JP2017146448A - ライトガイド及び虚像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】広い視野角、特に垂直方向の視野角の確保が実現された虚像表示装置用のライトガイドを提供する。【解決手段】ライトガイド50は、画像光が入射される光線入射部101と画像光を外部に射出するための光線射出部104とを備えた導光部材100を有する。導光部材100は、光線入射部101から入射し導光部材内を導光する画像光の進行方向を反転させる再帰反射部106と、再帰反射部106で進行方向が反転された画像光を光線射出部104に導光して取り出す画像取り出し部103を備え、再帰反射部106は多数の面で構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ライトガイド及びこのライトガイドを用いた虚像表示装置に関する。
2次元の画像を虚像光学系により拡大し、拡大された虚像を観察者に観察させるように表示する装置として、ライトガイドを用いた虚像表示装置が知られている。かかる虚像表示装置で用いられるライトガイドの一形態として、近年、ヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、以下「HMD」と称する。)が普及し始めている。HMDは、シースルーである透過型と非透過型に分類される。透過型のHMDは、例えばGoogle LTD.(米国)のGoogleglass(商標登録)がある。
透過型のHMDは、情報端末と組み合わせて使用したりAR(Augmented Reality:拡張現実)等の提供用として使用するため、小型で携帯性が良いものが望まれている。非透過型のHMDは、映画鑑賞やゲームやVR(Virtual Reality:仮想現実)等の提供用として使用するため、没入感が得られる広視野角であることが望まれている。
近年、透過型のものにおいても、ユーザーニーズから、薄肉、小型、かつ、広視野角であることが要請されるようになり、かかる要請を考慮したものとして、例えば特許文献1乃至3が知られている。
特許文献1の装置は、ある特定の反射率のコートを施した幾つものミラーを配置し、光線の入射角度によって、光線の反射と透過を振り分けて、画像光を取り出す方式としている。
特許文献2の装置は、ライトガイドの一つの側面に微細構造体と隙間ゾーンを設け、これらの部分で光線を反射、伝播させることで、画像光を取り出す方式としている。
特許文献3の装置は、互いに対向して延びる第1及び第2の全反射面を有し、導光部の内側に向かって傾斜して延びる複数の第一要素面と、第一要素面に対して鈍角をなして延びる複数の第二要素面とを交互に配置してなる導光板を用いた方式としている。
これらの方式の装置では、コリメート光学系を介してライトガイド内に取り込まれた光線は、導光板内の垂直視野方向において広がって伝播する。このため、広い視野角を達成しようとすると、ライトガイド内に設けた複数のミラーあるいはライトガイドの側面の微細構造では、上手く光を取り出すことが難しく、特に垂直方向の視野が確保できない問題があった。
本発明は、虚像表示装置用のライトガイドの広い視野角、特に垂直方向の視野角を確保することを主たる目的とする。
本発明は、画像表示素子からの画像光を導光して虚像を表示するために射出する虚像表示装置用のライトガイドであって、前記画像光が入射される光線入射部と前記画像光を外部に射出するための光線射出部とを備えた導光部材を有し、前記導光部材は、前記光線入射部から入射し前記導光部材内を導光する画像光の進行方向を反転させる再帰反射部と、前記再帰反射部で進行方向が反転された画像光を前記光線射出部に導光して取り出す画像取り出し部を備え、前記再帰反射部は、多数の面で構成されていることを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、虚像表示装置用のライトガイドの広い視野角が実現され、特に垂直方向の視野角が確保される。
