JP2014177589A - インクジェット記録装置用洗浄液兼充填液、該洗浄液兼充填液を収容したカートリッジ、インクジェット記録装置の洗浄方法 - Google Patents

インクジェット記録装置用洗浄液兼充填液、該洗浄液兼充填液を収容したカートリッジ、インクジェット記録装置の洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】泡立ちが少なく、洗浄性に優れるとともに、印字検査に顔料インクを使用した場合でも、該インクとの相溶性に優れ、インクを再充填した際に吐出不良を起こさないインクジェット記録装置用洗浄液兼充填液の提供。
【解決手段】(1)少なくとも3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール、温度23℃、湿度80%環境中の平衡水分量が30質量%以上の水溶性有機溶剤、及び水を含有するインクジェット記録装置用洗浄液兼充填液。
(2)前記水溶性有機溶剤がグリセリン、1,3−ブタンジオール、トリエチレングリコールの少なくとも1種である(1)に記載のインクジェット記録装置用洗浄液兼充填液。
【選択図】なし

Description

本発明は、インクジェット記録装置の洗浄液兼充填液、該洗浄液兼充填液を収容したカートリッジ及び該洗浄液兼充填液を用いたインクジェット記録装置の洗浄方法に関する。
インクジェット記録装置は、通常、検査インク等での印字確認(吐出確認)を行った上で出荷されるため、印字検査後の洗浄に残存したインクを洗浄する必要がある。このような洗浄に使用される洗浄液としては、インク経路への濡れ性・洗浄力が必要とされ、濡れ性・洗浄性を確保する目的で、従来、界面活性剤を添加した洗浄液が用いられてきた。
しかし、この従来の洗浄液は、界面活性剤を含有するため泡立ちやすく、洗浄時に泡によるトラブルが発生したり、出荷後の装置内に微量に残る洗浄液によりインクの初期充填不良が発生するという問題があった。また界面活性剤の種類によっては、インク流路中の部材を劣化させたり、金属部材を腐食させたり、更には、装置内に微量に残る印字検査インクとの相溶性が悪く、吐出不良を起こすこともあった。更にインクを吐出するヘッドには通常撥インク処理が施されているが、その撥インク性を低下させる不具合もあった。
泡によるトラブルに関しては、起泡性の低い界面活性剤を使用する洗浄液も提案されている。例えば特許文献1では、特定構造のポリオキシアルキレンモノアルキルエーテルを含有する洗浄液を用いて起泡性や検査インク等との相溶性を改善しているが、洗浄効率の点ではまだ不十分である。また、再充填されるインクによっては抑泡性が不十分であるため、再充填性の問題は解消されていない。しかも、この洗浄液組成では金属部に微小な腐食が進行することがあり、ヘッドなどの耐久性の低下という問題が発生する場合がある。
また、特許文献2では、25℃おける水への溶解度が1%未満であるエチンジオール系非イオン性界面活性剤を使用して、泡立ちと耐凍結性を改善しているが、洗浄効率や顔料との相溶性の点でまだ不十分である。しかも、洗浄液の表面張力が28〜40mN/mであり、より表面張力の低いインクに対する洗浄性を十分確保できない場合がある。
インクジェット記録装置以外の洗浄剤としては、特許文献3に、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールと特定のグリコールエーテルを用いたスクリーン版洗浄剤が開示されており、特許文献4には、ノニオン界面活性剤及び/又はアルキレングリコールジアルキルエーテルを用いたフラックス洗浄剤が提案されている。しかし、グリコールエーテルは一般的に安全性に難があり、主成分として用いた洗浄液組成では、金属を接合するための接着剤を浸食する場合がある。また蒸発が速いため、蒸発時に発生する泡が原因となってインクを再充填した際に吐出不良を起こす場合があり、インクジェット記録装置用としては適さない。
本発明は、上記従来技術に鑑みなされたもので、泡立ちが少なく、洗浄性に優れるとともに、印字検査に顔料インクを使用した場合でも、該インクとの相溶性に優れ、インクを再充填した際に吐出不良を起こさないインクジェット記録装置用洗浄液兼充填液の提供を目的とする。
上記課題は、次の(1)の発明によって解決される。
