JP2017151755A - 見守りシステムおよび見守り方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 個々の被観察者の要介護度に合わせて適切な検知レベルで複合的な観察を行なって精度の高い緊急発報が行えるようにする。【解決手段】 老人等の被観察者の端末(0001)と、被観察者の家族、保護者或は主治医といった特定者の端末(0002)〜(0004)と、ネットワークを介して前記各端末(0001)〜(0004)と通信可能な見守り用サーバー(0005)とで構成された見守りシステムであって、見守り用サーバー(0005)で個々の被観察者の要介護度に対応する緊急発報条件を設定し、被観察者端末(0001)に接続した種々の観察機器による検知レベルが所定の緊急発報条件に達した際に緊急発報を行なう。【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の独居老人等の見守りを必要とする被観察者の周辺にセンサーや緊急発報を行なう機器等を配置し、これら機器類からの情報をネットワーク経由でサーバーに集約する見守りシステムに関し、より詳細には、被観察者が所定の緊急発報条件に当てはまる場合に、緊急事態として自動的に被観察者の家族や保護者、主治医等の特定者に連絡し、これら特定者が被観察者と双方向の通信を行なうようにしたものである。
従来、老人等の被観察者の日常生活における状態や安否確認等を行なうためのシステムとしては、人感系センサーを使ったものやドップラー技術を応用したバイタル系センサーを用いたものが知られている。
具体的には、人感系センサーを使ったものとしては、被観察者の居住空間に設置された人感センサーによって、被観察者の生活情報を収集し、一定時間反応がない場合には被観察者を呼び出し、被観察者からの応答がなければ近親者に安否確認の必要性を連絡するシステムが知られている。
また、各宅内における被観察者の行動をセンサーで判定し、ダミーデータと暗号化によってプライバシーの保護が図られた前記被観察者のデータを基地局に送信し、基地局で被観察者の関係者に緊急連絡を行なうか否かを判断するようにしたシステムも知られている。
この他、被観察者が居住する各部屋にセンサーを取り付け、これらセンサーによって得られた被観察者の動きをデータ化して見守りを行なうシステムや多数のセンサーからの情報を加工し、該情報によって遠隔的な見守りを行なうシステムも知られている。
一方、バイタル系センサーを用いたものとしては、ドップラーセンサーが出力する波形から正確な心拍数を算出したり、呼吸回数を計測したり、或は血管に向けて超音波を発し、その反射波から呼吸回数を算出するものが知られている。
特開2004−45875号公報 特開2007−18525号公報 特開2009−70069号公報 特開2010−186397号公報 特開2006−55504号公報 特開2015−85065号公報 特開2015−159934号公報
日本の高齢化社会において、日ごろ見守りを必要とする老人等が増加しているが、該老人等の日常生活を見守る人材の確保が困難な状況となっており、そのため、老人等が生活する個人住宅や集合住宅、或は介護施設等においては、遠隔での自動的な見守り体制や緊急事態の発生時における自動的な通報システムの構築が必須となってきている。
前項で述べた従来の見守りシステムは、いずれも各種センサーを用いて老人等の被観察者の日常生活を検知するものであるが、センサーによる個々の検知は画一的であるのに対して、被観察者は、日常生活で歩行が十分可能な人から寝たきりに近い人まで千差万別であるため、被観察者の個々の特性に合わせた適切な検知が十分に行われていないという問題がある。
具体的には、寝たきりに近い状態であって、自力での移動が困難な被観察者の場合、人感センサーによる検知では有効な判断が行えず、また逆に頻繁に移動を行なう被観察者の場合、バイタル系センサーでは被観察者が検知エリアの外に移動すると検知不可となる。また、緊急事態となった被観察者が自ら能動的にスイッチ類を押して緊急発報を行なうようなシステムでは、被観察者が転倒したり、意識を失った場合に緊急発報が行われないという問題が生ずる。そして、このような検知精度の問題は、見守りシステムに対する信頼性を大きく損ねると共に、当該システムの利用価値自体を低下させることとなっている。
また、見守りの検知精度を上げるために、例えば被観察者の日常生活を常時カメラで撮影し、その画像を観察することにより、被観察者の状態を検知することも可能であるが、この場合、被観察者の日常生活が常に第三者に見られているため、被観察者のプライバシーや人権上の問題が生ずる。
本発明の目的は、前述した種々の問題を一挙に解決することができる見守りシステムを提供することにある。
