JP5990608B2 - 床用目地装置 - Google Patents

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Description

本発明は目地部を介して設けられた左右の床躯体の間の目地部を塞ぐ床用目地装置に関する。
従来、この種の床用目地装置は一方又は両方の床躯体に形成された凹部と、該凹部をスライド移動可能に設けられた目地プレートと、該目地プレートの両端部を覆うカバープレートとで構成されたものが知られている。(特許文献1参照)。
しかしながら、このような床用目地装置は、地震で左右の床躯体が不等沈下してしまうと、目地プレートとカバープレートや床躯体が衝突し、破損してしまうという欠点があった。
特許第3445208号公報
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、地震で左右の床躯体が不等沈下しても、目地プレート、カバープレート、床躯体等が破損することなく揺れ動きを吸収することができる床用目地装置を提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は目地部を介して設けられた左右の床躯体に取り付けられた複数の支持バーと、該複数の支持バーの上面に取り付けられた支承プレートと、先端部が該支承プレートに支持されるとともに、後端部が床躯体に枢支ピンによって回動可能に支持される目地プレートと、前記支承プレートの上部に目地プレートがスライド移動する空間を隔てて設けられたカバープレートとで構成され、前記支持バーは、左右の床躯体のいずれか一方に後端部が取付けられ、先端部の上部内壁にローラーを有する複数個の筒状の支持アームと、該筒状の支持アームにローラーを有する先端部が挿入され、前記支持アームが取り付けられた前記いずれか一方の床躯体と対向する他方の床躯体に後端部が取り付けられた複数個の挿入支持アームとからなり、一端部が前記床躯体の前後方向にスライド可能で、かつ、両端部が上下方向に回動可能に取り付けられていることを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1の発明においては、支持バーの両端が上下方向に回動可能に取り付けられ地震で左右の床躯体が不等沈下しても、目地プレート、カバープレート、床躯体等が破損することなく揺れ動きを吸収することができる。
(2)支持バーの一端がスライド移動可能に取り付けられているので、床躯体が前後方向に揺れ動いても、破損することなく揺れ動きを吸収することができる。
(3)請求項2も前記(1)、(2)と同様な効果が得られるとともに、カバープレートにかかる荷重を支え、カバープレートのたわみを防止することができる。
(4)請求項3も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
(5)請求項4も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
本発明を実施するための第1の形態の平面図。 図1の2−2線に沿う断面図。 図1の3−3線に沿う断面図。 本発明を実施するための第1の形態の筒状の支持アームの説明図。 本発明を実施するための第1の形態の挿入支持アームの説明図。 本発明を実施するための第1の形態の支承プレートを取り付けた支承バーの説明図。 本発明を実施するための第1の形態の地震で目地部が狭くなった動作説明図。 本発明を実施するための第1の形態の地震で目地部が広くなった動作説明図。 本発明を実施するための第1の形態の異なる前後方向に揺れ動いた状態の動作説明図。 本発明を実施するための第1の形態の不等沈下した場合の動作説明図。 本発明を実施するための第2の形態の平面図。 図11の12−12線に沿う断面図。 図11の13−13線に沿う断面図。 本発明を実施するための第2の形態の支承プレートを取り付けた支承バーの説明図。 本発明を実施するための第2の形態の地震で目地部が狭くなった動作説明図。 本発明を実施するための第2の形態の地震で目地部が広くなった動作説明図。 本発明を実施するための第2の形態の異なる前後方向に揺れ動いた状態の動作説明図。 本発明を実施するための第2の形態の不等沈下した場合の動作説明図。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図10に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は目地部2を介して設けられた左右の床躯体3、3の間の目地部2を塞ぐ床用目地装置で、この床用目地装置1は、左右の床躯体3、3に取り付けられた複数の支持バー4と、該複数の支持バー4の上面に取り付けられた支承プレート5と、該支承プレート5に支持された目地プレート6と、前記支承プレート5の上部に目地プレート6がスライド移動する空間7を隔てて設けられたカバープレート8と、目地プレート6がスライド移動する空間7に設置され、前記カバープレート8にかかる荷重を支える支承コロ9とで構成されている。
