JP2017157000A - タイヤモデルの作成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ケーブルビードを有するタイヤの三次元モデルの作成方法を提供する。【解決手段】ビードコアに基づいて、タイヤ周方向に同一断面形状で連続するビードコアモデル15を定義するビードコアモデル定義工程を含む。ビードコアモデル定義工程は、コアモデル31を定義するビーム要素K(i)及びシースモデル32を定義するソリッド要素G(i)に、ヤング率をそれぞれ定義する工程を含んでいる。ソリッド要素G(i)のヤング率は、ビーム要素K(i)のヤング率よりも小さい。【選択図】図7
Description
本発明は、ビード部に、所謂ケーブルビードと呼ばれるビードコアが設けられたタイヤの数値解析用の三次元モデルの作成するための方法に関する。
近年、タイヤの性能を、コンピュータを用いて評価するためのシミュレーション方法が提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。下記特許文献1のシミュレーション方法では、タイヤ回転軸を含む二次元のタイヤ子午線断面形状を、タイヤ周方向に小角度きざみで展開することにより、同一断面形状がタイヤ周方向に連続する三次元のタイヤモデルが定義されている。
ところで、タイヤのビード部には、ビードコアが埋設されている。ビードコアとしては、環状のコアと、前記コアの周囲に螺旋状に巻き付けられる複数本のシース線からなるシースとを有する所謂ケーブルビードが知られている。このようなケーブルビードは、コアに対して、各シース線がコアの回りを移動する。このため、ケーブルビードは、実質的にコアによって、引張剛性やねじり剛性が発揮される。さらに、ケーブルビードは、例えば、ビードワイヤが多列多段に巻き付けられた所謂テープビードに比べて、ねじり剛性を小さくできる。
上記特許文献1の方法に基づいて、ケーブルビードがタイヤ周方向に同一断面形状で連続するビードコアモデルとして定義された場合、実際のケーブルビードのように、コアの回りを螺旋状に配されたシースを再現することができない。このように定義されたビードコアモデルは、それを構成する全ての要素が、引張剛性及びねじり剛性を均一に発揮し、ケーブルビードの上記特徴を再現できないという問題があった。従って、簡単な工程でケーブルビードを再現することができる数値解析用のタイヤモデルの出現が望まれていた。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、ケーブルビードを有するタイヤの三次元モデルを簡単に作ることができるタイヤモデルの作成方法を提供することを主たる目的としている。
本発明は、ビード部に、環状のコアと、前記コアの周囲に螺旋状に巻き付けられる複数本のシース線からなるシースとを有するビードコアが埋設されたタイヤの数値解析用の三次元のタイヤモデルを、コンピュータを用いて作成するための方法であって、前記コンピュータに、前記ビードコアに基づいて、タイヤ周方向に同一断面形状で連続するビードコアモデルを定義するビードコアモデル定義工程を含み、前記ビードコアモデル定義工程は、前記コンピュータに、有限個のビーム要素をタイヤ周方向に環状に接続してコアモデルを定義する工程と、前記コンピュータに、前記コアモデルを囲むように有限個のソリッド要素を配置してシースモデルを定義する工程と、前記ビーム要素及び前記ソリッド要素に、ヤング率をそれぞれ定義する工程とを含み、前記ソリッド要素のヤング率が、前記ビーム要素のヤング率よりも小さいことを特徴とする。
本発明に係る前記タイヤモデルの作成方法において、前記ビーム要素のヤング率を、前記ビードコアのヤング率と実質的に同一に定義するのが望ましい。
本発明に係る前記タイヤモデルの作成方法において、前記ソリッド要素のヤング率は、前記ビーム要素のヤング率の1/100以下であるのが望ましい。
本発明は、ビード部に、環状のコアと、前記コアの周囲に螺旋状に巻き付けられる複数本のシース線からなるシースとを有するビードコアが埋設されたタイヤの数値解析用の三次元のタイヤモデルを、コンピュータを用いて作成するための方法であって、前記コンピュータに、前記ビードコアに基づいて、タイヤ周方向に同一断面形状で連続するビードコアモデル定義するビードコアモデル定義工程を含み、前記ビードコアモデル定義工程は、前記コンピュータに、有限個の第1ソリッド要素をタイヤ周方向に環状に接続してコアモデルを定義する工程と、前記コンピュータに、前記コアモデルを囲むように有限個の第2ソリッド要素を配置してシースモデルを定義する工程と、前記第1ソリッド要素及び前記第2ソリッド要素に、ヤング率をそれぞれ定義する工程とを含み、前記第2ソリッド要素のヤング率が、前記第1ソリッド要素のヤング率よりも小さいことを特徴とする。
