JP2001326658A - ネットワーク負荷管理装置、通信装置、通信方法、媒体、およびプログラム - Google Patents

ネットワーク負荷管理装置、通信装置、通信方法、媒体、およびプログラム

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JP2001326658A
JP2001326658A JP2001056984A JP2001056984A JP2001326658A JP 2001326658 A JP2001326658 A JP 2001326658A JP 2001056984 A JP2001056984 A JP 2001056984A JP 2001056984 A JP2001056984 A JP 2001056984A JP 2001326658 A JP2001326658 A JP 2001326658A
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connection
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JP2001056984A
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Takeshi Soneda
武 曾根田
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ネットワークが過負荷にならないよ
うにして、ネットワークに接続中の通信装置の通信状態
を良好に維持するとともに、新たにネットワークに接続
を要求する通信装置が必要以上に接続を制限されないネ
ットワーク負荷管理技術を実現することを技術的課題と
する。 【解決手段】本発明は、ネットワークの負荷に基づいて
通信装置のネットワークへの接続要求を管理する管理部
と、ネットワークへの接続を予約する予約記憶部とを備
えたネットワーク負荷管理装置であり、この管理部は、
ネットワークの負荷が所定の制限値を超える場合に、ネ
ットワークへの接続要求を拒絶するともに、その接続要
求を予約し、通信装置を接続してもネットワークの負荷
が制限値内に維持されるときに、上記接続要求が予約さ
れている通信装置を所定の順にネットワークに接続させ
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークの負
荷を管理する通信装置、通信方法、及び通信プログラム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の発明には、特開平11−552
86号公報等に開示されているような、無線LANシス
テムが知られている。この無線LANシステムは、複数
のアクセスポイントと、各アクセスポイントが管理する
サービスエリア内の複数の移動ステーションから構成さ
れている。この発明では、移動ステーションが各アクセ
スポイントに対して予め定められた台数を超えて接続を
要求した場合に、そのアクセスポイントがこの移動ステ
ーションからの接続を制限する。この発明では、このよ
うな作用により、移動ステーションとアクセスポイント
との送受信スループットの低下を抑制し、結果的に、無
線LANシステム全体のトラフィックを制御する。
【0003】上記公報に記載された技術は、すでに接続
済みの移動ステーションとアクセスポイントとの間の通
信トラフィックを所定値に抑制するものである。しか
し、この技術においては、新たに接続を要求する移動ス
テーションがその要求を拒否された場合に、接続を得る
手段がない。従って、一旦接続を確立した移動ステーシ
ョンは良好な通信状態を維持できる一方、接続されてい
ない移動ステーションは、無期限に接続を制限されるこ
ともあり得る。このため、このシステムは、移動ステー
ションの利用者にとって、必ずしも使い勝手のよいもの
ではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、ネット
ワークが過負荷にならないようにして、ネットワークに
接続中の通信装置の通信状態を良好に維持するととも
に、新たにネットワークに接続を要求する通信装置が必
要以上に接続を制限されないネットワーク負荷管理技術
を実現することを技術的課題とする。
【0005】すなわち、本発明は、ネットワークに接続
済みの通信装置と、ネットワークに未接続であって接続
を要求する通信装置とに対して、通信サービスを提供す
る際の調整を図るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。すなわち、好まし
くは、本発明は、ネットワークの負荷に基づいて通信装
置のネットワークへの接続要求を管理する管理部と、ネ
ットワークへの接続を予約する予約記憶部とを備えたネ
ットワーク負荷管理装置であり、この管理部は、ネット
ワークの負荷が所定の制限値を超える場合に、ネットワ
ークへの接続要求を拒絶するともに、その接続要求を予
約し、通信装置を接続してもネットワークの負荷が制限
値内に維持されるときに、上記接続要求が予約されてい
る通信装置を所定の順にネットワークに接続させるもの
である。
【0007】また、好ましくは、このネットワークの負
荷を、ネットワークに接続される通信装置の数に基づい
て求めてもよい。また、この負荷を、ネットワークに接
続される通信装置間の通信速度(または通信装置間の通
信応答時間)に基づいて求めてもよい。
【0008】また、好ましくは、ネットワークの負荷が
所定の制限値を超える場合に、ネットワークに接続され
ている通信装置に対してネットワークからの離脱を要求
するようにしてもよい。
【0009】また、好ましくは、ネットワークの負荷が
所定の制限値を超える場合に、ネットワークに接続され
ている非通信状態の通信装置をネットワークから切断す
るようにしてもよい。
【0010】また、好ましくは、この切断される通信装
置を、ネットワークへの接続時間、通信装置のネットワ
ークへのアクセス頻度または通信装置ごとの優先度のい
ずれかを基準にして選択してもよい。
【0011】本発明は、好ましくは、ネットワークに接
続される通信装置であって、このネットワークは、ネッ
トワークの負荷に基づいて、通信装置の接続要求を管理
するネットワーク負荷管理装置によって管理されてお
り、ネットワークへの接続前に前記ネットワーク負荷管
理装置に接続を要求し、その接続要求が許可された後
に、ネットワークへ接続するものである。
【0012】また、好ましくは、この通信装置は、送信
部及び受信部をさらに備え、接続要求が許可されるま
で、送信部を停止し、受信部のみを動作させるようにし
てもよい。
【0013】また、好ましくは、この通信装置は、ネッ
トワーク負荷管理装置によってネットワークからの離脱
を要求されたときに、所定の条件に従い(または無条件
に)ネットワークから離脱するようにしてもよい。
【0014】また、好ましくは、この通信装置は、送信
部及び受信部をさらに備え、ネットワークからの離脱に
代えて、送信部を停止し、受信部のみを動作させるよう
にしてもよい。本発明は、コンピュータに以上のような
機能を実現させるプログラムであってもよい。また、本
発明は、そのようなプログラムをコンピュータ読み取り
可能な記録媒体に記録したものでもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態を説明する。 《第1実施形態》図1から図7の図面に基いて第1実施
形態に係るネットワークシステムを説明する。図1は、
ネットワークシステム上で通信する通信装置1(通信装
置1−1、...1−n、及び通信装置2も同様)のハ
ードウェア構成図であり、図2は、このネットワークの
構成図であり、図3は、図2に示した予約記憶部1dの
データ構造図であり、図4から図6は、ネットワークの
負荷を管理する通信装置1の制御部1aの処理手順を示
すフローチャートであり、図7はネットワークに接続さ
れていない通信装置2の接続要求処理を示すフローチャ
ートである。 <通信装置のハードウェアの構成>図1に本実施形態の
ネットワークを管理する通信装置1、ネットワークに接
続される通信装置1−1、...1−n、及び通信装置
2等のハードウェア構成図を示す。
【0016】これらの通信装置1等は、制御プログラム
やデータを記憶するメモリ3と、メモリ3に記憶された
制御プログラムを実行するCPU4と、CPU4から制
御されて他の通信装置1−1等と通信する通信インター
フェース5と、制御プログラムやデータを保存するハー
ドディスク駆動装置7と、制御プログラムやデータを入
出力するためのフロッピー(登録商標)ディスク駆動装
置8とを備えている。
【0017】メモリ3は、CPU4が実行する制御プロ
グラムやCPU4が処理するデータを記憶する。CPU
4は、メモリ3に記憶された制御プログラムを実行し、
通信装置1や通信装置2等としての機能を提供する。
【0018】通信インターフェース5は、CPU4から
の指令により通信データを通信路に送出し、または通信
路から通信データを受信する。 <ネットワークの構成>図2は、本実施形態のネットワ
ーク構成図である。このネットワークは、ネットワーク
への通信装置2等の接続を管理する通信装置1(ネット
ワーク負荷管理装置に相当)と、ネットワークへの接続
を許可された通信装置1−1、...,1−nとを備え
ている。また、図2で、通信装置2は、まだこのネット
ワークに接続されていないものを示している。
【0019】通信装置1は、ネットワーク上の負荷を管
理する。すなわち、通信装置1は、通信装置2等からネ
ットワークへの接続を要求されたとき、ネットワークの
負荷を求めて、接続の可否を判断する。
【0020】この通信装置1のCPU4は、制御部1a
(管理部に相当)、台数カウンタ1b、通信部1c及び
予約記憶部1dを有する制御プログラムを実行してネッ
トワークを管理する。
【0021】通信部1cは、ネットワークに未接続の通
信装置2からの接続要求101を監視している。通信部
1cは、接続要求101を受信すると、制御部1aに対
して割り込みをかけて接続要求101の受信を報告す
