JP2017156491A5 - - Google Patents

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図8は、第2の実施の形態の表示装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
表示装置100は、制御ユニット110によって装置全体が制御されている。
制御ユニット110は、CPU111と、RAM(Random Access Memory)112と、ROM(Read Only Memory)113とを備え、複数の周辺機器とがバス119を介して相互に信号を出入力可能に接続されている。
ROM113は、読み出し専用の半導体記憶装置で、OSのプログラムと、アプリケーションプログラム、書き替えをしない固定データが格納される。また、ROM113の代わり、あるいはROM113に加えて、二次記憶装置としてフラッシュメモリ等の半導体記憶装置を使用することもできる。
バス119に接続されている周辺機器としては、表示用ドライバ114、光源ドライバ115、PDLCドライバ116、入出力インタフェース117、通信インタフェース118がある。
表示用ドライバ114には、LCDパネル120が接続されている。表示用ドライバ114は、LCDパネル120に画像信号を出力して画像を表示する。
源ドライバ115には、光源140が接続されている。光源ドライバ115は、光源140を駆動し、PDLC層133に入射する光の輝度を制御する。
PDLCドライバ116には、導光部130が接続されている。PDLCドライバ116は、導光部130に形成される領域電極に駆動電圧を印加することによって、PDLC層133に電場を印加する。
表示装置100は、信号処理部150が画像信号を入力し、画像信号に基づいて、表示用ドライバ114、光源ドライバ115及びPDLCドライバ116を駆動する信号を生成する。信号処理部150は、画像処理部151、タイミング生成部152、画像解析部153、光源データ記憶部154及び駆動パターン決定部155を有する。画像処理部151、タイミング生成部152、画像解析部153及び駆動パターン決定部155は、例えば、CPU111などのプロセッサである。光源データ記憶部154は、例えば、RAM112またはROM113に確保した記憶領域として実現できる。
画像解析部153は、順次入力する画像信号DEを取得し、1領域分の信号が揃った時点で要求輝度値を算出する。駆動パターン決定部155は、要求輝度値に基づき、駆動パターンを決定する。領域に対応する画像信号DEの取得から駆動パターン決定までの処理は、表示用ドライバ114が同じ領域について画像走査を行っている期間に実行する。駆動パターン決定部155は、決定した駆動パターンを用いて、PDLCドライバ116及び光源ドライバ115を制御する。
以下、駆動パターンの一例として、すべての領域の要求輝度が同じであった場合について説明する。駆動パターン決定部155は、すべての領域の輝度が均一となるように駆動パターンを決定する。
図11は、第2の実施の形態の表示装置の駆動パターンの一例を示す図である。図11の縦方向のは、領域CH1,・・・,CH10を示し、横方向のは、経過時間を示す。各領域CH1,・・・,H10を示す行において、何も記載されていない時間帯は、当該領域を透過状態にしている期間である。また、斜線で示す時間帯は、当該領域が散乱状態に制御されている時間帯である。光源電流は、光源140に供給する駆動電流を示す。また、点線は、画像走査を示す。
