JP2017160927A - 流路切換弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化、コストアップを招くことなく、かつ、耐久性に優れた流路切換弁を提供する。【解決手段】2つの流出口(左側流出口p2及び右側流出口p3)が、弁体20の回転軸線に対して反対側に設けられるとともに、弁体20(の内部)に、該弁体20を弁体20の回転軸線に対して垂直方向に貫通する貫通路21と、該貫通路21から傾斜する方向に分岐して該弁体20の外周まで延びる傾斜路22と、前記貫通路21と前記傾斜路22との交差部と流入口p1とに常時連通する下通路23とが設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、流路切換弁に係り、例えばボール状の弁体(ボール弁体)を弁室内で回転摺動させることにより流路を切り換えるロータリー形の流路切換弁に関する。
この種の従来の流路切換弁として、流入路と流出路とを有するボール弁体(ボール状の弁体)と、該ボール弁体が回転可能に収容される弁室と、該弁室に連通する入口流路及び複数の出口流路を有する弁ケース(弁本体)とを備え、前記流入路が常時前記入口流路に連通し、前記ボール弁体の回転動作によって、前記流出路が前記複数の出口流路のいずれかに択一的に連通するものが知られている。
より詳しくは、前記従来の流路切換弁(三方切換弁)は、下部に1つの入口流路と側部に2つの出口流路とを有する弁ケースと、弁ケースの上部に配置されたモータと、弁ケースの弁室内に配置されたボール弁体とを備え、このボール弁体には、その中心部付近で合流する断面円形の流入路と流出路とが穿設され、流入路は、常時入口流路に連通し、流出路は、2つの出口流路のいずれか一方と択一的に連通するように配置され、そのボール弁体をモータにより弁軸を介して回転駆動することにより、2つの出口流路に択一的に流体の流れを切り換えるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、前記した如くの従来の流路切換弁では、ボール弁体に設けられた流路(流入路、流出路)の関係上、弁ケースの側部(左右)に設けられた2つの出口流路を同時に開くことはできない。
このような問題に対し、特許文献2には、弁ケースの側部に設けられた2つの出口流路を90度間隔で設けることで、2つの出口流路を同時に開くモードを含めた4モード(つまり、2つの出口流路を同時に開くモード、2つの出口流路を同時に閉じるモード、2つの出口流路の一方を開き、他方を閉じるモード)を実現した流路切換弁が提案されている。
特開2010−223418号公報 特開2015−034560号公報
しかしながら、上記特許文献2に所載の流路切換弁では、弁体(特許文献2では、円筒状弁体)を周方向で均一にシールするためのリブを、弁ケース(弁本体)側に90度毎に合計4個用意する必要があり、弁体の駆動トルク(回転トルク)が大きくなり、大型化、コストアップ等を招く可能性があった。また、上記4モードを実現するためには、弁体を270度程度回転させる必要があり、摺動部の摩耗やモータの負荷が増加して耐久性が低下するおそれもあった。また、弁ケースに4個のリブを一体成形する場合、金型構造上で弁ケース側に4個のリブを形成することが不可能であるため、弁ケースを複数の構成部品に分割する必要があり、部品点数の増加や組立工数の増加を招くといった問題もあった。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、大型化、コストアップを招くことなく、かつ、耐久性に優れた流路切換弁を提供することにある。
上記する課題を解決するために、本発明に係る流路切換弁は、弁室、該弁室の底部に開口せしめられた流入口、及び、該弁室の側部に開口せしめられた複数の流出口を有する弁本体と、前記弁室内に回転自在に配在された弁体とを備え、前記弁体を回転させることにより、前記流入口及び前記複数の流出口の連通状態を選択的に切り換えるようにされた流路切換弁であって、前記複数の流出口は、前記弁体の回転軸線に対して反対側に設けられた2つの流出口を含むとともに、前記弁体には、該弁体を前記弁体の回転軸線に対して垂直方向に貫通する貫通路と、該貫通路から傾斜する方向に分岐して該弁体の外周まで延びる傾斜路と、前記貫通路と前記傾斜路との交差部と前記流入口とに常時連通する下通路とが設けられていることを特徴としている。
好ましい態様では、前記連通状態を切り換える際の摺動抵抗を低減すべく、前記弁体の外周に薄肉部が設けられる。
前記弁体は、好ましくは、弾性体で構成され、前記弁室内に圧縮された状態で配在される。