る。
【0022】台数カウンタ1bには、現在ネットワーク
に接続されている通信装置1−1等の台数が記憶されて
いる。台数カウンタ1bは、制御プログラム内で静的変
数として宣言されている。従って、台数カウンタ1bの
領域は、メモリ3上に恒久的に確保される。
【0023】予約記憶部1dには、現在、接続予約がさ
れている未接続の通信装置2等のアドレスが予約番号と
ともに記憶されている。図3に予約記憶部1dのデータ
構造図を示す。図3では、予約番号1でアドレス128.2
8.41.27の通信装置が接続予約され、予約番号2でアド
レス128.28.41.65の通信装置が接続予約されている。こ
の予約番号は、予約の優先順位を示している。
【0024】制御部1aは、通信部1cを介してネット
ワークに接続されていない通信装置2から接続要求を受
信する。すると制御部1aは、台数カウンタ1bに記憶
されているネットワークへの現在の接続台数を確認す
る。その接続台数が所定値以内であれば、制御部1a
は、通信装置2の接続を許可する。
【0025】一方、その接続台数が所定値を超えている
場合には、予約番号ともに通信装置2のアドレスを予約
記憶部1dに記憶する。さらに、制御部1aは、接続が
許可されず、接続予約が予約記憶部1dに記憶された
旨、及びその予約番号を通信装置2に通知する。 <通信装置1における制御部1aの処理>図4から図6
に制御部1aの処理手順(ネットワークへの接続管理処
理)を示す。図4に示すように、制御部1aは通常イベ
ント待ちの状態にある(ステップS10、以下S10と
略す)。イベントとは、制御部1aの状態変化を引き起
こす外部要因をいう。このイベントには、ネットワーク
外の通信装置2からの接続要求、ネットワークに接続さ
れた通信装置1−1等からの離脱報告、及びオペレータ
からのシステム停止指示とが含まれる。イベントが発生
すると制御部1aは、S11からS15の処理に従っ
て、そのイベントを処理する。
【0026】まず、制御部1aは、イベントがネットワ
ーク外の通信装置2からの接続要求か否かを判定する
(S11)。イベントが接続要求であった場合、制御部
1aは、接続可否判定処理を実行する(S12)。
【0027】イベントが接続要求でなかった場合、制御
部1aは、イベントがネットワークに接続されていた通
信装置1−1等からの離脱報告か否かを判定する(S1
3)。イベントが離脱報告であった場合、制御部1aは
離脱後処理を実行する(S14)。
【0028】イベントが離脱報告でなかった場合、制御
部1aは、システム停止の指示か否かを判定する(S1
5)。このシステム停止は、不図示の停止ボタンの押下
によりオペレータから指示される。イベントがシステム
停止でなかった場合、イベント待ちに戻る(S10)。
イベントがシステム停止であった場合、制御部1aは処
理を終了する。
【0029】図5に接続可否判定処理の詳細を示す。接
続可否判定処理において、制御部1aは、まず台数カウ
ンタ1bの値を確認する(S121)。台数カウンタ1
bの値が所定の値を超えている場合には、制御部1a
は、予約番号とともに接続要求をしている通信装置2の
アドレスを予約記憶部1dに記憶する(S122)。次
に制御部1aは、接続要求をしている通信装置2に対
し、接続を拒否するとともに接続予約をした旨を通知し
(S123)、接続可否判定処理を終了する。
【0030】一方、台数カウンタ1bが所定の制限値を
超えていない場合、制御部1aは、接続を要求する通信
装置2に対して接続を許可する(S124)。さらに、
台数カウンタ1bに1を加算し(S125)、接続可否
判定処理を終了する。
【0031】図6に離脱後処理の詳細を示す。離脱後処
理において、制御部1aは、まず、台数カウンタ1bか
ら1を減算する(S141)。通信装置1台がネットワ
ークから離脱したからである。次に制御部1aは、現在
接続予約が予約記憶部1dに記憶されているか否かを確
認する(S142)。接続予約がない場合には、そのま
ま処理を終了する。
【0032】一方、接続予約がある場合には、予約番号
順に接続を許可し、その接続予約を予約記憶部1dから
削除する(S143)。次に制御部1aは、台数カウン
タ1bに1を加算し(S144)、処理を終了する。 <通信装置2における接続要求処理>図7に通信装置2
における接続要求処理を示す。通信装置2は、ネットワ
ークに未接続である。このため、通信装置2のCPU4
はメモリ3に記憶された制御プログラムを実行し、ネッ
トワークへの接続を要求する。その結果、接続が許可さ
れた後にネットワークを介して他の通信装置1−1等と
通信する。
【0033】まず、通信装置2は、ネットワークの負荷
を管理する通信装置1に対して接続を要求する(S2
0)。次に通信装置2は、その接続要求結果を判定する
(S21)。ネットワークへの接続が許可された場合、
通信装置2はネットワークに接続し、通信を開始する
(S22)。一方、接続が拒否された場合(S21の判
定でNの場合)、通信装置2は、接続要求処理を終了す
る。
【0034】このように本実施形態に係るネットワーク
では、通信装置1がネットワークに接続される通信装置
1−1等の台数を算出する。そして、この台数が所定の
制限値を超えた場合に、ネットワークへの通信装置2等
の接続を拒否するので、ネットワークの過負荷を抑制す
ることができる。
【0035】また、ネットワークへの接続を拒否された
通信装置2等は、予約記憶部1dに接続要求を予約され
る。そして、ネットワークからの離脱報告があった時点
で、通信装置2等は、予約順にネットワークへの接続を
許可される。従って、通信装置2等は、必要以上に接続
を制限されることはない。 <通信路の形態の変形例>上記第1実施形態では、通信
装置1等は、通信インターフェース5を介して通信路を
通じた有線で通信する。この場合、本発明は、通信路の
物理的形状には限定されない。すなわち、本発明は、バ
ス型、リング型、星形または網状等、通信路の物理的形
状によらず適用できる。また、本発明の実施は、有線通
信には限定されず、通信インターフェース5にアンテナ
を備えた無線通信装置を有する無線ネットワークにおい
ても本発明は実施できる。 <通信スループットに基づく接続可否判定>上記第1実
施形態では、通信装置1は、ネットワークへの接続台数
をネットワークの負荷として求めて、新たな通信装置2
の接続可否を判定した。しかし、本発明の実施は、この
ような負荷の判定方法には限定されない。例えば、ネッ
トワークに接続された通信装置1−1等の通信スループ
ットにより、ネットワークの負荷を算出してもよい。
【0036】図17に、通信スループットによる接続可
否判定処理の手順を示す。まず、通信装置1の制御部1
aは、ネットワークに接続された通信装置1−1等から
各々の通信スループットの測定結果を受信する(S22
1)。この通信スループットは、各通信装置1−1等に
おいて、送受信ごとにデータ転送速度として測定されて
いる。
【0037】次に制御部1aは、各通信装置1−1等の
スループットから平均スループットを算出する(S22
2)。次に、制御部1aは、その平均スループットが所
定のしきい値より小さいか否かを判定する(S22
3)。
【0038】平均スループットがしきい値未満の場合、
制御部1aは、予約番号とともに接続要求をしている通
信装置2のアドレスを予約記憶部1dに記憶する(S2
24)。次に、制御部1aは、接続を拒否し、接続予約
した旨を通信装置2に通知し(S225)、接続可否判
定処理を終了する。
【0039】一方、平均スループットがしきい値を超え
ている場合、制御部1aは、通信装置2の接続要求を許
可する(S226)。次に台数カウンタ1bに1を加算
し(S227)、接続可否判定処理を終了する。
【0040】このように、このネットワークでは、平均
スループットがしきい値を超えている場合にのみ、通信
装置2等のネットワークへの接続が許可されるので、平
均スループットがしきい値以上に維持される。従って、
ネットワークの過負荷が抑制される。
【0041】このスループットが所定のしきい値を超え
ているか否かを、ネットワークに接続された通信装置1
−1等ごとに個別に判定させ、判定結果を通信装置1に
報告させてもよい。その場合の処理を図18及び図19
に示す。
【0042】図18は、ネットワークに接続された通信
装置1−1等の処理を示すフローチャートである。ま
ず、通信装置1−1等は、各々、各通信の終了ごとにそ
のスループット、すなわち、データ転送速度を算出して
おく(S61)。すなわち、各通信装置1−1等は、毎
回の通信におけるデータ転送量と転送時間を測定し、こ
れから得られる平均データ転送速度をスループットとし
て算出する。
【0043】次に通信装置1−1等は、上記で求めたス
ループットが所定のしきい値より小さいか否かを判定す
る(S62)。スループットが所定のしきい値に満たな
い場合、ネットワークの負荷を管理する通信装置1にス
ループットの悪化を報告する(S63)。
【0044】図19は、上記スループットの悪化報告を
受けた通信装置1の接続可否判定処理を示すフローチャ
ートである。通信装置1の制御部1aは、接続可否判定
処理において、まず、通信スループットの悪化報告がさ
れているか否かを確認する(S321)。このスループ
ットの悪化報告は、定期的にクリアされる。
【0045】スループットの悪化報告があった場合、制
御部1aは、予約番号とともに接続要求をしている通信
装置2のアドレスを予約記憶部1dに記憶する(S32
3)。次に制御部1aは、接続を拒否し、接続要求を予
約した旨を通信装置2に通知し(S324)、接続可否
判定処理を終了する。
【0046】一方、スループットの悪化報告がない場
合、制御部1aは、通信装置2の接続要求を許可する
(S325)。次に台数カウンタ1bに1を加算し(S
326)、接続可否判定処理を終了する。
【0047】このように、この実施形態では、ネットワ
ークに接続されている通信装置1−1等のうち、1台で
も所定の通信スループットを維持できない場合、スルー
プット悪化が通信装置1に報告される。その場合、通信
装置1は、新たなネットワークへの接続を拒否するの