(1) 少なくとも3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール、温度23℃、湿度80%環境中の平衡水分量が30質量%以上の水溶性有機溶剤、及び水を含有することを特徴とするインクジェット記録装置用洗浄液兼充填液。
本発明によれば、泡立ちが少なく、洗浄性に優れるとともに、印字検査に顔料インクを使用した場合でも、該インクとの相溶性に優れ、インクを再充填した際に吐出不良を起こさないインクジェット記録装置用洗浄液兼充填液を提供できる。
本発明のインクカートリッジの一例を示す説明図。 本発明のインクカートリッジ図1のケース(外装)を含めた説明図。
以下、上記本発明1)について詳しく説明するが、本発明の実施の形態には、次の2)〜4)も含まれるので、これらについても併せて説明する。
2) 前記水溶性有機溶剤が、グリセリン、1,3−ブタンジオール、トリエチレングリコールの少なくとも1種であることを特徴とする1)に記載のインクジェット記録装置用洗浄液兼充填液。
3) 1)又は2)に記載のインクジェット記録用洗浄液兼充填液を容器中に収容したことを特徴とするインクカートリッジ。
4) インク供給路にインクが充填されたインクジェット記録装置に対し、1)又は2)に記載のインクジェット記録装置用洗浄液兼充填液を通液して洗浄することを特徴とするインクジェット記録装置の洗浄方法。
インクジェット記録装置の洗浄液には少なくとも次の二つの特性が求められる。
(1)インク流路内の異物を剥離し押し流す洗浄能力が高いこと
(2)インク流路内の洗浄にはインクと混合置換しながらインク成分をインク流路から剥離する必要があり、この時、洗浄液によってインク流路部材を劣化させないこと
本発明は、洗浄液兼充填液(以下、洗浄液ともいう)中に、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールと、温度23℃、湿度80%環境中の平衡水分量が30質量%以上の水溶性有機溶剤を共存させることにより、上記特性を満足させたものである。
即ち、従来の界面活性剤を使用した洗浄液と同様のインク流路の洗浄能力を確保しつつ、界面活性剤を使用したときの泡の問題を解決し、かつ装置内に残る微量のインク中の色材成分との相溶性を確保したものである。
また、インクジェット記録装置のインク流路内に充填して、インクジェットヘッドやインク流路系を保存する充填液も、洗浄液と同様の機能を必要とするものであるから、充填液としても使用できるものである。
本発明の洗浄液兼充填液を構成する成分について説明する。
<水溶性有機溶剤>
水溶性有機溶剤は、流路内での洗浄液の乾燥を防ぐとともに、インクを再充填する際、洗浄液兼充填液が残留していてもインクと混合し易くするために含有させる。したがって出荷前の吐出確認用の検査インクや印刷に使用されるインクとの相溶性が高いことが好ましく、インクジェット用インクで使用される水溶性有機溶剤と同様のものを用いる。
このような水溶性有機溶剤としては、例えば、多価アルコール類、多価アルコールアルキルエーテル類、多価アルコールアリールエーテル類、含窒素複素環化合物、アミド類、アミン類、含硫黄化合物類、プロピレンカーボネート、炭酸エチレンが挙げられる。
これらの中でも平衡水分量の高い水溶性有機溶剤が好ましい。このような水溶性有機溶剤は、多量の水分を保持することができるため流動性を付与できる。
そこで、本発明では、温度23℃、湿度80%環境中の平衡水分量が30質量%以上の水溶性有機溶剤(以下、水溶性有機溶剤Aという。)を用いる。好ましくは40質量%以上である。このような水溶性有機溶剤Aを用いることにより、洗浄液の水分が蒸発して水分平衡に達した場合でも、水溶性有機溶剤Aが多量の水分を保持して粘度上昇を防ぎ、洗浄液の流動性を保持することができる。
なお、平衡水分量とは、水溶性有機溶剤と水との混合物を一定温度、湿度の空気中に開放して、溶液中の水の蒸発と空気中の水のインクへの吸収が平衡状態になったときの水分量を言う。具体的には、平衡水分量は、塩化カリウム飽和水溶液を用い、デシケーター内の温湿度を温度23±1℃、湿度80±3%に保ち、このデシケーター内に各水溶性有機溶剤を1gずつ秤量したシャーレを質量変化がなくなるまで保管し、次の式により求めることができる。
Figure 2014177589
