JP5265949B2 - 縦型ブラインドのスラット駆動装置 - Google Patents

縦型ブラインドのスラット駆動装置 Download PDF

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この発明は、ハンガーレールに沿ってスラットを移送する縦型ブラインドのスラット駆動装置に関するものであり、特にスラットをハンガーレールに沿って移送する移送軸あるいはスラットを角度調節する角度調節軸の振動を防止する振れ止めに関するものである。
縦型ブラインドの一種類として、ハンガーレールを傾斜した状態で設置し、そのハンガーレールに沿って多数のスラットを移送し、かつ角度調節可能としたものがある。
各スラットは、ハンガーレール内を移動可能に支持されたランナーに吊下支持され、各ランナーにはハンガーレールに回転可能に支持された角度調節軸が挿通されている。そして、操作装置により角度調節軸を回転させると、各スラットを同位相で角度調節可能である。
また、ランナーを移送する手段として各ランナーにはハンガーレールに回転可能に支持された移送軸が挿通される。移送軸には螺旋状の溝が刻設され、先頭ランナーにはその螺旋溝に噛み合う雌ねじ部が設けられている。
そして、操作装置により移送軸を回転させると、先頭ランナーがハンガーレールに沿って移動し、後続のランナーがスペーサーを介して順次引き出され、あるいは先頭ランナーによりハンガーレールの一方に押し戻される。このような動作により、スラットがハンガーレールに沿って引き出され、あるいは畳み込まれる。
また、ランナーを移送する手段として無端状の移送コードを使用したものもある。この移送コードは、ハンガーレール内を周回可能に支持されるとともに先頭ランナーに取着され、一方の無端縁がハンガーレールの一端から垂下されている。そして、ハンガーレールの一端から垂下された移送コードを操作すると先頭ランナーが移動し、後続のランナーがスペーサーを介して順次引き出され、あるいは先頭ランナーによりハンガーレールの一方に押し戻される。
スラットをハンガーレールの一方に畳み込んだとき、移送軸でランナーを移送する縦型ブラインドでは、各ランナーはハンガーレールの一方に移送されるため、移送軸及び角度調節軸は先頭ランナーとハンガーレールの端部との間でランナーに挿通されない部分が長くなる。
すると、この部分で移送軸及び角度調節軸に自重垂れが発生し、この状態で移送軸あるいは角度調節軸を回転させると、移送軸あるいは角度調節軸が振動し、スラットの円滑な移送操作あるいは角度調節操作に支障を来たし、騒音を発生する原因ともなる。
同様に、移送コードでランナーを移送する縦型ブラインドでは、角度調節軸に自重垂れが発生し、スラットの円滑な角度調節操作に支障をきたし、騒音を発生する原因ともなる。
そこで、スラットを畳み込んだとき、移送軸あるいは角度調節軸を所定間隔毎に支持して、自重垂れの発生を防止する振れ止めが備えられている。この振れ止めは、移送軸でランナーを移送する縦型ブラインドでは、移送軸の螺旋溝に噛み合う係合部材がケースに対し所定の摩擦を介して回転可能に支持され、常には移送軸の回転により移送され、ハンガーレール中間部の所定位置まで移送されてその移動が阻止されると、係合部材がケースに対し空回りするようになっている。
また、移送コードでランナーを移送する縦型ブラインドでは、振れ止めに移送コードが所定の摩擦を介して移動可能に挿通され、その摩擦により常には移送コードとともに移動し、ハンガーレール中間部の所定位置まで移送されてその移動が阻止されると、振れ止めに対し移送コードが摩擦しながら移動するようになっている。
特許文献1には、上記のような移送軸でスラットを移送する傾斜型縦型ブラインドが開示されている。
特開昭60−115397号公報
移送軸でランナーを移送する縦型ブラインドでは、振れ止めの移動が阻止された状態では、振れ止めの係合部材とケースとの摩擦が移送軸の回転操作に対する負荷となり、スラットの移送操作に要する操作力が増大するという問題点がある。
