JP2017146363A - 管理システム、その方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 管理システムが在庫管理に必要なアラームをロストしてしまうと、適切に在庫減算ができないといった課題があった。
【解決手段】 本発明は、画像処理装置で利用される消耗材を含む消耗品の在庫を管理する管理システムであって、画像処理装置において消耗品の交換が行われた際に生成される交換アラーム、及び、画像処理装置内で消耗材が少なくなった際に生成される残量少アラームを、ネットワークを介して、前記画像処理装置から受信する受信手段と、前記受信手段により交換アラームが受信され、消耗品の在庫数の減算の対象となるアラームが残量少アラームであり、かつ、前記受信手段により当該交換アラームの1つ前に受信されたアラームが別の交換アラームであった場合、当該消耗品の在庫数を減算する管理手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図8

Description

本発明は、ネットワークを介して画像処理装置を管理する管理システムに関する。
近年、ネットワーク上の画像処理装置内のトナーなどの現像材の残量を監視して、現像材が入っているボトルやカートリッジなどの容器(消耗品)の交換を判断して、それらの在庫の管理を行う管理システムが提供されている。
特許文献1には、画像処理装置が発行する残量少アラームをネットワークを介して受信した管理システムが、このアラームをトリガーとしてカートリッジの在庫管理を行うといった技術が開示されている。具体的には、このアラームを受信した場合に、画像処理装置を保有する顧客側のカートリッジの在庫が1つ使用されたとみなし、在庫数を減算することで遠隔で在庫管理をおこなっている。
特開2003−159854号公報
上記のような在庫管理に必要なアラームは、いくつかのケースにおいて管理システムが受信できない場合がある。1つ目のケースは、デバイスの不具合により適切なタイミングで画像処理装置からアラームが発行されない場合である。2つ目のケースは、画像処理装置からアラームが発行されているにも関わらず、ネットワークの状態や輻輳などにより管理システムが上手く受信できなかった場合である。これらのケースのように、本来ならば管理装置が受信するはずのアラームが正しく受信されていない状況を、本発明の中では管理システムによるアラームのロストと呼ぶことにする。
管理システムが在庫管理に必要なアラームをロストしてしまうと、適切に在庫減算ができず、管理システムは在庫状況を正確に把握できなくなってしまう。残りの在庫数をもとに、顧客に新品のカートリッジやボトルといった消耗品の配送を手配するシステムの場合には、その手配が遅れてしまい、顧客側でダウンタイムが発生してしまうといった課題が起こり得る。
本発明は、画像処理装置で利用される消耗材を含む消耗品の在庫を管理する管理システムであって、画像処理装置において消耗品の交換が行われた際に生成される交換アラーム、及び、画像処理装置内で消耗材が少なくなった際に生成される残量少アラームを、ネットワークを介して、前記画像処理装置から受信する受信手段と、前記受信手段により交換アラームが受信され、消耗品の在庫数の減算の対象となるアラームが残量少アラームであり、かつ、前記受信手段により当該交換アラームの1つ前に受信されたアラームが別の交換アラームであった場合、当該消耗品の在庫数を減算する管理手段と、を有することを特徴とする。
本発明に依れば、管理システムが、ロストしたアラームなどの通知を特定して、それに基づく在庫管理が可能となる。
本発明における画像処理装置と管理システムとを含むネットワーク構成の例 本発明における画像処理装置のハードウェア構成例 本発明における画像処理装置のソフトウェアのモジュール構成例 本発明における情報処理装置のハードウェア構成例 管理システムのソフトウェアのモジュール構成例 管理システムにおける交換アラーム受信時の処理を説明するためのフローチャート 残量少アラームのロストを検出した際の処理を説明するためのフローチャート 管理システムにおける残量少アラーム受信時の処理を説明するためのフローチャート 交換アラームのロストを検出した際の処理を説明するためのフローチャート 実施例2の管理システムのソフトウェアのモジュール構成例 実施例2の管理システムにおける残量少アラーム受信時の処理を説明するためのフローチャート 各実施例のロストアラームの検出の判定タイミングの模式図を示す。
(実施例1)
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明に係る、画像処理装置と管理システムなどを備えるネットワークシステムの全体構成を示す図である。
図1において、管理システム111、画像処理装置121〜123、クライアント装置112、はネットワーク101〜103を介して接続されている。ネットワーク101〜103は、例えば、インターネット等のLAN、WAN、電話回線、専用デジタル回線、ATMやフレームリレー回線、ケーブルテレビ回線、データ放送用無線回線等のいずれである。またはこれらの組み合わせにより実現される、いわゆる通信ネットワークである。ネットワーク101〜103は、データの送受信が可能であればよい。本発明ではネットワーク101はインターネット、ネットワーク101〜103は企業内ネットワークやサービスプロバイダーのネットワークである。画像処理装置としては、現像材を用いて画像形成を行う印刷装置や複写機、造形材を用いて3D造形物を生成する3Dプリンターなどが含まれる。
本実施形態では、画像処理装置121〜123が自己監視の機能を持っているものとする。画像処理装置121〜123が管理システム111へ送信する情報は、画像処理装置の使用状況を示す各種カウンタ情報やファームウェア情報、画像処理装置の状態を示すエラーやアラームなどの情報を含む。画像処理装置を保有する顧客は、在庫として1以上の消耗品を画像処理装置に近い保管場所で管理している。画像処理装置で消耗材が少なくなったり、なくなったりした際に、在庫として保有している消耗品を用いた交換が顧客によって行われる。
