JP7420182B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
Communicationの略)方式に従った無線通信)に従って、無線設定の通信を実行する。上記の無線設定は、NFC方式とは異なる通信方式(例えばIEEE802.11a、802.11b)に従った無線通信を実行するための設定である。これにより、2台の通信装置は、無線設定に従った無線通信を実行可能になる。
また、本明細書によって開示される他の技術は、携帯端末である。携帯端末は、通信装置と無線通信を実行するための第1種のインターフェイスと、前記通信装置と無線通信を実行するための第2種のインターフェイスであって、前記第2種のインターフェイスを利用した無線通信の通信速度は、前記第1種のインターフェイスを利用した通信の通信速度よりも速い、前記第2種のインターフェイスと、前記通信装置が前記通信装置とは異なる特定のアクセスポイントとの接続を確立済みであり、かつ、前記携帯端末が前記特定のアクセスポイントとの接続を確立済みである第3の状況において、前記通信装置との前記第1種のインターフェイスを介した無線通信が確立される場合に、前記通信装置との前記特定のアクセスポイントを介した通信のための情報を、前記通信装置から前記第1種のインターフェイスを介して受信後に、前記第2種のインターフェイスを利用して、前記通信装置との前記特定のアクセスポイントを介した目的データの無線通信を前記通信装置と実行し、前記通信装置がアクセスポイントとして動作する第4の状況において、前記通信装置との前記第1種のインターフェイスを介した無線通信が確立される場合に、前記携帯端末を前記アクセスポイントとして動作する前記通信装置に接続させるための無線設定を、前記通信装置から前記第1種のインターフェイスを介して受信後に、前記第2種のインターフェイスを利用して、前記目的データの無線通信を前記アクセスポイントとして動作する前記通信装置と実行する通信実行部と、を備える。
また、本明細書によって開示される他の技術は、通信装置である。通信装置は、第1種のインターフェイスと第2種のインターフェイスと制御部とを備える。第1種のインターフェイスは、携帯端末と無線通信を実行するためのインターフェイスである。第2種のインターフェイスは、携帯端末と無線通信を実行するためのインターフェイスである。第2種のインターフェイスを利用した無線通信の通信速度は、第1種のインターフェイスを利用した通信の通信速度よりも速い。制御部は、判断部と通信実行部とを備える。判断部は、通信装置が、第2種のインターフェイスを利用した無線通信を実行するための対象ネットワークに現在属しているのか否かを判断する。通信実行部は、通信装置が第1の対象ネットワークに現在属していると判断される第1の場合に、第1の対象ネットワークに携帯端末を所属させるための無線設定を、第1種のインターフェイスを利用して、携帯端末に送信する送信処理を実行した後に、第2種のインターフェイスを利用して、携帯端末と第1の対象ネットワークを介した目的データの無線通信を実行する。通信実行部は、通信装置が対象ネットワークに現在属していないと判断される第2の場合に、通信装置と携帯端末との両方が第2の対象ネットワークに属している状態になるように、特定処理を実行した後に、第2種のインターフェイスを利用して、携帯端末と第2の対象ネットワークを介した目的データの無線通信を実行する。
速い通信速度で、携帯端末と、目的データの無線通信を実行し得る。一方、通信装置が対象ネットワークに現在属していないと判断される場合に、特定処理によって、通信装置と携帯端末との両方が、第2の対象ネットワークに属している状態を実現することができる。これにより、通信装置は、第2種のインターフェイスを介して、比較的に速い通信速度で、携帯端末と、目的データの通信を実行することができる。この構成によれば、通信装置は、通信装置がネットワークに現在属しているのか否かに応じた処理を実行することによって、携帯端末と無線通信を適切に実行し得る。
ットワークを新たに構築するための特定処理を実行してもよい。この構成によれば、通信装置は、携帯端末が現在属している第2の対象ネットワークに属するための特定の無線設定が取得される場合に、携帯端末が現在属している第2の対象ネットワークに属し得る。この結果、通信装置は、第2の対象ネットワークを介して、携帯端末と、目的データの無線通信を適切に実行し得る。一方、通信装置は、特定の無線設定が取得されない場合に、特定の無線通信を実行するための第2の対象ネットワークを新たに構築することができる。この結果、通信装置は、第2の対象ネットワークを介して、携帯端末と、目的データの無線通信を適切に実行し得る。
ークに現在属しているのか否かを適切に判断することができる。
(通信システムの構成)
図1に示すように、通信システム2は、多機能機(以下では「MFP」(Multi-FunctionPeripheralの略)と呼ぶ)10と、携帯端末50と、アクセスポイント(以下では「
