JP2017161136A - 昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立てが容易で、ワイヤの外れ等に対する安全性が高く、ワイヤに吊持された吸込グリルの傾きを抑制してその姿勢を安定させることができる昇降装置を提供する。【解決手段】空気調和機の本体側に設けられる一対の巻取ドラム12と、一端が一方の巻取ドラム12Aに接続されると共に他端が他方の巻取ドラム12Bに接続されるワイヤ20と、ワイヤ20によって吊持されて吸込グリルに接続される接続金具30と、接続金具30に設けられる平行な軸に回転自在に支持されてワイヤ20が巻き掛けられる一対のプーリ25と、一対のプーリ25の間の接続金具30に形成されてワイヤ20が移動可能に挿通される一対のストッパ部31と、一対のストッパ部31の間のワイヤ20に固定されてストッパ部31を通過できない一対の抜止部材22と、を有し、抜止部材22がストッパ部31に当接することにより吸込グリルの傾きが規制される。【選択図】図4

Description

本発明は、天井に設置される空気調和装置の室内機等に設けられて該室内機等の吸込グリルを昇降させる昇降装置に関する。
一般に、ダクト式空調システムの室内空気吸込チャンバ、換気装置の室内空気吸込チャンバ、冷媒配管式空調システムの室内機等として、天井に埋め込まれる天井埋込型または天井から吊り下げられる天井吊下型がある。従来、この種の室内機等において、フィルタが配設される吸込グリル若しくはパネル等をワイヤ等によって吊り下げ、昇降自在に構成したものが知られている。
例えば、特許文献1に開示された天井埋込型空気調和機は、天井に埋設されるユニット本体に昇降用モータとこの昇降用モータで駆動される2連の巻取プーリとを有する昇降メカユニットを備えている。ユニット本体に設けられる天井パネルには、吸込グリルが着脱自在に設けられ、その吸込グリルは、昇降メカユニットにより吊りワイヤを介して昇降自在に支持される。
同文献の天井埋込型空気調和機では、上記巻取プーリから夫々繰り出される吊りワイヤは、吊りワイヤガイド手段に摺動可能に挿通され、各先端部同士がワンタッチ式接続金具により着脱可能に相互に連結される。吊りワイヤが吊りワイヤガイド手段に摺動自在にガイドされることにより、左右の吊りワイヤの巻き取り長さに差が生じても、吸込グリルを天井パネルに確実に納めることができる。
また例えば、特許文献2には、センターパネルとフィルタとが一体となって、複数本の吊りロープにより、本体の化粧パネルに対して昇降可能に設けられる天井埋込型空気調和装置が開示されている。同文献の吊りロープは、センターパネルに設置されるロープガイドのロープ受け面に接触して摺動可能に支持され、夫々の吊りロープの先端は、スプリングを介して係脱自在に連結される。前記スプリングが伸長することにより、センターパネルは、水平状態に修正されて化粧パネルに収納される。
また例えば、特許文献3には、吸込グリルを昇降させる機構を備えた天井埋込型空気調和機において、吸込グリルには、表裏に貫通する通し孔が形成され、該通し孔に夫々挿通される吊紐の先端同士は、連結具で接続されることが記載されている。前記連結具は、前記通し孔の孔径よりも大きい径を有し、これにより、1本の吊紐が切れても残りの1本の吊紐で吸込グリルを支持することができる。
特開2000−161767号公報 特開2002−61876号公報 特開2004−150716号公報
上記した従来技術では、吸込グリル等は、吸込グリル等を吊持するワイヤ等に対して移動自在に設けられている。そのため、ワイヤの両端側の巻き取り長さに差が生じても、吸込グリルがワイヤに対して移動するので、吸込グリルが閉じられた状態においては、吸込グリルは傾きが修正されて水平になる。
しかしながら、吸込グリルがワイヤに対して移動可能であるので、ワイヤが繰り出されて吸込グリルが吊り下げられた状態において、吸込グリルがワイヤに対して移動して大きく傾いてしまうという問題点があった。
特に、吸込グリルを吊持するワイヤが吸込グリルに設けられるガイド手段等に接触して摺動自在に支持される構成では、ワイヤとガイド手段等との摩擦抵抗が比較的大きいので、一度傾いた吸込みグリルは、水平状態に戻り難く、傾いたままの状態になり易い。
