JP5327014B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

この発明は、被空調室内の高所に配置された空調機ケーシングからエアフィルタを着脱可能な空気調和機に関するものである。
従来、例えば工場内等に配設されている天吊型空気調和装置にあっては、工場内のスペースの有効利用を図るために、当該装置の空気調和機を工場の天井近くの高所に配設し、空気調和機からダクトを下方へ延長して作業者の作業空間に冷風等を導くようにしている。この空気調和機の空気吸込口には、吸い込まれる空気中の塵埃やオイルミストなどを捕捉、除去するためのエアフィルタが配設されるが、特に工場内の空気中には機械加工油が多く浮遊していることから、空気吸込口を被っているエアフィルタが油分で汚れ易いので、汚れたエアフィルタは定期的に洗浄されている。
エアフィルタを着脱可能な従来構成としては、例えば特許文献1に開示されているように、一端がエアフィルタの上面に連結された昇降紐の操作によってエアフィルタを昇降させるようになっており、エアフィルタと空調機本体との間には、エアフィルタの昇降に伴いエアフィルタが所定装着位置に達した際に、エアフィルタを空調機本体に保持する保持手段を備えたものが知られている。
また、別の着脱構成としては、例えば特許文献2に開示されているように、エアフィルタを空調機に吊り下げる可撓性を有する吊下げ部材と、吊下げ部材を巻き取り自在の第1ローラと、第1ローラに対して回転一体に駆動連結された第2ローラと、第2ローラに掛けられて第2ローラを回転させる可撓性を有する操作部材を備えたものが知られている。この空気調和機では、操作部材の操作により第1ローラが吊下げ部材を巻き取りまたは繰り出すことによりエアフィルタが昇降されるようになっており、第2ローラの外周面に接触して操作部材に抵抗力を与えるように押圧するU字状の押さえ板を備えている。
特開平7−98149号公報 特開平7−253242号公報
ところで、従来のエアフィルタ着脱構造は、以下の問題があった。エアフィルタ下降時にエアフィルタの角が障害物に接触したり上昇時にエアフィルタの端を手で支えたりした場合、あるいはエアフィルタの部位により塵埃捕集度合に偏りがある場合に、エアフィルタ自身の重心が偏って左右2本の吊下げ部材(紐部材)に張力の差が生じることがある。特に特許文献1の場合は、吊下げ部材をエアフィルタに固定しているフックから吊下げ部材が外れてエアフィルタが落下するおそれがある。
また、特許文献2の場合は、各ローラによる吊下げ部材の巻取り半径が異なり、吊下げ部材の巻取り量または繰出し量に差が生じて、エアフィルタが傾いたまま昇降され、エアフィルタが所定装着位置に到達しても保持手段が機能せず、フィルタケーシングに収納されないおそれがある。また、エアフィルタの最下位付近で巻取り半径に差が生じていると、エアフィルタを上昇させるほど、その差は加速される。
そして、特許文献2の場合は、各第1ローラと第2ローラが細いシャフトで連結されているため、操作部材の力を第2ローラから第1ローラに伝える際にシャフトの捻りが発生し、第1ローラに巻き付けられる2本の吊下げ部材の巻取り量または繰出し量に差が生じ、エアフィルタの傾きやエアフィルタのフィルタケーシングへの収納不良状態を生じるおそれがある。
そして、空調機ケーシングが天井付近に設置されることから、吊下げ部材の長さは2.5m程度と長い。そのため、吊下げ部材の経年的な伸びにより2本の吊下げ部材に長さの差ができやすく、その場合でもエアフィルタの傾きに対し吊下げ部材の長さを調整する手段を持ち合わせていない。また、吊下げ部材自身の製造バラツキや組込みバラツキなど、初期組立時においても長さ調整を行なう手段がなかった。
また、エアフィルタを所定装着位置から下降させる場合は、操作部材を一旦上昇させる方向に引っ張ったのちに下降の方向に操作方向を変更するようにしているが、この操作方法を知らずに、いきなり下降方向に操作部材を引っ張ってもエアフィルタは下降しない。特許文献1の場合、無理な力で引っ張ると、保持手段の破損や吊下げ部材の折損に至る。また、特許文献2の場合、吊下げ部材が第1ローラから無用に繰り出されて周辺部に絡み、エアフィルタが昇降不能となるおそれがある。
更に、特許文献2の場合、エアフィルタ下降時に昇降部材に接触して所定の抵抗力を与える抵抗手段は、コイルスプリングの引張り力による。コイルスプリングは経年的に伸びが生じるために抵抗力が落ち、ひいてはエアフィルタが自然落下するおそれがある。また、この抵抗力はエアフィルタ上昇時にも付与されるので、昇降部材の引き上げ力を無用に増大させる。
