JP2017161028A - プーリ装置 - Google Patents

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Takahiro Kishimoto
隆宏 岸本
優 木本
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優 木本
今井 隆敏
Takatoshi Imai
隆敏 今井
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Abstract

【課題】可動ボスが安定して動作することができるプーリ装置を提供する。【解決手段】プーリ装置100は、固定シーブ1と、固定ボス2と、可動シーブ3と、可動ボス4と、樹脂製の第1及び第2シール部材6a、6bと、を備えている。第1及び第2シール部材6a、6bは、可動ボス4の内周面に形成された環状の収容溝内に配置されている。第1及び第2シール部材6a、6bは、固定ボス2の外周面と接触する。第1及び第2シール部材6a、6bは、周方向において第1端部と第2端部とを有する。第1及び第2シール部材6a、6bが自由状態のとき、第1及び第2シール部材6a、6bの内径は、固定ボス2の外径よりも小さい。【選択図】図1

Description

本発明は、プーリ装置に関するものである。
スクータ型の自動二輪車などでは、ベルト式の無段変速機が採用されている(例えば、特許文献1)。この無段変速機は、駆動プーリ装置と、従動プーリ装置と、ベルトとを備えている。ベルトは、駆動プーリ装置と従動プーリ装置との間に架けられている。
駆動プーリ装置及び従動プーリ装置は、固定シーブ、可動シーブ、固定ボス、及び可動ボスを有している。固定シーブと可動シーブとによって、ベルトを挟持している。可動ボスは可動シーブに固定されており、固定ボスは固定シーブに固定されている。可動シーブが固定シーブに対して接近及び離間するように、可動ボスは、固定ボス上を摺動する。
特許第3412741号公報
上述したようなプーリ装置において、固定ボスに対して摺動する可動ボスが安定して動作することが好ましい。そこで、本発明では、可動ボスが安定して動作することができるプーリ装置を提供することを課題とする。
本発明のある側面に係るプーリ装置は、固定シーブと、固定ボスと、可動シーブと、可動ボスと、樹脂製のシール部材と、を備えている。固定ボスは、固定シーブから軸方向に延びる。可動シーブは、軸方向において固定シーブに対して接近及び離間するように移動可能である。可動ボスは、可動シーブから軸方向に延びている。可動ボスは、固定ボスの径方向外側に配置される。シール部材は、可動ボスの内周面に形成された環状の収容溝内に配置されている。シール部材は、固定ボスの外周面と接触する。シール部材は、周方向において第1端部と第2端部とを有する。シール部材が自由状態のとき、シール部材の内径は、固定ボスの外径よりも小さい。なお、自由状態とは、シール部材がプーリ装置に組み込まれていない状態を言う。すなわち、シール部材単体で存在するときの状態を言う。
この構成によれば、樹脂製のシール部材が固定ボスと可動ボスとの間をシールしているため、固定ボスと可動ボスとの間にダストが侵入することを防止できる。この結果、可動ボスが安定して動作することができる。また、シール部材は、周方向において第1端部と第2端部とを有している。すなわち、シール部材は、エンドレスの環状ではないため、径の調整が可能となる。また、自由状態におけるシール部材の内径は、固定ボスの外径よりも小さい。このため、シール部材は径が小さくなるように付勢された状態で固定ボスの外周面に取り付けられる。この結果、シール部材は、固定ボスの外周面に確実に当接することができる。
好ましくは、収容溝及びシール部材は、軸方向の外側に向かって径が大きくなる。可動ボスが軸方向の外側に移動する際に、ダストが可動ボスと固定ボスとの間に侵入してくるおそれがある。このように可動ボスが軸方向の外側に移動する際、シール部材は、収容溝の底面によって径方向の内側に押圧される。この結果、シール部材は固定ボスに対する押圧力が増加する。したがって、ダストの侵入をより確実に防ぐことができる。また、可動ボスが軸方向の内側に移動する際、シール部材による固定ボスの押圧力が下がる。この結果、可動ボスはより滑らかに固定ボス上を摺動できる。
