JP2017159235A - イオン交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャップの上端部下面にエアが溜まることを抑制できるイオン交換器を提供する。【解決手段】イオン交換器5は、上方に向けて開口する開放部10bを有するとともに下部に冷媒を流入させる流入孔11及び同冷媒を流出させる流出孔12が設けられたケース10を備える。ケース10内には、冷媒からイオンを除去するイオン交換樹脂部材14、及び、ケース10に対し取り外し可能に取り付けられて同ケース10の開放部10bを閉塞するキャップ15が設けられる。更に、イオン交換器5は、ケース10内に上下方向に延びるように設けられたチューブ部材16も備える。このチューブ部材16の下端開口部はケース10の流出孔12に繋がっており、チューブ部材16の上端開口部はキャップにおける蓋部15bの下面と対向している。【選択図】図2

Description

本発明は、イオン交換器に関する。
車両等に燃料電池を搭載する場合、発電時における燃料電池の温度上昇を抑制することを目的に、その燃料電池を冷却するための冷媒を流す冷却回路が設けられる。ただし、燃料電池を冷媒によって冷却するときに冷媒中の成分が加熱分解されると、それに伴ってイオンが発生して冷媒中のイオンが多くなり、同イオンによって金属の腐食や燃料電池の機能低下を招くおそれがある。このため、上記冷却回路には冷媒に含まれるイオンを吸着して同冷媒からイオンを取り除くイオン交換器が設けられている。
こうしたイオン交換器としては、例えば特許文献1〜3に示すものが知られている。これらのイオン交換器は、冷媒を流入させる流入孔及び同冷媒を流出させる流出孔が設けられたケースと、そのケース内に設けられて上記冷媒からイオンを除去するイオン交換樹脂部材と、そのイオン交換樹脂部材を取り替えるために上記ケースに形成された開放部を閉塞すべく同ケースに対し取り外し可能に取り付けられたキャップと、を備えている。そして、冷却回路を流れる冷媒は、イオン交換器のケース内に上記流入孔を介して流れ込み、ケース内のイオン交換樹脂部材を通過する際にイオンが除去される。こうしてイオンが除去された後の冷媒は、上記流出孔を介してケースの外(冷却回路)に流出する。
ところで、上述したイオン交換器においては、冷媒に含まれるイオンを吸着して取り除くためのイオン交換樹脂部材を定期的に取り替えなければならない。ここで、特許文献1に記載されたイオン交換器では、ケースの開放部が同ケースの下端において下方に向って開口するよう形成されている。このため、開放部を閉塞するキャップの取り付け及び取り外しをケースの下端で行うとともに、ケース内のイオン交換樹脂部材の取り替えをケースの下端に位置する上記開放部を通じて行わなければならない。その結果、イオン交換樹脂部材の取り替えを行うにあたっての作業性が悪化する。
また、特許文献2に記載されたイオン交換器では、ケースの開放部が同ケースの上端において上方に向って開口するよう形成されている。この場合、上述したようにキャップの取り付け及び取り外しをケースの下端で行ったり、ケース内のイオン交換樹脂部材の取り替えを同ケースの下端に位置する開放部を通じて行なったりしければならない、という作業性の悪化は生じない。しかし、特許文献2のイオン交換器では、次のような問題が生じる。すなわち、ケースの上端部に冷媒を流入させるための流入孔が形成されており、その流入孔に冷却回路における冷媒を流すための配管が接続されるため、ケースに対するキャップ及びイオン交換樹脂部材の取り付けや取り外しの際に上記流入孔に接続された配管が邪魔になり、イオン交換樹脂部材の取り替えのための作業が行いにくくなる。
これらのことから分かるように、イオン交換樹脂部材を取り替える際の作業性の悪化を抑制するためには、次のようにケースに開放部、流入孔、及び流出孔を設けることが好ましい。すなわち、特許文献3に記載されたイオン交換器のように、ケースの開放部を同ケースの上端において上方に向って開口するよう形成し、且つ、ケースに冷媒を流入させる流入孔を及びケースから冷媒を流出させる流出孔を同ケースの下部に設ける。この場合、ケースの開放部を閉塞するキャップの取り外し及び取り付けをケースの上端で行うとともに、ケース内のイオン交換樹脂部材の取り替えを同ケースの上端に位置する上記開放部を通じて行うことができる。また、上記流入孔及び上記流出孔がケースの下部に設けられているため、ケースに対するキャップ及びイオン交換樹脂部材の取り付けや取り外しの際、上記流入孔及び上記流出孔に接続された配管が邪魔になることもない。