また、特許文献1および特許文献2はいずれも、エアフィルタに直接または間接的に吊下げ部材を固定し昇降させるため、昇降チェーンにエアフィルタの質量がそのままかかり、エアフィルタを上昇させる際に非常に大きな力で昇降チェーンを引かなければならないという問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、エアフィルタの昇降動作において、エアフィルタの傾きを抑制することのできる空気調和機を得るものである。
また、第2の目的はエアフィルタが傾いて吊り上げられる場合に、その傾きを調整することのできる空気調和機を得るものである。
上記目的を達成するために、この発明に係る空気調和機は、後面に空気吸込口を有する空調機ケーシングと、空気吸込口に着脱可能に取り付けられるエアフィルタと、夫々の一端がエアフィルタに連結された2つの吊下げ部材と、吊下げ部材を吊り上げてエアフィルタを空気吸込口に持ち上げる昇降機構とを有するものにおいて、2つの吊下げ部材は2つのベルトで構成され、昇降機構は、空調機ケーシングに配備されてベルトを巻き取る巻取りプーリと、各ベルトの末端を巻取りプーリに固定するベルト固定手段とを備えて、巻取りプーリにより2つのベルトを重ねて巻き取るように構成されたものである。
この発明の空気調和機は、吊下げ部材が2つのベルトで構成されているので、2つのベルトは容易かつ確実に重ねられる。また、2つのベルトの末端が巻取りプーリに固定され、巻取りプーリにより2つのベルトが重ねて巻き取られるので、エアフィルタの質量の偏りなどにより2本のベルトに張力の差が生じていても、重ねられた2つのベルトの巻取りプーリによる巻取り量または繰出し量はほぼ同一になる。従って、エアフィルタを上昇または下降させる際にエアフィルタが傾くことがなく、また傾いたことに起因する空調機ケーシングの空気吸込口への装着不能を防止できるという効果を有する。
この発明の実施の形態1における空気調和機でエアフィルタを吊り下げた状態を示す斜視図である。 前記空気調和機の取付け態様を示す一部破断した側面図である。 前記空気調和機のスプロケット周辺部を示す正面構成図である。 前記空気調和機の巻取りプーリ周辺部を示す側面構成図である。 前記空気調和機のスプロケット周辺部を示す側面構成図である。 前記空気調和機のエアフィルタ装着状態を示す側断面図である。 前記空気調和機のエアフィルタを押し出すはね板部および近傍部を示す側面構成図である。 前記空気調和機のエアフィルタを押し出す態様を示し、(a)はエアフィルタが空気吸込口に設置されている状態を示す側面構成図、(b)はエアフィルタがフィルタ台から持ち上げられた状態を示す側面構成図、(c)はエアフィルタがフィルタ台から前方に押し出された状態を示す側面構成図である。 前記空気調和機の昇降チェーンのフィルタケーシング貫通部を示す底面図である。 前記空気調和機の巻取りプーリにより2つのベルトを重ねて巻き取る態様を示す動作説明図である。 前記空気調和機の巻取りプーリにより一方の張ったベルトのみを巻き取る参考動作を示す動作説明図である。 前記空気調和機の巻取りプーリにより他方の緩んだベルトのみを巻き取る参考動作を示す動作説明図である。 この発明の実施の形態2における空気調和機の巻取りプーリ回転軸、巻取り軸およびそれらの近傍部を示す断面図である。 この発明の実施の形態3における空気調和機のガイドピン周辺部を示し、(a)はベルトが下降するときの態様を示す側断面図、(b)はベルトが上昇するときの態様を示す側断面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における空気調和機でエアフィルタを吊り下げた状態を示す斜視図、図2は前記空気調和機の取付け態様を示す一部破断した側面図である。
