JP2017160012A - マストガイリンク格納装置 - Google Patents

マストガイリンク格納装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017160012A
JP2017160012A JP2016046116A JP2016046116A JP2017160012A JP 2017160012 A JP2017160012 A JP 2017160012A JP 2016046116 A JP2016046116 A JP 2016046116A JP 2016046116 A JP2016046116 A JP 2016046116A JP 2017160012 A JP2017160012 A JP 2017160012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
mast
guy
guy link
bent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016046116A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6601281B2 (ja
Inventor
大朗 松井
Dairo Matsui
大朗 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Cranes Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Cranes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Cranes Co Ltd filed Critical Kobelco Cranes Co Ltd
Priority to JP2016046116A priority Critical patent/JP6601281B2/ja
Publication of JP2017160012A publication Critical patent/JP2017160012A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6601281B2 publication Critical patent/JP6601281B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】マストの主柱が折れ曲がった形状を有していても、マストガイリンクがマストに格納された状態のときに、マストの主柱とマストガイリンクとの干渉を抑制できる。【解決手段】マスト30に取り付けられるマストガイリンク50は、リンク基端側部分51と、リンク先端側部分55と、を備える。リンク先端側部分55は、リンク基端側部分51に第1リンク折曲部50aで折曲自在に取り付けられる。マストガイリンク50が格納状態のとき、リンク先端側部分55は、リンク基端側部分51に対して第1リンク折曲部50aで横方向外側Y2に折れ曲がるように配置される。【選択図】図3

Description

本発明は、マストガイリンク格納装置に関する。
例えば特許文献1(図1参照)に、マスト(同文献におけるライブマスト)と、ガイリンク(支持ペンダント)が記載されている。このガイリンクは、マストと起伏部材(ロングマスト)とにつながれる。このガイリンクは、マスト側のマストガイリンク(第1ペンダントリンク、第3ペンダントリンク)と、起伏部材側のガイリンク(第2ペンダントリンク、第4ペンダントリンク)と、に分解される(同文献の図2参照)。
特開2012−116606号公報
マストガイリンクは、マストの主柱に沿うように、マストの主柱の横に格納される場合がある。マストの主柱が直線状であれば、主柱の横にマストガイリンクを格納できる。しかし、マストの主柱が折れ曲がった形状を有する場合、マストの主柱とマストガイリンクとが干渉するおそれがある。
そこで本発明は、マストの主柱が折れ曲がった形状を有していても、マストガイリンクがマストに格納された状態のときに、マストの主柱とマストガイリンクとの干渉を抑制できる、マストガイリンク格納装置を提供することを目的とする。
本発明のマストガイリンク格納装置は、クレーン本体に起伏自在に取り付けられるマストと、前記マストに取り付けられるマストガイリンクと、を備える。前記マストは、横方向に間隔をあけて配置される2本の主柱を備える。前記主柱は、主柱先端側部分と、主柱傾斜部分と、を備える。前記主柱先端側部分は、前記マストの先端部からマスト基端側に延びる。前記主柱傾斜部分は、前記主柱先端側部分のマスト基端側端部からマスト基端側に延び、マスト基端側ほど横方向外側に配置されるようにマスト軸方向に対して傾斜する。前記マストガイリンクは、前記主柱よりも横方向外側かつ前記主柱と横方向に対向する位置に前記マストガイリンクが配置された状態である格納状態になる場合がある。前記マストガイリンクは、リンク基端側部分と、リンク先端側部分と、を備える。前記リンク基端側部分は、前記マストの先端部に、横方向の回転軸回りに回転自在に取り付けられ、前記格納状態のときに前記マストの先端部からマスト基端側に延びる。前記リンク先端側部分は、前記リンク基端側部分に第1リンク折曲部で折曲自在に取り付けられる。前記マストガイリンクが前記格納状態のとき、前記リンク先端側部分は、前記リンク基端側部分に対して前記第1リンク折曲部で横方向外側に折れ曲がるように配置される。