特開2011−83744号公報 特開2013−233499号公報 特許第4113715号公報
特許文献3のイオン交換器を用いることにより、イオン交換樹脂部材を取り替える際の作業性の悪化を抑制することができるようにはなるものの、その取り替えの際にケース内に入り込んだエアを流出孔からケース外に排出することが難しくなる。
これは、ケース内を冷媒が流れるとき、同ケース内のエアが浮力によってキャップの上端部下面に溜まる一方、イオン交換器を通過する冷媒はケースの下部に設けられた流入口から同ケース内に流入してイオン交換樹脂部材を通過し、その後に流入孔と同じくケースの下部に設けられた流出孔から同ケース外に流出するためである。
上述したケース内での冷媒の流れによっては、キャップの上端部下面に溜まったエアを流出孔まで押し流すことができないことから、エアがキャップの上端部下面に溜まったままになる。そして、エアがキャップの上端部下面に溜まることによって、イオン交換器内(ケース内)を通過する冷媒の流量を適正値に調整することが難しくなり、それに伴ってイオン交換器による冷媒からのイオンの除去に悪影響を及ぼすおそれがある。
本発明の目的は、キャップの上端部下面にエアが溜まることを抑制できるイオン交換器を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するイオン交換器は、上方に向けて開口する開放部を有するとともに下部に冷媒を流入させる流入孔及び同冷媒を流出させる流出孔が設けられたケースと、ケース内に設けられて冷媒からイオンを除去するイオン交換樹脂部材と、ケースに対し取り外し可能に取り付けられて同ケースの開放部を閉塞するキャップと、を備える。更に、上記イオン交換器は、次のようなチューブ部材も備える。このチューブ部材は、ケース内に上下方向に延びるように設けられている。そして、チューブ部材の下端開口部はケースの流出孔に繋がっており、チューブ部材の上端開口部はキャップの上端部下面と対向している。
上記構成によれば、流入孔からケース内に流入した冷媒は、イオン交換樹脂部材を通過した後、チューブ部材の上端開口部から同チューブ部材に入り込み、そのチューブ部材を通って流出孔からケース外に流出する。チューブ部材の上端開口部はキャップの上端部下面と対向していることから、ケース内を通過する冷媒はキャップの上端部下面とチューブ部材の上端開口部との間を通って、その上端開口部からチューブ部材の内部に流れ込む。従って、キャップの上端部下面に溜まったエアを、上記ケース内の冷媒の流れによって流出孔まで押し流すことができる。その結果、キャップの上端部下面にエアが溜まることを抑制できる。
本発明によれば、イオン交換器におけるキャップの上端部下面にエアが溜まることを抑制できる。
イオン交換器が設けられる冷却回路の全体構成を示す略図。 イオン交換器の構造を示す断面図。 イオン交換器のキャップをケースから取り外して分解した状態を示す斜視図。 冷媒管における縮径部よりも上流の部分と下流の部分との圧力差に基づく力Aの大きさを示すグラフ。 キャップの蓋部下面におけるテーパ状の部分の傾斜角度θを示す略図。 チューブ部材の内径d、及び、チューブ部材の上端と蓋部の下面との隙間の高さtを示す略図。 イオン交換器の外径D及び高さh、並びに、チューブ部材の内径dを示す略図。
以下、イオン交換器の一実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。
図1に示すように、燃料電池1を搭載した車両には、その燃料電池1を冷却するための冷媒を流す冷却回路2が設けられている。なお、こうした冷媒としては、エチレングリコールを含有した冷却水(ロングライフクーラント)等が用いられる。そして、冷却回路2では、ポンプ3の駆動により冷媒が循環するようになっている。