本発明に係るライトガイドの実施形態を示す平面図である。 図1のライトガイドの導光部材における光線入射部を説明するための部分拡大平面図である。 図1のライトガイドの導光部材における画像取り出し部の構成を説明するための部分拡大平面図である。 図1のライトガイドの導光部材の斜視図である。 再帰反射部の構成を説明するためのライトガイドの導光部材の前面図である。 図1のライトガイドを用いた虚像表示装置を説明するための平面図である。 参考例として、再帰反射部を有しない導光部材内の画像光の広がりを説明するための図である。 図1のライトガイドの導光部材内で画像表示素子の隅から射出された画像光が導光する様子を示す図である。 図8の画像光が導光する様子を表した導光部材の平面図である。 導光部材の画像取り出し部と光学部材との境界面の配置状態を説明するための部分拡大平面図である。 図4の導光部材を用いた虚像表示装置の実施例を説明する図であり、垂直視野方向の画像光の射出状態を説明するための側面図である。 図11の画像光の射出状態を水平視野方向から示す平面図である。 変形例としての導光部材を用いた虚像表示装置の実施例を説明する図であり、垂直視野方向の画像光の射出状態を説明するための側面図である。 図13の画像光の射出状態を水平視野方向から示す平面図である。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施形態を説明する。以下の実施形態は、透過型のライトガイド及びこれを用いた虚像表示装置に関する。
図1に本実施形態のライトガイド50を示し、かかるライトガイド50を虚像表示光学系の光路上に配置した虚像表示装置の構成を図6に示す。図6では、虚像表示装置における虚像表示光学系の光路を実線で示すとともに、装置のユーザすなわち虚像観察者の目を模式的に描いている。以下、ライトガイド50の面に関し、観察者から見て手前側(図1及び図6において下側)の面を「後面」とし、奥側(図1及び図6において上側)の面を「前面」として説明する。
ライトガイド50は、画像表示素子からの画像光を内部に入射及び導光して虚像表示のために射出する素子であり、本実施形態では、導光部材100と光学部材200とが一体的に設けられることで、全体が略角柱状、平面視で非対称な台形の外形を呈する。
ライトガイド50の導光部材100は、画像表示素子からの画像光を内部に取り込んで導光し、虚像表示のために外部に射出する役割を有する。このため、導光部材100は、画像光を内部に入射する光線入射部101、入射した画像光を反射して内部に導光させるための前面及び後面、導光した画像光を取り出して外部に射出させるための光線射出部104を備える。さらに、導光部材100は、光線入射部101から入射し導光部材内を導光する画像光の進行方向を反転させる再帰反射部106と、再帰反射部106で進行方向が反転された画像光を光線射出部104に導光して取り出す画像取り出し部103を備える。
本実施形態では、導光部材100の前面に画像取り出し部103が、導光部材100の後面に光線射出部104が、それぞれ設けられている。画像取り出し部103は、内部に導光される画像光を光線射出部104に向けて反射させる役割を有し、光線射出部104は、画像取り出し部103から導かれた画像光を虚像観察者の目に向けて外部に射出させる役割を有する。
導光部材100の前面のうち画像取り出し部103が設けられていない領域は、入射した画像光を全反射して進行させるための全反射面105である。シースルー性を良好にするために、導光部材100の全反射面105と後面は、それぞれ平面であり、互いに平行に形成されている。
画像取り出し部103は、再帰反射部106に向かって導光部材100の部材の厚みが増すような形状となっており、詳細な構成については後述する。再帰反射部106は、光線入射部101とは反対側の端面に形成されており、詳細な構成については後述する。
導光部材100の光線入射部101を図2に拡大して示す。光線入射部101は、導光部材100の後面から連続して設けられており、画像光の入射面積をより広く確保するために、導光部材100の前面から突起した形状となっている。
導光部材100の画像取り出し部103を図3に拡大して示す。図3中、光線射出部104と平行な基準面を点線で表している。画像取り出し部103は、図3に示すように、光線射出部104に対してθaの角度を有する第1面103aと、光線射出部104に対してθbの角度を有する第2面103bとが、交互に配置されており、略階段状の形状をなしている。
