端末TdをプリンタPRに近づける。この結果、プリンタPRと携帯端末Tdとの間にNFC接続が確立される。
T236では、プリンタPRは、NFC通信を利用して、携帯端末Tdから印刷データのうちの未通信データを受信する(図2のS52又は図3のS152)。そして、T238では、プリンタPRは、印刷データによって表わされる画像の印刷を実行する(図2のS54又は図3のS154)。
続いて実行されるT240〜T290は、図6のT140〜T290と同様である。上述したように、ケースC1では、プリンタPRは、WFDNWを利用して、携帯端末Tdから印刷データを受信中である状態で、携帯端末Tdとの無線接続が切断されるべき場合に、Wi−Fi通信を利用して、I/F変更通知を携帯端末Tdに送信する(T232)。これにより、プリンタPRは、NFC通信を利用して、携帯端末Tdから印刷データのうちの未通信データを適切に受信して、印刷を実行することができる(T236,T238)。
(ケースC2)
ケースC2では、プリンタPRは、T300において、NFC通信を利用して、携帯端末Teから不要指示を受信するので、メモリ34内の登録リスト70にMACeを登録しない(図2のS24でNO)。この場合、プリンタPRは、接続要求の送信元である携帯端末TeのMACeが登録リスト70に登録済みでないと判断し(図4のS232でNO)、対象端末を選択しない(S240)。従って、T302では、プリンタPRは、NFC通信を利用して、拒否通知を携帯端末Teに送信する(図3のS120でNO、S160)。そして、T306では、プリンタPRは、NFC通信を利用して、携帯端末Teから印刷データを受信する(S162)。T308では、プリンタPRは、印刷データによって表わされる画像の印刷を実行する(S164)。
上述したように、ケースC2では、プリンタPRは、携帯端末TeのMACeが登録リスト70に登録されていない場合に、対象端末を選択しない。これにより、携帯端末TeのMACeが登録リスト70に登録されていないにも関わらず、登録リスト70に登録されているMACアドレス(例えばMACd)によって識別される携帯端末(例えばTd)との無線接続が切断されることを抑制することができる。即ち、携帯端末TeのユーザがプリンタPRとの無線接続の維持を望んでいないにも関わらず(即ち選択画面で「登録しない」を選択するにも関わらず)、プリンタPRとの無線接続の維持を望んでいるユーザによって所持される携帯端末との無線接続が切断されることを抑制することができる。
(対応関係)
プリンタPR、携帯端末Ta〜Teが、それぞれ、「無線通信装置」、「外部機器」の一例である。無線LANI/F20、NFCI/F22が、それぞれ、「第1の無線通信インターフェース」、「第2の無線通信インターフェース」の一例である。WFDNWが、「無線ネットワーク」の一例である。図4において、S212,S220,S234を実行するための条件が、「切断条件」の一例である。携帯端末(例えばTa)のMACアドレスが、「識別情報」の一例である。
図5のケースAが、「子局機器の数がK未満である状態で、特定の外部機器から無線接続要求が受信される場合」の一例である。ケースAでは、携帯端末Ta、T50の印刷データが、それぞれ、「特定の外部機器」、「第1の対象データ」の一例である。
図6のケースB及び図7のケースCが、「子局機器の数が上限数Kに一致する状態で、特定の外部機器から無線接続要求が受信される場合」の一例である。ケースB及びケースCでは、携帯端末Te(即ち送信元端末)、MACe、携帯端末Td(即ち対象端末)が、それぞれ、「特定の外部機器」、「特定の識別情報」、「対象機器」の一例である。ケースBでは、T150の印刷データが、「第1の対象データ」の一例である。ケースC1では、T236の印刷データ、T250の印刷データが、それぞれ、「第2の対象データのうちの未通信データ」、「第1の対象データ」の一例である。ケースC2では、T306の印刷データが、「第1の対象データ」の一例である。
図2のS2、S10、S26が、それぞれ、「形成部」、「受信部」、「登録部」によって実行される処理の一例である。図3のS110(即ち図4のS200〜S240)及びS128が、「第1の切断部」によって実行される処理の一例である。図2のS34及び図3のS130が、「第1の確立部」によって実行される処理の一例である。図2のS40及び図3のS140が、「第1の通信実行部」によって実行される処理の一例である。図2のS52及び図3のS152が、「第2の通信実行部」によって実行される処理の一例である。図3のS126、S144、S146、S160、S162が、それぞれ、「第1の通知部」、「第2の切断部」、「第2の確立部」、「第2の通知部」、「第3の通信実行部」によって実行される処理の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)プリンタPRが同時的に確立可能な無線接続の上限数、即ち、WFDNWに参加可能な子局機器の上限数は、「4」でなくてもよく、「1」〜「3」でもよいし、「5」以上でもよい。即ち、「K」は、「1」以上の整数であればよい。