上記構成により、マストの主柱が折れ曲がった形状を有していても、マストガイリンクがマストに格納された状態のときに、マストの主柱とマストガイリンクとの干渉を抑制できる。
クレーン1を横から見た図である。 図1に示すマスト30、および格納状態のマストガイリンク50を横から見た図である。 図2のF3矢視図である。 図3のスライド部60などを示すF4−F4矢視断面図である。 図2に示すマストガイリンク50がマスト30に格納される前の状態を示す図2相当図である。 図1に示すマストガイリンク50がブームガイリンク17に対して、分解および組立されるときのクレーン1を横から見た図である。
図1〜図6を参照してガイリンク格納装置20を備えるクレーン1について説明する。
クレーン1は、ブーム15を用いた作業を行う建設機械である。クレーン1は、下部走行体11と、クレーン本体13と、ブーム15と、ブームガイリンク17と、ガイリンク格納装置20と、を備える。下部走行体11は、クレーン1を走行させる部分である。クレーン本体13は、下部走行体11に対して旋回可能に、下部走行体11に取り付けられる。クレーン本体13の長手方向を前後方向Xとする。ブーム15は、例えば吊荷(図示なし)を吊り上げるための部材であり、クレーン本体13の前側X1端部に起伏自在に取り付けられる。前後方向Xにおいて、前側X1とは逆側を後側X2とする。前後方向Xに直交する水平方向を横方向Yとする。ブームガイリンク17は、ブーム15の先端部に接続される。
ガイリンク格納装置20は、マスト30と、マストガイリンク50と、図2に示すスライド部60と、リンク受け70と、を備える。ガイリンク格納装置20は、マスト30にマストガイリンク50を格納させる装置である。図3に示すように、ガイリンク格納装置20は、横方向Yに対称(左右対称)である。
マスト30は、図1に示すように、ブーム15を後側X2から支持する部材である。マスト30は、クレーン本体13に対して起伏自在(回転自在)に、クレーン本体13の前側X1端部に取り付けられる。マスト30の長手方向をマスト軸方向Aとする。マスト軸方向Aにおいて、マスト30の先端部30tから基端部30f(クレーン本体13に取り付けられる部分)に向かう側(または向き)をマスト基端側A1とし、その逆側をマスト先端側A2とする。図3に示すように、横方向Yにおいて、マスト30の横方向Y中心に向かう側を横方向内側Y1とし、マスト30の横方向Y中心から遠ざかる側を横方向外側Y2とする。図1に示すように、マスト軸方向Aおよび横方向Yに直交する方向を、マスト面直交方向Bとする。マスト面直交方向Bにおいて、マスト30の背面30bから腹面30vに向かう側を腹面側B1とし、その逆側を背面側B2とする。背面30bは、クレーン1が作業可能な状態のときのマスト30の上面である。腹面30vは、クレーン1が作業可能な状態のときのマスト30の下面である。マスト30は、箱型構造(箱マスト)であり、柱状(棒状)部材などを組み合わせた構造である。図3に示すように、マスト30は、主柱40と、横渡し部材48と、を備える。
主柱40は、2本設けられる。2本の主柱40は、横方向Yに間隔をあけて配置される。以下では、特に断らない限り、1本の主柱40について説明する。主柱40は、略マスト軸方向Aに延び、第1主柱折曲部40a(主柱折曲部)および第2主柱折曲部40bを有する。主柱40は、主柱先端側部分41と、主柱傾斜部分43と、主柱基端側部分45と、を備える。
第1主柱折曲部40aは、主柱40のうち、折れ曲がった形状の部分である(第2主柱折曲部40bも同様)。第1主柱折曲部40aでの折れ曲がりの角度は、鈍角である(第2主柱折曲部40bも同様)。第2主柱折曲部40bは、第1主柱折曲部40aよりもマスト基端側A1にある。
主柱先端側部分41は、マスト30の先端部30tからマスト基端側A1に延びる。主柱先端側部分41は、主柱40のうち、第1主柱折曲部40aよりもマスト先端側A2の部分である。主柱先端側部分41は、マスト軸方向Aに延びる(主柱基端側部分45も同様)。主柱先端側部分41は、直線状または略直線状である(主柱傾斜部分43および主柱基端側部分45も同様)。
主柱傾斜部分43は、主柱先端側部分41のマスト基端側A1端部(第1主柱折曲部40a)からマスト基端側A1に延び、マスト基端側A1ほど横方向外側Y2に配置されるようにマスト軸方向Aに対して傾斜する。主柱傾斜部分43は、主柱40のうち、第1主柱折曲部40aと第2主柱折曲部40bとの間の部分である。