画像取り出し部103の第1面103aは、導光部材100の内部に入射し且つ再帰反射部106で反射した画像光を光線射出部104に導いて光線射出部104から射出させる役割を担う面であり、光線射出部104に対して傾斜する平面となっている。第1面103aは、光線射出部104に対して所定の傾斜角で傾斜することにより、再帰反射部106と対向している。
第1面103aが光線射出部104に対して傾斜する角度θaの値は、導光部材100の材質の屈折率にもよるが、20度から40度までの範囲に設定することが好ましい。
他方、第2面103bは、入射された画像光を反射させて再帰反射部106に導く役割、及び再帰反射部106で進行方向が反転された画像光を反射させる反射面としての役割を担う面であり、光線射出部104と平行な平面となっている。したがって、角度θb=0°である。さらに、第2面103bは、シースルー性を確保するため、ライトガイド50の前面及び後面からの外部の光を入射させる透過面としての役割も担っている。
第2面103bを光線射出部104に対して傾斜させる、すなわち角度θb≠0°に設定すると、導光部材100内で導光される画像光が、第2面103bで反射される反射角と、光線射出部104で反射される反射角とで一致せずに変化することになる。この場合、光線入射部101から入射される光線と光線入射部101の法線とのなす角で定義される入射角θinと、光線射出部104から射出される光線と光線射出部104の法線とのなす角で定義される射出角θoutとが同角度とならない。さらに、画像光が第1面103a及び光線射出部104を通じてライトガイド50の外部に射出される際に、異なった方向に射出されてしまい、虚像としては思わしくないものとなってしまう。したがって、本実施形態では、角度θb=0°とし、第2面103bを光線射出部104に対して平行に形成している。
図3に示すように、各第2面103bは、再帰反射部106に近づくに従って当該面の高さが順次高くなるような構造とすることが好ましい。言い換えると、再帰反射部106に近づくに従って、第2面103bと光線射出部104との距離すなわち導光部材100の部材の厚さが大きくなる構成とすることが好ましい。
かかる構成の導光部材100によれば、再帰反射部106で光線の進行方向が反転した後の画像光の進む方向から見ると、各第2面103bの高さが順次低くなり、画像光が全反射される間隔が狭まる。このため、画像取り出し部103で反射される光線が次第に増え、光線射出部104から眼に入る光線が多くなり、輝度ムラの少ない良好な虚像を観察することが出来る。
次に、図1の平面図、図4の斜視図及び図5の前面図を参照して、導光部材100に設けられている再帰反射部106の詳細を説明する。
図1に示すように、再帰反射部106は、光線射出部104に対して垂直な面となる導光部材100の一の側面上、具体的には光線入射部101とは反対側の端面上に設けられている。この再帰反射部106は、図4及び図5に示すように、多数の面で構成されている。言い換えると、光線入射部101とは反対側の端面は、平面ではなく、再帰反射部106としての多数の面が形成されている。
図5に示すように、再帰反射部106は、光線入射部101に連続する導光部材100の一の側面107に対して角度θsで傾斜する第1傾斜面106aと、第1傾斜面106aに対して角度θpで傾斜する第2傾斜面106bと、が連続して形成される。そして、第1傾斜面106a及び第2傾斜面106bにより、一つのプリズムが構成される。言い換えると、再帰反射部106は、光線入射部101とは反対側の端面上に複数の屋根形のプリズムが連続して設けられてなる構成である。第1傾斜面106aと第2傾斜面106bとは、互いに略等しい形状と面積を有する平面である。
本実施形態において、側面107と第1傾斜面106aとのなす角θsは、135度である。また、第1傾斜面106aと第2傾斜面106bのなす角θpは、プリズムの頂角であり、本実施形態では90度に形成されている。したがって、再帰反射部106は、頂角が90度である多数個のプリズムで構成されている。
再帰反射部106に到達した画像光を良好に反射させるため、再帰反射部106すなわち第1傾斜面106a及び第2傾斜面106bに反射率の高いコートを設けることが好ましい。かかるコートの反射率は、70%以上であることが望ましい。