各図において、天吊型空気調和装置1は、冷媒回路の利用側熱交換器4および送風ファン5を有する本実施形態の空気調和機2と、前記の利用側熱交換器4とともに冷媒回路を構成する冷媒圧縮機、膨張弁および熱源側熱交換器を有する熱源機(いずれも図示省略)とを備えて構成されている。前記の空気調和機2は工場内等に設置されており、工場内などでスペースの有効利用を図るため天井R近くの高所に配設されている。また、空気調和機2は箱状の空調機ケーシング3を備えており、この空調機ケーシング3内に前記の利用側熱交換器4および送風ファン5が配備されている。そして、空調機ケーシング3における空気流通上流端部(後面)に空気吸込口3aが形成され、空気流通下流側端部に空気吹出口3bが形成されている。また、利用側熱交換器4の下方位置にはドレンパン4aが配設されている。そして、空気吸込口3aの外側位置にはフィルタケーシング7が取付けられており、このフィルタケーシング7内に、方形板状のエアフィルタ6が着脱可能に収容される。このエアフィルタ6により空気吸込口3aが通風可能に被われ、空調機ケーシング3内に吸い込まれる空気中の塵埃などが捕捉、除去されるようになっている。
また、この空気調和機2は、エアフィルタ6により浄化されて空気吸込口3aから吸い込まれた空気を、利用側熱交換器4により温湿度調節して空調空気とした後、送風ファン5により空気吹出口3bから吹き出す構成となっている。この空気吹出口3bには送風ダクト8が接続されており、この送風ダクト8の下流側に複数の分岐ダクト8a,8a,・・・が分岐接続されている。これらの分岐ダクト8a,8a,・・・から工場内の作業者の作業スペースに向かって、冷風等の空調空気が吹き出されるようになっている。更に、エアフィルタ6はフィルタケーシング7と工場床面との間を昇降可能に構成されている。
次に、エアフィルタ6を昇降させる構成について説明する。フィルタケーシング7は、その内部に、エアフィルタ6を収容するフィルタ収容部Aと、後で詳述する昇降機構収容部Bと、吊下げ部材としてのベルト11を通過させるベルト通過部Cとを備えている。詳しく説明すると、フィルタケーシング7は、空気吸込口3aの開口上縁に沿って配置される上面部7aと、空気吸込口3aの開口両側縁に沿って配置される側面部7b,7cと、側面部7cの外側面に隣接して対向配置された外壁部7dと、側面部7cおよび外壁部7dの下端部間に跨る下面部7eと、上面部7aの上面に近接して対向配置された上面外壁部7fとを備えている。そして、上面部7aおよび側面部7b,7cで囲まれた空間がフィルタ収容部Aとされ、側面部7c、外壁部7dおよび下面部7eで囲まれた空間が昇降機構収容部Bとされ、上面部7a、側面部7b,7cおよび上面外壁部7fで囲まれた空間がベルト通過部Cとされる。側面部7b、外壁部7dおよび上面外壁部7fは空調機ケーシング3の前面形状に合わせた寸法、形状に構成されている。
そして、フィルタ収容部Aにエアフィルタ6が収容された状態で、エアフィルタ6の上面6cがフィルタケーシング7の上面外壁部7fの下面に対向し、エアフィルタ6の左右の側面部6d,6dがフィルタケーシング7の側面部7b,7cの内面に夫々対向するようになっている。フィルタケーシング上面部7aの上面は、所定装着位置に収容されたときのエアフィルタ6の上面6cと密接する位置に配置され、エアフィルタ6で処理される吸込空気の漏れ込み防止を果たしている。
また、フィルタケーシング7の側面部7cの上端部には切欠状の開口部7gが形成されており、この開口部7gとほぼ同じ高さ位置で、ベルト通過部Cの上部2箇所と昇降機構収容部Bの上部1箇所に、エアフィルタ6の本体平面に対し直角方向の回転軸心を持つローラ9,9,9が夫々配設されている。各ローラ9は、フィルタケーシング7の前板と背板に互いに対向して固設されたL型ブラケット13,13に回転自在に取り付けられている。ここで、ベルト通過部Cの2つのローラ9,9は、後述する、エアフィルタ6のフィルタ上面部6cにおける2つのベルト11,11の固定位置の上方に夫々配置されている。
そして、フィルタケーシング7の昇降機構収容部B内の下部には、エアフィルタ6の本体平面と平行な水平方向の回転軸心を持つ巻取り軸12が回転自在に取り付けられている。この巻取り軸12に、ベルト11を巻取る巻取りプーリ10と、回転力を巻取りプーリ10に伝える従動ギア17とが固設されている。詳しくは、図3に示すように、巻取り軸12の一端部がフィルタケーシング側面部7cに固設されたL型ブラケット14で回転自在に支持され、巻取り軸12の他端部がフィルタケーシング外壁部7dの穴で回転自在に支持されている。
また、巻取り軸12の下方位置には、回転軸心が巻取り軸12と平行な主動軸15が回転自在に取り付けられており、この主動軸15に、スプロケット18と、従動ギア17に噛合する主動ギア16とが固設されている。詳しくは、主動軸15の一端部がフィルタケーシング下面部7eに固設されたL型ブラケット20で回転自在に支持され、主動軸15の他端部はフィルタケーシング7の外壁部7dの穴で回転自在に支持されている。