主柱基端側部分45は、主柱傾斜部分43のマスト基端側A1端部からマスト基端側A1に延びる。主柱基端側部分45は、主柱40のうち、第2主柱折曲部40bよりもマスト基端側A1の部分である。2本の主柱基端側部分45の横方向Yの幅(間隔)は、2本の主柱先端側部分41の横方向Yの幅よりも広い。
横渡し部材48は、2本の主柱40につながれる部材であり、横方向Yに延び、例えば複数設けられる。
マストガイリンク50は、図1に示すように、クレーン1が作業可能な状態のときには、ブームガイリンク17につながれる。マストガイリンク50およびブームガイリンク17は、マスト30の先端部30tと、ブーム15の先端部と、につながれる。マストガイリンク50の基端部50fは、マスト30の先端部30tに回転自在に取り付けられる。マストガイリンク50は、クレーン1が分解され輸送されるときなどには、格納状態になる(図2および図3参照)。図3に示すように、格納状態のとき、マストガイリンク50(の少なくとも一部)は、主柱40よりも横方向外側Y2かつ主柱40と横方向Yに対向する位置に配置される。マストガイリンク50には、第1リンク折曲部50aと、第2リンク折曲部50b(図6参照)と、がある。第1リンク折曲部50aおよび第2リンク折曲部50bはそれぞれ、折れ曲がり可能な部分であり、回転軸である。マストガイリンク50は、リンク基端側部分51と、直交リンク53と、リンク先端側部分55と、を備える。
リンク基端側部分51は、マスト30の先端部30tに回転自在に取り付けられる。リンク基端側部分51は、横方向Yの回転軸回りに、マスト30に対して回転自在である(図2および図5参照)。リンク基端側部分51は、例えば直線状の部材である。
直交リンク53は、リンク基端側部分51に対するリンク先端側部分55の、2つの回転軸での回転を可能とする部材であり、第1リンク折曲部50aおよび第2リンク折曲部50bでの折り曲げを可能とする部材である。上記「2つの回転軸」の方向は、互いに異なり、互いに直交する。
リンク先端側部分55は、リンク基端側部分51に対して折り曲げ自在である。リンク先端側部分55は、リンク基端側部分51に、第1リンク折曲部50aで折曲自在に取り付けられる。第1リンク折曲部50aの回転軸(第1リンク折曲部50aにおける、リンク基端側部分51に対するリンク先端側部分55の回転軸)の方向は、リンク基端側部分51の長手方向に直交する方向、かつ、横方向Yに直交する方向である。マストガイリンク50が格納状態のときは、第1リンク折曲部50aの回転軸の方向は、マスト面直交方向Bである。マストガイリンク50が格納状態のとき、第1リンク折曲部50aは、第1主柱折曲部40aの近傍に配置され、例えば図3に示す例では第1主柱折曲部40aよりもマスト基端側A1に配置される。
このリンク先端側部分55は、図6に示すように、リンク基端側部分51に、第2リンク折曲部50bで折り曲げ自在に取り付けられる。図6に示す状態では、第2リンク折曲部50bの回転軸(第2リンク折曲部50bにおける、リンク基端側部分51に対するリンク先端側部分55の回転軸)の方向は、横方向Yである。第2リンク折曲部50bの回転軸の方向は、略横方向Yでもよい。図3に示すように、第2リンク折曲部50bは、第1リンク折曲部50aよりも、マストガイリンク50先端側(先端部50t側)に配置される。マストガイリンク50のうち、第1リンク折曲部50aよりも先端側(先端部50t側)の部分を、部分56とする。
スライド部60は、マスト30を起伏させたときに、マストガイリンク50を第1リンク折曲部50aで折り曲げ(自動的に折り曲げ)、リンク先端側部分55を所定の格納位置に格納させるための部分である。スライド部60は、マストガイリンク50の部分56が当たるように配置される。スライド部60は、主柱40に固定され、主柱傾斜部分43に固定される。スライド部60は、1本の主柱40に複数設けられ、例えば2つ設けられる。2つのスライド部60には、マスト先端側A2からマスト基端側A1の順に、第1スライド部61と、第2スライド部62と、がある。第1スライド部61は、直交リンク53のうち、第1リンク折曲部50aよりも先端部50t側の部分(部分56の一部)に当たるように配置される。第2スライド部62は、リンク先端側部分55に当たるように配置される。第2スライド部62は、例えばリンク先端側部分55の長手方向における中央よりも先端部50tに近い部分に当たるように配置される。各スライド部60は、図4に示すように、傾斜部62aと、マスト面直交部62bと、を備える。
傾斜部62aは、背面側B2ほど横方向内側Y1に配置されるように、マスト面直交方向Bおよび横方向Yに対して傾斜する。傾斜部62aは、面であり、例えば板状である(マスト面直交部62bも同様)。マスト面直交部62bは、マスト面直交方向Bに延びる。
