JP2002241793A - 電子部品用洗浄剤 - Google Patents

電子部品用洗浄剤

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JP2002241793A
JP2002241793A JP2001044336A JP2001044336A JP2002241793A JP 2002241793 A JP2002241793 A JP 2002241793A JP 2001044336 A JP2001044336 A JP 2001044336A JP 2001044336 A JP2001044336 A JP 2001044336A JP 2002241793 A JP2002241793 A JP 2002241793A
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cleaning agent
ether
carbon atoms
liquid crystal
water
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JP2001044336A
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Teruo Sakai
暉夫 坂井
Masao Fukuda
政雄 福田
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 微細なギャップを有する液晶セル等の電子部
品に残存する液晶等の有機物を除去するための、洗浄性
とリンス性に優れ、電子部品に腐蝕を発生させない洗浄
剤を提供する。 【解決手段】 分子中にC〜C20のフッ素化アルキ
ル基および/またはジメチルシロキサン単位を含有する
有機化合物からなる電子部品用洗浄剤。またA、1種以
上の疎水性溶剤(B)および/または1種以上の親水性
溶剤(C)からなる洗浄剤。またBが炭素数8〜20の
炭化水素であり、Cが水溶性グリコールエーテル、2−
ピロリドンまたはN−アルキル−2−ピロリドンの1種
以上である洗浄剤。さらに水をA、B、Cおよび水の合
計重量に基づいて3〜65%含有する洗浄剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品用洗浄
剤、とくに、狭いギャップを有する液晶セルに残存する
液晶を除去するのに好適に用いられる洗浄剤に関する。
【0002】
【従来の技術】これまで液晶セル等の電子部品用の洗浄
剤としては、非イオン系界面活性剤と水からなる水系洗
浄剤(特開平4−38100号公報など)、非水溶性溶
剤を用いた非水系洗浄剤(特開平4−292699号公
報など)、水溶性溶剤と水からなる準水系洗浄剤(特開
平4−170500号公報など)が提案されている。し
かしながら、これらの洗浄剤が洗浄できるたとえば液晶
セル基板間のギャップは10μm程度であり、このギャ
ップが2〜5μmとなるとこれらの洗浄剤では洗浄不
良、リンス不良となって液晶セルの電極等の金属部が腐
蝕し易くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、狭いギャッ
プを有する液晶セル等の電子部品に残存する液晶等の洗
浄性、リンス性に優れ、かつ洗浄後の液晶セル等の電子
部品に腐蝕が発生しない電子部品用洗浄剤を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意研究した結果、本発明に到達した。す
なわち、本発明は、分子中に炭素数1〜20のフッ素化
アルキル基および/またはジメチルシロキサン単位を含
有する有機化合物(A)からなることを特徴とする電子
部品用洗浄剤である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明における有機化合物(A)
のうち、分子中にフッ素化アルキル基を含有するもの
(ア)としては、フッ素化アルキル基の炭素数が通常1
〜20、好ましくは3〜18であり、水不溶性(25℃
で1重量%以下)で分子量が通常200〜500,00