また、エアフィルタ6は、通過する空気を濾過して塵埃などを捕捉するフィルタ本体部6aと、このフィルタ本体部6aの外周を囲む角枠状のフィルタ枠体6bとを備えている。フィルタ枠体6bの下端部には、空気吸込口3aの下端部に設けられた切欠部19に着脱可能に係止されるフィルタ係止板6fが垂設されている。
そして、エアフィルタ6は2本のベルト11,11および、操作部材としての昇降チェーン21により昇降可能となっている。詳しく説明すると、2本のベルト11,11は帯状で一定以上の引張強度を持つ例えば布製である。ベルト11,11の一端は、ベルト通過部Cのローラ9,9の下方位置におけるエアフィルタ上面部6cに、フィルタ固定金具23,23によって夫々取り付けられている。一方、図4に示すように、ベルト11,11は3本のローラ9,9,9の上側を通され、巻取りプーリ10に連結されている。
また、2本のベルト11,11は、前記したようにローラ9の上側をローラ9の回転軸心に対し直角方向に、すなわちベルト11,11の面を水平に並行して配置されている。エアフィルタ6側の各ベルト11は、ローラ9からエアフィルタ6の在る方向(すなわち下向き)に向きを変え、第2支持ロール22eと第1支持ロール22fとの間を通すことで、エアフィルタ6の本体平面と平行になるよう更に向きを変える。そして、各ベルト11の先端部は、フィルタ固定金具23とフィルタ上面部6cとの間に挟み込まれネジで貫通固定されている。左右の側面部40a,40bを有する平面視略凹字形状のブラケット40が空気吸込口3a上方位置のフィルタケーシング7の前面に設けられている。第1支持ロール22fと第2支持ロール22eは中空パイプ状に形成されていてフィルタ上面部6cと平行になるよう配置され、前記ブラケット40の内側に収容されている。詳しくは、ブラケット40の平行する左右の側面部40a,40bに開けられた穴43,43に架け渡された割りピン39に、第1支持ロール22fが回転自在に装着されている。また、左右の側面部40a,40bに開けられたガイド溝部47,47に架け渡された割りピン39に、第2支持ロール22eが回転自在に装着されている。
ベルト11は、天井R近くに設置された空気調和機2から設置空間の床面近くまでエアフィルタ6を下降させる必要があり、長さ2.5m程度の長さを有している。この長尺のベルト11を限られた大きさのフィルタケーシング7内の巻取りプーリ10に巻き取って収めるために、比較的軽量なエアフィルタ6を吊り上げるための強度を有し、必要最低限の薄さのものが採用されている。このベルト11は重量物を昇降させる厚手のものと違い、実際は厚さ1.5mmのものが使用される。
また、2本のベルト11,11の他端は、昇降機構収容部Bの上側に配設されたローラ9を通り、巻取りプーリ10の在る鉛直下方向に向きを変え、図4に示すように、その鉛直上に巻取り軸12と平行の回転軸心で配置された2本のガイドピン22a,22aの内側を通り、巻取りプーリ10の外周近傍で巻取りプーリ10の中心水平線上に配設した2本のガイドピン22b,22bの外側を通り、巻取りプーリ回転軸10aの外周上の中心線との交点にビス41,41(ベルト固定手段の一例)でネジ止めされている。
また、無端状に周回する昇降チェーン21は、フィルタケーシング下面部7eに形成された2つの開口部7h,7hを通して配設されており、その上部がスプロケット18に掛けられている。一方、昇降チェーン21の下部は工場内床面近傍まで垂下されている。従って、作業者が昇降チェーン21を引き下げる操作(図1の矢印D方向参照)を行なうと、スプロケット18が回転する。これに伴う巻取りプーリ10の回転によって、2本のベルト11,11が巻取りプーリ10に重なりながら巻取られ、それによってエアフィルタ6が上昇する。一方、エアフィルタ6がフィルタケーシング7のフィルタ収容部Aに係止されていない状態で昇降チェーン21の操作を解除すると、エアフィルタ6の自重により、ベルト11,11が巻取りプーリ10から繰り出されてエアフィルタ6が下降するようになっている。すなわち、巻取り軸12および巻取りプーリ回転軸10aを含む巻取りプーリ10と、ビス41,41と、ローラ9,9,9とを備える、昇降機構50が構成される。
次に、エアフィルタ6をフィルタケーシング7に保持させるための構成について説明する。