また、移送コードでランナーを移送する縦型ブラインドでは、振れ止めの移動が阻止された状態では、振れ止めと移送コードとの摩擦が移送コードの引き出し操作に対する負荷となり、スラットの移送操作に要する操作力が増大するという問題点がある。
この発明の目的は、振れ止めによる操作力の増大を防止して、操作性を向上させ得る縦型ブラインドのスラット駆動装置を提供することにある。
請求項1では、ハンガーレールに沿って多数のランナーを移動可能に支持し、前記各ランナーからそれぞれスラットを吊下支持し、前記ハンガーレールの両端部に回転可能に支持されたスラット駆動軸を前記ランナーに挿通し、操作手段の操作により前記スラット駆動軸を回転させて、スラットの移送操作と角度調節操作の少なくともいずれかの操作を行い、前記スラットを畳み込んだとき、前記スラット駆動軸の中間部を支持する振れ止めを備えた縦型ブラインドにおいて、前記先頭ランナーと前記振れ止めの少なくともいずれかに、前記振れ止めを該先頭ランナーに吸着して移動させる吸着手段を備え、前記ハンガーレールには前記振れ止めを前記先頭ランナーから切り離して前記スラット駆動軸の中間部に保持する位置決め保持手段を備え、前記位置決め保持手段は、前記ハンガーレールの中間部で前記振れ止めに係合して該振れ止めを前記先頭ランナーから切り離す係合部材と、前記先頭ランナーから切り離された振れ止めを当該切り離し位置に保持する保持部材とを備えた。
請求項2では、ハンガーレールを上下方向に傾斜した状態で設置し、前記ハンガーレールに沿って多数のランナーを移動可能に支持し、前記各ランナーからそれぞれスラットを吊下支持し、前記ハンガーレールの両端部に回転可能に支持されたスラット駆動軸を前記ランナーに挿通し、操作手段の操作により前記スラット駆動軸を回転させて、スラットの移送操作と角度調節操作の少なくともいずれかの操作を行い、前記スラットを畳み込んだとき、前記スラット駆動軸の中間部を支持する振れ止めを備えた縦型ブラインドにおいて、前記ハンガーレールには、前記先頭ランナーとともに移動する前記振れ止めを前記先頭ランナーから切り離して前記スラット駆動軸の中間部に保持する位置決め保持手段を備え、前記位置決め保持手段は、前記ハンガーレールの中間部で前記振れ止めに係合して該振れ止めを前記先頭ランナーから切り離す係合部材と、前記先頭ランナーから切り離された振れ止めを当該切り離し位置に保持する保持部材とを備えた。
請求項3では、前記振れ止めを前記先頭ランナーより前記ハンガーレールの下端側に設け、前記先頭ランナーと前記振れ止めの少なくともいずれかに、前記振れ止めを該先頭ランナーに吸着して移動させる吸着手段を備えた。
請求項では、前記振れ止めを複数設け、前記係合部材は前記振れ止めを選択して位置決めする位置に複数設け、前記係合部材を設けた位置に前記保持部材を設けた。
請求項では、前記スラット駆動軸を、前記スラットを移送する移送軸と、前記スラットを角度調節する角度調節軸とで構成し、前記振れ止めには、前記移送軸と、前記角度調節軸を支持する挿通孔を備えた。
請求項では、前記振れ止めと前記保持部材の少なくとも一方に磁石を備え、他方には前記磁石と吸引しあう磁性材を備えた。
請求項では、前記振れ止めと前記保持部材を互いに吸引しあう磁石とした。
請求項では、前記吸着手段は、振れ止めと前記先頭ランナーの少なくとも一方に磁石を備え、他方には前記磁石と吸引しあう磁性材を備えて構成した。
請求項では、前記保持部材を、前記ハンガーレール内に取着した。
本発明によれば、振れ止めによる操作力の増大を防止して、操作性を向上させ得る縦型ブラインドのスラット駆動装置を提供することができる。
以下、この発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。図1及び図2に示す縦型ブラインドは、上縁が斜めとなるような窓に設置されるものであり、アルミの形材で形成されるハンガーレール1が取付面に上下方向に斜状に取着される。
