JP2017160404A - 洗浄液、インクと洗浄液のセット、洗浄方法、インクジェット記録装置、及びインクジェット記録方法 - Google Patents
洗浄液、インクと洗浄液のセット、洗浄方法、インクジェット記録装置、及びインクジェット記録方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017160404A JP2017160404A JP2016048943A JP2016048943A JP2017160404A JP 2017160404 A JP2017160404 A JP 2017160404A JP 2016048943 A JP2016048943 A JP 2016048943A JP 2016048943 A JP2016048943 A JP 2016048943A JP 2017160404 A JP2017160404 A JP 2017160404A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- cleaning liquid
- cleaning
- surfactant
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
Description
に関する。
しかし、前記樹脂を含有するインクは、記録ヘッドに強固に付着するため、これまでの洗浄液では洗浄力が不十分であるという問題がある。
本発明の洗浄液は、水、有機溶剤、及び界面活性剤を含有する洗浄液であって、前記有機溶剤が、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールを含有し、前記界面活性剤が、シリコーン界面活性剤を含有し、更に必要に応じて、その他の成分を含有してなる。
本発明の洗浄液は、従来のインクジェット記録用メンテナンス液では、近年の高速定着性を有するインクの洗浄においては、洗浄力が不十分であるという知見に基づくものである。
近年の高速定着を実現するインク組成物は、インクジェット吐出ヘッド表面に付着し、乾燥した場合、固化して洗浄により除去するのが困難なほど強固に固着する。特に、前記インク組成物が、5質量%以上の樹脂粒子を含有する場合は、記録媒体に対する定着性に優れ、更には画像強度や耐ブロッキング性に優れる特徴を有するが、ノズル孔を有するノズルプレート、又はインク流路に残留したインクの洗浄性が更に低下し、吐出安定性が劣るという問題がある。そこで、3−メチル−3−メトキシ−1−ブタノールを含む洗浄液を用いると、ノズルプレート表面に固着したインクが膜のまま容易に剥がし取ることができる。即ち、本発明の洗浄液による作用は、インクを膜として剥がし取る点において、従来の溶解や再分散させて除去する方法と基本的に異なるものである。新たな作用機構によって、洗浄性を顕著に向上させることができることを知見した。
前記有機溶剤は、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールを含有し、更に必要に応じてその他の有機溶剤を含有してなる。
前記その他の有機溶剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水溶性有機溶剤などが挙げられる。
前記水溶性有機溶剤としては、例えば、多価アルコール類、多価アルコールアルキルエーテル類、多価アルコールアリールエーテル類、含窒素複素環化合物、アミド類、アミン類、含硫黄化合物類、プロピレンカーボネート、炭酸エチレンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記含硫黄化合物としては、例えば、ジメチルスルホキシド、スルホラン、チオジエタノールなどが挙げられる。
前記界面活性剤は、シリコーン界面活性剤を含有し、更に必要に応じてその他の界面活性剤を含有してなる。なお、前記シリコーン界面活性剤としては、その構造中に、シロキサン結合による骨格を有していればよく、シリコーン系界面活性剤を含む意味である。
前記シリコーン界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、側鎖変性ポリジメチルシロキサン、両末端変性ポリジメチルシロキサン、片末端変性ポリジメチルシロキサン、側鎖両末端変性ポリジメチルシロキサンなどが挙げられる。これらの中でも、水系界面活性剤として良好な性質を示す点から、変性基としてポリオキシエチレン基乃至ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン基を有するポリエーテル変性シリコーン界面活性剤が好ましい。前記ポリエーテル変性シリコーン界面活性剤を用いた場合、前記ポリエーテル変性シリコーン界面活性剤が電気的にプラスに分極又は荷電している部分があり、基質や汚れの電気的にマイナスに分極又は荷電している部分に吸着しやすいため、洗浄性を向上することができる。
(一般式(S−1))
その他の界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、フッ素系界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記パーフルオロアルキルカルボン酸化合物としては、例えば、パーフルオロアルキルカルボン酸、パーフルオロアルキルカルボン酸塩などが挙げられる。
