JP2010180391A - 液体吐出装置用洗浄液及び洗浄方法 - Google Patents

液体吐出装置用洗浄液及び洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】液体吐出ヘッドを搭載した液体吐出装置において、吐出液体残留物による悪影響がなくなるように、液体流路内を効果的に洗浄することができる洗浄液及び洗浄方法の提供を目的とする。
【解決手段】(1)液体吐出ヘッドを搭載した液体吐出装置の液体流路の洗浄液であって、シリコーンオイルを含有する液体吐出装置用洗浄液。
(2)シリコーンオイルがポリエーテル変性シリコーンオイルである(1)記載の液体吐出装置用洗浄液。
(3)シリコーンオイルの添加量が、0.5〜5.0重量%である(1)又は(2)記載の液体吐出装置用洗浄液。
(4)(1)〜(3)のいずれかに記載の洗浄液を用いる液体吐出装置の液体流路の洗浄方法。
【選択図】なし

Description

本発明は液体吐出ヘッドを搭載した液体吐出装置の液体流路の洗浄液、及びそれを用いた洗浄方法に関する。
ここで液体吐出装置とは、液体吐出ヘッドから、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与することも意味する。また、液体とは記録液、インクに限るものではなく、画像形成を行うことができる液体であれば特に限定されない。液体吐出装置の典型例はインクジェット記録装置である。
インクジェット記録装置は、製造時の吐出検査後、修理工程前後、吐出液体を変更する場合などに液体流路の洗浄が必要となるが、従来は、洗浄液として主溶媒(たとえば水)、界面活性剤、保湿剤などを含有させた溶液が用いられてきた。
たとえば、特許文献1には、ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル〔後述する一般式(1)に該当する界面活性剤〕を含有するインクジェット記録装置用洗浄液が開示されているが、微量残留物がノズル内壁や吐出口などに付着残留して起こる吐出液体の曲がりなどの吐出不良は十分に解決できていない(後述する比較例1〜3、6参照)。すなわち、液体吐出装置の液体流路を洗浄する場合、流路を分解し部品単位で洗浄でもしない限り、吐出液体残留物を完全に除去することは困難である。したがって、液体吐出装置の液体流路をそのまま洗浄する場合には、微量の吐出液体残留物が残るため、その残留物が、次回に液体を充填して吐出する際に悪影響を与えていた。
特に最近では、インクジェット記録装置による画像形成において、高解像度の画像、パターニング精度が求められ、従来に比べて吐出液体の曲がりへの許容度が減っており、より精度の高い吐出性が求められている。さらに吐出液体には種々の固形分が含まれるようになっているため、液体流路、特にノズル内を、固形分による液体吐出への悪影響が生じない程度にまで洗浄することが難しくなっている。
本発明は、液体吐出ヘッドを搭載した液体吐出装置において、吐出液体残留物による悪影響がなくなるように、液体流路内を効果的に洗浄することができる洗浄液及び洗浄方法の提供を目的とする。
上記課題は、次の1)〜5)の発明によって解決される。
1) 液体吐出ヘッドを搭載した液体吐出装置の液体流路の洗浄液であって、シリコーンオイルを含有することを特徴とする液体吐出装置用洗浄液。
2) シリコーンオイルがポリエーテル変性シリコーンオイルであることを特徴とする1)記載の液体吐出装置用洗浄液。
3) シリコーンオイルの添加量が0.5〜5.0重量%であることを特徴とする1)又は2)記載の液体吐出装置用洗浄液。
4) 1)〜3)のいずれかに記載の洗浄液を用いることを特徴とする液体吐出装置の液体流路の洗浄方法。
5) 圧電アクチュエータで駆動される液体吐出ヘッドを有する液体吐出装置の該ヘッド内を、圧電アクチュエータを駆動して洗浄することを特徴とする4)に記載の液体吐出装置の液体流路の洗浄方法。
以下、上記本発明について詳しく説明する。
本発明は、洗浄液に離型成分であるシリコーンオイルを含有させることを特徴とする。