フィルタケーシング上面部7aの前側端のブラケット40,40の近傍内側位置には、フィルタ上面部6cと対抗配置された側面視Z型状のフィルタ支持金具24,24が配設されている。これらのフィルタ支持金具24,24は、フィルタケーシング7のフィルタ収容部Aの所定装着位置に装着されたときのエアフィルタ6のフィルタ上面部6cと対向してエアフィルタ6を保持するようになっている。一方、エアフィルタ6の下面側には、エアフィルタ6で処理される空気の漏れ込みを防ぐ垂直面と、エアフィルタ6を所定装着位置で安定に載置するための水平面を持つフィルタ台25が、フィルタケーシング側面部7b,7cの下内側に配設され、フィルタ台25の中央には切欠部19が設けられている。前記のフィルタ支持金具24,24におけるフィルタ上面部6cと対向する水平面と、エアフィルタ6が所定装着位置に装着された際のフィルタ上面部6cとの間には、隙間が設けられている。この隙間を設けたことにより、昇降チェーン21を操作して前記の隙間がなくなるまでエアフィルタ6を上昇させた場合(図6の2点鎖線Eで示す位置)がエアフィルタ6の最上位置の規制となる。一方、フィルタ係止板6fが切欠部19を越えて入り込んだとき、昇降チェーン21の操作を止めると、エアフィルタ6の自重によりフィルタ係止板6fが切欠部19内に嵌まり込み、フィルタ台25上にエアフィルタ6が安定に保持される(図5の実線Fで示す位置)。フィルタ台25の下方位置には、フィルタ台25の底全面を受けられる大きさのオイルドレンパン26が設けられており、エアフィルタ6で捕捉されて流下するオイルを収受してドレン口26aから排出するようになっている。
次に、エアフィルタ6の洗浄などを行なう際に、エアフィルタ6をフィルタケーシング7から取り外す構成について説明する。図3に示すように、主動軸15はフィルタケーシング外壁部7dの穴とL型ブラケット20,20の穴に回転自在に軸支され、主動軸15と同軸心上に配置された従動軸32がラチェット機構27を介して主動軸15と離脱可能に連結される。ラチェット機構27は、L型ブラケット20の外側に在る主動軸15の軸端にラチェットギア28が取り付けられ、対向する同軸心上の従動軸32の軸端に軸力伝達板33が固定され、この軸力伝達板33には、ラチェットギア28の歯間に爪を押し当てるストッパー29が回転自在に取り付けられている。ストッパー29は、軸力伝達板33に固設された係止ピン30に一端を取り付けた固定したばね31の収縮力によりラチェットギア28に向かって引っ張られている。ラチェットギア28の歯の形状は、図4に示すように、山の右側面28aはラチェットギア28の円周接線に対し垂直に立っており、ギア28の山の左側面28bは円周接線に対し角度がつけられている。従って、主動軸15が図4に示す時計回りの方向に回転した場合にのみ、ラチェットギア28の右側面28aにストッパー29が噛み込んで、従動軸32に固定された軸力伝達板33が回転し、主動軸15の回転力が従動軸32に伝達される。一方、主動軸15が反時計回り方向に回転した場合は、ばね31の付勢力に打ち勝ってラチェットギア28が回転し、ストッパー29がラチェットギア28の左側面28bを越えるので、主動軸15の回転力は従動軸32に伝わらず、はね板部34が係止されて軸力伝達板33が停止する。
つまり、昇降チェーン21をエアフィルタ6の下降方向に操作した場合にのみ、ラチェット機構27により従動軸32が回転するようになっている。また、従動軸32のエアフィルタ6側軸端には、エアフィルタ6を所定装着位置から押し出すためのはね板部34が固設されている。
そこで、図7および図8に示すように、エアフィルタ6が所定装着位置にある状態(図8(a)、軸力伝達板33の回転角度=0°)から、エアフィルタ6を降ろす方向に昇降チェーン21を引き下げると、ラチェット機構27の連結により軸力伝達板33および従動軸32が主動軸15と同軸心回りで時計回り方向に回転し始め、はね板部34を回転させる。はね板部34はエアフィルタ6の底面を押し上げながらフィルタ係止板6fを切欠部19から押し出す(図8(b)、軸力伝達板33の回転角度=60°)。更にはね板部34が回転すると(図8(c)、軸力伝達板33の回転角度=120°)、エアフィルタ6が更に押し出されてフィルタ台25から離れ、エアフィルタ6はその自重によって下降するようになっている。