好ましくは、軸方向視において、第1端部と第2端部とは、互いに重複する。この構成によれば、第1端部と第2端部との隙間からダストなどが侵入することをより確実に防止できる。
好ましくは、第1端部は、周方向に延びる第1突出部を有し、第2端部は、周方向に延びる第2突出部を有する。第1突出部と第2突出部とは、軸方向において互いに接する。この構成によれば、第1突出部と第2突出部とによって、ラビリンス構造を構成しているため、ダストの侵入をより確実に防ぐことができる。
好ましくは、第1端部と第2端部と隙間は、径方向外側に行くほど大きくなる。シール部材は、例えば、縮めた状態で可動ボス内の収容溝まで挿入される。そして、シール部材は、収容溝に到達すると、縮まった状態から元の状態に戻って収容溝内に配置される。このようにシール部材を収容溝内に配置する場合において、上記構成によれば、シール部材が縮まった状態から元の状態に戻る際に第1端部と第2端部とが引っ掛かりにくくなる。
好ましくは、シール部材は、内周面において周方向に延びる環状の凹部を有する。この構成によれば、固定ボスに対するシール部材の面圧を均一化できる。
本発明によれば、可動ボスは、安定して動作することができる。
プーリ装置の側面断面図。 可動ボスの詳細を示す側面断面図。 シール部材の側面図。 スプリングシートの平面図。 図4のV−V線断面図。 カム機構を示す概略図。 ドライブプレートの背面図。 変形例に係るシール部材の断面図。 変形例係るシール部材の正面図。 変形例に係る可動ボス及びシール部材の側面断面図。
以下、本発明に係るプーリ装置の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態に係るプーリ装置100は、従動側のプーリ装置100である。この従動側のプーリ装置100には、駆動側のプーリ装置(図示省略)からベルト120を介してトルクが伝達される。ベルト120は、トルクを伝達するための部材である。
図1は、プーリ装置100の側面断面図である。なお、以下の説明において、回転軸Oとは、プーリ装置100の回転軸を意味する。また、軸方向とは、回転軸Oが延びる方向を意味する。軸方向の第1側とは図1の左側を意味し、軸方向の第2側とは、図1の右側を意味する。径方向とは、回転軸Oを中心とした円の径方向を意味する。径方向の外側とは、径方向において回転軸Oから離れる側を意味し、径方向の内側とは、径方向において回転軸Oに近付く側を意味する。周方向とは、回転軸Oを中心とした円の周方向を意味する。
[プーリ装置]
図1に示すように、プーリ装置100は、固定シーブ1と、固定ボス2と、可動シーブ3と、可動ボス4と、摺動部材5と、第1シール部材6a(シール部材の一例)と、第2シール部材6b(シール部材の一例)とを備えている。また、プーリ装置100は、カム機構7と、スプリング8と、スプリングシート9と、遠心クラッチ10とを備えている。
[固定シーブ]
固定シーブ1は、回転軸Oを中心に回転するように配置されている。固定シーブ1の中心軸は、回転軸Oと実質的に同軸上に配置されている。固定シーブ1は、軸方向において、可動シーブ3の第2側に配置されている。固定シーブ1は、軸方向に移動しないように固定されている。
固定シーブ1は、円板状である。固定シーブ1の対向面11は、径方向の外側にいくにしたがって、可動シーブ3から離れるように傾斜している。すなわち、対向面11は、径方向の外側に向かって、軸方向の第2側に傾斜している。なお、固定シーブ1の対向面11は、可動シーブ3に対向する面である。すなわち、固定シーブ1の対向面11は、軸方向の第1側を向いている。
[固定ボス]
固定ボス2は、固定シーブ1と一体的に回転する。本実施形態では、固定ボス2と固定シーブ1とは一つの部材で形成されている。なお、固定ボス2と固定シーブ1とは、別部材によってそれぞれ形成されており、互いに固定されることによって、一体的に回転してもよい。例えば、固定シーブ1と固定ボス2とを溶接またはろう付けなどによって固定することができる。固定ボス2は、円筒状であって、固定シーブ1から軸方向の第1側に延びている。固定ボス2の中心軸は、回転軸Oと実質的に同軸上に配置されている。
