JP2017160698A - 回転保持部材および戸装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】床面に取り付ける必要がなく、縦枠に簡易に設置できる回転保持部材およびその回転保持部材を備えた戸装置を提供する。【解決手段】回転保持部材10は、縦枠21の前方に配される戸パネル30の一側端を回転軸31として、その下端を保持するようになっている。回転保持部材10は、縦枠21の高さ方向に延びた出隅部21aを介して隣接する両面に添設される枠取付本体部11と、枠取付本体部11の下端より前方に突出した、回転軸31を回転保持する保持部15aとを備えた構成とされる。【選択図】図1

Description

本発明は、縦枠の前方に配される戸パネルの一側端を回転軸として、その下端を保持する回転保持部材およびその回転保持部材を用いた戸装置に関する。
住宅等の戸枠に対して戸パネルを設置する際に、戸パネルを縦枠の前方に取り付けるアウトセット施工方式を採用することがある。たとえば特許文献1には、アウトセット構造の折戸に関する技術が開示されている。
このような施工方式よれば、縦枠および縦枠間の開口の形状や寸法に制約されることなく、戸パネルを施工することができる。また、その戸パネルを取り付けるために縦枠を取り替えたり、加工したりしなくてもよいという利点もある。したがって、種々の寸法の戸パネルを簡易に設置することができる。
特開2003−27852号公報
しかしながら、上記文献のものでは、戸パネルの回転軸側の側端の下端に設けられたピボット軸を受けるピボット軸受け(回転保持部材)は、床面に設置されなければならない。つまり、戸パネルを設置するためには床面を加工しなければならず、面倒な作業が発生する。
また、戸パネルの新設において、下レールを設けず、戸パネルを床面から浮かせた状態に施工するフロート施工方式を採る場合がある。この施工方式によれば、床面を面一に形成でき、すっきりとした美観を表出できるが、その場合でもピボット軸受けについては床面に取り付ければならず、それにより床面の美観が損なわれるおそれがある。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、床面に取り付ける必要がなく、縦枠に簡易に取り付けできる回転保持部材、および、その回転保持部材を備えた戸装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の回転保持部材は、縦枠の前方に配される戸パネルの一側端を回転軸として、その下端を保持する回転保持部材であって、縦枠の高さ方向に延びた出隅部を介して隣接する両面に添設される枠取付本体部と、枠取付本体部の下端より前方に突出した、回転軸を回転保持する保持部とを備えたことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の戸装置は、縦枠の前方に配される、一側端を回転軸とした戸パネルと、回転軸を回転保持する上述の回転保持部材とを備えたことを特徴とする。
本発明の回転保持部材によれば、上述の構成となっているため、回転保持部材を床面に取り付ける必要がなく、床面をすっきりさせることができる。また、回転保持部材の簡易な取り付けができる。
また、本発明の戸装置によれば、上述の構成となっているため、回転保持部材を床面に取り付ける必要がなく、床面をすっきりとした美観とすることができるフロート施工を実現することができる。
本発明の一実施形態に係る回転保持部材の説明図である。(a)は枠取付本体部の斜視図、(b)は保持部を有した保持板材の斜視図である。 回転保持部材の取り付け態様を示す斜視図である。 (a)〜(c)は、延出片と保持板材との位置合わせの方式を示す模式部分平面図である。 戸パネル(折戸)の取り付け態様および動作を示す概略模式平面図である。 (a)は回転保持部材を取り付けた戸装置(折戸装置)の概略斜視図、(b)は(a)におけるA−A線に対応した部分拡大縦断面図である。 (a)(b)は、本発明の他の実施形態に係る回転保持部材の斜視図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面にもとづいて説明する。なお、本明細書および特許請求の範囲の記載においては、縦枠21(戸枠20)と戸パネル30との位置関係にもとづいて、縦枠側21を後方、戸パネル30側を前方と規定する。