管理システム111は、1以上のサーバーコンピュータから構成され、1以上の画像形成装置を、ネットワークを介して管理するためのシステムである。画像処理装置からの情報に基づき、課金カウンタのレポート表示、エラー・アラームなどの障害イベント通知、画像処理装置の部品消耗度の算出、消耗材が入った消耗品の在庫の管理などのサービスを提供する。ここで、消耗材としては、トナーやインク、3Dプリンターの造形方式に従う造形材などが含まれる。また、消耗材が入った容器(消耗品)には、ボトルタイプのものやカートリッジタイプのものが含まれる。後述の実施例においては、それらの一例として、トナーが入ったトナーボトルについてのアラームに関する処理や在庫管理などについても述べるものとする。
クライアント装置112は、管理システム111が提供するサービスの利用者(システム管理者)が使用する装置である。利用者は、クライアント装置112を操作して管理システム111へアクセスすることで、管理システム111が提供するサービスを利用することが出来る。
なお、本発明で説明する管理システム111は、1以上の仮想マシンによって実現しても構わない。
図2は、画像処理装置121〜123のハードウェア構成の例である。
コントローラ201では、主に、プリントやスキャンなどを制御する。また、そのほかにトナーボトル内の残量を検知するセンサーやトナーボトルの交換を検知するセンサーから送信される信号などを管理する管理系のプログラムを実行する。このプログラムにより、図3に示すような管理コンポーネントの機能が実現される。画像処理装置121〜123は、トナーやインクなど消耗品の容器が交換可能に装填され、例えばトナーボトルが交換されたことを検知すると、イベント情報を発行し、該イベントの詳細を含むアラームを生成して、管理システム111へ送信する。
HDD203には、画像処理装置121〜123の再起動後も保持しておく必要のある各種動作モード設定や、カウンタ値(サイズごとの印刷枚数や、原稿読み取り回数等)、及びステータス情報(ステータスフラグを含む)などを記憶する。このHDD203に記憶する設定情報には、装填されているトナーボトル内の残量情報や、トナーボトルの識別情報も含まれる。そのほかに、画像処理装置のオペレーティングシステムや、その他のアプリケーションプログラムなども、このHDD203に記憶する。
プリントユニット204は、画像処理装置がプリントをするために必要な部品やセンサーの集合体である。コントローラ201の制御によりプリントユニットが動作することで、ユーザーは画像処理装置のプリント機能を利用することが出来る。スキャンユニット205は、画像処理装置がスキャンをするために必要な部品やセンサーの集合体である。コントローラ201の制御によりスキャンユニットが動作することで、ユーザーは画像処理装置のスキャン機能、コピー機能を利用することが出来る。Network Interface Card(NIC)202は、ネットワーク101〜103を介して外部装置とのデータのやり取りを行う。コントローラ201内のCPUがHDD203に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、上記の処理全般を制御している。
図3は、画像処理装置121〜123のソフトウェアのモジュール構成の例である。
交換検知部301は、画像処理装置121〜123のトナーボトルなどの消耗品が交換されたことを検知する。この時、交換されたトナーボトルのボトルIDが、ID履歴記憶部303に既に格納されているかどうかを判定する。なお、ボトルIDはトナーボトルなどの消耗品を一意に識別するための識別子であり、バーコードやICチップ等の手段によってトナーボトル自身に埋め込まれている。交換検知部301は、交換されたトナーボトルが新品か否か、若しくはID識別不能かのいずれかを判断し、判断結果を交換アラーム発行部302に通知する。また、交換されたトナーボトルのボトルIDを、HDD203のID履歴記憶部303に格納する。
交換アラーム発行部302は、交換検知部301から受信した通知をトリガーに、消耗品の交換アラームを生成する。このアラームには、画像処理装置の識別情報、交換日時や、新品での交換が行われたか否かの情報、交換前後の消耗品を識別するためのID、画像処理装置におけるトータルカウンタの値が含まれる。ここで、トータルカウンタの値とは、画像処理装置の利用開始から積算されている印刷枚数を示す値で、管理システムで画像処理装置の稼働状況を把握するために利用できる。
ID履歴記憶部303で管理するデータは、例えば表Aのようなデータである。
Figure 2017146363

ID履歴記憶部303は、交換検知部301が検知した交換に用いたトナーボトルの識別情報(ボトルID)331とその交換日時332を管理している。
最新交換アラーム情報記憶部304は、HDD203に確保された領域で、例えば表Bのようなデータを管理する。
Figure 2017146363

341は、交換アラーム発行部302によって交換アラームが生成された日時を格納するカラムである。342は、発行されたアラームを一意に識別するためのアラームコードを格納するカラムである。ここには必ず交換アラームを示すアラームコードが入る。343は、交換アラームのサブコードを格納するカラムである。交換アラームのサブコードは、装填されたトナーボトルが新品か、中古品か、ID識別不能かのいずれかを表すコードである。管理システム111は、例えば、交換アラームのサブコードとして“1155”が設定されていた場合には、新品の消耗品による交換が行われたと判断できる。344は、トナーボトルを一意に識別するためのボトルIDを格納するカラムである。なお、表Bに格納されるデータは最新の交換アラームに関する情報のみなので、格納されるデータ数は常に1つのアラームのみである。新しいデータが格納される時には、古いデータは上書きされる。