また、水溶性有機溶剤Aの沸点は、140℃以上が好ましく、より好ましくは250℃以上である。沸点が140℃以上であれば、使用環境下において気化しないため、水溶性有機溶媒の気化による保持可能な水分量の減少を防ぐことができる。
水溶性有機溶剤Aの具体例としては、1,2,3−ブタントリオール(bp175℃/33hPa、38質量%)、1,2,4−ブタントリオール(bp190−191℃/24hPa、41質量%)、グリセリン(bp290℃、49質量%)、ジグリセリン(bp270℃/20hPa、38質量%)、トリエチレングリコール(bp285℃、39質量%)、テトラエチレングリコール(bp324−330℃、37質量%)、ジエチレングリコール(bp245℃、43質量%)、1,3−ブタンジオール(bp203−204℃、35質量%)等が挙げられる。
これらの中でもグリセリン、1,3−ブタンジオール、トリエチレングリコールは水分を含んだ場合に低粘度化するため、洗浄液の流動性を向上できるので好ましい。
また、水溶性有機溶剤Aを、水溶性有機溶剤剤全体の50質量%以上用いると、吐出安定性確保やインク流路内での廃インク固着防止に優れるため好ましい。
水溶性有機溶剤A以外にも、必要に応じて、水溶性有機溶剤Aの一部に代えて、又は、水溶性有機溶剤Aに加えて、温度23℃、湿度80%での平衡水分量が30質量%未満の水溶性有機溶剤(以下、水溶性有機溶剤Bという。)を併用することができる。このような水溶性有機溶剤Bとしては、例えば、多価アルコール類、多価アルコールアルキルエーテル類、多価アルコールアリールエーテル類、含窒素複素環化合物、アミド類、アミン類、含硫黄化合物類、プロピレンカーボネート、炭酸エチレンなどが挙げられる。
前記多価アルコール類としては、例えば、ジプロピレングリコール(bp232℃)、1,5−ペンタンジオール(bp242℃)、3−メチル−1,3−ブタンジオール(bp203℃)、1,2−ブタンジオール(bp191℃)、2,3−ブタンジオール(bp183℃)、1,2−プロパンジオール(bp187℃)、1,3−プロパンジオール(bp214℃)、2−メチル−2,4−ペンタンジオール(bp197℃)、エチレングリコール(bp196−198℃)、トリプロピレングリコール(bp267℃)、ヘキシレングリコール(bp197℃)、ポリエチレングリコール(粘調液体〜固体)、ポリプロピレングリコール(bp187℃)、1,6−ヘキサンジオール(bp253−260℃)、1,2,6−ヘキサントリオール(bp178℃)、トリメチロールエタン(固体、mp199−201℃)、トリメチロールプロパン(固体、mp61℃)などが挙げられる。
前記多価アルコールアルキルエーテル類としては、例えば、エチレングリコールモノエチルエーテル(bp135℃)、エチレングリコールモノブチルエーテル(bp171℃)、ジエチレングリコールモノメチルエーテル(bp194℃)、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(bp197℃)、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(bp231℃)、エチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル(bp229℃)、プロピレングリコールモノエチルエーテル(bp132℃)などが挙げられる。
前記多価アルコールアリールエーテル類としては、例えば、エチレングリコールモノフェニルエーテル(bp237℃)、エチレングリコールモノベンジルエーテルなどが挙げられる。
前記含窒素複素環化合物としては、例えば、2−ピロリドン(bp250℃、mp25.5℃、47−48質量%)、N−メチル−2−ピロリドン(bp202℃)、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(bp226℃)、ε−カプロラクタム(bp270℃)、γ−ブチロラクトン(bp204−205℃)などが挙げられる。
前記アミド類としては、例えば、ホルムアミド(bp210℃)、N−メチルホルムアミド(bp199−201℃)、N,N−ジメチルホルムアミド(bp153℃)、N,N−ジエチルホルムアミド(bp176−177℃)などが挙げられる。