本発明の洗浄液は、洗浄後に液体流路が乾燥しても吐出液体残留物が強固に固着し難く、固着しても剥離しやすいし、長期保管等により吐出液体が乾燥して固着残留物が発生した場合にも、固着残留物の洗浄除去効果が高く、ヘッドの再生液としても有効である。
したがって、吐出液体が樹脂エマルジョンや顔料などの微粒子成分を含有する場合には固着残留物が発生し易いが、このような場合にも、本発明の洗浄液を用いることで、非常に効果的に液体流路を洗浄することができる。
また、本発明の洗浄液を用いて洗浄を行う場合、圧電アクチュエータで駆動される液体吐出ヘッドを有する液体吐出装置であれば、ヘッド内の洗浄時に圧電アクチュエータを駆動して洗浄液に振動を加えながら洗浄を行なうとより効果的である。
本発明で用いるシリコーンオイルは比較的低重合度の2官能性シロキサン単位からなる直鎖状ポリマーである。また変性シリコーンオイルはジメチルシリコーンオイルのメチル基の一部が有機基で置換されたものであり、反応性シリコーンオイルと非反応性シリコーンオイルに分類される。反応性シリコーンオイルとしては、アミノ変性、エポキシ変性、カルボキシ変性、メタクリル変性シリコーンオイルなどが挙げられ、非反応性シリコーンオイルとしては、ポリエーテル変性、メチルスチリル変性、長鎖アルキル変性、フロロ変性、フェニル変性シリコーンオイルなどが挙げられる。
洗浄液中のシリコーンオイルの含有量は、0.5〜5.0重量%が好ましい。0.5重量%以上であると固着物の離型効果が大きく、また、5.0重量%以下であると洗浄液の保存性などへの影響がない。
シリコーンオイルの中でもポリエーテル変性シリコーンオイルが好ましく、特に保湿剤を含有する場合や、界面活性剤として後述する一般式(1)で表されるポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルを含有する場合に有効である。
ポリエーテル変性シリコーンオイルは、ポリエーテル変性でないジメチルシリコーンオイルに比べて、洗浄液に対して適度な分散性を有しているため、洗浄液の保存性が高くなり、固着防止効果も安定して得られるのではないかと考えられる。
また、ポリエーテル変性シリコーンオイルは、ジメチルポリシロキサン中にエチレンオキシド及びプロピレンオキシドの付加物であるポリオキシアルキレン基を有するものであり、ポリオキシアルキレン基の数によって親水性、親油性のバランス(HLB)を多様に制御できるため、吐出液体によって種々選択して使用することができる。
これらシリコーンオイルは市販品を用いることができ、例えば、東レ・ダウコーニング社製:SH−200、FZ−2123、L−7604、信越化学工業社製:KF−353、日本ユニカー社製:SS−2801、SS−2804などが挙げられる。
シリコーンオイル以外の洗浄液の構成成分としては、溶媒、界面活性剤、保湿剤、その他の添加剤等が挙げられる。これらの構成成分の材料は特に限定されないが、吐出液体と共通の構成成分であって固形分を含まないものが好ましい。
溶媒は水が中心であるが、さらに水溶性有機溶媒などを混合して用いることもできる。水溶性有機溶媒としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−へキサンジオール、グリセリン、1,2,6−へキサントリオール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,3−ブタントリオール、ペトリオール等の多価アルコール類、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等の多価アルコールアルキルエーテル類、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテル等の多価アルコールアリールエーテル類、N−メチル−2−ピロリドン、N−ヒドロキシエチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、1,3−ジメチルイミダゾリジノン、ε−カプロラクタム等の含窒素複素環化合物、ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド類、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン等のアミン類、ジメチルスルホキシド、スルホラン、チオジエタノール等の含硫黄化合物類、プロピレンカーボネート、炭酸エチレン、γ−ブチロラクトン等が挙げられる。
