JP2010534867A - ヘッドマウントシングルパネル立体ディスプレイ - Google Patents
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Abstract
1以上の液晶スイッチと偏光ビームスプリッタとを利用して画像の単一のマイクロディスプレイパネルから観察者の目への再方向付けを行うヘッドマウントシングルパネル表示システムを開示する。表示パネルから放出された光は先ず、偏光ビームスプリッタを利用して2つの略同一の光学結像システムに分割し、この各々が左目および右目の画像を形成する。立体(3D)処理においては、光は、画像が一度に片目で視られるように変調される。各目に対して時間的にシーケンシャルな立体画像を、50Hzを超えるフレームレートで提供することにより、フリッカがなく、最大解像度の3Dを実現することができる。
【選択図】 図5b
【選択図】 図5b
Description
本開示は、2007年7月26日提出の「Head-Mounted Single Panel Stereoscopic Display」なる名称の米国仮特許出願第60/952,134号の優先権を主張しており、これをここに参照として組み込む。
以下の開示は、概してシングルパネル立体ディスプレイに関しており、より詳しくはシングルパネル立体ヘッドマウントディスプレイ(HMD)に関する。
ヘッドマウントディスプレイは、眼鏡をかけた人に映像を、あたかも従来の表示画像のように見せる眼鏡に似ている。この技術は長年研究されてきており、製品化を実現した製品もある(例えばInViso eShades, Sony Glasstron, 1-0 Displays i-glasses, Olympus Eye-Trek, and eMagin 2800)。従来のHMD実装は、各々が片目用の2つの表示パネルを含む。観察者にとって、表示パネルはフルカラービデオを表示する機能を有する極小型のTVスクリーンに見え、観察者がヘッドマウント表示システムを身に付けているときに視る画像を提供する。2パネルHMDは、右目および左目用に画像を独立して表示可能であるので、立体視を可能とする。
1以上の液晶スイッチと偏光ビームスプリッタとを利用して画像の単一のマイクロディスプレイパネルから観察者の目への再方向付けを行うヘッドマウントシングルパネル表示システムを開示する。シングルパネルHMDは、2パネルHMDよりも優れた利点を幾らか提供する。例えば、シングルパネルHMDは、両目間の色および強度の整合がより良好である。2パネルHMDのパネルも、販売前に正確な整合が可能であるが、材料間で寿命が異なることから、しばしばカラーバランスおよび強度の修正面で劣る。これはシングルパネルでは気づかずに行うことができるが、2パネルのHMDにおける両目間の再が明らかになることで気づかれることが多い。シングルパネルを利用することで、時間に応じて両目間で差異が出てくることが防がれる。シングルパネルHMDの他の利点は、光学倍率に関する。目に近接した小型表示パネルまたはマイクロディスプレイから大型仮想画像を生成するには、高価且つ重量のある強力な光学系が必要とされる。コスト削減、倍率、および光学的整合等の理由でシングルパネルにより立体視を行う試みには意義がある。
シングルパネルHMDは、両目間に画像を対称配置して、拡大光学系を利用することで、より大きな作動距離と高い柔軟性を可能とする。しかし、1つのパネルだけでは、両目が類似した画像を視ることから立体画像用は実現できない。立体視を可能とするには、両目に対して異なる画像を方向付ける必要があり、これは概して空間的な、または時間的な方法により可能となる。前者のケースでは、ピクセルの半分が片目により見られ、残りがもう一方の目用の画像を形成する。後者のケースでは片目がいつの時点においても画像を視るので、高速マイクロディスプレイ技術にはより適している。各目に対して時間的にシーケンシャルな立体画像を、50Hzを超えるフレームレートで提供することにより、フリッカがなく、最大解像度の3Dを実現することができる。この点に関して、本開示の実施形態では概して、シーケンシャル且つ最大解像度の画像を表示する機能を有する単一のマイクロディスプレイ(「ディスプレイ」)パネルを利用する。画像は、100Hzを超えるフレームレートで表示される。
一枚のパネルから、両目に対してシーケンシャルに交互する画像を方向付ける技術は、ここでは、光学スイッチの様々な実施形態を用いて提供される。1つの方法では、第一組のRGB照射LEDからの光を第1の目のみに対して方向付ける(例えば、ここに参照として組み込む米国特許第7,057,824号および第6,989,935号)。これらLEDを、表示画像と同期させてONにすることにより、単眼視が可能となる。第2のLED照射を組み込むことにより、これに対称な単眼視が第2の目に対して生成される。照射をインターレースすることにより、時間的にシーケンシャルなな立体視が提供される。この方法は、液晶マイクロディスプレイ等の変調パネルに特有であり、より最近の技術である有機発光ポリマー(OLEP)パネル等の発光技術では利用できない。この方法はさらに、照射の開口角(angular aperturing)を利用して、出力瞳孔(output pupil)を低減させている。これは、複雑なリレー光学系により補正されなければ、目がそれと反対の領域を視ている間に、1つの領域で消えてしまう画像となる。例えば、観察者が左端部のほうを見ている場合、右端部は消えることになる。