本発明に係る前記タイヤモデルの作成方法において、前記第1ソリッド要素のヤング率を、前記ビードコアのヤング率と実質的に同一に定義するのが望ましい。
本発明に係る前記タイヤモデルの作成方法において、前記第2ソリッド要素のヤング率は、前記第1ソリッド要素のヤング率の1/100以下であるのが望ましい。
本願の第1の発明のタイヤモデルの作成方法は、ビードコアに基づいて、タイヤ周方向に同一断面形状で連続するビードコアモデルを定義するビードコアモデル定義工程を含んでいる。ビードコアモデル定義工程は、コアモデルを定義するビーム要素、及び、シースモデルを定義するソリッド要素に、ヤング率をそれぞれ定義する工程を含んでいる。ソリッド要素のヤング率は、ビーム要素のヤング率よりも小さい。
このようなビードコアモデルは、実際のケーブルビードのように、引張剛性及びねじり剛性をコアモデルに発揮させつつ、例えば、テープビードをモデル化したビードコアモデルに比べてねじり剛性を小さく再現することができる。従って、本願の第1の発明は、ケーブルビードを具えたタイヤの性能を正しく表現しうる三次元のタイヤモデルを、簡単に作ることができる。
本願の第2の発明のタイヤモデルの作成方法は、コンピュータに、ビードコアに基づいて、タイヤ周方向に同一断面形状で連続するビードコアモデル定義工程を含んでいる。ビードコアモデル定義工程は、コアモデルを定義する第1ソリッド要素、及び、シースモデルを定義する第2ソリッド要素に、ヤング率をそれぞれ定義する工程を含んでいる。第2ソリッド要素のヤング率は、第1ソリッド要素のヤング率よりも小さい。
このようなビードコアモデルは、実際のケーブルビードのように、引張剛性及びねじり剛性をコアモデルに発揮させつつ、例えば、テープビードをモデル化したビードコアモデルに比べてねじり剛性を小さく再現することができる。従って、本願の第2の発明は、ケーブルビードを具えたタイヤの性能を正しく表現しうる三次元のタイヤモデルを、簡単に作ることができる。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
本実施形態のタイヤモデルの作成方法(以下、単に「作成方法」ということがある)は、ビード部に、ビードコアが埋設されたタイヤの数値解析用の三次元のタイヤモデルを、コンピュータを用いて作成するための方法である。
本実施形態のタイヤモデルの作成方法(以下、単に「作成方法」ということがある)は、ビード部に、ビードコアが埋設されたタイヤの数値解析用の三次元のタイヤモデルを、コンピュータを用いて作成するための方法である。
図1は、本実施形態の作成方法を実行するためのコンピュータの一例を示す斜視図である。コンピュータ1は、本体1a、キーボード1b、マウス1c及びディスプレイ装置1dを含んでいる。この本体1aには、例えば、演算処理装置(CPU)、ROM、作業用メモリ、磁気ディスクなどの記憶装置、及び、ディスクドライブ装置1a1、1a2が設けられている。記憶装置には、本実施形態の作成方法を実行するためのソフトウェア等が予め記憶されている。
図2は、本実施形態の作成方法によってタイヤモデルが作成されるタイヤの断面図である。タイヤ2は、例えば、乗用車用タイヤとして構成されている。本実施形態のタイヤ2は、図2に示されるように、トレッド部2aからサイドウォール部2bを経てビード部2cのビードコア5に至るカーカス6と、カーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2aの内部に配されるベルト層7とが設けられている。
タイヤ2には、ゴム部分3が設けられている。ゴム部分3は、トレッド部2aにおいてベルト層7のタイヤ半径方向外側に配されるトレッドゴム3aと、サイドウォール部2bにおいてカーカス6のタイヤ軸方向外側に配されるサイドウォールゴム3bと、ビード部2cに配されるクリンチゴム3cとを含んでいる。さらに、ゴム部分3は、ビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびるビードエーペックスゴム3dと、タイヤ2のタイヤ内腔面2iを形成するインナーライナーゴム3eとを含んでいる。
図3は、ビード部2cの拡大断面図である。本実施形態のビードコア5は、断面略円形状のケーブルビード5Aとして構成されている。本実施形態のビードコア5は、環状のコア11と、シース12とを有している。