駆動パターン決定部155は、輝度アップ期間において、各領域の輝度アップを図る駆動パターンを決定する。図11の例では、光源140に最も近い領域CH10を走査期間tsの間、散乱状態としたときに得られる輝度を基準とし、全領域の輝度を均一にするための駆動パターンを決定する。駆動パターン決定部155は、例えば、領域が主点灯期間に得られる輝度を輝度分布テーブルに基づいて算出する。そして、算出した領域の輝度と、基準の輝度との差に基づき、輝度アップ期間における領域の散乱時間を算出する。図11に示す駆動パターンでは、光源140からの距離が最も遠い領域CH1の散乱時間tb1が最大である。そして、領域CH1,CH2,CH3,・・・,CH9の順に散乱時間tb1>tb2>tb3>・・・>tb9と、散乱時間を減少させている。PDLCドライバ116は、駆動パターンに基づき、領域CH1,・・・,CH10を順次散乱状態に制御し、輝度アップを図る。なお、図11の例では、輝度アップ期間における光源電流を主点灯期間における電流値と同じにしているが、電流値は適宜設定される。例えば、輝度アップを図るため、輝度アップ期間における光源電流を主点灯期間より大きくすることもできる。このとき、輝度アップされる領域CH9から領域CH1が、領域CH10の主点灯期間におけるバックライト光の輝度を超えるときは、領域CH10について散乱時間を設けて輝度アップを行う。
図12の点線は、領域CH1,・・・,CH10を光源140の輝度と、領域電極の駆動条件を同じにして駆動したときに得られる光源輝度分布を示している。光源140から遠くなるにしたがって、輝度が低下している。図12に示すように、光源140から距離に応じた輝度の低下量に基づいて、低下量を補正する駆動パターンを算出し、領域CH1,・・・,CH10を駆動する。これにより、光源140から離れた領域の輝度をアップし、実線で示すバックライト輝度分布を得ることができる。
図13において、例えば、各々のバックライト走査期間が1フレームとされる。
ここで、領域電極の下電極135側には、−V[V]と+V[V]の電圧がフレームごとに反転する電圧Vcomが供給される。領域CH1,・・・,CH10は、Vcomと極性が反対の電圧が印加された期間において、対応するPDLC1331に2*V[V]の電圧が印加される。このとき、PDLC1331は、散乱状態となる。一方、Vcomと同じ電圧が印加されているときは、PDLC1331に印加される電圧は0[V]である。このとき、PDLC1331は、透過状態になる。
第1光源61は、光変調層4の第1側面の近傍に配置され、第1側面から光変調層4内に進行する光を発光する。図7に示したように、第1光源61から分割領域4dに入射する光の輝度を基準として、分割領域4c、分割領域4b、分割領域4aの順に輝度が低下する。第1光源61は、制御部71に接続し、制御部71によって発光のオン・オフと、発光時の光量が制御される。
第2光源62は、第1側面と対向する第2側面の近傍に配置され、第2側面から光変調層4内に進行する光を発光する。第1光源61の光の進行方向と、第2光源62の光の進行方向は、互いに逆方向となる。第2光源62から分割領域4aに入射する光の輝度を基準として、分割領域4b、分割領域4c、分割領域4dの順に輝度が低下する。第2光源62は、制御部71に接続し、制御部71によって発光のオン・オフと、発光時の光量が制御される。
第2光源242は、導光部130の第2側面の近傍に配置される。第2光源242は、導光部130のX方向(図16参照)に延在する線光源であり、均一な光を導光部130に向けて発光する。第2光源242が発光した光は、途中で散乱されない場合には、領域CH1,・・・,CH10の順にPDLC層133内を進行する。
また、表示装置200のハードウェア構成は、図8に示す表示装置100のハードウェア構成と同様である。CPU111、RAM112、ROM113などを有する制御ユニット110を備え、装置全体を制御する。制御ユニット110は、LCDパネル120を駆動する表示用ドライバ114、第1光源241及び第2光源242を駆動する光源ドライバ115、及び導光部130のPDLCを駆動する領域電極を制御するPDLCドライバ116とバス119を介して接続する。制御ユニットがドライバに指示を出力することにより、LCDパネル120、第1光源241、第2光源242、領域電極を制御することができる。