本開示は、1以上の液晶(LC)スイッチと偏光ビームスプリッタ(PBS)とを利用して、単一のマイクロディスプレイパネルからの画像の再方向付けを行う実施形態を含む。一実施形態では、シングルパネルHMDシステムは、画像入力光ビームを提供する表示パネルと、画像入力光ビームを、それぞれ左目画像および右目画像に対応する第1の画像出力光ビームと第2の画像出力光ビームとに分割するPBSとを含む。HMDシステムの実施形態はさらに、第1の画像出力光ビームおよび第2の画像出力光ビームのそれぞれの光路に配置された第1の液晶スイッチおよび第2の液晶スイッチとを備える。第1の液晶スイッチおよび第2の液晶スイッチは、第1の光ビームおよび第2の光ビームを変調する。
開示される原理による実施形態は、変形されて、第1の画像出力光ビームまたは第2の画像出力光ビームの光路を折り返し、第1の画像出力光ビームまたは第2の画像出力光ビームを観察者の左目または右目へと方向付ける複数の反射光学部材を備えることもできる。複数の反射光学部材は、第1の反射光学系および第2の反射光学系を有し、第1の反射光学系は、第1の画像出力光ビームまたは第2の画像出力光ビームを受光して、第1の画像出力光ビームまたは第2の画像出力光ビームを第2の反射光学系へと方向付け、第2の反射光学系は、第1の画像出力光ビームまたは第2の画像出力光ビームを観察者の左目または右目へとそれぞれ方向付けてよい。幾らかの実施形態では、シングルパネルHMDシステムは、上述の代わりに、または上述に加えて、第1または第2のLCスイッチに隣接する屈折光学系を含み、この屈折光学系は、第1または第2の画像出力光ビームを収束させる(クレーム11)。
他の実施形態では、シングルパネルHMDシステムは、第1の光路に沿って偏光ビームを提供する表示パネルと、偏光ビームを変調する液晶変調器とを備える。シングルパネルHMDのこの実施形態は、さらに、変調された偏光ビームを、偏光ビームの偏光状態に応じて第2の光路または第3の光路沿いに方向付けるPBSを含み、第2の光路は左目画像出力に対応し、第3の光路は右目画像出力に対応していてよい。幾らかの実施形態では、表示パネルはLCoSパネルであってよい。このような実施形態はさらに、無偏光の光を提供する発光ダイオード(LED)と、LCoSパネルに隣接して設けられ、無偏光の光を受光して、無偏光の光を第1の偏光状態である第1の部分光と、第2の偏光状態である第2の部分光とに分割する第2の偏光ビームスプリッタとをさらに備え、第2の偏光ビームスプリッタは、第1の部分光をLCoSパネルに送り照射させてよい。
幾らかの実施形態では、さらなる部材を含ませることで様々な偏光にまつわる課題を解決することもできる。シングルLC変調器を利用するにあたっては、ここに参照として組み込む2006年6月14日提出の「Achromatic Polarization Switches」なる名称の米国特許出願第11/1424,087号がカバーしている種類の色消し技術(achromatic performance)が必要となる場合もあろう。2つの色差スイッチ(chromatic switch)は、作業の対称性により優れるが、スループットの面では劣っている。速度は輝度に影響しうる因子であるので、STNおよびパイモード(pi-mode)が達成するような高速LC性能を用いることが好適であろう。幾らかの実施形態では、シングルパネル表示システムは、全反射(TIR)ダブルパスプリズム(例えば米国特許第6,563,648号)、および、偏光操作技術を用いるダブルパスシステム(例えば、欧州のSharp Labs、Fakespace、Kaiser等)を組み込むこともできる。後者の場合には、システム実施形態の光学部材は軸外である。これにより、2つの反射部材間に光を入射させ、透過において実質的な偏光損失がなくなるという2つの利点がある。さらに、システムに設計された出口瞳孔の外に大きな角度を持って配されることから、偏光感度反射器からのリークに起因するゴースト発生を抑制することもできる。
本発明を、添付図面を例にとって説明するが、ここで同様の参照番号は同様の部材を示す。
マイクロディスプレイは、液晶ディスプレイ(LCD)の場合には光の変調ができ、または、例えば有機発光ダイオード(OLED)技術の場合には発光することができる。前者の場合には、パネルに入射する光は、その偏光状態が個々のピクセルごとに操作され、最終的に観察者には制御された比率で見せる。ある実施形態では、LCDマイクロディスプレイは、入射光の強度を変調して、シーケンシャルな照射によりカラー光を提供し、原色の赤、緑、および青色の光を独立して変調する。他の実施形態では、発光ディスプレイが、それぞれ別個のカラーのサブピクセルを提供する。ピクセル情報は、アドレス電極のマトリックスによって一度に一行が提供される。ディスプレイに100Hzを超える動作用の情報を提供することは、これら小型のディスプレイでは通常制限ではなく、ある液晶(LC)材料の応答時間が制限となりうる。マイクロディスプレイは、フルカラービデオ表示機能を持つ、外見が「郵便切手サイズの」TVスクリーンである。OLEDマイクロディスプレイ等の直接発光は、概して無偏光の光であり、LCデバイスからの変調光は実質的に偏光されている。いずれの場合も、提案されているシングルパネルのHMDの実施形態に適用可能である、というのも、これらは両方とも偏光ビームスプリッタにより左および右目用画像に関する直交偏光状態に操作可能だからである。