(変形例2)プリンタPRは、NFCI/F22の代わりに、トランスファージェット、BlueTooth(登録商標)等の他の通信方式に従った無線通信を実行するためのI/Fを備えていてもよい。この場合、プリンタPRは、当該I/Fを介して接続要求を受信してもよい。本変形例では、当該I/Fが、「第2の無線通信インターフェース」の一例である。
(変形例3)プリンタPRは、NFCI/F22を介して接続要求を受信する代わりに、無線LANI/F20を介して接続要求(例えば無線設定情報40内のSSIDを含むProbe Request信号)を受信してもよい。即ち、「受信部」は、第1の無線通信インターフェースを介して、無線接続要求を受信してもよい。一般的に言うと、「無線通信装置」は、第2の無線通信インターフェースを備えていなくてもよい。
(変形例4)プリンタPRは、図3のS124でYESの場合に、S126を実行しなくてもよく、対象端末からの印刷データの受信が完了するまで待機し、その後、対象端末との無線接続を切断し(S128)、送信元端末との無線接続を確立してもよい(S130)。一般的に言うと、「無線通信装置」の「制御部」は、「第1の通知部」と「第2の通信実行部」とを備えていなくてもよい。
(変形例5)プリンタPRは、図3のS120でNOの場合に、S160〜S164を実行しなくてもよい。一般的に言うと、「無線通信装置」の「制御部」は、「第2の通知部」と「第3の通信実行部」とを備えていなくてもよい。
(変形例6)プリンタPRは、図2のS26のタイミングで携帯端末のMACアドレスを登録リスト70に登録する代わりに、以下のタイミングで携帯端末のMACアドレスを登録してもよい。例えば、携帯端末のユーザは、プリンタPRの操作部12を操作して、携帯端末のMACアドレスをプリンタPRに入力してもよい。このタイミングにおいて、プリンタPRは、携帯端末のMACアドレスを登録してもよい。なお、登録リスト70に登録される情報は、携帯端末のMACアドレスでなくてもよく、携帯端末を識別するための他の情報(例えば、ベンダによって与えられる製品ID、デバイス名、ユーザ名等)であってもよい。即ち、「登録部」は、外部機器を識別するための識別情報を登録リストに登録すればよい。
(変形例7)プリンタPRは、登録リスト70を備えていなくてもよい。この場合、図4の選択処理の代わりに、プリンタPRは、4個の子局機器の中から、非通信機器を対象端末として優先的に選択する処理を実行してもよい。即ち、「第1の切断部」は、未登録機器を対象機器として優先的に選択するロジックを採用しなくてもよい。また、「無線通信装置」の「制御部」は、「登録部」を備えていなくてもよい。
(変形例8)図4の選択処理の代わりに、プリンタPRは、各子局機器との印刷データの通信を実行中であるのか否かに関わらず、4個の子局機器の中から、未登録機器を対象端末として優先的に選択する処理を実行してもよい。即ち、「第1の切断部」は、非通信機器を対象機器として優先的に選択するロジックを採用しなくてもよい。
(変形例9)図4の選択処理の代わりに、プリンタPRは、4個の子局機器の中から、接続時刻が最も古い子局機器を対象端末として選択する処理を実行してもよい。また、例えば、プリンタPRは、4個の子局機器の中からランダムに対象端末を選択する処理を実行してもよい。即ち、「第1の切断部」は、未登録機器を対象機器として優先的に選択するロジックと、非通信機器を対象機器として優先的に選択するロジックと、のいずれも採用しなくてもよい。また、本変形例では、「切断条件を満たす子局機器が存在しない」状況はあり得ない。即ち、「切断条件」が設けられていなくてもよい。
(変形例10)
プリンタPRは、WFD方式のG/O機器として動作してWFDNWを形成する代わりに、いわゆるSoftAPを起動して、疑似的なAPとして動作して無線ネットワークを形成してもよい。即ち、「形成部」は、無線通信装置が親局として動作する無線ネットワークを形成すればよい。
(変形例11)
「無線通信装置」は、プリンタPRに限られず、他の種類の機器(例えば、スキャナ、ファクシミリ、電話機、多機能機、無線アクセスポイント、PC、携帯端末等)であってもよい。一般的に言うと、「無線通信装置」は、無線ネットワークの親局として動作する機器であれば、どのような種類の機器であってもよい。例えば、「無線通信装置」としてスキャナが採用される場合には、「無線通信装置」から「特定の外部機器」に送信されるスキャンデータが、「対象データ」の一例である。また、「対象データ」は、印刷データ及びスキャンデータに限られず、FAXデータ、音声データ等の他のデータであってもよい。
(変形例12)上記の実施例では、プリンタPRのCPU32がメモリ34内のプログラム36(即ちソフトウェア)を実行することによって、図2〜図4の各処理が実現される。これに代えて、図2〜図4の各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、12:操作部、14:表示部、16:印刷実行部、20:無線LANI/F、22:NFCI/F、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、50:管理リスト、60:待機機器情報、70:登録リスト、PR:プリンタ、Ta〜Te:携帯端末、MACa〜MACe:MACアドレス