残量検知部305は、画像処理装置121〜123内に残存するトナーなどの消耗材の残量を検知することが出来る。本実施例の場合、画像処理装置に装着されたトナーボトル内のトナーの残量が検知される。複数色のトナーそれぞれについて、残量検知が行われる。表Cで示すように、検知された残量は、HDD203の残量記憶部307に格納される。
Figure 2017146363

351は、トナー型番を格納するカラムである。352は、トナー残量を%表示で表した値を格納するカラムである。
残量少アラーム発行部306は、残量記憶部307に格納されている各カラーのトナー残量を監視し、その残量がHDD203のアラーム発行閾値記憶部308に格納されている閾値を下回ったタイミングで残量少アラームを生成する。残量少アラームは、残量が閾値を下回ったカラーに対応するアラームであることを示し、画像処理装置の識別情報、生成日時、各カラーのトナーの残量、トータルカウンタの値などの情報を含む。残量などについては、トナーボトルの型番に対応付けた情報がアラームに記述されることになる。
アラーム発行閾値記憶部308で管理するデータは、例えば表Dのようなデータである。
Figure 2017146363

361は、トナー型番を格納するカラムである。362は、アラーム発行閾値を%表示で表した値を格納するカラムである。なお、本実施例では1つのトナー型番に対して閾値は1つとしているが、閾値が複数あっても良い。その場合は残量少アラームも複数種類となり、それらは別のアラームコードとして定義されることになる。
指示受信部310は、管理システム111からのアラーム送信指示を受信し、その指示に従ってアラームを生成する。
送信部309は、交換アラーム発行部302や、残量少アラーム発行部306、指示受信部310等で生成されたアラームを、NIC202を介して管理システム111に送信する。
図4は、管理システム111、クライアント装置112などを構成する情報処理装置のハードウェア構成の例である。
図4において、Central Processing Unit(CPU)402は装置全体の制御を行う。CPU402はHard Disc Drive(HDD)405に格納されているアプリケーションプログラム、OS、後述する本発明に特有な処理を含む機能を実現するためのプログラム等を実行する。また、CPU402はRandom Access Memory(RAM)403にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。Read Only Memory(ROM)404は記憶手段であり、内部には、基本I/Oプログラム等の各種データを記憶する。RAM403は一時記憶手段であり、CPU402の主メモリ、ワークエリア等として機能する。HDD405は外部記憶手段の一つであり、大容量メモリとして機能し、Webブラウザ等のアプリケーションプログラム、サービスサーバー群のプログラム、OS、関連プログラム等を格納している。ディスプレイ408は表示手段であり、キーボード407から入力したコマンド等を表示したりするものである。インターフェース409は外部装置I/Fであり、プリンタ、USB機器、周辺機器を接続する。キーボード407は指示入力手段である。システムバス401は、装置内におけるデータの流れを司るものである。Network Interface Card(NIC)406は、該インターフェース409、ネットワーク101〜103を介して外部装置とのデータのやり取りを行う。なお、上記コンピュータの構成はその一例であり、図4の構成例に限定されるものではない。例えば、データやプログラムの格納先は、その特徴に応じてROM404、RAM403、HDD405などで変更することも可能である。
加えて、CPU402がHDD405に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、図5等に示されるようなソフトウェア構成及び後述するフローチャートの各ステップの処理が実現される。
図5は、管理システム111のソフトウェアのモジュール構成の例である。
送受信部501は、画像処理装置121〜123などからのアラームなどの通知を、NIC406を介して受信する。また、管理システム111から画像処理装置121〜123への指示を、NIC406を介して送信する。各種アラームを受信した場合には、該アラームの情報をHDD405の履歴記憶部503に格納する。管理システム111は、アラームの種類に応じて様々なサービスを提供するが、本実施例では消耗品の在庫管理について記載をする。
在庫管理部502は、送受信部501が受信した交換アラームや残量少アラームに基づき、顧客側の消耗品の在庫管理に係る処理を実行する。本発明では、さらに、それらアラームのロストが発生した場合のリカバリー処理についても実行する。
履歴記憶部503で管理するデータは、例えば表Eのようなデータである。
Figure 2017146363

531は、アラーム発行日時を格納するカラムである。532は、画像処理装置を一意に識別するためのシリアルIDを格納するカラムである。画像処理装置を識別するための情報としてはIPアドレス、MACアドレス、デバイス名などや、それらの組合せを用いてもよい。533は、発行されたアラームを一意に識別するためのアラームコードを格納するカラムである。534は、アラームのサブコードを格納するカラムである。交換アラームのサブコードは、装填されたトナーボトルが新品か、中古品か、ID識別不能かのいずれかを表している。535は、消耗品の型番を格納するカラムである。表Eの例では、アラームコード533が”1122333”は交換アラームを表しており、”445566”は残量少アラームを表している。またアラームサブコード534は、”1155”が新品交換、”1166”が中古品交換、”1177”がID識別不能を表している。
設定記憶部504ではHDD405の領域で、例えば表Fのようなデータを管理する。