請求項1記載の本発明は、老人等の被観察者の端末と、被観察者の家族、保護者或は主治医といった特定者の端末と、ネットワークを介して前記各端末と通信可能な見守り用サーバーとで構成された見守りシステムであって、被観察者端末は観察を行なう一または複数の観察機器と接続されており、見守り用サーバーは、個々の被観察者端末の登録情報と個々の特定者端末の登録情報が対で記憶された端末情報データベースと個々の被観察者の緊急発報条件が記憶された緊急発報条件データベースと個々の被観察者端末から受信した観察情報が緊急発報条件に合致するか否かを判断する緊急事態判定部と緊急事態判定部で緊急事態と判定した場合に、その被観察者端末と対の特定者端末に自動的に緊急発報を行なう緊急発報部とを備えた見守りシステムである。
請求項2記載の本発明は、前記請求項1記載の見守りシステムについて、被観察者端末と特定者端末がいずれもカメラおよび/または音声の通信システムを備え、見守り用サーバーは、その緊急発報部から特定者端末に緊急発報を行なった時に特定者端末と被観察者端末との間で映像および/または音声による双方向の通信を行うための双方向通信機能部を有することを技術的特徴とするものである。なお、前記カメラおよび/または音声の通信システム並びに実行する双方向通信機能部による双方向のコミュニケーションは、例えばTV会議システムを応用することによって実現される。
請求項3記載の本発明は、前記請求項1または請求項2記載の見守りシステムについて、被観察者端末に接続された観察機器が、ナースコールボタン、人感センサー、ドップラーセンサー、心拍計、呼吸計測機、サーモカメラ、血圧計、体温計、照度計、温度計および湿度計のうちの一または複数であることを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、前記請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項記載の見守りシステムについて、観察機器が複数段階の検知レベルにデータ設定されるものであり、緊急発報条件データベースにおける緊急発報条件も前記検知レベルに設定され、これに対応して緊急事態判定部も複数段階のレベルで判定を行うことを技術的特徴とする。
請求項5記載の本発明は、前記請求項2記載の見守りシステムを用いた見守り方法であって、被観察者端末に接続された観察機器によって被観察者を検知するステップと、検知した観察データを見守りサーバーに送信するステップと、見守りサーバーで受信した観察データが所定の緊急発報条件に合致するか否かを判断するステップと、所定の緊急発報条件に合致する場合に被観察者端末と対の特定者端末に緊急発報を行うステップと、緊急発報後に特定者端末と被観察者端末とを映像および/または音声で双方向に接続して安否等の最終確認を行うステップを有する。
請求項6記載の本発明は、前記請求項4記載の見守りシステムを用いた請求項5記載の見守り方法について、被観察者の要介護度に合わせて複数段階の検知レベルおよび緊急発報条件を予め設定しておくことを特徴とする。
本発明に係る見守りシステムでは、個々の被観察者の要介護度に対応した緊急発報条件を設定し、該緊急発報条件に合わせて被観察者端末に接続する観察機器を選定することで個々の被観察者の生活状況に即した緊急事態の検知が可能となり、そのため従来に比べて適切な見守りが実現できる。
また、特定者端末への緊急事態の発報後においてカメラおよび/または音声の通信システムによって、被観察者と家族や主治医等の特定者とが双方向の通信を行なう本発明の見守りシステムによれば、被観察者の安否確認や被観察者の緊急事態の詳細を把握することができるため、より精度の高い見守りが可能となる。
更に、本発明の見守りシステムでは、前記カメラ撮影による被観察者の画像の閲覧は、家族や主治医といった特定者に限定され、且つ被観察者の緊急事態発生時に限定されるため、被観察者のプライバシーや人権の問題も解消される。
本発明の実施形態に係る見守りシステムの全体構成を示す概要図である。 同実施形態での被観察者宅における観察形態を示す概要図である。 同実施形態での被観察者端末のデータ通信インターフェースの一例を示す図である。 同実施形態での見守り用サーバーの構成を示す機能ブロック図である。 被観察者の登録情報の一例を示すテーブルである。 特定者の登録情報の一例を示すテーブルである。 検知レベルの一例を示すテーブルである。 検知レベルの設定における論理式の一例を示すテーブルである。 見守り用サーバーにおける緊急発報条件の一例を示すデータ画面である。 被観察者の呼吸回数に関する緊急事態の判定手法を示すテーブルであって、(a)が突然呼吸回数がゼロになった例、(b)が急に呼吸回数が低下した例、(c)が急に呼吸回数が増加した例である。 被観察者端末側における観察機器の処理の一例を示すフローチャートである。 見守り用サーバーにおける処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の見守り方法を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施形態を図面にしたがって説明するが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。