冷却回路2において、燃料電池1はポンプ3よりも下流側の部分に設けられており、同燃料電池1よりも下流側かつポンプ3よりも上流側の部分にはラジエータ4が設けられている。そして、発電時に温度上昇する燃料電池1は、冷却回路2を循環して燃料電池1を通過する冷却水によって冷却される。燃料電池1の熱を奪って温度上昇した冷媒は、ラジエータ4を通過する際に外気によって冷却され、その後にポンプ3に流れる。
また、冷却回路2には、冷媒に含まれるイオンを吸着して同冷媒から除去するためのイオン交換器5、及び、そのイオン交換器5に冷媒を流すためのバイパス配管6が設けられている。バイパス配管6の一方の端部は、冷却回路2における燃料電池1よりも下流側かつラジエータ4よりも上流側の部分に接続されている。また、バイパス配管6のもう一方の端部は、冷却回路2におけるラジエータ4よりも下流側かつポンプ3よりも上流側の部分に接続されている。そして、バイパス配管6の途中に上記イオン交換器5が設けられている。
冷却回路2においては、循環する冷媒が燃料電池1よりも下流側に流れたとき、その冷媒の一部がラジエータ4側に流れるのではなくバイパス配管6内に流れ込む。このようにバイパス配管6に流れ込んだ冷媒は、イオン交換器5を通過する際にイオンが除去され、その後に冷却回路2におけるラジエータ4よりも下流側かつポンプ3よりも上流側の部分に流れる。
次に、イオン交換器5の構造について説明する。
図2及び図3に示すように、イオン交換器5は、バイパス配管6(図1)に繋がる冷媒管8と、その冷媒管8と直交して上下方向に延びる円筒状に形成されるとともに冷媒管8と下端部で一体となるケース10と、を備えている。
図2に示すように、ケース10における冷媒管8との隔壁10aには、冷媒管8内の冷媒をケース10内に流入させるべく冷媒管8内とケース10内とを連通する流入孔11が形成されている。上記隔壁10aにおいて、流入孔11よりも冷媒管8内の冷媒の流れ方向(図2の右方向)の下流側には、ケース10内の冷媒を冷媒管8に流出させるべくケース10内と冷媒管8とを連通する流出孔12が形成されている。また、冷媒管8における流入孔11と流出孔12との間の部分には、同冷媒管8内の他の部分よりも冷媒の流通面積が小さい縮径部13が設けられている。
イオン交換器5は、ケース10内に設けられて冷媒中に含まれたイオンを吸着することによって同冷媒からイオンを除去するイオン交換樹脂部材14、及び、ケース10に対し取り外し可能に取り付けられたキャップ15も備えている。このキャップ15は、ケース10に取り付けられることにより、同ケース10の上端において上方に向けて開口する開放部10bを閉塞している。更に、イオン交換器5は、ケース10内に上下方向に延びるように設けられたチューブ部材16も備えている。チューブ部材16の下端開口部は流出孔12に繋がっており、チューブ部材16の上端開口部はキャップ15の上端部下面と対向するように位置している。
上記キャップ15、イオン交換樹脂部材14、及びチューブ部材16は、それらをケース10に対し一度に着脱できるよう、次にようにカートリッジ化されている。すなわち、キャップ15は、内側にイオン交換樹脂部材14が嵌め込まれた上下方向に延びる円筒状の胴部15aと、その胴部15aの上端に設けられて同上端を閉塞する蓋部15bとを備えている。そして、胴部15aは、その内側に嵌め込まれたイオン交換樹脂部材14を上下方向に貫通するようにチューブ部材16を保持している。
次に、キャップ15の胴部15aにおけるチューブ部材16を保持する構造を含め、同キャップ15の詳細な構造について説明する。
キャップ15の上端部下面(蓋部15bの下面)は、上方に向うほど蓋部15bの中心線Lを中心として縮径するテーパ状に形成されている。この胴部15aの上端部には、蓋部15bに対し取り外し用の工具の取り付けを可能とすべく同蓋部15bを縮径するための段部17が設けられている。蓋部15bの外周面は、取り外し工具を取り付けるための多角形状の取付面18となっている。キャップ15の上端部の内周面における段部17に対応する部分には、その段部17の形成に伴って角及び隅が生じる。しかし、それら角及び隅を断面円弧状に形成することにより、上記角及び上記隅がキャップ15の上端部の内側を冷媒が流れる際の抵抗になることを抑制するようにしている。
