JP2020060049A - 間仕切 - Google Patents

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JP2020060049A
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佳也 尾山
Yoshiya Oyama
佳也 尾山
新作 増山
Shinsaku Masuyama
新作 増山
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Abstract

【課題】 天井に不陸がある場合でも幕板を容易に取付けできる間仕切の提供。【解決手段】 ベース1とレール2と幕板3とを備え、ベース1は、天井4に取付く長尺材であり、レール2は、ベース1の下に取付けてあり、幕板3は、天井4にねじ止めされる取付部5を有し、取付部5の一方側端部6をベース1の他方側端部7に引っ掛けて下部がレール2の下から他方側に移動する向きで回転し、取付部5を天井4にねじ止めしてあり、取付部5の一方側端部6がベース1の他方側端部7と係合することで幕板3の見込方向の移動が規制され、ベース1の他方側端部7と幕板3の取付部5の一方側端部6との間に上下方向の隙間8を有する。【選択図】 図2

Description

本発明は、部屋の出入口等に設けられる間仕切に関する。
従来の間仕切として、天井に戸の上部を案内するレールを取付けると共に、レールに沿って天井に幕板を取付けたものがあった(例えば、非特許文献1参照)。幕板は長い部材のため、一人で取付け作業を行うのは困難であり、二人の作業者が幕板の両端部を持ち、天井に押し付けながら下から天井にねじ止めしなければならないため、作業性が悪かった。また、天井には撓みや凹凸等の不陸があることがあり、その場合には幕板を天井に押し付けても幕板が安定しないことから、作業性がさらに悪くなっていた。
三協立山株式会社 三協アルミ社発行のカタログ「アルミ製室内間仕切 スプレッツァ 組立・加工・施工マニュアル(STJ0445C)」、2013年5月、p.33
本発明は以上に述べた実情に鑑み、天井に不陸がある場合でも幕板を容易に取付けできる間仕切の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による間仕切は、ベースとレールと幕板とを備え、ベースは、天井に取付く長尺材であり、レールは、ベースの下に取付けてあり、幕板は、天井にねじ止めされる取付部を有し、取付部の一方側端部をベースの他方側端部に引っ掛けて下部がレールの下から他方側に移動する向きで回転し、取付部を天井にねじ止めしてあり、取付部の一方側端部がベースの他方側端部と係合することで幕板の見込方向の移動が規制され、ベースの他方側端部と幕板の取付部の一方側端部との間に上下方向の隙間を有することを特徴とする。
請求項1記載の発明による間仕切は、幕板の取付部の一方側端部をベースの他方側端部に引っ掛けて下部がレールの下から他方側に移動する向きで幕板を回転し、取付部の一方側端部がベースの他方側端部と係合することで幕板の見込方向の移動が規制されているので、幕板から手を離せるから一人でも幕板の取付作業が行える。さらに、幕板の取付部を天井にねじ止めすることで、幕板が外れにくい。しかも、ベースの他方側端部と幕板の取付部の一方側端部との間に上下方向の隙間を有することで、天井に不陸があっても問題なく幕板の取付部の一方側端部をベースの他方側端部に引っ掛けて回転させることができるので、幕板の取付けが容易に行える。
図4のA−A断面図である。 図1の上枠側を拡大した図である。 図4のB−B断面図である。 本発明の一実施形態に係る間仕切の一方側から見た正面図である。 同間仕切の他方側から見た正面図である。 同間仕切の上枠部の施工手順を順に示す縦断面図である。 幕板の斜視図である。 (a)は間仕切の上枠を直角に交差して設置した例を示す平面図であり、(b)はX方向矢視図、(c)はY方向矢視図である。 図11のC−C断面図である。 図11のD−D断面図である。 本発明の他の実施形態に係る間仕切の一方側から見た正面図である。 同間仕切の他方側から見た正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜5は、本発明に係る間仕切の一実施形態を示している。この間仕切は、一方側の部屋と他方側の部屋の間の開口部9を一枚の引戸で開閉するものであり、図1,3,4に示すように、上枠11と左右の縦枠12,12と引戸10とを備えている。
上枠11は、図1,2に示すように、それぞれアルミ形材で形成したベース1とレール2と幕板3とで構成される。ベース1は、天井4に取付く長尺材であり、天井4に当接してねじ止めされる取付部13と、取付部13の一方側及び他方側に天井4と間隔をあけて水平にのびる横壁14a,14bと、一方側の横壁14aの一方側端部に設けられ、上端が天井4に当接し下部がレール2の一方側に重合する垂下部15を有している。他方側の横壁14bの他方側端部には、図2に示すように、上向きに僅かに突出する突条16が形成してある。