Figure 2017146363

541は、画像処理装置を一意に識別するためのシリアルIDを格納するカラムである。542は、画像処理装置毎に設定されている配送アラーム設定を格納するカラムである。ここで配送アラーム設定とは、在庫管理のための在庫減算処理のトリガーとなるアラームの種類の指定である。管理システム111の利用者が画像処理装置や顧客毎に設定することが出来る。本実施例では、装置ごとに配送アラーム設定が行われている。表Fの例では、シリアルIDがABC00101の画像処理装置においては、残量少アラームが発行された時にトナーの在庫減算処理を行い、交換アラームが発行された時にはトナーの在庫減算処理は行わない。消耗品の在庫を少なくしたい顧客に対しては、残量少アラームにより在庫減算を行うことで、交換アラームで管理する場合よりも、早めに消耗品の配送手配が自動で行われるといった運用が可能となる。一方で、在庫を多く保有できる顧客に対しては、交換アラームをトリガーとした在庫減算処理を行うといった在庫管理も採用できることになる。
在庫保管場所記憶部505で管理するデータは、例えば表Gのようなデータである。
Figure 2017146363

551は、画像処理装置を一意に識別するためのシリアルIDを格納するカラムである。552は、画像処理装置毎に設定されているトナー在庫の保管場所を格納するカラムである。表Gのように、1つのトナー在庫保管場所に対して、1つ以上のシリアルIDが関連付けられている。
在庫情報記憶部506で管理するデータは、例えば表Hのようなデータである。
Figure 2017146363

561は、在庫の保管場所を格納するカラムである。562は、消耗品の型番を格納するカラムである。563は、消耗品の在庫数を格納するカラムである。管理システム111は、配送アラーム設定542で設定されている種類のアラームを受信した時、この在庫数の値を1減算する。564は、消耗品の配送のための通知を行う在庫数を格納するカラムである。565は、消耗品の最大在庫数を格納するカラムである。在庫数563の値がこの通知閾値に到達したら、管理システム111はクライアント装置112などに対して、在庫数563の値が最大在庫数565の値になるように消耗品の配送手配のための通知(配送要求)を送信する。
図6は、管理システムにおける交換アラーム受信時の処理を説明するためのフローチャートである。
S601で、管理システム111の送受信部501が交換アラームを受信した際に、在庫管理部502は、設定記憶部504から配送アラーム設定を取得する。ここでは、交換アラームに含まれる画像処理装置の識別情報(シリアルID)に対応する配送アラーム設定が取得される。S602で、在庫管理部502は、取得された配送アラーム設定で示す対象アラームが交換アラームであるか否かを判定する。交換アラームであった場合にはS603に進み、残量少アラームを示す場合にはS609に進む。
S603で、在庫管理部502は、受信した交換アラームのサブコードが新品交換を示すコードであるか否かを判定する。新品交換を示すコードであった場合にはS604に進み、そうでなかった場合にはS608に進む。
S604で、在庫管理部502は、在庫保管場所記憶部505を参照し、交換アラームに含まれる画像処理装置の識別情報(シリアルID)をもとに、在庫保管場所の情報を取得する。S605で、在庫管理部502は、在庫情報記憶部506で管理されている、交換アラームに含まれる消耗品の型番と、在庫保管場所の情報とに対応する在庫数を1つ減算する。S606で、在庫管理部502は、減算後の在庫数が在庫情報記憶部506で管理される通知閾値に達したか否かを判定する。通知閾値に達した場合にはS607に進み、そうでない場合にはS608に進む。S607で、在庫管理部502は、消耗品の配送手配のための通知(配送要求)を生成し、送受信部501を介して送信する。
S608では、在庫管理部502は、履歴記憶部503で管理しているアラーム受信履歴管理テーブル(表E)に、受信した交換アラームの情報を格納する。
S609で、在庫管理部502は、履歴記憶部503で管理しているアラーム受信履歴管理テーブル(表E)から、受信した交換アラームに含まれる画像処理装置の識別情報と同じ識別情報に対応する最新の消耗品関連のアラームを取得する。ここで消耗品関連のアラームとは、在庫減算処理のトリガーとなる可能性のあるアラーム全てを指し、交換アラームか、残量少アラームが該当する。最新のアラームとは、発行日時が最近のアラームを意味する。
S610では、在庫管理部502は、S609で取得した最新の関連アラームが残量少アラームか否かを判定する。この判定で、残量少アラームではなく、交換アラームを示すと判定された場合には、同じ画像処理装置から交換アラームが連続して管理システム111で受信されたことになるので、その間に発行されるべき残量少アラームがロストした可能性があると推定できる。S610で残量少アラームであったと判定された場合にはS608に進み、残量少アラームでない、つまり交換アラームであったと判定された場合にはS611に進む。S611では、在庫管理部502は、ロストした残量少アラームに基づく在庫減算を行うためのリカバリー処理を実行する。この処理の詳細は、図7を用いて後述する。
なお、連続する2つの交換アラームについて、トナーボトルの残量が少なくなる前に交換された可能性があり、この場合にはその2つのアラームの間には残量少アラームが発行されない。そこで、連続する2つの交換アラームに含まれるトータルカウンタの値の変化が、所定の閾値以内である場合には、残量少アラームが発行されないと判定して、S610で交換アラームであったと判定された場合であってもS608に進むよう改良することもかのうである。
図7は、図6のS611で示す処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