リンク受け70は、図3に示すように、マスト30に対してマストガイリンク50を受ける(支持する)。リンク受け70は、主柱40に固定される。リンク受け70は、マスト30に対するマストガイリンク50の、横方向Yおよび腹面側B1への移動を規制する。リンク受け70は、マスト軸方向Aから見て例えばU字状などであり、L字状などでもよい。リンク受け70は、複数設けられ、例えば1本の主柱40に3つ設けられる。3つのリンク受け70には、マスト先端側A2からマスト基端側A1の順に、第1リンク受け71と、第2リンク受け72と、第3リンク受け73と、がある。第1リンク受け71は、主柱先端側部分41のマスト軸方向A中央部に固定される。第2リンク受け72は、主柱先端側部分41のマスト基端側A1端部に固定される。第3リンク受け73は、主柱傾斜部分43に固定される。
(マストガイリンク50の組立など)
図6に示すマストガイリンク50とブームガイリンク17との組立および分解は、次のように行われる。ブーム15は、地面Gと略平行に、前側X1に伏せた状態とされる。マスト30は、基端部30fよりも先端部30tの方が前側X1に配置されるように、ブーム15の上に配置される。このとき、マストガイリンク50は、マスト30の先端部30tから下に垂れ下がった状態になる。マストガイリンク50とブームガイリンク17との組立時には、マストガイリンク50の先端部50tと、ブームガイリンク17の先端部17tと、でピン孔の位置合わせが行われ、ピンが差し込まれる(作業α)。このとき、リンク基端側部分51に対して第2リンク折曲部50bを中心にリンク先端側部分55を折り曲げることで、この折り曲げができない場合に比べ、先端部50tの位置を容易に変えることができる。よって、上記の作業αを容易に行える。また、マストガイリンク50とブームガイリンク17との分解時には、このピンが取り外される。
(マストガイリンクの格納)
マストガイリンク50とブームガイリンク17とが分解された状態で、マストガイリンク50がマスト30に格納される。この格納は次のように行われる。マスト30は、図6に示す状態から、先端部30tが後側X2に移動するように、回転させられる(マスト30が後側X2に回転させられる)。マスト30が後側X2に回転する結果、図5に示すように、マストガイリンク50は、マスト30の先端部30tを中心に回転し、主柱40に近づく。また、マストガイリンク50は、マスト30の先端部30tから直線状に垂れ下がった状態になり、第1リンク折曲部50aおよび第2リンク折曲部50bで折れ曲がっていない状態になる。
[作動a]ある位置までマスト30が後側X2に回転すると、リンク基端側部分51は、第1リンク受け71に差し込まれる。これにより、リンク基端側部分51の横方向Yの移動が規制される。さらにマスト30が後側X2に回転すると、リンク基端側部分51が第2リンク受け72に差し込まれる。このとき、マストガイリンク50は直線状である。
[作動b]ある位置までマスト30が後側X2に回転すると、マストガイリンク50は、スライド部60に当たる。さらに詳しくは、マストガイリンク50の部分56は、第1スライド部61および第2スライド部62それぞれの傾斜部62a(図4参照)に当たる。この[作動b]は、例えば上記[作動a]と同時に行われてもよく、例えば[作動a]よりも後に行われてもよい。
[作動c]上記[作動a]および[作動b]が行われた状態よりもさらにマスト30が後側X2に回転し、マストガイリンク50が腹面側B1に移動する。すると、マストガイリンク50の部分56は、傾斜部62a(図4参照)に当たりながら傾斜部62aに沿って横方向外側Y2に移動する。その結果、図3に示すように、リンク先端側部分55は、リンク基端側部分51に対して横方向外側Y2に第1リンク折曲部50aで折り曲げられる。このように、第1リンク折曲部50aでのマストガイリンク50の折り曲げは、マスト30をクレーン本体13(図1参照)に対して回転させることで、自動的に行われる。第1リンク折曲部50aでのマストガイリンク50の折り曲げは、作業者による手作業で行われる必要はない。
[作動d]上記[作動c]が行われた状態よりもさらにマスト30が後側X2(図1参照)に回転すると、部分56は、マスト面直交部62b(図4参照)に当たりながら、マスト面直交部62bに沿って、腹面側B1に移動する。そして、図2に示すように、リンク先端側部分55は、第3リンク受け73に差し込まれる。これにより、リンク先端側部分55の横方向Yの移動が規制される。マストガイリンク50がリンク受け70に完全に差し込まれると、マストガイリンク50の腹面側B1への移動が規制される。
上記の各作動の結果、図3に示すように、マストガイリンク50が格納状態になる。このとき、マストガイリンク50は、主柱40と並ぶように、主柱40に沿うように配置される。さらに詳しくは、このとき、リンク基端側部分51は、マスト30の先端部30tからマスト基端側A1に延びるように配置され、主柱先端側部分41に沿うように配置され、主柱先端側部分41と平行(または略平行)に配置される。このとき、リンク基端側部分51は、主柱先端側部分41よりも横方向外側Y2に配置され、主柱先端側部分41と横方向Yに対向するように配置される。このとき、リンク先端側部分55は、リンク基端側部分51に対して第1リンク折曲部50aで横方向外側Y2に折れ曲がるように配置される。このとき、リンク先端側部分55は、主柱傾斜部分43に沿うように配置され、主柱傾斜部分43と平行(または略平行)に配置される。このとき、リンク先端側部分55は、主柱傾斜部分43よりも横方向外側Y2に配置され、主柱傾斜部分43と横方向Yに対向するように配置される。このとき、第1リンク折曲部50aは、第1主柱折曲部40aの近傍に配置される。