Claims (10)

  1. 無線通信装置であって、
    第1の無線通信インターフェースと、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記無線通信装置が親局として動作する無線ネットワークを形成する形成部であって、前記無線ネットワークは、前記第1の無線通信インターフェースを介した対象データの無線通信を外部機器と実行するためのネットワークである、前記形成部と、
    特定の外部機器から無線接続要求を受信する受信部と、
    前記無線ネットワークの子局として動作する外部機器である子局機器の数が上限数K(Kは1以上の整数)に一致する状態で、前記特定の外部機器から前記無線接続要求が受信される場合に、K個の前記子局機器のうちの対象機器との無線接続を切断して、前記対象機器を前記無線ネットワークから離脱させる第1の切断部と、
    前記対象機器が前記無線ネットワークから離脱した後に、前記第1の無線通信インターフェースを介した無線接続を前記特定の外部機器と確立して、前記特定の外部機器を前記子局機器として前記無線ネットワークに参加させる第1の確立部と、
    前記特定の外部機器が前記無線ネットワークに参加した後に、前記無線ネットワークを利用して、前記第1の無線通信インターフェースを介して、第1の対象データの無線通信を前記特定の外部機器と実行する第1の通信実行部と、
    前記第1の対象データの無線通信が終了した後に、前記特定の外部機器との前記無線接続を切断して、前記特定の外部機器を前記無線ネットワークから離脱させる第2の切断部と、
    前記特定の外部機器が前記無線ネットワークから離脱した後に、前記第1の無線通信インターフェースを介した無線接続を前記対象機器と確立して、前記対象機器を前記子局機器として前記無線ネットワークに再び参加させる第2の確立部と、
    を備える、無線通信装置。
  2. 前記子局機器の数が前記K未満である状態で、前記特定の外部機器から前記無線接続要求が受信される場合に、
    前記第1の切断部は、前記対象機器との前記無線接続を切断せず、
    前記第1の確立部は、前記第1の無線通信インターフェースを介した前記無線接続を前記特定の外部機器と確立して、前記特定の外部機器を前記子局機器として前記無線ネットワークに参加させ、
    前記第1の通信実行部は、前記特定の外部機器が前記無線ネットワークに参加した後に、前記無線ネットワークを利用して、前記第1の無線通信インターフェースを介して、前記第1の対象データの無線通信を前記特定の外部機器と実行し、
    前記第2の切断部は、前記第1の対象データの無線通信が終了した後に、前記特定の外部機器との前記無線接続を切断しない、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記無線通信装置は、さらに、
    前記第1の無線通信インターフェースとは異なる第2の無線通信インターフェースであって、前記第2の無線通信インターフェースを介した無線通信の通信可能距離は、前記第1の無線通信インターフェースを介した無線通信の通信可能距離よりも短い、前記第2の無線通信インターフェースを備え、
    前記受信部は、前記第2の無線通信インターフェースを介して、前記特定の外部機器から前記無線接続要求を受信する、請求項1又は2に記載の無線通信装置。
  4. 前記制御部は、さらに、
    第2の対象データの無線通信が前記第1の無線通信インターフェースを介して前記対象機器と実行中である状態で、前記対象機器との前記無線接続が切断されるべき場合に、前記第2の対象データのうちの未通信データの無線通信を前記第2の無線通信インターフェースを介して実行すべきことを、前記第1の無線通信インターフェースを介して前記対象機器に通知する第1の通知部を備え、
    前記第1の切断部は、前記対象機器への前記通知の後に、前記対象機器との前記無線接続を切断し、
    前記制御部は、さらに、
    前記対象機器が前記無線ネットワークから離脱した後に、前記第2の無線通信インターフェースを介して、前記未通信データの無線通信を前記対象機器と実行する第2の通信実行部を備える、請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記第1の切断部は、
    前記K個の子局機器の中に、予め決められている切断条件を満たす少なくとも1個の子局機器が存在する場合に、前記少なくとも1個の子局機器のうちの前記対象機器との無線接続を切断し、
    前記K個の子局機器の中に、前記切断条件を満たす子局機器が存在しない場合に、前記K個の子局機器のうちのいずれの子局機器との無線接続も切断せず、
    前記制御部は、さらに、
    前記切断条件を満たす子局機器が存在しない場合に、前記第1の対象データの無線通信を前記第2の無線通信インターフェースを介して実行すべきことを、前記第2の無線通信インターフェースを介して前記特定の外部機器に通知する第2の通知部と、
    前記特定の外部機器への前記通知の後に、前記第2の無線通信インターフェースを介して、前記第1の対象データの無線通信を前記特定の外部機器と実行する第3の通信実行部を備える、請求項3又は4に記載の無線通信装置。