界面活性剤は洗浄性の向上、洗浄液の混合安定性の向上、洗浄後の再充填性の向上などのために必要に応じて添加される。
アニオン系界面活性剤としてはアルキルアリル又はアルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルエステル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、アルキルアリールエーテルリン酸塩、アルキルアリールエーテル硫酸塩、アルキルアリールエーテルエステル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンオレフィンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、エーテルカルボキシレート、スルホコハク酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル、脂肪酸塩、高級脂肪酸とアミノ酸の縮合物、ナフテン酸塩等が挙げられる。
カチオン系界面活性剤としてはアルキルアミン塩、ジアルキルアミン塩、脂肪族アミン塩、ベンザルコニウム塩、第4級アンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩、スルホニウム塩、ホスホニウム塩等が挙げられる。
ノニオン系界面活性剤としてはポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレングリコールエステル、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、グリセリンエステル、ソルビタンエステル、ショ糖エステル、グリセリンエステルのポリオキシエチレンエーテル、ソルビタンエステルのポリオキシエチレンエーテル、ソルビトールエステルのポリオキシエチレンエーテル、脂肪酸アルカノールアミド、アミンオキシド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、アルキル(ポリ)グリコキシド等がある。
両性界面活性剤としてはイミダゾリニウムベタイン等のイミダゾリン誘導体、ジメチルアルキルラウリルベタイン、アルキルグリシン、アルキルジ(アミノエチル)グリシン等がある。
本発明ではノニオン系界面活性剤の下記一般式(1)で表されるポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルが特に効果的である。その洗浄液中の含有量は、0.01〜10重量%が好ましく、さらに好ましくは0.05〜1.0重量%である。含有量が0.01重量%以上であれば洗浄性向上効果が現れ、10重量%以下であれば洗浄液そのものの保存安定性、発泡性などの問題が生じない。
Figure 2010180391
上記一般式(1)におけるm,n,x,yの値を変えることにより、疎水性、親水性の制御ができる。m,nを増やすとアルキル部が長くなり疎水性に傾き、x,yを増やすとオキシアルキレン部が長くなり親水性に傾く。さらに、x,yの比率を変えることによっても特性が変化し、泡性状等が異なるので、使用用途にあったものを選択できる。
保湿剤は主に流路内での洗浄液の乾燥を防いだり発泡を防ぐなどの目的で含有させる。
その例としては、水溶性多価アルコール、含窒素炭化水素溶媒、含硫黄炭化水素溶媒などが挙げられ、これらは、複数含有してもよい。これらの中でも水溶性多価アルコールが好ましく、具体例としてエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−へキサンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、グリセリン、1,2,6−へキサントリオール、1,3−ブタンジオール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,3−ブタントリオール、ペトリオール等が挙げられる。