固定ボス2の第1側端部21に、遠心クラッチ10のドライブプレート101が取り付けられている。また、固定ボス2の第2側端部22から、固定シーブ1が径方向外側に延びている。なお、第1側端部21は、軸方向の第1側の端部であり、第2側端部22は軸方向の第2側の端部である。固定ボス2の第1側端部21は、固定ボス2の本体部と別部材であってもよい。この場合、固定ボス2の本体部と第1側端部21とを別の部材によって形成することができる。例えば、固定ボス2の本体部及び固定シーブ1をアルミニウム合金によって一体的に形成し、固定ボス2の第1側端部21を鋼によって形成することができる。なお、固定ボス2は、例えば、金属製であり、好ましくは鋼製又はアルミニウム合金製である。
出力軸(図示省略)は、固定ボス2の内部を、軸方向に延びている。出力軸は、例えば後輪にトルクを伝えるための軸である。出力軸と固定ボス2とは相対回転可能である。なお、出力軸と固定ボス2との間に、ベアリング110,111が配置されている。
[可動シーブ]
可動シーブ3は、回転軸Oを中心に回転するように配置されている。可動シーブ3の中心軸は、回転軸Oと実質的に同軸上に配置されている。可動シーブ3は、回転軸Oに沿って移動するように配置されている。すなわち、可動シーブ3は、軸方向に移動するように配置されている。可動シーブ3は、軸方向に移動することによって、固定シーブ1に対して接近及び離間する。可動シーブ3は、軸方向において、固定シーブ1の第1側に配置されている。
可動シーブ3は、円板状である。可動シーブ3の対向面31は、径方向の外側にいくにしたがって、固定シーブ1から離れるように傾斜している。すなわち、対向面31は、径方向の外側に向かって、軸方向の第1側に傾斜している。
可動シーブ3の対向面31は、固定シーブ1に対向する面である。すなわち、可動シーブ3の対向面31は、軸方向の第2側を向いている。固定シーブ1の対向面11と、可動シーブ3の対向面31とは、間隔をあけて対向している。固定シーブ1の対向面11と、可動シーブ3の対向面31とによって、V溝が形成されている。可動シーブ3が軸方向に移動することによって、V溝の溝幅が変わる。このV溝内において、ベルト120が配置されている。なお、固定シーブ1の対向面11と、可動シーブ3の対向面31とによって、ベルト120を挟持している。
可動シーブ3は、軸方向の第1側に突出する環状の支持壁部32を有している。この支持壁部32は、可動ボス4の径方向外側に配置されている。この支持壁部32と可動ボス4との間に、スプリング8の端部が配置される。
[可動ボス]
可動ボス4は、可動シーブ3と一体的に回転する。また、可動ボス4は、可動シーブ3と一体的に軸方向に移動する。本実施形態では、可動ボス4と可動シーブ3とは一つの部材で形成されている。なお、可動ボス4と可動シーブ3とは、別部材によってそれぞれ形成されており、互いに固定されることによって、一体的に回転及び軸方向に移動してもよい。例えば、可動シーブ3と可動ボス4とを溶接またはろう付けなどによって固定することができる。
可動ボス4は、円筒状であって、可動シーブ3から軸方向に延びている。詳細には、可動ボス4は、可動シーブ3から軸方向の第1側に延びている。すなわち、可動ボス4は、固定シーブ1から遠ざかる方向に延びている。可動ボス4の中心軸は、回転軸Oと実質的に同軸上に配置されている。可動ボス4は、固定ボス2の径方向外側に配置されている。すなわち、可動ボス4内を固定ボス2が軸方向に延びている。可動ボス4は、固定ボス2上を摺動可能に配置されている。
図2に示すように、可動ボス4は、第1内周面41及び第2内周面42を有している。第1内周面41は、第2内周面42の軸方向第1側に配置されている。第1内周面41における可動ボス4の内径は、第2内周面42における可動ボス4の内径よりも小さい。すなわち、第1内周面41は、第2内周面42よりも径方向内側に配置されている。このため、第1内周面41と第2内周面42との間に段差43が形成される。