前記ハンガーレール1の上端には駆動部2が取着され、ハンガーレール1の下端にはキャップ3が取着されている。前記ハンガーレール1内には多数のランナー4が同ハンガーレール1の長手方向に移動可能に支持され、各ランナー4には吊下軸5が回転可能に支持されている。そして、各吊下軸5の下端にフックが形成され、そのフックにスラット6がそれぞれ吊下支持されている。
前記各ランナー4には、同ランナー4をハンガーレール1に沿って移動させるための移送軸7と、前記吊下軸5を回転させてスラット6を角度調節するための角度調節軸8が挿通され、その移送軸7と角度調節軸8の上端は前記駆動部2に回転可能に支持され、下端はキャップ3に回転可能に支持されている。
前記移送軸7の外周面には螺旋溝が刻設され、先頭ランナー4aのみにその螺旋溝に係合する雌ネジ部が設けられている。この実施の形態では、最も下方に位置するランナー、すなわち前記キャップ3側に位置するランナーが先頭ランナー4aである。
そして、移送軸7がスラット6の引き出し方向に回転されると、先頭ランナー4aがハンガーレール1内を下方、すなわちキャップ3側に移動し、移送軸7がスラット6の畳み込み方向に回転されると、先頭ランナー4aが上方に移動するようになっている。
最も上方に位置する最後尾のランナー4bは、前記駆動部2に対し移動不能に固定されている。また、各ランナー4,4a,4bは公知のスペーサーで連結され、先頭ランナー4aがハンガーレール1の下方に引き出されると、後続のランナーが一定間隔を隔てて順次引き出されるようになっている。
前記角度調節軸8は、図3(a)(b)に示すように、3条のスプライン9が刻設され、前記各ランナー4,4a,4bに設けられるウォームの中心部に挿通されている。そして、角度調節軸8が回転されると、各ランナー4,4a,4b内のウォーム機構を介して前記吊下軸5が回転されて、各スラット6が回動される。
前記駆動部2内では、前記移送軸7及び角度調節軸8の端部にプーリー10a,10bが取着され、そのプーリー10a,10bにそれぞれ操作コード(操作手段)11a,11bが掛装されている。
また、駆動部2の下端部には2つの案内ローラー12a,12bが設けられている。前記操作コード11a,11bはプーリー10a,10bから同プーリー10a,10bの回転方向に沿って案内ローラー12a,12bまで案内され、その案内ローラー12a,12bから下方へ垂下されている。そして、操作コード11a,11bの操作によりプーリー10a,10bが回転され、プーリー10a,10bの回転により、前記移送軸7及び角度調節軸8が回転される。
前記ハンガーレール1内において、前記先頭ランナー4aとキャップ3との間に複数の振れ止め13a,13bがハンガーレール1に沿って移動可能に支持されている。前記振れ止め13a,13bは互いに吸着可能とした磁石で形成されるとともに、前記先頭ランナー4aは振れ止め13a,13bに吸着可能とした金属部あるいは磁石(吸着手段)を備えている。
前記振れ止め13a,13bには、図3に示すように、前記移送軸7及び角度調節軸8が挿通孔17a,17bに挿通されている。その挿通孔17a,17bは、移送軸7及び角度調節軸8には係合せず、移送軸7及び角度調節軸8が挿通孔17a,17bに自在に回転可能にかつ移動可能に支持されている。
図3(a)(b)に示すように、前記ハンガーレール1には、前記振れ止め13a,13bの移動を規制するようにハンガーレール1内に突出するピン(位置決め保持手段、係合部材)14a,14bが取着されている。前記ピン14a,14bは、ハンガーレール1の外側面上にその長手方向に沿って多数条形成された凹条15からハンガーレール1内に突出するように打ち込まれて形成される。
そして、ピン14aはハンガーレール1内において上部に位置し、前記振れ止め13aの上部に形成された係止部16に係合するようになっている。従って、振れ止め13aはハンガーレール1の下端側から上方へ移動してピン14aに当接すると、同方向へのそれ以上の移動が阻止されるようになっている。