0(重量平均分子量、以下Mwと略記)の有機フッ素化
合物が挙げられる。フッ素化アルキル基の炭素数が20
を超えると、たとえば液晶セルのギャップへの洗浄剤の
浸透性が悪くなる。このような有機フッ素化合物の具体
例としては次のものが挙げられる。
【0006】(ア1)炭素数1〜20のフッ素化アルキ
ル基含有のビニル単量体の単独重合体またはフッ素非含
有のビニル単量体との共重合体フッ素化アルキル基を含
有するビニル単量体としては下記一般式(1)および
(2)で表される化合物が挙げられる。 CH2=CR1-COO(X)p-Rf (1) CH2=C(CH2CH2CqF2q+1)-COOCH2CH2CqF2q+1 (2) 一般式(1)において、Rfは炭素数1〜20のフッ素
化アルキル基であり、直鎖状、分岐状いずれでもよく、
また主鎖中に酸素原子を含有しているもの、たとえば-C
F2CF2OCF(CF3)2等でもよい。R1はH、CH3、Clまた
はFであり、Xは2価の連結基であり、具体例として
は、-(CH2)n-、-CH2CH(OH)(CH2)n-、-(CH2)nNR2SO2-、-
(CH2)nNR2CO-(但し、nは1〜10の整数、R2はHま
たは炭素数1〜6のアルキル基を示す。)、-CH(CH3)
-、-CH(CH2CH3)-、-C(CH3)2-、-CH(CF3)-、-C(CF3)2-、
-C(CF3)CH3-、等が挙げられ、pは0または1である。
一般式(2)において、qは1〜14の整数を示す。
【0007】フッ素化アルキル基を含有するビニル単量
体の具体例としては、下記のもの、およびこれらの混合
物等が挙げられる。 CH2=CHCOOCH2CH2C8F17 CH2=C(CH3)COOCH2CH2C8F17 CH2=CHCOOCH2CH2C12F25 CH2=CFCOOCH2CH2C6F13 CH2=C(CH3)COOCH2CH2C20F41 CH2=C(CH3)COO(CH2)6C10F21 CH2=CHCOOCH2(CF2)2H CH2=CFCOOCH2CH(OH)CH2C8F17 CH2=CHCOOCH2CH2N(C3H7)SO2C8F17 CH2=CHCOO(CH2)8N(CH3)COC12F25 CH2=C(CH2CH2C8H17)COOCH2CH2C8F17
【0008】フッ素非含有のビニル単量体としては、炭
素数2〜25、たとえばエチレン、プロピレン、ブタジ
エン、クロロプレン、塩化ビニル、スチレン、(メタ)
アクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸アミド、アク
リルアミド、N−メチロールアクリルアミド、アクリロ
ニトリル、ビニルアセテートおよびこれらの混合物が挙
げられる。これらの(共)重合体は公知のビニル重合方
法で得られ、たとえばラジカル開始剤(アゾ系、パーオ
キシド系、レドックス系など)を用いた溶液重合法、エ
マルション重合法が挙げられる。重合体のMwは重合反
応の制御上および洗浄剤の液晶セルギャップへの浸透性
の観点から好ましくは2,000以上、さらに好ましく
は5,000〜200,000である。
【0009】(ア2)炭素数1〜20のフッ素化アルキ
ル基含有のモノオールもしくは多価アルコールとフッ素
化されていてもよいモノカルボン酸もしくは多価カルボ
ン酸との(ポリ)エステル;またはフッ素化されていて
もよいモノオールもしくは多価アルコールと炭素数1〜
20のフッ素化アルキル基含有のモノカルボン酸もしく
は多価カルボン酸との(ポリ)エステル上記ポリエステ
ル成分の具体例としては下記のもの等が挙げられる。
【0010】アルコール成分〔分子量32〜Mw5,0
00〕としては、フッ素化アルキル基含有モノオール
〔C8F17CH2CH2OH、C8H17SO2N(C2H5)CH2CH2OHなど〕、フ
ッ素化アルキル基含有多価アルコール〔C8H17SO2N(CH2C
H2OH)2、C8H17SO2N(C3H7)CH2CH(OH)CH2OHなど〕、フッ素
非含有モノオール(炭素数1〜20、たとえば2−エチ
ルヘキサノール、ステアリルアルコール)、フッ素非含
有多価アルコール〔分子量62〜Mw5,000、たと
えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエ
チレングリコール、グリセリン、ポリプロピレングリコ
ール(分子量200〜Mw5,000)など〕およびこ
れらの混合物が挙げられる。カルボン酸成分としては、
フッ素化アルキル基含有モノカルボン酸〔C7F15COOH、C
8F17SO2N(C2H5)CH2COOHなど〕、フッ素化アルキル基含
有多価カルボン酸〔C 9F19CH2CH2CH(COOH)COOHなど〕、
フッ素非含有モノカルボン酸(炭素数1〜20、たとえ
ば酢酸、プロピオン酸、オクチル酸、2−エチルヘキサ
ン酸)、フッ素非含有多価カルボン酸(炭素数2〜1
5、たとえばアジピン酸、セバシン酸、フタル酸、マレ
イン酸、トリメリット酸など)、およびこれらの混合物
が挙げられる。上記成分から得られる(ポリ)エステル
の分子量は、洗浄剤の液晶セルギャップへの浸透性の観
点から好ましくは200〜Mw20,000、さらに好
ましくは300〜Mw10,000である。
【0011】(ア3)炭素数1〜20のフッ素化アルキ
ル基を有するモノオールまたは多価アルコールとモノ−
またはポリイソシアネートとの(ポリ)ウレタンフッ素
化アルキル基を有するモノオールまたは多価アルコール
は、必要に応じてフッ素非含有のモノオール〔前記
(ア)で例示したものに同じ〕または多価アルコール
〔前記(ア)で例示したものに同じ〕を併用してもよ
い。モノイソシアネートとしては、炭素数(NCO基の
炭素数を除く、以下同じ)6〜15、たとえばフェニル
イソシアネート、ナフチルイソシアネートが挙げられ、
ポリイソシアネートとしては炭素数7以上、たとえばヘ
キサメチレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネ
ート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレ
ンポリフェニルポリ(2〜6価)イソシアネートが挙げ
られる。上記成分から得られる(ポリ)ウレタンの分子
量は、洗浄剤の液晶ギャップへの浸透性の観点から好ま
しくは200〜Mw20,000、さらに好ましくは3
00〜Mw10,000である。
【0012】(ア4)炭素数1〜20のフッ素化アルキ
ル基を有するエポキシ化合物の単独重合体または該エポ
キシ化合物とフッ素非含有エポキシ化合物との共重合体
炭素数1〜20のフッ素化アルキル基を有するエポキシ
化合物としては、下記のもの等が挙げられる。 フッ素非含有エポキシ化合物としては、プロピレンオキ
シド、エピクロルヒドリンなどが挙げられる。上記成分
から得られる(共)重合体の分子量は、重合反応の制御
上および洗浄剤の液晶ギャップへの浸透性の観点から好
ましくはMw500〜200,000、さらに好ましく
はMw1,000〜50,000である。
【0013】本発明における有機化合物(A)のうち、
分子中にジメチルシロキサン単位を含有するシリコーン
化合物(イ)としては、下記の一般式で表されるものが
挙げられる。 (イ1)ジメチルポリシロキサン Si(CH3)3O-Xs-Si(CH3)2CH3 (3) (イ2)アルキルアラルキル変性シリコーン Si(CH3)3O-Xs-[Si(CH3)R3-O]t-Si(CH3)2CH3 (4) (イ3)アルコール変性シリコーン Si(CH3)3O-Xs-[Si(CH3)(R4OH)-O]t-Si(CH3)2CH3 (5) および/または HO-R4-Xs-Si(CH3)2R4OH (6) (イ4)アミノ変性シリコーン Si(CH3)3O-Xs-[Si(CH3)(R4NH2)-O]t-Si(CH3)2CH3 (7) (イ6)カルボキシル変性シリコーン Si(CH3)3O-Xs-[Si(CH3)(R4COOH)-O]t-Si(CH3)2CH3 (9) (イ7)フッ素変性シリコーン Si(CH3)3O-Xs-[Si(CH3)(R4CF3)-O]t-Si(CH3)2CH3 (10) (イ8)ポリエーテル変性シリコーン Si(CH3)3O-Xs-〔Si(CH3)[R5O(C2H4O)a-(C3H6O)bR6]-O〕u-Si(CH3)2CH3 (11) (イ9)アルキルアラルキルポリエーテル変性シリコーン Si(CH3)3O-Xs-[Si(CH3)R3-O]t-〔Si(CH3)[R5O(C2H4O)a-(C3H6O)bR6]-O〕u-Si( CH3)2CH3 (12) [式中、Xは-Si(CH3)2-O-、;R3は炭素数2〜20の