可動ボス4は、第1収容溝44(収容溝の一例)及び第2収容溝45(収容溝の一例)を有している。第1収容溝44は、第1内周面41に形成されている。第1収容溝44は、環状であって、周方向に延びている。第1収容溝44は、軸方向の外側に行くにつれて径が大きくなっている。すなわち、第1収容溝44の底面は、軸方向の外側に行くにつれて、径方向の外側に向かうように傾斜している。このため、第1収容溝44の底面は、径方向の内側を向くとともに軸方向の外側を向くように傾斜している。なお、軸方向の外側とは、軸方向において、摺動部材5から遠ざかる側を言う。例えば、第1収容溝44において、軸方向の外側とは、軸方向の第1側を言う。また、第2収容溝45において軸方向の外側とは、軸方向の第2側を言う。
第2収容溝45は、第2内周面42に形成されている。第2収容溝45は、環状であって、周方向に延びている。第2収容溝45は、軸方向において、可動ボス4の第2側端部に配置されている。第1収容溝44と第2収容溝45とは、軸方向において間隔をあけて配置されている。この、第1収容溝44と第2収容溝45との間に後述する摺動部材5が配置される。なお、第2収容溝45は、軸方向に亘って径が同じである。すなわち、第2収容溝45の底面は、周方向に延びるとともに、軸方向に沿って延びている。
可動ボス4は、その軸方向の第1側端部に複数のカム部71が形成されている。各カム部71は、周方向において間隔をあけて配置されている。各カム部71は、軸方向の第1側に延びている。
可動ボス4は、例えば、金属製である。具体的には、可動ボス4は、鋼製又はアルミニウム合金製である。より具体的には、可動ボス4は、炭素鋼及び合金鋼よりなる群から選ばれる少なくとも一種によって形成される。
図1に示すように、可動ボス4は、グリスを介さずに、固定ボス2上を摺動可能である。具体的には、可動ボス4の内周面に摺動部材5が取り付けられている。この摺動部材5を介して、可動ボス4は、固定ボス2上を摺動する。摺動部材5は、可動ボス4よりも摩擦係数が低い。
[摺動部材]
摺動部材5は、可動ボス4の内周面に取り付けられている。具体的には、摺動部材5は、可動ボス4の第2内周面42に取り付けられている。摺動部材5は円筒形状である。摺動部材5の外周面は、可動ボス4の第2内周面42と接触している。摺動部材5の内周面は、固定ボス2の外周面と接触している。
摺動部材5は、段差43と当接している。この段差43によって、摺動部材5は、軸方向の第1側への移動が規制される。また、摺動部材5は、止め輪などによって、軸方向の第2側への移動が規制される。例えば、摺動部材5は、軸方向の第2側から可動ボス4内に挿入され、その後、止め輪が取り付けられる。
摺動部材5は、例えば樹脂製である。摺動部材5は、樹脂層を有するとともに、樹脂層の外周面に形成された金属層及び焼結体層などを有していてもよい。摺動部材5の摩擦係数は、可動ボス4の摩擦係数よりも小さい。具体的には、摺動部材5は、ナイロン樹脂、フッ素樹脂、ポリエーテルエーテルケトン系樹脂、及びポリフェニレンサルファイド系樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも一種によって形成される。このように、摺動部材5は、可動ボス4よりも摩擦係数が小さいため、可動ボス4は、摺動部材5を介して、固定ボス2上をスムーズに摺動することができる。
[第1シール部材]
第1シール部材6aは、径方向において、第1収容溝44内に配置されている。第1シール部材6aの内周面は、固定ボス2の外周面に当接している。第1シール部材6aは、環状である。第1シール部材6aは、軸方向の外側に向かって外径が大きくなる。すなわち、第1シール部材6aは、円錐台状である。第1シール部材6aの外周面は、径方向外側を向くとともに、軸方向の内側を向くように傾斜している。第1シール部材6aの外周面は、第1収容溝44の底面に沿った形状である。なお、第1シール部材6aの内径は軸方向に亘って一定である。第1シール部材6aにおける軸方向の外側とは、軸方向の第1側を意味する。