その他の添加剤としては、pH調整剤、防腐防黴剤等が挙げられる。
pH調整剤としては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属元素の水酸化物、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩、第4級アンモニウム水酸化物やジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアミン、水酸化アンモニウム、第4級ホスホニウム水酸化物等が挙げられる。
防腐防黴剤としては、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、安息香酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、ぺンタクロロフェノールナトリウム、2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウム等が挙げられる。
吐出液体の例としてはインクジェット記録用インクが挙げられる。
インクの構成成分としては、たとえば、色材、湿潤剤、水溶性有機溶剤、界面活性剤、樹脂、その他の添加剤(防腐防黴剤、防錆剤、水溶性紫外線吸収剤、水溶性赤外線吸収剤、pH調整剤等)が挙げられる。このインクが乾燥すると、特に色材、樹脂などの固形分がノズル内に固着残留物として残り、それらが曲がりなどの吐出不良の原因となる。
色材としての顔料や樹脂エマルジョンのように、溶媒に溶解せずに分散しているものが固着残留物となり易い。顔料の場合は再分散性のあるものもあるが、樹脂エマルジョンは、一度固着すると新たに吐出液体に接触しても再分散しないこと、及び定着性付与のために添加していることが多く接着機能があることから、ノズル内壁などに固着してしまうと完全に除去するのは非常に難しい。しかし、本発明の洗浄液はこのような問題を解決できる。
色材としては、従来公知の種々の染料や顔料を使用することができるが、上記のとおり、顔料を使用した場合に固着残留分が生じやすく、本発明が特に有用である。なお、顔料(例えばカーボン)としては、その表面にスルホン基やカルボキシル基等の官能基を付加し水中に分散可能とした自己分散顔料や、顔料をマイクロカプセルに包含させ、該顔料を水中に分散可能なのものとしたものであっても良い。
色材としての顔料の添加量は、0.5〜25重量%程度が好ましく、より好ましくは2〜15重量%程度である。一般に顔料濃度が高くなると画像濃度が上がり画質が向上するが、定着性や吐出安定性、目詰まり等の信頼性に対しては悪影響が出易くなる。
顔料の粒径については特に制限は無いが、最大個数換算で最大頻度が20〜150nmの粒径の顔料インクが好ましい。粒径が150nmを超えると、インク中の顔料分散安定性が悪くなるばかりでなく、吐出安定性も劣化し、画像濃度などの画像品質も低くなり好ましくない。粒径が20nm未満では、インクの保存安定性、プリンタでの噴射特性は安定するが、そのように細かな粒径にするための分散操作や分級操作が複雑となり、経済的にインクを製造することが難しい。
顔料を分散させるための分散剤としては、従来公知のものを使用することができ、たとえば、高分子分散剤、水溶性界面活性剤などが挙げられる。
インクに添加する樹脂は、画像定着性の向上、画質の向上、顔料分散性の向上等の目的で必要に応じて用いる。
樹脂としては、種々の公知の合成又は天然高分子化合物を用いることができる。また、溶媒に溶けるタイプの樹脂ではなく、溶媒中で微粒子として分散した樹脂エマルジョンを用いてもよく、公知又は市販の樹脂エマルジョンを用いることができる。
その他のインクの構成成分である湿潤剤、水溶性有機溶剤、界面活性剤、防腐防黴剤、pH調整剤などは前記洗浄液の構成成分と同様であり、特に限定されるものではない。