S701では、受信した交換アラームに含まれる画像処理装置の識別情報(シリアルID)をもとに、在庫保管場所記憶部505から消耗品の在庫保管場所の情報を取得する。S702では、S701で取得した在庫保管場所の情報と、交換アラームに含まれる消耗品の型番とに対応する在庫情報記憶部506に記録されているトナーの在庫数を、1減算する。
S703で、減算後の在庫数が在庫情報記憶部506で管理される通知閾値に達したか否かを判定する。通知閾値に達した場合にはS704に進み、そうでない場合には図6の処理(S608)に戻る。S704で、消耗品の配送手配のための通知(配送要求)を生成し、送受信部501を介して送信する。
図8は、管理システムにおける残量少アラーム受信時の処理を説明するためのフローチャートである。
S801で、管理システム111の送受信部501が残量少アラームを受信した際に、在庫管理部502は、設定記憶部504から配送アラーム設定を取得する。ここでは、残量少アラームに含まれる画像処理装置の識別情報(シリアルID)に対応する配送アラーム設定が取得される。S802で、在庫管理部502は、取得された配送アラーム設定で示す対象アラームが残量少アラームであるか否かを判定する。残量少アラームであった場合にはS803に進み、残量少アラームを示す場合にはS808に進む。
S803で、在庫管理部502は、在庫保管場所記憶部505を参照し、残量少アラームに含まれる画像処理装置の識別情報(シリアルID)をもとに、在庫保管場所の情報を取得する。S804で、在庫管理部502は、在庫情報記憶部506で管理されている、残量少アラームに含まれる消耗品の型番と、在庫保管場所の情報とに対応する在庫数を1つ減算する。S805で、在庫管理部502は、減算後の在庫数が在庫情報記憶部506で管理される通知閾値に達したか否かを判定する。通知閾値に達した場合にはS806に進み、そうでない場合にはS807に進む。S806で、在庫管理部502は、消耗品の配送手配のための通知(配送要求)を生成し、送受信部501を介して送信する。
S807では、在庫管理部502は、履歴記憶部503で管理しているアラーム受信履歴管理テーブル(表E)に、受信した残量少アラームの情報を格納する。
S808で、在庫管理部502は、履歴記憶部503で管理しているアラーム受信履歴管理テーブル(表E)から、受信した残量少アラームに含まれる画像処理装置の識別情報と同じ識別情報に対応する最新の消耗品関連のアラームを取得する。ここで消耗品関連のアラームとは、在庫減算処理のトリガーとなる可能性のあるアラーム全てを指し、交換アラームか、残量少アラームが該当する。最新のアラームとは、発行日時が最近のアラームを意味する。
S809では、在庫管理部502は、S808で取得した最新の関連アラームが交換アラームか否かを判定する。この判定で、交換アラームではなく、残量少アラームを示すと判定された場合には、同じ画像処理装置から残量少アラームが連続して管理システム111で受信されたことになるので、その間に発行されるべき交換アラームがロストした可能性があると推定できる。S809で交換アラームであったと判定された場合にはS807に進み、交換アラームでない、つまり残量少アラームであったと判定された場合にはS810に進む。S810では、在庫管理部502は、ロストした交換アラームに基づく在庫減算を行うためのリカバリー処理を実行する。この処理の詳細は、図9を用いて後述する。
図9では、図8のS810で示す処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
S904では、在庫管理部502は、図8で受信した残量少アラームの送信元である画像処理装置に対して、発行済みの最新の交換アラーム情報の送信を、送受信部501を介して指示する。画像処理装置では、指示受信部310でこの指示を受け取った際には、最新交換アラーム情報記憶部304に格納されている最新の交換アラーム情報を、送信部309を介して管理システム111に対して送信する。
なお、S904での指示に基づくアラームは、通常のアラーム送信とは区別され、管理システム111側では履歴記憶部503には格納しない。また、画像処理装置は、最新交換アラーム情報記憶部304に交換アラーム情報が格納されていなかった場合、管理システム111にエラーを送信する。また531カラムに格納されている発行日時は更新されず、ここで送信される交換アラームには画像処理装置内で生成された日時が含まれる。
S905で、在庫管理部502は、交換アラームを受信できたか否かを判断する。受信した場合にはS907に進み、エラーを受信したなど、交換アラームの受信に失敗した場合にはS906に進む。S906では、交換アラームが画像処理装置内で発生していない事をクライアント装置112に通知する。ここで、最新交換アラーム情報記憶部304に交換アラーム情報が格納されていなかったという事は、画像処理装置内での何らかの原因(センサーの不具合等)によって、交換アラームが生成されなかったことを意味する。
S907で、在庫管理部502は、履歴記憶部503から、前回の残量少アラーム発生日時を取得する。S908では、在庫管理部502は、S905で受信判定された交換アラームの発行日時と、S907で取得した残量少アラームの発生日時を比較する。この比較の結果として、交換アラームの発行日時の方が新しいと判定された場合にはS909に進み、残量少アラームの発行日時の方が新しいと判定された場合にはS906に進む。ここでS906に進む場合は、最新交換アラーム情報記憶部304に最新の交換アラーム情報が格納されなかったことが想定され、画像処理装置内で交換アラームが生成されなかった可能性がある。そのため、クライアント装置112への通知処理が行われることになる。
S909で、在庫管理部502は、S905で画像処理装置から送られてきた交換アラームに含まれるサブコードが、新品交換を示すコードか否かを判定する。新品交換を示す場合にはS910に進み、そうでない場合には図8の処理(S807)に戻る。