(本実施形態と比較例との比較)
主柱40が第1主柱折曲部40aを備え、かつ、マストガイリンク50が第1リンク折曲部50aで折り曲げ不可能なものを、「比較例」とする。
(例1)図1に示すクレーン1が分解され輸送されるときなどには、マスト30がクレーン本体13に沿うように、マスト30が伏せられた状態になる。このとき、図2に示す腹面側B1が下側、腹面側B1が上側になる。上記比較例では、マスト30に対してマストガイリンク50を格納するために、主柱傾斜部分43の背面30bにマストガイリンク50を載せる(乗り上げるように配置する)ことが考えられる。しかし、マスト30の上端部の高さが、ほぼ輸送制限高さ(公道を用いて輸送する際の輸送制限高さ)となるように設定されている場合、マストガイリンク50が輸送制限高さを超えるおそれがある。
一方、本実施形態では、主柱傾斜部分43の横方向外側Y2にリンク先端側部分55を配置できる。よって、マスト30およびマストガイリンク50の、マスト面直交方向Bにおける高さを抑制できる。
(例2)上記比較例では、マスト30に対してマストガイリンク50を格納するために、リンク基端側部分51に対してリンク先端側部分55を、例えば約180°折り曲げる(折り返す)ことが考えられる。この場合、リンク基端側部分51に対してリンク先端側部分55を折り曲げるための駆動力が無い限り、作業者が手作業で折り曲げ作業を行う必要があると考えられる。
一方、本実施形態では、クレーン本体13(図1参照)に対してマスト30を回転させると、リンク基端側部分51に対してリンク先端側部分55が自動的に折れ曲がる。よって、リンク基端側部分51に対してリンク先端側部分55を手作業により折り曲げる必要がない。
(例3)上記比較例では、主柱傾斜部分43とリンク先端側部分55とが干渉しないようにするために、マストガイリンク50の長さを、ほぼ主柱先端側部分41と同じ長さに制限することが考えられる。しかし、マストガイリンク50が短いと、図6に示すマストガイリンク50の先端部50tが、ブームガイリンク17の先端部17tに届かず、マストガイリンク50とブームガイリンク17との組立ができないおそれがある。
一方、本実施形態では、図3に示す第1リンク折曲部50aで折り曲げ可能なので、マストガイリンク50の長さを、ほぼ主柱先端側部分41と同じ長さに制限する必要がない。よって、マストガイリンク50とブームガイリンク17(図6参照)とを組み立てできるような、マストガイリンク50の長さを確保しやすい。
(効果1)
図3に示すガイリンク格納装置20による効果は次の通りである。ガイリンク格納装置20は、クレーン本体13(図1参照)に起伏自在に取り付けられるマスト30と、マスト30に取り付けられるマストガイリンク50と、を備える。マスト30は、横方向Yに間隔をあけて配置される2本の主柱40を備える。主柱40は、主柱先端側部分41と、主柱傾斜部分43と、を備える。主柱先端側部分41は、マスト30の先端部30tからマスト基端側A1に延びる。主柱傾斜部分43は、主柱先端側部分41のマスト基端側A1端部からマスト基端側A1に延び、マスト基端側A1ほど横方向外側Y2に配置されるようにマスト軸方向Aに対して傾斜する。マストガイリンク50は、格納状態になる場合がある。格納状態は、主柱40よりも横方向外側Y2かつ主柱40と横方向Yに対向する位置にマストガイリンク50が配置された状態である。マストガイリンク50は、リンク基端側部分51と、リンク先端側部分55と、を備える。リンク基端側部分51は、マスト30の先端部30tに、横方向Yの回転軸回りに回転自在に取り付けられる。リンク先端側部分55は、マストガイリンク50が格納状態のときに、マスト30の先端部30tからマスト基端側A1に延びる。
[構成1]リンク先端側部分55は、リンク基端側部分51に第1リンク折曲部50aで折曲自在に取り付けられる。マストガイリンク50が格納状態のとき、リンク先端側部分55は、リンク基端側部分51に対して第1リンク折曲部50aで横方向外側Y2に折れ曲がるように配置される。
上記[構成1]により、マストガイリンク50が格納状態のとき、主柱傾斜部分43とリンク先端側部分55との干渉を抑制できる。よって、マスト30の主柱40が折れ曲がった形状(第1主柱折曲部40a)を有していても、マストガイリンク50がマスト30に格納された状態のときに、マスト30の主柱40とマストガイリンク50との干渉を抑制できる。
(効果2)
[構成2]図5に示すように、ガイリンク格納装置20は、主柱40に固定されるスライド部60を備える。スライド部60は、マスト30の先端部30tを中心にマストガイリンク50が回転したとき、マストガイリンク50のうち第1リンク折曲部50aよりもマストガイリンク50先端側(先端部50t側)の部分56に当たる。これにより、スライド部60は、図3に示すように、リンク先端側部分55を所定の格納位置に格納させる。