前記アミン類としては、例えば、モノエタノールアミン(bp170℃)、ジエタノールアミン(bp268℃)、トリエタノールアミン(bp360℃)、N,N−ジメチルモノエタノールアミン(bp139℃)、N−メチルジエタノールアミン(bp243℃)、N−メチルエタノールアミン(bp159℃)、N−フェニルエタノールアミン(bp282−287℃)、3−アミノプロピルジエチルアミン(bp169℃)などが挙げられる。
前記含硫黄化合物類としては、例えば、ジメチルスルホキシド(bp139℃)、スルホラン(bp285℃)、チオジグリコール(bp282℃)などが挙げられる。
本発明の洗浄液兼充填液には、必要に応じて、防腐防黴剤、キレート剤、防錆剤、pH調整剤、湿潤剤等の種々の添加剤を加えることができる。これらは、インクに用いるのと同様のものが好ましい。
防腐防黴剤としては、例えば、デヒドロ酢酸ナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウム、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェノールナトリウム等が挙げられる。
キレート剤としては、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸ナトリウム、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム、ウラミル二酢酸ナトリウム等が挙げられる。
防錆剤としては、酸性亜硫酸塩、チオ硫酸ナトリウム、チオグリコール酸アンモン、ジイソプロピルアンモニウムニトライト、四硝酸ペンタエリスリトール、ジクロロヘキシルアンモニウムニトライト、ベンゾトリアゾール等が挙げられる。
pH調整剤としては、調合される洗浄液兼充填液に悪影響を及ぼさず、インクジェット記録装置のインク流路にダメージを与えないものであれば特に限定されない。その例としては、塩基性に調整するときは、ジエタノールアミンやトリエタノールアミン等のアミン類、水酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物、第四級アンモニウム水酸化物等の第四級化合物水酸化物、炭酸ナトリウム等のアルカリ金属炭酸塩が挙げられる。また、酸性に調整するときは、塩酸や硫酸等に無機酸、酢酸や蓚酸等の有機酸が挙げられる。
湿潤剤は、水溶性有機溶剤による浸透性を補うものであり、20℃の水に対する溶解度が0.2〜5.0質量%のポリオールが望ましい。このようなポリオールの例としては、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール等の脂肪族ジオールが挙げられる。
更に、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等の多価アルコールのアルキル及びアリールエーテル類、エタノール等の低級アルコール類を併用してもよい。
また、糖類などの固体湿潤剤を添加してもよい。糖類としては、単糖類、二糖類、オリゴ糖類(三糖類、四糖類を含む)、多糖類などが挙げられる。具体的には、グルコース、マンノース、フルクトース、リボース、キシロース、アラビノース、ガラクトース、マルトース、セロビオース、ラクトース、スクロース、トレハロース、マルトトリオースなどが挙げられる。ここで、多糖類とは広義の糖を意味し、α−シクロデキストリン、セルロースなど自然界に広く存在する物質を含む意味に用いることとする。また、これらの糖類の誘導体としては、前記した糖類の還元糖〔例えば、糖アルコール(一般式:HOCH(CHOH)nCHOH(ただし、nは2〜5の整数を表す)で表わされる〕、酸化糖(例えば、アルドン酸、ウロン酸など)、アミノ酸、チオ酸などが挙げられる。これらの中でも、糖アルコールが好ましく、具体例としてはマルチトール、ソルビットなどが挙げられる。
また、本発明の効果を損なわない程度であれば、界面活性剤を併用してもよい。
本発明のインクジェット記録装置の洗浄方法は、上記洗浄液兼充填液をインク流路内に供給し、排出する工程を繰り返せば良く、例えば、インクジェット記録装置本体の供給、吸引機構を用いて、洗浄液兼充填液の入ったカートリッジから洗浄液兼充填液をインク流路内に供給、排出を繰り返す方法、インクジェット記録装置本体に設けているインク容器に洗浄液兼充填液を入れ、外部からインク容器を加圧してインク流路内に供給、排出する方法、ヘッド側から外部のポンプを用い、洗浄液兼充填液をインク流路内へ供給し、吸引により排出する方法等が挙げられるが、特に、上記の洗浄液兼充填液の入ったカートリッジを用いると、洗浄が簡単に行えるので好ましい。