本実施形態のコア11は、モノフィラメントによって構成され、タイヤ周方向に環状に連続してのびている。このコア11(モノフィラメント)は、断面が略円形のスチールコードである場合が例示されるが、このような態様に限定されない。
シース12は、コア11の周囲に螺旋状に巻き付けられる複数本のシース線12Cによって構成されている。各シース線12Cは、コア11よりも断面積が小さい略円形のスチールコードである場合が例示されるが、このような態様に限定されない。これらのシース線12Cは、コア11の周囲に螺旋状に巻き付けられることにより、少なくとも1層、本実施形態では1層のシース12が形成される。
このようなビードコア5(ケーブルビード5A)は、コア11の回りを、各シース線12Cが移動しうる。このため、ビードコア5の引張剛性やねじり剛性は、コア11によって発揮される。さらに、ビードコア5は、例えば、ビードワイヤが多列多段に巻き付けられた断面多角形状の所謂テープビード(図示省略)に比べて、ねじり剛性を小さくできる。従って、本実施形態のビードコア5は、テープビードに比べて、ねじれに対して柔軟であり、ねじれ変形時の復帰力(バネ力)を小とすることができる。
図2に示されるように、カーカス6は、少なくとも1枚、本実施形態では1枚のカーカスプライ6Aで構成されている。カーカスプライ6Aは、トレッド部2aからサイドウォール部2bを経てビード部2cのビードコア5に至る本体部6aと、この本体部6aに連なりビードコア5の廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを含んでいる。
カーカスプライ6Aの本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびるビードエーペックスゴム3dが配されている。また、カーカスプライ6Aは、例えば、タイヤ赤道Cに対して80度〜90度の角度で配列されたカーカスコード(図示省略)が設けられている。
ベルト層7は、タイヤ半径方向内、外2枚のベルトプライ7A、7Bによって構成されている。2枚のベルトプライ7A、7Bは、ベルトコード(図示省略)が、タイヤ周方向に対して、例えば10〜35度の角度で傾けて配列されている。これらのベルトプライ7A、7Bは、ベルトコードが互いに交差する向きに重ね合わされている。
次に、本実施形態の作成方法について説明する。本実施形態の作成方法では、図2に示したタイヤ2の数値解析用の三次元のタイヤモデルが作成される。図4は、本実施形態の作成方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。図5は、本実施形態のタイヤモデルの断面図である。
本実施形態の作成方法では、先ず、コンピュータ1に、タイヤ2のゴム部分3(図2に示す)に基づいて、ゴム部分モデル13が定義される(工程S1)。工程S1では、先ず、ゴム部分3の設計データ(例えば、CADデータ)が、コンピュータ1に入力される。この設計データには、図2に示したタイヤ2のゴム部分3を構成するトレッドゴム3a、サイドウォールゴム3b、クリンチゴム3c、ビードエーペックスゴム3d、及び、インナーライナーゴム3eの輪郭に関する数値データ等が含まれている。
次に、工程S1では、設計データに基づいて、ゴム部分3(図2に示す)が、数値解析法により取り扱い可能な有限個の要素F(i)(i=1、2、…)を用いて分割(離散化)される。これにより、ゴム部分3をモデル化した三次元のゴム部分モデル13が設定される。なお、ゴム部分モデル13は、トレッドゴム3aをモデル化したトレッドゴムモデル13a、サイドウォールゴム3bをモデル化したサイドウォールゴムモデル13b、クリンチゴム3cをモデル化したクリンチゴムモデル13c、ビードエーペックスゴム3dをモデル化したビードエーペックスゴムモデル13d、及び、インナーライナーゴム3eをモデル化したインナーライナーゴムモデル13eが含まれる。
数値解析法としては、例えば、有限要素法、有限体積法、差分法、又は、境界要素法を適宜採用することができる。本実施形態では、有限要素法が採用される。要素F(i)を用いた分割(離散化)は、例えば、コンピュータ1に予め記憶されているメッシュ化ソフトウェアに基づいて、コンピュータ1によって行われる。
要素F(i)としては、三次元のソリッド要素が採用される。ソリッド要素は、例えば、4面体ソリッド要素、5面体ソリッド要素、又は、6面体ソリッド要素等が適宜採用される。要素F(i)には、複数個の節点22が設けられている。また、各要素F(i)には、要素番号、節点22の番号、節点22の座標値、及び、各ゴム部分3の材料特性(例えば、密度、ヤング率、減衰係数、及び/又は、損失正接tanδ等)などの数値データが定義される。ゴム部分モデル13は、コンピュータ1に記憶される。