他方で、昇降チェーン21を通したフィルタケーシング開口部7h,7h近傍のフィルタケーシング下面部7eには、図9に示すように、操作者がエアフィルタ6を上昇または下降させる際に、どちら側の昇降チェーン21を引けばいいかを明確にするための、ラベル36が貼り付けられている。ラベル36には、「あがる」を示す表示36a、および「さがる」を示す表示36bが印刷されている。
前記構成において、エアエアフィルタ6を所定装着位置から下降させる場合、フィルタケーシング下面部7eに貼り付けてあるラベル36の「さがる」を示す表示36b側の昇降チェーン21を引くと、はね板部34がエアフィルタ6を所定装着位置から押し出してエアフィルタ6を下降させる。従って、逆操作である上昇のための昇降チェーン21(表示36a側)を引くことを避けてエアフィルタ6を下降させることができるから、操作者がどちらの昇降チェーン21を引けばよいかといった判断ミスを防止できる。また、誤った操作の防止やこの誤操作による昇降機構の破損が防ぐことができる。
次に、巻取りプーリ10の周辺構造について説明する。図3に示すように、巻取りプーリ10の同軸上に固定された従動ギア17と、フィルタケーシング外壁部7dとの間に、両者を引き離す方向に付勢力を与えるブレーキばね37が配設されている。従って、従動ギア17が回転した場合に、従動ギア17のブレーキばね37の押当て面に摩擦抵抗が働き、巻取り軸12を介して連結された巻取りプーリ10のブレーキとなる。このブレーキ力は、エアフィルタ6が下降する際の自重による自然落下を防ぎ、且つ、エアフィルタ6を上昇させる際の昇降チェーン21の引張り力を無用に増大させないような最低付勢力となる。
上記したように、この実施形態における空気調和機2は、吊下げ部材としてベルト11を採用しているが、2つのベルト11,11は容易かつ確実に重ね合わせることができる。また、2つのベルト11,11の末端が巻取りプーリ10に固定され、巻取りプーリ10により2つのベルト11,11が重なりながら巻き取られ、あるいは繰り出される。すなわち、片方のベルト11が緩んだ場合でも、他方のベルト11は前記緩んだベルト11の外周から重なって締め込みながら巻取りプーリ回転軸10aに巻き取られるので、エアフィルタ6の重量の偏りなどにより2本のベルト11,11に張力の差が生じていても、重ねられた2つのベルト11,11の巻取りプーリ回転軸10aによる巻取り量または繰出し量はほぼ同一になる。従って、エアフィルタ6を、傾いた姿勢で上昇または下降させるということがない。また、エアフィルタ6が傾いていることに起因する空調機ケーシング3の空気吸込口3aへの装着不能を防止することができる。
前記した効果は図10から明らかである。すなわち、この空気調和機2は、2本のベルト11,11を1つの巻取りプーリ10で重ねて巻き込む構成としているため、張力を付与されているベルト11aが、緩んだベルト11bを外側から巻取りプーリ回転軸10aに締め付けながら巻き取った場合でも、ベルト11bの緩みが無くなり、2本のベルト11a,11bの巻取り量がほぼ同一となるから、エアフィルタ6の傾きを抑制することができる。
ここで、張力のあるベルト11aと、緩んでいるベルト11bとを重ねることなく、別々の巻取りプーリ10,10で巻取る場合を考える。この場合、例えば図11、図12に示すように、共通の巻取りプーリ回転軸10a上に巻取りプーリ10,10を並設し、夫々同一回転数で巻取りプーリ10,10を回す構成とする。図11は張力を受けているベルト11aを巻取りプーリ10が3回転して巻き取った状態を示している。一方、図12は緩んでいるベルト11bを前記と同じく巻取りプーリ10が3回転して巻き取った状態を示している。張力のあるベルト11aの巻取り径D1は小さく、緩んだベルト11bの巻取り径D2は大きくなる。これにより、同じ回転数で巻き取られたベルト11の巻取り量は、張力のあるベルト11aが短く、緩んだベルト11bは長いことになる。これらの状態は巻取りプーリ10の回転数が増せば両者の差が更に大きくなり、ベルト11a,11bの一端に固定されているエアフィルタ6が傾くこととなる。
また、この空気調和機2は、昇降チェーン21の引張り力をスプロケット18で回転力に換え、主動ギア16と従動ギア17の連結により巻取りプーリ10を回転させてベルト11,11を巻き取り、または繰り出ししてフィルタ6を昇降させるようにしている。このような構成であるので、主動ギア16と従動ギア17の連結によるギア比を適宜選定することにより、スプロケット18の回転だけで直接エアフィルタ6を昇降させる従来のものよりも、軽い力でエアフィルタ6を昇降させることができる。
実施の形態2.