  6. 前記第1の切断部は、前記K個の子局機器が、前記無線通信装置と対象データを通信中である通信中機器と、前記無線通信装置と対象データを通信中でない非通信機器と、を含む場合に、前記K個の子局機器のうちの前記非通信機器を、前記対象機器として優先的に選択する、請求項1から5のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  7. 前記制御部は、さらに、
    前記無線通信装置との無線接続が維持されるべき外部機器を識別するための識別情報を前記無線通信装置のメモリ内の登録リストに登録する登録部を備え、
    前記第1の切断部は、前記K個の子局機器が2個以上の前記非通信機器を含み、かつ、前記2個以上の非通信機器が、前記登録リストに登録済みである前記識別情報によって識別される登録済み機器と、前記登録リストに未登録である識別情報によって識別される未登録機器と、を含む場合に、前記2個以上の非通信機器のうちの前記未登録機器を、前記対象機器として優先的に選択する、請求項6に記載の無線通信装置。
  8. 前記制御部は、さらに、
    前記無線通信装置との無線接続が維持されるべき外部機器を識別するための識別情報を前記無線通信装置のメモリに登録する登録部を備え、
    前記第1の切断部は、前記K個の子局機器が、前記登録リストに登録済みである前記識別情報によって識別される登録済み機器と、前記登録リストに未登録である識別情報によって識別される未登録機器と、を含む場合に、前記K個の子局機器のうちの前記未登録機器を、前記対象機器として優先的に選択する、請求項1から7のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  9. 前記受信部は、前記特定の外部機器から、前記特定の外部機器を識別するための特定の識別情報を含む前記無線接続要求を受信し、
    前記第1の切断部は、
    前記K個の子局機器が前記未登録機器を含み、かつ、前記特定の識別情報が前記メモリに登録済みである場合に、前記未登録機器を前記対象機器として選択し、
    前記K個の子局機器が前記未登録機器を含み、かつ、前記特定の識別情報が前記メモリに未登録である場合に、前記K個の子局機器のうちのいずれの子局機器との無線接続も切断しない、請求項8に記載の無線通信装置。
  10. 無線通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、前記無線通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
    前記無線通信装置が親局として動作する無線ネットワークを形成する形成処理であって、前記無線ネットワークは、前記無線通信装置の第1の無線通信インターフェースを介した対象データの無線通信を外部機器と実行するためのネットワークである、前記形成処理と、
    特定の外部機器から無線接続要求を受信する受信処理と、
    前記無線ネットワークの子局として動作する外部機器である子局機器の数が上限数K(Kは1以上の整数)に一致する状態で、前記特定の外部機器から前記無線接続要求が受信される場合に、K個の前記子局機器のうちの対象機器との無線接続を切断して、前記対象機器を前記無線ネットワークから離脱させる第1の切断処理と、
    前記対象機器が前記無線ネットワークから離脱した後に、前記第1の無線通信インターフェースを介した無線接続を前記特定の外部機器と確立して、前記特定の外部機器を前記子局機器として前記無線ネットワークに参加させる第1の確立処理と、
    前記特定の外部機器が前記無線ネットワークに参加した後に、前記無線ネットワークを利用して、前記第1の無線通信インターフェースを介して、第1の対象データの無線通信を前記特定の外部機器と実行する第1の通信実行処理と、
    前記第1の対象データの無線通信が終了した後に、前記特定の外部機器との前記無線接続を切断して、前記特定の外部機器を前記無線ネットワークから離脱させる第2の切断処理と、
    前記特定の外部機器が前記無線ネットワークから離脱した後に、前記第1の無線通信インターフェースを介した無線接続を前記対象機器と確立して、前記対象機器を前記子局機器として前記無線ネットワークに再び参加させる第2の確立処理と、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
JP2014012494A 2014-01-27 2014-01-27 無線通信装置 Active JP6546372B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014012494A JP6546372B2 (ja) 2014-01-27 2014-01-27 無線通信装置
EP15152530.0A EP2900030B1 (en) 2014-01-27 2015-01-26 Wireless communication device
CN201510040915.XA CN104811575B (zh) 2014-01-27 2015-01-27 无线通信设备
US14/606,769 US9888500B2 (en) 2014-01-27 2015-01-27 Wireless communication device capable of operating as master station of wireless network