次に、本実施形態の作成方法では、コンピュータ1に、図2に示したタイヤ2のカーカスプライ6Aに基づいて、カーカスプライモデル16Aが定義される(工程S2)。工程S2では、先ず、カーカスプライ6Aの設計データ(例えば、CADデータ)が、コンピュータ1に入力される。この設計データには、例えば、カーカスコード(図示省略)の配列や、カーカスコードを被覆するトッピングゴム(図示省略)の輪郭に関する数値データが含まれている。
次に、工程S2では、設計データに基づいて、カーカスプライ6A(図2に示す)が、有限個の要素F(i)を用いて分割(離散化)される。これにより、カーカスプライ6Aをモデル化した三次元のカーカスプライモデル16Aが設定される。要素F(i)としては、例えば、三次元のソリッド要素や、膜要素等が採用されうる。各要素F(i)には、要素番号、節点22の番号、節点22の座標値、及び、カーカスプライ6Aの材料特性等の数値データが定義される。カーカスプライモデル16Aは、コンピュータ1に記憶される。
次に、本実施形態の作成方法では、コンピュータ1に、図2に示したタイヤ2のベルトプライ7A、7Bに基づいて、ベルトプライモデル17A、17Bが定義される(工程S3)。工程S3では、先ず、ベルトプライ7A、7Bの設計データ(例えば、CADデータ)が、コンピュータ1に入力される。この設計データには、例えば、ベルトコード(図示省略)の配列や、ベルトコードを被覆するトッピングゴム(図示省略)の輪郭に関する数値データが含まれている。
次に、工程S3では、設計データに基づいて、ベルトプライ7A、7Bが、有限個の要素F(i)を用いて分割(離散化)される。これにより、ベルトプライ7A、7Bをモデル化した三次元のベルトプライモデル17A、17Bが設定される。要素F(i)としては、カーカスプライモデル16Aと同様に、三次元のソリッド要素や、膜要素等が採用されうる。各要素F(i)には、要素番号、節点22の番号、節点22の座標値、及び、ベルトプライ7A、7Bの材料特性等の数値データが定義される。ベルトプライモデル17A、17Bは、コンピュータ1に記憶される。
次に、本実施形態の作成方法では、コンピュータ1に、図2及び図3に示したビードコア5に基づいて、ビードコアモデル15が定義される(ビードコアモデル定義工程S4)。本実施形態のビードコアモデル定義工程S4では、タイヤ周方向に同一断面形状で連続するビードコアモデル15が定義される。図6は、本実施形態のビードコアモデル定義工程S4の処理手順の一例を示すフローチャートである。図7は、図5のビード部の拡大図である。
本実施形態のビードコアモデル定義工程S4では、先ず、コンピュータ1に、図3に示したビードコア5のコア11をモデル化したコアモデル31が定義される(工程S41)。図8(a)、(b)は、本実施形態のビードコアモデル定義工程を説明する部分斜視図である。
工程S41では、先ず、図3に示したビードコア5の設計データ(例えば、CADデータ)が、コンピュータ1に入力される。この設計データには、例えば、コア11の配列及び輪郭に関する数値データが含まれている。
次に、工程S41では、図8(a)に示されるように、設計データに基づいて、数値解析法により取り扱い可能な有限個のビーム要素K(i)(i=1、2、…)がタイヤ周方向に環状に接続される。本実施形態では、コア11の軸心11c(図3に示す)に沿うように、ビーム要素K(i)が配置されている。これにより、工程S41では、コア11(図3に示す)をモデル化したコアモデル31が設定される。各ビーム要素K(i)には、要素番号、節点23の番号、節点23の座標値、及び、コア11の材料特性(後述するヤング率を除く)等の数値データが定義される。コアモデル31は、コンピュータ1に記憶される。
次に、本実施形態のビードコアモデル定義工程S4では、コンピュータ1に、図3に示したビードコア5のシース12をモデル化したシースモデル32が定義される(工程S42)。工程S42では、先ず、図3に示したビードコア5の設計データ(例えば、CADデータ)が、コンピュータ1に入力される。この設計データには、例えば、図3に示したシース12の配列や、シース12の輪郭12sに関する数値データが含まれている。
次に、工程S42では、図8(b)に示されるように、設計データ(例えば、図3に示したビードコア5のシース12の輪郭12s)に基づいて、コアモデル31を囲むように、数値解析法により取り扱い可能な有限個のソリッド要素G(i)(i=1、2、…)が配置される。これにより、工程S42では、シース12をモデル化したシースモデル32が設定される。本実施形態のシースモデル32は、ビーム要素K(i)で定義されたコアモデル31を囲むように設定されるため、図3に示したシース12が配される領域だけでなく、コア11の領域を含んで設定されている。