AP」と呼ぶ)6と、PC8と、を備える。MFP10と携帯端末50とは、近距離無線通信を実行可能である。近距離無線通信は、NFC方式に従った無線通信である。本実施例では、ISO/IEC21481又は18092の国際標準規格に基づいて、NFC方式に従った無線通信が実行される。
2.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば802.11a,11b,11g,11n等)に基づいて、無線通信が実行される。NFC方式とWFDの方式(以下では「WFD方式」と呼ぶ)とは、無線通信方式(即ち無線通信の規格)が異なる。また、WFD方式に従った無線通信の通信速度は、NFC方式に従った無線通信の通信速度と比較して速い。
WFDは、Wi-Fi Allianceによって策定された規格である。WFDは、Wi-Fi Allianceによって作成された「Wi-Fi Peer-to-Peer(P2P) Technical Specification Version1.1」に記述されている。
の場合、MFP10は、携帯端末50から印刷データを無線で受信して、上記の他のプリンタに印刷データを無線で送信する。即ち、G/O状態の機器は、無線ネットワークのAPの機能を実行可能である。
MFP10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、スキャン実行部18と、無線LANインターフェイス(以下では、インターフェイスを「I/F」と呼ぶ)20と、NFCI/F22と、制御部30と、を備える。操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をMFP10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。スキャン実行部18は、CCD、CIS等のスキャン機構である。
ることによって、無線LANI/F20を利用したWFD方式に従った無線通信を実行可能なモード(以下では「WFD=ONモード」と呼ぶ)と、無線LANI/F20を利用したWFD方式に従った無線通信を実行不可能なモード(以下では「WFD=OFFモード」と呼ぶ)と、のいずれかのモードに変更することができる。モード設定部46は、ユーザの操作に従って、WFD=ONモードとWFD=OFFモードとのどちらのモードを設定する。具体的には、モード設定部46は、ユーザによって設定されたモードを表すモード値を、メモリ34に格納する。
の識別子(例えばG/O状態の機器のMACアドレス)であり、通常Wi-FiネットワークのBSSIDは、APに固有の識別子(例えばAP固有の識別子)である。
携帯端末50は、例えば、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置等である。携帯端末50は、無線LANI/F(即ちWFD及び通常Wi-Fi用のインターフェイス)とNFCI/Fとの2個の無線インターフェイスを備える。従って、携帯端末50は、無線LANI/Fを利用して、MFP10と無線通信を実行可能であると共に、NFCI/Fを利用して、MFP10と無線通信を実行可能である。携帯端末50は、MFP10に機能(例えば印刷機能、スキャン機能等)を実行させるためのアプリケーションプログラムを備える。なお、アプリケーションプログラムは、例えば、MFP10のベンダによって提供されるサーバから携帯端末50にインストールされてもよいし、MFP10と共に出荷されるメディアから携帯端末50にインストールされてもよい。
PC8は、無線LANI/F(即ちWFD及び通常Wi-Fi用のインターフェイス)を備えるが、NFCI/Fを備えていない。従って、PC8は、無線LANI/Fを利用して、MFP10と通信を実行可能であるが、NFC方式に従った無線通信を実行不可能である。PC8は、MFP10に処理(例えば印刷処理、スキャン処理等)を実行させるためのドライバプログラムを備える。なお、ドライバプログラムは、通常、MFP10と共に出荷されるメディアからPC8にインストールされる。ただし、変形例では、ドライバプログラムは、MFP10のベンダによって提供されるサーバからPC8にインストールされてもよい。
AP6は、WFDのG/O状態の機器ではなく、無線アクセスポイント又は無線LAN
ルータと呼ばれる通常のアクセスポイントである。AP6は、複数個の機器と通常Wi-Fi接続を確立することができる。これにより、AP6と複数個の機器とを含む通常Wi-Fiネットワークが構築される。AP6は、通常Wi-Fiネットワークに属している複数個の機器のうちの1個の機器からデータを受信して、複数個の機器のうちの他の1個の機器に当該データを送信する。即ち、AP6は、通常Wi-Fiネットワークに属する一対の機器の間の通信を中継する。