ここで、図1に示すクレーン本体13に対してマスト30を回転させると、マスト30の先端部30tを中心としてマストガイリンク50が回転する。上記[構成2]では、図5に示すマスト30の先端部30tを中心にマストガイリンク50を回転させることで、図3に示すリンク先端側部分55の格納位置への格納ができる。よって、マストガイリンク50をマスト30に格納する際、作業者が手作業でマストガイリンク50を格納する必要がない。よって、マストガイリンク50を容易にマスト30に格納できる。
(効果3)
[構成3]スライド部60は、マスト30の先端部30tを中心にマストガイリンク50が回転したとき、部分56に当たる。これにより、スライド部60は、リンク基端側部分51に対してリンク先端側部分55を第1リンク折曲部50aで横方向外側Y2に折り曲げる。
上記[構成3]では、マスト30の先端部30tを中心にマストガイリンク50を回転させることで、リンク基端側部分51に対してリンク先端側部分55を折り曲げることができる。よって、リンク基端側部分51に対するリンク先端側部分55の折り曲げを、作業者が手作業で行う必要がない。よって、マストガイリンク50を容易にマスト30に格納できる。
(効果4)
[構成4]リンク先端側部分55は、マストガイリンク50が格納状態のとき、主柱傾斜部分43に沿うように格納される。
上記[構成4]により、マストガイリンク50が格納状態のときに、リンク先端側部分55が主柱傾斜部分43に沿わない(例えば平行でも略平行でもない)場合に比べ、マスト30に対してマストガイリンク50を小さく格納できる。
(効果5)
[構成5]図6に示すように、リンク先端側部分55は、リンク基端側部分51に対して、横方向Yの回転軸である第2リンク折曲部50bで折曲自在に取り付けられる。
上記[構成5]により、第2リンク折曲部50b回りにリンク先端側部分55を動かせない場合に比べ、マストガイリンク50の先端部50tの位置を容易に変えることができる。よって、マストガイリンク50の先端部50tの位置を変える作業を容易に行える。
(効果6)
[構成6]第2リンク折曲部50bは、第1リンク折曲部50aよりもマストガイリンク50先端側(先端部50t側)に配置される。
上記[構成6]により、第2リンク折曲部50bが第1リンク折曲部50aよりもマストガイリンク50基端側(基端部50f側)に配置される場合に比べ、第2リンク折曲部50b回りに回転する部分を短く、軽くできる。よって、マストガイリンク50の先端部50tの位置を変える作業をより容易に行える。
(変形例)
上記実施形態の構成要素の数が変更されてもよい。例えば、図3に示す1本のマストガイリンク50の折曲部(第1リンク折曲部50aなど)の数は、上記実施形態では2であったが、1でもよく、3以上でもよい。また、スライド部60の数は、上記実施形態では1本の主柱40に2であったが、1でもよく、3以上でもよい。上記実施形態の構成要素の一部が設けられなくてもよい。例えば、第2リンク折曲部50bは設けられなくてもよい。リンク基端側部分51とリンク先端側部分55とを連結する部分は、直交リンク53でなくてもよい。
上記実施形態では、クレーン本体13(図1参照)に対してマスト30が回転したときに、マストガイリンク50の部分56がスライド部60に当たることで、マストガイリンク50が第1リンク折曲部50aで折り曲げられた。しかし、例えば第1リンク折曲部50aでの折り曲げ専用の動力を用いて、この折り曲げが行われてもよい。また、例えば作業者の手作業により、この折り曲げが行われてもよい。
部材同士の固定や連結は、直接でも間接でもよい。例えば、リンク基端側部分51は、マスト30の先端部30tに、直接連結されてもよく、間接的に(他の部材を介して)連結されてもよい。リンク基端側部分51は、折曲自在に構成されてもよい。例えば、クレーン1が分解され輸送されるときなどには、図1に示すマスト30がクレーン本体13に沿うようにマスト30が伏せられた状態になる。このときに、クレーン本体13に搭載された機器とリンク基端側部分51(図2参照)との干渉を防ぐために、リンク基端側部分51が、横方向Yの回転軸回りに折曲自在に構成されてもよい。
図6に示す第2リンク折曲部50bは、上記実施形態では第1リンク折曲部50aよりも先端部50t側に配置されたが、第1リンク折曲部50aよりも基端部50f側に配置されてもよい。
図1に示すように、上記実施形態では、マスト30とブーム15とが、マストガイリンク50およびブームガイリンク17によりつながれた。しかし、マスト30とブーム15との間に第2マスト(図示しない起伏部材)が設けられてもよい(例えば特許文献1の図1などを参照)。この場合、マスト30と第2マストとが、マストガイリンク50および図示しないガイリンクによりつながれる。また、第2マストとブームとが図示しないガイリンクによりつながれる。
