JP2017145019A - 食品容器、及び蓋 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡素な構成で味の劣化を防ぐことができる食品容器、及び蓋を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様にかかる食品容器1は、上部に開口部12を有し、食品40を収容する容器本体10を備えている。さらに、食品容器1は、容器本体10を覆う蓋20を備えている。蓋20の天面部21の容器本体側に吸水シート30が設けられている。吸水シート30が水蒸気を吸収するため、蓋20の天面部21から水滴が食品に落ちるのを防ぐことができる。したがって、食品40の味の劣化を防ぐことができる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の一態様にかかる食品容器1は、上部に開口部12を有し、食品40を収容する容器本体10を備えている。さらに、食品容器1は、容器本体10を覆う蓋20を備えている。蓋20の天面部21の容器本体側に吸水シート30が設けられている。吸水シート30が水蒸気を吸収するため、蓋20の天面部21から水滴が食品に落ちるのを防ぐことができる。したがって、食品40の味の劣化を防ぐことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は食品容器、及び蓋に関する。
外食産業やコンビニエンスストアにおいて、弁当や牛丼などを持ち帰るために、プラスチック製の食品容器が広く利用されている(特許文献1)。プラスチック製の食品容器は、軽量かつ、耐久性に優れており、かつ密閉性が高い。さらに、電子レンジなどで温めることができるよう、耐熱性に優れたプラスチック製の食品容器もある。
しかしながら、食品容器に食品を詰めた場合、食品容器内に水蒸気(湯気)が発生する。特に、温かい食品を食品容器に詰めた場合や、電子レンジで食品を加熱した場合、食品から水蒸気が発生する。このため、食品が冷めてしまうと、水蒸気が水滴となって食品に付着してしまう。すなわち、水蒸気が蓋に付着して、水滴となる。そして、蓋に付着した水滴が食品に落ちてしまう。このため、食品の味が劣化してしまうという問題点がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、簡素な構成で味の劣化を防ぐことができる食品容器、及び蓋を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる食品容器は、上部に開口部を有し、食品を収容する容器本体と、前記容器本体の前記開口部を覆う蓋と、を備え、前記蓋の天面部の容器本体側に吸水シートが設けられているものである。この構成により、水蒸気が水滴となって食品に付着するのを防ぐことができる。よって、簡素な構成で味の劣化を防ぐことができる。
上記の食品容器において、前記吸水シートが前記蓋の容器本体側のほぼ全体に設けられていることが好ましい。
本発明の第2の態様にかかる蓋は、食品を収容する容器本体の開口部を覆う蓋であって、前記蓋の天面部の容器本体側に設けられた吸水シートを備えたものである。この構成により、水蒸気が水滴となって食品に付着するのを防ぐことができる。よって、簡素な構成で味の劣化を防ぐことができる。
上記の蓋において、前記吸水シートが前記蓋の容器本体側のほぼ全体に設けられていることが好ましい。
本発明によれば、簡素な構成で味の劣化を防ぐことができる食品容器、及び蓋を提供することができる。
以下に、本発明を適用可能な実施の形態が説明される。以下の説明は、本発明の実施形態を説明するものであり、本発明が以下の実施形態に限定されるものではない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、当業者であれば、以下の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。
本発明にかかる食品容器、及びその蓋の構成について図1を用いて説明する。図1は、食品容器1の全体構成を示す側面断面図である。食品容器1は、容器本体10と、蓋20と、吸水シート30と、を有している。
容器本体10は、食品40を収容する。すなわち、食品40は、食品容器1の内部空間1aに設けられている。容器本体10は、上面が開放した箱形状を有している。すなわち、容器本体10は、その上部に開口部12を有している。そして、開口部12から食品40が容器本体10に詰められる。さらに、容器本体10は、蓋20を取り付けるための凸部11を有している。凸部11は、容器本体10の上端において、横方向の外側に向けて突出した部分である。
食品40は、水蒸気(湯気)が発生する温かい食品である。例えば、弁当、牛丼、カレーライス、おでんなどである。もちろん、食品40は、弁当、牛丼、カレーライス、おでんに限定されるものではない。
蓋20は、容器本体10の開口部12を覆う。例えば、蓋20は、天面部21と、外周部22とを有している。天面部21は、食品40の真上に位置する平坦な部分である。外周部22は、天面部21の外周に設けられた部分である。外周部22は、容器本体10に設けられた凸部11に対応するように設けられている。すなわち、外周部22は、容器本体10の外側に突出した凸部11と係止することで、食品容器1の内部空間1aが密閉される。このように、蓋20は、容器本体10を覆うことができる形状となっている。
容器本体10、及び蓋20は、ポリスチレン(PS)、ポリプロピレン(PP)、フィラー入りポリプロピレン(PPF)などのプラスチック材料により形成されている。特に、容器本体10、及び蓋20には、耐熱性に優れたPP、PPFなどのプラスチック材料を用いることが好ましい。耐熱性に優れたプラスチック材料を用いることで、電子レンジによる加熱が可能となる。