本実施形態では、光線射出部104に対して垂直な側面の内の一つ、すなわち光線入射部101とは反対側の端面に再帰反射部106を形成している。
ライトガイド50の構成を更に詳細に説明すると、導光部材100の材質は、シースルー性を考慮すると透過性の高い材質が好ましく、さらに、上述した画像取り出し部103の加工を考慮すると、樹脂で成形することが好ましい。
また、画像取り出し部103には任意のコートを施すことができ、例えば、アルミニウムや銀、誘電コートなどのミラーコートを施すことができる。導光される画像光の光量の損失を出来るだけ防止するために、画像取り出し部103の第1面103aは、反射率が略100%のコートを施すことが望ましい。
導光部材100における画像取り出し部103の第2面103bの幅wの値は、
0.5[mm] < w < 3.0[mm]
の条件を満たすように設定される。ここで、幅wは、導光部材100の長手方向に沿った方向すなわち入射された画像光の進行方向に沿った方向における第2面103bの長さである。
以下、第2面103bの幅wの設定条件について詳細に説明する。
虚像として確認できる視野の幅を「アイボックス」と称し、虚像が確認できる光線射出部104から眼球までの距離を「アイレリーフ」と称する。そして、アイボックスの径をφ、アイレリーフをL、ライトガイドの厚み(肉厚)をtl、画像取り出し部103が有する光線射出部104と平行な面すなわち第2面103bの数をnとすると、第2面103bの幅wは、次式で表される。


ここで、アイボックスの幅が広いほど見える範囲も広くなるため、通常、アイボックス径φは大きいほうが望ましい。他方、アイボックス径φを大きくすると、ライトガイドの厚みが厚くなり、ライトガイドの設計難易度が高くなりがちとなる。
一般的には、目の瞳の直径は5mm程度であるが、個人差に応じてライトガイド50の適切な位置設定が必要となるため、アイボックス径φを大きく設定する方が良い。また、後述のようにライトガイド50を眼鏡型の虚像表示装置に適用することを考慮すると、一般にアイレリーフLは15mm以上必要である。
したがって、例えばアイレリーフを20mmに設定し、アイボックスを5mm以上10mm以下に設定すると、第2面103bの幅wは、上記の
0.5[mm] < w < 3.0[mm]
の条件を満たす必要がある。
画像取り出し部103の第2面103bの幅wが0.5mmに満たない場合、第1面103aの幅が短くする必要があり、入射された画像光の回折現象が生じやすくなり、また製造が難しくなるため、望ましくない。さらに、第1面103aの幅を短くすることなしに、アイレリーフ20mmの位置においてアイボックス5mm以上10mm以下を確保するためには、ライトガイドの厚みを増す必要があり、重量も大きくなるため望ましくない。
一方、第2面103bの幅wが3.0mmを超える場合、入射された画像光につき、第1面103aを反射して光線射出部104から射出される光線の密度が低下し、目の位置における光量が低下するため、望ましくない。したがって、画像取り出し部103の第2面103bの幅wは、0.5[mm] < w < 3.0[mm]の条件を満たすことが望ましい。
第2面103bの幅wは、各々の第2面103bで異なる値としてもよい。具体的には、通常、光線入射部101からの距離が短くなるほど画像光の光線密度が低下することから、光線入射部101からの距離が短くなるほど第2面103bの幅wを小さくする設定にするとよい。かかる設定とすることで、光線入射部101から近くなるほど第1面103aの単位長さあたりの配置数が増えるので、光量ムラを低減させることができる。
同様に、光量ムラを低減させるために、画像取り出し部103の第1面103aの幅を各々の第1面103aで異なる幅としてもよい。ここで、第1面103aの幅は、導光部材100の長手方向に沿った方向すなわち入射された画像光の進行方向に沿った方向における第1面103aの長さである。具体的には、光線入射部101からの距離が短くなるほど第1面103aの幅を大きくする設定にするとよい。かかる設定とすることにより、光線入射部101から近くなるほど第1面103aの面積が大きくなるので、光量ムラを低減させることができる。