図1に示すように、本実施形態に係る見守りシステムは、老人等の被観察者の端末(0001)と、被観察者の家族、保護者或は主治医といった特定者の端末(0002)〜(0004)と、ネットワークを介して前記各端末(0001)〜(0004)と通信可能な見守り用サーバー(0005)とで構成されている。
図2に示すように、被観察者端末(0001)は、本実施形態ではタブレット型端末であって、例えばデータ中継器(2005)を介してナースコールボタン(2001)、人感センサー(2002)、ドップラーセンサー(2003)およびサーモカメラ(2004)等の観察機器と接続されており、前記各観察機器による検知データは見守り用サーバー(0005)にリアルタイムで送信される。
図3に示すように、被観察者端末(0001)におけるデータ通信インターフェースについて説明すると、ナースコールボタン(2001)や前記人感センサー(2002)、ドップラーセンサー(2003)およびサーモカメラ(2004)等の各種センサー類A〜Cといった観察機器と前記被観察者のタブレット型端末(0001)やパーソナルコンピュータ(3001)との接続は、アナログ接点信号、デジタルデータ信号、アナログデータ信号或はデジタル接点信号によって、有線(ケーブル、USB、LAN、電灯線通信等)または無線(近距離無線、FM、ブルートゥース、WIFI等)で行われる。また、前記タブレット型端末(0001)やスマートフォン等の入力インターフェースが貧弱な機器については、前記の通り、中継器(2005)等が適宜追加される。
前記ナースコールボタン(2001)は、被観察者がボタンを直接押すことで接点信号が発せられるものであり、本実施形態では最優先の直接的な緊急発報条件となる。
前記人感センサー(2002)は、緊急発報条件の一つとして被観察者の移動を検知するものであって、被観察者が居間、浴室、トイレおよび寝室等のいずれに所在するかを特定するものである。
前記ドップラーセンサー(2003)は、緊急発報条件の一つとして超音波等を被観察者に発して、その反射波を解析することによって、心拍数、呼吸回数等の検知を行なうものである。
前記サーモカメラ(2004)は、本実施形態では、緊急発報条件の一つとして被観察者の身体の姿勢、体温や温度分布等を画像として捉え、被観察者の所在や体温、転倒等を検知するものである。なお、前述したいずれの観察機器も市販のものを使用することができる。
前記特定者端末(0002)〜(0004)としては、スマートフォン、パーソナルコンピュータおよびタブレット型端末等が挙げられる。
図4に示すように、見守り用サーバー(0005)は、被観察者端末(0001)や特定者端末(0002)〜(0004)との間で通信を行なうための送受信部(4001)と、個々の被観察者端末(0001)の登録情報と個々の特定者端末(0002)の登録情報が対で記憶された端末情報データベース(4002)と、個々の被観察者の緊急発報条件が記憶された緊急発報条件データベース(4003)と、個々の被観察者端末(0001)から受信した観察情報が緊急発報条件に合致するか否かを判断する緊急事態判定部(4004)と、緊急事態判定部(4004)で緊急事態と判定した場合に、その被観察者端末(0001)と対の特定者端末(0002)に自動的に緊急発報を行なう緊急発報部(4005)の他、緊急発報部(4005)から特定者端末(0002)〜(0004)に緊急発報を行なった時に特定者端末(0002)〜(0004)と被観察者端末(0001)との間で映像と音声による双方向の通信を行うための双方向通信機能部(4006)を備えている。なお、このような双方向の通信は、図1に示すように、TV会議システムを応用することによって実現でき、前記双方向通信機能部(4006)としてMCU(Micro Controller Unit)が挙げられる。
図5に示すように、前述した被観察者端末(0001)の登録情報としては、被観察者のID番号、氏名、年齢、性別、住所および電話番号等の他、被観察者端末(0001)に接続されている観察機器といった情報が挙げられる。
図6に示すように、特定者端末(0002)〜(0004)の登録情報としては、前記被観察者端末(0001)のID番号およびこれを所有する被観察者の氏名、特定者の氏名、特定者の種別、住所、電話番号およびメールアドレス等が挙げられる。そして、これら特定者の登録情報と前記被観察者の登録情報は、前記ID番号等によって対のものとして管理される。
