JP2017145658A - 水洗式便器 - Google Patents

水洗式便器 Download PDF

Info

Publication number
JP2017145658A
JP2017145658A JP2016029956A JP2016029956A JP2017145658A JP 2017145658 A JP2017145658 A JP 2017145658A JP 2016029956 A JP2016029956 A JP 2016029956A JP 2016029956 A JP2016029956 A JP 2016029956A JP 2017145658 A JP2017145658 A JP 2017145658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
rim
toilet bowl
water level
detection sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016029956A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6721356B2 (ja
Inventor
さおり 市原
Saori Ichihara
さおり 市原
勇人 平澤
Isato Hirasawa
勇人 平澤
智也 佐々木
Tomoya Sasaki
智也 佐々木
岳也 一柳
Takeya Ichiyanagi
岳也 一柳
総 奥泉
So Okuizumi
総 奥泉
誠 猿田
Makoto Saruta
誠 猿田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lixil Corp
Original Assignee
Lixil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lixil Corp filed Critical Lixil Corp
Priority to JP2016029956A priority Critical patent/JP6721356B2/ja
Priority to EP17753265.2A priority patent/EP3418459B1/en
Priority to CN201780011772.7A priority patent/CN108699826B/zh
Priority to PCT/JP2017/005680 priority patent/WO2017142010A1/ja
Priority to US15/998,945 priority patent/US11111662B2/en
Priority to TW106105031A priority patent/TW201736679A/zh
Publication of JP2017145658A publication Critical patent/JP2017145658A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6721356B2 publication Critical patent/JP6721356B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D11/00Other component parts of water-closets, e.g. noise-reducing means in the flushing system, flushing pipes mounted in the bowl, seals for the bowl outlet, devices preventing overflow of the bowl contents; devices forming a water seal in the bowl after flushing, devices eliminating obstructions in the bowl outlet or preventing backflow of water and excrements from the waterpipe
    • E03D11/02Water-closet bowls ; Bowls with a double odour seal optionally with provisions for a good siphonic action; siphons as part of the bowl
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D11/00Other component parts of water-closets, e.g. noise-reducing means in the flushing system, flushing pipes mounted in the bowl, seals for the bowl outlet, devices preventing overflow of the bowl contents; devices forming a water seal in the bowl after flushing, devices eliminating obstructions in the bowl outlet or preventing backflow of water and excrements from the waterpipe
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D5/00Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system
    • E03D5/10Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system operated electrically, e.g. by a photo-cell; also combined with devices for opening or closing shutters in the bowl outlet and/or with devices for raising/or lowering seat and cover and/or for swiveling the bowl
    • E03D5/105Special constructions of flushing devices, e.g. closed flushing system operated electrically, e.g. by a photo-cell; also combined with devices for opening or closing shutters in the bowl outlet and/or with devices for raising/or lowering seat and cover and/or for swiveling the bowl touchless, e.g. using sensors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/30Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by floats
    • G01F23/56Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by floats using elements rigidly fixed to, and rectilinearly moving with, the floats as transmission elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