一方、チューブ部材16においては、その内径が同チューブ部材16の延びる方向において均一となっている。チューブ部材16の上端部の外周面には、周方向に等間隔をおいて設けられた三つの支持部19(図2には二つのみ図示)が突出形成されている。これら支持部19の突出方向の先端には、チューブ部材16と同一の中心線を有するリング部20が支持部19と一体的に形成されている。そして、リング部20の上面にはチューブ部材16が貫通する円板状のメッシュ21が設けられており、そのメッシュ21の外周部の上面にはシールリング22が設けられている。これらメッシュ21及びシールリング22は、リング部20の上面と段部17の下面との間に挟まれている。
チューブ部材16は、上述したように、キャップ15における胴部15aの内側に嵌め込まれた上記イオン交換樹脂部材14を上下方向に貫通している。このため、チューブ部材16の下端部は、イオン交換樹脂部材14の下面から下方に突出するとともに、イオン交換樹脂部材14の下面に接触する円板状のメッシュ31の中心部を貫通している。チューブ部材16の下端部の外周面には、その外周面に沿って円環状に延びるとともに下方に向けて突出するフック部24が形成されている。このフック部24の下端面(先端面)及び胴部15aの下端面にはシールリング23a,23bが当接しており、それらフック部24の下端部及び胴部15aの下端部には底部材25が取り付けられている。
底部材25は、チューブ部材16におけるフック部24の下端部に嵌め込まれる円環状の内周部26と、キャップ15における胴部15aの下端部に嵌め込まれる円環状の外周部27と、それら内周部26及び外周部27間でチューブ部材16を中心とする放射状に延びて内周部26及び外周部27を繋ぐ接続部28と、を備えている。なお、接続部28は、チューブ部材16の外周面回りに、等間隔をおいて合計三つ(図2には二つのみ図示)設けられている。
そして、底部材25の内周部26及び外周部27をフック部24の下端部及び胴部15aの下端部に嵌め込むことにより、シールリング23aが内周部26とフック部24の下端との間に挟まれるとともに、シールリング23bが外周部27と胴部15aの下端との間に挟まれる。更に、このときにはメッシュ31が内周部26及び外周部27とイオン交換樹脂部材14との間に挟まれる。このように底部材25をフック部24の下端部及び胴部15aの下端部に固定することにより、キャップ15、イオン交換樹脂部材14、及びチューブ部材16がカートリッジ化されている。
キャップ15の胴部15aの外周面には雄ねじ29が形成されており、一方でケース10の内周面には上記雄ねじと螺合することが可能な雌ねじ30が形成されている。そして、キャップ15は、上述したようにカートリッジ化された状態のもと、胴部15aの雄ねじ29をケース10雌ねじ30にねじ込むことにより、同ケース10に取り付けられている。こうした取り付けが行われた状態では、ケース10内における流入孔11と繋がる部分が底部材25における内周部26と外周部27との間の部分と連通する一方、チューブ部材16の下端開口部が流出孔12に繋がる。また、このときのチューブ部材16の上端開口部は、キャップ15における蓋部15bの下面であって、同下面におけるテーパ状の部分における上端部分(蓋部15bの中心線Lに対応する部分)と対向している。
なお、図3は、イオン交換器5のケース10から、キャップ15等からなるカートリッジを取り外し、そのカートリッジを分解した状態を示している。
次に、イオン交換器5の作用について説明する。
冷媒管8を流れる冷媒は、縮径部13を通過して下流に流れるものと、縮径部13を通過せずにイオン交換器5を通って縮径部13の下流に流れるものとがある。縮径部13を通過しない冷媒は、流入孔11からイオン交換器5のケース10内に流入し、更にメッシュ31を通過した後、イオン交換樹脂部材14を下から上に通過してキャップ15内の上端部に到達する。このように冷媒がイオン交換樹脂部材14を通過する際、冷媒中に含まれたイオンがイオン交換樹脂部材14に吸着されることにより、同冷媒からイオンが除去される。そして、イオンを除去した後の冷媒は、キャップ15内の上端部においてチューブ部材16の上端開口部から同チューブ部材16に入り込み、そのチューブ部材16内を通って流出孔12からケース10外(冷媒管8内)に流出する。