図1aおよび1bを参照すると、表示パネル104からの光は、先ず偏光ビームスプリッタ(PBS)108に方向付けられ、それから光は、左目および右目用画像に対応する2つの略同一の光学結像出力を形成するよう方向付けられる。立体(3D)処理においては、光は、画像が一度に片目で視られるように変調される。従来の2D画像では、同じ画像が両目で視られていた。変調は、図1aおよび1bに示すように行うことができる。図1aに示すシングルパネルHMD100は、パネル104、PBS108、およびパネル104とPBS108との間に配置される偏光子102を含む。偏光子102は、パネル104から光ビーム101を受光して、実質的に偏光された光ビーム103を第1の経路沿いに提供する。この構成は、パネル104がLCマイクロディスプレイである実施形態では特に効率的である、というのも、LCマイクロディスプレイからの光ビーム101は既に実質的に偏光されているからである。シングルパネルHMD100はさらに、偏光子102とPBS108との間に配置されるLCスイッチ106を含む。LCスイッチ106は、偏光ビーム103を2つの可能性ある直交変調状態(例えばs−およびp−偏光状態)間で操作することにより、偏光ビーム103を変調するよう構成される。偏光ビーム103は、PBS108に入射して、これにより偏光ビーム103は、光ビーム103の偏光状態に応じて、透過または反射する。反射した偏光ビーム103は、第2の光路110沿いに進み、透過した偏光ビーム103は第3の光路114沿いに進む。第2および第3の光路110および114は、左目および右目用の画像にそれぞれ対応する。図1aに示すように、反射した光ビーム110は、左目用の画像を含み、左目112への光路を進み、透過した光ビーム114は、右目用の画像を含み、右目116への光路を進む。
図1bに示す実施形態では、シングルパネルHMD150は、パネル104、PBS108、およびPBS108の出力ポートに配置されるLCスイッチ156および157を含む。パネル104からの光ビーム101はPBS108に入射して、ここから第1偏光の光ビーム101の第1の部分が、第1のLCスイッチ156へ入射するよう方向付けられる。第1偏光の光は左目用の画像に対応しており、第1のLCスイッチ156により変調され、これにより第1の偏光の光が透過される、または遮蔽される。第1のLCスイッチ156から透過された光は、第1の光路沿いに左目112まで進む。PBS108は、第2の偏光の光ビーム101の第2の部分を、第2のLCスイッチ157に入射するよう透過し、方向付ける。第2のLCスイッチ157も同様に、第2の偏光の光を、透過または遮蔽により変調する。第2の偏光の光は右目用の画像に対応しており、透過されると右目へと進む。LCスイッチ156および157は、位相を180度ずらされて駆動されるが、これは、第1のLCスイッチ156が第1の偏光の光を透過して、第2のLCスイッチ157が第2の偏光の光を遮蔽する、またはその逆であることを示す。LCスイッチ156および157の動作は、ある画像が片目用に透過され、他の画像が遮蔽される、というように交互する。LCスイッチ156および157間で動作を切り替えることにより、片目のみでいずれのときにおいても単一の画像を視ることができるようになる。図1aに示した方法は、予め偏光した光を提供するパネル(例えばLC変調パネル)で利用されると好適であるが、単一のLC変調パネルであるので色消し変調を切り替え機能(achromatic polarization switching)を利用する。図1bに示す方法は、有機発光ダイオード(OLED)等の、無偏光発光タイプのパネル技術で利用されると好適である。
本開示の一側面は、両目間の対称性に関する。図2に関して、シングルパネルHMD200は、表示パネル202、PBS204、およびLCスイッチ210を含む。PBS204に関して示されている表示パネル202のオフセット位置により、左目および右目用の画像出力が光学的に対称になる。図2では、表示パネル202の表面から放出された光は、略等しい強度を有する2つの光ビーム206および208にPBS204により分割される。PBS204から放出された2つの光ビーム206および208は、光軸に対して互いに対称な光路を進むが、この光軸は、観察者の両目の間の対称軸に対応する。各光ビームは、LCスイッチ210へ入射するよう方向付けられ、ここで遮蔽または透過される。図1bの実施形態同様に位相をずらされて駆動されることで、これらスイッチ210は、光ビーム206および208を、それぞれ左目および右目間で交互させる。光学的に対称であることが好適である、というのも非対称であると、左目および右目用画像間で倍率および歪みの点で差異が生じ、観察者を疲弊させるからである。別の光学的課題は偏光である。光学部材は、偏光に感度を有するので、左目および右目用の結像系では類似した偏光状態が確保される。この点に関して、偏光操作フィルムをシングルパネルHMD200に組み込むことで、類似した偏光状態をPBS/変調サブシステムから放出する助けとすることができる。
本開示の幾らかの実施形態では、さらに、対称偏光および結像光学系が利用される。図3を参照すると、シングルパネルHMD300システムは、光学的に対称な実施形態を示しており、LCスイッチ310、発光マイクロディスプレイパネル302、およびPBS308を含む。マイクロディスプレイパネル302は、第1の実質的に無偏光の光である光ビーム305を放出し、光ビーム305は、100Hzを超えるフレームレートで左目および右目用の画像を交互に提供することができる。マイクロディスプレイパネル302の表面から放出された光ビーム305は、PBS308により、略同一の強度の2つの実質的に直交偏光された光ビーム304および306に分割される。各光ビーム304および306は、それぞれ右目および左目画像に対応しており、対応するLCスイッチ310に入射するよう方向付けられ、ここで遮蔽または透過される。図1bの実施形態同様に位相をずらされて駆動されることで、これらスイッチ310は、光ビーム304および306を、それぞれ左目および右目間で交互させる。