上記した実施の形態1は、独立した2つのベルト11,11を巻取りプーリ10で巻き取るようにしたものであるが、次に請求項2記載の発明に係る実施の形態2を説明する。この実施の形態2における空気調和機1の基本構造は、上述した実施の形態1と略同様であるので、この実施形態2では実施の形態1との相違点についてのみ説明する。
この実施の形態2では、吊下げ部材の別例として、1つのベルト11が使用される。そして、図13に示すように、巻取りプーリ回転軸10aと巻取り軸12に、夫々の直径方向に一連に貫通した貫通溝部10b,12aが形成されている。これらの貫通溝部10b,12aは、ベルト11を収容しやすくするために、巻取りプーリ回転軸10aと巻取り軸12の夫々の軸端面にも開口している。そして、巻取りプーリ回転軸10aには貫通溝部10bと直角方向のねじ穴10cが設けられ、このねじ穴10cにセットねじ38がねじ込まれるようになっている。巻取り軸12にはセットねじ38の直径よりも僅かに大径で貫通溝部12aと連通する貫通穴12bが設けられている。
この場合、エアフィルタ6のフィルタ上面部6cに一端を連結されたベルト11が、フィルタケーシング7のベルト通過部Cを経由して昇降機構収容部Bの巻取りプーリ10に導かれたのち、ベルト11の中途部分が巻取りプーリ回転軸10aおよび巻取り軸12の貫通溝部10b,12aに収容される。そして、ベルト11の他端がフィルタケーシング7のベルト通過部C内を戻されてエアフィルタ6のフィルタ上面部6cに連結される。そこで、巻取りプーリ回転軸10aおよび巻取り軸12から出た2経路のベルト11,11の長さを適宜調節したのち、セットねじ38を締めることにより、セットねじ38の先端でベルト11を貫通溝部12aの内壁に押し付けて固定するようになっている。このように、セットねじ38を緩めると、貫通溝部10b,12a内におけるベルト11の長手方向の位置を変えられ、その後セットねじ38を締めて再度ベルト11を固定することができる。
一般にエアフィルタ6の昇降動作を繰返すと、2経路のベルト11,11に伸びの差が生じやすく、エアフィルタ6が昇降の際に傾く。この傾きが生じた場合でも、巻取りプーリ回転軸10aでセットネジ38の操作によりベルト11,11の長さ調整を行い、エアフィルタ6の傾きを手直しすることができる。また、初期組立時に2経路のベルト11,11に長さの差が生じていても、分解や再度の組立を行うことなく前記の操作により、ベルト長さの調整を行なうことができる。すなわち、巻取りプーリ回転軸10aの貫通溝部10bおよびねじ穴10cと,巻取り軸12の貫通溝部12aと、セットねじ38とからなる構成が、本発明にいうベルト固定手段の別例である。
実施の形態3.
上記した実施の形態1,2は、第1支持ロール22fおよび第2支持ロール22eの双方をブラケット40内の定位置に配置したものであるが、次に請求項3記載の発明に係る実施の形態3を説明する。この実施形態における空気調和機2の基本構造も、上述した実施の形態1と略同様であるので、この実施形態においても実施の形態1との相違点についてのみ説明する。
図14に示すように、エアフィルタ6からのベルト11を載置して回転自在の第1支持ロール22fがブラケット40内で左右の側面部40a,40bに水平軸心回りに枢支され、第1支持ロール22fに近づく方向に下向きとなるガイド溝部47,47が左右の側面部40a,40bに形成されている。左右の側面部40a,40bのガイド溝部47,47には、これらのガイド溝部47,47内を溝長手方向に移動自在の割りピン39(移動軸体の例)が架け渡されている。そして、第1支持ロール22fからのベルト11を上方から支持して回転する第2支持ロール22eが、ガイド溝部47内の割りピン39に回転自在に取り付けられている。
このように、ブラケット40に前向きに下がる斜めのガイド溝部47を第2支持ロール22e用として形成したことで、第2支持ロール22eが溝の長さ分移動可能となっており、この第2支持ロール22eと、ブラケット40の一定位置で回転自在に支持されている第1支持ロール22fとの間にベルト11が通される。
この実施形態3の空気調和機において、エアフィルタ6が下降する際には、図14(a)に示すように、エアフィルタ6向きの引張り力がベルト11に働き、第2支持ロール22eがGの位置まで斜め下向きに移動して第2支持ロール22fとの距離を縮める。このような第2支持ロール22eの移動により、エアフィルタ6の下降時のみベルト11に移動抵抗が加わり、エアフィルタ6下降時の自然落下を防ぐブレーキとなる。従って、ばね式のブレーキなどを用いる従来技術のように、経年的なばねの伸びによるブレーキ力低下を招く起こすことがない。