レール2は、引戸10の上部に取付けた吊り戸車17を案内するものであり、図2に示すように、ベース1の下に配置して天井4にねじ18で取付けられる。図中の符号19は、天井4に撓みや凹凸等の不陸が有る場合に、レール2を水平にまっすぐ取付けるためにベース1とレール2間に必要に応じて差し込まれるかい木である。かい木19を介在することで生じるベース1とレール2間の隙間は、一方側から見たときにはベース1の垂下部15で隠れ、他方側から見た時には幕板3で隠れている。
幕板3は、開口部9の間口にベース1の他方側に沿って設けてあり、図2に示すように、天井4にねじ20で取付けられる取付部5と、取付部5の他方側端より垂下する垂下壁21とを有する略L形断面となっている。垂下壁21の下部は、引戸10の上端より下までのびており、他方側から見るとレール2と引戸10の間の隙間が垂下壁21で隠れている。
取付部5の一方側端部6には、一方側に斜め下向きにのびる傾斜突片22と、傾斜突片22の他方側に離間して設けた下向き突片23とを有している。傾斜突片22は、下端部が下向きに曲がっており、その下端がベース1の横壁14bに当接ないし近接している。下向き突片23は、ベース1の他方側端部7の他方側に当接している。
幕板3は、取付部5の一方側端部6に形成された傾斜突片22と下向き突片23が、ベース1の横壁14bの他方側端部の突条16と係合することで、見込方向の移動が規制されている。また、ベース1の他方側端部7と幕板3の取付部5の一方側端部6との間には、上下方向の隙間8を有している。
さらに幕板3は、図7に示すように、取付部5にねじ20の挿通孔24が長手方向に間隔をおいて複数形成してあると共に、ねじ挿通孔24同士の間ごとに、取付部5の一方側端部から他方側に向くスリット25が形成してある。このようにスリット25が形成してあることで、不陸のある天井4に取付部5をねじ止めしたときに、幕板3にゆがみが生じて垂下壁21の下部が一方側や他方側に変位するのを防止できる。
引戸10は、図1に示すように、上部の2箇所に吊り戸車17が取付けられ、各吊り戸車17をレール2に案内してレール2に吊り下げて支持してある。床面29には閉鎖位置にある引戸10の戸尻側の位置に振れ止め26が取付けられ、振れ止め26を引戸10の下面に形成した溝27に案内して、引戸10の下部の振れを規制している。
次に、本間仕切の施工手順を説明する。まず、図6(a)に示すように、天井4にベース1をねじ28で取付ける。次に、縦枠12を取付ける。次に、レール2に吊り戸車17を挿入した上で、図6(b)に示すように、ベース1の下にレール2をねじ18で取付ける。その際、天井4に不陸が有る場合は、図6(c)に示すように、他方側からベース1とレール2の間にかい木19を差し入れ、レール2が水平になるように調整する。ベース1に垂下部15が他方側のみに形成してあり、かい木19を他方側からまっすぐ挿入できるので、調整が容易である。次に、図6(d)に示すように、幕板3の取付部5の一方側端部6をベース1の他方側端部7に引っ掛け、図中に矢印で示すように、幕板3をその下部がレール2の下から他方側に移動する向きで回転させる。すると、図6(e)に示すように、幕板3の取付部5の一方側端部6がベース1の他方側端部7と係合して幕板3の見込方向の移動が規制され、手を離しても幕板3が落ちてこない状態になるので、その状態で取付部5をねじ20で天井4に固定する。その後、床面29に振れ止め26を取付け、振れ止め26を下面の溝27に係合させて引戸10をレール2と床面29間に建て込み、吊り戸車17を引戸10に固定する。
以上に述べたように本間仕切は、幕板3の取付部5の一方側端部6をベース1の他方側端部7に引っ掛けて下部がレール2の下から他方側に移動する向きで幕板3を回転し、取付部5の一方側端部6がベース1の他方側端部7と係合することで幕板3の見込方向の移動が規制されているので、幕板3から手を離せるから一人でも幕板3の取付作業が行える。さらに、幕板3の取付部5を天井4にねじ止めすることで、幕板3が外れにくい。しかも、ベース1の他方側端部7と幕板3の取付部5の一方側端部6との間に上下方向の隙間8を有することで、天井4に不陸があっても問題なく幕板3の取付部5の一方側端部6をベース1の他方側端部7に引っ掛けて回転させることができるので、幕板3の取付けが容易に行える。
幕板3は、取付部5に一方側端部から他方側に向くスリット25が長手方向に間隔をおいて複数設けてあることで、取付部5が曲がりやすいため、不陸がある天井4に幕板3を取付ける際の作業性が一層向上する。