で、ネットワークに接続された通信装置1−
1、...、1−nにおける通信スループットの下限値
が確保される。 <その他の変形例>上記第1実施形態では、制御部1a
は、台数カウンタ1bが所定の制限値を超えている場合
に、接続要求している通信装置2に対し、接続を拒否す
るとともに接続予約をした旨を通知する。この接続拒否
に代えて、または、接続拒否とともにネットワークの負
荷が所定の制限値を超えている旨の警告を制御部1aが
接続を要求する通信装置2に通知してもよい。
【0048】上記第1実施形態では、ネットワークへの
通信装置1−1等の接続台数、または、通信装置間の通
信スループットを算出して、ネットワークの負荷を求め
た。これに代えて、ネットワークの負荷を管理する通信
装置1がネットワーク上のトラフィックを監視し、トラ
フィックに基づいて負荷を算出してもよい。具体的に
は、ネットワークを信号が伝送される期間と伝送されな
い期間を監視し、その比率に従って負荷を算出すればよ
い。
【0049】さらにまた、通信装置間の通信応答時間を
基にネットワークの負荷を求めてもよい。通信応答時間
としては、例えばラウンドトリップ時間(通信装置1−
1から通信装置1−2へ送信したデータに対する、通信
装置1−2から通信装置1−1への確認応答が戻るまで
の時間)を測定すればよい。ラウンドトリップ時間を測
定するためのツールとして、例えば、unixシステムで
は、pingコマンドが提供されている。
【0050】上記第1実施形態では、通信装置1のみ
が、ネットワークへの接続可否を管理した。これに、代
えて複数の通信装置が管理するようにしてもよい。その
場合、接続可否を決定する複数の通信装置の間で、ネッ
トワークの負荷情報を交換すれば、統一的な管理が実現
できる。
【0051】また、接続可否を決定する複数の通信装置
の1台を主管理装置とし、他を2次管理装置としてもよ
い。その場合、主管理装置がシステムダウン等に陥った
場合に、2次管理装置が作動するようにすればよい。
【0052】上記第1実施形態において、予約記憶部1
dには、予約番号と接続を予約された通信装置2等のネ
ットワーク上のアドレスが記録された(図3)。しか
し、本発明の実施は、予約記憶部1dの構成には限定さ
れない。例えば、予約番号を保持する代わりに、予約番
号順に接続予約された通信装置2等のネットワーク上の
アドレスをメモリ3に記憶し、そのメモリアドレスを予
約番号の代わりに用いてもよい。また、接続予約された
通信装置2等のネットワーク上のアドレスをポインタで
接続したリスト構造で保持し、そのリスト上の位置(順
序)を予約番号の代わりに用いてもよい。
【0053】この予約番号は、予約順に通信装置2等に
与ればよい。ただし、通信装置2等が、接続を拒否され
た時点で、通信装置1に対して予約の優先順位を指定で
きるようにしてもよい。特定の通信装置2等を優先させ
るようにしてもよい。 <コンピュータ読み取り可能な記録媒体>本実施形態の
通信装置1の制御部1a、台数カウンタ1b、通信部1
c及び予約記憶部1dを有する制御プログラムを、コン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することができ
る。この記録媒体の制御プログラムを図1に示すような
通信インターフェース5を有するコンピュータに読み込
ませて実行することにより、本実施形態に示した通信装
置1としてのネットワーク負荷管理機能を提供できる。
【0054】ここで、コンピュータ読み取り可能な記録
媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気
的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積
し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体を
いう。このような記録媒体の内コンピュータから取り外
し可能なものとしては、例えばフロッピーディスク、光
磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD、DAT、8mmテー
プ、メモリカード等がある。
【0055】また、コンピュータに固定された記録媒体
としてハードディスクやROM(リードオンリーメモ
リ)等がある。本実施形態の通信装置2における接続要
求処理を実行させる制御プログラムもコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に記録することができる。この記録
媒体の制御プログラムを図1に示すような通信インター
フェース5を有するコンピュータに読み込ませて実行す
ることにより、本実施形態に示した通信装置2としての
接続要求処理機能を提供できる。
【0056】従って、制御プログラムをROMに記憶す
る構成においては、図1に示したハードディスク駆動装
置7とフロッピーディスク駆動装置8は必須の構成要素
ではない。 <搬送波に具現化されたデータ通信信号>また、上記通
信装置1の制御プログラムは、コンピュータのハードデ
ィスクやメモリに格納し、通信媒体を通じて他のコンピ
ュータに配布することができる。この場合、プログラム
は、搬送波によって具現化されたデータ通信信号とし
て、通信媒体を伝送される。そして、その配布を受けた
コンピュータを本実施形態の通信装置1として機能させ
ることができる。
【0057】ここで通信媒体としては、有線通信媒体
(同軸ケーブル及びツイストペアケーブルを含む金属ケ
ーブル類、または光通信ケーブル)、無線通信媒体(衛
星通信、地上波無線通信等)のいずれでもよい。
【0058】また、搬送波は、データ通信信号を変調す
るための電磁波または光である。ただし、搬送波は、直
流信号でもよい(この場合、データ通信信号は、搬送波
がないベースバンド波形になる)。従って、搬送波に具
現化されたデータ通信信号は、変調されたブロードバン
ド信号と変調されていないベースバンド信号(電圧0の
直流信号を搬送波として変調された場合に相当)のいず
れでもよい。
【0059】また、本実施形態の通信装置2の制御プロ
グラムを通信媒体を通じて他のコンピュータに配布する
ことができる。そして、その配布を受けたコンピュータ
を本実施形態の通信装置2として機能させることができ
る。 《第2実施形態》図8から図11の図面に基いて第2実
施形態に係るネットワークシステムを説明する。図8
は、第2実施形態に係るネットワークの構成図であり、
図9は第2実施形態に係る通信装置1の接続可否判定処
理を示すフローチャートであり、図10は、第2実施形
態に係る通信装置2のネットワークからの離脱処理を示
すフローチャートであり、図11は、第2実施形態の変
形例に係る接続可否判定処理を示すフローチャートであ
る。 <構成>上記第1実施形態では、ネットワークに接続さ
れている通信装置1−1等の台数が所定の制限値を超え
ている場合に、ネットワークに接続されていない通信装
置2からの接続要求を拒絶し、かつ、その接続要求を接
続予約として記憶する通信装置1を有するネットワーク
について説明した。第1実施形態に係るネットワークで
は、この接続予約に対して、接続中の通信装置1−
1、...、1−nのいずれかから離脱報告があった時
点で接続が許可される。
【0060】第2実施形態では、接続予約の後、通信装
置1の制御部1aがさらに、ネットワークに接続中の通
信装置1−1、...、1−nに対して離脱要求をする
システムについて説明する。この離脱要求によって、ネ
ットワークに接続中であるが、実際には非通信状態の通
信装置1−1等がネットワークから離脱するので、接続
予約中の通信装置2のネットワークへの接続が促進され
る。この離脱要求処理以外の処理、及び、通信装置1等
のハードウェア構成は第1実施形態と同一であるので、
同一の構成については、同一の符号付し、その説明を省
略する。また、必要に応じて図1から図7の図面を参照
する。
【0061】図8は、このネットワークの構成図であ
る。図8は、図2と離脱要求103の信号を除いて図2
と同様である。図8に示すようにネットワークに接続さ
れていない通信装置2からネットワークに接続要求があ
り、制御部1aが予約記憶部1dに接続予約を記憶した
場合、制御部1aは通信部1cを介して通信装置1−1
から1−nに対して離脱要求103の信号を発する。
【0062】離脱要求103を受けた通信装置1−
1、...、1−nのうち、非通信状態の通信装置は、
ネットワークから離脱する旨の離脱報告を通信装置1に
返信し、ネットワークから離脱する。
【0063】制御部1aは、この離脱報告を受け、予約
番号順に接続を許可する。 <制御部1aの処理>制御部1aの処理は、接続可否判
定処理を除いて第1実施形態と同一である。図9は、制
御部1aの接続可否判定処理を示すフローチャートであ
る。制御部1aが受けたイベントが接続要求であった場
合、制御部1aは、図9の処理を実行する。
【0064】制御部1aは、まず台数カウンタ1bの値
を確認する(S121)。台数カウンタ1bの値が所定
の値を超えている場合には、制御部1aは、予約番号と
ともに接続要求をしている通信装置2のアドレスを予約
記憶部1dに記憶する(S122)。次に制御部1a
は、接続要求をしている通信装置2に対し、接続を拒否
するとともに接続予約をした旨を通知(S123)す
る。次に制御部1aは、ネットワークに接続されたすべ
ての通信装置1−1、...、1−nに対して離脱を要
求し(S126)、処理を終了する。
【0065】なお、S121の判定で台数カウンタ1b
の値が所定の値を超えていない場合の処理は、第1実施
形態と同一であるので、その説明を省略する。 <ネットワークからの離脱処理>この離脱を要求された
通信装置1−1等のうち、実際に通信していない通信装
置は、ネットワークから離脱する旨の報告を返す。その
場合に通信装置1−1等のCPU4で実行される処理を
図10に示す。
【0066】ネットワークに接続された通信装置1−1
等のCPU4は、通常、通信装置1からの離脱指示を監
視している(S31)。離脱指示を検出すると、CPU
4は、現在通信中であるか否かを判定する(S32)。