図2を参照して、MFP10が実行する通信処理について説明する。制御部30は、MFP10が電源ONにされると、通信処理を実行する。S2では、受信部40は、NFC方式に従った無線通信を実行することによって、NFC情報を受信することを監視している。なお、受信部40は、NFCI/F22を介して、NFC情報を受信する。具体的には、受信部40は、MFP10と携帯端末50との間にNFC通信セッションが確立されることを監視している。受信部40は、MFP10が電源ONにされている間、NFCI/F22に、NFC方式に従った無線通信を実行可能なデバイスを検出するための電波を発信させている。
納する。
G/O状態の機器に接続される機器の識別情報が記述されていない。
図3~7を参照して、第1~5の状況における本実施例の効果を説明する。なお、図3~7のそれぞれには、図2の通信処理において対応する処理が示されている。
図3に示される第1の状況では、MFP10と携帯端末50とが、同一のWFDネットワーク又は同一の通常Wi-Fiネットワークに現在属している状況である。この状況では、携帯端末50から、NFCI/F22を利用して、NFC情報が受信されると、S4において、MFP10は、MFP10が現在ネットワークに属していると判断する(S4でYES)。次いで、S6において、MFP10は、MFP10が現在属しているネットワークに、携帯端末50が現在属していると判断する(S6でYES)。MFP10は、S7において、設定変更不要情報を、NFCI/F22を利用して、携帯端末50に送信する。携帯端末50は、設定変更不要情報を受信すると、設定変更不要情報に含まれるIPアドレスと、ワーク領域58に格納されている無線設定と、を用いて、印刷データを、MFP10に送信する。MFP10は、無線LANI/F20を利用して、印刷データを受信する(S20)。MFP10は、印刷データを受信すると、印刷実行部16に、印刷
処理を実行させる。
図4に示される第2の状況では、MFP10は、WFDネットワークに現在属している。MFP10は、WFDネットワークにおいて、G/O状態として動作している。WFDネットワークには、クライアント状態のPC8が現在属している。携帯端末50は、MFP10が現在属している無線ネットワークに現在属していない。携帯端末50は、MFP10が現在属している無線ネットワーク以外の無線ネットワークに現在属していてもよいし、属していなくてもよい。
図5に示される第3の状況では、MFP10は、WFDネットワークに現在属している。MFP10は、WFDネットワークにおいて、クライアント状態として動作している。WFDネットワークには、G/O状態のPC8が現在属しているが、携帯端末50は現在属していない。携帯端末50は、第2の状況と同様である。
図6に示される第4の状況では、MFP10は、無線LANI/F20の設定は、WFD=ONモードに設定されているが、WFDネットワークに現在属していない。即ち、MFP10は、デバイス状態として動作している。なお、MFP10は、通常Wi-Fiネットワークにも現在属していない状態である。携帯端末50は、第2の状況と同様である。
ることができる。さらに、MFP10は、新たに構築されるWFDネットワークにおいて、必然的に、G/O状態として動作するため、WFDネットワークで利用される認証方式等を、決定することができる。
図7に示される第5の状況では、MFP10は、無線LANI/F20の設定は、WFD=OFFモードに設定されている。MFP10は、ネットワークに現在属していない状態である。携帯端末50は、第2の状況と同様である。
MFP10が「通信装置」の一例であり、NFCI/F22が「第1種のインターフェイス」の一例であり、無線LANI/F20が「第2種のインターフェイス」の一例である。なお、上記の説明から、NFCI/F22(即ち「第1種のインターフェイス」)は、無線LANI/F20(即ち「第2種のインターフェイス」)を利用した通信を実行するために、MFP10(即ち「通信装置」)と携帯端末50との間で実行される通信に用いられるインターフェイスということができる。
、MFP10が属しているWFDネットワークが「第1の対象ネットワーク」の一例であり、図2のS15からS18の処理によって構築されるWFDネットワークが、「第2の対象ネットワーク」の一例である。
第1実施例と異なる点を説明する。本実施例では、携帯端末50は、携帯端末50がネットワークに現在属している場合に、ワーク領域58に格納されている無線設定として、パスワードと認証方式と暗号化方式とを、さらに含むNFC情報を、MFP10に送信する。
第2実施例のMFP10は、第1~5の状況において、第1実施例のMFP10と同様の効果を奏することができる。図9を参照して、第6の状況における本実施例の効果を説明する。なお、図9には、図8の通信処理において対応する処理が示されている。
図9に示される第6の状況では、MFP10は、ネットワークに現在属していない状態である。一方、携帯端末50は、AP6が属している通常Wi-Fiネットワークに現在属している。