このように吸込グリルが大きく傾いた状態で巻き上げられると、吸込グリルは、空調機本体の所定の格納位置に入り難くなる。また、吸込グリルが大きく傾くと、吸込グリルに取り付けられているフィルタのずれや外れ、落下等の恐れもあるので、吸込グリルが大きく傾くことは、好ましくない。
また、上記した従来技術では、吸込グリル等を吊持するワイヤ等は、連結具等によって互いの端部同士が連結される。そのため、ワイヤ等と連結具等との連結作業が容易ではなく、また、連結が不適切であると連結具等からワイヤ等が外れてしまうという問題点がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、組み立てが容易で、ワイヤの外れ等に対する安全性が高く、且つ吸込グリルがワイヤに吊持された状態において吸込グリルの傾きを抑制してその姿勢を安定させることができる昇降装置を提供することにある。
本発明の昇降装置は、室内の上方に設置される空気調和機に設けられて前記空気調和機の吸込グリルを昇降させる昇降装置であって、前記空気調和機の本体側に設けられる一対の巻取ドラムと、一端が一方の前記巻取ドラムに接続されると共に他端が他方の前記巻取ドラムに接続されて前記巻取ドラムによって巻き上げられるワイヤと、前記ワイヤによって吊持されて前記吸込グリルに接続される接続金具と、前記接続金具に設けられる一対の平行な軸に夫々回転自在に支持されて前記ワイヤが巻き掛けられる一対のプーリと、一対の前記プーリの間となる前記接続金具に形成されて一対の前記プーリの間の前記ワイヤがその延在方向に移動可能に挿通される一対のストッパ部と、一対の前記ストッパ部の間の前記ワイヤに固定されて前記ストッパ部を通過できない一対の抜止部材と、を有し、前記抜止部材が前記ストッパ部に当接することにより前記吸込グリルの傾きが規制されることを特徴とする。
本発明の昇降装置によれば、空気調和機の本体側に設けられる一対の巻取ドラムと、一端が一方の前記巻取ドラムに接続されると共に他端が他方の前記巻取ドラムに接続されて前記巻取ドラムによって巻き上げられるワイヤと、前記ワイヤによって吊持されて前記吸込グリルに接続される接続金具と、を有する。このように本発明では、上述した従来技術のように連結具等によって2本のワイヤが連結される構成ではなく、1本の連続したワイヤによって吸込グリルが吊持される。そのため、ワイヤと連結具等とを接続する必要がなく、昇降装置の組み立てが容易であり、昇降装置と吸込グリルとの接続も容易である。また、ワイヤと連結具等との連結部がないので、そのような連結部からワイヤが外れてしまうという恐れもない。
また更に、本発明の昇降装置は、前記接続金具に設けられる一対の平行な軸に夫々回転自在に支持されて前記ワイヤが巻き掛けられる一対のプーリを有する。このような構成において、ワイヤを移動自在に支持するプーリの転がり抵抗は、従来技術のようにワイヤを摺動自在に支持するガイド手段等の滑り抵抗と比べると小さい。よって、吸込グリルは、ワイヤに対して相対移動し易く、僅かに傾いたとしても水平な状態に戻り易い。これにより、吸込グリルの姿勢が安定し、吸込グリルは略水平に保たれる。
また更に、本発明の昇降装置は、一対の前記プーリの間となる前記接続金具に形成されて一対の前記プーリの間の前記ワイヤがその延在方向に移動可能に挿通される一対のストッパ部と、一対の前記ストッパ部の間の前記ワイヤに固定されて前記ストッパ部を通過できない一対の抜止部材と、を有し、前記抜止部材が前記ストッパ部に当接することにより前記吸込グリルの傾きが規制される。これにより、吸込グリルが大きく傾いてしまうことが抑制され、吸込グリルは、略水平な状態に戻り易くなる。
また、仮に、何らかの理由でワイヤが切断された場合であっても、ワイヤの切断されていない端部側に固定されている抜止部材はストッパ部材を通過することができないので、切断されていない端部側のワイヤによって吸込グリルを支持することができる。よって、ワイヤの破損時においても吸込グリルの落下を防止することができる。
また、本発明の昇降装置によれば、前記プーリに対して軸を平行にして隣接配置されて前記接続金具に回転自在に支持される一対のガイドローラを有し、前記プーリに巻き掛けられた前記ワイヤは、前記プーリと前記ガイドローラとによって挟まれる。これにより、ワイヤが吸込グリルに対して容易に移動できる状態で、且つワイヤがプーリから外れてしまうことが抑制され、吸込グリルの傾きを抑制しつつワイヤの外れ等に対する安全性が高められる。