S910で、在庫管理部502は、S905での交換アラームの送信元である画像処理装置のシリアルIDをもとに、在庫保管場所記憶部505から在庫保管場所の情報を取得する。S911で、在庫管理部502は、S910で取得した在庫保管場所の情報と、交換アラームに含まれる型番とをもとに、在庫情報記憶部506に記録されている該当する在庫数を、1つ減算する。S912では、減算後の在庫数が在庫情報記憶部506に記録してある通知閾値に達したか否かを判定する。通知閾値に達していたと判定された場合にはS913に進み、達していなかったら図8の処理(S807)に戻る。S913で、在庫管理部502は、消耗品の配送手配のための通知(配送要求)を生成し、送受信部501を介して送信する。
以上のように、本実施例では、管理システム111が、画像処理装置からの消耗品関連のアラームの受信の順序から、ロストしてしまったアラームを検出した。そして、そのアラームに関するリカバリー処理(図7,9)を実施することで、消耗品の在庫管理を正しく実施することが出来る。
なお、図6〜9では、アラーム発行閾値記憶部308で管理される閾値が、各カラーのトナーボトルにつき1つの時の処理について説明している。前述したように、各カラーのトナーボトルについて残量に関するアラームの発行閾値を2つ以上管理することも可能である。このように各カラーについて複数の閾値が管理される場合は、前述した処理においてロストを判定するアラームの種類が変わる。
例えば、同じカラーのトナーボトルに対して、アラームの発行閾値1では残量少アラーム1を発行し、発行閾値2では残量少アラーム2を発行するとする。ここで、発行閾値1(%)>発行閾値2(%)の時、残量少アラーム1、残量少アラーム2、交換アラーム、という順番で画像処理装置によってアラームが発行されることになる。つまり、この順序通りにアラームが発行されなかったことを管理システム111で判定することで、アラームのロストを判定することができる。
(実施例2)
実施例1では、アラームをロストした場合には、管理システム111が、画像処理装置で該アラームの次に発行される同じ型番の消耗品関連のアラームを受信した時に、アラームがロストしていたかを判定できた。(図12(a)を参照)
本実施例では、同じ型番の消耗品関連のアラームを受信時よりも先に、同じ画像処理装置の異なる型番の残量少アラームを受信した場合にも、アラームがロストしていたかを判定する処理について説明する。本実施例の前提として、画像処理装置は、残量少アラームを発行する際に、自装置に装着されている全てのカラーの消耗品の型番と、その残量との情報を残量少アラームに含めて管理システム111に対して送信するものとする。(図12(b)を参照)
なお、実施例2では実施例1と異なる部分をより詳細に説明し、同様の説明に関しては割愛する。
図10は、本実施例における管理システム111のソフトウェアのモジュール構成の例である。
図5と比べて、残量記憶部1007が追加されている。残量記憶部1007で管理するデータは、例えば表Iのようなデータである。
Figure 2017146363

1031は、画像処理装置を一意に識別するための識別情報の一例であるシリアルIDを格納するカラムである。1032は、消耗品内の消耗材(トナーなど)の残量を取得した日時を格納するカラムである。1033は、消耗品の型番を格納するカラムである。1034は、消耗材の残量を格納するカラムである。
管理システム111は、画像処理装置から残量少アラームを受信した時に、残量少アラームに含まれる全てのカラーの消耗材の残量の情報を確認する。そして、表Iにおいて、対応するシリアルIDの残量(%)の情報と、取得日時を上書きして更新する。
図11は、実施例2の管理システムにおける残量少アラーム受信時の処理を説明するためのフローチャートである。実施例1と異なる部分について詳細に説明する。
図11(a)では、S801〜S810において、図8と同様の処理が実行される。
S1101で、在庫管理部502は、受信した残量少アラームの対象カラー以外のカラーの型番の消耗品の残量の情報を用いた交換アラームのロスト判定処理を実行する。この処理の詳細は、図11(b)で説明する。
S1102で、在庫管理部502は、受信した残量少アラームの対象カラー以外のカラーの型番の消耗品の残量の情報を用いた残量少アラームのロスト判定処理を実行する。この処理の詳細は、図11(c)で説明する。
図11(b)は、在庫管理部502による残量少アラームの対象カラー以外のカラーの型番の消耗品の残量の情報を用いた、交換アラームのロスト判定処理を説明するためのフローチャートを示す。
S1105で、在庫管理部502は、残量少アラームの対象カラー以外のカラーの型番の消耗品の残量の情報を取得する。ここで取得される残量情報を、「現在の残量」とする。
S1106からS1116までのループで、S1105で取得した全ての型番のそれぞれについて以降の処理を実行する。
S1107で、在庫管理部502は、受信した残量少アラームに含まれる画像処理装置の識別情報(対象シリアルID)と、S1106からのループ処理で選択されている対象の型番とに該当するデータが、残量管理テーブル(表I)に格納されているかを判定する。格納されていた場合にはS1109に進み、格納されていなかったらS1108に進む。S1108では、対象シリアルIDと、対象の型番についての消耗材の残量情報を残量管理テーブル(表I)に新規に追加登録する。
S1109で、在庫管理部502は、対象シリアルIDと、対象の型番に該当する消耗材の残量の情報を、残量管理テーブル(表I)から取得する。この値を「前回の残量」とする。
S1111では、「前回の残量」と「現在の残量」と比較する。「前回の残量」の示す値の方が大きかった場合にはS1120に進み、小さかった場合にはS1112に進む。ここで「前回の残量」よりも「現在の残量」の値の方が大きいということは、前回の残量更新日時以降に発行されるべき交換アラームがロストしている可能性がある。