このように第1シール部材6a及び第1収容溝44は、軸方向の第1側に向かって径が大きくなっている。このため、可動ボス4が軸方向の第1側に移動すると、第1収容溝44の底面が第1シール部材6aを径方向内側に押圧する。この結果、第1シール部材6aによる固定ボス2に対する押圧力が増加し、ダストが摺動部材5側へ侵入することを確実に防止できる。一方、可動ボス4が軸方向の第2側へ移動するときは、第1収容溝44の底面は第1シール部材6aを押圧しない。このため、固定ボス2に対する第1シール部材6aの押圧力が元に戻り、第1シール部材6aは、固定ボス2上を滑らかに摺動する。
このようにダストが侵入しやすい方向に可動ボス4が移動する場合は、第1シール部材6aによる押圧力を増加してダストの侵入を確実に防止する。一方、ダストが侵入しにくい方向に可動ボス4が移動する場合は、第1シール部材6aによる押圧力を元に戻して、固定ボス2上を滑らかに摺動させる。
図3に示すように、第1シール部材6aは、周方向において、第1端部61と、第2端部62とを有している。第1端部61と第2端部62とは、周方向において互いに間隔をあけて配置されている。このように第1シール部材6aはエンドレスの環状ではないため、その径を変化させることができる。
第1シール部材6aが自由状態にあるとき、第1シール部材6aの内径は、固定ボス2の外径よりも小さい。このため、第1シール部材6aがプーリ装置100に組み込まれた状態では、第1シール部材6aは径が小さくなるように付勢された状態で固定ボス2の外周面に取り付けられる。この結果、第1シール部材6aは固定ボス2と確実に接触し、ダストなどの侵入が防止される。
軸方向視において、第1端部61と第2端部62とは、互いに重複している。このため、第1端部61と第2端部62との隙間が、軸方向に直線状に延びていない。すなわち、第1端部61と第2端部62とによって、ラビリンス構造が構成されている。この結果、第1シール部材6aは、ダストの侵入を確実に防ぐことができる。
第1端部61は、周方向に延びる第1突出部611を有している。第2端部62は、周方向に延びる第2突出部621を有している。第1突出部611と第2突出部621とは、軸方向において互いに接触している。この第1突出部611と第2突出部621との境界線63は、周方向に延びている。この境界線63は、第1シール部材6aの軸方向の中心Cに沿って延びていてもよいし、第1シール部材6aの軸方向の中心Cに対して軸方向にずれていてもよい。後者の場合、例えば、第1突出部611の方が、第2突出部621よりも、幅が大きい。なお、突出部611、621の幅とは、軸方向の寸法を意味する。
第1シール部材6aは、可動ボス4よりも摩擦係数が小さい。第1シール部材6aは、樹脂製である。より詳細には、第1シール部材6aは、ナイロン樹脂、フッ素樹脂、ポリエーテルエーテルケトン系樹脂、及びポリフェニレンサルファイド系樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも一種によって形成される。
[第2シール部材]
図1に示すように、第2シール部材6bは、第2収容溝45内に配置されている。第1シール部材6aと第2シール部材6bとによって、ダストが固定ボス2と可動ボス4との間に侵入することを防ぐことができる。第2シール部材6bは、第1シール部材6aと軸方向において間隔をあけて配置されている。この第1シール部材6aと第2シール部材6bとの間に摺動部材5が配置されている。
第2シール部材6bは、第1シール部材6aとは異なり、軸方向において径が一定である。第2シール部材6bのその他の構成は、第1シール部材6aと基本的に同じであるため、詳細な説明を省略する。
[スプリング]
スプリング8は、軸方向において可動シーブ3を固定シーブ1に向かって付勢する。すなわち、スプリング8は、可動シーブ3を軸方向の第2側に向かって付勢している。これによって、固定シーブ1と可動シーブ3とが、ベルト120を挟持する。スプリング8は、例えばコイルスプリングとすることができる。スプリング8は、可動ボス4を囲むように、可動ボス4の径方向外側に配置されている。
[スプリングシート]