【0067】現在非通信状態の場合、CPU4は通信装
置1−1等をネットワークから離脱させる(S33)。
さらに、通信装置1−1等のCPU4は、通信装置1へ
離脱を報告し(S34)、ネットワークへのアクセスを
停止する。
【0068】一方、現在通信中の場合には、通信装置1
−1等のCPU4は、通信装置1に対して離脱不可を報
告し(S35)、S31の処理に戻る。なお、この離脱
処理は、送信部2bが動作開始すると同時に実行され、
離脱指示を監視する。
【0069】以上の結果、通信装置1−1等がネットワ
ークから離脱した場合、通信部1cを介して通信装置1
に離脱報告のイベントが発生する。従って、制御部1a
は、第1実施形態と同様に離脱報告後処理(図6)を実
行し、接続予約されている通信装置2等を予約番号順に
ネットワークに接続する。
【0070】このように、本実施形態のネットワークに
おいては、ネットワークへの接続要求が予約された時点
で、制御部1aからネットワークに接続中の通信装置1
−1等へ離脱要求103が発せられ、非通信状態の通信
装置1−1等のネットワークからの離脱が促進される。
その結果、通信装置1−1等のネットワークへの接続台
数を減少させ、接続の必要のある通信装置2等を短時間
で接続できる可能性が高くなる。 <離脱要求の変形>上記第2実施形態では、離脱は、制
御部1aからネットワークに接続中のすべての通信装置
1−1、...、1−nに要求される。これに代えて、
制御部1aから通信装置1−1、...、1−nに順次
個別に通信中か否かの確認をとりながら離脱を要求して
もよい。図11に、その場合の処理を示す。
【0071】図11では、S121からS123の処
理、及びS124、S125の処理は、上記第2実施形
態(図9)と同様である。図11では、制御部1aが接
続を拒否した旨の通知をした後(S123)、離脱を要
求する手順が図9の場合と相違する。
【0072】すなわち、図11では、制御部1aは、接
続を拒否した後(S123)、接続予約があるか否かを
判定する(S127)。接続予約がある場合、制御部1
aは、ネットワークに接続された1台の通信装置1−1
に離脱を要求する(S128)。その通信装置1−1か
らのネットワークから離脱した報告があった場合(S1
29でYの場合)、予約番号順に接続を許可し(S12
b)、S127の判定に戻る。
【0073】S127の判定で接続予約がない場合は、
そのまま終了する。S129の判定で、離脱要求した通
信装置1−1から離脱報告がない(離脱しないとの報告
があった場合)、制御部1aは、ネットワークに接続さ
れた通信装置1−1等の内で、次に離脱を要求すべき通
信装置1−2(まだ離脱を要求していない通信装置)が
あるか否かを判定する(S12a)。
【0074】S12aの判定で、次に離脱を要求すべき
通信装置1−2がある場合(S12aでYの場合)、S
128の処理に戻り、離脱を要求する。S12aの判定
で、次に離脱を要求すべき通信装置1−1がない場合
(S12aでNの場合)、処理を終了する。
【0075】このように離脱が可能か否かをネットワー
クに接続された通信装置1−1等に逐一確認しつつ、離
脱可能な通信装置1−1等を探してもよい。なお、上記
離脱の要求によらず、通信装置1−1等から(自発的
な)離脱報告があった場合の処理は、第1実施形態の図
4及び図6の処理と同様である。 <通信装置2がネットワークから離脱する条件の変形>
上記第2実施形態のネットワークにおいては、制御部1
aからネットワークに接続中の通信装置1−1等へ離脱
要求103が発せられると、非通信状態の通信装置1−
1等がネットワークから離脱する(非通信状態であるこ
とが所定の条件に相当する)。しかし、本発明の実施
は、このような通信装置1−1等の離脱条件には限定さ
れない。例えば、離脱が要求された通信装置1−1等
は、無条件に離脱するようにしてもよい。また、特定の
通信装置1−1等に対しては、離脱要求を無視する特権
を与えてもよい。 <コンピュータ読み取り可能な記録媒体>本実施形態の
通信装置1の制御部1a、台数カウンタ1b、通信部1
c及び予約記憶部1dを有する制御プログラムを、コン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することができ
る。この記録媒体の制御プログラムを図1に示すような
通信インターフェース5を有するコンピュータに読み込
ませて実行することにより、本実施形態に示した通信装
置1としてのネットワーク負荷管理装置の機能を提供で
きる。
【0076】本実施形態の通信装置2における離脱処理
を実行させる制御プログラムもコンピュータ読み取り可
能な記録媒体に記録することができる。この記録媒体の
制御プログラムを図1に示すような通信インターフェー
ス5を有するコンピュータに読み込ませて実行すること
により、本実施形態に示した通信装置2としての離脱処
理機能を提供できる。 <搬送波に具現化されたデータ通信信号>上記通信装置
1の制御プログラムは、コンピュータのハードディスク
やメモリに格納し、通信媒体を通じて他のコンピュータ
に配布することができる。この場合、プログラムは、搬
送波によって具現化されたデータ通信信号として、通信
媒体を伝送される。そして、その配布を受けたコンピュ
ータを本実施形態の通信装置1として機能させることが
できる。
【0077】ここで、搬送波に具現化されたデータ通信
信号は、変調されたブロードバンド信号と変調されてい
ないベースバンド信号(電圧0の直流で変調された場合
に相当)のいずれでもよい。
【0078】また、本実施形態の通信装置2の制御プロ
グラムを通信媒体を通じて他のコンピュータに配布する
ことができる。そして、その配布を受けたコンピュータ
を本実施形態の通信装置2として機能させることができ
る。 《第3実施形態》図12及び図13の図面に基いて第3
実施形態に係るネットワークシステムを説明する。図1
2は、第3実施形態に係るネットワークの構成図であ
り、図13は第3実施形態に係る通信装置1の接続可否
判定処理を示すフローチャートである。 <構成>上記第2実施形態では、ネットワークに接続さ
れている通信装置1−1等の台数が所定の制限値を超え
ている場合に、ネットワークに接続されている通信装置
1−1等に対してネットワークからの離脱を要求する通
信装置1を有するネットワークについて説明した。
【0079】第3実施形態では、ネットワークに接続中
の通信装置1−1、...、1−nに対して離脱要求1
03を発する代わりに、非通信状態の通信装置1−1等
を強制的に切断する通信装置1を有するネットワークに
ついて説明する。この切断によって、接続予約中の通信
装置2のネットワークへの接続が促進される。このネッ
トワークからの切断以外の処理、及び、通信装置1等の
ハードウェアは第1実施形態と同一であるので、同一の
構成については、同一の符号付し、その説明を省略す
る。また、必要に応じて図1から図11の図面を参照す
る。
【0080】図12は、このネットワークの構成図であ
る。図12は、離脱要求103が切断指令104に変更
されている点を除いて図8と同様である。図12に示す
ようにネットワークに接続されていない通信装置2から
ネットワークに接続要求があり、制御部1aが予約記憶
部1dに接続予約を記憶した場合、制御部1aは通信部
1cを介して特定の通信装置1−nに対して切断指令1
04の信号を発する。
【0081】制御部1aは、通信中の通信装置1−n等
のネットワークへの送出信号を監視している。そのた
め、制御部1aは、通信中の通信装置と通信中でない通
信装置とを把握している。制御部1aは、ネットワーク
に接続中であるが非通信状態の通信装置1−n等の中か
らランダムに1台を選択する。制御部1aは、その選択
された1台の通信装置に対して切断指令104を発す
る。
【0082】切断指令104を受けた通信装置1−n
は、ネットワークへの接続を解除する。 なお、本実施
形態で切断とは、各通信装置1−1等がネットワークに
接続できない状態をいう。切断された通信装置は、ネッ
トワークへのアクセスが禁止される。制御部1aは、切
断指令104を発した後、予約番号順に接続を許可す
る。 <制御部1aの処理>制御部1aの処理は、接続可否判
定処理を除いて第2実施形態と同様である。図13は、
制御部1aの接続可否判定処理を示すフローチャートで
ある。図13では、S12cからS12fの処理以外
は、第2実施形態の図9と同様である。
【0083】制御部1aは、接続を拒否するとともに接
続予約をした旨を通知した後(S123)、S12cか
らS12fに示した手順に従って、ネットワークに接続
された通信装置1−1等を切断する。
【0084】すなわち、制御部1aは、ネットワークへ
の接続予約があるか否かを判定する(S12c)。接続
予約がある場合、制御部1aは、ネットワーク上のパケ
ットを監視し、ネットワークに接続された通信装置1−
1、...、1−nの中に非通信状態の通信装置1−1
があるか否かを判定する(S12d)。非通信状態の通
信装置1−1があった場合、制御部1aは、その通信装
置1−1をネットワークから切断する(S12e)。次
に、制御部1aは、接続予約されている通信装置2を予
約番号順にネットワークに接続する。
【0085】一方、S12cの判定で、接続予約がない
場合には、制御部1aは、接続可否判定処理を終了す
る。また、S12dの判定で、非通信状態の通信装置1
−1がない場合も制御部1aは、接続可否判定処理を終
了する。
【0086】このように、本実施形態のネットワークに
おいては、ネットワークへの接続要求が予約された時点
で、制御部1aが非通信状態の通信装置1−1等をネッ
トワークから切断する。この結果、通信装置1−1等の
ネットワークへの接続台数が減少するので、接続の必要
のある通信装置2等を短時間で接続できる可能性が高く
なる。 <変形例>上記第2実施形態では、制御部1aは、ネッ
トワークに接続されているが非通信状態の通信装置1−
1を見い出し、これをネットワークから切断した。これ
に代えて、以下のいずれかの手順により切断する通信装
置を決定してもよい。 [1]通信装置1の制御部1aは、通信装置1−1等を接