図18では、領域における第1光源241の光の輝度を点線で示す。第1光源241から導光部130に入射する光の輝度は、第1光源241からの光が第1側面に入射したときの輝度を基準として、第1側面からの距離に応じて低下する。領域に入射する第1光源241からの光の輝度は、CH10>CH9>CH8>CH7>CH6>CH5>CH4>CH3>CH2>CH1の順に小さくなる。
図19は、第4の実施の形態の表示装置の機能構成例を示す図である。図9に示す表示装置100と同じものには同じ符号を付し、説明は省略する。
表示装置200では、信号処理部250が、画像信号を順次取り込み、表示用信号を生成して、表示用ドライバ114を駆動する。また、信号処理部250は、画像信号に基づいて、バックライト走査に用いる駆動パターンを生成し、駆動パターンを用いて光源ドライバ215及びPDLCドライバ116を駆動する。
源ドライバ215は、第1光源241と、第2光源242に接続する。光源ドライバ215は、駆動パターンに基づいて第1光源241に供給する光源電流を制御し、第1光源241からPDLC層133に入射する光の輝度を制御する。また、光源ドライバ215は、駆動パターンに基づいて第2光源242に供給する光源電流を制御し、第2光源242からPDLC層133に入射する光の輝度を制御する。なお、光源ドライバ215は、第1光源241と、第2光源242にそれぞれ個別に設けるとしてもよい。
図20は、第4の実施の形態の表示装置のバックライト部分駆動を示す図である。図20では、第1光源241からPDLC層133に入射する光L5を点線で示す。また、第2光源242からPDLC層133に入射する光L6を一点鎖線で示す。
図21は、第4の実施の形態の表示装置の駆動パターンの第1実施例を示す図である。図11と同様に、縦方向は領域CH1,・・・,CH10を示し、横方向は経過時間を示す。領域CH1,・・・,CH10において、何も記載されていない時間帯は、当該領域を透過状態にしている。斜線で示す時間帯は、当該領域を散乱状態に駆動している。また、点線は、画像走査を示す。tsは、1つの領域を画像走査するのに要する時間を示す。tdは、バックライト走査期間において、領域に割り当てられた割当駆動期間を示す。なお、割当駆動期間では、この領域が散乱状態となるように領域電極を制御することができる。割当駆動期間内における領域の散乱時間は、割当駆動期間を最大として適宜制御される。第1実施例では、領域に対し、バックライト走査期間を全領域に均等に配分した割当駆動期間tdが割り当てられている。
図22は、第4の実施の形態の表示装置の第1実施例におけるバックライト光の輝度分布を示す図である。
(A)LS2補正輝度分布は、第1実施例の駆動パターンでバックライト走査を行った場合における第2光源(LS2)の補正後の輝度分布を説明する図である。
LS1輝度分布は、第1光源241をLS1電流一定として同じ条件で領域を駆動した場合のフレーム期間におけるバックライト光の輝度分布である。LS2輝度分布は、第2光源242をLS2電流一定として同じ条件で領域を駆動した場合の、フレーム期間におけるバックライト光の輝度分布である。全領域を同条件で駆動した場合、入射した光は同様に散乱されるので、図18に示す輝分布と同様の輝度分布が得られる。
図23は、第4の実施の形態の表示装置の駆動パターンの第2実施例を示す図である。図21と同じものには同じ名称を付し、説明を省略する。また、領域に対応する時間帯の記載と、点線が画像走査を示すことも図21と同様である。
なお、上記の実施例では、図18に示すように、領域に入射する光の輝度と、光が入射する入射面からの距離との関係が、第1光源241と、第2光源242とで同様である場合について説明した。図18の例では、第1光源241の輝度分布と、第2光源242の輝度分布は、表示面の中央である領域CH5と領域CH6の境界線で線対称となっている。しかしながら、第4の実施の形態の表示装置はこれに限定されない。第4の実施の形態では、領域のバックライト光の輝度の低下量と、駆動対象の光源を所定の駆動電流で駆動したときのバックライト光の輝度分布とに基づき、輝度の低下量を補正する駆動電流を算出する。