また、本発明の昇降装置によれば、前記ストッパ部と前記抜止部材との間には、前記ストッパ部及び前記抜止部材によって挟圧される弾性部材が介装されても良い。これにより、吸込グリルが傾いてワイヤに固定されている抜止部材がストッパ部に接近した際には、ストッパ部及び抜止部材によって圧縮される弾性部材の復元力によってストッパ部と抜止部材とを引き離す力が作用する。その結果、吸込グリルは元の略水平な状態に戻り易くなり、吸込グリルの姿勢が安定する。
また、本発明の昇降装置によれば、前記接続金具は、前記グリルに対して着脱自在に取り付けられても良い。これにより、ワイヤの連結作業等を行うことなく、昇降装置と吸込グリルとの接続作業を容易に行うことができる。即ち、予めワイヤが接続されている接続金具を吸込グリル若しくはその支持金具等に取り付けることにより、吸込グリルを昇降装置に容易に取り付けることができる。
本発明の実施形態に係る昇降装置を備えた空気調和機の斜視図である。 本発明の実施形態に係る空気調和機の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る吸込グリルの斜視図である。 本発明の実施形態に係る昇降装置の概略構成を示す図であり、(A)は部分断面正面図、(B)は接続金具近傍の平面図である。 本発明の実施形態に係る昇降装置のプーリ近傍を示す拡大図であり、(A)は図4(B)に示すA−A線断面図、(B)は斜視図である。 本発明の実施形態に係る昇降装置の接続金具の取り付けを示す図であり、(A)は接続金具をグリル支持部材に載置した状態を示す斜視図、(B)は(A)に示すB部近傍の拡大斜視図、(C)は落下防止部材の取り付けを示すB部近傍の拡大斜視図、(D)はナットの取り付けを示すB部近傍の拡大斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る昇降装置を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る昇降装置2を備えた空気調和機1を斜め下から見た斜視図であり、昇降自在に設けられる吸込グリル5が引き出された状態を示している。
図1に示すように、空気調和機1は、室内の換気、暖房及び冷房等に用いられるダクト式空調システムの室内機であり、室内の空気を空気調和装置内に取り込む室内空気吸込装置である。本実施形態に係る空気調和装置は、室内空気吸込装置である空気調和機1の他に、図示しない空気吹出装置、熱交換器、送風機、分岐チャンバ、ダンパ、及び各装置をつなぎ空気を流すためのダクト等を有する。なお、本実施形態の昇降装置2を用いる空気調和装置としては、換気のみを行う換気装置や冷媒配管式の空気調和装置等でも良い。
空気調和機1の本体となる吸込チャンバ3は、天井の内部等に埋め込まれており、室内側に開口する吸込口36と、図示しないダクト等が接続されるダクト接続部と、を有する。吸込口36は、室内から空気を取り込む開口であり、吸込口36には、略格子状等の吸込グリル5が開閉自在に設けられる。なお、吸込グリル5は、例えば、合成樹脂の一体成形品、または、アルミニウム等の押出材や鋼板等の板金加工材等から構成される。
吸込チャンバ3のダクト接続部は、略円形の貫通孔とその周囲縁から連続する略円筒状の接続部を有し、該接続部に前述のダクト等が接続される。吸込チャンバ3内に取り込まれる室内の空気は、ダクト等を介して図示しない他の装置に送られる。
天井内等に埋め込まれる空気調和機1の本体側には、昇降装置2の巻上装置10が配設される。空気調和機1の吸込グリル5は、巻上装置10につながるワイヤ20によって、空気調和機1の本体側から吊り下げられており、昇降自在に構成されている。なお、空気調和機1は、天井等から吊り下げられて室内の上部に設置される天井吊下型であっても良い。
図2は、空気調和機1の分解斜視図であり、吸込チャンバ3及びフレーム37を斜め下から、吸込グリル5を斜め上から見た斜視図である。
図2に示すように、吸込チャンバ3は、吸込口36となる開口が形成された略箱状の形態をなし、吸込口36が室内側を向くようにして、即ち下方を向くようにして、天井等の内部若しくは近傍に配設される。