また、好ましくは、前記弁体の180度の回転で、前記2つの流出口を同時に開くモード、前記2つの流出口を同時に閉じるモード、及び前記2つの流出口の一方を開き、他方を閉じるモードの合計で4つのモードの切換ができるように、前記貫通路、前記傾斜路、及び前記下通路が配置される。
本発明によれば、2つの流出口が、弁体の回転軸線に対して反対側に設けられるとともに、弁体(の内部)に、該弁体を弁体の回転軸線に対して垂直方向に貫通する貫通路と、該貫通路から傾斜する方向に分岐して該弁体の外周まで延びる傾斜路と、前記貫通路と前記傾斜路との交差部と流入口とに常時連通する下通路とが設けられているため、例えば従来の流路切換弁と比べて、弁本体側に用意するリブの数を抑えることができ、弁体の駆動トルク(つまり、流路切換に要するトルク)を可及的に低減することができる。
また、弁体の外周に薄肉部が設けられているので、これによっても、弁体の駆動トルク(つまり、流路切換に要するトルク)をより効果的に低減することができる。
さらに、弁体を180度程度回転させるだけで上記4モードを実現できるので、弁体の回転量も抑えることができ、モータ(弁体を回転駆動するための回転駆動部)の負荷や摺動部の摩耗を軽減して耐久性を高めることができる。
本発明に係る流路切換弁の一実施形態を示す図であり、(A)は外観斜視図、(B)は縦断面斜視図。 図1(B)の弁体を示す図であり、(A)は斜め上方から視た斜視図、(B)は斜め下方から視た斜視図。 図1に示される流路切換弁の第1連通状態(回転角度:0度)を示す図であり、(A)は縦断面図、(B)は(A)のU−U矢視線に従う断面図。 図1に示される流路切換弁の第2連通状態(回転角度:60度)を示す図であり、(A)は縦断面図、(B)は(A)のU−U矢視線に従う断面図。 図1に示される流路切換弁の第3連通状態(回転角度:120度)を示す図であり、(A)は縦断面図、(B)は(A)のU−U矢視線に従う断面図。 図1に示される流路切換弁の第4連通状態(回転角度:180度)を示す図であり、(A)は縦断面図、(B)は(A)のU−U矢視線に従う断面図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
なお、各図において、部材間に形成される隙間や部材間の離隔距離等は、発明の理解を容易にするため、また、作図上の便宜を図るため、誇張して描かれている場合がある。また、本明細書において、上下、左右、前後等の位置、方向を表わす記述は、図1の方向矢印表示を基準としており、実際の使用状態での位置、方向を指すものではない。
また、各図において、弁体を回転駆動するための回転駆動部としてのモータは省略されている。
図1は、本発明に係る流路切換弁の一実施形態を示す図であり、図1(A)は外観斜視図、図1(B)は縦断面斜視図である。また、図2は、図1(B)の弁体を示す図であり、図2(A)は斜め上方から視た斜視図、図2(B)は斜め下方から視た斜視図である。
図示実施形態の流路切換弁1は、例えば自動車のエンジンルーム内等を流れる流体の流路を多方向に切り換えるロータリー形の三方切換弁として使用されるもので、基本的に、弁室11を有する樹脂製、金属製等の弁本体10と、弁室11内に回転自在に配在されたボール状の弁体(ボール弁体ともいう)20と、弁体20を回転軸線回りで回転させるべく、弁本体10の上部に配置されたモータ(回転駆動部)(不図示)と、を備えている。なお、弁体20の回転軸線(上下方向に延びる軸線)は、後述する流入口p1や弁軸26の中心線と同軸とされている。
前記弁本体10は、横倒し短円筒状の基体部材12とホルダ部材15とで構成されており、前記基体部材12は、内部に弁室11が形成されるとともに、その底部及び左部にそれぞれ、前記弁室11に開口する、縦向きの流入口p1及び横向きの左側流出口p2が設けられている。また、前記基体部材12の天井部には、弁体20に連結される弁軸26が挿通される嵌挿穴13が設けられている。基体部材12の右端開口には、前記弁室11に開口する横向きの右側流出口p3が(基体部材12の左側流出口p2と対向するように)設けられた短円筒状のホルダ部材15が、超音波溶着、圧入、かしめ等により固定されている。
すなわち、弁本体10には、弁室11の底部に開口せしめられた流入口p1が設けられるとともに、弁室11の側部に開口せしめられた左側流出口p2と右側流出口p3が弁体20の回転軸線に対して反対側の位置に(180度の角度間隔をあけて)設けられている。