アルキル基または炭素数7〜20のアラルキル基、R4
は炭素数1〜20のアルキレン基、R5は炭素数3〜4
のアルキレン基、R6はHまたは炭素数1〜4のアルキ
ル基;sは20〜100の整数、tは1〜20の整数、
uは1〜20の整数、aとbとは10≦a+b≦60か
つ0/10≦b/a≦8/2を満足する整数を表す。]
【0014】上記シリコーン化合物のうち、洗浄性の観
点から好ましいのは、(イ2)、(イ4)、およびとく
に好ましいのは(イ3)、(イ7)、(イ8)および
(イ9)である。
【0015】本発明における(A)として、上記(ア)
と(イ)はそれぞれ単独で用いてもよいし、また併用し
て用いてもよい。(ア)と(イ)を併用して用いる場合
の重量比(ア)/(イ)は通常1/1,000〜1/
1、洗浄剤の液晶セルギャップへの浸透性とリンス性の
観点から好ましくは10/1,000〜500/1,0
00、さらに好ましくは100/1,000〜300/
1,000である。
【0016】本発明における(A)は通常、溶剤に溶解
して用いられる。溶剤としては疎水性溶剤(B)および
親水性溶剤(C)が挙げられる。
【0017】本発明における疎水性溶剤(B)として
は、20℃における水に対する溶解度が3%未満であ
る、炭化水素(B1)、エステル(B2)、ケトン(B
3)、エーテル(B4)、アミン(B5)、アミド(B
6)、アルコール(B7)、グリコールエーテル(B
8)などが挙げられる。
【0018】炭化水素(B1)としては、炭素数8〜2
0の鎖状または環状炭化水素が挙げられる。鎖状炭化水
素としては、飽和炭化水素、例えばオクタン、ノナン、
デカン、トリデカン、テトラデカン、ペンタデカン、ヘ
キサデカン、イソオクタン、イソノナン、イソデカン、
イソウンデカン、イソドデカン、イソトリデカン、イソ
テトラデカン、イソペンタデカン、イソヘキサデカン
等;不飽和炭化水素、例えばオクテン、ノネン、デセ
ン、ウンデセン、ドデセン、トリデセン、テトラデセ
ン、ペンタデセン、ヘキサデセンなどが挙げられる。環
状炭化水素としては、脂環式炭化水素、例えばイソプロ
ピルシクロヘキサン、テトラリン、リモネンなど;芳香
族炭化水素、例えばアルキル(炭素数2〜14)ベンゼ
ン、ジアルキル(炭素数合計2〜14)ベンゼンなどが
挙げられる。これらのうち好ましいのは、鎖状炭化水素
では炭素数8〜15の飽和および不飽和炭化水素であ
り、環状炭化水素では脂環式炭化水素(とくにリモネン
など)である。
【0019】エステル(B2)としては、炭素数4〜2
0の、モノ−およびジ−カルボン酸エステル、ラクトン
類が挙げられる。モノカルボン酸エステルとしては、例
えばメチルシクロヘキシル酢酸、2−エチルへキシル酢
酸、メトキシブチル酢酸、エトキシエチル酢酸、ブトキ
シエトキシエチル酢酸、3−メトキシ−3−メチルブチ
ル酢酸、1,6−ジアセトキシヘキサン、オクチル酸メ
チル、ラウリン酸メチル、ステアリン酸メチル、安息香
酸メチルなどが挙げられる。ジカルボン酸エステルとし
ては、例えばコハク酸ジメチル、コハク酸ジエチル、ア
ジピン酸ジメチル、アジピン酸ジエチルなどが挙げられ
る。ラクトン類としては、例えばγ−プロピオラクト
ン、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、γ−カ
プロラクトン、γ−カプリロラクトン、γ−ラウロラク
トン、γ−パルミトラクトン、γ−ステアロラクトン、
クロトラクトン、δ−バレロラクトン、ε−カプロラク
トンなどが挙げられる。これらの中で好ましいのは、モ
ノ−およびジ−カルボン酸エステル、更に好ましいのは
ジカルボン酸エステル、特にアジピン酸ジメチル、アジ
ピン酸ジエチルが好ましい。
【0020】ケトン(B3)としては、炭素数8〜20