まず、以下の回転保持部材10の概略基本構成について説明する。
図1〜図6に示すように、以下に説明する各実施形態に係る回転保持部材10は、縦枠21の前方に配される戸パネル30の一側端を回転軸31として、その下端を保持する部材である。この回転保持部材10は、縦枠21の高さ方向に延びた出隅部21aを介して隣接する両面に添設される枠取付本体部11と、枠取付本体部11の下端より前方に突出した、回転軸31を回転保持する保持部15a、14b(図1および図6参照)とを備えている。
このように、回転保持部材10は縦枠21に取り付けされるようになっているため、床面3(図5参照)に取り付けされずともよく、床面3を加工する必要がなく、床面3をすっきりとした美観に維持することができる。特に、戸パネル30は縦枠21の前方にアウトセット状に配されるにもかかわらず、回転保持部材10は床面3に設ける必要がなく、縦枠21に簡易に設けることができるので、利便性は高い。また、回転保持部材10は縦枠21の出隅部21aを介した隣接両面に取り付けられる構成であるため、簡易かつ安定的な取り付けが行える。
ついで、図1に示した回転保持部材10の詳細な構成について、図1〜図5を参照して説明する。
図5(a)に示すように、この回転保持部材10が取り付けられる戸枠20は、上枠22と、その上枠22の両端に縦勝ちに立設された2つの縦枠21とを有してなる。戸パネル30の回転軸31側の側端に隣接する縦枠21(図5(a)の例では右側の縦枠21)に、回転保持部材10が取り付けられる。なお、本実施形態では、2枚の戸パネル30を折り畳み、展開自在に連結してなる折戸30Aを例示した。
図5(a)に示した折戸30Aは、戸枠20の前方にアウトセット状に設置されるものである。この折戸30Aは、図中の右側の縦枠21に隣接する、折戸30Aを構成する一方の戸パネル30の下端が、回転保持部材10によって回転保持される。この右側(以下、ヒンジ側という)の戸パネル30は右の側端に回転軸31を有し、これを軸として回動する。また、左側(以下、動作側という)の戸パネル30は、戸パネル30間の連結部が回動し、かつ左の側端が回動しながら上レール23を走行する構成となっている。
回転保持部材10は、このようなアウトセット施工方式の折戸30Aのヒンジ側の戸パネル30の回転軸31の下端に設けられたピボット軸31aを下方より回転保持するように取り付けされる部材である。
本回転保持部材10は2部材よりなり、図1(a)に示した枠取付本体部11と、図1(b)に示した保持板材15とを有している。
枠取付本体部11は、縦枠21の見込み面21b(図2参照)に沿って配される枠見込み側片12と、縦枠21の見付け面21c(図2参照)に沿って配される枠見付け側片13と、枠見付け側片13の下端から前方に折曲延出した延出片14とを備えている。
枠見込み側片12と枠見付け面側片13とは、一体として横断面がL字状に形成されている。枠見付け側片13は、縦枠21の見付け面21c(図2参照。厚み面、木口面)の小さな見付け寸法(厚さ寸法)に合わせて、縦枠21の他方の出隅部21dより外方に突出しないような幅寸法となっている。
枠見込み側片12は縦枠21の見込み面21bの見込み寸法(奥行き)に合わせて、その幅寸法は枠見付け側片13の幅寸法にくらべ大きい。枠見込み側片12には、幅方向の略中央に上下方向に3つの丸孔が並んで開設されている。これらの丸孔が固定具取付孔12aを構成する。
すなわち、この回転保持部材10は、枠取付本体部11が縦枠21に固定される構成となっている。特に本実施形態においては、図2に示すように、枠見込み側片12に形成された固定具取付孔12aを介して、ねじ等の固定具17で縦枠21の見込み面21bに枠取付本体部11が固定されるようになっている。
このように、回転保持部材10は見込み面21bに固定具17で固定される構成であるため、回転保持部材10を縦枠21の木口面で固定具17止めしなくてもよく、ねじ止め作業がしやすい。また、正面から固定具17(ねじ)の頭部が見えないので美観もよい。また、出隅部21aへあてがうようにする取り付け構造であるため、見込み面21bでの固定具17止めだけでも、取り付けされた回転保持部材10がぐらつくおそれはない。