図7に示すように、前記緊急発報条件は、個々の被観察者に合わせて適宜設定されるものであり、本実施形態では、先ず強、中、弱の三段階の発報レベルが設定される。これらのうち、強レベルは被観察者がほとんど動けない要介護度の高い人について、ドップラーセンサー(2003)やサーモカメラ(2004)等を用いて心拍数、呼吸数および体温、姿勢等が緻密に設定される。中レベルは、ある程度自力で動ける被観察者について、人感センサー(2002)やドップラーセンサー(2003)等を用いて在室反応と共にバイタルデータ等について適宜設定される。弱レベルは、自力で任意に動ける要介護度の低い被観察者について、ナースコールボタン(2001)や人感センサー(2002)等を用いて、そのボタン操作や所定期間内での未行動等の有無等について設定される。
また、緊急発報条件は、被観察者に合わせた論理式によってオーダーメイドで設定する場合もある。
具体的には、図8に示すように、論理の全体構成としては、使用するセンサーの種類によって、対応し得る観察対象の論理式に与える情報や閾値等をAND/OR等の論理式で、ナースコールボタン(2001)、人感センサー(2002)、ドップラーセンサー(2003)およびサーモカメラ(2004)に関して設定するものである。
前記ナースコールボタン(2001)の場合はON/OFFであり、人感センサー(2002)の場合は、居間やトレイ等での在/不在および滞在時間であり、ドップラーセンサー(2003)の場合には、心拍、呼吸回数や離床状態が観察対象となり、サーモカメラ(2004)の場合は、居室やトレイ等での在/不在および体温や姿勢が観察対象となる。
図9に示すように、見守り用サーバー(0003)における緊急発報条件データベース(4003)に記憶されている緊急発報条件の管理設定項目としては、被観察者のID番号と氏名、緊急発報のレベルや論理式、発報先の識別番号および現在のステイタス等が挙げられる。
なお、図中「D」は主治医、「F」は家族、「S」は介護を担当するヘルパーやケアマネジャー等の保護者を示す。
次に、図10(a)(b)(c)に示すように、前記緊急発報条件に基づく緊急事態判定部(4004)での判断例について述べると、例えば前記ドップラーセンサー(2003)を被観察者のベッド下に設置して、被観察者の呼吸回数を計測し、これを1分ごとに見守り用サーバー (0005)に送信する場合において、見守り用サーバー(0005)側では送信されてきたデータの経時変化と、正常範囲内か否か、更に判定不可能の場合、他のセンサー類のデータとの照合によって、緊急発報条件の精度を高めるのである。
先ず図10(a)のケースでは、被観察者の呼吸回数が突然、ゼロになった場合であって、呼吸回数が1分あたり18回ずつ計測されていて、突然ゼロになったときに、他の人感センサー(2002)やサーモカメラ(2004)の検知データと併せて緊急事態の判定を行う。このケースでは、被観察者がベット上から離床した可能性と呼吸停止の可能性があり、人感センサー(2002)で反応があった場合やサーモカメラ(2004)での検知によって、緊急事態と判断しない。一方、これらセンサーによる検知がない場合、緊急事態と判断する。
次に、図10(b)の場合、呼吸回数が急激に低下しており、また図10(c)の場合は逆に呼吸回数が急激に増加しているが、いずれの場合も、被観察者の身体の急変が考えられるため、緊急事態と判断される。なお、呼吸回数に関しては、例えば毎分10〜24回を正常範囲としたり、被観察者によっては毎分12〜22回を閾値として、この範囲から外れた場合に緊急事態と判断する。
次に、図11に示すように、前記被観察者端末(0001)における処理の一例について説明すると、ナースコールボタン等による緊急信号入力のステップ(S1101)の他に、人感センサーやドップラーセンサー等のセンサー類からのデータ入力Aのステップ(S1102)と同じくセンサー類からのデータ入力Bのステップ(S1103)が一定時間の経過ステップ(S1104)を介して繰り返し処理されて、一定時間ごとに見守り用サーバー(0005)へ前記データ入力A・Bに基づくデータ送信ステップ(S1105)が実行される。また、このようなサイクルにおいて、前記ナースコールボタン等による緊急信号入力のステップ(S1101)が最優先の緊急事態として割り込みがかけられて、見守り用サーバー(0005)への緊急発報の送信ステップ(S1105)が即座に実行される。