13 クレーン本体
20 マストガイリンク格納装置
30 マスト
40 主柱
40a 第1主柱折曲部(主柱折曲部)
41 主柱先端側部分
43 主柱傾斜部分
50 マストガイリンク
51 リンク基端側部分
55 リンク先端側部分
60 スライド部
Y 横方向

Claims (6)

  1. クレーン本体に起伏自在に取り付けられるマストと、
    前記マストに取り付けられるマストガイリンクと、
    を備え、
    前記マストは、横方向に間隔をあけて配置される2本の主柱を備え、
    前記主柱は、
    前記マストの先端部からマスト基端側に延びる主柱先端側部分と、
    前記主柱先端側部分のマスト基端側端部からマスト基端側に延び、マスト基端側ほど横方向外側に配置されるようにマスト軸方向に対して傾斜する主柱傾斜部分と、
    を備え、
    前記マストガイリンクは、前記主柱よりも横方向外側かつ前記主柱と横方向に対向する位置に前記マストガイリンクが配置された状態である格納状態になる場合があり、
    前記マストガイリンクは、
    前記マストの先端部に、横方向の回転軸回りに回転自在に取り付けられ、前記格納状態のときに前記マストの先端部からマスト基端側に延びるリンク基端側部分と、
    前記リンク基端側部分に第1リンク折曲部で折曲自在に取り付けられるリンク先端側部分と、
    を備え、
    前記マストガイリンクが前記格納状態のとき、前記リンク先端側部分は、前記リンク基端側部分に対して前記第1リンク折曲部で横方向外側に折れ曲がるように配置される、
    マストガイリンク格納装置。
  2. 請求項1に記載のマストガイリンク格納装置であって、
    前記主柱に固定されるスライド部を備え、
    前記スライド部は、前記マストの先端部を中心に前記マストガイリンクが回転したとき、前記マストガイリンクのうち前記第1リンク折曲部よりもマストガイリンク先端側の部分に当たり、前記リンク先端側部分を所定の格納位置に格納させる、
    マストガイリンク格納装置。
  3. 請求項2に記載のマストガイリンク格納装置であって、
    前記スライド部は、前記マストの先端部を中心に前記マストガイリンクが回転したとき、前記部分に当たることで、前記リンク基端側部分に対して前記リンク先端側部分を前記第1リンク折曲部で横方向外側に折り曲げる、
    マストガイリンク格納装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のマストガイリンク格納装置であって、
    前記リンク先端側部分は、前記マストガイリンクが前記格納状態のとき、前記主柱傾斜部分に沿うように格納される、
    マストガイリンク格納装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のマストガイリンク格納装置であって、
    前記リンク先端側部分は、前記リンク基端側部分に対して、横方向の回転軸である第2リンク折曲部で折曲自在に取り付けられる、
    マストガイリンク格納装置。
  6. 請求項5に記載のマストガイリンク格納装置であって、
    前記第2リンク折曲部は、前記第1リンク折曲部よりもマストガイリンク先端側に配置される、
    マストガイリンク格納装置。
JP2016046116A 2016-03-09 2016-03-09 マストガイリンク格納装置 Active JP6601281B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016046116A JP6601281B2 (ja) 2016-03-09 2016-03-09 マストガイリンク格納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016046116A JP6601281B2 (ja) 2016-03-09 2016-03-09 マストガイリンク格納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017160012A true JP2017160012A (ja) 2017-09-14
JP6601281B2 JP6601281B2 (ja) 2019-11-06

Family

ID=59853397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016046116A Active JP6601281B2 (ja) 2016-03-09 2016-03-09 マストガイリンク格納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6601281B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019059595A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 コベルコ建機株式会社 クレーンおよびクレーンのウエイト用ガイラインの格納方法、クレーンのウエイト用ガイラインの輸送方法