【課題】通常の便器洗浄時や掃除の際等における水や人手等の影響を受けずに、洗浄水の上昇の誤検知を防止できる。
【解決手段】水洗式便器1は、便器本体2の便鉢の上部周縁部にリム通水路を設け、リム通水路の上流側の両側に第一リム導水路13と第二リム導水路を接続した。便器本体2の上面2aで覆われた第一リム導水路13内に水位検出センサ20を設けた。水位検出センサ20は固定板24と支持軸21と上下動可能なフロート22を設けており、第一リム導水路13の上面2aの穴部2bを通してベースプレート3の前端部に固定板24を取り付けて第一リム導水路13内に吊り下げた。便鉢に供給する洗浄水が詰まって水位が上昇すると、便鉢の上部の第一吐水口を通して第一リム導水路13内に洗浄水が流れ込んで滞留し、浸水する水位検出センサ20のフロート22が浮上して検知できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、便鉢のトラップ管路等が詰まって洗浄用の水が便鉢から溢れ出ることを防止するようにした水洗式便器に関する。
従来、便鉢のトラップ管路等に汚物等が詰まって洗浄用の水が溢れ出ることを防止する装置として特許文献1に記載された水洗式便器が提案されている。この水洗式便器では、便鉢に洗浄水を供給するリム給水室の底面やリム部の底面でボウル部に面する位置に水位検出センサを設け、ボウル部に対面させている。
この水位検出センサは超音波を発信してボウル部内の封水の表面で反射して戻ってくるまでの時間から封水面の高さを検出している。便鉢の詰まりが発生した場合に溢れる水を水位検出センサの超音波で検知して水位検出出力を監視装置へ入力し、詰まりが発生していることをランプやブザー等の表示器で使用者に知らせるようにしている。
また、別の手段として、便鉢の下流側に接続したトラップ排水路に圧力センサを取り付け、水圧の変化を検出して詰まりの発生を検知することが提案されている。
特開平3−224925号公報
しかしながら、特許文献1に記載の水洗式便器では、ボウル部に面する位置のリム給水室の底面やリム部の底面に水位検出センサを露出させているため、通常の便器洗浄に伴う洗浄水の水位の変動や便器掃除の際における清掃用の水や人の手等を水位検出センサで誤検知する恐れがあった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、通常の便器洗浄時や掃除の際等における水や人手等の影響を受けずに、洗浄水の上昇の誤検知を防止できるようにした水洗式便器を提供することを目的とする。
本発明による水洗式便器は、便器本体と、便器本体の便鉢の上方であって洗浄水を便鉢内に流すリムと、リムの内部に設けた水位検出センサとを備えたことを特徴とする。
本発明は、水位検出センサを便器本体のリム内部に設けたため、通常の便器洗浄時に供給される洗浄水やその水圧変動で誤検知することを防止でき、掃除等の際に人の手や掃除用の水等が水位検出センサに干渉せず誤検知を防止できる。
また、水位検出センサはリムの上面、またはリムの上部に位置していて機能部を設置したベース部に設けることが好ましい。
水位検出センサをリムの上面に設置したことで上昇する水位がリムの上面を超える前に検出することができて、リムを溢れることを防止できる。または、水位検出センサをリムの上部のベース部に設置することで上昇する水位がベース部を超える前に検出できて、ベース部上に設けた機能部が浸水することを防止できる。しかも、通常、便器本体の上部に設けたリムは陶器製であるため水位検出センサの取り付けに手間とコストがかかるが、リムの上部のベース部に取り付けることで、樹脂部材等の陶器以外の部材でベース部を形成できるため水位検出センサの取り付けが容易である。
また、水位検出センサは便鉢に洗浄水を供給するリムのリム通水路の上流側に設置してもよい。
水位検出センサをリム通水路の上流側に設置することで、通常の便器洗浄時に水位検出センサが浸水したり洗浄水の圧力変動の影響を受けたりすることを防止できる。
本発明による水洗式便器では、便器本体の便鉢が詰まった場合に便鉢に供給される洗浄水の水位上昇をリム内部の水位検出センサで検出できる。しかも、通常の便器洗浄時の洗浄水やその水圧を水位検出センサが誤検知することを防止でき、掃除等の際に人の手や清掃用の水等が水位検出センサに干渉することをリムで防止して誤検知を防止できる。また、水位検出センサをリム内部に設けたため、外観デザインに影響を与えない。
本発明の実施形態による水洗式便器の要部斜視図である。 は便器本体におけるリム通水路の配置を示す要部平面図である。 図1における便鉢のA−A線断面図である。 図1に示す便器本体のリム内に取り付けた水位検出センサを示すB−B線断面図である。 リムの第一リム導水路内に配置した水位検出センサを示す要部拡大図である。 実施形態による水洗式便器の変形例を示すC−C線要部断面図である。 図2の第一リム導水路を示すD−D線断面図である。 別の変形例として第二リム導水路内に配置した水位検出センサを示す要部断面図である。
以下、本発明の実施形態による水位検出センサを備えた水洗式便器を添付図面によって説明する。
図1乃至図5は本発明の実施形態による水洗式便器1を示すものである。本明細書において、水洗式便器1を取り付けるトイレ空間の壁面側または背面側を後部、後方といい、これと反対側(人が小便をする際に立つ方)を前部、前方という。
図1に示す実施形態による水洗式便器はトイレ空間の例えば床面に設置するタイプであるが、壁付けタイプでもよい。陶器製の便器本体2の前側に便鉢7が設けられ、便鉢7の上部周縁部に便器本体2の上面2aが設けられ、上面2aの裏側にリム6が設けられている。便鉢7の後部上面にはベースプレート3が設置され、ベースプレート3の上に局部洗浄装置等の機能部4が設置されている。機能部4には洗浄ノズル5とヒータで加温される温水タンクや脱臭装置、電装部品等の各種機能部品が設置されている。
図2は便器本体2の上面2aとベースプレート3を除いた図であり、図3は図1のA−A線断面図である。図2において、便器本体2の前側に形成された便鉢7の内面はその中央領域が下方に傾斜して底部に落ち込む溜水部11を有しており、溜水部11は洗浄水を排出させる排水路に連通している。