幾らかの実施形態では、LCスイッチ310は、LCセル312に隣接して設けられる偏光調節フィルム314を含んで、対称な偏光出力を確かに得ることができる。適切な偏光調節フィルム314は、システムが過渡損失を克服できる程度の強度を持つという前提で、様々なモード(例えばTN、STN、パイモード等)を含みうる。幾らかの実施形態ではパイモード等の高速モードを実装しているが、コスト効率に優れたSTN法を利用することで、さらなる合理性を達成できる場合もある。高いコントラストが望ましい実施形態では、単一LCセル312は、セル312の直近に隣接する補償層をおそらく有する、互いに交差する直線偏光調節フィルム314により覆われる可能性がある。
例示的なマイクロディスプレイパネルは、現在のOLED技術を含んでよく、例示的なPBSは、二色性コーティングプリズム(通常MacNeille型と称される)、または、軸外の性能の良好な埋め込み型ワイヤグリッド偏光子であってよい。現在の多層複屈折フィルムPBS(例えば3MのVikuiti製品)は、反射経路における収差が許容できるものではないが、この種類の製品で性能の向上したものが将来は利用可能となっているかもしれない。
PBS308への入射偏光および各目用の折り返し式結像光学系(folded imaging optics)へ出される偏光状態は、効率性および遅延板に対する対称性の面で最適化されてよく、これは適宜、PBS308の面の入口または出口に位置する1以上の遅延板により行われてよい。好適な入射偏光は、好適な入射角度および色差性能に応じて変化する。対称結像システムへと出てゆく偏光は、実質的に同じであることが比較的重要であり、幾らかの実施形態では、後続する光学部材で反射効率を最大化することのできるs−偏光であることが望ましい。
HMDシステムは、概して、マイクロディスプレイの倍率を必要な程度に小型のシステムの範囲内に留めることができる結像光学系を含む。一般的に言って、望ましくない歪みを生じることなく高倍率を達成するには、パネルと目との間に長い光路が必要である。1つのオプションとしては、光を光学部材間で折り返させるシステムを提供することが考えられる。この方法は、図4に示したような偏光システムにおいてゴースト発生を最小限にして行われる。図4の折り返し光学部材400は、カーブした半透明ミラー部材404および偏光選択反射器414を含む。カーブした半透明ミラー部材404は、偏光操作フィルム410および金属化反射面412を含む。幾らかの実施形態では、偏光操作フィルム410は、四分の一波長板(QWP)であってよく、偏光選択反射器414は、Moxtek Inc.により市販されているワイヤグリッドコーティング基板であってよい。この折り返し型の光学部材400では、ディスプレイからの円偏光入射光402は、上部から入射して、カーブした半透明ミラー部材404を通り、光402の損失された部分406は反射して戻る。半透明ミラー部材404を通った透過光408は、金属化面412と偏光選択反射器414との間に配設される偏光操作フィルム410により実質的に直線偏光に変換される。この光408は、その後、偏光選択反射器414により目から離れたところへと反射されてよい。光408は、この直線偏光状態を維持したまま偏光操作フィルム410を通って戻り、金属化面412で反射されて(透過用の光406の幾らかを失い)、再度、偏光操作フィルム410を介して観察者の目へと進む。偏光操作フィルム410によるダブルパスは、入力光402の偏光状態を、偏光選択反射器414の反射(ワイヤグリッド)面を通り観察者の目に見えることのできる状態に変換する。図4に示す実施形態では、偏光操作フィルム410は、カーブした半透明ミラー部材404の上に配置されている。この配向により、不要な垂直反射光をなくすことができるという利点がある。他の実施形態では、偏光操作フィルム410は、半透明の金属化面412と偏光選択反射器414との間の任意の場所に配置されてよい。折り返し式の光学部材400の長い光路およびカーブした反射面により、HMDシステムの実施形態で大きな利点が得られる、というのも、高倍率ではあるが不要な歪みがないような部材は、パネルと目との間に長い光路長を有するからである。
図5aから5dを参照すると、開示されている実施形態は、表示パネル510、PBS508、および、第1の反射部材502および第2の反射部材504を利用して結像経路を折り返すことのできる複数の反射光学部材を含む。これら反射光学部材の各々は、カーブして形成されることで、結像システムの一部を形成することができるが、コスト面では第2の反射光学系504のみをカーブさせることが望ましい。これは、従来の眼鏡用に望ましいカーブしたレンズとも合致している。1以上の屈折部材506(フィールドレンズまたはリレーレンズ)をPBS508と第1の反射光学系502との間にオプションとして設けることにより結像を助けることができる、というのも、角度および空間上の必要性がこの位置では少ないからである。一般的には、屈折部材506は、屈折部材の形状構造(cut or shape)に応じて光ビームを集光および収束させ、経路沿いに導くことができる。
幾らかの実施形態では、第2の反射光学系504が、半透過性を有するよう、および偏光に対する感度を有するよう設けられてよく、これにより浸漬(immersion)が避けられ、且つ、表示強度は最大化される。1つの方法では、3M社のDBEF等の偏光反射フィルムを積層する、というのも、システムのこの位置の位相収差は些細な歪みしか生じず、これはソフトフォーカスを生じるよりはまだ許容できるからである。