図1を参照しながら、液滴吐出装置の一実施形態について説明する。本実施形態の液滴吐出装置はインクジェットプリンタであって、印刷用紙等の記録媒体に対し、例えば4色(ブラック、イエロー、シアン、マゼンタ)のインクを吐出して画像形成するものである。
インクジェットプリンタ1は、各色のインクを吐出する4個のインクジェットヘッド11と、4個のインクジェットヘッド11を搭載したキャリッジ12と、図示しない駆動系によりキャリッジ12が主走査方向(図の左右方向)に移動するのをガイドするガイドロッド13と、印刷用紙Pを副走査方向(図の上下方向)に搬送する用紙搬送機構14とを備えている。用紙搬送機構14は、図示しない駆動系により回転する搬送ローラ15、テンションローラ16、およびこれらの間に掛け渡された搬送ベルト17を有している。
各インクジェットヘッド11は、圧電素子からなる圧電アクチュエータを備えている。もちろん、インクを吐出するための他のアクチュエータ、例えば、サーマルアクチュエータ、形状記憶合金アクチュエータまたは静電アクチュエータを備えたものでもよい。
さらに、インクジェットプリンタ1は、各色のインクを収容した4個のインクカートリッジ18と、キャリッジ12に搭載され、各インクジェットヘッド11に連なる4個のサブタンク19と、各インクカートリッジ18と各サブタンク19とを連通するインク供給チューブ(図示省略)とを備えており、各インクカートリッジ18に収容された各色のインクが、各サブタンク19を介して各インクジェットヘッド11に供給されるようになっている。つまり、インク供給チューブ、サブタンク19およびインクジェットヘッド11のヘッド内流路により、インクジェットプリンタ1の液体流路が構成されている。なお、インク供給チューブには、インクカートリッジ18内のインクをサブタンク19へ供給するための供給ポンプ(図示省略)が付設されている。
また、液体流路の洗浄時に、液体流路に洗浄液を導入する場合には、インクカートリッジ18に代えて、本発明に係る洗浄液が収容されたカートリッジがセットされるようになっている。
本発明によれば、液体吐出ヘッドを搭載した液体吐出装置において、吐出液体残留物による悪影響がなくなるように、液体流路内を効果的に洗浄することができる洗浄液及び洗浄方法の提供を目的とする。
液滴吐出装置の一実施形態について説明する図。
以下、実施例及び比較例を示して本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。なお、例中の「部」は「重量部」である。
実施例1
Ni電鋳ノズル表面上に、シリコーンレジン(東レダウコーニングシリコーン社製SR−2411)をスプレー法で塗布して、約1.0μmの膜厚のシリコーン層を形成した。その際、ノズル孔及びノズル板裏面を水溶性樹脂でマスキングし、シリコーン層塗布形成後、剥離除去して形成した。次いで、200℃で1時間加熱硬化させて撥インク層とし、Ni/シリコーン樹脂からなるノズルプレートを作製した。
このNi/シリコーンノズルプレートを用いてヘッドを作製し、プリンター(リコー社製:IPSiO G707)に装着して、以下の評価を行なった。
まず、下記のインクを充填して印字を行ない、全ノズルからインクが吐出されていること、ベタ部にスジ、白抜け、噴射乱れが無いことを確認した。
次に、ノズル前面から外部のポンプでインクを吸引した後、インクジェット記録装置の供給ポンプを用いて供給口から下記の洗浄液を供給し、ノズル前面からポンプで洗浄液を吸引する動作を5回繰り返した。なお、インクジェットヘッドに洗浄液を導入する際には、インクジェットヘッドに代えて、洗浄液が入っているカートリッジをセットした。
<インク>
次の材料を混合攪拌後、1.0μmフィルターでろ過してブラックインクを作成した。
・顔料:CAB−O−JET 200(スルホン酸基付加型) 20.0部
・界面活性剤(日光ケミカルズ製:ECTD3NEX) 1.5部
・アクリルシリコン系樹脂エマルジョン 8.0部
(東洋インキ製:ナノクリルSBCX−2821)
・グリセリン 15.0部
・1,3−ブタンジオール 7.5部