図3において、便器本体2における便鉢7の後方には凹部9が形成されている。凹部9はベースプレート3を設置する便鉢7の後側領域であって上面2aの一部を構成していると共に、凹部9は便鉢7の周囲の前方及び側方の上面2aより一段低い位置に形成されている。これによってベースプレート3に設置する機能部4の高さを低くできる。凹部9は便鉢7に臨んでいてノズルユニットが設置される中央低部9aと、中央低部9aの周囲に一段高く形成されて後部に延びて形成されていてベースプレート3が設置される段部9bとで形成されている。
図2及び図3に示すように、便器本体2の便鉢7の上部周縁部にリム6が形成されている。リム6は、便鉢7内を洗浄する洗浄水が流通するリム通水路8と、リム通水路8に連通する上流側空間である第一リム導水路13及び第二リム通水路14と、を有している。
リム6には便鉢7の上部周縁部に沿って略楕円状に湾曲するリム通水路8が上面2aの裏側に形成されている。図3に示すように、リム通水路8は、便鉢7の中央の溜水部11に緩やかにつながる傾斜部に接続されている上部の略平坦部を形成する棚部8aと、棚部8aから外周側に立ち上がる側壁部8bと、側壁部8bから内側に延びて上方に張り出す庇部8cとを有している。リム通水路8に洗浄水が流れる際に、側壁部8bと庇部8cによって洗浄水が外側に飛散することを防止できる。なお、便鉢7の上面2aは庇部8cの上面を含んでいる。
図2に示すリム6において、便鉢7の後部側で凹部9の前端部の下側で左右両端に第一リム導水路13と第二リム導水路14が設けられている。第一リム導水路13と第二リム導水路14は、それぞれ外側の側壁部13b、14bと内側の側壁部13c、14cとで囲われた貯水可能な領域である。第一リム導水路13はリム通水路8に連通する第一吐水口13aが先端右側に形成され、第一吐水口13aから吐出された洗浄水はリム通水路8に沿って第二リム導水路14方向に流れた後に、便鉢7の周方向の反時計周り方向に曲線状に流れる。
また、第二リム導水路14はリム通水路8に連通する第二吐水口14aが先端左側に形成され、第二吐水口14aから吐出された洗浄水はリム通水路8に沿って便鉢7の周方向の反時計周り方向に流れて、第二吐水口14aからリム通水路8に吐出された直後に第一吐水口13aから吐水される洗浄水と合流する。
また、第一リム導水路13内には図示しない洗浄水流入管に設けた洗浄水分配器で分岐された第一吐水管16が設置されている。第一吐水管16の吐出口は第一リム導水路13内で第一吐水口13aの近傍に設置されている。同様に、第二リム導水路14内には洗浄水分配器で分岐された第二吐水管17が設置されている。第二吐水管17の吐出口は第二リム導水路14内で第二吐水口14aに向けて設置されている。
第一リム導水路13と第二リム導水路14は便鉢7のリム通水路8よりも低い位置に凹んで形成されている(図7参照)が、凹部はなくてもよい。ベースプレート3は第一リム導水路13と第二リム導水路14よりも高い位置に設置されている。
図2において、リム6内のリム通水路8の上流側に接続された第一リム導水路13内には、ベースプレート3の下面に水位検出センサ20が設置されている。水位検出センサ20は、便鉢7内に供給される洗浄水が上昇した際に便鉢7を溢れ出る前に水位を検出して供給を停止させるものである。図4及び図5に示すように、水位検出センサ20は例えば上下方向に延びる支持軸21の下方に上下動可能なフロート22が取り付けられ、その上下部にストッパ23a、23bが固定されている。支持軸21の上端には水位検出センサ20をベースプレート3に固定するための固定板24が設けられている。
水位検出センサ20は、例えばフロート22の内部に磁石が内蔵されており、フロート22が水位の上昇によって下限位置から上限位置に上昇したことを磁石で検知してONするリードスイッチ方式のフロートスイッチが採用されている。水位検出センサ20はフロートスイッチに限定されることなく、上述のように超音波や光で水位を検知するセンサや、水を検出できる適宜のセンサを採用することができる。ベースプレート3に支持された水位検出センサ20のフロート22は少なくとも凹部9の段部9bより低い位置に設置されている。そのため、ベースプレート3上に設置された機能部4の電装部品等は便鉢7の水位が上昇しても水に浸かることがない。
図4において、第一リム導水路13内にセットされた水位検出センサ20は、便器本体2の段部9b(上面2a)に形成された穴部2bとベースプレート3に形成された穴部3aとを支持軸21が貫通して上方に突出している。支持軸21の上端に設けた固定板24はベースプレート3の上面にネジ等で固定されている。
図1及び図4に示すように、庇部8cの上面を含む便器本体2の上面2aは一段凹んだ凹部9の段部9bの領域で第一リム導水路13と第二リム導水路14を覆っていてベースプレート3の前端部の下側に延びている。第一導水路13と第二導水路14はリム通水路8より低いために一部の洗浄水を貯留可能な空間であり、便鉢7が詰まって洗浄水の水位が上昇したときに洗浄水が凹部9内に溢れる前にリム通水路8を通して流入してそれぞれ貯留される。そのため、便鉢7内の洗浄水の水位が上昇したときに凹部9の中央低部9aが水に浸かったとしても段部9bとその上部に設置されるベースプレート3には洗浄水が浸水する前に第一導水路13内に貯留されて水位検出センサ20で検知される配置になっている。即ち、凹部9の中央低部9aは水位検出センサ20より低い位置にあるが、段部9bとその上のベースプレート3と機能部4は水位検出センサ20より高い位置にある。
水位検出センサ20はベースプレート3に取り付けられた状態で、図5に示すように、第一リム導水路13内で第一吐水管16よりも上方に位置している。通常の状態において、第一吐水管16と第二吐水管17からリム通水路8に洗浄水が吐出されて便鉢7内を洗浄する際に、水位検出センサ20は洗浄水に浸水することはない。
便鉢7のトラップ管路等が詰まって洗浄水の水位が上昇した場合、洗浄水はリム通水路8につながる第一吐水口13aから第一リム導水路13内に流れ込んで貯留される。そして、洗浄水が便鉢7をオーバーフローする前に、第一導水路13内に吊り下げられた水位検出センサ20によって洗浄水の水位が検知され、第一吐水管16及び第二吐水管17による便鉢7への給水を停止する。或いは、水位検出センサ20は便鉢7が詰まって洗浄水が第一導水路13内まで上昇していることを音声やランプの点灯等によって使用者に知らせるようにしてもよい。