図5aに示す実施形態では、シングルパネルHMD500は、表示パネル510、PBS508、PBS508の出力ポートに配設されるLCスイッチ512、屈折部材506、および第1および第2の反射光学部材502および504を含む。HMD500は平面状であり、全ての反射部材の中央面が図面の平面と垂直であるように描かれている。幾らかの実施形態では、第1の反射光学部材502を傾けて配置して、PBS508の位置を観察者の鼻の上にもってくることが望ましい。本開示の全てのさらなる実施形態が平面状の光学配置に限定されるわけではない。図5aのマイクロディスプレイパネル510、PBS508、およびLCスイッチ512の配置は、図2に示すものと類似しており、対称偏光および結像光学系が採用されている。図5aでは、表示パネル510は、入力光ビーム515をPBS508に入射させ、ここで入力光ビーム515は、互いに略同一の強度の第1および第2の画像出力光ビーム514および516に分割される。光ビーム514は第1の偏光を有し、左目画像に対応する。光ビーム514は、第1のLCスイッチ512に入射して、第1のLCスイッチ512による変調を受ける。第2の光ビーム516は、第2の偏光であり、右目画像に対応する。第2の光ビーム516は、第2のLCスイッチに入射して、第2のLCスイッチ512による変調を受ける。LCスイッチ512は、第1および第2の画像出力光ビーム514および516を遮蔽または透過する。図2の実施形態同様に位相をずらされて駆動されることで、これらスイッチ512は、画像を含む光ビーム514および516を交番させる。前述したように、オプションである屈折光学系506は、第1および第2の光路514および516沿いの、LCスイッチ512と第1の反射光学系502との間に配設されてよい。屈折光学系506を通った後に、光は、第1の反射光学系502で反射されて第2の反射光学系504へ赴き、そこで反射されて観察者の目へと向かい、詳しくは第1および第2の画像出力光ビーム514および516が左目および右目にそれぞれ方向付けられる。
図5bに示す実施形態を参照すると、シングルパネルHMD520は、図5aの実施形態の変形例であり、この実施形態では、さらに、マイクロディスプレイパネル510とPBS508の入力ポートとの間に、図5aのLCスイッチ512の代わりに配設された単一のLC変調器522が含まれる。本開示の全ての以下にさらに記載される実施形態がこの変形例を利用してよい。幾らかの実施形態では、この変形例には、LC変調パネルに典型的な偏光パネル出力のほうが好適である。しかし、無偏光ディスプレイも、パネル510およびLCスイッチ522に隣接させて事前偏光子を設けることで利用可能であり、これにより50%を超えるシステム透過損失を生じうる。例示されている実施形態では、LC変調器522は、第1の光路沿いにマイクロディスプレイパネル510から偏光ビーム515を受光する。LC変調器522は、偏光ビーム515を2つの可能性ある直交変調状態(例えばs−およびp−偏光状態)間で操作することにより、偏光ビーム515を変調するよう構成される。偏光ビーム515は、PBS508に入射して、これにより偏光ビーム515は、光ビーム515の偏光状態に応じて、透過または反射する。偏光ビーム515は、PBS508により第2の光路514または第3の光路516へと方向付けられ、ここで、第2および第3の光路514および516はそれぞれ左目および右目用の画像出力に対応している。第2の光路514沿いに反射される偏光ビーム515は、最終的には観察者の左目へと方向付けられる。第3の光路516沿いに透過される偏光ビーム515は、最終的には観察者の右目へと方向付けられる。例示されている実施形態では、オプションの屈折光学系506が、第2および第3の光路514および516沿いの、PBS508および第1の反射光学系502の出力ポート間に配設される。このようにして、偏光515は、屈折光学系506を通ってから、第2および第3の光路514および516を折り返す複数の反射部材へと方向付けられる。折り返し第2および第3の光路514および516沿いでは、偏光515が第1の反射光学系502で反射して、第2の反射光学系504へと向かい、そこで観察者の目へと反射する。
図5cは、図5bに示したものと類似した実施形態を示しており、ここで図5bのパネルが、反射型LCOS(reflective liquid crystal on silicon)マイクロディスプレイ532および追加のPBS534で置き換えている。図5cに示されているシングルパネルHMD530はさらに、反射型LCOSマイクロディスプレイ532に対して照射を行う発光ダイオード(LED)536を含む。本実施形態では、画像は、LED536による照射を受けて、反射型LCOSマイクロディスプレイ532から投影される。第1のPBS534は、LED536から受光して、その光の一部を反射型LCOSマイクロディスプレイ532へと反射する。反射型LCOSマイクロディスプレイ532から放出される偏光511は、左目および右目用の画像を含む。LCOSパネル532から放出される光は、第1のPBS534により透過中に解析され、透過型LCDまたは発光型OLEDディスプレイ用の画像情報が得られる。故に、透過型LCDにおいては、この画像形成光511は第1のPBS534により透過され、LC変調器522により受光される。第1のPBS534が透過した偏光ビーム511を受光すると、LC変調器522は、実質的に偏光された光ビーム515を提供し、第2のPBSがこれを左目または右目に向けて方向付ける。従ってHMDシステムの結像部分は、図5bのシステムの実施形態のものと同様である。結像および光方向付けサブシステムは、画像形成パネルとは別個のものとして考えることができるので、これまで提示してきた全ての光学システムの実施形態に対して、ディスプレイを、反射パネル/照射モジュールで置き換えて、さらに、必要な偏光操作部材(遅延板等)を組み込むことにより、LCOSパネルを組み込むことも可能である。