S1112で、在庫管理部502は、履歴記憶部503から、対象シリアルIDと、対象の型番に該当する最新の交換アラームの発行日時を取得する。S1113では、S1112で取得した最新の交換アラーム発行日時が、残量記憶部1007に格納されている対象シリアルIDと、対象の型番の残量情報の取得日時よりも古いかどうかを判定する。S1113で、S1112で取得したアラーム発行日時の方が古いと判定された場合にはS1114に進み、そうでなければロストすることなく交換アラームが発行されていたとしてS1115に進む。S1114は、交換アラームをロストしたと判断した際のリカバリー処理であって、対象型番に関して図9で示す処理が実行される。
S1115で、在庫管理部502は、残量記憶部1007に格納している取得日時、残量情報を更新する。
S1116で、全ての型番について処理が終わっていれば、ループ処理を抜けて、図11(a)の処理に戻る。
図11(c)は、在庫管理部502による残量少アラームの対象カラー以外のカラーの型番の消耗品の残量の情報を用いた、残量少アラームのロスト判定処理を説明するためのフローチャートを示す。
S1105で、在庫管理部502は、残量少アラームの対象カラー以外のカラーの型番の消耗品の残量の情報を取得する。ここで取得される残量情報を、「現在の残量」とする。
S1120からS1132までのループで、S1105で取得した全ての型番のそれぞれについて以降の処理を実行する。
S1121で、在庫管理部502は、受信した残量少アラームに含まれる画像処理装置の識別情報(対象シリアルID)と、S1120からのループ処理で選択されている対象の型番とに該当するデータが、残量管理テーブル(表I)に格納されているかを判定する。格納されていた場合にはS1123に進み、格納されていなかったらS1122に進む。S1122では、対象シリアルIDと、対象の型番についての消耗材の残量情報を残量管理テーブル(表I)に新規に追加登録する。
S1123で、在庫管理部502は、対象シリアルIDと、対象の型番に該当する消耗材の残量の情報を、残量管理テーブル(表I)から取得する。この値を「前回の残量」とする。S1124で、残量少アラームの送信元である画像処理装置の残量少アラーム発行閾値を取得する。残量少アラーム発行閾値は、残量少アラームに含まれる情報である。
S1111では、在庫管理部502により、「前回の残量」と「現在の残量」とが比較される。「前回の残量」の示す値の方が大きかった場合にはS1127に進み、小さかった場合にはS1126に進む。
S1126で、在庫管理部502は、「前回の残量」と「現在の残量」のそれぞれと、残量少アラーム発行閾値とを比較する。比較の結果、「現在の残量」が残量少アラーム発行閾値よりも小さい場合、または、「前回の残量」が残量少アラーム発行閾値よりも大きい場合には、S1128に進む。「現在の残量」が残量少アラーム発行閾値よりも大きい場合、かつ、「前回の残量」が残量少アラーム発行閾値よりも小さい場合には、S1131に進む。
S1127で、在庫管理部502は、「前回の残量」と「現在の残量」のそれぞれと、残量少アラーム発行閾値とを比較する。比較の結果、「現在の残量」が残量少アラーム発行閾値よりも小さい場合、かつ、「前回の残量」が残量少アラーム発行閾値よりも大きい場合には、S1128に進む。「現在の残量」が残量少アラーム発行閾値よりも大きい場合、または、「前回の残量」が残量少アラーム発行閾値よりも小さい場合には、S1131に進む。
S1126及びS1127では、「前回の残量」と「現在の残量」との間において、画像処理装置内の消耗材の残量が残量少アラーム発行閾値を下回ったかどうかを推定するための判定である。
S1128で、在庫管理部502は、履歴記憶部503から、対象シリアルIDと、対象の型番に該当する最新の残量少アラームの発行日時を取得する。S1129では、S1128で取得した最新の交換アラーム発行日時が、残量記憶部1007に格納されている対象シリアルIDと、対象の型番の残量情報の取得日時よりも古いかどうかを判定する。S1129で、S1128で取得したアラーム発行日時の方が古いと判定された場合にはS1130に進み、そうでなければロストすることなく残量少アラームが発行されていたとしてS1131に進む。S1130は、残量少アラームをロストしたと判断した際のリカバリー処理であって、対象型番に関して図7で示す処理が実行される。
S1131で、在庫管理部502は、残量記憶部1007に格納している取得日時、残量情報を更新する。
(他の実施例)
本発明は、上述した実施形態を適宜組み合わせることにより構成された装置あるいはシステムやその方法も含まれるものとする。
ここで、本発明は、上述した実施形態の機能を実現する1以上のソフトウェア(プログラム)を実行する主体となる装置あるいはシステムである。また、その装置あるいはシステムで実行される上述した実施形態を実現するための方法も本発明の一つである。また、そのプログラムは、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給され、そのシステム或いは装置の1以上のコンピュータ(CPUやMPU等)によりそのプログラムが読み出され、実行される。つまり、本発明の一つとして、さらにそのプログラム自体、あるいは該プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な各種記憶媒体も含むものとする。また、上述した実施形態の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても、本発明は実現可能である。

Claims (8)

  1. 画像処理装置で利用される消耗材を含む消耗品の在庫を管理する管理システムであって、
    画像処理装置において消耗品の交換が行われた際に生成される交換アラーム、及び、画像処理装置内で消耗材が少なくなった際に生成される残量少アラームを、ネットワークを介して、前記画像処理装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段により交換アラームが受信され、消耗品の在庫数の減算の対象となるアラームが残量少アラームであり、かつ、前記受信手段により当該交換アラームの1つ前に受信されたアラームが別の交換アラームであった場合、当該消耗品の在庫数を減算する管理手段と、を有することを特徴とする管理システム。
