JP2017145329A - 繊維強化プラスチック用樹脂組成物、防水構造、及び防水構造の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態の樹脂組成物は、繊維基材に含浸させて形成される繊維強化プラスチック(FRP)に用いられるものである。その樹脂組成物は、重合性樹脂及び重合性単量体を含有する。そして、その樹脂組成物は、重合性単量体として、ベンジル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、及びフェノキシエチル(メタ)アクリレートからなる群より選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする。
本発明の一実施形態の樹脂組成物は、FRPの形成のために、繊維基材に含浸させて用いられるものである。使用の際に樹脂組成物を含浸させる対象となる繊維基材の形態としては、例えば、シート状、マット状、メッシュ状、及びクロス状などを挙げることができる。また、繊維基材を構成する繊維としては、例えば、ガラス繊維、アミド樹脂繊維、アラミド繊維、ビニロン繊維、ポリエステル繊維、フェノール樹脂繊維、カーボン繊維、金属繊維、及びセラミック繊維などを挙げることができる。樹脂組成物を含浸させる繊維基材としては、ガラス繊維基材が好ましく、ガラス繊維製のロービングクロス、チョップドストランドマット、及びサーフェイスマットがより好ましく、ガラスチョップドストランドマットがさらに好ましい。
繊維基材に含浸させる樹脂組成物には、重合性単量体として、ベンジル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、及びフェノキシエチル(メタ)アクリレート(以下、これらを「特定の重合性単量体」ということがある。)からなる群より選ばれる少なくとも1種を含有させる。なお、本明細書において、「(メタ)アクリレート」とは、アクリレート及びメタクリレートの両方が含まれることを意味する。また、本明細書において、「(メタ)アクリル」とは、アクリル及びメタクリルの両方が含まれることを意味する。
前記不飽和モノカルボン酸のモノエステルの具体例としては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸i−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、及び(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシルなどが挙げられる。
前記多官能(メタ)アクリレートの具体例としては、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピルジ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
さらに、その他の重合性単量体としては、ジエチレングリコールモノメチルエーテル(メタ)アクリレート、及びジエチレングリコールモノエチルエーテル(メタ)アクリレートなどの、炭素数2〜4のジオールのオリゴエーテルモノアルキルエーテル(メタ)アクリレートも挙げられる。
その他の重合性単量体は、上記具体例に限定されず、また、樹脂組成物において、1種又は2種以上が用いられてもよい。
繊維基材に含浸させる樹脂組成物には、重合性樹脂を含有させる。重合性樹脂は、同じく樹脂組成物に含有させる前述の重合性単量体とともにFRPの主骨格をなす成分である。重合性樹脂は、重合性(反応性)を有する樹脂であればよく、ポリマー、コポリマー、及びオリゴマーのいずれでもよい。重合性樹脂としては、特に限定されず、従来から、FRPを形成するために繊維基材に含浸させて用いられている樹脂を用いることができる。
本発明の一実施形態の樹脂組成物は、空気遮断効果のあるワックス類を含有することが好ましい。ワックス類としては、例えば、キャンデリラワックス、カルナバワックス、ライスワックス、木蝋、及びホホバ油などの植物由来ワックス; 蜜蝋、ラノリン、及び鯨蝋などの動物由来ワックス; パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、及びペトロラタムなどの石油由来ワックス; モンタンワックス、オゾケライト、及びセレシンなどの鉱物由来ワックス; ポリエチレンワックス、フィッシャートロプシュワックス、及び油脂系合成ワックス(エステル、ケトン類、及びアミドなど)などの合成ワックス; 硬化ひまし油、及び硬化ひまし油誘導体等の水素化ワックス; 並びにモンタンワックス誘導体、パラフィンワックス誘導体、及びマイクロクリスタリンワックス誘導体等の変性ワックスなどを挙げることができる。また、ビッグケミージャパン社製の商品名「BYK−S750N」、「BYK−S740」、及び「BYK−S781」などの特殊ワックスなどを用いることができる。上述のワックス類のうちの1種を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