スプリングシート9は、スプリング8を支持するように構成されている。図4及び図5に示すように、スプリングシート9は、円筒部91、フランジ部92、及び複数のカム受け部72を有する。スプリングシート9は、例えば樹脂製である。具体的には、スプリングシート9は、ナイロン樹脂、フッ素樹脂、ポリエーテルエーテルケトン系樹脂、及びポリフェニレンサルファイド系樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種である。円筒部91、フランジ部92、及び各カム受け部72は、1つの部材によって一体的に形成されている。
円筒部91は、可動ボス4の径方向外側に配置されている。また、円筒部91は、スプリング8の径方向内側に配置されている。すなわち、円筒部91は、径方向において、可動ボス4とスプリング8との間に配置されている。円筒部91は、スプリング8を径方向において支持している。
フランジ部92は、円筒部91から径方向外側に延びている。詳細には、フランジ部92は、円筒部91の軸方向第1側の端部から径方向外側に延びている。フランジ部92は、環状である。フランジ部92は、スプリング8の軸方向の第1側の端面を支持している。すなわち、フランジ部92は、スプリング8を軸方向において支持している。
各カム受け部72は、円筒部91の径方向の内側に配置されている。詳細には、各カム受け部72は、円筒部91の内周面に形成されている。各カム受け部72は、周方向に延びている。各カム受け部72は、周方向において、互いに間隔をあけて配置されている。なお、この周方向において隣り合うカム受け部72の間を、カム部71が延びている。各カム受け部72は、可動ボス4の各カム部71と係合する。この各カム受け部72は、カム機構7を構成する。各カム受け部72は、凹部721を有している。凹部721は、径方向に延びている。この凹部721は、後述するドライブプレート101の一部を収容する。
スプリングシート9は、固定シーブ1と一体的に回転する。詳細には、スプリングシート9は、軸方向の第1側に突出する突出部93を有している。この突出部93が、後述するドライブプレート101の貫通孔1011(図7参照)に嵌合する。突出部93は、貫通孔1011の外周縁に沿った形状をしている。このドライブプレート101は、固定ボス2を介して固定シーブ1と一体的に回転する。このため、ドライブプレート101に取り付けられたスプリングシート9は、固定シーブ1と一体的に回転する。
[カム機構]
図1に示すように、カム機構7は、可動ボス4とスプリングシート9とに設けられている。詳細には、カム機構7は、複数のカム部71と複数のカム受け部72とから構成される。カム部71は、上述した可動ボス4に形成されている。また、カム受け部72は、スプリングシート9に形成されている。カム機構7は、固定ボス2に対する可動ボス4の相対回転を、可動ボス4の軸方向推力に変換するように構成されている。すなわち、可動ボス4が固定ボス2よりも速い速度で回転すると、カム機構7は、可動ボス4を固定シーブ1に向かって移動させる。
詳細には、図6に示すように、可動ボス4の各カム部71は、カム面711を有している。カム面711は、回転方向を向き、且つ軸方向の第1側を向くように傾斜している。このカム面711が、スプリングシート9のカム受け部72に当接する。なお、回転方向とは、車両が前進する際に、可動ボス4が回転する方向である。
[遠心クラッチ]
図1に示すように、遠心クラッチ10は、ドライブプレート101、複数のクラッチシュー102、及びクラッチハウジング103を有している。遠心クラッチ10は、固定シーブ1及び可動シーブ3の回転を、出力軸に伝達したり遮断したりするように構成されている。詳細には、遠心クラッチ10は、固定ボス2の回転を、出力軸に伝達したり遮断したりするように構成されている。
ドライブプレート101は、固定ボス2の第1側端部21に取り付けられている。ドライブプレート101は、固定ボス2と一体的に回転する。ドライブプレート101は円板状である。ドライブプレート101は、実質的に段差部を有していないように構成されているが、ドライブプレート101は段差部を有していてもよい。