ライトガイド50の厚みは、1mmから8mmの範囲とすることが望ましい。ライトガイド50の厚みが1mmに満たないと、導光部材100の画像取り出し部103の形状を形成することが困難となる。他方、ライトガイド50の厚みが8mmを超えると、広視野角を得るには有利であるが、部材の重量が大きくなることから、好ましくない。
次に、図1を参照して光学部材200の構成を説明する。光学部材200は、図1に示すように、平面視でテーパー状の外形を有する。光学部材200は、導光部材100の前面すなわち画像取り出し部103及び全反射面105に対向して設けられることで、主に光線射出部104及び画像取り出し部103の光線透過性すなわちシースルー性を確保する役割を有する。
光学部材200は、導光部材100の光線射出部104に平行に位置する前面210と、かかる前面210に対して全体として傾斜する後面を有する。光学部材200の後面は、導光部材100の画像取り出し部103に対向配置され前面210に対して全体として傾斜する傾斜部203と、導光部材100の全反射面105に対向配置され前面210に平行な平面部205を有する。傾斜部203は、導光部材100の再帰反射部106に近づくに従って光学部材200の部材の厚みが薄くなるように構成されている。傾斜部203の詳細については後述する。
以下、上述したライトガイド50を用いた虚像表示装置について、図6を参照して説明する。
図6に示す本実施形態の虚像表示装置は、表示画像の画像光を出力する画像表示素子10と、画像表示素子10からの画像光をコリメートして射出するコリメート光学系300と、上述したライトガイド50とを虚像表示光学系として備える。図6では、画像表示素子10の画像表示面の中心から射出される画像光の光路を示している。かかる虚像表示光学系において、コリメート光学系300は、導光部材100の光線入射部101の直近に配置され、画像表示素子10で表示される画像光すなわち表示画像の画像情報を角度変換して導光部材100に入射させる役割を担う。
画像表示素子10は、ライトガイド50を通じて表示する虚像の基となる表示画像の画像光を出力するデバイスである。画像表示素子10は、有機ELD(OLED:Organic Light Emitting Diode)や液晶表示素子が好適であるが、他にも種々の表示方式のものが適用できる。例えば、画像表示素子10として、DMD(Digital Micromirror Device)が適用可能である。また、画像表示素子10として、TFT(Thin Film Transistor)やLCOS(Liquid Crystal On Silicon)が適用可能である。さらに、画像表示素子10として、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)が適用可能である。
図6では、画像表示素子10として、光源を必要とするLCOSやDMDなどを用いた例を示しており、画像表示素子10を照明するための光源LSを加えている。光源LSは、種々のものが適用でき、例えばLED(Light Emitting Diode)、半導体レーザ(Laser Diode:LD)、放電ランプなどを用いることができる。
コリメート光学系300は、複数の光学レンズや絞りなどから構成され、画像表示素子10から出力される画像光を拡大し平行光として射出する。
かかる虚像表示装置によれば、光源LSで照明された画像表示素子10の画像光は、コリメート光学系300を通過することで、拡大され平行光としてライトガイド50に入射する。すなわち、コリメート光学系300で拡大された平行光である画像光は、ライトガイド50における導光部材100の光線入射部101から入射して導光部材100の内部に導光される。導光された画像光は、導光部材100の内部すなわち前面及び後面を全反射しながら再帰反射部106に向かって進行する。画像光は、再帰反射部106に到達すると、再帰反射部106の上述した第1傾斜面106a及び第2傾斜面106bによる多数のプリズムによって反射され、光線入射部101の方向に進むように進行方向が反転する。進行方向が反転した画像光は、画像取り出し部103の第1面103aに到達すると、第1面103aで反射されて光線射出部104に導かれ、光線射出部104からユーザの両目に向けて画像情報として射出される。ユーザは、導光部材100の光線射出部104及び光学部材200を通して前方を覗くことで、画像光の虚像を視認することができる。