吸込チャンバ3の吸込口36には、略矩形枠状のフレーム37が取り付けられる。フレーム37の略中央には、フレーム37の1組の対辺に跨るようにベースプレート38が設けられる。そして、ベースプレート38の上方に昇降装置2の巻上装置10が取り付けられる。
巻上装置10には、引き出し自在且つ巻き上げ自在にワイヤ20が接続され、ワイヤ20によって接続金具30が吊持される。接続金具30は、吸込グリル5を支持するグリル支持部材40に対して着脱自在に固定され、これによって、吸込グリル5は、接続金具30を介してワイヤ20に接続され、ワイヤ20によって吊持される。
なお、フレーム37には、磁力によって吸込グリル5若しくはその支持部材等を引き付けて保持するマグネット39が設けられても良い。これにより、吸込グリル5の収納作業が容易になり、吸込グリル5を所定の収納位置に対して正確に、隙間等を少なく密着させて、収納することができる。
図3は、吸込グリル5を斜め上から見た斜視図である。図3に示すように、吸込グリル5には、フィルタ45が着脱自在に取り付けられる。具体的には、吸込グリル5若しくはその支持部材等には、フィルタ45を挿脱自在に支持する一対のレール43が設けられており、そのレール43に沿ってフィルタ45が挿入される。なお、レール43は、例えば、アルミニウム等の押出材や鋼板等の板金加工材等から構成される。
フィルタ45は、例えば、鋼棒等から曲折形成される略矩形状のフィルタ枠46と、フィルタ枠46の間に張設される合成繊維製の不織布と、を有するエアフィルタ等である。吸込グリル5にフィルタ45が取り付けられることにより、フィルタ45の表面にほこり等を付着させて、空気調和機1にほこり等が吸入されることを防ぐことができる。
上記の如く、フィルタ45は、昇降自在に構成される吸込グリル5に対して着脱自在に取り付けられる。これにより、天井近傍に設置される空気調和機1から吸込グリル5を下方に引き下げて、フィルタ45を容易に取り外して、清浄、交換等をすることができる。
図4(A)は、昇降装置2の概略構成を示す部分断面正面図であり、図4(B)は、接続金具30近傍の概略構成を示す平面図である。なお、図4(A)において、接続金具30近傍については、図4(B)に示すA−A線断面を表している。
図4(A)に示すように、昇降装置2の巻上装置10は、ベースプレート38の上方でケース17の内部に配設され、一対の巻取ドラム12と、巻取ドラム12に連結されるばね機構13と、を有する。一対の巻取ドラム12とばね機構13は、支持部材15及び支持部材16によって回転自在に支持される駆動軸11によって連結されている。なお、支持部材15、16は、例えば、鋼板等から略L字状等に曲折形成された部材である。
巻取ドラム12は、ワイヤ20を巻き取るものであり、ばね機構13は、ワイヤ20の巻き上げを行うために巻取ドラム12を回転させる駆動手段である。ばね機構13は、例えば、上下端部が夫々回転自在に上部巻回軸及び下部巻回軸に固定されて巻回される板ばね等から構成される定荷重ばね等である。なお、巻取ドラム12を回転させる駆動手段としては、電動モータ等を採用しても良い。
駆動軸11には、ワイヤ20が引き出された状態で巻取ドラム12の巻き上げ方向への回転を規制するクラッチ機構14が連結される。クラッチ機構14を設けることにより、吸込グリル5(図1参照)を下降した状態で静止させることができ、フィルタ45(図3参照)の交換作業や、その他の点検作業等を容易に行うことができる。なお、クラッチ機構14によって巻取ドラム12の巻き上げ回転が規制された状態において、ワイヤ20を更に引き出すことによりクラッチ機構14の規制が解除される。これにより、巻取ドラム12によるワイヤ20の巻き上げが許容される。
巻取ドラム12には、ワイヤ20が接続される。具体的には、ワイヤ20は、一端が一方の巻取ドラム12Aに接続されると共に他端が他方の巻取ドラム12Bに接続される。そして、図4(A)及び(B)に示すように、ワイヤ20は、接続金具30に回転自在に設けられる一対のプーリ25に巻き掛けられ、これにより、接続金具30は、ワイヤ20によって吊り下げられることになる。
このように本発明では、従来技術のように連結具等によって2本のワイヤが連結される構成ではなく、1本の連続したワイヤ20によって吸込グリル5が吊持される。そのため、従来技術のようにワイヤと連結具等とを接続する必要がなく、昇降装置2の組み立てが容易であり、昇降装置2と吸込グリル5との接続も容易である。また、従来技術のようなワイヤと連結具等との連結部がないので、そのような連結部からワイヤ20が外れてしまうという恐れもない。