・純水 48.0部
<洗浄液>
次の材料を混合攪拌後、0.1μmフィルターでろ過して洗浄液を作成した。
・ポリエーテル変性シリコーンオイル 2.0部
(東レダウコーニング製:FZ−2123)
・一般式(1)の界面活性剤(m+n=9〜11、x=7、y=2.5) 1.0部
(日本触媒製:ソフタノールEP−7025)
・グリセリン 15.0部
・1,3−ブタンジオール 7.5部
・純水 74.5部
その後、ノズル面に保湿キャップをしてプリンターを50℃60%RH環境下で1ヶ月間放置した後、インクを再充填し、5%チャートベタ部の筋、白抜け、噴射乱れの有無を目視し、以下の基準で評価した。結果を表1に示す。
なお、印刷パターンは、紙面全面積中、各色印字面積が5%であるチャートにおいて、各インクを100%dutyで印字した。印字条件は、記録密度は360dpi、ワンパス印字とした。
◎:ベタ部に白抜け、スジ、噴射乱れが無い。
○:ベタ部に白抜けはないが、スジ、噴射乱れが若干認められる。
△:ベタ部に白抜け、スジ、噴射乱れが一部に認められる。
×:ベタ部に白抜け、スジ、噴射乱れが全域にわたって認められる。
実施例2
洗浄液の処方を次のように変えた点以外は、実施例1と同様にして評価を行なった。
結果を表1に示す。
<洗浄液>
・ポリエーテル変性シリコーンオイル 0.4部
(東レダウコーニング製:FZ−2123)
・一般式(1)の界面活性剤(m+n=9〜11、x=7、y=2.5) 1.0部
(日本触媒製:ソフタノールEP−7025)
・グリセリン 15.0部
・1,3−ブタンジオール 7.5部
・純水 76.1部
実施例3
洗浄液の処方を次のように変えた点以外は、実施例1と同様にして評価を行なった。
結果を表1に示す。
<洗浄液>
・ポリエーテル変性シリコーンオイル 4.5部
(東レダウコーニング製:FZ−2123)
・一般式(1)の界面活性剤(m+n=9〜11、x=7、y=2.5) 1.0部
(日本触媒製:ソフタノールEP−7025)
・グリセリン 15.0部
・1,3−ブタンジオール 7.5部
・純水 72.0部
実施例4
洗浄液の処方を次のように変えた点以外は、実施例1と同様にして評価を行なった。
結果を表1に示す。
<洗浄液>
・ポリエーテル変性シリコーンオイル 6.0部
(東レダウコーニング製:FZ−2123)
・一般式(1)の界面活性剤(m+n=9〜11、x=7、y=2.5) 1.0部
(日本触媒製:ソフタノールEP−7025)
・グリセリン 15.0部
・1,3−ブタンジオール 7.5部
・純水 70.5部
実施例5
インク及び洗浄液の処方を次のように変えた点以外は、実施例1と同様にして評価を行なった。結果を表1に示す。
<インク>
次の材料を混合攪拌後、1.0μmフィルターでろ過してブラックインクを作成した。
・顔料:CAB−O−JET 200(スルホン酸基付加型) 20.0部
・界面活性剤(日光ケミカルズ製:ECTD3NEX) 1.5部
・ポリウレタン系樹脂エマルジョン(三井武田ケミカル製:W5661) 2.5部
・グリセリン 15.0部
・1,3−ブタンジオール 7.5部
・純水 53.5部
<洗浄液>
次の材料を混合攪拌後、0.1μmフィルターでろ過して洗浄液を作成した。
・ポリエーテル変性シリコーンオイル(信越化学工業製:KF−353) 2.5部
・一般式(1)の界面活性剤(m+n=9〜11、x=9、y=5) 1.0部
(日本触媒製:ソフタノールEP−9050)
・グリセリン 15.0部
・1,3−ブタンジオール 7.5部
・純水 74.0部
実施例6
洗浄液の処方を次のように変えた点以外は、実施例5と同様にして評価を行なった。
結果を表1に示す。
<洗浄液>
次の材料を混合攪拌後、0.1μmフィルターでろ過して洗浄液を作成した。
・ポリエーテル変性シリコーンオイル 3.0部
(東レダウコーニング製:L−7604)
・一般式(1)の界面活性剤(m+n=9〜11、x=9、y=5) 1.0部
(日本触媒製:ソフタノールEP−9050)
・純水 96.0部
実施例7
洗浄液の処方を次のように変えた点以外は、実施例5と同様にして評価を行なった。