前記弁体20は、例えばゴムや合成樹脂等からなる弾性体で構成されており、前記弁本体10に設けられた流入口p1、左側流出口p2、及び右側流出口p3を選択的に連通させるべく、言い換えれば、流入口p1、左側流出口p2、及び右側流出口p3の連通状態を選択的に切り換えるべく、その内部に、貫通路21、傾斜路22、及び下通路23からなる流路が形成されている。
図1(B)とともに図2〜図6を参照すればよく分かるように、貫通路21は、弁体20内をその一側部から他側部(弁体20の回転軸線に対して一側部とは反対側)まで水平方向(弁体20の回転軸線に対して垂直方向)に直線状に貫通するように形成されている。
また、傾斜路22は、前記貫通路21の中央(すなわち、回転軸線上)から約60度傾斜する方向に分岐して弁体20の外周まで水平方向に延びるように形成されている。
また、下通路23は、貫通路21と傾斜路22との交差部から下方に向けて(すなわち、回転軸線に沿って)延びるように形成されており、その下端開口は、弁室11の底部に開口せしめられた流入口p1と常時連通するようにされている。
なお、ここでは、貫通路21、傾斜路22、及び下通路23の断面形状は、略円形とされている。
弁体20の上部突設部には、図2(A)に示される如くに、平面視矩形状の嵌合溝25が設けられ、この嵌合溝25に、モータ(の出力軸)に連結される弁軸26の先端部(に形成された平面視矩形状の係合部)が嵌合されることにより、モータの回転力が弁軸26を介して弁体20に伝達されて、当該弁体20が回転せしめられる。なお、ここでは、弁軸26に、シール部材としてのOリング26Aが二段介装されている。
また、本実施形態では、流路を切り換える際(弁体20を回転させる際)の摺動抵抗を低減すべく、前記弁体20の外周における等角度間隔で6箇所の部分(そのうちの3箇所は、前記貫通路21の両端開口と、前記傾斜路22の外周側開口に対応する部分)が、平面状に面取りされて薄肉とされている(薄肉部24)。
そして、前記弁体20は、前記弁本体10内に若干圧縮された状態で回転摺動自在に配在されている。
かかる構成の流路切換弁1では、モータによって弁体20が弁室11内で回転されると、弁体20内に設けられた貫通路21、傾斜路22、及び下通路23によって、弁本体10に設けられた流入口p1、左側流出口p2、及び右側流出口p3の連通状態が選択的に切り換えられる。詳細には、弁体20の約180度の回転で、2つの流出口(左側流出口p2、右側流出口p3)を同時に開くモード、2つの流出口を同時に閉じるモード、及び2つの流出口の一方を開き、他方を閉じるモードの合計で4つのモードの切換ができるようになっている。
より具体的には、図3に示される回転位置(弁体20の回転角度が0度の位置)では、弁体20の内部に設けられた下通路23(の下端開口)が流入口p1と連通するとともに、傾斜路22(の外周側開口)が左側流出口p2と連通し、貫通路21(の両端開口)は右側流出口p3等とは連通しない。すなわち、この回転位置では、流入口p1と左側流出口p2とが、下通路23と傾斜路22とからなる逆L字状の流路を介して連通せしめられる。そのため、流入口p1から上向きに流入した流体は、下通路23から傾斜路22内を通って(その流れ方向が左向きに変えられて)左側流出口p2から流出する(第1連通(開−閉)状態)。
図3に示される回転位置(第1連通状態)から、モータによって弁体20を60度(下から視て時計回りに60度)回転させると、図4に示される如くに、下通路23(の下端開口)が流入口p1と連通するとともに、貫通路21(の両端開口)がそれぞれ左側流出口p2及び右側流出口p3と連通し、傾斜路22(の外周側開口)はいずれの流出口とも連通しない。すなわち、この回転位置では、流入口p1と左側流出口p2と右側流出口p3とが、下通路23と貫通路21とからなるT字状の流路を介して連通せしめられる。そのため、流入口p1から上向きに流入した流体は、下通路23から貫通路21内を通って(その流れ方向が左向き及び右向きに変えられて)左側流出口p2及び右側流出口p3から流出する(第2連通(開−開)状態)。
図4に示される回転位置(第2連通状態)から、モータによって弁体20をさらに60度(下から視て時計回りにさらに60度)、つまり、図3に示される回転位置(第1連通状態)から120度回転させると、図5に示される如くに、下通路23(の下端開口)が流入口p1と連通しているが、貫通路21(の両端開口)及び傾斜路22(の外周側開口)は左側流出口p2及び右側流出口p3とは連通しなくなる。そのため、流入口p1から上向きに流入した流体は、左側流出口p2及び右側流出口p3からは流出しなくなる(第3連通(閉−閉)状態)。