また、前記ピン14bは前記ピン14aより前記駆動部2側のハンガーレール1内においてピン14aより下部に位置し、前記振れ止め13bに係合するようになっている。また、振れ止め13bには振れ止め13aに形成された係止部16は設けられていない。
従って、振れ止め13bはハンガーレール1の下端側から上方へ移動するとき、ピン14aには当接せず、ピン14bの位置まで移動すると、そのピン14bに当接して同方向へのそれ以上の移動が阻止されるようになっている。
このような構成により、図4に示すように、先頭ランナー4aがハンガーレール1の下端部まで移動している状態では振れ止め13a,13bが先頭ランナー4aに吸着し、この状態から先頭ランナー4aを上方へ移動させると、振れ止め13a,13bは先頭ランナー4aとともに移動する。
そして、振れ止め13a,13bがピン14aの位置まで達すると、振れ止め13aの同方向へのそれ以上の移動が阻止されるため、振れ止め13aが振れ止め13b及び先頭ランナー4aから離脱する。また、振れ止め13bがピン14bの位置まで移動すると、振れ止め13bの同方向へのそれ以上の移動が阻止されるため、振れ止め13bが先頭ランナー4aから離脱する。
図3に示すように、前記ハンガーレール1の両側辺の下縁部には、互いに対向する方向に折り曲げられた支持片18a,18bが形成されている。その支持片18a,18b上において、前記ピン14a,14bの下方位置には前記振れ止め13a,13bを吸着可能とする磁石で構成された保持部材19a,19bがネジ20で固定されている。また、前記保持部材19a,19bは、ランナー4,4a,4b及び振れ止め13a,13bの移動軌跡より下方に位置している。
この保持部材19aは、振れ止め13aの移動がピン14aで阻止されたとき、振れ止め13aを吸引して当該位置に保持するように動作する。また、保持部材19bは、振れ止め13bの移動がピン14bで阻止されたとき、振れ止め13bを吸引して当該位置に保持するように動作する。
次に、上記のように構成された縦型ブラインドの動作を説明する。
図4に示すように、スラット6を引き出した状態では、先頭ランナー4aはハンガーレール1の下端近傍に位置し、振れ止め13a,13bは先頭ランナー4aに吸着した状態でハンガーレール1の下端近傍に位置している。
この状態で、操作コード11bを操作して角度調節軸8を回転させると、各スラット6が回動され、適宜に角度調節可能である。
この状態から、操作コード11aを操作して移送軸7をスラット畳み込み方向に回転させると、先頭ランナー4aが上方に移動し、後続のランナー4を順次上方へ押し上げる。するとスラット6がハンガーレール1の上端に向かって畳み込まれる。
このとき、振れ止め13a,13bはまず先頭ランナー4aに吸着した状態で移動する。そして、振れ止め13aがピン14aに当接すると、それ以上の移動が阻止されて、振れ止め13bから切り離される。次いで、振れ止め13bがピン14bに当接すると、それ以上の移動が阻止されて、先頭ランナー4aから切り離される。
ピン14a,14bで移動が阻止された振れ止め13a,13bは、保持部材19a,19bに吸引されて、当該位置に保持される。
また、操作コード11aを操作して移送軸7をスラット引き出し方向に回転させると、先頭ランナー4aが下方に移動する。すると、後続のランナー4が一定間隔毎に順次引き出されてスラット6が引き出される。そして、振れ止め13a,13bは先頭ランナー4aに吸着する状態に復帰し、先頭ランナー4aとともにハンガーレール1の下端に向かって移動する。