結果を表1に示す。
<洗浄液>
次の材料を混合攪拌後、0.1μmフィルターでろ過して洗浄液を作成した。
・ポリエーテル変性シリコーンオイル(日本ユニカー製:SS−2804) 4.0部
・界面活性剤(日光ケミカルズ製:ECTD3NEX) 1.5部
・グリセリン 15.0部
・1,3−ブタンジオール 7.5部
・純水 72.0部
実施例8
インク及び洗浄液の処方を次のように変えた点以外は、実施例1と同様にして評価を行なった。結果を表1に示す。
<インク>
次の材料を混合攪拌後、0.8μmポリプロピレンフィルターで濾過し、マゼンタインクを作成した。
・顔料:Daiwa IJ Magenta R(ダイワ化成製) 50.0部
・界面活性剤(日光ケミカルズ製:ECTD3NEX) 1.0部
・グリセリン 5.2部
・ジエチレングリコール 15.6部
・純水 28.2部
<洗浄液>
次の材料を混合攪拌後、0.1μmフィルターでろ過して洗浄液を作成した。
・ポリエーテル変性シリコーンオイル(日本ユニカー製:SS−2801) 2.5部
・界面活性剤(日光ケミカルズ製:ECTD3NEX) 1.0部
・グリセリン 15.0部
・1,3−ブタンジオール 7.5部
・純水 74.0部
実施例9
Ni電鋳ノズル板表面上及びノズル孔内に、スパッタリング法で約50nmの膜厚のSiO層を形成した後、フッ素系シランカップリング剤として変性パーフルオロポリオキセタン(ダイキン工業製:オプツールDSX)を真空蒸着法で約100nm付着させた。次いで、大気中、150℃で2時間加熱して、Ni/フッ素系シランカップリング剤層からなるノズルプレートを作製した。
このノズルプレートを用いてヘッドを作製し、プリンター(リコー社製:IPSiO G707)に装着して、実施例1と同じインク及び次の洗浄液を用いて実施例1と同様にして評価を行なった。結果を表1に示す。
<洗浄液>
次の材料を混合攪拌後、0.1μmフィルターでろ過して洗浄液を作成した。
・シリコーンオイル(東レダウコーニング製:SH−200) 1.5部
・一般式(1)の界面活性剤(m+n=9〜11、x=7、y=2.5) 1.0部
(日本触媒製:ソフタノールEP−7025)
・グリセリン 15.0部
・1,3−ブタンジオール 7.5部
・純水 75.0部
比較例1
洗浄液の処方を次のように変えた点以外は、実施例1と同様にして評価を行なった。
結果を表1に示す。
<洗浄液>
次の材料を混合攪拌後、0.1μmフィルターでろ過して洗浄液を作成した。
・一般式(1)の界面活性剤(m+n=9〜11、x=7、y=2.5) 1.0部
(日本触媒製:ソフタノールEP−7025)
・グリセリン 15.0部
・1,3−ブタンジオール 7.5部
・純水 76.5部
比較例2
洗浄液の処方を次のように変えた点以外は、実施例5と同様にして評価を行なった。
結果を表1に示す。
<洗浄液>
次の材料を混合攪拌後、0.1μmフィルターでろ過して洗浄液を作成した。
・一般式(1)の界面活性剤(m+n=9〜11、x=9、y=5) 1.0部
(日本触媒製:ソフタノールEP−9050)
・グリセリン 15.0部
・1,3−ブタンジオール 7.5部
・純水 76.5部
比較例3
洗浄液の処方を次のように変えた点以外は、実施例6と同様にして評価を行なった。
結果を表1に示す。
<洗浄液>
次の材料を混合攪拌後、0.1μmフィルターでろ過して洗浄液を作成した。
・一般式(1)の界面活性剤(m+n=9〜11、x=9、y=5) 1.0部
(日本触媒製:ソフタノールEP−9050)
・純水 99.0部
比較例4
洗浄液の処方を次のように変えた点以外は、実施例7と同様にして評価を行なった。
結果を表1に示す。
<洗浄液>
次の材料を混合攪拌後、0.1μmフィルターでろ過して洗浄液を作成した。
・界面活性剤(日光ケミカルズ製:ECTD3NEX) 1.5部
・グリセリン 15.0部
・1,3−ブタンジオール 7.5部
・純水 76.0部
比較例5
洗浄液の処方を次のように変えた点以外は、実施例8と同様にして評価を行なった。
結果を表1に示す。
<洗浄液>