このように、第1実施例、第2実施例及び第3実施例では、光源の駆動電流を制御してバックライト光の輝度の均一化を図る。しかしながら、第4の実施の形態の表示装置の駆動パターンはこれに限定されない。以下では、第4の実施の形態の表示装置と同様の構成を有する表示装置が他の駆動パターンを用いてバックライト制御を行う実施の形態について説明する。なお、以下で説明する実施の形態の表示装置は、図16に示す表示装置200と同様の構成である。導光部130対向する側面の近傍にそれぞれ第1光源241と第2光源242が配置される。また、第1光源241及び第2光源242の輝度分布及び合計輝度は、図18と同様である。
図27は、第5の実施の形態の表示装置における駆動パターンの一例を示す図である。図21と同じものには同じ名称を付し、説明を省略する。また、領域に対応する時間帯の記載と、点線が画像走査を示すことも図21と同様である。図27は、図18に示すように、第1光源241と第2光源242の合計輝度が、第1光源241及び第2光源242の中間にある中央部分の領域で低くなる場合の一例である。
図29は、第6の実施の形態の表示装置における駆動パターンの一例を示す図である。図21と同じものには同じ名称を付し、説明を省略する。また、領域に対応する時間帯の記載と、点線が画像走査を示すことも図21と同様である。
図29の例では、第1光源241に近く、入射する光の輝度が高い領域CH7,CH8,CH9,CH10の空き期間を入射する光の輝度の低い領域CH5,CH6に割り当てる。図29の駆動パターンでは、領域CH5には、領域CH7,CH8,CH9の空き期間が割り当てられる。同様に、領域CH6には、領域CH10の空き期間が割り当てられる。このように、空き期間を入射する光の輝度の低い領域CH5,CH6に割り当てることにより、領域CH5,CH6における散乱時間を増やすことができる。これにより、領域CH5,CH6のバックライト光の輝度アップが可能となる。
図30は、第7の実施の形態の表示装置における駆動パターンの一例を示す図である。図21と同じものには同じ名称を付し、説明を省略する。また、領域に対応する時間帯の記載と、点線が画像走査を示すことも図21と同様である。
輝度アップ期間には、領域に入射する光の合計輝度に応じて各領域の散乱時間が制御される。領域に入射する光の合計輝度は、第1光源241の発光輝度と当該領域の第1側面からの距離、及び第2光源242の発光輝度と当該領域の第2側面からの距離に応じて決まる。図30に示す駆動パターンは、領域に入射する光の合計輝度が図18に示す輝度分布である場合のパターンである。輝度アップ期間では、入射する光の合計輝度が低い領域CH5及び領域CH6が長くなるように散乱時間を制御している。
図31は、第8の実施の形態の表示装置における駆動パターンの一例を示す図である。図21と同じものには同じ名称を付し、説明を省略する。また、領域に対応する時間帯の記載と、点線が画像走査を示すことも図21と同様である。
LS1輝度分布及びLS2輝度分布は、図18に示す輝度分布で入射、同じ条件で駆動するPDLC層133を介して出射される光の輝度分布を示す図である。
LS1補正輝度分布は、第8の実施の形態の駆動パターンで、領域を散乱状態に駆動したときに得られる第1光源241から入射した光が出射面139から出射されるバックライト光の輝度分布を示す。LS2補正輝度分布は、第8の実施の形態の領域を散乱状態に駆動したときに得られる第2光源242から入射した光が出射面139から出射されるバックライト光の輝度分布を示す。
図33は、第9の実施の形態の表示装置における駆動パターンの一例を示す図である。図21と同じものには同じ名称を付し、説明を省略する。また、領域に対応する時間帯の記載と、点線が画像走査を示すことも図21と同様である。第9の実施の形態の駆動パターンでは、バックライト走査期間を領域に均等に配分し、割当駆動期間tdを設定している。そして、領域に入射する光の輝度に基づいて、第1光源241または第2光源242を選択し、選択した光源の光源電流を制御する。