なお、ワイヤ20としては、例えば、高強力ポリアリレート繊維やポリアミド繊維等からなる紐状体が用いられる。ワイヤ20として高強力ポリアリレート繊維を用いることにより、所定の耐荷重を確保しつつワイヤ20の径を小さく抑えることができる。これにより、左右の巻取ドラム12A、12Bにおける巻き取り径の変化等による巻き取り長さの差を小さく抑えることができる。
また、複数本のワイヤ20を並列的に使用することも可能である。そうすることにより、1本のワイヤ20が何らかの理由で切断された場合であっても残りのワイヤ20で吸込グリル5を支えることができる。複数本のワイヤ20を使用する場合も、夫々のワイヤ20は、一端が一方の巻取ドラム12Aに接続され、他端が他方の巻取ドラム12Bに接続される。即ち、夫々のワイヤ20は、途中に連結部等が設けられずに、一方の巻取ドラム12Aから他方の巻取ドラム12Bまで連続している。
接続金具30は、例えば、鋼板等から曲折形成され、略コ字状の横断面を有し、駆動軸11と略平行に延在する。前述のプーリ25は、接続金具30が吊持された際にワイヤ20の両端部側が略平行になるよう、接続金具30の両端部近傍に設けられる。即ち、一対の巻取ドラム12の配置間隔と、一対のプーリ25の配置間隔は、略等しい。これにより、ワイヤ20に作用する張力を最小に抑え、且つワイヤ20が巻取ドラムから外れてしまうことを抑制し、吸込グリル5の荷重を好適に支えることができる。
また、図4(B)に示すように、接続金具30の両端部近傍には、接続金具30をグリル支持部材40(図2参照)に固定する際にグリル支持部材40の後述するねじ部41(図6参照)に嵌められる固定孔34が形成されている。
図5(A)は、図4(B)に示すA−A線断面図であり、昇降装置2のプーリ25近傍を拡大して示している。図5(B)は、プーリ25近傍を拡大して示す斜視図である。
図5(A)及び(B)に示すように、プーリ25は、接続金具30の両端部近傍に設けられ、互いに平行な一対のプーリ軸26に夫々回転自在に支持される。プーリ軸26は、接続金具30から曲折形成される支持片33によって支持される。なお、支持片33は、接続金具30と一体的に形成されても良いし、接続金具30とは別の部材として成形された後、接続金具30に溶接等によって接合される構成でも良い。
そして、前述のとおり、一対のプーリ25には、ワイヤ20が巻き掛けられる。これにより、ワイヤ20は、接続金具30に対して、移動可能になる。換言すれば、接続金具30は、ワイヤ20に対して移動可能に吊持される。これにより、ワイヤ20の両端側で巻き取り長さに差が生じても、吸込グリル5(図1参照)に接続される接続金具30がワイヤ20に対して相対移動し、吸込グリル5の傾きが修正される。
特に、本実施形態では、回転自在なプーリ25を介して接続金具30が吊り下げられる。そのため、ワイヤ20を移動自在に支持するプーリ25の転がり抵抗は、従来技術のようにワイヤを摺動自在に支持するガイド手段等の滑り抵抗と比べると小さい。よって、吸込グリル5は、ワイヤ20に対して相対移動し易く、僅かに傾いたとしても水平な状態に戻り易い。これにより、吸込グリル5の姿勢が安定し、吸込グリル5は、吸込チャンバ3に収納された状態のみならず、下方に引き出されて吊り下げられた状態においても、略水平に保たれる。
また、一対のプーリ25の間となる接続金具30には、一対のプーリ25の間のワイヤ20がその延在方向に移動可能に挿通される一対のストッパ部31が形成される。ストッパ部31は、接続金具30から一体的に曲折形成されても良いし、別途、鋼板等から略L字状等に曲折成形されて接続金具30に溶接等によって接合されても良い。
ストッパ部31には、ワイヤ20が挿通される孔若しくは切欠き等である貫通孔32が形成され、貫通孔32には、合成樹脂等から形成される略筒状のガイドスリーブ35が嵌め込まれる。そして、ガイドスリーブ35にワイヤ20が移動可能に挿通される。ストッパ部31の貫通孔32にガイドスリーブ35を介してワイヤ20が挿通されることにより、ワイヤ20のストッパ部31とワイヤ20との擦れ等によるワイヤ20の損傷等を防止することができる。