本実施形態による水洗式便器1は上述した構成を備えており、次に便鉢7内での洗浄水の水位上昇の検知方法を説明する。
水洗式便器1の使用時に便鉢7の洗浄を行うために、洗浄水を洗浄水分配器から第一リム導水路13内の第一吐水管16と第二リム導水路14内の第二吐水管17を通して第一及び第二吐水口13a、14aに吐出する。この洗浄水はリム通水路8を流れて便鉢7内を旋回しながら降下して溜水部11内へ流入するため、汚物を便鉢7から良好に排出する。
その際、洗浄水が第一リム導水路13と第二リム導水路14内に滞留することなく第一吐水管16と第二吐水管17からの噴出の勢いによってスムーズにリム通水路8から溜水部11に向けて流れる。そのため、通常の使用状態で、第一リム導水路13内に設置した水位検出センサ20が洗浄水に浸ることはなく、誤検知されない。
また、便器本体2や便鉢7を掃除する際、水位検出センサ20を収納した第一リム導水路13内は側壁部13b、13cと凹部9の段部9bとで覆われており、作業者の手や清掃用の水が水位検出センサ20に届かないためこの場合も誤検知することを防止できる。
そして、水洗式便器1の使用状態で便鉢7のトラップ管路等が詰まると、供給される洗浄水が便鉢7内に滞留して水位が上昇する。洗浄水が水位上昇により便鉢7の上部近傍に至るとリム6のリム通水路8が浸り、第一及び第二吐水口13a,14aから第一リム導水路13と第二リム導水路14内に逆流して洗浄水が溜まる。第一リム導水路13内で洗浄水が溜まるとその水位が上昇して、ベースプレート3から垂下させた水位検出センサ20が浸水し、フロート22が上昇してスイッチONとなる。これにより、水位検出センサ20で洗浄水の水位上昇を検知して第一吐水管16と第二吐水管17への洗浄水の供給が阻止される。
また、便鉢7内を上昇する洗浄水が第一リム導水路13と第二リム導水路14内に流れ込んで溜まると、便鉢7に対面する凹部9の中央低部9aも水に浸る。しかし、凹部9の中央低部9aより高さの高い段部9b上のベースプレート3の上面に設置された機能部4の電装部品等は第一リム導水路13内の水位検出センサ20よりも上側に位置するため、水位が到達する前に水位検出センサ20で検知され、洗浄水の供給が阻止される。そのため、水位検出センサ20より上側に位置するベースプレート3や機能部4の電装部品等は水に浸かることはない。
なお、水位検出センサ20が故障した場合でもベースプレート3や上面2aを取り除けば、水位検出センサ20の修理や交換ができる。
上述のように本実施形態に係る水洗式便器1によれば、水位検出センサ20を凹部9の段部9aで覆われたリム6内の第一リム導水路13内に設置したため、通常の便器洗浄時に吐出する洗浄水に浸水せず、しかも便器本体2を掃除等する際、作業者の手や清掃用の水が水位検出センサ20に届かないので、洗浄水の水位上昇を誤検知することを防止できる。
しかも、水位検出センサ20はベースプレート3に支持されて、段部9bの穴部2bを通して第一リム導水路13内に吊り下げられているため、外部から目視できず外観デザインに影響を与えない。また、水位検出センサ20はベースプレート3の下側に設置したため、水位検出センサ20が溢れ出た洗浄水や汚水に浸水したとしてもベースプレート3上に設けた機能部4に洗浄水や汚水が浸入して電装部品等が浸水することを防止できる。
また、一般に便鉢7を含む便器本体2は陶器製で水位検出センサ20の取り付けのための加工に手間とコストがかかるが、ベースプレート3は樹脂部材等で形成されているため、水位検出センサ20の取り付けが容易で低コストである。
なお、本発明による水洗式便器1は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜の変更や置換等が可能である。以下に、本発明の変形例等について説明するが、上述した実施形態で説明した部品や部材等と同一または同様なものについては同一の符号を用いて説明を省略する。
上述した実施形態では、水位検出センサ20を便器本体2における凹部9の段部9bに形成した穴部2bを通して上方に突出させてベースプレート3に固定板24を固定したが、便器本体2の上面2aや段部9bに固定板24をボルト・ナット等で固定してもよい。また、第一リム導水路13内で水位検出センサ20は第一吐水管16の上方に代えて並列に設置したり下側に設置してもよく、第一吐水管16から吐出される洗浄水は第一リム導水路13内に滞留することなく外部のリム通水路8に流出される。
また、水位検出センサ20は、図6に示すように、第一リム導水路13に代えて第一吐出口13aの前方に位置する凹部9の中央低部9aの領域でベースプレート3の前端部から吊り下げて配置してもよい。
或いは、図8に示すように、第一リム導水路13に代えて第二リム導水路14内に水位検出センサ20を設置してもよく、この場合でも、第二リム導水路14の上部に設置した便器本体2の段部9bの穴部を通してベースプレート3に固定してもよいし、陶器製の便器本体2の段部9bに固定してもよい。
また、水位検出センサ20の設置位置は通常の便器洗浄時に流れる洗浄水の影響を受けない位置であればリム6内の適宜位置に設置でき、第一リム導水路13や第二リム導水路14内に限定されるものではない。
例えば、図3に二点鎖線で示すようにリム通水路8の庇部8cの裏面に水位検出センサ20を取り付けてもよい。この場合、水位検出センサ20としてフロートセンサに代えて水検知センサ等をリム通水路8内を流れる洗浄水に接触しない位置に設置するとよい。
なお、本発明においてベースプレート3はベース部に含まれる。
また、本発明において、リム通水路8、第一リム導水路13及び第二リム導水路14、ベースプレート3の第一リム導水路13及び第二リム導水路14を覆う部分はリム6に含まれる。
1 水洗式便器
2 便器本体
2a 上面
3 ベースプレート
4 機能部
6 リム
7 便鉢
8 リム通水路
13 第一リム導水路
14 第二リム導水路
20 水位検出センサ
22 フロート