JP2020007137A (ja) * 2018-07-12 2020-01-16 コベルコ建機株式会社 リンク機構

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050061762A1 (en) * 2003-09-19 2005-03-24 Liebherr-Werk Ehingen Gmbh Crane, as well as a process for raising its boom
JP2007290789A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd クレーン
JP2010018355A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Kobelco Cranes Co Ltd ブーム起伏装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050061762A1 (en) * 2003-09-19 2005-03-24 Liebherr-Werk Ehingen Gmbh Crane, as well as a process for raising its boom
JP2007290789A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd クレーン
JP2010018355A (ja) * 2008-07-08 2010-01-28 Kobelco Cranes Co Ltd ブーム起伏装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019059595A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 コベルコ建機株式会社 クレーンおよびクレーンのウエイト用ガイラインの格納方法、クレーンのウエイト用ガイラインの輸送方法
JP2020007137A (ja) * 2018-07-12 2020-01-16 コベルコ建機株式会社 リンク機構
JP7187856B2 (ja) 2018-07-12 2022-12-13 コベルコ建機株式会社 リンク機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP6601281B2 (ja) 2019-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2007054703A1 (en) Remotely operated machine with manipulator arm
JP6231320B2 (ja) アウトリガ連結ロック装置
CN101791797A (zh) 并联机器人
JP6601281B2 (ja) マストガイリンク格納装置
JP2016088752A (ja) バラスト受取り装置を備えた移動式クレーン
JP2014040323A (ja) クレーンのガントリ
JP7081150B2 (ja) ガイライン保持ブラケット
JP2014065573A (ja) 下部ジブ
JP5252041B2 (ja) 作業アタッチメント及びこれを備えた作業機械
JP6291350B2 (ja) ブーム輸送用固定装置、移動式クレーンの組立方法、および、多段式ブーム
JP6562049B2 (ja) リンク格納装置、およびリンク格納方法
JP2018203487A (ja) 建設機械
KR102348846B1 (ko) 접이식 겐트리크레인
JP7159893B2 (ja) 連結装置
JP6527091B2 (ja) ポスト駆動装置
JP6447581B2 (ja) 連結ピン引抜用治具、およびクレーン
JP6607224B2 (ja) 起伏装置
JP5573393B2 (ja) 伸縮式ブームのジブ連結装置
JP6150636B2 (ja) 杭打機
JP2011213426A (ja) クレーン
JP6376192B2 (ja) アーム支持構造
JP6782960B2 (ja) スタンド装置
JP2018015871A (ja) 産業用ロボット
JP6859456B2 (ja) 水平多関節ロボット
JP2018065662A (ja) 作業機械におけるシリンダ固定装置、および、作業機械におけるシリンダ固定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20170807

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190923

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6601281

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150