続した時刻を記録しておく。接続予約が発生した時点
で、制御部1aは、ネットワークに接続されている通信
装置1−1等の内、接続時間の最も長いものを選択し
て、ネットワークから切断する。 [2] 通信装置1の制御部1aは、ネットワーク上を伝送
されるすべてのデータを監視し、各時刻においてネット
ワークにアクセスしている通信装置1−1等を記録す
る。接続予約が発生した時点で、制御部1aは、ネット
ワークに接続されている通信装置1−1等の内、最も長
くネットワークにアクセスしていないものを選択して、
ネットワークから切断する。 [3]通信装置1の制御部1aは、ネットワークを伝送さ
れるすべてのデータを監視し、各時刻において通信装置
1−1の送受信するデータ量を記録する。接続予約が発
生した時点で、制御部1aは、ネットワークに接続され
ている通信装置1−1等の内、所定時間前から現在時刻
までの期間で、データ送出量の最も少ないものを選択し
て、ネットワークから切断する。 [4]ネットワークへの接続要求時に、接続を要求する通
信装置2等から通信優先度を指定させる。接続が許可さ
れると、この通信優先度は、その装置のアドレスともに
ハードディスクに記録される。通信装置1は、ネットワ
ークに接続された通信装置1−1等の内、この通信優先
度の低いものを選択して切断する。この通信優先度は、
通信装置1と通信装置1−1等とのプロトコルデータの
交信によって変更しても構わない。 <コンピュータ読み取り可能な記録媒体>本実施形態の
通信装置1の制御部1a、台数カウンタ1b、通信部1
c及び予約記憶部1dを有する制御プログラムを、コン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することができ
る。この記録媒体の制御プログラムを図1に示すような
通信インターフェース5を有するコンピュータに読み込
ませて実行することにより、本実施形態に示した通信装
置1としてのネットワーク負荷管理装置の機能を提供で
きる。 <搬送波に具現化されたデータ通信信号>上記通信装置
1の制御プログラムは、コンピュータのハードディスク
やメモリに格納し、通信媒体を通じて他のコンピュータ
に配布することができる。この場合、プログラムは、搬
送波によって具現化されたデータ通信信号として、通信
媒体を伝送される。そして、その配布を受けたコンピュ
ータを本実施形態の通信装置1として機能させることが
できる。
【0087】ここで、搬送波に具現化されたデータ通信
信号は、変調されたブロードバンド信号と変調されてい
ないベースバンド信号(電圧0の直流で変調された場合
に相当)のいずれでもよい。 《第4実施形態》図14及び図15の図面に基いて第4
実施形態に係るネットワークシステムを説明する。図1
4は、第4実施形態に係るネットワークの構成図であ
り、図15は本実施形態のおいて接続要求をする通信装
置2の処理を示すフローチャートである。 <構成>上記第1実施形態では、ネットワークに接続さ
れている通信装置1−1の台数が所定の制限値を超えて
いる場合に、新たなネットワークへの接続要求を拒否す
る通信装置1を有するネットワークについて説明した。
この場合、接続を要求する通信装置2等は、要求が許可
されるまでネットワークに接続できない。
【0088】一方、第4実施形態では、接続を拒否され
た場合に送信部2bを停止して受信部2cのみをネット
ワークに接続する通信装置2を有するネットワークにつ
いて説明する。この接続を要求する通信装置2における
処理以外は第1実施形態と同一であるので、同一の構成
については、同一の符号付し、その説明を省略する。ま
た、必要に応じて図1から図13の図面を参照する。
【0089】図14は、このネットワークの構成図であ
る。図14は、接続を要求する通信装置2内部の構成要
素が明示されている点を除いて図2と同様である。すな
わち第1実施形の場合と同様、通信装置1は、ネットワ
ーク上の負荷を管理する。第1実施形態の場合と同様、
通信装置1は、他の通信装置2等からネットワークへの
接続を要求されたとき、ネットワークの負荷を算出し
て、接続の可否を判断する。
【0090】また、通信装置2のCPU4は、制御部2
a、送信部2b、及び受信部2cを有する制御プログラ
ムを実行し、ネットワークを介して通信する。このう
ち、制御部2aは、ネットワークへ接続を要求する。接
続が許可されると制御部2aは、送信部2b及び受信部
2cにより、ネットワークを介した通信を実行する。接
続を拒否されと、制御部2aは、送信部2bを停止し、
受信部2cのみをネットワークに接続する。
【0091】また、送信部2bは、制御部2aからの指
示により、ネットワーク上の通信装置宛にデータを送出
する。また、受信部2cは、ネットワークからのデータ
受信を監視している。受信部2cは、データを受信する
と、制御部2aに対して割り込みをかけて受信したデー
タを引き渡す。 <制御部2aの接続要求処理>図15は、制御部2aの
接続要求処理を示すフローチャートである。
【0092】まず、制御部2aは、ネットワークの負荷
を管理する通信装置1に対しネットワークへの接続を要
求する(S40)。次に制御部2aは、接続要求の結果
を判定する(S41)。
【0093】接続が許可された場合、制御部2aは、送
信部2b及び受信部2cを制御し、ネットワークを介し
て通信する(S45)。一方、通信装置1がネットワー
クへの接続を拒否した場合、制御部2aは、送信部2b
を停止させ、受信部2cのみをネットワークに接続させ
る(S42)。次に制御部2aは、受信部2cを介して
接続が許可されるまで待つ(S43)。接続が許可され
ると制御部2aは、送信部2bを起動し、通信を開始す
る(S44)。
【0094】このように本実施形態の通信装置2は、接
続が拒否された場合に、送信部2bを停止し、受信部2
cのみを介してネットワークに接続する。このため、接
続要求の再送を抑制し、ネットワークの過負荷を押さえ
ることができる。 <離脱要求時に送信部を停止する機能との組み合わせ>
上記第4実施形態では、通信装置2は、ネットワークへ
の接続を拒否された場合に送信部2bを停止し、受信部
2cのみを介してネットワークに接続する。この処理を
実施形態2で説明した処理と組み合わせてもよい。
【0095】すなわち、実施形態2の通信装置2では、
ネットワークの負荷が高くなると通信装置1から通信装
置2に対しネットワークからの離脱が要求される。この
離脱が要求された場合に、通信装置2は、送信部2bを
停止し、受信部2cのみでネットワークに接続するよう
にしてもよい。図16にその場合の処理を示す。
【0096】通信装置2は、図16に示す処理を実行
し、通信装置1から離脱の要求を受け付ける。通常、通
信装置2は、離脱指示を監視している(S51)。離脱
指示があった場合、通信装置2は、現在通信中か否かを
判定する(S52)。現在通信中でない場合、通信装置
2は、制御部2aに指令を発行して、送信部2bを停止
させる(S53)。つぎに通信装置2は、送信部2bを
停止させたことを通信装置1への報告し(S54)、処
理を終了する。
【0097】一方、S52の判定において、通信中であ
った場合には、送信部2bを停止できないことを通信装
置1へ報告して(S55)、S51の処理へ戻る。な
お、この離脱処理は、送信部2bが動作開始すると同時
に起動され、離脱指示を監視する。
【0098】このように、通信装置2は、ネットワーク
から離脱した後も、受信部2cを動作させているので、
ネットワークの負荷に影響を与えることなく、通信装置
2へ宛てたデータやブロードキャストされたデータを受
信できる。 <コンピュータ読み取り可能な記録媒体>本実施形態の
通信装置2における接続要求処理を実行させる制御プロ
グラムもコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録す
ることができる。この記録媒体の制御プログラムを図1
に示すような通信インターフェース5を有するコンピュ
ータに読み込ませて実行することにより、本実施形態に
示した通信装置2としての接続要求処理機能を提供でき
る。 <搬送波に具現化されたデータ通信信号>上記通信装置
2の制御プログラムは、コンピュータのハードディスク
やメモリに格納し、通信媒体を通じて他のコンピュータ
に配布することができる。この場合、プログラムは、搬
送波によって具現化されたデータ通信信号として、通信
媒体を伝送される。そして、その配布を受けたコンピュ
ータを本実施形態の通信装置2として機能させることが
できる。
【0099】ここで、搬送波に具現化されたデータ通信
信号は、変調されたブロードバンド信号と変調されてい
ないベースバンド信号(電圧0の直流で変調された場合
に相当)のいずれでもよい。 《その他》更に、本実施の形態は以下の発明を開示す
る。 (付記1)ネットワークの負荷に基づいて通信装置のネ
ットワークへの接続要求を管理する管理部と、ネットワ
ークへの接続を予約する予約記憶部とを備え、前記管理
部は、ネットワークの負荷が所定の制限値を超える場合
に、ネットワークへの接続要求を拒絶するともに、その
接続要求を予約し、前記通信装置を接続してもネットワ
ークの負荷が前記制限値内に維持されるときに、前記接
続要求が予約されている通信装置を所定の順にネットワ
ークに接続させる、ネットワーク負荷管理装置。 (付記2)前記管理部は、ネットワークに接続される通
信装置の数に基づいてネットワークの負荷を求める請求
項1記載のネットワーク負荷管理装置。 (付記3)前記管理部は、ネットワークに接続される通
信装置間の通信速度に基づいてネットワークの負荷を求
める請求項1記載のネットワーク負荷管理装置。 (付記4)前記管理部は、ネットワークの負荷が所定の
制限値を超える場合に、ネットワークに接続されている
通信装置に対してネットワークからの離脱を要求する請
求項1記載のネットワーク負荷管理装置。 (付記5)ネットワークの負荷に基づいて通信装置のネ
ットワークへの接続要求を管理するネットワーク負荷管
理装置であって、ネットワークの負荷が所定の制限値を
超える場合に、ネットワークに接続されている通信装置
に対してネットワークからの離脱を要求するネットワー