前記パーフルオロアルキルエーテル基を側鎖に有するポリオキシアルキレンエーテルポリマー化合物としては、例えば、パーフルオロアルキルエーテル基を側鎖に有するポリオキシアルキレンエーテルポリマーの硫酸エステル塩、パーフルオロアルキルエーテル基を側鎖に有するポリオキシアルキレンエーテルポリマーの塩などが挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記フッ素系界面活性剤における塩の対イオンとしては、例えば、Li、Na、K、NH4、NH3CH2CH2OH、NH2(CH2CH2OH)2、NH(CH2CH2OH)3等のイオンなどが挙げられる。
前記水としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水、超純水などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記洗浄液の最大泡圧法による寿命時間15m秒間での25℃における動的表面張力としては、35mN/m以下が好ましく、30mN/m以下がより好ましい。前記寿命時間15m秒間での25℃における動的表面張力が、35mN/m以下であると、汚れと接した際の洗浄液の濡れ性を大きくすることができ、ノズルプレート等に固着したインク被膜を膜として剥がし取ることができ、従来の溶解や再分散させて除去する方法と基本的に異なる新たな作用機構によって洗浄性を向上することができる。
前記洗浄液の最大泡圧法による寿命時間150m秒間での25℃における動的表面張力としては、35mN/m以下が好ましく、30mN/m以下がより好ましい。前記寿命時間150m秒間での25℃における動的表面張力が、35mN/m以下であると、洗浄に必要な濡れ広がりを十分に確保することができる。
なお、前記動的表面張力は、最大泡圧法によって25℃において、例えば、動的表面張力計(装置名:SITA DynoTester、SITA Messtechnik社製)を用いて測定することができる。
前記寿命時間とは、最大泡圧法において発生させた気泡の寿命を意味し、バブルライフタイムとも称され、動的表面張力計のプローブ先端内で新しい界面が生成した時点から最大泡圧となるまでの時間を意味する。
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、消泡剤、防腐防黴剤、防錆剤、pH調整剤などが挙げられる。
消泡剤としては、特に制限はなく、例えば、シリコーン系消泡剤、ポリエーテル系消泡剤、脂肪酸エステル系消泡剤などが挙げられる。これらは、1種を単独で用いても、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、破泡効果に優れる点から、シリコーン系消泡剤が好ましい。
防腐防黴剤としては、特に制限はなく、例えば、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オンなどが挙げられる。
防錆剤としては、特に制限はなく、例えば、酸性亜硫酸塩、チオ硫酸ナトリウムなどが挙げられる。
pH調整剤としては、pHを7以上に調整することが可能であれば、特に制限はなく、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアミンなどが挙げられる。
本発明のインクと洗浄液のセットは、本発明の洗浄液と、樹脂粒子を含有するインクと、を有し、更に必要に応じてその他の成分等を有してなる。前記インクが、樹脂粒子を含有する場合、インクの記録媒体に対する定着性が向上する一方で、吐出安定性が維持しにくくなることから、本発明の洗浄液とインクとの組合せであるセットとして用いることができる。
前記インクは、樹脂粒子を含有し、有機溶剤、及び色材を含有することが好ましく、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
インク中に含有する樹脂の種類としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、スチレン系樹脂、ブタジエン系樹脂、スチレン−ブタジエン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、アクリルスチレン系樹脂、アクリルシリコーン系樹脂などが挙げられる。
これらの樹脂からなる樹脂粒子を用いても良い。樹脂粒子を、水を分散媒として分散した樹脂エマルションの状態で、色材や有機溶剤などの材料と混合してインクを得ることが可能である。前記樹脂粒子としては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。また、これらは、1種を単独で用いても、2種類以上の樹脂粒子を組み合わせて用いてもよい。
前記体積平均粒径は、例えば、粒度分析装置(ナノトラック Wave−UT151、マイクロトラック・ベル株式会社製)を用いて測定することができる。
前記有機溶剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、洗浄液における溶剤と同様のものを用いることができる。
色材としては特に限定されず、顔料、染料を使用可能である。
顔料としては、無機顔料又は有機顔料を使用することができる。これらは、1種単独で用いても良く、2種以上を併用しても良い。また、混晶を使用しても良い。
顔料としては、例えば、ブラック顔料、イエロー顔料、マゼンダ顔料、シアン顔料、白色顔料、緑色顔料、橙色顔料、金色や銀色などの光沢色顔料やメタリック顔料などを用いることができる。
無機顔料として、酸化チタン、酸化鉄、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、バリウムイエロー、カドミウムレッド、クロムイエローに加え、コンタクト法、ファーネス法、サーマル法などの公知の方法によって製造されたカーボンブラックを使用することができる。