一方、エアフィルタ6が上昇する際は、図14(b)に示すように、ローラ9向きの引張り力がベルト11に働き、第2支持ロール22eはHの位置まで斜め上向きに移動して第1支持ロール22fとの距離を広げる。この場合は、エアフィルタ6を上昇させる際に無用なブレーキ力が加わることがないので、エアフィルタ6を上昇させる際に昇降チェーン21を引く力が、従来汎用のばね式ブレーキと比べて小さくて済むのである。
2 空気調和機、3 空調機ケーシング、3a 空気吸込口、3b 空気吹出口、4 利用側熱交換器、4a ドレンパン、5 送風ファン、6 エアフィルタ、6a フィルタ本体部、6b フィルタ枠体、6c フィルタ上面部、6d フィルタ側面部、6f フィルタ係止板、7 フィルタケーシング、7a フィルタケーシング上面部、7b,7c フィルタケーシング側面部、7d フィルタケーシング外壁部、7e フィルタケーシング下面部、7f フィルタケーシング上面外壁部、7g フィルタケーシング開口部、7h フィルタケーシング開口部、8 送風ダクト、8a 分岐ダクト、9 ローラ、10 巻取りプーリ、10a 巻取りプーリ回転軸、11 ベルト、12 巻取り軸、13 L型ブラケット、14 L型ブラケット、15 主動軸、16 主動ギア、17 従動ギア、18 スプロケット、19 切欠部、20 L型ブラケット、21 昇降チェーン、22a ガイドピン、22b ガイドピン、22f 第1支持ロール、22e 第1支持ロール、23 フィルタ固定金具、24 フィルタ支持金具、25 フィルタ台、26 オイルドレンパン、27 ラチェット機構、28 ラチェットギア、29 ストッパー、30 係止ピン、31 ばね、32 従動軸、33 軸力伝達板、34 はね板部、35 L型ブラケット、36 ラベル、37 ブレーキばね、38 セットねじ、39 割りピン、40 ブラケット、40a,40b 側面、41 ビス、43 穴、44 穴、47 ガイド溝部、50 昇降機構、A フィルタ収容部、B 昇降機構収容部、C ベルト通過部。

Claims (3)

  1. 後面に空気吸込口を有する空調機ケーシングと、前記空気吸込口に着脱可能に取り付けられるエアフィルタと、夫々の一端が前記エアフィルタに連結された2つの吊下げ部材と、前記吊下げ部材を吊り上げて前記エアフィルタを前記空気吸込口に持ち上げる昇降機構と、を有する空気調和機において、
    前記2つの吊下げ部材は2つのベルトで構成され、
    前記昇降機構は、前記空調機ケーシングに配備されて前記ベルトを巻き取る巻取りプーリと、各ベルトの末端を前記巻取りプーリに固定するベルト固定手段とを備えて、前記巻取りプーリにより前記2つのベルトを重ねて巻き取るように構成されていることを特徴とする空気調和機。
  2. 後面に空気吸込口を有する空調機ケーシングと、前記空気吸込口に着脱可能に取り付けられるエアフィルタと、前記エアフィルタに連結された吊下げ部材と、前記吊下げ部材を吊り上げて前記エアフィルタを前記空気吸込口に持ち上げる昇降機構とを有する空気調和機において、
    前記吊下げ部材は1つのベルトで構成されるとともに、前記ベルトの一端および末端が前記エアフィルタに連結され、
    前記昇降機構は、前記空調機ケーシングに配備されて前記ベルトを巻き取る巻取りプーリと、前記ベルトを前記巻取りプーリに固定するベルト固定手段とを備えて、前記巻取りプーリにより前記ベルトを重ねて巻き取るように構成され、
    前記ベルト固定手段は、前記ベルトの中途部分を収容するように前記巻取りプーリに直径方向に貫通して形成された貫通溝部と、前記貫通溝部内に収容された前記ベルトの中途部分をベルト長手方向位置可変に固定するベルト固定部材とを備えていることを特徴とする空気調和機。
  3. 左右の側面部を有する平面視略凹字形状のブラケットが空気吸込口上方位置の空調機ケーシング後面に設けられ、エアフィルタからのベルトを載置して回転自在の第1支持ロールが前記ブラケット内で左右の側面部に水平軸心回りに枢支され、前記第1支持ロールに近づく方向に下向きとなるガイド溝部が前記ブラケットの左右の側面部に形成され、前記ガイド溝部内を溝長手方向に移動自在の移動軸体が前記左右の側面部のガイド溝部間に架け渡され、前記第1支持ロールからのベルトを上方から支持して回転自在の第2支持ロールが前記移動軸体に取り付けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
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