の鎖状または環含有ケトンが挙げられる。鎖状ケトンと
しては、例えばエチル−n−ヘキシルケトン、ジ−n−
ブチルケトン、ジ−n−ヘキシルケトン、ジ−n−オク
チルケトン、メチルヘプテノン等が挙げられる。環含有
ケトンとしては、脂環式ケトン、例えばジシクロヘキシ
ルケトン、アセトフェノン、プロピオフェノン、バレロ
フェノンジヘキシル−n−ヘキシル−シクロペンテン−
2−オン、1−1−メチル−4−イソプロペニル−6−
シクロヘキセン−2−オン、2−tert−ブチル−シクロ
ヘキサノンなど;芳香族ケトン、例えばジベンジルフェ
ノンなどが挙げられる。これらの中で好ましいのは鎖状
ケトン、特にジ−n−ヘキシルケトンおよびジ−n−オ
クチルケトンである。
【0021】エーテル(B4)としては、炭素数10〜
20の鎖状または環含有エーテルが挙げられる。鎖状エ
ーテルとしては、n−アミルエーテル、n−ヘキシルエ
ーテル、n−オクチルエーテル、メチル−n−デシルエ
ーテル、エチル−n−デシルエーテル、エチル−n−テ
トラデシルエーテル、n−ブチルドデシルエーテルなど
が挙げられる。環状エーテルとしては、脂環式エーテ
ル、例えばジシクロヘキシルエーテル、n−ブチルフェ
ニルエーテル等;芳香(脂肪)族エーテル、例えばn−
ヘキシルベンジルエーテル、p−クレジルメチルエーテ
ルなどが挙げられる。これらの中で好ましいのは鎖状エ
ーテル、特にn−ヘキシルエーテルおよびn−オクチル
エーテルである。
【0022】アミン(B5)としては、炭素数8〜20
の非環状または環含有アミンが挙げられる。非環状アミ
ンとしては、トリプロピルアミン、トリ−n−ブチルア
ミン、トリ−n−ヘキシルアミンなどが挙げられる。環
含有アミンとしては、脂環式アミン、例えばジエチルシ
クロヘキシルアミン;芳香族アミン、例えばジエチルベ
ンジルアミン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−n
−ジブチルアニリンなどが挙げられる。これらの中では
非環状アミン化合物が好ましく、特に好ましいのはトリ
−n−ブチルアミンおよびトリ−n−ヘキシルアミンで
ある。
【0023】アミド(B6)としては、炭素数6〜16
の鎖状または環含有アミドが挙げられる。鎖状アミドと
しては、例えばヘキサンアミド、2−エチルヘキサンア
ミド、n−デカンアミドなど;環含有アミドとしては、
脂環式アミド、例えばシクロヘキサンアミド、4−メチ
ルシクロヘキサンアミド、4−ブチルシクロヘキサンア
ミドなど;芳香族アミド、例えばアセトアニリドなどが
挙げられる。これらの中では鎖状アミドが好ましく、特
に好ましいのはヘキサンアミドおよび2−エチルヘキサ
ンアミドである。
【0024】アルコール(B7)としては、炭素数6〜
14の鎖状または環含有アルコールが挙げられる。鎖状
アルコールとしては、例えばn−ヘキサノール、n−オ
クタノール、n−デカノール、n−ドデカノール、n−
テトラデカノールなどが挙げられる。環状アルコールと
しては、脂環式アルコール、例えばアルキル(炭素数1
〜8)シクロペンタノール、シクロヘキサノール、アル
キル(炭素数1〜8)シクロヘキサノールなど;芳香脂
肪族アルコール例えばベンジルアルコール、アルキル
(炭素数1〜8)置換ベンジルアルコール、シンナミル
アルコール、アルキル(炭素数1〜6)置換シンナミル
アルコールなどが挙げられる。これらの中では鎖状アル
コールが好ましく、n−ヘキサノール、n−オクタノー
ル、n−デカノールが更に好ましい。
【0025】グリコールエーテル(B8)としては、ア
ルキル基の炭素数が1〜8またはそれ以上のカルビトー
ル類、例えばジエチレングリコールモノ−n−ヘキシル
エーテル、ジエチレングリコールモノ−2−エチルヘキ
シルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルモノ−
n−ヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n
−ヘキシルエーテルアセテートなど;セロソルブ類、例
えばエチレングリコールモノ−n−ヘキシルエーテル、