また、延出片14は、枠見付け側片13の下端から、枠見付け側片13とのなす角度がほぼ直角となるように前方に突出形成されている。図1(a)に示すように、延出片14の幅寸法は枠見付け側片13の幅寸法よりも十分に大きい。延出片14の一方の(図1(a)中の右側の)側端縁は枠見付け側片13の開放側の側端縁位置に揃っており、延出片14の他方の側端縁が見付け側片13の他の側端縁位置を越えるように延出している。また、延出片14には見込み方向に長い2つの長孔を有している。これらの長孔は前後調節用長孔14aを構成する。
一方、図1(b)に示した保持板材15は、枠取付本体部11の延出片14の上面に連結固定される板材である。上述した保持部15aは、この保持板材15に形成されている。すなわち、保持板材15は、戸パネル30の下端より突出したピボット軸31a(図2参照)を挿通孔15aaに通して軸受けする保持部15aを有している。また、保持板材15の後部には、見付け方向に長い2つの長孔がほぼ直線上に並んで開設されている。これらの長孔が左右調節用長孔15bを構成する。
枠取付本体部11の延出片14と、保持板材15とは、図2に示すように、保持板材15が延出片14の上面に載せ置かれた状態で連結固定されるようになっている。なお、保持板材15は延出片14に重ねて連結固定されればよく、延出片14の下面に配するようにしてもよい。
枠取付本体部11の延出片14と保持板材15との連結は、上下で相互に交差する2種の長孔の交差孔にボルト18を通しナット19で固定することでなされる。つまり、この回転保持部材10は、図3(a)〜(c)に例示するように、戸パネル30(図5参照)の縦枠21(図5参照)に対する取り付け位置を前後、左右方向に微調整できる構成となっている。図3(a)は標準的な連結位置、図3(b)は戸パネル30を最も左寄りに取り付ける場合の連結位置、図3(c)は戸パネル30を最も前方に取り付ける場合の連結位置である。
このように戸パネル30の配設位置調整ができるようになっているため、戸パネル30を縦枠21に対して適切な位置に取り付けすることができる。また、これら長孔の位置の組み合わせにより、後付けする戸パネル30の寸法と縦枠21との間の寸法の誤差の調整を行うこともできる。また、保持板材15を延出片14の上面に載せ置いて連結固定する構成であるため、連結作業を効率よく行える。
なお、左右調節用長孔15b、前後調節用長孔14aは本図例のものには限られない。すなわち、延出片14、保持板材15のいずれか一方に見付け方向に延びた左右調節用長孔15bが形成され、他方に見込み方向に延びた前後調節用長孔14aが形成されていればよい。もちろん、少なくとも一方の孔を丸孔としてもよい。また、延出片14、保持板材15の少なくとも一方は丸孔や長孔が形成されていないものとしてもよく、現場で開設されるようにしてもよい。
このような回転保持部材10に保持された戸パネル30(折戸30A)は、図4に示したように、回転軸31を中心として、展開による閉動作、折り畳みによる開動作をなす。上述したように、動作側(左側)の戸パネル30は、その開放側の側端が図4に示したように、上枠22(図5参照)に沿って直線状に走行する。
このような戸パネル30は、図5に示した戸装置1(折戸装置)のように、壁面5に取り付けされたレール装置40の上レール42に上吊り支持され、後述するランナー部材45が上レール42に吊り支持されながら走行することで開閉できるようになっている。このレール装置40は、図5(a)に示すように、壁面5に沿って配設される上レール42と、壁面5に固定されるレールベース41とが連結固定されてなる。
レールベース41は、図5(b)に示すように、壁面5から略水平方向前方に突出するように配設される取付片部41cと、この取付片部41cの基端側(壁面5側)に、取付片部41cの基端より折曲連成された上、下固定片41a、41bとを備えている。図5(b)に示すように、レールベース41は、下固定片41bの下端面が上枠22の上端面に当接し、上、下固定片41a、41bが壁面5に押し当てられた状態で、ねじ48で固定される。