イオン交換樹脂部材14の取り替えは、次のような手順で行われる。すなわち、取り外し用の工具をケース10の上端部に位置する蓋部15bの取付面18に取り付け、その取り外し工具を用いてキャップ15(蓋部15b)を中心線L周りに左回転させることにより、キャップ15の雄ねじ29とケース10の雌ねじ30との螺合が解除される。このように雄ねじ29と雌ねじ30との螺合が解除された状態で、ケース10の上端に位置する開放部10bからキャップ15を上方に引き抜くことにより、カートリッジ化されたキャップ15、イオン交換樹脂部材14、及びチューブ部材16がケース10から一度に取り外される。なお、この取り外しの際にはキャップ15内に存在していた冷媒が下に落ちてケース10内に溜まるが、そのときにケース10から冷媒があふれ出ることがないよう、同ケース10の高さが予め定められている。
その後、新しいイオン交換樹脂部材14が組み込まれたカートリッジ、すなわちキャップ15、イオン交換樹脂部材14、及びチューブ部材16等からなるカートリッジがケース10の開放部10bに差し込まれる。その状態で、キャップ15を中心線L周りに右回転させることにより、キャップ15の雄ねじ29がケース10の雌ねじ30に螺合され、上記カートリッジがケース10に取り付けられる。こうしたイオン交換樹脂部材14の取り替えに伴い、ケース10内にエアが入り込んだ場合、そのエアは冷媒がケース10内を通過するときに浮力によってキャップ15における蓋部15bの下面であって、同下面におけるテーパ状の部分における上端部分(蓋部15bの中心線Lに対応する部分)に集まる。
ここで、チューブ部材16の上端開口部は、キャップ15における蓋部15bの下面におけるテーパ状の部分の上端部分と対向していることから、ケース10内を通過する冷媒は、蓋部15bの下面におけるテーパ状の部分の上端部分とチューブ部材16の上端開口部との間を通って、その上端開口部からチューブ部材16内に流れ込む。従って、キャップ15における蓋部15bの下面に溜まったエアを、上記ケース10内の冷媒の流れによって流出孔12まで押し流し、その流出孔12からケース10の外に排出することができる。その結果、キャップ15における蓋部15bの下面にエアが溜まることを抑制できるようになる。
次に、イオン交換器5における各所の寸法、すなわち縮径部13における冷媒の流通面積FS、蓋部15bの下面におけるテーパ状の部分の傾斜角度θ、チューブ部材16の内径d、イオン交換器5の外径D及び高さh、並びに、チューブ部材16の上端と蓋部15bの下面との隙間の高さtといった値の一例について列記する。
図4は、冷媒管8における縮径部13よりも上流の部分と下流の部分との圧力差に基づく力Aの大きさを示している。この力Aは、イオン交換器5のケース10内に冷媒を流入させた後、そのケース10内の冷媒を流出孔12から流出させるためのものである。また、この力Aの大きさは、縮径部13における冷媒の流通面積FSの大きさに応じて変化する。そして、流通面積FSについては、力Aが次に示す力の合計値よりも余裕代G分だけ大きい値となるように定められている。すなわち、イオン交換器5内を冷媒が流れるときのケース10及びキャップ15による圧力損失分の力B、イオン交換器5内を流れる冷媒の高さ位置の変化に伴う圧力損失分の力C、イオン交換器5内に溜まるエアの浮力、及び、同エアと冷媒との比重差に基づく力Eの合計値と比較して、上記力Aが余裕代G分だけ大きくなるようにされている。
図5に示すように、蓋部15bの下面におけるテーパ状の部分は蓋部15bの中心線Lと直交する面Fに対し傾斜しており、その面Fに対する上記テーパ状の部分の傾斜角度θは、上記テーパ状の部分に接したエアが同部分の上端部分(中心線Lに対応する部分)に集まりやすくなる値、例えば8°に設定されている。
図6及び図7は、チューブ部材16の内径d、チューブ部材16の上端と蓋部15bの下面との隙間の高さt、並びに、イオン交換器5の外径D及び高さhを示している。