各ソリッド要素G(i)には、要素番号、節点24の番号、節点24の座標値、及び、シース12(シース線12C)の材料特性(後述するヤング率を除く)等の数値データが定義される。ソリッド要素G(i)とビーム要素K(i)との間には、拘束条件が設定されてもよい。拘束条件は、例えば、ビードコア5のコア11とシース12との接着力に基づいて適宜設定されうる。シースモデル32は、コンピュータ1に記憶される。
次に、本実施形態のビードコアモデル定義工程S4では、ビーム要素K(i)及びソリッド要素G(i)に、ヤング率がそれぞれ定義される(工程S43)。
上述したように、図3に示したビードコア5(ケーブルビード5A)の引張剛性及びねじり剛性は、コア11によって実質的に発揮される。発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、シースモデル32を構成するソリッド要素G(i)のヤング率を、コアモデル31を構成するビーム要素K(i)のヤング率よりも小さく設定することにより、実際のケーブルビードのように、引張剛性及びねじり剛性をコアモデル31に発揮させつつ、テープビードをモデル化したビードコアモデル(図示省略)に比べてねじり剛性を小さく再現することができることを知見した。
このような知見に基づいて、本実施形態の工程S43では、シースモデル32を構成するソリッド要素G(i)のヤング率が、コアモデル31を構成するビーム要素K(i)のヤング率よりも小さく設定される。これにより、ビードコアモデル15は、タイヤモデル21を用いたシミュレーションにおいて、実際のケーブルビード5A(図3に示す)のように、引張剛性及びねじり剛性をコアモデル31に主として発揮させつつ、テープビード(図示省略)に比べてねじり剛性が小さい実際のケーブルビード5A(図3に示す)を再現することができる。
このように、本実施形態の作成方法では、タイヤ周方向に同一断面形状で連続するビードコアモデル15に、ケーブルビード5A(図3に示す)の性能を正しく表現することができるため、例えば、実際のケーブルビード5Aのように、コアモデル31の周囲に螺旋状に巻き付けられたシース線モデル(図示省略)を忠実に定義(モデル化)する必要がない。従って、本実施形態の作成方法では、ケーブルビード5Aを具えたタイヤ2の性能を正しく表現しうる三次元のタイヤモデル21を、簡単(短時間)に作ることができる。
また、本実施形態のコアモデル31は、ビーム要素K(i)によってモデル化されるため、例えば、ソリッド要素(図示省略)を用いてモデル化される場合に比べて、ビードコアモデル15の作成時間を短縮することができる。
ビードコアモデル15に、ケーブルビード5A(図3に示す)の性能をより正しく表現させるために、ソリッド要素G(i)のヤング率は、ビーム要素K(i)のヤング率の1/100以下に設定されるのが望ましい。これにより、ビードコアモデル15は、ビードコアモデル15の引張剛性を、コアモデル31に発揮させることができ、実際のケーブルビード5Aの性能を効果的に再現しうる。
なお、ソリッド要素G(i)のヤング率が、ビーム要素K(i)のヤング率の1/100より大きくなると、ケーブルビード5A(図3に示す)の性能を十分に表現できないおそれがある。このような観点より、ソリッド要素G(i)のヤング率は、好ましくは、ビーム要素K(i)のヤング率の1/500以下であり、より好ましくは、1/1000以下であり、さらに好ましくは、1/2000である。
ビーム要素K(i)のヤング率については、適宜設定することができる。上述したように、図3に示したビードコア5(ケーブルビード5A)の引張剛性は、コア11によって実質的に発揮される。このため、ビーム要素K(i)のヤング率は、ビードコア5の引張剛性(即ち、コア11及びシース12を含んだ引張剛性)に基づいて(引張剛性を換算して)設定されるのが望ましい。これにより、本実施形態のビードコアモデル15は、実際のケーブルビード5A(図3に示す)の引張剛性及びねじり剛性を再現でき、ケーブルビード5Aの性能を正しく表現することができる。ビードコア5(図3に示す)の引張剛性は、例えば、従来の方法に基づいて、ホフマン社製のビード部拡張力試験機を用いた測定結果から求めることができる。