図5dに示す実施形態は、シングルパネルHMD540を示しており、これは、図5aのさらなる変形例であり、単一の第1の反射部材542を特徴としており、ここで単一の第1の反射部材542は偏光感度ミラーであり、第2の反射部材544はさらに偏光変換フィルムを含む。この実施形態は、図4に示した部材を含み、このなかで第1の反射部材542は、ワイヤグリッド板(例えばMoxtek Inc.供給のProflux技術)を利用して偏光感度とされ、延長されることで観察者の目をカバーする。実質的に1つの偏光の光が反射部材542から透過され(transmitted)て、残りの光は、偏光変換フィルム(例えばQWP)が積層された第2の反射部材544(反射アイピース)へと反射される。第2の反射部材544は、第1の反射部材542から実質的に1つの偏光が透過される(transmitted)ように偏光状態を変換する。偏光変換光はその後、第1の反射部材542から観察者の目へと透過される(transmitted)。この方法の利点は、第1の反射部材542が生じうる光の妨害が妨げられることである。
図6に示されている実施形態を参照すると、シングルパネルHMD600は、図5aに示すものと類似した画像形成パネルを有する。本実施形態は、図5dに示すものに類似した結像および光方向付けサブシステムを特徴とし、ここでHMD600は、2つの第1の反射平面602を特徴とし、2つの第1の反射平面602は、図5dの第1の反射部材542と実質的に類似した組成を有する。さらに本実施形態では、第1の反射平面602は、システムの光軸に対して約22.5度回転させられて、アイピースをシステムの光軸に対して垂直にする。システムは、適切な偏光選択および操作によって第1の反射光学602のダブルパスを行う。ダブルパスは、図4にも示したが、第1の反射部材602により偏光に依存させ、偏光操作手段(QWP)を第2の反射部材604に隣接して備えることで行われる。本実施形態の光路は、図5dのものに類似しており、ここで実質的に1つの偏光の光が第1の反射部材602により透過され、残りの光は、偏光変換フィルム(例えばQWP)が積層された第2の反射部材604(反射アイピース)へと反射される。第2の反射部材604は、第1の反射部材602から実質的に1つの偏光が透過される(transmitted)ように偏光状態を変換する。偏光変換光はその後、第1の反射部材602から観察者の目へと透過される(transmitted)。
図7に示すシステム700は、1以上の光学部材から形成される屈折アイピースを特徴とする。本実施形態では、第1の屈折光学系702が光路712沿いの、LCスイッチ704と第1のミラー706との間に配置される。第2の屈折光学系708は、光路712沿いの、第2ミラー710の後ろに配置されて、光を観察者の目へと導く。この方法では、結像経路に2つの屈折部材702および708を導入することで、収差補正がより柔軟に行われる。概して、光学結像システムの面の屈折度が高くなるにつれ、不要な収差の補正が促進される。光学収差の例には、カーブしたエッジを有するように見える矩形ディスプレイ等の歪み、画像の端部にかけて分離されるRGBカラー等の横方向のカラー(lateral color)、焦点がずれて見える、またはソフトに見える画像等が挙げられる。
図8に示すシステム800は、目の前にダブルパス全反射(TIR)プリズム802を組み込み、光路804の長さを長くしている。TIRプリズムは、特定の臨界角度より小さい角度で入射する際に、高屈折率の材料(例えばガラス)内の光の全体が、低屈折率の材料(例えば空気)との境界面で反射するという原理に基づいて動作する。僅かに大きい入射角度では、非常に高い透過が得られうる。TIRプリズムは先ず、高/低界面で光を反射して、その後、同じ界面を変換された入射角度で透過する。平行でない面で多数の反射を起こすことにより入射角度が向上する。図8では、TIR面は2つのガラス部材間の境界として描かれている。この境界は、有限の空隙を有し、臨界角度よりも大きい入射角度で高い透過を起こすよう表面に被膜処理が行われていてよい。このTIR部材のダブルパスにより、光学システムの動作長が長くなり、これにより光学部材に必要な電力が低減され、大きな出口瞳孔の作製が容易になる。PBS808近傍に配置された屈折光学系809が、画像をミラー810の平面内に形成するような投影レンズとして実装される場合、ミラー810を再帰反射器のアレイ(例えば3Mの再帰反射フィルム)で置き換えることにより、非常に広い視野の画像を得ることができる。目に一番近い光学部材のカーブした面812を、オプションとしてフラットとする、または、球状/非球状とすると、歪み等の収差に対処することができる。
図9に示すシステム900は、図8の実施形態に類似しているが、反射マンジャンレンズ902をTIRプリズム904に隣接した位置に含む。反射マンジャンレンズ902は、各結像面で光パワー以上の配光が可能である。マンジャンレンズは、片面を反射ミラー面で覆って反射に利用する屈折レンズ部材であり、1つの反射面および2つの均等な屈折面を提供する。多面でパワーを共有することは、光学結像品質を上げる従来の方法であり、これが高解像度のレンズが多くの光学部材を有する所以である。
ここで開示した実施形態には、ここで開示した原理に基づいた変形も可能である。例えば、屈折部材は、第1の反射ミラーのいずれの面に設けられてもよい。さらに、PBS付近に設けられたレンズは、フィールドレンズ(フィールド曲率制御目的で)またはリレーレンズ(倍率増加目的で)いずれであってもよい。さらにレンズは、必要とされる性能(例えばFOV、収差制御)のレベルに応じてオプションとして設けることが可能である。