次に、導光部材100内に導光される画像光の進行状態の詳細について、図面を参照しながら説明する。図7は、再帰反射部106が設けられていない参考例としての導光部材1000に画像光が入射されている状態を示している。この参考例としての導光部材1000は、再帰反射部106を有しない点、および、画像取り出し部103の第1面103aが逆向きすなわち光線入射部101と対向する向きに形成されている点で、上述の実施形態の構成とは異なっている。
図示のように、画像表示素子10から射出された画像光は、コリメート光学系300を通過することでコリメート光とされた状態で、導光部材1000の光線入射部101から入射して導光部材1000内を進行する。光線入射部101から入射した画像光は、導光部材1000内を全反射することにより、図7に示すように、発散光となって導光部材1000内を進行する。すなわち、光線入射部101から入射した画像光は、導光部材1000内を進むに従って発散していることが分かる。この画像光の発散の度合いは、広角方向の光になる程顕著になる。したがって、導光部材1000内を進行する画像光は、垂直視野方向に広がって進行する。
この導光部材1000では、画像取り出し部103の第1面103aから画像光を取り出そうとすると、発散光のまま取り出すことになるので、光線射出部104から射出され観察者の眼に入ってゆく画像光は、垂直視野方向に発散するものとなる。このため、発散角度の大きい画像周辺部などの画像光が観察者の眼に光が入らず、観察される虚像が欠けることになる。
本実施形態のライトガイド50の導光部材100内で画像光が導光される様子を図8及び図9に示す。ここで、図8はライトガイド50の前面側(正面)から表した図であり、図9はライトガイド50の側面側(上方)から表した図である。また、図8及び図9では、分かりやすくするために、画像表示素子10の画像表示面の隅から射出された1本の光線400のみを抽出して示している。
図示のように、画像表示素子10の隅から射出された画像光は、コリメート光学系300を通過してコリメート光とされた状態で、導光部材100の光線入射部101から入射して導光部材100内を進行する。導光部材100の光線入射部101から入射した画像光は、導光部材100内を全反射することにより、発散光となって導光部材100内を進行する。すなわち、光線入射部101から入射した画像光は、再帰反射部106に達するまでは、図7で上述した例と同様に発散光として導光部材100内を進行する。
続いて、画像光は、再帰反射部106で反射することにより、進行方向すなわち導光する方向が反転する。ここで、画像光は、再帰反射部106を構成する第1傾斜面106a及び第2傾斜面106bの両面で反射して、平面方向から見た入射光と出射光が平行になるとともに、収束光となって導光部材100内を進行する。さらに、画像光は、画像取り出し部103の第1面103aで反射して、収束光として光線射出部104から射出され、観察者の眼の方向に導かれる。このように、本実施形態のライトガイド50によれば、画像光が収束光として射出され、観察者の眼に提供されるので、広角でも虚像が欠けずに良好に観察できる虚像表示装置を実現できる。
(光学部材)
次に、光学部材200の傾斜部203の構成及び導光部材100に対する光学部材200の配置について説明する。図10に、導光部材100と光学部材200の境界面を拡大して示す。なお、図10中、光学部材200の前面210と平行な仮想面を点線で表している。
図10に示すように、光学部材200は、傾斜部203が、導光部材100の画像取り出し部103に空気層すなわちエアギャップ140を介して近接配置されている。本実施形態では、導光部材100の画像取り出し部103の端縁と光学部材200の傾斜部203の端縁とを、マイクロボール型の接着剤を用いて接着している。このようにすることで、取り出し部103と傾斜部203のエアギャップ140を等間隔とすることが可能となり、シースルー性をより高めることができる。