樹脂組成物を繊維基材に含浸させてFRPを形成する際に樹脂組成物の硬化を促進するために、本発明の一実施形態の樹脂組成物は、樹脂組成物の硬化を促進する補助剤(硬化促進助剤)を含有することが好ましい。硬化促進助剤は、施工時に樹脂組成物に添加される後述の硬化剤との併用によって、樹脂組成物の硬化を促進させる作用を有する成分である。硬化促進助剤は、硬化剤と同様に、施工時において樹脂組成物に添加されてもよいが、施工時での作業を簡略化するため、施工に先立って、予め樹脂組成物に含有されていてもよい。
樹脂組成物を繊維基材に含浸させて硬化させ、FRPを形成するために、施工時において、樹脂組成物に硬化剤を添加することができる。硬化剤としては、従来から用いられている硬化剤をいずれも用いることができ、また、1種又は2種以上の硬化剤が用いられてもよい。好適な硬化剤としては、有機過酸化物、及びアゾ化合物を挙げることができる。これらの硬化剤は、樹脂組成物に対して、ラジカル重合開始剤として作用するものである。
アゾ化合物としては、例えば、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスカルボンアミド、及び2−フェニルアゾ−2,4−ジメチル−4−メトキシバレロニトリルなどが挙げられる。
[1]繊維基材に含浸させて形成される繊維強化プラスチックに用いられる樹脂組成物であって、重合性樹脂及び重合性単量体を含有し、前記重合性単量体として、ベンジル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、及びフェノキシエチル(メタ)アクリレートからなる群より選ばれる少なくとも1種の特定の重合性単量体を含有する樹脂組成物。
[2]前記樹脂組成物中の前記ベンジル(メタ)アクリレート、前記シクロヘキシル(メタ)アクリレート、及び前記フェノキシエチル(メタ)アクリレートの合計の含有量が、10〜70質量%である前記[1]に記載の樹脂組成物。
[3]さらに硬化促進助剤を含有し、前記硬化促進助剤として、アミン及びβ−ジケトンの両方を含有する前記[1]又は[2]に記載の樹脂組成物。
[4]前記アミンとして、N,N−ジメチルアニリン、及びN,N−ジメチル−p−トルイジンからなる群より選ばれる少なくとも1種を含有する前記[3]に記載の樹脂組成物。
[5]前記β−ジケトンとして、α−アセチルブチロラクトン、及びN,N−ジメチルアセトアセトアミドからなる群より選ばれる少なくとも1種を含有する前記[3]又は[4]に記載の樹脂組成物。
[6]前記繊維強化プラスチックが、建築材料に用いられるものである前記[1]〜[5]のいずれかに記載の樹脂組成物。
本発明の一実施形態の防水構造は、下地の上方に、前述の樹脂組成物が繊維基材に含浸して硬化した繊維強化プラスチック層を備えるものである。この防水構造の製造方法は、特に限定されない。予め繊維強化プラスチック層(FRPシート)を作製しておき、そのFRPシートを下地の上から下地に接触させて設けてもよく、下地の上方に下地から離して設けてもよい。また、FRP層を設ける下地の現場において、FRP層を形成し、防水構造を製造することもできる。例えば、本発明の一実施形態の防水構造の製造方法は、下地の上方に繊維基材を設ける工程と、前述の樹脂組成物に前述の硬化剤を添加して硬化性樹脂組成物を調製する工程と、その硬化性樹脂組成物を繊維基材に含浸させつつ塗工する工程と、繊維基材に含浸しつつ塗工された硬化性樹脂組成物を硬化させて繊維強化プラスチック層を形成する工程と、を含む。防水構造における繊維基材は、前述の実施形態の樹脂組成物の説明で挙げた繊維基材と同様であり、繊維基材に含浸される樹脂組成物とともにFRPを構成する部材である。
多数種の重合性単量体を用いて、それぞれの重合性単量体の繊維基材に対する含浸性を確認する試験(試験例1)を行い、それぞれの重合性単量体の繊維基材に対する含浸性を評価した。繊維基材としては、ガラスチョップドストランドマットMC450A(日東紡績社製)を用いた。