チューブ部材16の上端開口部の面積について、内径d及び高さtを用いて表したとすると、「π・(d/2)^2」という値になる。ここで「π」は円周率を表しており、「^2」は2乗を表している。なお、以下での「π」及び「^2」の表記についても同様である。また、チューブ部材16の上端開口部の内周面を蓋部15bの下面まで延ばして得られる円筒の周面面積について、内径d及び高さtを用いて表したとすると、「π・d・t」という値になる。内径d及び高さtは、次の式「π・(d/2)^2 > π・d・t」、「d≠0」、及び「t≠0」のすべてを満たす値とされる。更に、内径d、外径D、高さhは、次の式「D:d:h=1:X:Y」、「X=0.13〜.24」、及び「Y=1.0〜2.0」のすべてを満たす値とされる。
上述したように流通面積FS、傾斜角度θ、内径d、高さt、外径D、及び高さtを設定することにより、蓋部15bの下面に溜まったエアがイオン交換器5を通過する冷媒によって効果的にチューブ部材16の上端開口部内に押し流される。
以上詳述した本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)イオン交換器5におけるキャップ15の上端部下面、すなわちキャップ15における蓋部15bの下面にエアが溜まることを抑制できる。
(2)冷媒管8の縮径部13における冷媒の流通面積FSを調整することにより、冷媒管8における縮径部13よりも上流の部分と下流の部分との圧力差に基づく力Aの大きさが変わる。従って、流通面積FSの調整を通じて力Aの大きさを変えることにより、ケース10内を通過する冷媒の流量を調整することができる。
(3)キャップ15、イオン交換樹脂部材14、及びチューブ部材16がカートリッジ化されているため、それらをケース10に対し一度に着脱することができ、イオン交換樹脂部材14を取り替える際の作業を簡単なものとすることができる。
(4)キャップ15における胴部15aの上端部に段部17を設けることにより、蓋部15bを縮径して取付面18を形成、詳しくは取り外し工具の取り付けを可能とする取付面18を形成できるようにした。このため、取り外し用の工具を蓋部15bの取付面18に取り付け、その取り外し工具を用いてカートリッジ化されたキャップ15、イオン交換樹脂部材14、及びチューブ部材16を一度に取り外すことができる。
(5)キャップ15における蓋部15bの下面が上方に向うほど縮径するテーパ状に形成されているため、ケース10内のエアが浮力によって蓋部15bの下面における上記テーパ状の部分の上端部分に集まりやすくなる。更に、チューブ部材16の上端開口部が蓋部15bの下面における上記テーパ状の部分の上端部分と対向しているため、その上端部分に溜まったエアをケース10内の冷媒の流れによって効果的にチューブ部材16の上端開口部内に押し流すことができる。その結果、上記エアをチューブ部材16に繋がる流出孔12から効果的にケース10外に排出することができる。
(6)イオン交換器5を通過する冷媒は、ケース10内においてイオン交換樹脂部材14を下から上に通過した後、チューブ部材16の上端開口部から流出孔12に流れる。こうした冷媒の流れをケース10内に形成することにより、イオン交換樹脂部材14によって冷媒からイオンを除去するに当たり、イオン交換樹脂部材14を効率よく用いることができるようになる。その結果、イオン交換樹脂部材14の取り替えサイクルを長くすることができる。
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・キャップ15における蓋部15bの下面については、必ずしもテーパ状に形成されている必要はなく、例えば蓋部15bの中心線Lに対応する部分が上端となるよう上方に窪む湾曲形状に形成されていてもよい。
・冷媒管8において、縮径部13に代えて流入孔11と流出孔12との間を遮蔽する遮蔽部を設け、ケース10内を通過する冷媒の流量を調整するという縮径部13の機能を冷却回路2側に持たせるようにしてもよい。例えば、バイパス配管6に冷媒管8に流す冷媒の流量を調整する流量調整弁等の機構を設けることが考えられる。
・チューブ部材16の内径は、必ずしもチューブ部材16の延びる方向において均一となっている必要はなく、チューブ部材16の上端開口部から下端開口部に向うほど小さくなるようにしたり、それとは逆に大きくなるようにしたりすることも可能である。