エチレングリコールモノ−2−エチルヘキシルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルモノ−n−ヘキシル
エーテルなど;その他のグリコールエーテル、例えばト
リエチレングリコールジブチルエーテル、トリエチレン
グリコールモノモノ−n−ヘキシルエーテルアセテート
などが挙げられる。
【0026】(B1)〜(B8)は、1種または2種以
上の併用の何れでもよい。(B1)〜(B8)のうち好
ましいのは、洗浄性とリンス性の観点から(B1)、
(B2)、(B8)、更に好ましいのは(B1)および
(B8)である。
【0027】上記の疎水性溶剤(B)の沸点は、通常1
40℃〜320℃であり、好ましくは160〜270℃
である。
【0028】本発明における親水性溶剤(C)として
は、20℃における水に対する溶解度が3%以上である
化合物で、水溶性グリコールエーテル(C1)、水溶性
アミド(C2)などが挙げられる。
【0029】水溶性グリコールエーテル(C1)として
は、アルキル基の炭素数が1〜5のカルビトール、例え
ばジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブ
チルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテ
ル、ジエチレングリコールジエチルエーテルなど;アル
キル基の炭素数が1〜4のカルビトールアセテート、例
えばジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテー
ト、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテー
トなど;アルキル基の炭素数が1〜3のセロソルブ、例
えばエチレングリコールモノメチルエーテル、エチレン
グリコールモノエチルエーテルなど;アルキル基の炭素
数が1〜2のセロソルブアセテート、例えばエチレング
リコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリ
コールモノエチルエーテルアセテートなど;その他のグ
リコールエーテル、例えばプロピレングリコールモノメ
チルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエー
テル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、ト
リエチレングリコールモノエチルエーテル、3−メチル
−3−メトキシ−1−ブタノールなど;その他のグリコ
ールエーテルアセテート、例えばプロピレングリコール
モノメチルエーテルアセテート、トリエチレングリコー
ルモノエチルエーテルアセテート、3−メチル−3−メ
トキシ−1−ブタノールアセテートなどが挙げられる。
これらのうちで好ましいのは、カルビトールおよびカル
ビトールアセテート、更に好ましいのはカルビトール、
特に好ましいのはジエチレングリコールモノブチルエー
テル、ジエチレングリコールジメチルエーテルおよびジ
エチレングリコールジエチルエーテルである。
【0030】水溶性アミド(C2)としては、例えば2
−ピロリドン、N−アルキル(炭素数1〜6)−2−ピ
ロリドンが挙げられる。これらのうち好ましいのは、2
−ピロリドンおよびアルキル基の炭素数が1〜3のも
の、たとえばN−メチル−2−ピロリドン、N−エチル
−2−ピロリドン、N−プロピル−2−ピロリドン、N
−イソプロピル−2−ピロリドン、さらに好ましいのは
2−ピロリドンおよびN−メチル−2−ピロリドンであ
る。
【0031】(C1)および(C2)は、それぞれ1種
または2種以上の併用でもよいし、(C1)と(C2)
を混合して用いてもよい。
【0032】本発明における溶剤としては、上記1種以
上の(B)と1種以上の(C)のそれぞれを単独使用し
てもよいし、1種以上の(B)と1種以上の(C)を併
用してもよい。これらのうち好ましいのは、炭素数8〜
20の炭化水素である上記(B1)と、上記(C1)お
よび/または(C2)との併用である。(B)と(C)