前記支持バー4は、一方の床躯体3に後端部10aが取付けられ、先端部10bの上部内壁にローラー11を有する複数個の筒状の支持アーム10と、該筒状の支持アーム10に底部にローラー12を有する先端部13aが挿入され、前記支持アームが取り付けられた床躯体3と対向する床躯体3に後端部13bが取り付けられた複数個の挿入支持アーム13とから構成されている。
前記支持アーム10は、四角筒状の支持アーム本体14と、この支持アーム本体14の後端上部に外方へ突出するように形成された取付部15と、この取付部15に固定されたあるいは枢支ピン16で枢支されたアングル状のブラケット17と、前記支持アーム本体14の先端部の上部内壁に取付けられたローラー11とで構成されている。なお、支持アーム10の先端部は、前記ブラケット17に下部ローラー18を備えたバー状のスライド部材19が固定され、一方の床躯体3の外壁に設けられたスライドレール20に、前後方向にスライド可能な状態で取り付けられている。
前記挿入支持アーム13は、前記複数個の筒状の支持アーム10内にそれぞれスライド移動可能に挿入される板状あるいは筒状の挿入支持アーム本体21と、この挿入支持アーム本体21の先端下部に取付けられた下部ローラ12と、前記挿入支持アーム本体21の後端上部に外方へ突出するように形成された取付部22と、この取付部22に枢支ピン23で枢支される支持片24を有するブラケット25とで構成されている。
このように、本実施の形態において、支持バー4は一端部がスライド部材19を介して一方の床躯体に対して前後方向にスライド可能で、両端部が枢支ピンを介してブラケットで床躯体やスライド部材に取り付けられているので、上下方向に回動可能な状態となる。
前記支承プレート5は、前記複数個の筒状の支持アーム10の上部側壁に固定された複数個のアングル状の取付部材26にビス27で固定されている。
前記目地プレート6は、平面視長方形状で金属材製の目地プレート本体28と、この目地プレート本体28の後端両側部に設けられ、他方の床躯体3に設けられた枢支ピン29が挿入されるピンボックス30と、目地プレート本体28内へ充填されたモルタルあるいはコンクリート31と、このモルタルあるいはコンクリート31の上面に貼り付けられた大理石等のタイルやレンガ等の床化粧板32と、目地プレート本体28の先端部付近の底面に設けられたローラー33とで構成される。なお、目地プレート6は、後端部が枢支ピン29により他方の床躯体に回動可能に支持され、先端部が支承プレート5に支持された状態となっている。
前記カバープレート8は、前記支承プレート5との間に目地プレート6がスライド移動する空間7を確保するため、支承プレート5にスペーサー34を介して固定されている。
前記支承コロ9は、軸状の支持体35と、この支持体35に所定間隔で取付けられた支承ローラー36を備え三角形状の支承コロ本体37と、該支承コロ本体を前記空間7内の所定の位置に位置させる位置調節機構38とで構成されている。なお、本実施の形態において、位置調節機構38はコイルスプリングが用いられている。
地震で目地部2が狭くなるように左右の床躯体3が揺れ動くと、図7に示すように、目地プレート6が空間7内をスライド移動するとともに、支承コロ9も位置調節機構38により目地プレート6や床躯体3等に衝突しないように移動し揺れ動きを吸収する。
地震で目地部2が広くなるように左右の床躯体3が揺れ動くと、図8に示すように、目地プレート6が空間7内をスライド移動し揺れ動きを吸収する。支承コロ9も位置調節機構38により空間7内を移動し、カバープレート8がたわまないようにカバープレート8にかかる荷重を支持する。
地震で左右の床躯体3が異なる前後方向に揺れ動くと、図9に示すように、支持バー4に固定されたスライド部材19がスライドレール20を前後方向にスライド移動し、揺れ動きを吸収する。