一対のストッパ部31の間のワイヤ20には、ストッパ部31を通過できない形状の一対の抜止部材22が固定される。抜止部材22は、例えば、アルミニウム等からなる略筒状の部材であり、その内径部にワイヤ20が挿通された後に、加締め加工等によって押し潰されてワイヤ20に固定される。なお、抜止部材22は、ワイヤ20の抜止部材22が固定された箇所がストッパ部31を通過できない構成であれば良く、上記の例の他に、ねじ等によってワイヤ20に固定される部材等でも良い。
このように、ストッパ部31が設けられると共に、ワイヤ20に抜止部材22が取り付けられることにより、吸込グリル5が大きく傾いた際には、抜止部材22がストッパ部31のガイドスリーブ35に当接する。これにより、吸込グリル5の傾きが規制され、吸込グリル5が大きく傾いてしまうことが抑制される。また、吸込グリル5が大きく傾くことがないので、吸込グリル5は、略水平な状態に戻り易い。
また、仮に、何らかの理由でワイヤ20が切断された場合であっても、ワイヤ20の切断されていない端部側に固定されている抜止部材22はストッパ部31を通過することができないので、切断されていない端部側のワイヤ20によって吸込グリル5を支持することができる。よって、ワイヤ20の破損時等においても吸込グリル5の落下を防止することができる。
なお、前述のように、複数本のワイヤ20を並列的に利用する場合には、吸込グリル5の落下に対する安全性は更に高められる。なお、複数本のワイヤ20を利用する場合には、複数本のワイヤ20を束ねて、その束ねられたワイヤ20に抜止部材22を固定すれば良い。
ここで、図5(A)に示す抜止部材22の端部とそれに対向するガイドスリーブ35の端部との距離L1は、ワイヤ20の両端側における巻き取り長さの差に応じて適宜設定される。具体的は、距離L1は、想定されるワイヤ20の巻き取り長さの差の1/2よりも大きく設定される。距離L1がワイヤ20の巻き取り長さの差の1/2よりも小さいと、抜止部材22の移動がストッパ部によって制限され、ワイヤ20の巻き取り長さの差を吸収できず、吸込グリル5を水平に戻せない。
他方、抜止部材22とガイドスリーブ35との距離L1が大きすぎると、吸込グリル5の大きな傾きを許容することになり好ましくない。以上を勘案して、例えば、2mの昇降距離に対して、抜止部材22とガイドスリーブ35との距離L1は、5〜100mm、好ましくは、10〜50mmに設定される。
また、ストッパ部31は、前述のような吸込グリル5の傾きを規制する機能、及び吸込グリル5の落下を防止する機能に加えて、ワイヤ20をガイドしてワイヤ20がプーリ25から外れてしまうことを抑制するワイヤ外れ防止機能を有する。これにより、ワイヤ20の外れが抑制され、安全性及び信頼性が高められる。
ここで、ストッパ部31にワイヤ外れ防止機能を発揮させるためには、ストッパ部31は、プーリ25の近傍に設けられる必要がある。即ち、ストッパ部31は、接続金具30の両端部近傍のプーリ25近傍に設けられる。ストッパ部31は、ストッパ部31若しくはガイドスリーブ35がプーリ25と干渉しない程度にプーリ25に接近して設けられ、具体的には、ストッパ部31若しくはガイドスリーブ35とプーリ25との距離は、1〜15mmが良い。このような構成により、ワイヤ20の外れが抑制される。
また、昇降装置2は、プーリ25の外側、即ち接続金具30の両端側に、プーリ軸26と平行なガイドピン28を軸として、プーリ25に隣接配置される一対のガイドローラ27を有する。ガイドローラ27は、接続金具30の支持片33に取り付けられるガイドピン28によって回転自在に支持される。
このような構成により、プーリ25に巻き掛けられたワイヤ20は、プーリ25とガイドローラ27とによって挟まれることになる。これにより、ワイヤ20が吸込グリル5に対して容易に移動できる状態で、且つワイヤ20がプーリ25から外れてしまうことが抑制される。よって、吸込グリル5の傾きを抑制しつつワイヤ20の外れ等に対する安全性が高められる。
ここで、ガイドローラ27の軸となるガイドピン28と、プーリ25の軸となるプーリ軸26とは、略同じ高さに設定されることが好ましい。これにより、ワイヤ20の移動抵抗が大きくならず、且つワイヤ20の外れ防止を図ることができる。