本発明のインクカートリッジは、本発明のインクを容器中に収容するものであり、更に必要に応じて適宜選択したその他の部材を有することもできる。
容器の形状、構造、大きさ、材質などは特に制限は無く目的に応じて適宜選択できる。例として、アルミニウムラミネートフィルム、樹脂フィルムなどで形成されたインク袋を有するものなどが挙げられる。
本発明のインクカートリッジの一例について、図1及び図2を参照して説明する。
図1は本発明のインクカートリッジの一例を示す図であり、図2は図1のインクカートリッジ200のケース(外装)も含めた図である。インクカートリッジ200は、図1に示すように、インク注入口242からインク袋241内に充填され、排気した後、該インク注入口242は融着により閉じられる。使用時には、ゴム部材からなるインク排出口243に装置本体の針を刺して装置に供給される。インク袋241は、透気性のないアルミニウムラミネートフィルム等の包装部材により形成されている。このインク袋241は、図2に示すように、通常、プラスチックス製のカートリッジケース244内に収容され、各種インクジェット記録装置に着脱可能に装着して用いられるようになっている。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
<洗浄液兼充填液の調製>
実施例1
下記処方の材料を室温で充分に攪拌、混合した後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過して、実施例1の洗浄液兼充填液を得た。
(処方)
・3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 15質量%
・グリセリン 15質量%
・イオン交換水 70質量%
実施例2
下記処方の材料を室温で充分に攪拌、混合した後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過して、実施例2の洗浄液兼充填液を得た。
(処方)
・3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 10質量%
・1,3−ブタンジオール 20質量%
・イオン交換水 70質量%
実施例3
下記処方の材料を室温で充分に攪拌、混合した後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過して、実施例3の洗浄液兼充填液を得た。
(処方)
・3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 15質量%
・グリセリン 10質量%
・1,3−ブタンジオール 10質量%
・イオン交換水 65質量%
実施例4
下記処方の材料を室温で充分に攪拌、混合した後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過して、実施例4の洗浄液兼充填液を得た。
(処方)
・3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 15質量%
・トリエチレングリコール 20質量%
・イオン交換水 65質量%
実施例5
下記処方の材料を室温で充分に攪拌、混合した後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過して、実施例5の洗浄液兼充填液を得た。
(処方)
・3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 15質量%
・ジグリセリン 15質量%
・イオン交換水 70質量%
実施例6
下記処方の材料を室温で充分に攪拌、混合した後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過して、実施例6の洗浄液兼充填液を得た。
(処方)
・3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 10質量%
・グリセリン 10質量%
・3−メチル−1,3−ブタンジオール 10質量%
・イオン交換水 70質量%
実施例7
下記処方の材料を室温で充分に攪拌、混合した後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過して、実施例7の洗浄液兼充填液を得た。