図8は、以上に説明した間仕切の応用例であって、部屋のコーナー部等に二組の間仕切を端部を交差して設置する場合を示している。一方の間仕切の上枠11aは、これまでに説明したものと同様に一枚の引戸10を案内するものであり、他方の間仕切の上枠11bは、3枚の引戸10,10,10を案内するものとなっており、一方の間仕切りの上枠11aよりもベース1bとレール2bの見込寸法が大きくなっている。
一方の間仕切の上枠11aのベース1aは、端部が斜めに切断され、他方の上枠11bのベース1bは、端部が一部斜めに切断され、互いの斜めに切断した部分同士を突き合わせてある。一方の間仕切の上枠11aのレール2aと他方の間仕切りの上枠11bのレール2bは、何れも端部がまっすぐに切断され、一方の間仕切りの上枠11aのレール2aの端部を他方の間仕切の上枠11bのレール2bの側面に当接している。一方の間仕切の上枠11aの幕板3aと他方の間仕切の上枠11bの幕板3bは、何れも取付部5が斜めに切断され、斜めに切断した部分同士を突き合わせてある。
このように本間仕切は、レール2a,2bの見込寸法の異なる上枠11a,11b同士を交差して設置することができ、各レール2a,2bは端部を斜めに切断しなくてよいため、施工性が良い。
図9〜12は、本発明の間仕切の他の実施形態を示している。本実施形態は、二つ折りになる折戸30で開口部9を開閉するものである。上枠11は、先に説明した実施形態と同様に、図9に示すように、天井4に取付くベース1と、ベース1の下に取付けられるレール2と、ベース1の他方側で天井4に取付く幕板3とで構成されている。幕板3は、折戸30を開けたときに折戸30の上部と当らないように、垂下壁21が短くなっている。
床面29には、レール31が取付けられ、折戸30の下端より突設したローラー32をレール31の溝33に係合している。
本発明の間仕切は、ベース1とレール2と幕板3とを備え、ベース1は、天井4に取付く長尺材であり、レール2は、ベース1の下に取付けてあり、幕板3は、一方側端部にベース1と係合する係合部を有する上壁(取付部5)を有し、上壁に一方側端部から他方側に向くスリット25が長手方向に間隔をおいて複数設けてあるものであってもよい。
上記構成の間仕切は、幕板3の上壁に一方側端部から他方側に向くスリット25が長手方向に間隔をおいて複数設けてあることで、幕板3の上壁が曲がりやすいため、不陸がある天井4に幕板3を取付ける際の作業性が良い。幕板3は、図6に示すように、ベース1の他方側端部7に引っ掛けてから回転して取付けるものに限らず、例えば他方側から一方側に向けてまっすぐスライドして上壁の係合部をベース1と係合して取付けるものであってもよい。また幕板3は、天井4にねじ止めしないものであってもよい。
また、本発明の間仕切は、レール2と、レール2の片側又は両側に取付けた幕板3とを備え、幕板3は天井4にねじ止めされるねじ止め部(取付部5)を有し、ねじ止め部にレール2側の端部から他方側に向くスリット25が長手方向に間隔をおいて複数設けてあるものであってもよい。
上記構成の間仕切は、幕板3のねじ止め部にレール2側の端部から他方側に向くスリット25が長手方向に間隔をおいて複数設けてあることで、幕板3のねじ止め部が曲がりやすいため、不陸がある天井4に幕板3を取付ける際の作業性が良い。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。幕板は、取付部の一方側端部をベースの他方側端部に引っ掛けて上向きに回転したときに、幕板から手を離してもその姿勢を保持できるものであってもよいし、手を離すと自重により逆向きに回転するがベースとの係合は維持されて落下しないものであってもよい。ベース、レール及び幕板の断面形状、材質は、適宜変更することができる。縦枠は、省略することもできる。戸の構造は任意である。本発明は、部屋と部屋の間の開口部を仕切るものに限らず、一つの部屋の内部を仕切るものなど、室内の間仕切に広く適用できる。
1 ベース
2 レール
3 幕板
4 天井
5 取付部
6 取付部の一方側端部
7 ベースの他方側端部
8 隙間

Claims (1)

  1. ベースとレールと幕板とを備え、ベースは、天井に取付く長尺材であり、レールは、ベースの下に取付けてあり、幕板は、天井にねじ止めされる取付部を有し、取付部の一方側端部をベースの他方側端部に引っ掛けて下部がレールの下から他方側に移動する向きで回転し、取付部を天井にねじ止めしてあり、取付部の一方側端部がベースの他方側端部と係合することで幕板の見込方向の移動が規制され、ベースの他方側端部と幕板の取付部の一方側端部との間に上下方向の隙間を有することを特徴とする間仕切。
JP2018192197A 2018-10-11 2018-10-11 間仕切 Pending JP2020060049A (ja)

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