上記のように構成された縦型ブラインドでは、次に示す作用効果を得ることができる。(1)スラット6を畳み込んだとき、移送軸7及び角度調節軸8はその中間部が複数の振れ止め13a,13bの挿通孔17a,17bで支持されるので、移送軸7及び角度調節軸8の自重垂れを防止することができる。従って、移送軸7及び角度調節軸8の回転操作時の振動を防止し、スラット6の移動操作及び角度調節操作を円滑に行うことができる。(2)振れ止め13a,13bの移送は、移送軸7では行なわず、先頭ランナー4aに吸着して移送するので、所定位置で振れ止め13a,13bの移動を阻止しても、移送軸7の回転に対する負荷を増大させることはない。従って、スラット6の引き込み操作時の操作力を増大させることはない。
(3)振れ止め13a,13bをピン14a,14bに係合させて、先頭ランナー4aから容易に切り離すことができる。
(4)先頭ランナー4aから切り離された振れ止め13a,13bを、保持部材19a,19bで保持して、振れ止め13a,13bの自重によるハンガーレール1の下端側への落下を防止することができる。また、振れ止め13a,13bを保持部材19a,19bで保持したので、移送軸7及び角度調節軸8の回転にともなう振れ止め13a,13bのがたつきあるいは振動による騒音を防止することができる。
(5)振れ止め13a,13bを、保持部材19a,19bに対し磁石の吸引力を利用して容易に保持することができる。
(6)保持部材19a,19bは支持片18a,18b上に取着されて、ハンガーレール1外へ露出されないので、美観を損ねることはない。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・図5に示すように、前記駆動部2をハンガーレール1の下端側に取着する構成としてもよい。この場合には、先頭ランナーをハンガーレール1の下端側から上端側に移動させてスラット6を引き出す構成とし、振れ止めは先頭ランナーとハンガーレール1の上端との間に配設する。また、操作コード11a,11bをともに案内ローラー12a,12b間を経て下方へ垂下させる。このような構成とすることにより、ハンガーレール1の下端部から操作コード11a,11bを垂下する縦型ブラインドにおいて、共通の駆動部2を使用することができる。
・振れ止め13a,13bと保持部材19a,19bは、いずれか一方を磁石とし、他方を該磁石と吸引しあう金属(磁性材)としてもよい。
・振れ止め13a,13bと先頭ランナー4aは、いずれか一方に磁石を備え、他方に該磁石と吸引しあう金属を備えてもよい。
・先頭ランナーを移送コードで移送する縦型ブラインドにおいても同様に実施することができる。この場合には、振れ止めを移送コードで移送せず、先頭ランナーに吸着して移送するので、振れ止めの移動を阻止した状態でも移送コードを操作するための操作力を増大させることはない。
・スラットをハンガーレールの下端側から上端側に向かって引き出し、振れ止めを先頭ランナーよりハンガーレールの上端側に設けた縦型ブラインドでは、スラットをハンガーレール下端側へ畳み込むとき、振れ止めは先頭ランナーとともに下方へ移動する。従って、この場合には、振れ止めを先頭ランナーに吸着する吸着手段を省略することができる。
・ハンガーレールを水平方向に設置する縦型ブラインドにおいて、上記のような吸着手段及び位置決め保持手段で振れ止めを移送し、保持する構成を採用してもよい。
一実施の形態の縦型ブラインドを示す正面図である。 振れ止めを示す正面図である。 (a)(b)はハンガーレール内の振れ止めを示す側面図である。 スラットを引き出した状態を示す正面図である。 ハンガーレールの下端側に駆動部を取着した縦型ブラインドを示す正面図である。
符号の説明
1…ハンガーレール、4…ランナー、4a…先頭ランナー、6…スラット、7…スラット駆動軸(移送軸)、8…スラット駆動軸(角度調節軸)、13a,13b…振れ止め、14a,14b…位置決め保持手段、係合部材(ピン)、19a,19b…位置決め保持手段(保持部材)。

Claims (9)

  1. ハンガーレールに沿って多数のランナーを移動可能に支持し、前記各ランナーからそれぞれスラットを吊下支持し、前記ハンガーレールの両端部に回転可能に支持されたスラット駆動軸を前記ランナーに挿通し、操作手段の操作により前記スラット駆動軸を回転させて、スラットの移送操作と角度調節操作の少なくともいずれかの操作を行い、前記スラットを畳み込んだとき、前記スラット駆動軸の中間部を支持する振れ止めを備えた縦型ブラインドにおいて、