レールベース41の取付片部41cの長手方向の複数の箇所に、前後方向に長い長孔41caが開設されており、この長孔41caを介して取付片部41の下面に上レール42が連結、固定されるようになっている。
上レール42は、図5(b)に示すように、レールベース41の取付片部41cの下面に当接する基板部42aと、その基板部42aの前端より垂下した前面部42bと、基板部42aの後端より垂下した後面部42cとを備えている。基板部42aには、レールベース41の長孔41caの位置に重合され得るように、長手方向の複数の箇所に固定具挿通孔(不図示)が開設されている。
上レール42はさらに、前面部42bおよび後面部42cの下端のそれぞれに、相向かうように上レール42の長手方向の全長にわたって突出したローラ案内片42ba、42caが形成されている。また、上レール42はさらに、後面部42cの下端より後方に向けて上レール42の長手方向の全長にわたって突出した突出片42cbを備えている。
レールベース41と上レール42とは、取付片部41cの長孔41caと基板部42aの固定具挿通孔とを重合させた状態でリベット等の固定具49で固定される。この固定の際に、上レール42の突出片42cbの先端が上枠22の前面に当接することで、長孔41caの前後方向の適宜な位置で、レールベース41と上レール42との前後方向の相対位置関係が定まる。つまり、壁面5から戸枠20(上枠22)の前面までの寸法におうじて、レールベース41と上レール42との前後方向の相対位置関係を可変にすることができる。
また、上レール42に突出片42cbが設けられているため、その長さにより戸パネル30の戸枠前面からの出具合位置が定まる。そのため、その出具合位置におうじて、戸パネル30の下部において、上述した、回転保持部材10の延出片14と保持部材15の位置の調整を行えばよい(図3参照)。
図5に示した折戸装置では、ヒンジ側の戸パネル30における縦枠21側の側端の上端の軸部31bは、上レール42の端部に嵌合、固定したストッパ43に回転保持されている。なお、上端における回転自在な構造としては、他の形状、構造の回転金具を用いた回転構造であってもよい。
また、動作側の戸パネル30における開放側の側端の上端には、図5(b)に示すように、ランナー部材45が連結されている。このランナー部材45は、上レール42を走行するローラ45aと、戸パネル30に連結される連結軸部45bとを少なくとも備えている。この連結軸部45bは、戸パネル30に回転自在に取り付けられて上端の軸部31bをなし、これにより折戸の折り畳み、展開動作が自在になされるようになっている。このようにして、動作側の戸パネル30は、折戸の折り畳み、展開操作により、上レール42に沿った直線状の走行動作(図5(a)における直線矢印参照)と、回転動作(同曲線矢印参照)とをなす。
なお、図5に示したレール装置40は、レールベース41と上レール42とが別体となっているものであるが、一体のものであってもよい。また、レールベース41の取付片部41cの前端に上下方向に延びる幕板片(不図示)を設けて、取付片部41c、上、下固定片41a、41b、上レール42を前方から見えないようにした構成にしてもよい。
このように本戸装置1は、上側においては、レール装置40で戸パネル30を支持する構成となっている。なお、図5に示した上側の戸パネル30の支持構造はこのようなものには限られず、他の支持構造であってもよく、少なくともヒンジ側の戸パネル30の側端において、下端を回転保持するために図1に例示した回転保持部材10を用いるようにすればよい。つまり、本戸装置1は上述したように、縦枠21の前方に配される、一側端を回転軸31とした戸パネル30と、回転軸31を回転保持する回転保持部材10とを備えた構成とすればよい。
このように、戸装置1は図1に示した回転保持部材10が用いてあるため、床面3に回転保持構造を形成する必要はなく、床面3を加工する面倒な作業は発生しない。また、図5に示した例は、下レールを有さないフロート施工構造の戸装置1であり、このような回転保持部材10を用いることで、床面3を面一に形成でき、すっきりとした美観とすることができる。また、このようなフロート施工構造の戸装置1を土間などの種々の空間に施工すれば、その下方の空間を収納空間として利用することができる。