光学部材200の傾斜部203は、導光部材100の画像取り出し部103に対向した部位に、前面210に対してθa’の角度を有する第3面203aと、前面210に対してθb’の角度を有する第4面203bとが、交互に配置されている。
前面210は、導光部材100の光線射出部104と平行な面である。また、第4面203bは、前面210と平行であり、角度θb’=0°である。したがって、第4面203bは導光部材100の光線射出部104、第2面103bとも平行であり、θb=θb’=0°である。このような設定とすることで、ライトガイド50のシースルー性を高めることができる。なお、第4面203bが前面210、導光部材100の光線射出部104、第2面103bに対して平行な面でない場合は、プリズム効果によりシースルー性が低下するので好ましくない。
さらに、前面210に対する第3面203aの角度θa’を、上述した角度θaすなわち光線射出部104に対する画像取り出し部103の角度と等しい角度に設定することが好ましい。この場合、光学部材200の第3面203aが導光部材100の第1面103aと平行となり、ライトガイド50のシースルー性をより高めることが可能になる。
ライトガイド50のシースルー性について最大の効果を得るためには、導光部材100の第1面103aを光線射出部104の法線方向(図10における上方向)に平行移動させたときに、対向する第3面203aとの間のずれを可能な限り無くせばよい。かかるずれを無くすために、光学部材200に、導光部材100との間の間隔すなわちエアギャップ140を調整する調整機構を取り付けることができる。
ライトガイド50のシースルー性を確保するために、導光部材100と光学部材200は、相互に同一の材料で作られていることが望ましい。
また、取り出し部103と傾斜部203との間のエアギャップ140は、種々の気体や液体を介在させることができるが、シースルー性確保の観点からは大気であることが望ましい。
上述の図1から図10に示す実施形態では、虚像観察者の左側に導光部材100の光線入射部101を配置して、画像光を虚像観察者の左側から入射する例について説明した。かかる配置を左右逆にする場合、すなわち虚像観察者の右側に導光部材100の光線入射部101を配置して、画像光を虚像観察者の右側から入射する場合も、上述と同一の効果が得られる。
また、図6や図9では虚像観察者の片方の目のみ図示したが、ライトガイド50は、射出される画像を両目で確認することができる。他方、ライトガイド50をより小型に形成して、単眼用のライトガイドとすることもできる。
上述した実施形態では、ライトガイド50を眼鏡型のHMDに適用する場合を想定して説明した。上述したライトガイド50は、他の種類のHMDにも適用可能であり、さらには、ヘッドアップディスプレイ(HUD)にも適用できる。ライトガイド50は、特に、微小デバイスにより光変調された光束によって形成される原画像を虚像表示するのに適している。
以上のように、上述した実施形態によれば、肉薄で、40度以上の広い視野角を確保でき、特に垂直方向の視野角を良好に確保できる虚像表示装置用のライトガイドを提供することができる。
(虚像表示装置の実施例)
以下、図11乃至図14を参照して、虚像表示装置の具体的な実施例を説明する。図11及び図12は、実施例1として、上述したライトガイド50を用いて製作した虚像表示装置を示し、図13及び図14は、実施例2として、変形例としてのライトガイド50Aを用いて製作した虚像表示装置を示している。
実施例1及び2では、焦点距離が7.5mmのコリメータレンズを使用し、屈折率(Nd)=1.53のプラスチックでライトガイドを製作し、第1面の角度θa=31.5度に設定した。また、射出される画像光に関し、アイレリーフ15mm以上、アイボックス5mm以上の条件を満たすようにライトガイドを製作した。
(実施例1)
図11及び図12に示す実施例1では、ライトガイド50の寸法を以下の数値に設定して製作した。
・ライトガイドの厚み(肉厚) :最薄部1mm 、最厚部1.9mm
・ライトガイドの長手方向の長さ:46mm
・ライトガイドの幅:33mm
かかる実施例1では、ライトガイドの水平視野角=50度、垂直視野角=27度が確保された。
(実施例2)