また、有機顔料としては、アゾ顔料、多環式顔料(例えば、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、インジゴ顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフラロン顔料など)、染料キレート(例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キレートなど)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラックなどを使用できる。これらの顔料のうち、溶媒と親和性の良いものが好ましく用いられる。その他、樹脂中空粒子、無機中空粒子の使用も可能である。
顔料の具体例として、黒色用としては、ファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等のカーボンブラック(C.I.ピグメントブラック7)類、または銅、鉄(C.I.ピグメントブラック11)、酸化チタン等の金属類、アニリンブラック(C.I.ピグメントブラック1)等の有機顔料があげられる。
さらに、カラー用としては、C.I.ピグメントイエロー1、3、12、13、14、17、24、34、35、37、42(黄色酸化鉄)、53、55、74、81、83、95、97、98、100、101、104、108、109、110、117、120、138、150、153、155、180、185、213、C.I.ピグメントオレンジ5、13、16、17、36、43、51、C.I.ピグメントレッド1、2、3、5、17、22、23、31、38、48:2、48:2(パーマネントレッド2B(Ca))、48:3、48:4、49:1、52:2、53:1、57:1(ブリリアントカーミン6B)、60:1、63:1、63:2、64:1、81、83、88、101(べんがら)、104、105、106、108(カドミウムレッド)、112、114、122(キナクリドンマゼンタ)、123、146、149、166、168、170、172、177、178、179、184、185、190、193、202、207、208、209、213、219、224、254、264、C.I.ピグメントバイオレット1(ローダミンレーキ)、3、5:1、16、19、23、38、C.I.ピグメントブルー1、2、15(フタロシアニンブルー)、15:1、15:2、15:3、15:4(フタロシアニンブルー)、16、17:1、56、60、63、C.I.ピグメントグリーン1、4、7、8、10、17、18、36、等がある。
染料としては、特に限定されることなく、酸性染料、直接染料、反応性染料、及び塩基性染料が使用可能であり、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
前記染料として、例えば、C.I.アシッドイエロー 17,23,42,44,79,142、C.I.アシッドレッド 52,80,82,249,254,289、C.I.アシッドブルー 9,45,249、C.I.アシッドブラック 1,2,24,94、C.I.フードブラック 1,2、C.I.ダイレクトイエロー 1,12,24,33,50,55,58,86,132,142,144,173、C.I.ダイレクトレッド 1,4,9,80,81,225,227、C.I.ダイレクトブルー 1,2,15,71,86,87,98,165,199,202、C.I.ダイレクドブラック 19,38,51,71,154,168,171,195、C.I.リアクティブレッド 14,32,55,79,249、C.I.リアクティブブラック 3,4,35が挙げられる。
顔料に親水性官能基を導入して自己分散性顔料とする方法としては、例えば、顔料(例えばカーボン)にスルホン基やカルボキシル基等の官能基を付加し水中に分散可能とした自己分散顔料等が使用できる。
顔料の表面を樹脂で被覆して分散させる方法としては、顔料をマイクロカプセルに包含させ、水中に分散可能なものを用いることができる。これは、樹脂被覆顔料と言い換えることができる。この場合、インクに配合される顔料はすべて樹脂に被覆されている必要はなく、本発明の効果が損なわれない範囲において、被覆されない顔料や、部分的に被覆された顔料がインク中に分散していてもよい。
分散剤を用いて分散させる方法としては、界面活性剤に代表される、公知の低分子型の分散剤、高分子型の分散剤を用いて分散する方法が挙げられる。
分散剤としては、顔料に応じて例えば、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤等を使用することが可能である。
竹本油脂社製RT−100(ノニオン系界面活性剤)や、ナフタレンスルホン酸Naホルマリン縮合物も、分散剤として好適に使用できる。
分散剤は1種を単独で用いても、2種以上を併用してもよい。
インクには、必要に応じて、界面活性剤、消泡剤、防腐防黴剤、防錆剤、pH調整剤等を加えても良い。
前記界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、シリコーン界面活性剤、フッ素系界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤などが挙げられる。これらの界面活性剤としては、洗浄液における界面活性剤と同様のものを用いることができる。