図5に示される回転位置(第3連通状態)から、モータによって弁体20をさらに60度(下から視て時計回りにさらに60度)、つまり、図3に示される回転位置(第1連通状態)から180度回転させると、図6に示される如くに、下通路23(の下端開口)が流入口p1と連通するとともに、傾斜路22(の外周側開口)が右側流出口p3と連通し、貫通路21(の両端開口)は左側流出口p2等とは連通しない。すなわち、この回転位置では、流入口p1と右側流出口p3とが、下通路23と傾斜路22とからなる逆L字状の流路を介して連通せしめられる。そのため、流入口p1から上向きに流入した流体は、下通路23から傾斜路22内を通って(その流れ方向が右向きに変えられて)右側流出口p3から流出する(第4連通(閉−開)状態)。
このように、本実施形態の流路切換弁1では、2つの流出口(左側流出口p2及び右側流出口p3)が、弁体20の回転軸線に対して反対側に設けられるとともに、弁体20(の内部)に、該弁体20を水平方向(弁体20の回転軸線に対して垂直方向)に貫通する貫通路21と、該貫通路21から傾斜する方向に分岐して該弁体20の外周まで延びる傾斜路22と、前記貫通路21と前記傾斜路22との交差部と流入口p1とに常時連通する下通路23とが設けられているため、例えば従来の流路切換弁と比べて、弁本体10側に用意するリブの数を抑えることができ、弁体20の駆動トルク(つまり、流路切換に要するトルク)を可及的に低減することができる。
また、前述のように貫通路21、傾斜路22、及び下通路23が弁体20内でレイアウト(配置)されているので、弁体20を180度程度回転させるだけで上記4モードを実現でき、この結果、弁体20の回転量も抑えることができ、モータ(回転駆動部)の負荷を軽減して耐久性を高めることができる。
また、弁体20の外周に平面状に面取りされて薄肉とされた薄肉部24が設けられているので、これによっても、弁体20の駆動トルク(つまり、流路切換に要するトルク)をより効果的に低減することができる。
なお、上記実施形態では、弁室11の底部に流入口p1が開口せしめられ、弁室11の側部(左部、右部)に左側流出口p2及び右側流出口p3が開口せしめられているが、2つの流出口が弁体20の回転軸線に対して反対側に設けられていれば、例えば、弁室11の側部に開口せしめられる流出口の数等を変更(追加)してもよいことは言うまでも無い。
また、上記実施形態では、弁体20が、弾性体で構成され、弁本体10の弁室11内に圧縮された状態で配在されているが、流路切換時(弁体20回転時)の摺動抵抗を軽減すべく、弁体20と弁本体10との間に、テフロン(登録商標)等で作製されるシート部材等を介装してもよいことは勿論である。
1 流路切換弁
10 弁本体
11 弁室
12 基体部材
13 嵌挿穴
15 ホルダ部材
20 弁体
21 貫通路
22 傾斜路
23 下通路
24 薄肉部
25 嵌合溝
26 弁軸
26A Oリング
p1 流入口
p2 左側流出口
p3 右側流出口

Claims (4)

  1. 弁室、該弁室の底部に開口せしめられた流入口、及び、該弁室の側部に開口せしめられた複数の流出口を有する弁本体と、前記弁室内に回転自在に配在された弁体とを備え、前記弁体を回転させることにより、前記流入口及び前記複数の流出口の連通状態を選択的に切り換えるようにされた流路切換弁であって、
    前記複数の流出口は、前記弁体の回転軸線に対して反対側に設けられた2つの流出口を含むとともに、
    前記弁体には、該弁体を前記弁体の回転軸線に対して垂直方向に貫通する貫通路と、該貫通路から傾斜する方向に分岐して該弁体の外周まで延びる傾斜路と、前記貫通路と前記傾斜路との交差部と前記流入口とに常時連通する下通路とが設けられていることを特徴とする流路切換弁。
  2. 前記連通状態を切り換える際の摺動抵抗を低減すべく、前記弁体の外周に薄肉部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の流路切換弁。
  3. 前記弁体は、弾性体で構成され、前記弁室内に圧縮された状態で配在されていることを特徴とする請求項1または2に記載の流路切換弁。
  4. 前記弁体の180度の回転で、前記2つの流出口を同時に開くモード、前記2つの流出口を同時に閉じるモード、及び前記2つの流出口の一方を開き、他方を閉じるモードの合計で4つのモードの切換ができるように、前記貫通路、前記傾斜路、及び前記下通路が配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の流路切換弁。
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