本実施形態の作成方法は、図4に示した工程S1〜工程S4の一連の処理が終了することにより、図5及び図7に示したゴム部分モデル13、ビードコアモデル15、カーカスプライモデル16A、及び、ベルトプライモデル17A、17Bを有するタイヤモデル21が設定される。なお、工程S1〜工程S4は、同時に実施されてもよい。
本実施形態では、隣り合うモデル13、15、16A、17A及び17Bの要素F(i)、G(i)の節点22、24が互いに共有されることにより、各モデル13、15、16A、17A及び17Bが一体に接合されている。なお、隣り合う要素F(i)、G(i)の節点22、24を共有させずに、拘束条件が設定されることにより、各モデル13、15、16A、17A及び17Bが一体に接合されてもよい。
本実施形態のタイヤモデル21は、例えば、タイヤ2(図2に示す)の性能をコンピュータ1によって評価するシミュレーションに用いられる。上述したように、本実施形態のタイヤモデル21は、ケーブルビード5A(図3に示す)の性能を正しく表現することができる。従って、タイヤモデル21を用いたシミュレーションでは、図2及び図3に示したケーブルビード5Aが設けられたタイヤ2の性能を、精度よく評価することができる。
図7及び図8に示されるように、本実施形態の作成方法では、コアモデル31がビーム要素K(i)でモデル化されるものが例示されたが、このような態様に限定されるわけではない。例えば、コアモデル31は、シースモデル32と同様に、ソリッド要素でモデル化されるものでもよい。図9は、本発明の他の実施形態のビードコアモデル定義工程S4の処理手順の一例を示すフローチャートである。図10は、本発明の他の実施形態のビード部の拡大図である。なお、この実施形態において、これまでの実施形態と同一の構成については、同一の符号を付し、説明を省略することがある。
この実施形態のビードコアモデル定義工程S4は、先ず、コンピュータ1に、図3に示したビードコア5のコア11をモデル化したコアモデル41が定義される(工程S51)。図11(a)、(b)は、本発明の他の実施形態のビードコアモデル定義工程を説明する斜視図である。
工程S51では、先ず、図3に示したビードコア5の設計データ(例えば、CADデータ)が、コンピュータ1に入力される。この設計データには、例えば、コア11の輪郭に関する数値データが含まれている。
次に、工程S51では、図11(a)に示されるように、設計データ(例えば、図3に示したコア11の輪郭11s)に基づいて、数値解析法により取り扱い可能な有限個の第1ソリッド要素H(i)(i=1、2、…)が、タイヤ周方向に環状に接続される。これにより、コア11をモデル化したコアモデル41が設定される。各第1ソリッド要素H(i)には、要素番号、節点25の番号、節点25の座標値、及び、コア11の材料特性(後述するヤング率を除く)等の数値データが定義される。コアモデル41は、コンピュータ1に記憶される。
次に、この実施形態のビードコアモデル定義工程S4は、コンピュータ1に、図3に示したビードコア5のシース12をモデル化したシースモデル42が定義される(工程S52)。工程S52では、先ず、図3に示したビードコア5の設計データ(例えば、CADデータ)が、コンピュータ1に入力される。この設計データには、例えば、図3に示したシース12の配列や、シース12の輪郭12sに関する数値データが含まれている。
次に、工程S42では、図11(b)に示されるように、設計データ(例えば、図3に示したビードコア5のシース12の輪郭12s)に基づいて、コアモデル41を囲むように、数値解析法により取り扱い可能な有限個の第2ソリッド要素J(i)(i=1、2、…)が配置される。これにより、シース12をモデル化したシースモデル42が設定される。各第2ソリッド要素J(i)には、要素番号、節点26の番号、節点26の座標値、及び、シース12(シース線12C)の材料特性(後述するヤング率を除く)等の数値データが定義される。第2ソリッド要素J(i)の節点26は、第1ソリッド要素H(i)の節点25に共有させても良い。第2ソリッド要素J(i)の節点26と、第1ソリッド要素H(i)の節点25とを共有させない場合は、第2ソリッド要素J(i)と第1ソリッド要素H(i)との間に拘束条件が設定されてもよい。拘束条件は、例えば、ビードコア5のコア11とシース12との接着力に基づいて適宜設定されうる。シースモデル42は、コンピュータ1に記憶される。
次に、この実施形態のビードコアモデル定義工程S4は、第1ソリッド要素H(i)及び第2ソリッド要素J(i)に、ヤング率がそれぞれ定義される(工程S53)。