ク負荷管理装置。 (付記6)前記管理部は、ネットワークの負荷が所定の
制限値を超える場合に、ネットワークに接続されている
非通信状態の通信装置をネットワークから切断する請求
項1記載のネットワーク負荷管理装置。 (付記7)ネットワークの負荷に基づいて通信装置のネ
ットワークへの接続要求を管理するネットワーク負荷管
理装置であって、ネットワークの負荷が所定の制限値を
超える場合に、ネットワークに接続されている非通信状
態の通信装置をネットワークから切断するネットワーク
負荷管理装置。 (付記8)前記管理部は、前記切断される通信装置を、
ネットワークへの接続時間、通信装置のネットワークへ
のアクセス頻度または通信装置ごとの優先度のいずれか
を基準にして選択する請求項6または7記載のネットワ
ーク負荷管理装置。 (付記9)ネットワークに接続される通信装置であっ
て、このネットワークは、ネットワークの負荷に基づい
て、通信装置の接続要求を管理するネットワーク負荷管
理装置によって管理されており、ネットワークへの接続
前に前記ネットワーク負荷管理装置に接続を要求し、そ
の接続要求が許可された後に、ネットワークへ接続する
通信装置。 (付記10)送信部及び受信部をさらに備え、前記接続
要求が許可されるまで、送信部を停止し、受信部のみを
動作させる請求項9記載の通信装置。 (付記11)前記ネットワーク負荷管理装置によってネ
ットワークからの離脱を要求されたときに、所定の条件
に従いネットワークから離脱する請求項9記載の通信装
置。 (付記12)ネットワークに接続される通信装置であっ
て、このネットワークは、ネットワークの負荷に基づい
て、通信装置の接続要求を管理するネットワーク負荷管
理装置によって管理されており、ネットワーク負荷管理
装置によってネットワークからの離脱を要求されたとき
に、所定の条件に従いネットワークから離脱する通信装
置。 (付記13)送信部及び受信部をさらに備え、ネットワ
ークからの離脱に代えて、送信部を停止し、受信部のみ
を動作させる請求項11または12記載の通信装置。 (付記14)ネットワークの負荷に基づいて通信装置の
ネットワークへの接続要求を管理する管理部と、ネット
ワークへの接続を予約する予約記憶部とを備え、ネット
ワークの負荷が所定の制限値を超える場合に、ネットワ
ークへの接続要求を拒絶するともに、その接続要求を予
約し、ネットワークの負荷が前記制限値内に維持される
ときに、前記接続要求が予約されている通信装置を所定
の順にネットワークに接続させる、1以上のネットワー
ク負荷管理装置と、ネットワークへの接続前に前記ネッ
トワーク負荷管理装置に接続を要求し、その接続要求が
許可された後に、ネットワークへ接続する1以上の通信
装置と、を備えたネットワークシステム。 (付記15)前記通信装置は、送信部及び受信部をさら
に備え、前記接続要求が許可されるまで、送信部を停止
し、受信部のみを動作させる請求項14記載のネットワ
ークシステム。 (付記16) 前記ネットワーク負荷管理装置は、ネッ
トワークの負荷が所定の制限値を超える場合に、ネット
ワークに接続されている通信装置に対してネットワーク
からの離脱を要求し、この離脱を要求された通信装置
は、所定の条件に従いネットワークから離脱する請求項
14記載のネットワークシステム。 (付記17)前記離脱を要求された通信装置は、送信部
及び受信部をさらに備えており、ネットワークからの離
脱に代えて、送信部を停止し、受信部のみを動作させる
請求項16記載のネットワークシステム。 (付記18)前記ネットワーク負荷管理装置は、ネット
ワークの負荷が所定の制限値を超える場合に、ネットワ
ークに接続されている非通信状態の通信装置をネットワ
ークから切断する請求項14記載のネットワークシステ
ム。 (付記19)ネットワークの負荷に基づいて通信装置の
ネットワークへの接続要求を管理する通信方法であっ
て、ネットワークの負荷が所定の制限値を超える場合
に、ネットワークへの接続要求を拒絶するともに、その
接続要求を予約する手順と、ネットワークの負荷が前記
制限値内に維持されるときに、前記接続要求が予約され
ている通信装置を所定の順にネットワークに接続させる
手順と、を有する通信方法。 (付記20)ネットワークの負荷が所定の制限値を超え
る場合に、ネットワークに接続されている通信装置に対
してネットワークからの離脱を要求する手順をさらに有
する請求項19記載の通信方法。 (付記21)ネットワークの負荷が所定の制限値を超え
る場合に、ネットワークに接続されている非通信状態の
通信装置をネットワークから切断する手順を、さらに有
する請求項19記載の通信方法。 (付記22)ネットワークを介した通信方法であって、
前記ネットワークは、ネットワークの負荷に基づいて通
信装置のネットワークへの接続要求を管理するネットワ
ーク負荷管理装置によって管理されており、ネットワー
クへの接続前に前記ネットワーク負荷管理装置に接続を
要求し、その接続要求が許可された後にネットワークへ
接続する手順を有する通信方法。 (付記23)送信部及び受信部を備えた通信装置で用い
られ、前記接続要求が許可されるまで、送信部を停止
し、受信部のみを動作させる手順をさらに有する請求項
22記載の通信方法。 (付記24)前記ネットワーク負荷管理装置によってネ
ットワークからの離脱を要求されたときに、所定の条件
に従いネットワークから離脱する手順をさらに有する請
求項22記載の通信方法。 (付記25)送信部及び受信部を備えた通信装置で用い
られ、ネットワークから離脱する手順に代えて、送信部
を停止し、受信部のみを動作させる手順を有する請求項
24記載の通信方法。 (付記26)ネットワークの負荷に基づいて通信装置の
ネットワークへの接続要求を管理する通信方法であっ
て、ネットワークの負荷が所定の制限値を超える場合
に、ネットワークへの接続要求を拒絶するともに、その
接続要求を予約する第1の手順と、ネットワークの負荷
が前記制限値内に維持されるときに、前記接続要求が予
約されている通信装置を所定の順にネットワークに接続
させる第2の手順と、ネットワークへの接続を要求し、
その接続要求が許可された後にネットワークへ接続する
第3の手順と、を有する通信方法。 (付記27)前記第3の手順は、送信部及び受信部を備
えた通信装置で用いられ、その接続要求が許可されるま
で、送信部を停止し、受信部のみを動作させる請求項2
6記載の通信方法。 (付記28)ネットワークの負荷が所定の制限値を超え
る場合に、ネットワークに接続されている通信装置に対
してネットワークからの離脱を要求する手順と、離脱を
要求された通信装置が、所定の条件に従いネットワーク
から離脱する手順とをさらに有する請求項26記載の通
信方法。 (付記29)前記第3の手順は、送信部及び受信部を備
えた通信装置で用いられ、前記通信装置がネットワーク
から離脱する手順に代えて、通信装置の送信部を停止
し、受信部のみを動作させる手順を有する請求項28記
載の通信方法。 (付記30)ネットワークの負荷が所定の制限値を超え
る場合に、ネットワークに接続されている非通信状態の
通信装置をネットワークから切断する手順を、さらに有
する請求項26記載の通信方法。 (付記31)コンピュータに、ネットワークの負荷に基
づいて通信装置のネットワークへの接続要求を管理させ
るためのプログラムであって、ネットワークの負荷が所
定の制限値を超える場合に、ネットワークへの接続要求
を拒絶するともに、その接続要求を予約する手順と、ネ
ットワークの負荷が前記制限値内に維持されるときに、
前記接続要求が予約されている通信装置を所定の順にネ
ットワークに接続させる手順と、を実行させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。 (付記32)ネットワークの負荷が所定の制限値を超え
る場合に、ネットワークに接続されている通信装置に対
してネットワークからの離脱を要求する手順をさらに実
行させる請求項31記載のプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体。 (付記33)ネットワークの負荷が所定の制限値を超え
る場合に、ネットワークに接続されている非通信状態の
通信装置をネットワークから切断する手順をさらに実行
させる請求項31記載のプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体。 (付記34)コンピュータに、ネットワークを介した通
信を実行させるプログラムであって、前記ネットワーク
は、ネットワークの負荷に基づいて通信装置の接続要求
を管理するネットワーク負荷管理装置によって管理され
ており、ネットワークへの接続前に前記ネットワーク負
荷管理装置に接続を要求し、その接続要求が許可された
後にネットワークへ接続させる手順を実行させるプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 (付記35)前記コンピュータが送信部及び受信部を備
えた装置に接続されている場合に、前記接続要求が許可
されるまで、送信部を停止させ、受信部のみを動作させ
る手順をさらに実行させる請求項34記載のプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 (付記36)前記ネットワーク負荷管理装置によってネ
ットワークからの離脱を要求されたときに、所定の条件
に従いネットワークから離脱する手順をさらに実行させ
る請求項34記載のプログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体。 (付記37)前記コンピュータが送信部及び受信部を備
えた装置に接続されている場合に、ネットワークから離
脱する手順に代えて、送信部を停止し、受信部のみを動
作させる手順を実行させる請求項36記載のプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 (付記38)コンピュータに、ネットワークの負荷に基
づいて通信装置のネットワークへの接続要求を管理させ
るためのプログラムであって、ネットワークの負荷が所