ここに開示する原理に則り様々な実施形態を上述したが、これらはあくまで例示目的であり、限定を意図していないことを理解されたい。従って、本発明の範囲は、上述した例示的な実施形態により限定されるべきではなく、請求項および本開示に含まれるその均等物により定義されるべきである。さらに、開示された実施形態において記載された利点および特徴等は、これらのうちいずれかまたは全ての利点を生じる方法または構造への利用に添付請求項を制限する意図はない。
さらに、本願に示すセクションの標題は、37CFR§1.77に基づく提案と一貫するよう設けているか、そうでなければ、系統付けるために設けている。これらの標題は、本開示から得られる任意の請求項に記載する発明を限定又は特徴付けるものではない。具体的に、また、例示的に、「技術分野」の標題があるが、請求項は、いわゆる技術分野を説明するこの標題下で選択された用語に限定されるべきではない。さらに、「背景技術」における技術の説明は、その技術が本開示における任意の発明の従来技術であることを認めるものと解釈すべきではない。「発明の概要」も請求項に記載する発明を特徴付けると解釈すべきではない。さらに、本開示における単数形での「発明」との言及を、本開示において1つの新規点しかないという議論に使用すべきではない。本開示に関連付けられる複数の請求項の限定によって複数の発明を提示することができ、また、請求項は、それ相応にそれらの発明及びその等価物を定義し、保護する。いかなる場合においても、請求項の範囲は、明細書を鑑みて解釈されるべきであり、本願に記載する標題により制約されるべきではない。
Claims (42)
- 時間的に変調された立体画像を表示するシングルパネルヘッドマウント表示システムであって、
画像入力光ビームを提供する表示パネルと、
前記画像入力光ビームを、それぞれ左目画像および右目画像に対応する第1の画像出力光ビームと第2の画像出力光ビームとに分割する偏光ビームスプリッタと、
前記第1の画像出力光ビームおよび前記第2の画像出力光ビームのそれぞれの光路に配置された第1の液晶スイッチおよび第2の液晶スイッチとを備え、
前記第1の液晶スイッチおよび前記第2の液晶スイッチは、前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームをそれぞれ変調する表示システム。 - 前記第1の画像出力光ビームまたは前記第2の画像出力光ビームの前記光路を折り返し、前記第1の画像出力光ビームまたは前記第2の画像出力光ビームを観察者の左目または右目へとそれぞれ方向付ける反射光学部材をさらに備える請求項1に記載の表示システム。
- 前記第1の画像出力光ビームまたは前記第2の画像出力光ビームの前記光路を折り返し、前記第1の画像出力光ビームまたは前記第2の画像出力光ビームを観察者の左目または右目へとそれぞれ方向付ける複数の反射光学部材をさらに備える請求項1に記載の表示システム。
- 前記複数の反射光学部材は、第1の反射光学系および第2の反射光学系を有し、
前記第1の反射光学系は、前記第1の画像出力光ビームまたは前記第2の画像出力光ビームを受光して、前記第1の画像出力光ビームまたは前記第2の画像出力光ビームを前記第2の反射光学系へと方向付け、
前記第2の反射光学系は、前記第1の画像出力光ビームまたは前記第2の画像出力光ビームを前記観察者の左目または右目へとそれぞれ方向付ける請求項3に記載の表示システム。 - 前記第1の反射光学系は、偏光感度があるミラーである請求項4に記載の表示システム。
- 前記第2の反射光学系は、半透明であり、偏光感度がある請求項4に記載の表示システム。
- 前記第2の反射光学系は、偏光変換フィルムを含む請求項4に記載の表示システム。
- 前記第2の反射光学系は、再帰反射器のアレイを含む請求項4に記載の表示システム。
- 前記第2の反射光学系は、反射マンジャンレンズを含む請求項4に記載の表示システム。
- 前記第1の画像出力光ビームおよび前記第2の画像出力光ビームのそれぞれの光路を折り返し、前記第1の画像出力光ビームおよび前記第2の画像出力光ビームを観察者の左目および右目へとそれぞれ方向付ける複数の反射光学部材をさらに備える請求項1に記載の表示システム。
- 前記第1の液晶スイッチまたは前記第2の液晶スイッチに隣接して設けられる屈折光学系をさらに備え、前記屈折光学系は前記第1の画像出力光ビームまたは前記第2の画像出力光ビームを収束させる請求項1に記載の表示システム。
- 前記屈折光学系は、ダブルパス全反射プリズムである請求項11に記載の表示システム。
- 前記屈折光学系の表面はカーブしている、フラットである、球状である、または非球状である請求項11に記載の表示システム。
- 前記第1の液晶スイッチまたは前記第2の液晶スイッチに隣接して設けられる偏光調節フィルムをさらに備える請求項1に記載の表示システム。
- 前記第1の画像出力光ビームおよび前記第2の画像出力光ビームの前記光路は、光軸に対して対称であり、前記光軸は、観察者の両目の間の対称軸に対応する請求項1に記載の表示システム。
- 時間的に変調された立体画像を表示するシングルパネルヘッドマウント表示システムであって、
第1の光路に沿って偏光ビームを提供する表示パネルと、
前記偏光ビームを変調する液晶変調器と、
前記変調された偏光ビームを、前記偏光ビームの偏光状態に応じて第2の光路または第3の光路沿いに方向付ける偏光ビームスプリッタとを備え、
前記第2の光路は左目画像出力に対応し、前記第3の光路は右目画像出力に対応する表示システム。 - 前記表示パネルと前記液晶変調器との間に配設される偏光子をさらに備える請求項16に記載の表示システム。