図13及び図14に示す実施例2で製作したライトガイド50Aは、後面側から画像光を入射する構造となっており、上述した実施形態及び実施例1のライトガイド50と比較して、以下の構成が異なっている。
すなわち、実施例2のライトガイド50Aの導光部材100Aは、図示のように、画像光が入射される光線入射部101Aが光線射出部104と同一面すなわち後面に設けられている。このため、実施例2では、光学系の光路の配置も異なり、ライトガイド50Aの後面側にコリメートレンズが設けられる。また、導光部材100Aは、光線入射部101Aで入射した画像光を反射して導光部材100Aの内部に導くための反射部102が設けられている。反射部102は、光線入射部101A及び前面105に連続する平面であり、光線入射部101Aに対して所定の角度で傾斜している。
かかる実施例2では、ライトガイド50Aの寸法を実施例1と同一に設定して製作した。すなわち、ライトガイド50Aの厚み(肉厚)につき、最薄部を1mm 、最厚部を1.9mmとし、長手方向の長さを46mmとし、幅を33mmとした。かかる実施例2においても、ライトガイドの水平視野角=50度、垂直視野角=27度が確保された。
以上のように、上述した実施形態及び実施例によれば、肉薄で、広い視野角を確保でき、特に垂直方向の視野角を良好に確保できる虚像表示装置用のライトガイドを提供することができる。
10 画像表示素子
300 コリメート光学系
LS 光源
50,50A ライトガイド
100,100A 導光部材
101,101A 光線入射部
102 反射部
103 画像取り出し部
103a 第1面
103b 第2面
104 光線射出部
105 全反射面
106 再帰反射部
106a 第1傾斜面
106b 第2傾斜面
140 空気層
200 光学部材
203 傾斜部
205 平面部
210 前面
特許5698297号 特許5421285号 特許第5703875号

Claims (8)

  1. 画像表示素子からの画像光を導光して虚像を表示するために射出する虚像表示装置用のライトガイドであって、
    前記画像光が入射される光線入射部と前記画像光を外部に射出するための光線射出部とを備えた導光部材を有し、
    前記導光部材は、前記光線入射部から入射し前記導光部材内を導光する画像光の進行方向を反転させる再帰反射部と、
    前記再帰反射部で進行方向が反転された画像光を前記光線射出部に導光して取り出す画像取り出し部を備え、
    前記再帰反射部は、多数の面で構成されていること
    を特徴とするライトガイド。
  2. 前記再帰反射部は、頂角が90度である多数個のプリズムで構成されている
    請求項1記載のライトガイド。
  3. 前記多数個のプリズムは、前記光線射出部に対して垂直な面上に配置されている
    請求項2に記載のライトガイド。
  4. 前記再帰反射部は、反射率が70%以上であるコートを有する
    請求項1乃至3のいずれかに記載のライトガイド。
  5. 前記画像取り出し部は、前記光線射出部に対して傾斜する第1面と前記光線射出部に平行な第2面とが交互に配置され、前記画像光を前記第1面から前記光線射出部に導光して取り出す
    請求項1乃至4のいずれかに記載のライトガイド。
  6. 前記画像取り出し部の前記第1面は、前記再帰反射部と対向している
    請求項5に記載のライトガイド。
  7. 前記導光部材に一体的に設けられる光学部材をさらに備え、
    前記光学部材は、前記導光部材と空気層を介して接合されており、該接合される面と反対側の面に、前記導光部材の前記光線射出部と平行な面を備える
    請求項1乃至6のいずれかに記載のライトガイド。
  8. 照明光を射出する光源と、
    前記光源からの照明光を受けて虚像表示のための表示画像の画像光を出力する画像表示素子と、
    前記画像表示素子からの画像光をコリメートして射出するコリメート光学系と、
    前記コリメート光学系からの画像光を導光して射出する請求項1乃至7のいずれかに記載のライトガイドと、
    を虚像表示光学系として備える虚像表示装置。
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