図33に示す駆動パターンでは、図32と同様に、第2光源242に近い側の領域CH1〜CH5の散乱時間には、第2光源242を点灯し、第1光源241を消灯する。また、第1光源241に近い側の領域CH6〜CH10の散乱時間には、第1光源241を点灯し、第2光源242を消灯する。また、第2光源242を選択している領域CH1,CH2,CH3,CH4,CH5は、第2側面からの距離に応じて入射する第2光源242からの光の輝度がCH1>CH2>CH3>CH4>CH5の順に低下する。第2光源242のLS2電流は、この輝度の低下量に合わせ、i21(CH1)<i22(CH2)<i23(CH3)<i24(CH4)<i25(CH5)の順に増加させる。なお、i21は、領域CH1の割当駆動期間におけるLS2電流である。i22〜i25もそれぞれ()に示す領域の割当駆動期間におけるLS2電流である。同様に、第1光源241のLS1電流は、領域に入射する第1光源241からの光の輝度に応じて制御される。第1光源241のLS1電流は、i16(CH6)>i17(CH7)>i18(CH8)>i19(CH9)>i110(CH10)の順に減少させる。なお、i16は、領域CH6の割当駆動期間におけるLS1電流である。i17〜i110もそれぞれ()に示す領域の割当駆動期間におけるLS1電流である。
図34は、第10の実施の形態の表示装置における駆動パターンの一例を示す図である。図21と同じものには同じ名称を付し、説明を省略する。また、領域に対応する時間帯の記載と、点線が画像走査を示すことも図21と同様である。
図36は、第11の実施の形態の表示装置における駆動パターンの一例を示す図である。図21と同じものには同じ名称を付し、説明を省略する。また、領域に対応する時間帯の記載と、点線が画像走査を示すことも図21と同様である。図36に示す一例では、領域CH5,CH6に対して輝度上げを行う。
図37は、第12の実施の形態の表示装置のバックライト部分駆動を示す図である。
図37では、第1光源241からPDLC層133に入射する光L7を点線で示す。また、第2光源242からPDLC層133に入射する光L8を一点鎖線で示す。
図38は、第12の実施の形態の表示装置における駆動パターンの一例を示す図である。図21と同じものには同じ名称を付し、説明を省略する。また、領域に対応する時間帯の記載と、点線が画像走査を示すことも図21と同様である。第12の実施の形態の駆動パターンでは、第1光源241から入射する光を散乱する第1の領域と、第2光源242から入射する光を散乱する第2の領域を、同時に駆動する。
図38の例では、領域CH1,CH2の組の画像走査(2ts)が終了した時点で、領域CH1,CH2の割当駆動期間(2td)が開始される。なお、2tsは、2領域分の画像走査が行われる期間を示す。2tdは、バックライト走査期間を全領域に均等に割り当てた場合の1領域当たりの割当駆動期間(td)の2倍の期間が割り当てられることを示す。また、各組の割当駆動期間における第1光源241のLS1電流と、第2光源242のLS2電流は、各組の領域に応じて制御される。領域CH1,CH2の組では、領域CH1は、隣接する第2光源242からの光を入射するので、LS2電流i21は他の選択される領域より低い。一方、領域CH2は、離れた第光源241からの光を入射するので、LS1電流i12は他の選択される領域より高い。
図41は、第13の実施の形態の表示装置の各機能部の駆動タイミングを示す図である。図10と同じものには、同じ名称を付し、説明は省略する。