(処方)
・3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 10質量%
・グリセリン 15質量%
・2,3−ブタンジオール 5質量%
・イオン交換水 70質量%
比較例1
下記処方の材料を室温で充分に攪拌、混合した後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過して、比較例1の洗浄液兼充填液を得た。
(処方)
・3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 30質量%
・イオン交換水 70質量%
比較例2
下記処方の材料を室温で充分に攪拌、混合した後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過して、比較例2の洗浄液兼充填液を得た。
(処方)
・グリセリン 30質量%
・イオン交換水 70質量%
比較例3
下記処方の材料を室温で充分に攪拌、混合した後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過して、比較例3の洗浄液兼充填液を得た。
(処方)
・トリエチレングリコール 30質量%
・イオン交換水 70質量%
比較例4
下記処方の材料を室温で充分に攪拌、混合した後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過して、比較例4の洗浄液兼充填液を得た。
(処方)
・3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 15質量%
・1,3−プロパンジオール 15質量%
・イオン交換水 70質量%
比較例5
下記処方の材料を室温で充分に攪拌、混合した後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過して、比較例5の洗浄液兼充填液を得た。
(処方)
・3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 15質量%
・ジエチレングリコールモノブチルエーテル 15質量%
・ソフタノールEP−7045(日本触媒化学工業社製界面活性剤) 1.0質量%
・イオン交換水 69質量%
比較例6
下記処方の材料を室温で充分に攪拌、混合した後、平均孔径0.8μmのメンブレンフィルターで濾過して、比較例6の洗浄液兼充填液を得た。
(処方)
・グリセリン 15質量%
・ジエチレングリコールモノブチルエーテル 15質量%
・サーフィノール485(エアープロダクツ社製界面活性剤) 0.5質量%
・イオン交換水 69.5質量%
<評価インクの調製>
下記のようにして、洗浄液兼充填液を評価する評価インクを調製した。

−ポリマー溶液の調製−
機械式攪拌機、温度計、窒素ガス導入管、還流管及び滴下ロートを備えた1Lのフラスコ内を充分に窒素ガス置換した後、スチレン11.2g、アクリル酸2.8g、ラウリルメタクリレート12.0g、ポリエチレングリコールメタクリレート4.0g、スチレンマクロマー4.0g及びメルカプトエタノール0.4g、メチルエチルケトン40gを混合し、65℃に昇温した。次に、スチレン100.8g、アクリル酸25.2g、ラウリルメタクリレート108.0g、ポリエチレングリコールメタクリレート36.0g、ヒドロキシルエチルメタクリレート60.0g、スチレンマクロマー36.0g、メルカプトエタノール3.6g、アゾビスメチルバレロニトリル2.4g及びメチルエチルケトン342gの混合溶液を、2.5時間かけてフラスコ内に滴下した。滴下終了後、アゾビスメチルバレロニトリル0.8g及びメチルエチルケトン18gの混合溶液を、0.5時間かけてフラスコ内に滴下した。65℃で1時間熟成した後、アゾビスメチルバレロニトリル0.8gを添加し、更に1時間熟成した。反応終了後、濃度が50質量%のポリマー溶液800gを得た。
−イエロー顔料含有ポリマー微粒子水分散体の調製−
前記ポリマー溶液28gとC.I.ピグメントイエロー74を26g、1mol/Lの水酸化カリウム水溶液13.6g、メチルエチルケトン20g及びイオン交換水13.6gを十分に攪拌した後、ロールミルを用いて混練した。