前記消泡剤としては、洗浄液におけるその他の成分の消泡剤と同様のものを用いることができる。
前記防腐防黴剤としては、洗浄液におけるその他の成分の防腐防黴剤と同様のものを用いることができる。
前記防錆剤としては、洗浄液におけるその他の成分の防錆剤と同様のものを用いることができる。
前記pH調整剤としては、洗浄液におけるその他の成分のpH調整剤と同様のものを用いることができる。
インクの25℃での粘度は、印字濃度や文字品位が向上し、また、良好な吐出性が得られる点から、5mPa・s以上30mPa・s以下が好ましく、5mPa・s以上25mPa・s以下がより好ましい。ここで、粘度は、例えば回転式粘度計(東機産業社製RE−80L)を使用することができる。測定条件としては、25℃で、標準コーンローター(1°34’×R24)、サンプル液量1.2mL、回転数50rpm、3分間で測定可能である。
インクの表面張力としては、記録媒体上で好適にインクがレベリングされ、インクの乾燥時間が短縮される点から、25℃で、35mN/m以下が好ましく、32mN/m以下がより好ましい。
インクのpHとしては、接液する金属部材の腐食防止の観点から、7〜12が好ましく、8〜11がより好ましい。
記録媒体としては特に制限はなく、普通紙、光沢紙、特殊紙、布などを用いることもできるが、非浸透性基材を用いても良好な画像形成が可能である。
前記非浸透性基材とは、水透過性、吸収性が低い表面を有する基材であり、内部に多数の空洞があっても外部に開口していない材質も含まれ、より定量的には、ブリストー(Bristow)法において接触開始から30msec1/2までの水吸収量が10mL/m2以下である基材をいう。
前記非浸透性基材としては、例えば、塩化ビニル樹脂フィルム、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネートフィルムなどのプラスチックフィルムを、好適に使用することができる。
前記組成物収容容器は、本発明の洗浄液を容器中に収容してなり、更に必要に応じてその他の部材を有してなる。
また、前記組成物収容容器は、本発明のインクと洗浄液のセットに用いられるインクと、本発明のインクと洗浄液のセットに用いられる洗浄液と、を容器中に収容してなり、更に必要に応じてその他の部材を有してなる。
本発明の洗浄方法は、ノズル孔を有するノズルプレート、及びインク流路を有するインクジェット記録装置の洗浄方法であって、前記ノズルプレート、又は前記インク流路に残留したインクを本発明の洗浄液により洗浄する洗浄工程を含み、更に必要に応じてその他の工程を含む。
前記洗浄工程は、ノズル孔を有するノズルプレート、又はインク流路に残留したインクを本発明の洗浄液により洗浄する工程である。
前記洗浄としては、例えば、ノズル孔を有するノズルプレート等に、前記洗浄液を噴霧すること、前記洗浄液を含浸させた布等で前記インクを拭き取ることなどが挙げられる。また、洗浄部位が、前記インク流路である場合は、前記洗浄液をインクと置換して、前記ノズルから吐出することにより洗浄することができる。これにより、ノズル孔を有するノズルプレート、インク流路、さらにその周辺等を洗浄することができる。
本発明のインクジェット記録装置は、本発明のインクと洗浄液のセットにおける、前記インクと、前記洗浄液と、を有する。
また、本発明のインクジェット記録装置は、本発明のインクと洗浄液のセットにおける前記インクに刺激を印加し、前記インクを飛翔させて記録媒体に画像を記録するインク飛翔手段と、ノズル孔を有するノズルプレート、又はインク流路に残留したインクを前記洗浄液により洗浄する洗浄手段と、を有し、更に必要に応じてその他の手段を有してなる。
本発明のインクジェット記録方法は、本発明のインクと洗浄液のセットにおける前記インクに刺激を印加し、前記インクを飛翔させて記録媒体に画像を記録するインク飛翔工程と、ノズル孔を有するノズルプレート、又はインク流路に残留したインクを前記洗浄液により洗浄する洗浄工程と、を含み、更に必要に応じてその他の工程を含んでなる。
前記インクジェット記録装置における収容手段としては、洗浄液とインクとを収容できれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記洗浄工程としては、前記洗浄手段により好適に実施することができ、スポイト等を用いて、インクが付着した記録ヘッドのノズル孔を有するノズルプレート、インク流路等に前記洗浄液を付与して洗浄することや前記洗浄液を含浸した払拭部材を用いて洗浄することなどが挙げられる。
前記払拭部材としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例え
ば、不織布、布などが挙げられる。これらは、ロール状に巻回したものが好ましく、発塵
し難く信頼性が高い点から、ロール状の不織布が好ましい。
本発明において、インクジェット記録装置とは、記録媒体に対してインクや各種処理液等を吐出することが可能な装置、当該装置を用いて記録を行う方法である。記録媒体とは、インクや各種処理液が一時的にでも付着可能なものを意味する。
前記インクジェット記録装置には、インクを吐出するヘッド部分だけでなく、記録媒体の給送、搬送、排紙に関わる手段、その他、前処理装置、後処理装置と称される装置などを有することができる。
更に、前記インクジェット記録装置には、卓上型だけでなく、A0サイズの記録媒体への印刷も可能とする広幅の記録装置や、例えばロール状に巻き取られた連続用紙を記録媒体として用いることが可能な連帳プリンタも含まれる。
なお、洗浄液の動的表面張力は、以下のようにして測定した。
(動的表面張力)