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014012494A JP6546372B2 (ja) 2014-01-27 2014-01-27 無線通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015142163A true JP2015142163A (ja) 2015-08-03
JP6546372B2 JP6546372B2 (ja) 2019-07-17

Family

ID=52396558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014012494A Active JP6546372B2 (ja) 2014-01-27 2014-01-27 無線通信装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9888500B2 (ja)
EP (1) EP2900030B1 (ja)
JP (1) JP6546372B2 (ja)
CN (1) CN104811575B (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016098275A1 (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 日本電気株式会社 通信方法
JP2017085485A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 キヤノン株式会社 携帯端末装置、画像形成装置、その制御方法、及びプログラム
JP2017167627A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 コニカミノルタ株式会社 ジョブ実行システム、ジョブ実行方法、画像処理装置及びジョブ実行プログラム
JP2017165014A (ja) * 2016-03-17 2017-09-21 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、端末装置接続方法、およびコンピュータプログラム
US10136471B2 (en) 2016-12-28 2018-11-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device, non-transitory computer-readable recording medium storing computer-readable instructions for communication device, and method executed by communication device
JP2018186324A (ja) * 2017-04-24 2018-11-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2019129428A (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 セイコーエプソン株式会社 電子機器

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6684123B2 (ja) * 2016-03-22 2020-04-22 キヤノン株式会社 画像形成装置、制御方法およびプログラム
CN106101194B (zh) * 2016-05-31 2020-07-14 腾讯科技(深圳)有限公司 一种加入群组的方法及服务器
JP6531730B2 (ja) * 2016-07-21 2019-06-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 通信機器及び通信プログラム
EP3432187B1 (en) * 2017-07-17 2020-10-21 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Identity information
JP2019121875A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 キヤノン株式会社 端末装置、情報処理方法及びプログラム
CN109819527B (zh) * 2018-12-25 2023-01-17 深圳映美卡莫网络有限公司 一种云打印的数据传输方法、装置、设备和存储介质