- 前記第2の光路または前記第3の光路を折り返し、前記偏光ビームを前記折り返された第2または第3の光路沿いに観察者の左目または右目へとそれぞれ方向付ける反射光学部材をさらに備える請求項16に記載の表示システム。
- 前記第2の光路または前記第3の光路を折り返し、前記偏光ビームを前記折り返された第2または第3の光路沿いに観察者の左目または右目へとそれぞれ方向付ける複数の反射光学部材をさらに備える請求項16に記載の表示システム。
- 前記複数の反射光学部材は、第1の反射光学系および第2の反射光学系を有し、
前記第1の反射光学系は、前記第2の光路または前記第3の光路に配置され、前記偏光ビームを前記第2の反射光学系へと方向付け、
前記第2の反射光学系は、前記偏光ビームを前記観察者の左目または右目へと方向付ける請求項19に記載の表示システム。 - 前記第1の反射光学系は、偏光感度があるミラーである請求項20に記載の表示システム。
- 前記第2の反射光学系は、半透明であり、偏光感度がある請求項20に記載の表示システム。
- 前記第2の反射光学系は、偏光変換フィルムを含む請求項20に記載の表示システム。
- 前記第2の反射光学系は、再帰反射器のアレイを含む請求項20に記載の表示システム。
- 前記第2の反射光学系は、反射マンジャンレンズを含む請求項20に記載の表示システム。
- 第2の光路および第3の光路を折り返し、前記偏光ビームを前記折り返された第2および第3の光路沿いに観察者の左目および右目へとそれぞれ方向付ける複数の反射光学部材をさらに備える請求項16に記載の表示システム。
- 前記偏光ビームスプリッタの出力に隣接して設けられる屈折光学系をさらに備え、前記屈折光学系は前記偏光ビームを収束させる請求項16に記載の表示システム。
- 前記屈折光学系は、ダブルパス全反射プリズムである請求項27に記載の表示システム。
- 前記屈折光学系の表面はカーブしている、フラットである、球状である、または非球状である請求項27に記載の表示システム。
- 前記表示パネルはLCoSパネルである請求項16に記載の表示システム。
- 無偏光の光を提供する発光ダイオードと、
前記LCoSパネルに隣接して設けられ、前記無偏光の光を受光して、前記無偏光の光を第1の偏光状態である第1の部分光と、第2の偏光状態である第2の部分光とに分割する第2の偏光ビームスプリッタとをさらに備え、
前記第2の偏光ビームスプリッタは、前記第1の部分光を前記LCoSパネルに出力して照射させる請求項30に記載の表示システム。 - 前記第2の光路および前記第3の光路は、光軸に対して対称であり、前記光軸は、観察者の両目の間の対称軸に対応する請求項16に記載の表示システム。
- シングルパネルヘッドマウント立体表示システムを用いて立体画像を表示する方法であって、
第1の光路に沿って偏光ビームを提供する段階と、
液晶変調器を用いて前記偏光ビームを変調する段階と、
偏光ビームスプリッタを提供する段階と、
前記偏光ビームスプリッタを利用して、前記変調された偏光ビームを、第2の光路または第3の光路沿いに方向付ける段階とを備え、
前記第2の光路および前記第3の光路は、左目画像出力および右目画像出力にそれぞれ対応する方法。 - 複数の反射光学部材を用いて前記第2の光路または前記第3の光路を折り返す段階をさらに備える請求項33に記載の方法。
- 前記折り返す段階は、
前記偏光ビームを、前記第2の光路または前記第3の光路沿いに第1の反射光学系へと方向付ける段階と、
前記偏光ビームを前記第1の反射光学系から第2の反射光学系へと方向付ける段階と、
前記偏光ビームを前記第2の反射光学系から前記観察者の左目または右目へと方向付ける段階とを有する請求項34に記載の方法。 - 前記偏光ビームに、前記第1の光路に配設された偏光子を通過させる段階をさらに備える請求項33に記載の方法。
- 前記第2の光路または前記第3の光路に屈折光学系を設け、前記屈折光学系を用いて前記偏光ビームを前記観察者の左目または右目へと収束させる段階をさらに備える請求項33に記載の方法。
- シングルパネルヘッドマウント立体表示システムを用いて立体画像を表示する方法であって、
画像入力光ビームを提供する段階と、
前記画像入力光ビームを、第1の画像出力光ビームと第2の画像出力光ビームとに分割する段階と、
前記第1の画像出力光ビームおよび前記第2の画像出力光ビームを変調する段階とを備え、
前記変調された第1の画像出力光ビームおよび前記変調された第2の画像出力光ビームは、左目画像および右目画像にそれぞれ対応する方法。 - 複数の反射光学部材を用いて前記第1の画像出力光ビームまたは前記第2の画像出力光ビームを折り返す段階をさらに備える請求項38に記載の方法。
- 前記折り返す段階は、
前記第1の画像出力光ビームまたは前記第2の画像出力光ビームを、第1の反射光学系へと方向付ける段階と、
前記第1の画像出力光ビームまたは前記第2の画像出力光ビームを、前記第1の反射光学系から第2の反射光学系へと方向付ける段階と、
前記第1の画像出力光ビームまたは前記第2の画像出力光ビームを、前記第2の反射光学系から前記観察者の左目または右目へと方向付ける段階とを有する請求項39に記載の方法。 - 前記画像入力光ビームに、前記分割する段階の前に偏光子を通過させる段階をさらに備える請求項38に記載の方法。
- 前記第1の画像出力光ビームまたは前記第2の画像出力光ビームの前記光路に屈折光学系を設け、前記屈折光学系を用いて前記第1の画像出力光ビームまたは前記第2の画像出力光ビームを、前記観察者の左目または右目へと収束させる段階をさらに備える請求項38に記載の方法。
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