前記動的表面張力は、最大泡圧法によって25℃において、寿命時間15m秒間での25℃における動的表面張力F15及び寿命時間150m秒間での25℃における動的表面張力F150を、動的表面張力計(装置名:SITA DynoTester、SITA Messtechnik社製)を用いて測定した。
3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール(株式会社クラレ製)20.0質量%、ポリエーテル変性シリコーン界面活性剤1(商品名:BYK−348、ビックケミー・ジャパン株式会社製)0.5質量%、及び合計が100質量%となるようにイオン交換水残量を添加し、1時間撹拌して、洗浄液1を得た。
実施例1において、下記表1及び2に示す組成に変更した以外は、実施例1と同様にして、洗浄液2〜13を得た。組成を下記表1及び2に示す。
・3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール:株式会社クラレ製
・1,3−ブタンジオール:東京化成工業株式会社製
・ポリエーテル変性シリコーン界面活性剤1:ビックケミー・ジャパン株式会社製、商品名:BYK−348
・ポリエーテル変性シリコーン界面活性剤2:エボニック・デグサ・ジャパン株式会社製、商品名:WET270
・ポリグリセリン変性シリコーン界面活性剤:信越化学工業株式会社製、商品名:KF−6106
・ポリオキシアルキレンアルキルエーテル:花王株式会社製、商品名:LS106
・フッ素系界面活性剤:DuPont社製、商品名:FS−34
<イエロー顔料分散体の調製>
機械撹拌機、温度計、窒素ガス導入管、還流管、及び滴下ロートを備えた1Lのフラスコ内を窒素ガスにて置換した後、スチレン11.2g、アクリル酸2.8g、ラウリルメタクリレート12g、ポリエチレングリコールメタクリレート4g、スチレンマクロマー4g、メルカプトエタノール0.4g、及びメチルエチルケトン40gを投入し、65℃まで昇温した。次に、スチレン100.8g、アクリル酸25.2g、ラウリルメタクリレート108g、ポリエチレングリコールメタクリレート36g、ヒドロキシルエチルメタクリレート60g、スチレンマクロマー36g、メルカプトエタノール3.6g、アゾビスメチルバレロニトリル2.4g、及びメチルエチルケトン342gの混合液を、2.5時間かけてフラスコ内に滴下した。さらに、アゾビスメチルバレロニトリル0.8g、及びメチルエチルケトン18gの混合液を、0.5時間かけてフラスコ内に滴下した後、1時間熟成した。次に、アゾビスメチルバレロニトリル0.8gを添加した後、1時間熟成し、50質量%のポリマー溶液800gを得た。
<インク1の調製>
1,3−ブタンジオール(東京化成工業株式会社製)15.0質量%、1,2−プロパンジオール(三井化学株式会社製)15.0質量%、アクリル樹脂粒子(商品名:ボンコートR−3380−E、DIC株式会社製、固形分濃度:45質量%)6.7質量%、及びフッ素系界面活性剤(商品名:Zonyl(登録商標)FSO−100、DuPont社製)1.0質量%を添加して撹拌混合後、イエロー顔料分散体20.0質量%、及び合計が100質量%となるようにイオン交換水残量を添加して、1時間撹拌した。次に、平均孔径が1.5μmのポリプロピレンフィルター(商品名:プロファイル・スター、日本ポール株式会社製)を用いて加圧濾過して、粗大粒子を除去し、インク1を調製した。
<インク2の調製>
インクの調製例1において、アクリル樹脂粒子(商品名:ボンコートR−3380−E、DIC株式会社製、固形分濃度:45質量%)の量を6.7質量%から11.1質量%に変更した以外は、インクの調製例1と同様にして、インク2を調製した。組成を下記表3に示す。
・1,3−ブタンジオール:東京化成工業株式会社製
・1,2−プロパンジオール:三井化学株式会社製
・アクリル樹脂粒子:DIC株式会社製、商品名:ボンコートR−3380−E、固形分濃度:45質量%
・フッ素系界面活性剤:DuPont社製、商品名:Zonyl(登録商標)FSO−100
前記インク1、及び前記洗浄液1を組み合わせて、インクと洗浄液のセット1とした。
実施例11において、下記表4の組合せに変更した以外は、実施例11と同様にして、インクと洗浄液のセット2〜15とした。
SUS316板(3cm×4cm)を、各インクと洗浄液のセットにおけるインクに、60分間浸漬させた。その後、大気中で0.1MPaの加圧条件下、常温(25℃)で2時間静置し乾燥させて、インク乾固物が付着したSUS316板を得た。
[評価基準]
◎:繰り返しかけ洗い洗浄初期(1分間以内)にインク乾固物が全く確認できなくなった
○:繰り返しかけ洗い終了後、インク乾固物が全く確認できなくなった
△:インク乾固物が僅かに残存していることが確認できた
×:洗浄前後でインク乾固物に変化が見られなかった
図1に示すプリンタを用いて、各インクと洗浄液のセットにおけるインクを、45分間連続吐出し、吐出が停止してから30分間記録ヘッドの表面を乾燥させた。その後、スポイトを用いて洗浄液3mLを記録ヘッドのノズル面に付与した後、ワイピングを実施し、再度インクの吐出を行い、下記評価基準に基づいて、「吐出安定性」を評価した。
[評価基準]
◎:吐出乱れ、又は不吐出が全くない
○:5ノズル以下の吐出乱れ、又は不吐出があるが、すぐに回復する
△:5ノズル以下の吐出乱れ、又は不吐出があり、回復しない
×:5ノズルを超える吐出乱れ、又は不吐出がある