    先頭ランナーと前記振れ止めの少なくともいずれかに、前記振れ止めを該先頭ランナーに吸着して移動させる吸着手段を備え、前記ハンガーレールには前記振れ止めを前記先頭ランナーから切り離して前記スラット駆動軸の中間部に保持する位置決め保持手段を備え
    前記位置決め保持手段は、
    前記ハンガーレールの中間部で前記振れ止めに係合して該振れ止めを前記先頭ランナーから切り離す係合部材と、
    前記先頭ランナーから切り離された振れ止めを当該切り離し位置に保持する保持部材とを備えたことを特徴とする縦型ブラインドのスラット駆動装置。
  2. ハンガーレールを上下方向に傾斜した状態で設置し、前記ハンガーレールに沿って多数のランナーを移動可能に支持し、前記各ランナーからそれぞれスラットを吊下支持し、前記ハンガーレールの両端部に回転可能に支持されたスラット駆動軸を前記ランナーに挿通し、操作手段の操作により前記スラット駆動軸を回転させて、スラットの移送操作と角度調節操作の少なくともいずれかの操作を行い、前記スラットを畳み込んだとき、前記スラット駆動軸の中間部を支持する振れ止めを備えた縦型ブラインドにおいて、
    前記ハンガーレールには、先頭ランナーとともに移動する前記振れ止めを前記先頭ランナーから切り離して前記スラット駆動軸の中間部に保持する位置決め保持手段を備え
    前記位置決め保持手段は、
    前記ハンガーレールの中間部で前記振れ止めに係合して該振れ止めを前記先頭ランナーから切り離す係合部材と、
    前記先頭ランナーから切り離された振れ止めを当該切り離し位置に保持する保持部材とを備えたことを特徴とする縦型ブラインドのスラット駆動装置。
  3. 前記振れ止めを前記先頭ランナーより前記ハンガーレールの下端側に設け、前記先頭ランナーと前記振れ止めの少なくともいずれかに、前記振れ止めを該先頭ランナーに吸着して移動させる吸着手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の縦型ブラインドのスラット駆動装置。
  4. 前記振れ止めを複数設け、前記係合部材は前記振れ止めを選択して位置決めする位置に複数設け、前記係合部材を設けた位置に前記保持部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の縦型ブラインドのスラット駆動装置。
  5. 前記スラット駆動軸を、前記スラットを移送する移送軸と、前記スラットを角度調節する角度調節軸とで構成し、前記振れ止めには、前記移送軸と、前記角度調節軸を支持する挿通孔を備えたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の縦型ブラインドのスラット駆動装置。
  6. 前記振れ止めと前記保持部材の少なくとも一方に磁石を備え、他方には前記磁石と吸引しあう磁性材を備えたことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の縦型ブラインドのスラット駆動装置。
  7. 前記振れ止めと前記保持部材を互いに吸引しあう磁石としたことを特徴とする請求項記載の縦型ブラインドのスラット駆動装置。
  8. 前記吸着手段は、振れ止めと前記先頭ランナーの少なくとも一方に磁石を備え、他方には前記磁石と吸引しあう磁性材を備えて構成したことを特徴とする請求項1又は3乃至のいずれか1項に記載の縦型ブラインドのスラット駆動装置。
  9. 前記保持部材を、前記ハンガーレール内に取着したことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の縦型ブラインドのスラット駆動装置。
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