を併用する場合の重量比は通常5/95〜95/5、好
ましくは10/90〜90/10である。
【0033】本発明の洗浄剤には、更に水を加えること
ができる。水の含有量は、(A)、(B)、(C)およ
び水の合計重量に基づいて、通常0〜99%、好ましく
は3〜65%、更に好ましくは5〜25%である。
【0034】また、本発明の洗浄剤には、さらに前記
(A)を除く非イオン界面活性剤を加えることができ
る。非イオン界面活性剤としては、エーテル型(アルキ
ルエーテル型、アルキルアリルエーテル型、アルキルチ
オエーテル型など);エステル型(アルキルエステル
型、ソルビタンアルキルエステル型、グリセリン脂肪酸
エステル型など);アルキレンオキシド(炭素数2〜
3、特に炭素数2)付加型(アミン、アミドなどの含窒
素化合物のアルキレンオキシド付加物;エチレンオキシ
ドとプロピレンオキシドを重付加させたプルロニックま
たはテトロニック型およびポリエチレンイミン型などが
挙げられる。これらの中では、分子中に炭素数4〜24
の炭化水素基を疎水基として有するものが好ましく、エ
ーテル型およびエステル型が更に好ましく、アルキルエ
ーテル型非イオン界面活性剤が特に好ましい。界面活性
剤のHLBは通常1.5〜18、好ましくは3〜16で
ある。界面活性剤の含有量は、(A)、(B)および
(C)の合計重量に基づいて、通常0〜50%、好まし
くは0〜30%、特に好ましくは0〜10%である。
【0035】また、本発明においては、必要により防錆
剤、抗酸化剤、金属イオン封鎖剤(ヒドロキシカルボン
酸およびその塩、ポリアミン酢酸およびその塩、水溶性
ポリカルボン酸およびその塩など)、ビルダー(トリポ
リリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、ケイ酸ナ
トリウムなど)などのその他の添加剤をさらに加えるこ
とができる。これらの添加剤の使用量は(A)、
(B)、(C)および水の合計重量に基づいて通常20
%以下、好ましくは0〜10%である。
【0036】本発明の洗浄剤は、上記の成分をそれぞれ
適当量配合することにより製造することができる。
(A)、(B)および(C)の合計重量に基づいて、有
機化合物(A)の含有量は通常0.001〜60%、好
ましくは0.01〜30%、更に好ましくは0.1〜1
5%、疎水性溶剤(B)の含有量は通常0〜90%、好
ましくは10〜80%、更に好ましくは15〜70%で
ある。親水性溶剤(C)の含有量は通常0〜80%、好
ましくは10〜60%、更に好ましくは15〜40%で
ある。
【0037】本発明の洗浄剤の25℃における粘度は、
通常2〜30mm2/s、好ましくは3〜15mm2
s、更に好ましくは4〜10mm2/sである。粘度は
オストワルド、ウベローデなどの粘度計にて測定でき
る。
【0038】本発明の洗浄剤が適用できる電子部品は特
に限定はなく、液晶セル、プリント基盤、サーマルヘッ
ド等が挙げられる。また、洗浄の対象となる有機物とし
ては液晶ではTFT液晶、STN液晶、TN液晶などい
ずれもが対象であり、その他電子部品に付着した洗浄除
去すべき有機物が挙げられる。本発明の洗浄剤はこれら
のうち、とくに、狭いギャップを有する液晶セルに残存
する液晶を洗浄除去するのに好適に用いることができ
る。例えば液晶セルは上下2枚のガラス基板の周縁部を
シール材で張り合わせて作られた空のセルの中に、上記
の液晶が封入された電子部品であるが、空セルの中に液
晶を封入する方法としては、真空にした注入室で開口部
を液晶に浸漬し、その後、大気圧に戻すことによってセ
ル中に液晶を導き、開口部を閉じることで液晶セルが作
成される。この際に上下のガラス基板がシールされた外
側のわずかなギャップに液晶が入り込むことは避けられ
ず、洗浄によって取り除かなければならない。液晶など
の残渣が残っていると、ガラス基板上の電極の絶縁不良
が起こる。
【0039】本発明の洗浄剤を用いて例えば狭いギャッ
プの液晶残渣を洗浄する方法としては、超音波洗浄、シ
ャワー洗浄、揺動による洗浄方法が適用でき、複数の方
法を組み合わせることもできる。洗浄温度は、通常10
〜70℃、好ましくは15〜60℃程度である。洗浄時