表示装置300では、信号処理部350に入力する画像信号DEは、フレームメモリ351に逐次格納される。1フレームにおける画像走査期間が終了する時点で、フレームメモリ351には1フレーム分の画像信号が格納される。画像解析部353は、例えば、垂直ブランキング期間に、フレームメモリ351に格納される画像信号を解析し、バックライト光の輝度プロファイルを作成する。駆動パターン決定部354は、輝度プロファイルと、光源データ記憶部254に記憶される輝度分布テーブルとに基づき、駆動パターンを決定する。次のフレーム期間では、画像処理部352がフレームメモリ351に格納する画像信号を信号処理した表示用信号を表示用ドライバ114に出力する。また、駆動パターン決定部354は、決定した駆動パターンに基づき、PDLCドライバ116及び光源ドライバ225を制御する。表示用ドライバ114、PDLCドライバ116及び光源ドライバ225は、タイミング生成部152が生成するタイミング信号に基づいて駆動する。表示用ドライバ114は、タイミング信号に同期して画像走査を行う。PDLCドライバ116及び光源ドライバ225は、タイミング信号に同期してバックライト走査を行う。PDLCドライバ116は、領域電極を駆動して領域を散乱状態にし、領域に入射した光を散乱させる。光源ドライバ225は第1光源241及び第2光源242を駆動し、領域に入射する光を発光する。
図42の例では、下画面の領域CH6,CH7,CH8,CH9,CH10は暗い画像である。一方、上画面の領域CH1,CH2,CH3,CH4,CH5は明るい画像である。したがって、画像解析部353が算出するバックライトの輝度プロファイルでは、領域CH1,CH2,CH3,CH4,CH5の輝度は高く、領域CH6,CH7,CH8,CH9,CH10の輝度は低くなる。駆動パターン決定部354は、このような輝度プロファイルに基づき、電力的に最も効率のよい駆動パターンとして、図33に示す第9の実施の形態の駆動パターンを選択する。第9の実施の形態の駆動パターンは、領域に近い側の光源を片側点灯し、領域における光源からの距離に応じて光源を駆動する光源電流を制御する。
図43は、第13の実施の形態の表示装置における駆動パターンの一例を示す図である。図21と同じものには同じ名称を付し、説明を省略する。また、領域に対応する時間帯の記載と、点線が画像走査を示すことも図21と同様である。
図43に示す駆動パターンは、第2光源242に近い領域CH1,CH2,CH3,CH4,CH5は第2光源242を片側点灯する。一方、第1光源241に近い領域CH6,CH7,CH8,CH9,CH10では、第1光源241を片側点灯する。図42に示した表示画面に表示される画像では、領域CH1,CH2,CH3,CH4,CH5に対応する画像が領域CH6,CH7,CH8,CH9,CH10に対応する画像よりも明るいので、輝度プロファイルでは領域CH1,CH2,CH3,CH4,CH5は領域CH6,CH7,CH8,CH9,CH10よりも輝度が高い。輝度プロファイルでは、領域CH1,CH2,CH3,CH4,CH5は輝度が高いので、これらの領域に割り当てられた割当駆動期間に点灯する第2光源242のLS2電流を高くする。また、領域CH1,CH2,CH3,CH4,CH5と、第2光源242からの距離が遠くなるにしたがって、LS2電流をi21(CH1)<i22(CH2)<i23(CH3)<i24(CH4)<i25(CH5)の順にLS2電流が大きくなるように制御する。一方、図42に示した表示画面に表示される画像では、領域CH6,CH7,CH8,CH9,CH10に対応する画像が領域CH1,CH2,CH3,CH4,CH5に対応する画像よりも暗いので、輝度プロファイルでは、領域CH6,CH7,CH8,CH9,CH10は領域CH1,CH2,CH3,CH4,CH5よりも輝度低い。領域に割り当てられた割当駆動期間に点灯する第1光源241のLS1電流をLS2電流と比べて、低く設定する。また、領域CH6,CH7,CH8,CH9,CH10と、第1光源241からの距離が近くなるにしたがって、LS1電流をi16(CH6)>i17(CH7)>i18(CH8)>i19(CH9)>i110(CH10)の順にLS1電流が小さくなるように制御する。なお、この場合においても、第2の実施の形態、第5の実施の形態乃至第7の実施の形態と同様に、LS1及びLS2の電流を一定とし、各々の領域の点灯時間を制御することにより輝度を制御してもよい。