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004128709A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Toshiba Corp 主通信装置、従属通信装置、通信制御装置、通信システム及び通信制御プログラム
JP2004289723A (ja) * 2003-03-25 2004-10-14 Fujitsu Ltd 無線lan対応ルータ装置
JP2008131445A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Canon Inc ファクシミリ装置、及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP2012165241A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Denso Corp 近距離通信装置
JP2013214801A (ja) * 2012-03-30 2013-10-17 Brother Ind Ltd 通信装置
JP2013239906A (ja) * 2012-05-15 2013-11-28 Brother Ind Ltd 通信装置

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001326658A (ja) 2000-03-10 2001-11-22 Fujitsu Ltd ネットワーク負荷管理装置、通信装置、通信方法、媒体、およびプログラム
GB0015621D0 (en) * 2000-06-27 2000-08-16 Koninkl Philips Electronics Nv Multicast radio communication system and apparatus
KR100598078B1 (ko) * 2001-01-05 2006-07-10 삼성전자주식회사 무선 통신기기 및 이를 적용한 무선 통신시스템 및 그통신방법
FI112906B (fi) * 2001-05-10 2004-01-30 Nokia Corp Menetelmä ja laite kommunikaatioryhmän muodostamiseksi
JP4658374B2 (ja) * 2001-05-10 2011-03-23 株式会社リコー 無線通信方法及びそのマスター端末
JP3937820B2 (ja) * 2001-11-27 2007-06-27 セイコーエプソン株式会社 無線ネットワークのアダプタ
JP2003283512A (ja) * 2002-03-26 2003-10-03 Toshiba Corp 情報提供装置、情報受信装置、および情報送受信システム
AU2003280195A1 (en) * 2002-12-18 2004-07-09 Koninklijke Philips Electronics N.V. Bluetooth broadcast data stream to multiple bluetooth mobile terminals
JP4438068B2 (ja) * 2004-11-26 2010-03-24 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置と接続するホスト装置
FR2903512B1 (fr) * 2006-07-10 2008-10-10 Trident Media Guard Tmg Sa Procede pour lutter contre la diffusion illicite d'oeuvres protegees et systeme informatique pour la mise en oeuvre d'un procede
US8159949B2 (en) * 2007-05-03 2012-04-17 Abroadcasting Company Linked-list hybrid peer-to-peer system and method for optimizing throughput speed and preventing data starvation
JP4582203B2 (ja) * 2008-06-06 2010-11-17 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置、同装置における通信制御方法及び通信制御プログラム
CA2733538C (en) * 2008-08-07 2017-09-19 Sharp Kabushiki Kaisha Small base station apparatus, base station apparatus, mobile station apparatus, and mobile communication system
JP4670946B2 (ja) * 2008-12-04 2011-04-13 ブラザー工業株式会社 無線通信装置及びプログラム
JP5464862B2 (ja) * 2009-02-09 2014-04-09 キヤノン株式会社 画像形成装置、その制御方法およびプログラム
US9438448B2 (en) * 2009-08-18 2016-09-06 Microsoft Technology Licensing, Llc Maintaining communication connections during temporary network disruptions
KR101484279B1 (ko) * 2009-11-20 2015-01-19 삼성전자주식회사 화상형성장치 및 그 장치에서 무선 네트워크 연결의 제어 방법
JP5126269B2 (ja) * 2010-03-26 2013-01-23 ブラザー工業株式会社 無線通信装置
JP5461363B2 (ja) * 2010-10-29 2014-04-02 株式会社沖データ 画像形成装置及びそれを用いた画像形成システム
JP5519486B2 (ja) * 2010-12-24 2014-06-11 株式会社Nttドコモ 基地局
JP5410410B2 (ja) * 2010-12-24 2014-02-05 株式会社Nttドコモ 基地局、及び無線通信システム並びに通信方法
JP5532011B2 (ja) * 2011-04-28 2014-06-25 ブラザー工業株式会社 画像形成装置および画像読取装置
KR20150083405A (ko) * 2014-01-09 2015-07-17 삼성전자주식회사 모바일 단말기를 화상형성장치에 사용 등록하는 방법 및 이를 이용한 화상형성장치, 모바일 단말기의 사용 등록을 요청하는 방법 및 이를 이용한 모바일 단말기
JP5962146B2 (ja) 2012-03-30 2016-08-03 ブラザー工業株式会社 通信装置
KR101920245B1 (ko) 2012-04-13 2018-11-20 삼성전자주식회사 와이 파이 다이렉트 통신 시스템에서 연결 취소 시 대기 시간 단축을 위한 방법 및 그 전자 장치
US9036471B2 (en) * 2013-04-16 2015-05-19 Logicnow Ip Limited Wireless communication management system and method