上述したように、図3に示したビードコア5(ケーブルビード5A)の引張剛性及びねじり剛性は、コア11によって実質的に発揮される。発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、シースモデル42を構成する第2ソリッド要素J(i)のヤング率を、コアモデル41を構成する第1ソリッド要素H(i)のヤング率よりも小さく設定することにより、実際のケーブルビードのように、引張剛性及びねじり剛性をコアモデル41に発揮させつつ、テープビードをモデル化したビードコアモデル(図示省略)に比べてねじり剛性を小さく再現することができることを知見した。
このような知見に基づいて、本実施形態の工程S53では、シースモデル42を構成する第2ソリッド要素J(i)のヤング率が、コアモデル41を構成する第1ソリッド要素H(i)のヤング率よりも小さく設定される。これにより、ビードコアモデル15は、タイヤモデル21を用いたシミュレーションにおいて、実際のケーブルビード5A(図3に示す)のように、引張剛性及びねじり剛性をコアモデル41に主として発揮させつつ、テープビード(図示省略)に比べてねじり剛性が小さい実際のケーブルビード5A(図3に示す)を再現することができる。
このように、この実施形態の作成方法では、タイヤ周方向に同一断面形状で連続するビードコアモデル15に、ケーブルビード5A(図3に示す)の性能を正しく表現することができるため、例えば、実際のケーブルビード5Aのように、コアモデル41の周囲に螺旋状に巻き付けられたシース線モデル(図示省略)を忠実に定義(モデル化)する必要がない。従って、この実施形態の作成方法では、ケーブルビード5Aを具えたタイヤ2の性能を正しく表現しうる三次元のタイヤモデル21を、簡単(短時間)に作ることができる。
また、この実施形態のコアモデル41は、第1ソリッド要素H(i)でモデル化されるため、図8に示したビーム要素K(i)でモデル化されたコアモデル31に比べて、シースモデル42の厚さ(ボリューム)を小さくできる。これにより、この実施形態では、シースモデル42の第2ソリッド要素J(i)のヤング率を小さくしても、第2ソリッド要素J(i)の変形が抑えられて、要素潰れを効果的に抑制することができるため、安定した計算を実現しうる。
ビードコアモデル15に、ケーブルビード5A(図3に示す)の性能をより正しく表現させるために、第2ソリッド要素J(i)のヤング率は、第1ソリッド要素H(i)のヤング率の1/100以下に設定されるのが望ましい。これにより、ビードコアモデル15は、シースモデル42の引張剛性を効果的に低下させることができ、実際のケーブルビード5Aのように、ビードコアモデル15の引張剛性を、コアモデル41に発揮させることができる。
なお、第2ソリッド要素J(i)のヤング率が、第1ソリッド要素H(i)のヤング率の1/100より大きくなると、ケーブルビード5A(図3に示す)の性能を十分に表現できないおそれがある。このような観点より、第2ソリッド要素J(i)のヤング率は、好ましくは、第1ソリッド要素H(i)のヤング率の1/500以下であり、より好ましくは、1/1000以下であり、さらに好ましくは、1/2000である。
第1ソリッド要素H(i)のヤング率については、適宜設定することができる。図8に示したビーム要素K(i)のヤング率と同様の観点より、第1ソリッド要素H(i)のヤング率は、ビードコア5の引張剛性(即ち、コア11及びシース12を含んだ引張剛性)に基づいて設定されるのが望ましい。これにより、この実施形態のビードコアモデル15は、実際のケーブルビード5A(図3に示す)の引張剛性を再現でき、ケーブルビード5Aの性能を正しく表現することができる。なお、第1ソリッド要素H(i)のヤング率は、ビーム要素K(i)のヤング率と同様に、ビードコア5のヤング率と実質的に同一に定義されてもよいが、より好ましくは、ビードコア5のヤング率に、係数(ビードコア5全体の断面積/コアモデル41の断面積)を乗じた値と、実質的に同一に定義されるのが望ましい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図4に示した処理手順に従って、図2に示したビードコア(ケーブルビード)を有するタイヤを、有限個の要素でモデル化したタイヤモデルが作成された(実施例1及び実施例2)。実施例1では、図6に示した処理手順に従って、ビードコアのコアが有限個のビーム要素でモデル化され、かつ、シースが有限個のソリッド要素でモデル化された。実施例2では、図9に示した処理手順に従って、ビードコアのコアが有限個の第1ソリッド要素でモデル化され、かつ、シースが有限個の第2ソリッド要素でモデル化されている。