定の制限値を超える場合に、ネットワークへの接続要求
を拒絶するともに、その接続要求を予約する手順と、ネ
ットワークの負荷が前記制限値内に維持されるときに、
前記接続要求が予約されている通信装置を所定の順にネ
ットワークに接続させる手順と、を実行させるためのプ
ログラム。 (付記39)コンピュータに、ネットワークを介した通
信を実行させるプログラムであって、前記ネットワーク
は、ネットワークの負荷に基づいて通信装置の接続要求
を管理するネットワーク負荷管理装置によって管理され
ており、ネットワークへの接続前に前記ネットワーク負
荷管理装置に接続を要求し、その接続要求が許可された
後にネットワークへ接続させる手順を実行させるプログ
ラム。 (付記40)コンピュータに、ネットワークの負荷に基
づいて通信装置のネットワークへの接続要求を管理させ
るためのプログラムコード部分を有する搬送波に具現化
されたデータ通信信号であって、ネットワークの負荷が
所定の制限値を超える場合に、ネットワークへの接続要
求を拒絶するともに、その接続要求を予約する手順を実
行させるプログラムコード部分と、ネットワークの負荷
が前記制限値内に維持されるときに、前記接続要求が予
約されている通信装置を所定の順にネットワークに接続
させる手順を実行させるプログラムコード部分と、を有
するデータ通信信号。 (付記41)ネットワークの負荷が所定の制限値を超え
る場合に、ネットワークに接続されている通信装置に対
してネットワークからの離脱を要求する手順を実行させ
るプログラムコード部分をさらに有する発明38記載の
データ通信信号。 (付記42)ネットワークの負荷が所定の制限値を超え
る場合に、ネットワークに接続されている非通信状態の
通信装置をネットワークから切断する手順を実行させる
プログラムコード部分をさらに有する発明38記載のデ
ータ通信信号。 (付記43)コンピュータに、ネットワークを介した通
信を実行させるプログラムコード部分を有する搬送波に
具現化されたデータ通信信号であって、前記ネットワー
クは、ネットワークの負荷に基づいて通信装置の接続要
求を管理するネットワーク負荷管理装置によって管理さ
れており、ネットワークへの接続前に前記ネットワーク
負荷管理装置に接続を要求し、その接続要求が許可され
た後にネットワークへ接続させる手順を実行させるプロ
グラムコード部分を有するデータ通信信号。 (付記44)前記コンピュータが送信部及び受信部を備
えた装置に接続されている場合に、前記接続要求が許可
されるまで、送信部を停止させ、受信部のみを動作させ
る手順を実行させるプログラムコード部分をさらに有す
る発明41記載のデータ通信信号。 (付記45)前記ネットワーク負荷管理装置によってネ
ットワークからの離脱を要求されたときに、所定の条件
に従い(または無条件に)ネットワークから離脱する手
順を実行させるプログラムコード部分をさらに有する発
明41記載のデータ通信信号。 (付記46)前記コンピュータが送信部及び受信部を備
えた装置に接続されている場合に、ネットワークから離
脱する手順に代えて、送信部を停止し、受信部のみを動
作させる手順を実行させるプログラムコード部分を有す
る発明43記載のデータ通信信号。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワークの負荷が所定の制限値を超える場合に、通
信装置のネットワークへの接続要求を拒絶するととも
に、その接続を予約する。一方、本発明によれば、通信
装置を接続してもネットワークの負荷が制限値内に維持
されるときに、接続を予約されている通信装置を所定の
順にネットワークに接続させる。従って、ネットワーク
に接続中の通信装置の通信状態を良好に維持するととも
に、新たにネットワークに接続を要求する通信装置が必
要以上に接続を制限されることはない。すなわち、ネッ
トワークに接続済みの通信装置と、ネットワークに未接
続であって接続を要求する通信装置とに対して、通信サ
ービスを提供する際の調整を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における通信装置のハード
ウェア構成図。
【図2】第1実施形態に係るネットワーク構成図。
【図3】予約記憶部のデータ構造図。
【図4】通信装置1によるネットワークへの接続管理処
理を示すフローチャート。
【図5】第1実施形態に係るネットワークへの接続拒否
判定処理を示すフローチャート。
【図6】通信装置1による離脱報告受信後の処理を示す
フローチャート。
【図7】通信装置2における接続要求処理を示すフロー
チャート。
【図8】第2実施形態に係るネットワーク構成図。
【図9】第2実施形態に係るネットワークへの接続拒否
判定処理を示すフローチャート。
【図10】通信装置2によるネットワークからの離脱処
理を示すフローチャート。
【図11】第2実施形態の変形例に係るネットワークへ
の接続拒否判定処理を示すフローチャート。
【図12】第3実施形態に係るネットワーク構成図。
【図13】第3実施形態に係るネットワークへの接続拒
否判定処理を示すフローチャート。
【図14】第4実施形態に係るネットワーク構成図。
【図15】第4実施形態に係る接続要求処理を示すフロ
ーチャート。
【図16】ネットワークからの離脱処理の変形例を示す
フローチャート。
【図17】スループット測定結果に基づく接続可否判定
処理を示すフローチャート。
【図18】スループット悪化を報告する処理を示すフロ
ーチャート。
【図19】スループット悪化報告に基づく接続可否判定
処理。
【符号の説明】
1 通信装置 1a 制御部 1b 台数カウンタ 1c 通信部 1d 予約記憶部 2 通信装置 2b 送信部 2c 受信部 3 メモリ 4 CPU 5 通信インターフェース 7 ハードディスク駆動装置 8 フロッピーディスク装置

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークの負荷に基づいて通信装置の
    ネットワークへの接続要求を管理する管理部と、ネット
    ワークへの接続を予約する予約記憶部とを備え、前記管
    理部は、 ネットワークの負荷が所定の制限値を超える場合に、ネ
    ットワークへの接続要求を拒絶するともに、その接続要
    求を予約し、 前記通信装置を接続してもネットワークの負荷が前記制
    限値内に維持されるときに、前記接続要求が予約されて
    いる通信装置を所定の順にネットワークに接続させる、
    ネットワーク負荷管理装置。
  2. 【請求項2】前記管理部は、ネットワークに接続される
    通信装置の数に基づいてネットワークの負荷を求める請
    求項1記載のネットワーク負荷管理装置。
  3. 【請求項3】前記管理部は、ネットワークに接続される
    通信装置間の通信速度に基づいてネットワークの負荷を
    求める請求項1記載のネットワーク負荷管理装置。
  4. 【請求項4】前記管理部は、ネットワークの負荷が所定
    の制限値を超える場合に、ネットワークに接続されてい
    る通信装置に対してネットワークからの離脱を要求する
    請求項1記載のネットワーク負荷管理装置。
  5. 【請求項5】ネットワークの負荷に基づいて通信装置の
    ネットワークへの接続要求を管理するネットワーク負荷
    管理装置であって、 ネットワークの負荷が所定の制限値を超える場合に、ネ
    ットワークに接続されている通信装置に対してネットワ
    ークからの離脱を要求するネットワーク負荷管理装置。
  6. 【請求項6】前記管理部は、ネットワークの負荷が所定
    の制限値を超える場合に、ネットワークに接続されてい
    る非通信状態の通信装置をネットワークから切断する請
    求項1記載のネットワーク負荷管理装置。
  7. 【請求項7】ネットワークの負荷に基づいて通信装置の
    ネットワークへの接続要求を管理するネットワーク負荷
    管理装置であって、 ネットワークの負荷が所定の制限値を超える場合に、ネ
    ットワークに接続されている非通信状態の通信装置をネ
    ットワークから切断するネットワーク負荷管理装置。
  8. 【請求項8】前記管理部は、前記切断される通信装置
    を、ネットワークへの接続時間、通信装置のネットワー
    クへのアクセス頻度または通信装置ごとの優先度のいず
    れかを基準にして選択する請求項6または7記載のネッ
    トワーク負荷管理装置。
  9. 【請求項9】ネットワークに接続される通信装置であっ
    て、このネットワークは、ネットワークの負荷に基づい
    て、通信装置の接続要求を管理するネットワーク負荷管
    理装置によって管理されており、 ネットワークへの接続前に前記ネットワーク負荷管理装
    置に接続を要求し、その接続要求が許可された後に、ネ
    ットワークへ接続する通信装置。
  10. 【請求項10】送信部及び受信部をさらに備え、 前記接続要求が許可されるまで、送信部を停止し、受信
    部のみを動作させる請求項9記載の通信装置。
  11. 【請求項11】前記ネットワーク負荷管理装置によって
    ネットワークからの離脱を要求されたときに、所定の条
    件に従いネットワークから離脱する請求項9記載の通信
    装置。
  12. 【請求項12】ネットワークに接続される通信装置であ
    って、このネットワークは、ネットワークの負荷に基づ
    いて、通信装置の接続要求を管理するネットワーク負荷
    管理装置によって管理されており、 ネットワーク負荷管理装置によってネットワークからの
    離脱を要求されたときに、所定の条件に従いネットワー
    クから離脱する通信装置。
  13. 【請求項13】送信部及び受信部をさらに備え、 ネットワークからの離脱に代えて、送信部を停止し、受
    信部のみを動作させる請求項11または12記載の通信
    装置。
  14. 【請求項14】ネットワークの負荷に基づいて通信装置
    のネットワークへの接続要求を管理する管理部と、ネッ
    トワークへの接続を予約する予約記憶部とを備え、ネッ