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004128709A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Toshiba Corp 主通信装置、従属通信装置、通信制御装置、通信システム及び通信制御プログラム
JP2004289723A (ja) * 2003-03-25 2004-10-14 Fujitsu Ltd 無線lan対応ルータ装置
JP2008131445A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Canon Inc ファクシミリ装置、及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP2012165241A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Denso Corp 近距離通信装置
JP2013214801A (ja) * 2012-03-30 2013-10-17 Brother Ind Ltd 通信装置
JP2013239906A (ja) * 2012-05-15 2013-11-28 Brother Ind Ltd 通信装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016098275A1 (ja) * 2014-12-15 2016-06-23 日本電気株式会社 通信方法
JP2017085485A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 キヤノン株式会社 携帯端末装置、画像形成装置、その制御方法、及びプログラム
US10503449B2 (en) 2015-10-30 2019-12-10 Canon Kabushiki Kaisha Mobile terminal that performs wireless communication and control method for the same
US11055040B2 (en) 2015-10-30 2021-07-06 Canon Kabushiki Kaisha Mobile terminal that performs wireless communication and control method for the same
JP2017167627A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 コニカミノルタ株式会社 ジョブ実行システム、ジョブ実行方法、画像処理装置及びジョブ実行プログラム
JP2017165014A (ja) * 2016-03-17 2017-09-21 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、端末装置接続方法、およびコンピュータプログラム
US10136471B2 (en) 2016-12-28 2018-11-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication device, non-transitory computer-readable recording medium storing computer-readable instructions for communication device, and method executed by communication device
JP2018186324A (ja) * 2017-04-24 2018-11-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2019129428A (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 セイコーエプソン株式会社 電子機器
JP7091672B2 (ja) 2018-01-25 2022-06-28 セイコーエプソン株式会社 電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
US9888500B2 (en) 2018-02-06
EP2900030A1 (en) 2015-07-29
JP6546372B2 (ja) 2019-07-17
CN104811575B (zh) 2019-01-18
CN104811575A (zh) 2015-07-29
EP2900030B1 (en) 2016-12-14
US20150215973A1 (en) 2015-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6546372B2 (ja) 無線通信装置
US11575802B2 (en) Communication apparatus and printer for performing wireless communication of image data representing image of print target
JP5857850B2 (ja) 通信装置
JP6406092B2 (ja) 通信機器
JP6536226B2 (ja) 通信機器
US9176698B2 (en) Wireless communication apparatus
US10609532B2 (en) Communication apparatus
JP2016187090A (ja) 通信機器
JP2016005069A (ja) 通信装置
JP2018174434A (ja) 通信装置
JP2017163483A (ja) 通信機器と、通信機器のためのコンピュータプログラム
US10416941B2 (en) Communication device, non-transitory computer-readable recording medium storing computer-readable instructions for communication device, and method performed by communication device
JP2017183928A (ja) 端末装置のためのコンピュータプログラム
JP6874381B2 (ja) 通信装置
JP6183445B2 (ja) 通信装置
JP6919704B2 (ja) 通信機器
JP6638786B2 (ja) 通信機器
JP2018148312A (ja) 通信装置のためのコンピュータプログラム
JP6819417B2 (ja) 通信装置
JP6384577B2 (ja) 通信機器とプリンタ
JP2021166415A (ja) 通信機器
JP2019030024A (ja) 通信機器
JP2017208850A (ja) 通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180213

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180221

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20180502

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6546372

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150