合計輝度分布は、領域CH1,CH2,CH3,CH4,CH5のLS2補正輝度分布と、領域CH6,CH7,CH8,CH9,CH10のLS1補正輝度分布とが合計された輝度分布を示す。図4に示す駆動パターンでは、第2光源242を駆動するLS2電流に対し、第1光源241を駆動するLS1電流が低い値に設定されている。このように、輝度プロファイルに基づき、高い輝度が必要ない場合は、光源へ供給する光源電流を低く設定することができる。これにより、光の利用効率が上がり、低電力で駆動することができる。このように、バックライト走査の前に輝度プロファイルを作成し、輝度プロファイルに基づいて駆動パターンを決定することにより、より画像に適した駆動パターンを生成することができる。
(4)開示される発明の一態様は、前記制御部は、前記分割領域を同じ駆動条件で散乱状態にしたときに前記分割領域から出射される光の輝度を登録した輝度分布テーブルに基づき、前記第1の期間において前記分割領域から出射される光の輝度が要求輝度に不足するときは、不足分に応じて散乱時間を制御する、
(1)に記載の表示装置である。
(7)開示される発明の一態様は、前記制御部は、前記画像表示パネルによる画像走査が終了した順に、前記分割領域を散乱状態にする、
(6)に記載の表示装置である。
(10)開示される発明の一態様は、前記制御部は、
前記バックライト走査期間を前記分割領域に等分に配分した割当駆動期間を設定し、
前記第1の側面に入射した前記第1の光源の光が、前記分割領域に入射するまでの距離に応じて低下する第1の輝度低下量と、前記第2の側面に入射した前記第2の光源の光が、前記分割領域に入射するまでの距離に応じて低下する第2の輝度低下量に基づき、要求輝度を得るための散乱時間が、前記割当駆動期間より短い第1の分割領域における空き時間を、前記散乱時間が前記割当駆動期間よりも長い第2の分割領域の散乱時間に割り当てる、
(6)に記載の表示装置である

Claims (4)

  1. 前記制御部は、前記分割領域を同じ駆動条件で散乱状態にしたときに前記分割領域から出射される光の輝度を登録した輝度分布テーブルに基づき、前記第1の期間において前記分割領域から出射される光の輝度が要求輝度に不足するときは、不足分に応じて散乱時間を制御する、
    請求項1に記載の表示装置。
  2. フレーム周期で画像が更新される画像表示パネルと、
    前記画像表示パネルの背面に配置され、印加された電場に応じて入射した光を散乱する散乱状態、または、前記光を透過する透過状態に切り替わる光変調層と、
    前記光変調層の第1の側面から入射して、前記光変調層内を第1の方向に進行する光を発光する第1の光源と、
    前記光変調層の前記第1の側面と対向する第2の側面から入射して、前記光変調層内を前記第1の方向と逆の第2の方向に進行する光を発光する第2の光源と、
    前記第1の方向及び前記第2の方向に交差する方向に前記変調層を分割する分割領域ごとに形成され、前記光変調層に前記電場を印加する電極と、
    フレーム期間に対応するバックライト走査期間において、前記分割領域を所定の順に選択し、選択した前記分割領域の前記第1の側面からの距離及び前記第2の側面からの距離に基づいて当該分割領域に対応する前記電極を駆動し、前記分割領域ごとに散乱状態を制御する制御部と、
    を有する表示装置。
  3. 前記制御部は、前記画像表示パネルによる画像走査が終了した順に、前記分割領域を散乱状態にする、
    請求項6に記載の表示装置。
  4. 前記制御部は、
    前記バックライト走査期間を前記分割領域に等分に配分した割当駆動期間を設定し、
    前記第1の側面に入射した前記第1の光源の光が、前記分割領域に入射するまでの距離に応じて低下する第1の輝度低下量と、前記第2の側面に入射した前記第2の光源の光が、前記分割領域に入射するまでの距離に応じて低下する第2の輝度低下量に基づき、要求輝度を得るための散乱時間が、前記割当駆動期間より短い第1の分割領域における空き時間を、前記散乱時間が前記割当駆動期間よりも長い第2の分割領域の散乱時間に割り当てる、
    請求項6に記載の表示装置
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