蓋20の天面部21には、吸水シート30が設けられている。具体的には、吸水シート30は、天面部21の容器本体10側、すなわち、天面部21の下面23に設けられている。吸水シート30は、例えば、両面テープなどにより天面部21の下面23に貼り付けられている。水滴が付着すると味が劣化する食品40の上に、吸水シート30が配置されている。あるいは、天面部21の下面23のほぼ全体に、吸水シート30を設けてもよい。
吸水シート30は、湯気(水蒸気)を吸収する。したがって、天面部21の内部空間1a側に吸水シート30を設けることで、味の劣化を防ぐことができる。すなわち、容器本体10に温かい食品40を詰めた場合に、食品40から水蒸気(湯気)が発生する。そして、吸水シート30は、食品40から発生した水蒸気を吸収する。したがって、食品40が冷めた後に、水滴が天面部21の下面23から落ちるのを防ぐことができる。よって、水滴が食品40に付着するのを防ぐことができる。これにより、食品容器1を持ち帰った消費者が、美味しい食品40を食べることができる。
さらに、蓋20の下面23に吸水シート30を貼り付けるだけでよいため、簡素な構成とすることができる。すなわち、吸水シート30を貼り付けた蓋20を予め用意しておく。そして、容器本体10に食品40を詰めた後、吸水シート30が設けられた蓋20を容器本体10に取り付けて、容器本体10の開口部12を塞ぐ。このようにすることで、簡便に、味の劣化を防ぐことができる。したがって、蓋20、及び食品容器1のコスト上昇を抑制することができる。よって、低コスト化を図ることができ、低価格で食品容器1を提供することができる。
実施の形態2.
本実施の形態にかかる食品容器、及び蓋の構成について図2を用いて説明する。本実施の形態では、吸水シート30の形状が実施の形態1と異なっている。具体的には、吸水シート30が蓋20の容器本体側のほぼ全体に設けられている。このようにすることで、より効果的に水蒸気を吸収することができる。
本実施の形態にかかる食品容器、及び蓋の構成について図2を用いて説明する。本実施の形態では、吸水シート30の形状が実施の形態1と異なっている。具体的には、吸水シート30が蓋20の容器本体側のほぼ全体に設けられている。このようにすることで、より効果的に水蒸気を吸収することができる。
1 食品容器
1a 内部空間
10 容器本体
11 凸部
12 開口部
20 蓋
21 天面部
22 外周部
23 下面
30 吸水シート
40 食品
1a 内部空間
10 容器本体
11 凸部
12 開口部
20 蓋
21 天面部
22 外周部
23 下面
30 吸水シート
40 食品
Claims (4)
- 上部に開口部を有し、食品を収容する容器本体と、
前記容器本体の前記開口部を覆う蓋と、を備え、
前記蓋の天面部の容器本体側に吸水シートが設けられている食品容器。 - 前記吸水シートが前記蓋の容器本体側のほぼ全体に設けられている請求項1に記載の食品容器。
- 食品を収容する容器本体の開口部を覆う蓋であって、
前記蓋の天面部の容器本体側に設けられた吸水シートを備えた蓋。 - 前記吸水シートが前記蓋の容器本体側のほぼ全体に設けられている請求項3に記載の蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016026922A JP2017145019A (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 食品容器、及び蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016026922A JP2017145019A (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 食品容器、及び蓋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017145019A true JP2017145019A (ja) | 2017-08-24 |
Family
ID=59681997
Family Applications (1)
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JP2016026922A Pending JP2017145019A (ja) | 2016-02-16 | 2016-02-16 | 食品容器、及び蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017145019A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113317679A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-08-31 | 葛学澳 | 一种控压式电压力煲 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0737976U (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-14 | 積水化成品工業株式会社 | 食品容器用蓋体 |
-
2016
- 2016-02-16 JP JP2016026922A patent/JP2017145019A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0737976U (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-14 | 積水化成品工業株式会社 | 食品容器用蓋体 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113317679A (zh) * | 2021-06-08 | 2021-08-31 | 葛学澳 | 一种控压式电压力煲 |
CN113317679B (zh) * | 2021-06-08 | 2022-09-30 | 手拉手(浙江)智能家居有限公司 | 一种控压式电压力煲 |
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