間は通常3〜60分、好ましくは5〜30分である。水
によるリンス温度は、通常10〜90℃、好ましくは1
5〜70℃である。リンス後に液晶セルは、60〜15
0℃で5〜120分間程度加熱乾燥されて後に、清浄な
液晶セル電子部品となる。
【0040】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。なお、以
下において部および%は重量部および重量%を示す。は
じめに、実施例および比較例で用いた洗浄剤成分の組
成、洗浄試験、並びに腐蝕試験方法を示す。
【0041】1.洗浄剤成分の組成 A−1:CH2=CHCOOC24817 35部、ポ
リオキシエチレングリコール(数平均分子量400)2
5部、アゾビスイソブチロニトリル2部、ラウリルメル
カプタン0.5部を用いて酢酸エチル40部中で重合
し、重合終了後溶媒の酢酸エチルを除いて得られた、M
w18,000の粘ちゅうなフッ素系有機化合物 B1−1:トリデカン B1−2:テトラデセン−1 B1−3:リモネン B8−1:ヘキシルカルビトール C1−1:ブチルカルビトール C1−2:ジエチレングリコールジエチルエーテル C1−3:3−メチル3−メトキシ−1−ブタノール C1−4:3−メチル3−メトキシ−1−ブタノールア
セテート C2−1:N−メチルピロリドン ノニオン1:高級アルコール(炭素数16〜18混合
物)のエチレンオキシド9モル付加物(非イオン界面活
性剤) アニオン1:ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム(陰
イオン界面活性剤)
【0042】2.粘度測定 ウベローデ粘度計を用いて25℃で測定した。 3.洗浄試験方法 液晶セル(ギャップ4μm)5枚を1組としてギャップ
に液晶(TFT液晶)を封入し、室温で30分静置す
る。調製した各々の洗浄剤で25℃、10分間超音波洗
浄を行い、25℃の純水で3分間リンスし、さらに同条
件にてリンスを2回繰り返した。次いで、120℃の循
風乾燥機中で10分間乾燥する。洗浄後と、リンス後の
液晶セルを偏光顕微鏡で観察し、洗浄性、リンス性を次
の4段階で評価した。
【0043】4.腐蝕試験 洗浄、リンス後乾燥させた液晶セルを40℃で90%R
Hの環境下に30日間保存した後、液晶セルの配線部分
を顕微鏡で観察し、次の4段階で評価した。
【0044】実施例1〜8、比較例1〜4 表1に洗浄剤の処方と性能評価結果を示す。
【0045】
【表1】
【0046】
【発明の効果】本発明の洗浄剤は、狭いギャップに残存
する液晶等の有機物に対して優れた洗浄力を有してお
り、特に洗浄後のリンス性に優れている。したがって、
本発明の洗浄剤を使用することにより洗浄不良やリンス
不良に由来する腐蝕が液晶セル等の電子部品に発生せ
ず、極めて信頼性の高い電子部品が製造できる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 17/00 C11D 17/00 H01L 21/304 647 H01L 21/304 647A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子中に炭素数1〜20のフッ素化アル
    キル基および/またはジメチルシロキサン単位を含有す
    る有機化合物(A)からなることを特徴とする電子部品
    用洗浄剤。
  2. 【請求項2】 さらに、1種以上の疎水性溶剤(B)お
    よび/または1種以上の親水性溶剤(C)からなる請求
    項1記載の洗浄剤。
  3. 【請求項3】 (B)が炭素数8〜20の炭化水素であ
    り、(C)が水溶性グリコールエーテル、2−ピロリド
    ンおよびN−アルキル−2−ピロリドンからなる群から
    選ばれる1種以上である請求項2記載の洗浄剤。
  4. 【請求項4】 さらに、水を(A)、(B)、(C)お
    よび水の合計重量に基づいて3〜65%含有する請求項
    1〜3いずれか記載の洗浄剤。
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