なお、プーリ25及びガイドローラ27は、例えば、合成樹脂等から成形され、特に、ポリアセタール等の自己潤滑性に優れる合成樹脂材料から成形されることが望ましい。これにより、ワイヤ20に対する接続金具30の移動が容易になり、吸込グリル5の傾きを修正する機能が高められる。
また、ストッパ部31と抜止部材22との間には、ストッパ部31及び抜止部材22によって挟圧される弾性部材としてのスプリング23が介装される。スプリング23は、コイルばねであり、スプリング23の巻回中心側にワイヤ20が挿通される。
このようにスプリング25が設けられることにより、吸込グリル5が傾いてワイヤ20に固定されている抜止部材22がストッパ部31に接近した際には、ストッパ部31若しくはガイドスリーブ35と抜止部材22とによってスプリング23が圧縮される。そして、圧縮されたスプリング23の復元力によって、ストッパ部31と抜止部材22とを引き離す力が作用する。その結果、吸込グリル5は元の略水平な状態に戻り易くなり、吸込グリル5の姿勢が安定する。
なお、弾性部材としては、前述のスプリング25の他にも、各種の弾性材料からなる各種形状のばね等を採用することできる。コイル状のスプリング25を用いた構成は、スプリング25にワイヤ20を挿通してスプリング25を保持することができるので、弾性部材を保持するための部材等を別途設ける必要がない点において優れている。
次に、昇降装置2の接続金具30を吸込グリル5に取り付けるための構成及び取り付けの動作について詳細に説明する。
図6(A)は、昇降装置2の接続金具30をグリル支持部材40に載置した状態を示す斜視図であり、図6(B)は、図6(A)に示すB部近傍の拡大斜視図である。図6(C)は、落下防止部材48の取り付けを示すB部近傍の拡大斜視図であり、図6(D)は、ナット50の取り付けを示すB部近傍の拡大斜視図である。
なお、昇降装置2が製品として出荷される際には、接続金具30に対してプーリ25やワイヤ20等の部品は予め組み付けられている。また、グリル支持部材40も吸込グリル5(図2参照)に対して予め組み付けられている。よって、ここで説明する昇降装置2に吸込グリル5を取り付ける作業は、主に、空気調和機1が設置される現場において行われる。
図6(A)及び(B)に示すように、昇降装置2に吸込グリル5を接続するには、先ず、接続金具30が、吸込グリル5を支持するグリル支持部材40の上に載置される。その際、グリル支持部材40の上面から上方に突設されているねじ部41は、接続金具30の両端近傍に形成されている固定孔34に挿通される。これにより、接続金具30の位置決めを容易に行うことができ、接続金具30を所定の位置に配置することができる。
次に、図6(C)に示すように、グリル支持部材40の上に載置された接続金具30の両端部近傍に脱落防止部材48が取り付けられる。具体的には、脱落防止部材48は、略U字状に曲折された鋼板等からなり、グリル支持部材40に形成されている貫通部42から、接続金具30及びグリル支持部材40を挟むようにして装着される。なお、グリル支持部材40も、鋼板等から曲折形成される板金部品であり、前述のとおり脱落防止部材48を装着できるように上面から下面に貫通する貫通部42が形成されている。
脱落防止部材48が取り付けられることにより、脱落防止部材48のU字状に曲折された上片の下面が接続金具30の上面に当接し、脱落防止部材48のU字状に曲折された下片の上面がグリル支持部材40の下面に当接する。これにより、グリル支持部材40は、接続金具30に仮固定された状態となり、接続金具30によってグリル支持部材40及びそれにつながる吸込グリル5を持ち上げることができるようになる。
なお、脱落防止部材48の上片には、ねじ部41が挿入される切欠部49が形成されている。脱落防止部材48を取り付ける際には、脱落防止部材48の切欠部49にグリル支持部材40のねじ部41が挿入される。これにより、脱落防止部材48の位置決めが容易になる。
次に、図6(D)に示すように、脱落防止部材48の上方から、ねじ部41に固定用のナット50が螺合され、ねじ部41とナット50の締結によって接続金具30がグリル支持部材40に固定される。