地震で左右の床躯体3の他方の床躯体が不等沈下すると、図10に示すように、支持アーム10は枢支ピン16を回動軸として下方向に回動するとともに、挿入支持アーム13も枢支ピン23を回動軸として上方向に回動し、目地プレート6も枢支ピン29を支点に先端部が上方向へ持ち上げられ、支承プレート、目地プレートおよびカバープレートが略平行の状態となって、これらが破損することを防止することができる。なお、一方の床躯体3が不等沈下した場合には、支持アーム10は枢支ピン16を回動軸として上方向に回動するとともに、挿入支持アーム13も枢支ピン23を回動軸として下方向に回動し、目地プレート6も枢支ピン29を支点に先端部が下方向に回動する。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図11ないし図18に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図11ないし図18に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、支持バー4を互い違いに左右の床躯体3に取り付け、該支持バー4の両側に支承プレート5およびカバープレート8を取り付けて目地プレート6Aの両端を前記支承プレート5で支持するとともに、隣り合う2本の支持アーム10の側面にヒンジを介してリンク状の中央維持装置39を取付け、該中央維持装置39の中央の枢支部40に固定された支持筒41に挿入された支持軸42を目地プレート6Aに固定し、目地プレートが目地部の中央に位置するように設けた点で、このような構成の床用目地装置1Aにしても前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本発明は床用目地装置を製造する産業で利用される。
1、1A:床用目地装置、 2:目地部、
3:床躯体、 4:支持バー、
5:支承プレート、 6、6A:目地プレート、
7:空間、 8:カバープレート、
9:支承コロ、 10:支持アーム、
11:ローラー、 12:ローラー、
13:挿入支持アーム、 14:支持アーム本体、
15:取付部、 16:枢支ピン、
17:ブラケット、 18:下部ローラー、
19:スライド部材、 20:スライドレール、
21:挿入支持アーム本体、 22:取付部、
23:枢支ピン、 24:支持片、
25:ブラケット、 26:取付部材、
27:ビス、 28:目地プレート本体、
29:枢支ピン、 30:ピンボックス、
31:モルタルあるいはコンクリート、
32:床化粧板、 33:ローラー、
34:スペーサー、 35:支持体、
36:支承ローラー、 37:支承コロ本体、
38:位置調節機構、 39:中央維持装置、
40:枢支部、 41:支持筒、
42:支持軸。

Claims (3)

  1. 目地部を介して設けられた左右の床躯体に取り付けられた複数の支持バーと、該複数の支持バーの上面に取り付けられた支承プレートと、先端部が該支承プレートに支持されるとともに、後端部が床躯体に枢支ピンによって回動可能に支持される目地プレートと、前記支承プレートの上部に目地プレートがスライド移動する空間を隔てて設けられたカバープレートとで構成され、前記支持バーは、左右の床躯体のいずれか一方に後端部が取付けられ、先端部の上部内壁にローラーを有する複数個の筒状の支持アームと、該筒状の支持アームにローラーを有する先端部が挿入され、前記支持アームが取り付けられた前記いずれか一方の床躯体と対向する他方の床躯体に後端部が取り付けられた複数個の挿入支持アームとからなり、一端部が前記床躯体の前後方向にスライド可能で、かつ、両端部が上下方向に回動可能に取り付けられていることを特徴とする床用目地装置。
  2. 目地部を介して設けられた左右の床躯体に取り付けられた複数の支持バーと、該複数の支持バーの上面に取り付けられた支承プレートと、両端部が該支承プレートに支持されるとともに、中央維持装置により目地部の中央に位置するように設けられている目地プレートと、前記支承プレートの上部に目地プレートがスライド移動する空間を隔てて設けられたカバープレートとで構成され、前記支持バーは、左右の床躯体のいずれか一方に後端部が取付けられ、先端部の上部内壁にローラーを有する複数個の筒状の支持アームと、該筒状の支持アームにローラーを有する先端部が挿入され、前記支持アームが取り付けられた前記いずれか一方の床躯体と対向する他方の床躯体に後端部が取り付けられた複数個の挿入支持アームとからなり、一端部が前記床躯体の前後方向にスライド可能で、かつ、両端部が上下方向に回動可能に取り付けられており、隣り合う支持バーが左右逆向きになるように左右の床躯体に取り付けられ、前記中央維持装置は隣り合う支持アームの側面にヒンジを介して取り付けられていることを特徴とする床用目地装置。
  3. 前記支承プレートの上面には、前記カバープレートにかかる荷重を支える支承コロが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の床用目地装置。
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