また、図1に示した回転保持部材10は枠取付本体部11と保持部15a(保持板材15)とが相互に別体となっているため、それらの組み合わせによる微調整が可能となる。特に、本実施形態のもののように、前後調節用長孔14aと左右調節用長孔15bとを上下に交差させる構成にすれば、きわめて簡単な位置調整が行える。
回転保持部材10は、このような別体構成によるものでなくてもよく、たとえば図6(a)(b)に示すように一体構造のものであってもよい。これらに例示した回転保持部材10はいずれも、枠取付本体部11と保持部14bとが一体成形された構造となっている。
図6(a)に示した回転保持部材10は、延出片14Bが枠取付本体部11の枠見付け側片13の下端から前方に折曲延出してあり、その延出片14Bには挿通孔14baを有した保持部14bが形成してある。また、図6(b)に示した回転保持部材10は、延出片14Cが枠取付本体部11の枠見込み側片12の下端から前方に折曲延出してあり、その延出片14Cには挿通孔14baを有した保持部14bが形成してある。
このように、図6(a)(b)に示した回転保持部材10は一体構造となっているため、簡易に取り付けでき、アウトセット状の戸装置1の設置を簡易、迅速に実施することができる。
図1および図6(a)(b)に示した回転保持部材10の保持部15aはいずれも、戸パネル30のピボット軸31aを軸受けする丸孔15aa、14baを有した構成となっているが、これには限られない。丸孔15aa、14baに代えて穴部(凹み)を設けてもよい。また、戸パネル30の下端に穴部(凹み)を設け、この穴部に円柱状の突出部よりなる保持部を挿入して回転保持することのできる回転保持部材を用いてもよい。
また、以上では戸パネル30の例として折戸30Aを例示したが、一側端が縦枠21に取り付けた回転保持部材10で回転保持される1枚の開閉戸であってもよい。開閉戸の場合、本回転保持部材10と上下対称形状の上端用の回転保持部材を縦枠21に取り付けて、開閉戸の上端の軸部を回転保持するようにしてもよい。このように、上下対称形状の2種の部材を用いれば、蝶番を用いることなく、縦枠21を吊り元とし、その縦枠21で開閉戸を回転保持することができる。なお、この場合の開閉戸の閉止は、開閉戸の他方の側端と、他方の縦枠21との間の磁着等によりなされるようにすればよい。
1 戸装置
10 回転保持部材
11 枠取付本体部
12 枠見込み側片
12a 固定具取付孔
13 枠見付け側片
14 延出片
14B、14C 延出片
14a 前後調節用長孔
14b 保持部
15 保持板材
15a 保持部
15b 左右調節用長孔
17 固定具
21 縦枠
21a 出隅部
21b 見込み面
21c 見付け面
30 戸パネル
31 回転軸

Claims (5)

  1. 縦枠の前方に配される戸パネルの一側端を回転軸として、その下端を保持する回転保持部材であって、
    前記縦枠の高さ方向に延びた出隅部を介して隣接する両面に添設される枠取付本体部と、該枠取付本体部の下端より前方に突出した、前記回転軸を回転保持する保持部とを備えたことを特徴とする回転保持部材。
  2. 請求項1において、
    前記枠取付本体部と前記保持部は相互に別体に形成されており、
    前記枠取付本体部は、前記縦枠の見込み面に沿って配される枠見込み側片と、前記縦枠の見付け面に沿って配される枠見付け側片と、該枠見付け側片の下端から前方に折曲延出した延出片とを備えている一方、
    前記保持部は、前記延出片に重ねて連結固定される保持板材の上面に形成されている、回転保持部材。
  3. 請求項2において、
    前記枠取付本体部は前記枠見込み側片に固定具取付孔を備えている、回転保持部材。
  4. 請求項2または3において、
    前記延出片、前記保持板材のいずれか一方には見付け方向に延びた左右調節用長孔を有し、他方には見込み方向に延びた前後調節用長孔を有している、回転保持部材。
  5. 縦枠の前方に配される、一側端を回転軸とした戸パネルと、
    前記回転軸を回転保持する、請求項1〜4のいずれかに記載の回転保持部材とを備えたことを特徴とする戸装置。



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