得られたペーストを純水200gに投入し、充分に攪拌した後、エバポレータ用いてメチルエチルケトン及び水を留去し、顔料を15質量%含有する、固形分20質量%のイエロー顔料含有ポリマー微粒子の水分散体を得た。

−イエロー顔料インクの調製−
1,3−ブタンジオール15質量%、グリセリン15質量%、ポリフォックスPF−151N(OMNOVA製)1質量%、オクタンジオール2質量%を、1時間攪拌し均一に混合した。この混合液に対し、前記イエロー顔料含有ポリマー微粒子水分散体40質量%を添加し、合計100質量%となるように残量の水を添加して1時間撹拌した。その後、0.8μmセルロースアセテートメンブランフィルターにより加圧濾過し、粗大粒子を除去して評価用イエローインクを得た。
−マゼンタ顔料含有ポリマー微粒子水分散体の調製−
前記ポリマー溶液17.5gとC.I.ピグメントレッド122を32.5g、1mol/Lの水酸化カリウム水溶液8.5g、メチルエチルケトン13g、及びイオン交換水13.6gを十分に攪拌した後、ロールミルを用いて混練した。
得られたペーストを純水200gに投入し、充分に攪拌した後、エバポレータ用いてメチルエチルケトン及び水を留去し、顔料を15質量%含有する、固形分20質量%のマゼンタ顔料含有ポリマー微粒子の水分散体を得た。

−マゼンタ顔料インクの調製−
3−メチル−1,3−ブタンジオール15質量%、グリセリン15質量%、Zonyl FSO−100(Dupont社製)0.5質量%、1,2−ヘキサンジオール1質量%を混合し1時間攪拌して均一に混合した。この混合液に対し、前記マゼンタ顔料含有ポリマー微粒子水分散体40質量%を添加し、合計100質量%となるように残量の水を添加して1時間撹拌した。その後、0.8μセルロースアセテートメンブランフィルターにより加圧濾過し、粗大粒子を除去して評価用マゼンタインクを得た。
−シアン顔料含有ポリマー微粒子水分散体の調製−
色材をC.I.ピグメントブルー15:3に変えた点以外は、イエロー顔料含有ポリマー微粒子水分散体の調製と同様にしてシアン顔料含有ポリマー微粒子の水分散体を得た。

−シアン顔料インクの調製−
1,3−ブタンジオール15質量%、グリセリン15質量%、ポリフォックスPF−151N(OMNOVA社製)1質量%、オクタンジオール2質量%を、1時間攪拌し均一に混合した。この混合液に対し、前記シアン顔料含有ポリマー微粒子水分散体40質量%を添加し、合計100質量%となるように残量の水を添加して1時間撹拌した。その後、0.8μmセルロースアセテートメンブランフィルターにより加圧濾過し、粗大粒子を除去して評価用シアンインクを得た。
−ブラック顔料インクの調製−
下記処方の材料を室温で充分に攪拌した後、平均孔径1.5μmのメンブレンフィルターで濾過して、評価用ブラックインクを得た。
(処方)
・KM−9036(東洋インキ社製、自己分散型顔料) 50質量%
・グリセリン 10質量%
・1,3−ブタンジオール 15質量%
・2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2質量%
・2−ピロリドン 2質量%
・界面活性剤オルフィン1010(日信化学工業社製) 1質量%
・シリコーン消泡剤KS508(信越化学社製) 0.1質量%
・イオン交換水 19.9質量%
上記実施例及び比較例の各洗浄液兼充填液を用いて下記の評価を行った。
評価1は、洗浄液兼充填液に関する評価である。また、評価2〜評価4は、洗浄液兼充填液と評価用インクを用いた評価であり、4色全ての評価用インクについて評価を行い、評価結果が最も悪い色の結果を示した。結果を纏めて表1に示す。
評価1:洗浄液兼充填液の起泡性・消泡性評価
作製した洗浄液兼充填液を100mLのメスシリンダーに10mL入れ、10℃の環境下で該洗浄液に空気を注入した。そして、該インクと起泡の体積合計が100mLになった時点、又は60秒経過した時点で空気の注入を停止した。
空気の注入から空気の注入を停止するまでの時間を起泡時間とし、空気の注入を停止した時点から該インクと気泡の合計体積が20mLになるまでの時間を計測して消泡時間とし、以下の基準で評価した。起泡性と消泡性の結果の悪い方を泡立ちの評価結果とした。

〔評価基準〕
(起泡性)
◎:泡がたたない
○:起泡時間が30秒以上
△:起泡時間が15秒以上、30秒未満
×:起泡時間が15秒未満

(消泡性)