1…燃料電池、2…冷却回路、3…ポンプ、4…ラジエータ、5…イオン交換器、6…バイパス配管、8…冷媒管、10…ケース、10a…隔壁、10b…開放部、11…流入孔、12…流出孔、13…縮径部、14…イオン交換樹脂部材、15…キャップ、15a…胴部、15b…蓋部、16…チューブ部材、17…段部、18…取付面、19…支持部、20…リング部、21…メッシュ、22…シールリング、23a…シールリング、23b…シールリング、24…フック部、25…底部材、26…内周部、27…外周部、28…接続部、29…雄ねじ、30…雌ねじ、31…メッシュ。
上記キャップ15、イオン交換樹脂部材14、及びチューブ部材16は、それらをケース10に対し一度に着脱できるよう、次ようにカートリッジ化されている。すなわち、キャップ15は、内側にイオン交換樹脂部材14が嵌め込まれた上下方向に延びる円筒状の胴部15aと、その胴部15aの上端に設けられて同上端を閉塞する蓋部15bとを備えている。そして、胴部15aは、その内側に嵌め込まれたイオン交換樹脂部材14を上下方向に貫通するようにチューブ部材16を保持している。
図4は、冷媒管8における縮径部13よりも上流の部分と下流の部分との圧力差に基づく力Aの大きさを示している。この力Aは、イオン交換器5のケース10内に冷媒を流入させた後、そのケース10内の冷媒を流出孔12から流出させるためのものである。また、この力Aの大きさは、縮径部13における冷媒の流通面積FSの大きさに応じて変化する。そして、流通面積FSについては、力Aが次に示す力の合計値よりも余裕代G分だけ大きい値となるように定められている。すなわち、イオン交換器5内を冷媒が流れるときのケース10及びキャップ15による圧力損失分の力B、イオン交換器5内を流れる冷媒の高さ位置の変化に伴う圧力損失分の力C、イオン交換器5内に溜まるエアの浮力、及び、同エアと冷媒との比重差に基づく力Eの合計値と比較して、上記力Aが余裕代G分だけ大きくなるようにされている。

Claims (5)

  1. 上方に向けて開口する開放部を有するとともに下部に冷媒を流入させる流入孔及び同冷媒を流出させる流出孔が設けられたケースと、
    前記ケース内に設けられて前記冷媒からイオンを除去するイオン交換樹脂部材と、
    前記ケースに対し取り外し可能に取り付けられて同ケースの前記開放部を閉塞するキャップと、
    を備えるイオン交換器において、
    前記ケース内に上下方向に延びるように設けられたチューブ部材を備え、
    前記チューブ部材の下端開口部が前記流出孔に繋がるとともに、前記チューブ部材の上端開口部が前記キャップの上端部下面と対向している
    ことを特徴とするイオン交換器。
  2. 前記ケースは、前記冷媒を流す冷媒管に対し一体的に形成されており、
    前記流入孔は、前記ケースにおける前記冷媒管との隔壁に設けられて前記冷媒管内と前記ケース内とを連通するものであり、
    前記流出孔は、前記隔壁において前記流入孔よりも前記冷媒管内の冷媒の流れ方向の下流側に設けられて前記冷媒管内と前記ケース内とを連通するものであり、
    前記冷媒管における前記流入孔と前記流出孔との間の部分には、同冷媒管の他の部分よりも冷媒の流通面積が小さい縮径部が設けられている
    請求項1記載のイオン交換器。
  3. 前記キャップは、内側に前記イオン交換樹脂部材が嵌め込まれた上下方向に延びる円筒状の胴部と、その胴部の上端に設けられて同上端を閉塞する蓋部とを備えており、
    前記胴部は、その内側に嵌め込まれた前記イオン交換樹脂部材を上下方向に貫通するように前記チューブ部材を保持している
    請求項1又は2に記載のイオン交換器。
  4. 前記キャップにおける前記胴部の上端部には、前記蓋部に対し取り外し用の工具の取り付けを可能とすべく同蓋部を縮径するための段部が設けられている
    請求項3記載のイオン交換器。
  5. 前記キャップの上端部下面は、上方に向うほど縮径するテーパ状に形成されており、
    前記チューブ部材の上端開口部は、前記キャップの上端部下面における上端部分と対向している
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のイオン交換器。
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