Claims (3)

  1. 便器本体と、
    前記便器本体の便鉢の上方であって洗浄水を前記便鉢内に流すリムと、
    前記リムの内部に設けた水位検出センサと
    を備えたことを特徴とする水洗式便器。
  2. 前記水位検出センサは前記リムの上面、または前記リムの上部に位置していて機能部を設置したベース部に設けられている請求項1に記載された水洗式便器。
  3. 前記水位検出センサは前記便鉢に洗浄水を供給する前記リムのリム通水路の上流側に設置した請求項1または2に記載された水洗式便器。
JP2016029956A 2016-02-19 2016-02-19 水洗式便器 Active JP6721356B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016029956A JP6721356B2 (ja) 2016-02-19 2016-02-19 水洗式便器
EP17753265.2A EP3418459B1 (en) 2016-02-19 2017-02-16 Flush toilet
CN201780011772.7A CN108699826B (zh) 2016-02-19 2017-02-16 水洗式便器
PCT/JP2017/005680 WO2017142010A1 (ja) 2016-02-19 2017-02-16 水洗式便器
US15/998,945 US11111662B2 (en) 2016-02-19 2017-02-16 Flush toilet
TW106105031A TW201736679A (zh) 2016-02-19 2017-02-16 水洗式便器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016029956A JP6721356B2 (ja) 2016-02-19 2016-02-19 水洗式便器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017145658A true JP2017145658A (ja) 2017-08-24
JP6721356B2 JP6721356B2 (ja) 2020-07-15