  2. 前記管理手段は、前記受信手段により新品交換を示す交換アラームが受信され、かつ、消耗品の在庫数の減算の対象となるアラームが交換アラームであった場合、当該消耗品の在庫数を減算することを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 画像処理装置で利用される消耗材を含む消耗品の在庫を管理する管理システムであって、
    画像処理装置において消耗品の交換が行われた際に生成される交換アラーム、及び、画像処理装置内で消耗材が少なくなった際に生成される残量少アラームを、ネットワークを介して、前記画像処理装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段により残量少アラームが受信され、消耗品の在庫数の減算の対象となるアラームが交換アラームであり、かつ、前記受信手段により当該残量少アラームの1つ前に受信されたアラームが別の残量少アラームであった場合、前記画像処理装置に対して、発行済みの最新の交換アラームを送信させるための指示を送信する送信手段と、
    前記指示に応じて前記画像処理装置から送信されてきた交換アラームの発行日時が前記1つ前に受信されたアラームの発行日時よりも新しく、前記指示に応じて前記画像処理装置から送信されてきた交換アラームが新品交換を示す場合に、当該消耗品の在庫数を減算する管理手段と、を有することを特徴とする管理システム。
  4. 前記管理手段は、前記受信手段により残量少アラームが受信され、かつ、消耗品の在庫数の減算の対象となるアラームが残量少アラームであった場合、当該消耗品の在庫数を減算することを特徴とする請求項3に記載の管理システム。
  5. 残量少アラームには、該アラームの対象となったカラーの消耗品の型番と残量の情報に加えて、前記画像処理装置内の他のカラーの消耗品の型番と残量の情報とが含まれ、
    前記受信手段により残量少アラームが受信された際に、該アラームに含まれる全てのカラーの消耗品の型番と残量の情報とを対応づけて格納する格納手段を、さらに有し、
    前記送信手段は、前記受信手段により残量少アラームが受信され、かつ、消耗品の在庫数の減算の対象となるアラームが交換アラームであった際に、前記他のカラーの消耗品の型番についての残量が当該型番に対応づけて格納手段により格納されている残量より多い場合、前記画像処理装置に対して、発行済みの最新の交換アラームを送信させるための指示を送信し、
    前記管理手段は、前記指示に応じて前記画像処理装置から送信されてきた交換アラームの発行日時が前記1つ前に受信されたアラームの発行日時よりも新しく、前記指示に応じて前記画像処理装置から送信されてきた交換アラームが新品交換を示す場合に、当該消耗品の在庫数を減算することを特徴とする請求項3または4に記載の管理システム。
  6. 残量少アラームには、該アラームの対象となったカラーの消耗品の型番と残量の情報に加えて、前記画像処理装置内の他のカラーの消耗品の型番と残量の情報とが含まれ、
    前記受信手段により残量少アラームが受信された際に、該アラームに含まれる全てのカラーの消耗品の型番と残量の情報とを対応づけて格納する格納手段と、
    前記画像処理装置における残量少アラーム発行閾値を取得する取得手段と、をさらに有し、
    前記管理手段は、前記受信手段により残量少アラームが受信され、かつ、消耗品の在庫数の減算の対象となるアラームが残量少アラームであった際に、前記他のカラーの消耗品の型番についての残量と、当該型番に対応づけて格納手段により格納されている残量と、前記取得された残量少アラーム発行閾値と、のそれぞれの比較の結果に従い、当該消耗品の在庫数を減算することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の管理システム。
  7. 画像処理装置で利用される消耗材を含む消耗品の在庫を管理する管理システムにおける方法であって、
    画像処理装置において消耗品の交換が行われた際に生成される交換アラーム、及び、画像処理装置内で消耗材が少なくなった際に生成される残量少アラームを、ネットワークを介して、前記画像処理装置から受信する受信工程と、
    前記受信工程で交換アラームが受信され、消耗品の在庫数の減算の対象となるアラームが残量少アラームであり、かつ、当該受信された交換アラームの1つ前に受信されたアラームが別の交換アラームであった場合、当該消耗品の在庫数を減算する管理工程と、を有することを特徴とする方法。
  8. 画像処理装置で利用される消耗材を含む消耗品の在庫を管理する管理システムにおける方法であって、
    画像処理装置において消耗品の交換が行われた際に生成される交換アラーム、及び、画像処理装置内で消耗材が少なくなった際に生成される残量少アラームを、ネットワークを介して、前記画像処理装置から受信する受信工程と、
    前記受信工程で残量少アラームが受信され、消耗品の在庫数の減算の対象となるアラームが交換アラームであり、かつ、当該受信された残量少アラームの1つ前に受信されたアラームが別の残量少アラームであった場合、前記画像処理装置に対して、発行済みの最新の交換アラームを送信させるための指示を送信する送信工程と、
    前記指示に応じて前記画像処理装置から送信されてきた交換アラームの発行日時が前記1つ前に受信されたアラームの発行日時よりも新しく、前記指示に応じて前記画像処理装置から送信されてきた交換アラームが新品交換を示す場合に、当該消耗品の在庫数を減算する管理工程と、を有することを特徴とする方法。
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