    トワークの負荷が所定の制限値を超える場合に、ネット
    ワークへの接続要求を拒絶するともに、その接続要求を
    予約し、ネットワークの負荷が前記制限値内に維持され
    るときに、前記接続要求が予約されている通信装置を所
    定の順にネットワークに接続させる、1以上のネットワ
    ーク負荷管理装置と、 ネットワークへの接続前に前記ネットワーク負荷管理装
    置に接続を要求し、その接続要求が許可された後に、ネ
    ットワークへ接続する1以上の通信装置と、を備えたネ
    ットワークシステム。
  15. 【請求項15】前記通信装置は、送信部及び受信部をさ
    らに備え、 前記接続要求が許可されるまで、送信部を停止し、受信
    部のみを動作させる請求項14記載のネットワークシス
    テム。
  16. 【請求項16】 前記ネットワーク負荷管理装置は、ネ
    ットワークの負荷が所定の制限値を超える場合に、ネッ
    トワークに接続されている通信装置に対してネットワー
    クからの離脱を要求し、 この離脱を要求された通信装置は、所定の条件に従いネ
    ットワークから離脱する請求項14記載のネットワーク
    システム。
  17. 【請求項17】前記離脱を要求された通信装置は、送信
    部及び受信部をさらに備えており、 ネットワークからの離脱に代えて、送信部を停止し、受
    信部のみを動作させる請求項16記載のネットワークシ
    ステム。
  18. 【請求項18】前記ネットワーク負荷管理装置は、ネッ
    トワークの負荷が所定の制限値を超える場合に、ネット
    ワークに接続されている非通信状態の通信装置をネット
    ワークから切断する請求項14記載のネットワークシス
    テム。
  19. 【請求項19】ネットワークの負荷に基づいて通信装置
    のネットワークへの接続要求を管理する通信方法であっ
    て、 ネットワークの負荷が所定の制限値を超える場合に、ネ
    ットワークへの接続要求を拒絶するともに、その接続要
    求を予約する手順と、 ネットワークの負荷が前記制限値内に維持されるとき
    に、前記接続要求が予約されている通信装置を所定の順
    にネットワークに接続させる手順と、を有する通信方
    法。
  20. 【請求項20】ネットワークの負荷が所定の制限値を超
    える場合に、ネットワークに接続されている通信装置に
    対してネットワークからの離脱を要求する手順をさらに
    有する請求項19記載の通信方法。
  21. 【請求項21】ネットワークの負荷が所定の制限値を超
    える場合に、ネットワークに接続されている非通信状態
    の通信装置をネットワークから切断する手順を、さらに
    有する請求項19記載の通信方法。
  22. 【請求項22】ネットワークを介した通信方法であっ
    て、 前記ネットワークは、ネットワークの負荷に基づいて通
    信装置のネットワークへの接続要求を管理するネットワ
    ーク負荷管理装置によって管理されており、 ネットワークへの接続前に前記ネットワーク負荷管理装
    置に接続を要求し、その接続要求が許可された後にネッ
    トワークへ接続する手順を有する通信方法。
  23. 【請求項23】送信部及び受信部を備えた通信装置で用
    いられ、 前記接続要求が許可されるまで、送信部を停止し、受信
    部のみを動作させる手順をさらに有する請求項22記載
    の通信方法。
  24. 【請求項24】前記ネットワーク負荷管理装置によって
    ネットワークからの離脱を要求されたときに、所定の条
    件に従いネットワークから離脱する手順をさらに有する
    請求項22記載の通信方法。
  25. 【請求項25】送信部及び受信部を備えた通信装置で用
    いられ、 ネットワークから離脱する手順に代えて、送信部を停止
    し、受信部のみを動作させる手順を有する請求項24記
    載の通信方法。
  26. 【請求項26】ネットワークの負荷に基づいて通信装置
    のネットワークへの接続要求を管理する通信方法であっ
    て、 ネットワークの負荷が所定の制限値を超える場合に、ネ
    ットワークへの接続要求を拒絶するともに、その接続要
    求を予約する第1の手順と、 ネットワークの負荷が前記制限値内に維持されるとき
    に、前記接続要求が予約されている通信装置を所定の順
    にネットワークに接続させる第2の手順と、 ネットワークへの接続を要求し、その接続要求が許可さ
    れた後にネットワークへ接続する第3の手順と、を有す
    る通信方法。
  27. 【請求項27】前記第3の手順は、送信部及び受信部を
    備えた通信装置で用いられ、 その接続要求が許可されるまで、送信部を停止し、受信
    部のみを動作させる請求項26記載の通信方法。
  28. 【請求項28】ネットワークの負荷が所定の制限値を超
    える場合に、ネットワークに接続されている通信装置に
    対してネットワークからの離脱を要求する手順と、 離脱を要求された通信装置が、所定の条件に従いネット
    ワークから離脱する手順とをさらに有する請求項26記
    載の通信方法。
  29. 【請求項29】前記第3の手順は、送信部及び受信部を
    備えた通信装置で用いられ、 前記通信装置がネットワークから離脱する手順に代え
    て、通信装置の送信部を停止し、受信部のみを動作させ
    る手順を有する請求項28記載の通信方法。
  30. 【請求項30】ネットワークの負荷が所定の制限値を超
    える場合に、ネットワークに接続されている非通信状態
    の通信装置をネットワークから切断する手順を、さらに
    有する請求項26記載の通信方法。
  31. 【請求項31】コンピュータに、ネットワークの負荷に
    基づいて通信装置のネットワークへの接続要求を管理さ
    せるためのプログラムであって、 ネットワークの負荷が所定の制限値を超える場合に、ネ
    ットワークへの接続要求を拒絶するともに、その接続要
    求を予約する手順と、 ネットワークの負荷が前記制限値内に維持されるとき
    に、前記接続要求が予約されている通信装置を所定の順
    にネットワークに接続させる手順と、を実行させるため
    のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  32. 【請求項32】ネットワークの負荷が所定の制限値を超
    える場合に、ネットワークに接続されている通信装置に
    対してネットワークからの離脱を要求する手順をさらに
    実行させる請求項31記載のプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
  33. 【請求項33】ネットワークの負荷が所定の制限値を超
    える場合に、ネットワークに接続されている非通信状態
    の通信装置をネットワークから切断する手順をさらに実
    行させる請求項31記載のプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  34. 【請求項34】コンピュータに、ネットワークを介した
    通信を実行させるプログラムであって、 前記ネットワークは、ネットワークの負荷に基づいて通
    信装置の接続要求を管理するネットワーク負荷管理装置
    によって管理されており、 ネットワークへの接続前に前記ネットワーク負荷管理装
    置に接続を要求し、その接続要求が許可された後にネッ
    トワークへ接続させる手順を実行させるプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  35. 【請求項35】前記コンピュータが送信部及び受信部を
    備えた装置に接続されている場合に、 前記接続要求が許可されるまで、送信部を停止させ、受
    信部のみを動作させる手順をさらに実行させる請求項3
    4記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  36. 【請求項36】前記ネットワーク負荷管理装置によって
    ネットワークからの離脱を要求されたときに、所定の条
    件に従いネットワークから離脱する手順をさらに実行さ
    せる請求項34記載のプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  37. 【請求項37】前記コンピュータが送信部及び受信部を
    備えた装置に接続されている場合に、 ネットワークから離脱する手順に代えて、送信部を停止
    し、受信部のみを動作させる手順を実行させる請求項3
    6記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  38. 【請求項38】コンピュータに、ネットワークの負荷に
    基づいて通信装置のネットワークへの接続要求を管理さ
    せるためのプログラムであって、 ネットワークの負荷が所定の制限値を超える場合に、ネ
    ットワークへの接続要求を拒絶するともに、その接続要
    求を予約する手順と、 ネットワークの負荷が前記制限値内に維持されるとき
    に、前記接続要求が予約されている通信装置を所定の順
    にネットワークに接続させる手順と、を実行させるため
    のプログラム。
  39. 【請求項39】コンピュータに、ネットワークを介した
    通信を実行させるプログラムであって、 前記ネットワークは、ネットワークの負荷に基づいて通
    信装置の接続要求を管理するネットワーク負荷管理装置
    によって管理されており、 ネットワークへの接続前に前記ネットワーク負荷管理装
    置に接続を要求し、その接続要求が許可された後にネッ
    トワークへ接続させる手順を実行させるプログラム。
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