図7に示すように、ドライブプレート101は、複数の貫通孔1011を有している。各貫通孔1011は、軸方向に貫通している。また、各貫通孔1011は、周方向に延びている。各貫通孔1011は、周方向において、間隔をあけて配置されている。この貫通孔1011に、上述したスプリングシート9の突出部93が嵌合する。また、上述した可動ボス4の各カム部71は、ドライブプレート101と干渉しないよう、貫通孔1011内を延びている。なお、隣り合う貫通孔1011の間に配置されるドライブプレート101の一部が、上述したカム受け部72の凹部721に収容される。
ドライブプレート101は、金属製である。具体的には、ドライブプレート101は、鋼製又はアルミニウム合金製である。より具体的には、ドライブプレート101は、炭素鋼、及び合金鋼よりなる群から選ばれる少なくとも1種である。
図1に示すように、ドライブプレート101は、固定ボス2の肩部23と当接することによって、軸方向の第2側への移動が規制される。また、ドライブプレート101は、ナット104によって、軸方向の第1側への移動が規制される。なお、ナット104は、固定ボス2の第1側端部21に形成されたネジ部に螺合する。また、ナット104の代わりにサークリップを取り付けることによって、ドライブプレート101の軸方向の第1側への移動を規制してもよい。
各クラッチシュー102は、円周方向の一端部がドライブプレート101に揺動可能に取り付けられている。各クラッチシュー102は、その外周面に摩擦材(図示省略)を有している。各クラッチシュー102の他端部には、各クラッチシュー102を径方向の内側に付勢するようにリターンスプリング(図示省略)が取り付けられている。
クラッチハウジング103は、各クラッチシュー102を径方向の外側から覆うように配置されている。クラッチハウジング103は、固定ボス2に相対回転可能である。詳細には、クラッチハウジング103は、ボス部1031を有している。ボス部1031には、スプライン孔1032が形成されている。このスプライン孔1032に、出力軸がスプライン係合することができる。
遠心クラッチ10が伝達状態になると、各クラッチシュー102の摩擦材は、クラッチハウジング103の内周面と摩擦係合する。また、遠心クラッチ10が遮断状態になると、各クラッチシュー102の摩擦材は、クラッチハウジング103の内周面から離れる。なお、遠心クラッチ10の伝達状態とは、遠心クラッチ10が、固定シーブ1及び可動シーブ3の回転を出力軸に伝達する状態を意味する。また、遠心クラッチ10の遮断状態とは、遠心クラッチ10が、固定シーブ1及び可動シーブ3の回転を出力軸に伝達しない状態を意味する。
上述したように構成されたプーリ装置は、次のように動作する。
駆動側のプーリ装置において、固定シーブと可動シーブとによって構成される溝の幅が狭くなった場合、ベルト120の巻き付け径が大きくなる。すなわち、ベルト120は、駆動側のプーリ装置において、径方向の外側に移動する。
従動側のプーリ装置100において、固定シーブ1と可動シーブ3とによって構成される溝の幅は、駆動側のプーリ装置における溝幅と逆に動作する。すなわち、駆動側のプーリ装置においてベルト120が径方向の外側に移動すると、従動側のプーリ装置100においてベルト120が径方向の内側へ移動する。
ベルト120が径方向の内側へ移動すると、スプリング8の付勢力に抗して、可動シーブ3が固定シーブ1から離れる方向に移動する。すなわち、可動シーブ3が、軸方向の第1側に移動する。この結果、固定シーブ1と可動シーブ3との間の溝の幅が広がる。
また、駆動側のプーリ装置において、固定シーブと可動シーブとによって構成される溝の幅が広がった場合、ベルト120の巻き付け径が小さくなる。すなわち、ベルト120は、駆動側のプーリ装置において、径方向の内側に移動する。
駆動側のプーリ装置においてベルト120が径方向の内側に移動すると、従動側のプーリ装置100において、ベルト120が径方向の外側へ移動する。そして、スプリング8の付勢力によって、可動シーブ3が固定シーブ1に近付く方向に移動する。この結果、固定シーブ1と可動シーブ3との間の溝の幅が狭くなる。