上記のように、本実施形態に係る昇降装置2では、現場においてワイヤ20の連結作業等を行うことなく、昇降装置2と吸込グリル5との接続作業を容易に行うことができる。即ち、巻上装置10(図4参照)からワイヤ20を引き出して、ワイヤ20に予め接続されている接続金具30を、吸込グリル5を支持するグリル支持部材40に取り付けることにより、吸込グリル5を昇降装置2に容易に取り付けることができる。
なお、上記のように脱落防止部材48が設けられることによる第1の利点は、何らかの理由でナット50が外れてしまったとしても、脱落防止部材48によって吸込グリル5の落下が防止できることにある。
また、脱落防止部材48が設けられることによる第2の利点は、吸込グリル5の取り付け作業が容易になるという点である。つまり、従来技術のように連結具等にワイヤを連結する方法では、ワイヤの連結に両手を使用するので、一人の作業者のみで吸込グリルを持ち上げて支えて、且つワイヤを連結するという作業は困難であった。本実施形態に係る昇降装置2では、脱落防止部材48を使用することにより、一人の作業者のみで吸込グリル5を取り付けることも可能である。
具体的には、作業者は、一方の手で吸込グリル5を支え、他方の手で接続金具30をグリル支持部材40に載置した後、前記他方の手で脱落防止部材48を取り付けることができる。そして、その後、吸込グリル5を支える前記一方の手を離しても吸込グリル5は落下しないので、両手を使用してナット50の締め付けを行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、以上の説明では、一対の巻取ドラム12を有する昇降装置2を用いて、吸込グリル5の中央部の2カ所で吸込グリル5を吊り上げる構成を説明したが、更にもう一対の巻取ドラム12を設けても良い。即ち、吸込グリル5の対辺に夫々2カ所、合計4カ所で吸込グリル5を吊り上げる構成を採用することも可能である。その他、本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
1 空気調和機
2 昇降装置
3 吸込チャンバ
5 吸込グリル
10 巻上装置
12、12A、12B 巻取ドラム
13 バネ機構
14 クラッチ機構
20 ワイヤ
22 抜止部材
23 スプリング
25 プーリ
27 ガイドローラ
30 接続金具
31 ストッパ部
35 ガイドスリーブ
37 フレーム
38 ベースプレート
40 グリル支持部材
45 フィルタ
48 落下防止部材

Claims (4)

  1. 室内の上方に設置される空気調和機に設けられて前記空気調和機の吸込グリルを昇降させる昇降装置であって、
    前記空気調和機の本体側に設けられる一対の巻取ドラムと、
    一端が一方の前記巻取ドラムに接続されると共に他端が他方の前記巻取ドラムに接続されて前記巻取ドラムによって巻き上げられるワイヤと、
    前記ワイヤによって吊持されて前記吸込グリルに接続される接続金具と、
    前記接続金具に設けられる一対の平行な軸に夫々回転自在に支持されて前記ワイヤが巻き掛けられる一対のプーリと、
    一対の前記プーリの間となる前記接続金具に形成されて一対の前記プーリの間の前記ワイヤがその延在方向に移動可能に挿通される一対のストッパ部と、
    一対の前記ストッパ部の間の前記ワイヤに固定されて前記ストッパ部を通過できない一対の抜止部材と、を有し、
    前記抜止部材が前記ストッパ部に当接することにより前記吸込グリルの傾きが規制されることを特徴とする昇降装置。
  2. 前記プーリに対して軸を平行にして隣接配置されて前記接続金具に回転自在に支持される一対のガイドローラを有し、
    前記プーリに巻き掛けられた前記ワイヤは、前記プーリと前記ガイドローラとによって挟まれることを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
  3. 前記ストッパ部と前記抜止部材との間には、前記ストッパ部及び前記抜止部材によって挟圧される弾性部材が介装されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の昇降装置。
  4. 前記接続金具は、前記吸込グリルに対して着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の昇降装置。
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