更不要情報を携帯端末50に送信する。また、MFP10は、S6でNOの場合(即ちMFP10がネットワークに現在属しているが、MFP10と携帯端末50とが同一のネットワークに属していない場合)、MFP10のIPアドレスを含む設定変更不要情報を携帯端末50に送信する。
Resolution Protocolの略)に従って、MFP10のIPアドレスを特定し、特定したIPアドレスを送信先に指定して、AP6を介して、印刷データを、MFP10に送信する(S20)。
携帯端末50が属しているネットワークが「第2の対象ネットワーク」の一例である。図8のS4でYESの場合が、「第1の場合」の一例であり、図8のS4でNOの場合が、「第2の場合」の一例であり、図8のS4でNOであり、かつ、S82でYESの場合が、「特定の場合」の一例である。
第1実施例と異なる点を説明する。本実施例では、図2の通信処理の代わりに、図10の通信処理が実行される。図10のS2~S12、S15~S24は、図2のS2~S12、S15~S24の処理と同様である。S8でNOの場合、即ち、MFP10がWFD=ONモードに設定されていない場合、S76において、判断部42は、MFP10が、通常Wi-Fiネットワークに、現在属しているのか否かを判断する。判断部42は、通常Wi-Fiネットワークに現在属することを示す情報が、ワーク領域38に格納されている場合、MFP10が、通常Wi-Fiネットワークに現在属している(S76でYES)と判断して、S80に進む。一方、判断部42は、通常Wi-Fiネットワークに属することを示す情報が、ワーク領域38に格納されていない場合、MFP10が、通常Wi-Fiネットワークに、現在属していない(S76でNO)と判断して、S9に進む。
て、S20に進む。携帯端末50は、APの無線設定が受信されると、パスワードを、ユーザに指定させる。携帯端末50は、ユーザによってパスワードが指定されると、MFP10から受信された無線設定とユーザによって指定されたパスワードとを用いて、APと、接続を確立する。これにより、携帯端末50は、APを介して、MFP10と無線通信可能となる。なお、携帯端末50とAPとの接続が確立されない場合、MFP10は、携帯端末50と無線通信を実行することができない。この場合、制御部30は、S20~S24の処理を実行せずに、S2に戻る。
第3実施例のMFP10は、第1~5の状況において、第1実施例のMFP10と同様の効果を奏することができる。図11を参照して、第7の状況における本実施例の効果を説明する。なお、図11には、図10の通信処理において対応する処理が示されている。
図11に示される第7の状況では、MFP10は、通常Wi-Fiネットワークに現在属している。MFP10は、通常Wi-Fiネットワークにおいて、AP6に接続されている。携帯端末50は、第2の状況と同様である。
図10のS4でYESと判断される場合に、MFP10が属している非WFDネットワークが、「第1の対象ネットワーク」の一例である。図10のS4でYESの場合が、「第1の場合」の一例であり、図10のS4でNOの場合が、「第2の場合」の一例である。
(1)上記の第1~第3実施例では、MFP10は、NFC情報を受信すると(S2でYES)、ネットワークに現在属しているかを判断し(S4)、ネットワークに属していると判断される場合に(S4でYES)、MFP10と携帯端末50とが同一ネットワークに現在属しているかを判断する(S6)。しかしながら、S6の処理を省略してもよい。すなわち、第1、第3実施例において、MFP10は、NFC情報を受信すると(S2でYES)、ネットワークに現在属しているかを判断し(S4)、ネットワークに現在属していると判断される場合に(S4でYES)、S8以降の処理に進んでもよい。また、第2実施例において、MFP10は、ネットワークに現在属していると判断される場合(S4でYES)に、S82以降の処理に進んでもよい。
商標)を実行するためのインターフェイスであってもよい。一般的に言うと、第2種のインターフェイスを介した通信の通信速度が、第1種のインターフェイスを介した通信の通信速度よりも速ければよい。
接続方式が利用されてもよい。WPSの無線接続方式は、PBC(Push Button Configurationの略)方式と、PIN(Personal Identification Numberの略)コード方式と、を
含む。本変形例では、PBCコード方式について説明するが、本変形例の技術は、PINコード方式にも適用可能である。WFD接続開始情報は、WFD方式の無線接続を実行するための方式として、PBCコード方式を利用することを示す情報を含んでいてもよい。WFD接続開始情報は、さらに、MFP10のデバイスID(例えばMACアドレス、製造番号等)を含んでいてもよい。
と、を含んでいてもよい。この結果、通信実行部44は、特定のG/O機器を見つけることができる。なお、上記のProbe Response信号は、さらに、特定のG/O機器のデバイス名と、特定のG/O機器の機種(例えば、携帯端末、PC等)を示す情報と、特定のG/O機器のMACアドレスと、を含んでいてもよい。この結果、通信実行部44は、特定のG/O機器に関する情報を取得することができる。