Family

ID=59625189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016029956A Active JP6721356B2 (ja) 2016-02-19 2016-02-19 水洗式便器

Country Status (6)

Country Link
US (1) US11111662B2 (ja)
EP (1) EP3418459B1 (ja)
JP (1) JP6721356B2 (ja)
CN (1) CN108699826B (ja)
TW (1) TW201736679A (ja)
WO (1) WO2017142010A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7118366B1 (ja) 2021-02-26 2022-08-16 Toto株式会社 水洗大便器
JP7432144B2 (ja) 2020-02-21 2024-02-16 Toto株式会社 トイレ装置及びトイレシステム
JP7482398B2 (ja) 2020-08-28 2024-05-14 Toto株式会社 トイレ装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP1661374S (ja) * 2019-08-07 2020-06-08
JP6967193B2 (ja) 2019-08-26 2021-11-17 Toto株式会社 トイレ装置およびトイレシステム
CN110763499B (zh) * 2019-10-31 2021-09-03 山东中车华腾环保科技有限公司 一种真空便器故障检测装置及方法
JP7132551B1 (ja) * 2021-02-26 2022-09-07 Toto株式会社 水洗大便器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01287331A (ja) * 1988-05-13 1989-11-20 Toto Ltd 水洗トイレ
US6178569B1 (en) * 1999-04-19 2001-01-30 Niccole Family Trust Toilet overflow control