また、比較のために、ビードコアの全体を有限個のソリッド要素でモデル化したビードコアモデルを有するタイヤモデルが作成された(比較例)。そして、実施例1、実施例2及び比較例のタイヤモデルについて、路面モデルを走行した状態が計算され、ケーブルビードの特徴を再現できるか否かが判断された。共通仕様は、下記のとおりである。また、実施例1、実施例2及び比較例のタイヤモデルについて、各要素のヤング率は、明細書中に記載した測定方法に基づいて求められた。
タイヤサイズ:195/65R15
実施例1:
ビーム要素のヤング率:190GPa
ソリッド要素のヤング率:300MPa
実施例2:
第1ソリッド要素のヤング率:2500GPa
第2ソリッド要素のヤング率:300MPa
比較例:
ソリッド要素のヤング率:300MPa
タイヤサイズ:195/65R15
実施例1:
ビーム要素のヤング率:190GPa
ソリッド要素のヤング率:300MPa
実施例2:
第1ソリッド要素のヤング率:2500GPa
第2ソリッド要素のヤング率:300MPa
比較例:
ソリッド要素のヤング率:300MPa
テストの結果、実施例1及び実施例2のタイヤモデルは、ケーブルビードの特徴を再現することができた。他方、比較例のタイヤモデルは、ケーブルビードの特徴を再現することができなかった。従って、実施例1及び実施例2は、コアモデルの周囲に螺旋状に巻き付けられたシース線モデルを忠実に定義しなくても、タイヤ周方向に同一断面形状で連続するビードコアモデルに、ケーブルビード5Aの性能を正しく表現することができるため、ケーブルビードを有するタイヤの三次元モデルを簡単に作ることができた。
また、実施例1のタイヤモデルの作成に要した時間は、実施例2のタイヤモデルの作成の要した時間の2/5であった。従って、コアがビーム要素でモデル化された実施例1のタイヤモデルは、コアが第1ソリッド要素でモデル化された実施例2のタイヤモデルに比べて、早期に作成できた。
15 ビードコアモデル
31 コアモデル
32 シースモデル
K(i) ビーム要素
G(i) ソリッド要素
31 コアモデル
32 シースモデル
K(i) ビーム要素
G(i) ソリッド要素
Claims (6)
- ビード部に、環状のコアと、前記コアの周囲に螺旋状に巻き付けられる複数本のシース線からなるシースとを有するビードコアが埋設されたタイヤの数値解析用の三次元のタイヤモデルを、コンピュータを用いて作成するための方法であって、
前記コンピュータに、前記ビードコアに基づいて、タイヤ周方向に同一断面形状で連続するビードコアモデルを定義するビードコアモデル定義工程を含み、
前記ビードコアモデル定義工程は、
前記コンピュータに、有限個のビーム要素をタイヤ周方向に環状に接続してコアモデルを定義する工程と、
前記コンピュータに、前記コアモデルを囲むように有限個のソリッド要素を配置してシースモデルを定義する工程と、
前記ビーム要素及び前記ソリッド要素に、ヤング率をそれぞれ定義する工程とを含み、
前記ソリッド要素のヤング率が、前記ビーム要素のヤング率よりも小さいことを特徴とするタイヤモデルの作成方法。 - 前記ビーム要素のヤング率を、前記ビードコアのヤング率と実質的に同一に定義する請求項1記載のタイヤモデルの作成方法。
- 前記ソリッド要素のヤング率は、前記ビーム要素のヤング率の1/100以下である請求項1又は2に記載のタイヤモデルの作成方法。
- ビード部に、環状のコアと、前記コアの周囲に螺旋状に巻き付けられる複数本のシース線からなるシースとを有するビードコアが埋設されたタイヤの数値解析用の三次元のタイヤモデルを、コンピュータを用いて作成するための方法であって、
前記コンピュータに、前記ビードコアに基づいて、タイヤ周方向に同一断面形状で連続するビードコアモデル定義するビードコアモデル定義工程を含み、
前記ビードコアモデル定義工程は、
前記コンピュータに、有限個の第1ソリッド要素をタイヤ周方向に環状に接続してコアモデルを定義する工程と、
前記コンピュータに、前記コアモデルを囲むように有限個の第2ソリッド要素を配置してシースモデルを定義する工程と、
前記第1ソリッド要素及び前記第2ソリッド要素に、ヤング率をそれぞれ定義する工程とを含み、
前記第2ソリッド要素のヤング率が、前記第1ソリッド要素のヤング率よりも小さいことを特徴とするタイヤモデルの作成方法。 - 前記第1ソリッド要素のヤング率を、前記ビードコアのヤング率と実質的に同一に定義する請求項4記載のタイヤモデルの作成方法。
- 前記第2ソリッド要素のヤング率は、前記第1ソリッド要素のヤング率の1/100以下である請求項4又は5に記載のタイヤモデルの作成方法。
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