A:重合性単量体の滴下により、繊維基材に含浸した重合性単量体がガラス繊維のサイジング剤を溶解し繊維の束が開繊してほどけるようにして、1分後に繊維の束が透明になったことから、含浸性に優れると評価した。
B:重合性単量体の滴下により、繊維基材に含浸した重合性単量体がガラス繊維のサイジング剤を溶解し1分後に繊維の束が完全に開繊しないが、繊維の束がほぼ透明になったことから、含浸性が良好であると評価した。
C:重合性単量体を繊維基材に滴下してもガラス繊維のサイジング剤を溶解しないため、5分後でもガラス繊維の開繊がみられず、ガラス繊維の束がそのままで透明にならなかったことから、含浸性が不良であると評価した。
重合性樹脂及び重合性単量体を含有する樹脂組成物の場合においても、上記試験例1の結果が反映されるかを確認するべく、樹脂組成物の含浸性を評価する試験を行うとともに、樹脂組成物の揮散量を測定する試験(試験例2)を行った。具体的には、後記表2の上段に示す各配合の樹脂組成物A1〜A6を調製し、以下の手法にしたがって、樹脂組成物A1〜A6の揮散量を測定するとともに、樹脂組成物A1〜A6の上記繊維基材に対する含浸性を評価する試験を行った。その結果を後記表2に示す。なお、後記表2中の「重合性樹脂を含有する組成物A」は、不飽和二重結合を有する重合性樹脂として、スチレン非含有の不飽和ポリエステル樹脂(日本ユピカ製の商品名「ユピカ8807」)50質量部とアクリルオリゴマー(日本化薬社製の商品名「KAYARAD DPHA」)50質量部を混合したものである。
無風かつ25℃の室内で直径15cmの金属製円形シャーレに、表2の上段に示す各配合の樹脂組成物を約100g入れた。シャーレに樹脂組成物を入れた時間を0分とし、このときの樹脂組成物の質量(初期質量:m0)を精密天秤で0.1mg単位まで精秤した。そして、樹脂組成物を入れたシャーレを無風かつ25℃の状態に保持しておき、10分後、30分後、及び60分後の樹脂組成物の質量(任意時間後の質量:m1)を精秤した。10分後、30分後、及び60分後のそれぞれについて、m0−m1(g)を揮散量とし、1m2当たりの揮散量(g/m2)に換算した。表2の下段に、各樹脂組成物の0分、10分後、30分後、及び60分後の各揮散量(g/m2)の結果を示す。なお、揮散量が少ないほど、揮散及びその臭気による環境負荷が少ないと評価することができる。
黒色紙の上に、上記繊維基材を置き、その繊維基材の上に、樹脂組成物が流れ拡がらないように直径70mmの金属リングを設置した。金属リングの中心に、表2の上段に示す各配合の樹脂組成物を10g流し込み、樹脂組成物が繊維基材にしみ込んで、繊維基材の下の黒色紙による黒色が見えるようになるまでに要した時間をウェットスルータイムとし、繊維基材の繊維までしみ込んで透明になるまでに要した時間をウェットアウトタイムとした。表2の下段に、各樹脂組成物のウェットスルータイム(単位:秒)及びウェットアウトタイム(単位:秒)を示す。
また、試験例2で用いた「重合性樹脂を含有する組成物A」を、「重合性樹脂を含有する組成物B」に変えて、上記繊維基材に対する含浸性を確認する試験(試験例3)を行った。具体的には、後記表3の上段に示す各配合の樹脂組成物B1〜B6を調製し、試験例2で行った含浸性の評価と同様の手法で、ウェットスルータイム及びウェットアウトタイムを測定し、樹脂組成物B1〜B6の含浸性を評価した。また、試験例3では、樹脂組成物B1〜B6について、以下の手法にしたがって、賦型含浸性も評価した。それらの結果を後記表3に示す。なお、後記表3中の「重合性樹脂を含有する組成物B」は、スチレンを含有せず、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルを30質量%含有する市販の樹脂組成物(DICマテリアル社製の商品名「CN−450R」)である。
上記繊維基材を幅10cm、長さ30cmに裁断し、裁断した繊維基材に対して、樹脂組成物を1600g/m2の量にて含浸させた後、繊維基材を端から10cmの位置で内側に折り曲げて、繊維基材を重ね合わせ、ローラーを用いて圧着した。繊維基材のサイジング剤が溶解していない場合、繊維基材の折り曲げ箇所が浮き上がる(スプリングバック)現象が起きることから、以下の基準にしたがって、賦型含浸性を評価した。
A:繊維基材への樹脂組成物のローラーを用いた含浸時に、樹脂組成物が容易に繊維のサイジング剤を溶解し、1分以内で繊維基材の折り返し部位の浮きが無くなった。