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1090200A (en) * 1913-11-21 1914-03-17 Charles F Cole Water-closet.
US2080073A (en) * 1935-12-20 1937-05-11 Walter H Finley Overflow preventing apparatus
US3987502A (en) * 1976-01-07 1976-10-26 Hartmann Jack P Plumbing fixture for penal institution
US4538307A (en) * 1984-08-03 1985-09-03 Bradley Corporation Flood level sensor for fluid filling systems
US4891864A (en) * 1985-09-30 1990-01-09 Coyne & Delany Co. Disabler and activation system for plumbing fixture
JP2814643B2 (ja) 1990-01-29 1998-10-27 東陶機器株式会社 水洗式便器
US5271104A (en) * 1992-04-15 1993-12-21 Latora Salvatore C Toilet bidet
CN1198027C (zh) * 1999-11-29 2005-04-20 株式会社伊奈 无水箱马桶
US6934977B1 (en) * 2002-10-31 2005-08-30 Richard Quintana Toilet leak detection and overflow prevention system
US20050071914A1 (en) * 2003-10-03 2005-04-07 Keith Marshall Flushable toilet with flood control
US20070157374A1 (en) * 2006-01-10 2007-07-12 Morris Kevin J Toilet overflow sensor and pump apparatus
JP2007327223A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Janis Ltd 洋風水洗便器
DE202010001417U1 (de) 2010-01-22 2010-07-22 Timptner, Jürgen Aqua Fäkal Stop

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01287331A (ja) * 1988-05-13 1989-11-20 Toto Ltd 水洗トイレ
US6178569B1 (en) * 1999-04-19 2001-01-30 Niccole Family Trust Toilet overflow control

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7432144B2 (ja) 2020-02-21 2024-02-16 Toto株式会社 トイレ装置及びトイレシステム
JP7482398B2 (ja) 2020-08-28 2024-05-14 Toto株式会社 トイレ装置
JP7482397B2 (ja) 2020-08-28 2024-05-14 Toto株式会社 トイレ装置
JP7118366B1 (ja) 2021-02-26 2022-08-16 Toto株式会社 水洗大便器
JP2022131275A (ja) * 2021-02-26 2022-09-07 Toto株式会社 水洗大便器

Also Published As

Publication number Publication date
EP3418459A4 (en) 2019-08-14
CN108699826B (zh) 2021-04-13
US20190153712A1 (en) 2019-05-23
EP3418459B1 (en) 2024-04-03
US11111662B2 (en) 2021-09-07
EP3418459A1 (en) 2018-12-26
CN108699826A (zh) 2018-10-23
TW201736679A (zh) 2017-10-16
JP6721356B2 (ja) 2020-07-15
WO2017142010A1 (ja) 2017-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017145658A (ja) 水洗式便器
JP2014169784A (ja) バキュームブレーカ、腰掛便器自動吐水システムおよび電子腰掛便器
JP2014070376A (ja) 男性用水洗トイレ
JP2010031546A (ja) サイフォン排水システム
JP4831758B2 (ja) 食器洗い機
EP3404150B1 (en) Flush toilet
CN108095652A (zh) 一种洗碗机高水位保护装置
JP2017048675A (ja) 水洗大便器
JP5331013B2 (ja) 水洗便器及び水洗便器におけるオーバーフロー防止方法
CN201835359U (zh) 水洗式座便器
JP5430102B2 (ja) 排水構造、シャワー室の排水構造、洗濯機用防水パンの排水構造
JP2002309655A (ja) 点検口付便器
JP5072626B2 (ja) 排水接続具
JP2008002217A (ja) 排水トラップ
JP6231851B2 (ja) 洗浄水給水システムおよび衛生設備
JP5224772B2 (ja) 排水トラップ及び排水トラップへの排水方法
JPH11140939A (ja) 再利用水を使用する便器の洗浄システム
JP2022078879A (ja) 水洗式便器及び洗浄管ユニット
JP2021139169A (ja) 水洗式便器
JP2023049723A (ja) 水位特定装置及び水洗式便器
JP4595871B2 (ja) 排水トラップ
JP2023141187A (ja) 水位検出装置
JP2023049721A (ja) 水洗式便器及び水位検出装置
JP2015169006A (ja) 浴室
JP6659207B2 (ja) 水洗式便器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200616

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6721356

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350