図12に示すように、前記見守り用サーバー(0005)における処理の一例について説明すると、前記被観察者端末(0001)からのデータ受信ステップ(S1201)と、受信したデータが所定の緊急発報条件に当てはまるか否かの判断ステップ(S1202)と、緊急発報条件に当てはまる場合に対応する対の特定者端末(0002)に発報するステップ(S1203)と、該発報の後に被観察者端末(0001)と対の特定者端末(0002)とを接続して映像と音声によるTV会議を実行するステップ(S1204)を有する。また、前述した判断ステップ(S1202)については、緊急発報条件データベース(4003)が利用され、特定者端末(0002)に通報するステップ(S1203)については、端末情報データベース(4002)が利用される。
図13に示すように、本実施形態に係る見守りシステムを用いた見守り方法について説明すると、被観察者端末(0001)に接続された観察機器によって被観察者を検知するステップ(S1301)と、検知した観察データを見守りサーバーに送信するステップ(S1302)と、見守りサーバーで受信した観察データが所定の緊急発報条件に合致するか否かを判断するステップ(S1303)と、所定の緊急発報条件に合致する場合に被観察者端末(0001)と対の特定者端末(0002)〜(0004)に緊急発報を行うステップ(S1304)と、緊急発報後に特定者端末(0001)と被観察者端末(0002)〜(0004)とを映像および音声で双方向に接続して安否等の最終確認を行うステップ(S1305)を有する。そして、前述した通り、用いた見守り方法を実行するにあたり、被観察者の要介護度に合わせて複数段階の検知レベルおよび緊急発報条件を設定する。
本発明によれば、老人等の被観察者の個々の要介護度に合わせて適切な検知が行え、また最終的な双方向の通信によって安否確認や状況確認が行えるため、介護の分野において幅広い利用が期待できる。
(0001) 被観察者端末
(0002)〜(0004) 特定者端末
(0005) 見守り用サーバー
(4001) 送受信部
(4002) 端末情報データベース
(4003) 緊急発報条件データベース
(4004) 緊急事態判定部
(4005) 緊急発報部
(4006) 双方向通信機能部

Claims (6)

  1. 老人等の被観察者の端末と、被観察者の家族、保護者或は主治医といった特定者の端末と、ネットワークを介して前記各端末と通信可能な見守り用サーバーとで構成された見守りシステムであって、被観察者端末は観察を行なう一または複数の観察機器と接続されており、見守り用サーバーは、個々の被観察者端末の登録情報と個々の特定者端末の登録情報が対で記憶された端末情報データベースと個々の被観察者の緊急発報条件が記憶された緊急発報条件データベースと個々の被観察者端末から受信した観察情報が緊急発報条件に合致するか否かを判断する緊急事態判定部と緊急事態判定部で緊急事態と判定した場合に、その被観察者端末と対の特定者端末に自動的に緊急発報を行なう緊急発報部とを備えている、見守りシステム。
  2. 被観察者端末と特定者端末がいずれもカメラおよび/または音声の通信システムを備え、見守り用サーバーは、その緊急発報部から特定者端末に緊急発報を行なった時に特定者端末と被観察者端末との間で映像および/または音声による双方向の通信を行うための双方向通信機能部を有する、請求項1記載の見守りシステム。
  3. 被観察者端末に接続された観察機器が、ナースコールボタン、人感センサー、ドップラーセンサー、心拍計、呼吸計測機、サーモカメラ、血圧計、体温計、照度計、温度計および湿度計のうちの一または複数である、請求項1または請求項2記載の見守りシステム。
  4. 観察機器が複数段階の検知レベルにデータ設定されるものであり、緊急発報条件データベースにおける緊急発報条件も前記検知レベルに設定され、これに対応して緊急事態判定部も複数段階のレベルで判定を行うことを特徴とする、請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項記載の見守りシステム。
  5. 請求項2記載の見守りシステムを用いた見守り方法であって、被観察者端末に接続された観察機器によって被観察者を検知するステップと、検知した観察データを見守りサーバーに送信するステップと、見守りサーバーで受信した観察データが所定の緊急発報条件に合致するか否かを判断するステップと、所定の緊急発報条件に合致する場合に被観察者端末と対の特定者端末に緊急発報を行うステップと、緊急発報後に特定者端末と被観察者端末とを映像および/または音声で双方向に接続して安否等の最終確認を行うステップを有する見守り方法。
  6. 請求項4記載の見守りシステムを用いた見守り方法であって、被観察者の要介護度に合わせて複数段階の検知レベルおよび緊急発報条件を予め設定しておくことを特徴とする、請求項5記載の見守り方法。
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