B:繊維基材への樹脂組成物のローラーを用いた含浸時に、樹脂組成物が繊維のサイジング剤を溶解し、2分以内で繊維基材の折り返し部位に浮きが無くなった。
C:繊維基材への樹脂組成物のローラーを用いた含浸時に、樹脂組成物が繊維のサイジング剤を溶解せず、繊維基材の折り返し部位に浮きが残り、繊維がほぐれて浮きが無くなるまで3分以上かかった。
次に試験例2で、揮散量が少なく、かつ繊維基材に対する含浸性に優れた特定の単量体を用いた樹脂で、様々な温度条件における樹脂組成物の硬化性を確認する試験を行った。具体的には、重合性樹脂としてビニルエステル樹脂であるエポキシメタクリレートを用い、重合性単量体としてベンジルメタクリレートを用いた。エポキシメタクリレート50質量部、ベンジルメタクリレート50質量部、パラフィンワックス0.06質量部、及び揺変剤としてヒュームドシリカ0.9質量部を配合してディゾルパーで撹拌混合し、混合物を調製した。この混合物に、硬化促進助剤、1,4−ナフトヒドロキノン系重合禁止剤(川崎化成工業製、商品名「QS−W10」)、及び硬化剤(化薬アクゾ社製の有機過酸化物である商品名「328E」)をそれぞれ表4の上段に示す量(単位:質量部)で含有する樹脂組成物を調製した。硬化促進助剤には、N,N−ジメチルアセトアセトアミド、α−アセチルブチロラクトン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジメチル−p−トルイジン、及びオクテン酸コバルト8%(日本化学産業社製)のうちから複数組み合わせ用いた。調製した樹脂組成物の可使時間(ポットライフ)、及びマットゲル時間をそれぞれ以下の手法にしたがって、表4に示す温度条件の下で測定した。その結果を表4の下段に示す。
JIS K6919に記載の「5.1.7 ゲル化時間」の試験に準じた方法でポットライフを計った。具体的には、測定条件の温度に設定した恒温水槽内にて、100mL容量の容器に樹脂組成物を50g入れ、硬化促進助剤を所定量添加して撹拌した後、硬化剤を添加し、樹脂組成物が流動性のない状態になるまでの時間を計った。
測定条件の温度に設定した恒温槽内で上記配合の樹脂組成物をガラスチョップドストランドマット(450g/m2)に1600g/m2含浸させ、樹脂組成物が硬化するまでの時間を計った。
Claims (8)
- 繊維基材に含浸させて形成される繊維強化プラスチックに用いられる樹脂組成物であって、
重合性樹脂及び重合性単量体を含有し、
前記重合性単量体として、ベンジル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、及びフェノキシエチル(メタ)アクリレートからなる群より選ばれる少なくとも1種を含有する樹脂組成物。 - 前記樹脂組成物中の前記ベンジル(メタ)アクリレート、前記シクロヘキシル(メタ)アクリレート、及び前記フェノキシエチル(メタ)アクリレートの合計の含有量が、10〜70質量%である請求項1に記載の樹脂組成物。
- さらに硬化促進助剤を含有し、
前記硬化促進助剤として、アミン及びβ−ジケトンの両方を含有する請求項1又は2に記載の樹脂組成物。 - 前記アミンとして、N,N−ジメチルアニリン、及びN,N−ジメチル−p−トルイジンからなる群より選ばれる少なくとも1種を含有する請求項3に記載の樹脂組成物。
- 前記β−ジケトンとして、α−アセチルブチロラクトン、及びN,N−ジメチルアセトアセトアミドからなる群より選ばれる少なくとも1種を含有する請求項3又は4に記載の樹脂組成物。
- 前記繊維強化プラスチックが、建築材料に用いられるものである請求項1〜5のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
- 下地の上方に、請求項1〜6のいずれか1項に記載の樹脂組成物が繊維基材に含浸して硬化した繊維強化プラスチック層を備える防水構造。
- 下地の上方に繊維基材を設ける工程と、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の樹脂組成物に硬化剤を添加して硬化性樹脂組成物を調製する工程と、
前記硬化性樹脂組成物を前記繊維基材に含浸させつつ塗工する工程と、
前記繊維基材に含浸しつつ塗工された前記硬化性樹脂組成物を硬化させて繊維強化プラスチック層を形成する工程と、
を含む、前記繊維強化プラスチック層を備えた防水構造の製造方法。
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