◎:消泡時間が10秒未満(泡がたたない場合も含む)
○:消泡時間が10秒以上、20秒未満
△:消泡時間が20秒以上、30秒未満
×:消泡時間が30秒以上
評価2:洗浄液兼充填液の洗浄性評価
インクジェットプリンター(IPSIO GX3000、リコー社製)に、各色の評価用インクを充填したカートリッジを取り付けてノズルチェックパターンを印字し、ノズル抜けが無いことを確認した。
次いで、洗浄液兼充填液を充填したカートリッジを全カートリッジの代りに取り付け、ヘッドリフレッシング動作を6回実施した。次いで、プリンターの維持ユニットを動作させ、各ヘッドから4.5cc吸引しては再び充填する動作を3回繰り返し、最後に各ヘッドから吸引した液について吸光度を測定した。そして各色のλmaxの波長における吸光度から顔料濃度(%)を算出し、下記の基準で評価した。
〔評価基準〕
◎:インクの吸光度の0.5%未満
○:インクの吸光度の0.5%以上、1%未満
△:インクの吸光度の1%以上、2%未満
×:インクの吸光度の2%以上
評価3:相溶性評価
洗浄液兼充填液97gと各評価用インク3gを混合し、90℃の恒温槽中に8時間放置した。次いで、恒温槽から取り出して2時間静置し、液の状態を目視で観察して、下記の基準で評価した。
〔評価基準〕
◎:分離が全く見られない。
○:わずかに濃淡が観察される。
△:色材の沈殿がわずかに認められる。
×:色材が沈殿している。
評価4:再充填性評価
評価2で洗浄した後のインクジェットプリンター(IPSIO GX3000、リコー社製)を40℃の恒温槽中に24時間放置し、各評価用インクを充填したインクカートリッジを取り付け、初期充填動作を実施した。次いで、ノズルチェックパターンを印字し、充填動作後にヘッドリフレッシング動作を繰り返し、ノズルチェックにおいて吐出不良(ノズルの不吐出や吐出曲がり=画像に対する白筋や黒筋が目立つ状態)が無くなるまでのヘッドリフレッシング回数により、下記の基準で評価した。(最大8回まで)
〔評価基準〕
◎:ヘッドリフレッシング1回
○:ヘッドリフレッシング2回
△:ヘッドリフレッシング3回〜4回
×:ヘッドリフレッシング5回以上必要、又は回復不能
Figure 2014177589
表1から分かるように、実施例1〜7では、評価1〜評価4の全てにおいて優れた結果が得られた。水溶性有機溶剤Aが、グリセリン、1,3−ブタンジオール及び/又はトリエチレングリコールの実施例1〜4、6、7は、全般にわたって特に優れている結果となった。
一方、比較例では、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールと水溶性有機溶剤Aの少なくとも一方が欠如しているため、良好な結果は得られなかった。傾向として、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノールのみを使用した比較例1、4、5は、洗浄性は良好であるが、再充填性が良好でなかった。また、界面活性剤を使用した比較例5、6では、洗浄性は問題なかったが、泡立ちに問題があった。
特許4397220号公報 特開2007−091846号公報 特開平8−188797号公報 特開平7−109493号公報

Claims (4)

  1. 少なくとも3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール、温度23℃、湿度80%環境中の平衡水分量が30質量%以上の水溶性有機溶剤、及び水を含有することを特徴とするインクジェット記録装置用洗浄液兼充填液。
  2. 前記水溶性有機溶剤が、グリセリン、1,3−ブタンジオール、トリエチレングリコールの少なくとも1種であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置用洗浄液兼充填液。
  3. 請求項1又は2に記載のインクジェット記録用洗浄液兼充填液を容器中に収容したことを特徴とするインクカートリッジ。
  4. インク供給路にインクが充填されたインクジェット記録装置に対し、請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置用洗浄液兼充填液を通液して洗浄することを特徴とするインクジェット記録装置の洗浄方法。
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