次の材料を混合攪拌後、0.1μmフィルターでろ過して洗浄液を作成した。
・界面活性剤(日光ケミカルズ製:ECTD3NEX) 1.0部
・グリセリン 15.0部
・1,3−ブタンジオール 7.5部
・純水 76.5部
比較例6
洗浄液の処方を次のように変えた点以外は、実施例9と同様にして評価を行なった。
結果を表1に示す。
<洗浄液>
次の材料を混合攪拌後、0.1μmフィルターでろ過して洗浄液を作成した。
・界面活性剤〔一般式(1)中、m+n=9〜11、x=7、y=2.5〕 1.0部
(日本触媒製:ソフタノールEP−7025)
・グリセリン 15.0部
・1,3−ブタンジオール 7.5部
・純水 76.5部
実施例10
比較例1の評価後、再度、ノズル前面から外部のポンプでインクを吸引し、次いでインクジェット記録装置の供給ポンプを用いて供給口から実施例1の洗浄液を供給し、ノズル前面からポンプで洗浄液を吸引する動作を5回繰り返し、最後に洗浄液を充填したまま、24時間放置した後に、洗浄液を吸引してインク流路から排出した。
この後、実施例1と同様にして、再度インクを充填して評価を行なった。結果を表1に示す。
実施例11
比較例1の評価後、再度、ノズル前面から外部のポンプでインクを吸引し、次いでインクジェット記録装置の供給ポンプを用いて供給口から実施例1の洗浄液を供給し、ノズル前面からポンプで洗浄液を吸引する動作を5回繰り返し、最後に洗浄液を充填したまま、圧電アクチュエータを洗浄液が吐出しない程度に5分間駆動して振動を加えた後に、洗浄液を吸引してインク流路から排出した。
この後、実施例1と同様にして、再度インクを充填して評価を行なった。結果を表1に示す。
比較例7
比較例1の評価後、再度、ノズル前面から外部のポンプでインクを吸引し、次いでインクジェット記録装置の供給ポンプを用いて供給口から比較例1の洗浄液を供給し、ノズル前面からポンプで洗浄液を吸引する動作を5回繰り返し、最後に洗浄液を充填したまま、24時間放置した後に、洗浄液を吸引してインク流路から排出した。
この後、実施例1と同様にして、再度インクを充填して評価を行なった。結果を表1に示す。
比較例8
比較例1の評価後、再度、ノズル前面から外部のポンプでインクを吸引し、次いでインクジェット記録装置の供給ポンプを用いて供給口から比較例1の洗浄液を供給し、ノズル前面からポンプで洗浄液を吸引する動作を5回繰り返し、最後に洗浄液を充填したまま、圧電アクチュエータを洗浄液が吐出しない程度に5分間駆動して振動を加えた後に、洗浄液を吸引してインク流路から排出した。
この後、実施例1と同様にして、再度インクを充填して評価を行なった。結果を表1に示す。
Figure 2010180391
1 インクジェットプリンタ
11 インクジェットヘッド
12 インクジェットヘッド11を搭載したキャリッジ
13 ガイドロッド
14 用紙搬送機構
15 搬送ローラ
16 テンションローラ
17 搬送ベルト
18 インクカートリッジ
19 サブタンク
P 印刷用紙
特開2005−146224号公報

Claims (5)

  1. 液体吐出ヘッドを搭載した液体吐出装置の液体流路の洗浄液であって、シリコーンオイルを含有することを特徴とする液体吐出装置用洗浄液。
  2. シリコーンオイルがポリエーテル変性シリコーンオイルであることを特徴とする請求項1記載の液体吐出装置用洗浄液。
  3. シリコーンオイルの添加量が、0.5〜5.0重量%であることを特徴とする請求項1又は2記載の液体吐出装置用洗浄液。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の洗浄液を用いることを特徴とする液体吐出装置の液体流路の洗浄方法。
  5. 圧電アクチュエータで駆動される液体吐出ヘッドを有する液体吐出装置の該ヘッド内を、圧電アクチュエータを駆動して洗浄することを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置の液体流路の洗浄方法。
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