インクジェットプリンタ(装置名:IPSiO GX5000、株式会社リコー製)に、各インクと洗浄液のセットにおけるインクを充填して、Type6200紙(株式会社NBSリコー製)に解像度600dpiで記録を行った。次いで、記録部に対してろ紙(商品名:円形定量ろ紙 No.6、ADVANTEC社製)を押し当て、ろ紙へのインクの転写の状態を目視で観察し、下記評価基準に基づいて、「定着性」を評価した。
[評価基準]
◎:インクの転写は殆どない
○:一部のインクが転写している
△:多くのインクが転写している
×:ほとんどのインクが転写している
<1> 水、有機溶剤、及び界面活性剤を含有する洗浄液であって、
前記有機溶剤が、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールを含有し、
前記界面活性剤が、シリコーン界面活性剤を含有することを特徴とする洗浄液である。
<2> 前記シリコーン界面活性剤が、ポリエーテル変性シリコーン界面活性剤である前記<1>に記載の洗浄液である。
<3> 最大泡圧法による寿命時間15m秒間での25℃における動的表面張力が、30mN/m以下である前記<1>から<2>のいずれかに記載の洗浄液である。
<4> 最大泡圧法による寿命時間15m秒間での25℃における動的表面張力をF15とし、最大泡圧法による寿命時間150m秒間での25℃における動的表面張力をF150としたときの比率(F15/F150)が、1.25以上である前記<1>から<3>のいずれかに記載の洗浄液である。
<5> 前記3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールの含有量が、10質量%以上である前記<1>から<4>のいずれかに記載の洗浄液である。
<6> 前記有機溶剤の含有量が、10質量%以上60質量%以下である前記<1>から<5>のいずれかに記載の洗浄液である。
<7> 前記ポリエーテル変性シリコーン界面活性剤が、下記一般式(S−1)で表される化合物である前記<2>から<6>のいずれかに記載の洗浄液である。
(一般式(S−1))
<8> 前記界面活性剤の含有量が、0.0010質量%以上5質量%以下である前記<1>から<7>のいずれかに記載の洗浄液である。
<9> 前記有機溶剤が、1,2−ブタンジオールをさらに含む前記<1>から<8>のいずれかに記載の洗浄液である。
<10> インクジェット用である前記<1>から<9>のいずれかに記載の洗浄液である。
<11> 前記<1>から<10>のいずれかに記載の洗浄液と、
樹脂粒子を含有するインクと、を有し、
前記インク中の前記樹脂粒子の含有量が、5質量%以上であることを特徴とするインクと洗浄液のセットである。
<12> 前記樹脂粒子が、アクリル樹脂粒子である前記<11>に記載のインクと洗浄液のセットである。
<13> 前記樹脂粒子の体積平均粒径が、10nm以上1,000nm以下である前記<11>から<12>のいずれかに記載のインクと洗浄液のセットである。
<14> 前記樹脂粒子の含有量が、5質量%以上30質量%以下である前記<11>から<13>のいずれかに記載のインクと洗浄液のセットである。
<15> 前記インクが、有機溶剤をさらに含む前記<11>から<14>のいずれかに記載のインクと洗浄液のセットである。
<16> 前記インク中の前記有機溶剤が、1,3−ブタンジオール、及び1,2−プロパンジオールの少なくともいずれかである前記<15>に記載のインクと洗浄液のセットである。
<17> 前記インクが、フッ素系界面活性剤をさらに含有する前記<11>から<16>のいずれかに記載のインクと洗浄液のセットである。
<18> ノズル孔を有するノズルプレート、及びインク流路を有するインクジェット記録装置の洗浄方法であって、
前記ノズルプレート、又は前記インク流路に残留したインクを前記<1>から<10>のいずれかに記載の洗浄液により洗浄する洗浄工程を含むことを特徴とする洗浄方法である。
<19> 前記<11>から<17>のいずれかに記載のインクと洗浄液のセットにおける、前記インクと、前記洗浄液と、を有することを特徴とするインクジェット記録装置である。
<20> 前記<11>から<17>のいずれかに記載のインクと洗浄液のセットにおける前記インクに刺激を印加し、前記インクを飛翔させて記録媒体に画像を記録するインク飛翔手段と、
ノズル孔を有するノズルプレート、又はインク流路に残留した前記インクを、前記<11>から<18>のいずれかに記載のインクと洗浄液のセットにおける前記洗浄液により洗浄する洗浄手段と、を有することを特徴とするインクジェット記録装置である。
<21> 前記<11>から<17>のいずれかに記載のインクと洗浄液のセットにおける前記インクに刺激を印加し、前記インクを飛翔させて記録媒体に画像を記録するインク飛翔工程と、
ノズル孔を有するノズルプレート、又はインク流路に残留した前記インクを前記洗浄液により洗浄する洗浄工程と、を含むことを特徴とするインクジェット記録方法である。
Claims (9)
- 水、有機溶剤、及び界面活性剤を含有する洗浄液であって、
前記有機溶剤が、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールを含有し、
前記界面活性剤が、シリコーン界面活性剤を含有することを特徴とする洗浄液。 - 前記シリコーン界面活性剤が、ポリエーテル変性シリコーン界面活性剤である請求項1に記載の洗浄液。
- 最大泡圧法による寿命時間15m秒間での25℃における動的表面張力が、30mN/m以下である請求項1から2のいずれかに記載の洗浄液。
- 最大泡圧法による寿命時間15m秒間での25℃における動的表面張力をF15とし、最大泡圧法による寿命時間150m秒間での25℃における動的表面張力をF150としたときの比率(F15/F150)が、1.25以上である請求項1から3のいずれかに記載の洗浄液。