、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
Claims (10)
- 通信装置であって、
携帯端末と無線通信を実行するための第1種のインターフェイスと、
前記携帯端末と無線通信を実行するための第2種のインターフェイスであって、前記第2種のインターフェイスを利用した無線通信の通信速度は、前記第1種のインターフェイスを利用した通信の通信速度よりも速い、前記第2種のインターフェイスと、
前記通信装置が前記通信装置とは異なる特定のアクセスポイントとの接続を確立済みである第1の状況において、前記携帯端末との前記第1種のインターフェイスを介した無線通信が確立される場合に、前記特定のアクセスポイントとの接続を確立済みの前記携帯端末との前記特定のアクセスポイントを介した通信のための情報を、前記特定のアクセスポイントとの接続を確立済みの前記携帯端末へ前記第1種のインターフェイスを介して送信後に、前記第2種のインターフェイスを利用して、前記特定のアクセスポイントとの接続を確立済みの前記携帯端末と前記特定のアクセスポイントを介した目的データの無線通信を実行し、
前記通信装置がアクセスポイントとして動作する第2の状況において、前記携帯端末との前記第1種のインターフェイスを介した無線通信が確立される場合に、前記携帯端末を前記アクセスポイントとして動作する前記通信装置に接続させるための無線設定を、前記携帯端末へ前記第1種のインターフェイスを介して送信後に、前記第2種のインターフェイスを利用して、前記アクセスポイントとして動作する前記通信装置と接続した前記携帯端末と前記目的データの無線通信を実行する通信実行部と、を備える、通信装置。 - 前記通信装置は、印刷機能及びスキャン機能のうちの少なくとも一方を実行可能な装置である、請求項1に記載の通信装置。
- 前記第1種のインターフェイスは、NFC(Near Field Communicationの略)及びBluetoothのうちのいずれかに従った無線通信を実行するためのインターフェイスである、請求項1又は2に記載の通信装置。
- 前記第2種のインターフェイスは、Wi-Fiに従った無線通信を実行するためのインターフェイスである、請求項1から3のいずれか一項に記載の通信装置。
- 前記特定のアクセスポイントとの接続を確立済みの前記携帯端末との前記特定のアクセスポイントを介した通信のための前記情報は、前記通信装置のIPアドレスを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の通信装置。
- 前記無線設定は、前記アクセスポイントとして動作する前記通信装置のSSID(Service Set Identifierの略)を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の通信装置。
- 前記特定のアクセスポイントとの接続は、Wi-Fiに従った接続である、請求項1から6のいずれか一項に記載の通信装置。
- 前記第1の状況は、前記通信装置が特定の方式に従った無線通信を実行可能な状況である、請求項1から7のいずれか一項に記載の通信装置。
- 前記特定の方式は、Wi-Fiに従った方式である、請求項8に記載の通信装置。
- 携帯端末であって、
通信装置と無線通信を実行するための第1種のインターフェイスと、
前記通信装置と無線通信を実行するための第2種のインターフェイスであって、前記第2種のインターフェイスを利用した無線通信の通信速度は、前記第1種のインターフェイスを利用した通信の通信速度よりも速い、前記第2種のインターフェイスと、
前記通信装置が前記通信装置とは異なる特定のアクセスポイントとの接続を確立済みであり、かつ、前記携帯端末が前記特定のアクセスポイントとの接続を確立済みである第3の状況において、前記通信装置との前記第1種のインターフェイスを介した無線通信が確立される場合に、前記通信装置との前記特定のアクセスポイントを介した通信のための情報を、前記通信装置から前記第1種のインターフェイスを介して受信後に、前記第2種のインターフェイスを利用して、前記通信装置との前記特定のアクセスポイントを介した目的データの無線通信を前記通信装置と実行し、
前記通信装置がアクセスポイントとして動作する第4の状況において、前記通信装置との前記第1種のインターフェイスを介した無線通信が確立される場合に、前記携帯端末を前記アクセスポイントとして動作する前記通信装置に接続させるための無線設定を、前記通信装置から前記第1種のインターフェイスを介して受信後に、前記第2種のインターフェイスを利用して、前記目的データの無線通信を前記アクセスポイントとして動作する前記通信装置と実行する通信実行部と、
を備える、携帯端末。
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