次に、カム機構7の動作について説明する。発進時のように急加速したとき、可動シーブ3が固定シーブ1よりも速い速度で回転する。すると、可動ボス4がスプリングシート9よりも速い速度で回転する。すなわち、可動ボス4は、スプリングシート9に対して回転方向に相対的に回転する。すると、カム機構7は可動ボス4に軸方向の推力を付与し、可動ボス4は軸方向の第2側に移動する。詳細には、カム面711がカム受け部72から軸方向の第2側への反力を受け、可動ボス4が軸方向の第2側に移動する。この結果、可動シーブ3は固定シーブ1側へ移動し、ベルト120を強固に挟持する。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
変形例1
図8に示すように、第1シール部材6aは、凹部67を有していてもよい。この凹部67は、環状であって、第1シール部材6aの内周面を周方向に延びている。凹部67は、第1シール部材6aの軸方向の中央部に形成されていることが好ましい。同様に第2シール部材6bも凹部を有していてもよい。
変形例2
図9に示すように、第1シール部材6aにおいて、第1端部61と第2端部62との隙間は、径方向外側に行くほど大きくなるように構成されていてもよい。すなわち、第1端部61または第2端部62の端面が径方向外側に向かって互いに離れる方向に傾斜していてもよい。第1シール部材6aは、例えば、縮めた状態で可動ボス4内の第1収容溝44まで挿入される。そして、第1シール部材6aは、第1収容溝44に到達すると、縮まった状態から元の状態に戻って第1収容溝44内に配置される。この第1シール部材6aが縮まった状態から元の状態に戻る際に、第1端部61と第2端部62とが引っ掛かりにくくなる。なお、第2シール部材6bも同様の構成とすることができる。
変形例3
図10に示すように、第2シール部材6b及び第2収容溝45も、軸方向の外側に向かって径が大きくなっていてもよい。具体的には、第2シール部材6b及び第2収容溝45は、軸方向の第2側に向かって径が大きくなっていてもよい。
変形例4
上記実施形態に係るプーリ装置100はカム機構7を備えているが、プーリ装置100はカム機構7を備えていなくてもよい。
変形例5
固定ボス2は、摩擦係数の低い材料によって形成された摺動層を外周面に有していてもよい。
1 :固定シーブ
2 :固定ボス
3 :可動シーブ
4 :可動ボス
41 :第1内周面
42 :第2内周面
44 :第1収容溝
45 :第2収容溝
6a :第1シール部材
61 :第1端部
611 :第1突出部
62 :第2端部
621 :第2突出部
67 :凹部
6b :第2シール部材
100 :プーリ装置

Claims (6)

  1. 固定シーブと、
    前記固定シーブから軸方向に延びる固定ボスと、
    軸方向において前記固定シーブに対して接近及び離間するように移動可能な可動シーブと、
    前記可動シーブから軸方向に延び、前記固定ボスの径方向外側に配置される可動ボスと、
    前記可動ボスの内周面に形成された環状の収容溝内に配置され、前記固定ボスの外周面と接触する樹脂製のシール部材と、
    を備え、
    前記シール部材は、周方向において第1端部と第2端部とを有し、
    前記シール部材が自由状態において、前記シール部材の内径は、前記固定ボスの外径よりも小さい、
    プーリ装置。
  2. 前記収容溝及び前記シール部材は、軸方向の外側に向かって径が大きくなる、
    請求項1に記載のプーリ装置。
  3. 軸方向視において、前記第1端部と前記第2端部とは、互いに重複する、
    請求項1または2に記載のプーリ装置。
  4. 前記第1端部は、周方向に延びる第1突出部を有し、
    前記第2端部は、周方向に延びるとともに前記第1突出部と軸方向において接する第2突出部を有する、
    請求項1から3のいずれかに記載のプーリ装置。
  5. 前記第1端部と前記第2端部と隙間は、径方向外側に行くほど大きくなる、
    請求項1から4のいずれかに記載のプーリ装置。
  6. 前記シール部材は、内周面において周方向に延びる環状の凹部を有する、
    請求項1から5のいずれかに記載のプーリ装置。
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