- 請求項1から4のいずれかに記載の洗浄液と、
樹脂粒子を含有するインクと、を有し、
前記インク中の前記樹脂粒子の含有量が、5質量%以上であることを特徴とするインクと洗浄液のセット。 - ノズル孔を有するノズルプレート、及びインク流路を有するインクジェット記録装置の洗浄方法であって、
前記ノズルプレート、又は前記インク流路に残留したインクを請求項1から4のいずれかに記載の洗浄液により洗浄する洗浄工程を含むことを特徴とする洗浄方法。 - 請求項5に記載のインクと洗浄液のセットにおける、前記インクと、前記洗浄液と、を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
- 請求項5に記載のインクと洗浄液のセットにおける前記インクに刺激を印加し、前記インクを飛翔させて記録媒体に画像を記録するインク飛翔手段と、
ノズル孔を有するノズルプレート、又はインク流路に残留した前記インクを前記洗浄液により洗浄する洗浄手段と、を有することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 請求項5に記載のインクと洗浄液のセットにおける前記インクに刺激を印加し、前記インクを飛翔させて記録媒体に画像を記録するインク飛翔工程と、
ノズル孔を有するノズルプレート、又はインク流路に残留した前記インクを前記洗浄液により洗浄する洗浄工程と、を含むことを特徴とするインクジェット記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016048943A JP6658133B2 (ja) | 2016-03-11 | 2016-03-11 | インク洗浄用洗浄液、インクとインク洗浄用洗浄液のセット、洗浄方法、インクジェット記録装置、及びインクジェット記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016048943A JP6658133B2 (ja) | 2016-03-11 | 2016-03-11 | インク洗浄用洗浄液、インクとインク洗浄用洗浄液のセット、洗浄方法、インクジェット記録装置、及びインクジェット記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017160404A true JP2017160404A (ja) | 2017-09-14 |
JP6658133B2 JP6658133B2 (ja) | 2020-03-04 |
Family
ID=59856671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016048943A Active JP6658133B2 (ja) | 2016-03-11 | 2016-03-11 | インク洗浄用洗浄液、インクとインク洗浄用洗浄液のセット、洗浄方法、インクジェット記録装置、及びインクジェット記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6658133B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101984468B1 (ko) * | 2018-04-09 | 2019-05-30 | 한남대학교 산학협력단 | 친환경 세척제 |
JP7483385B2 (ja) | 2020-01-21 | 2024-05-15 | キヤノン株式会社 | 払拭装置、記録装置及び吐出口面の払拭方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1129790A (ja) * | 1997-07-08 | 1999-02-02 | Nof Corp | 洗浄剤組成物 |
JP2002241793A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Sanyo Chem Ind Ltd | 電子部品用洗浄剤 |
JP2008049631A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2014177589A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録装置用洗浄液兼充填液、該洗浄液兼充填液を収容したカートリッジ、インクジェット記録装置の洗浄方法 |
WO2015120562A1 (de) * | 2014-02-11 | 2015-08-20 | Wetrok Ag | Mittel zum entschichten von oberflächen |
-
2016
- 2016-03-11 JP JP2016048943A patent/JP6658133B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1129790A (ja) * | 1997-07-08 | 1999-02-02 | Nof Corp | 洗浄剤組成物 |
JP2002241793A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-28 | Sanyo Chem Ind Ltd | 電子部品用洗浄剤 |
JP2008049631A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録装置 |
JP2014177589A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録装置用洗浄液兼充填液、該洗浄液兼充填液を収容したカートリッジ、インクジェット記録装置の洗浄方法 |
WO2015120562A1 (de) * | 2014-02-11 | 2015-08-20 | Wetrok Ag | Mittel zum entschichten von oberflächen |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101984468B1 (ko) * | 2018-04-09 | 2019-05-30 | 한남대학교 산학협력단 | 친환경 세척제 |
JP7483385B2 (ja) | 2020-01-21 | 2024-05-15 | キヤノン株式会社 | 払拭装置、記録装置及び吐出口面の払拭方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6658133B2 (ja) | 2020-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9879144B2 (en) | Cleaning solution, set of ink and cleaning solution, cleaning method, cleaning apparatus, printing method, and printing apparatus | |
JP7270333B2 (ja) | インク吐出ヘッド用洗浄液、インクとインク吐出ヘッド用洗浄液のセット、洗浄方法、洗浄装置、記録方法、及び記録装置 | |
US11261342B2 (en) | Cleaning solution, set of ink and cleaning solution, cleaning method, cleaning apparatus, printing method, and printing apparatus | |
JP2020050705A (ja) | インク、インクジェット印刷方法および印刷物 | |
JPH11228898A (ja) | インクジェット記録用インク及びインクジェット記録方法 | |
JP2018069453A (ja) | 洗浄液、インクと洗浄液のセット、洗浄方法、収容容器、及びインク吐出装置 | |
JPH09316375A (ja) | インクジェット記録用インク及びインクジェット記録方法 | |
JP6838347B2 (ja) | 洗浄液、インクと洗浄液のセット、洗浄液収容容器、インクジェット印刷装置、及びインクジェット印刷方法 | |
JP6866587B2 (ja) | 洗浄液、洗浄方法、洗浄装置、記録方法、及びインクジェット記録装置 | |
JP6658133B2 (ja) | インク洗浄用洗浄液、インクとインク洗浄用洗浄液のセット、洗浄方法、インクジェット記録装置、及びインクジェット記録方法 | |
JP6969112B2 (ja) | インクと洗浄液のセット | |
JP2010180391A (ja) | 液体吐出装置用洗浄液及び洗浄方法 | |
JP6868208B2 (ja) | インク、インク収容容器及びインクジェット記録装置 | |
JP2020015890A (ja) | インクと洗浄液のセット、洗浄方法、インクジェット印刷方法、及びインクジェット印刷装置 | |
JP2020062783A (ja) | 画像形成方法及びインクセット | |
JP2018111233A (ja) | 液体吐出装置、画像形成セット、インク及び画像形成方法 | |
JP2021188028A (ja) | 白色インク、非白色インク、インクセット、印刷用セット、印刷方法、及び印刷装置 | |
CN115667431A (zh) | 白色油墨、非白色油墨、油墨组、印刷组、印刷方法及印刷装置 | |
JP7139759B2 (ja) | 画像形成用セット、画像形成装置および画像形成方法 | |
JP2017114951A (ja) | インク、インクカートリッジ、記録方法、インクジェット記録装置、画像 | |
JP6903918B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP6716096B2 (ja) | インク、インク収容容器、インクジェット記録方法、インクジェット記録装置 | |
JP2020200438A (ja) | インクおよび印刷方法 | |
JP2017165869A (ja) | インク、インク収容容器、インクジェット記録方法、インクジェット記録装置 | |
JP2019172834A (ja) | 水性インクジェット用組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190827 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190830 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191004 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200120 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6658133 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |