JP5968256B2 - 電子レンジ用二重容器 - Google Patents

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本発明は、特に、長時間高温で加熱調理する食品を収容し、電子レンジで加熱調理することができる電子レンジ用二重容器に関する。
飲料や即席食品などを容器に収容し、電子レンジで加熱調理するといったことが行われている。飲料や即席食品などを収容する電子レンジ用容器として紙製容器が多く用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、紙は高周波電磁波の影響を受け易く、電磁波を吸収して熱が蓄積するといった性質を有している。そのため、例えば、グラタン、ドリア、リゾットなどのように、長時間高温で加熱調理する食品を紙製容器に収容して電子レンジで加熱調理した場合、紙製容器が高熱を帯びることになるので、調理直後は容器に素手で触れることは危険であり、耐熱手袋などを使用して取り出しや持ち運びをしている。このようなことから、電子レンジで使用される紙製容器は、比較的短時間で加熱調理できる飲料や即席食品などの容器として使用される場合が多い。
従来、特に、断熱を目的とした、外包装体の紙カップと内包装体のプラスチックカップとを一体とした二重構造の断熱複合容器が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特許文献2に記載された断熱複合容器は、外包装体の紙カップと内包装体のプラスチックカップとの間に空隙が形成されており、この空隙により内包装体のプラスチックカップにある加熱調理された食品の熱を断熱し、外包装体の紙カップに熱が伝わらないようになっているが、電子レンジで長時間高温で加熱調理した場合の紙カップへの蓄熱については考慮されていない。
特開平10−43027号公報 特開2007−168819号公報
上記のように、特許文献2に記載の断熱複合容器では、電子レンジで長時間高温で加熱調理した場合、紙カップへ熱が蓄積し、熱が蓄積し高熱を帯びた紙カップはプラスチックカップの外側にあるため、調理直後は容器に素手で触れることは危険であり、耐熱手袋などを使用しなければ取り出しや持ち運びができないといった問題があった。
また、特許文献1に記載の紙製容器のように、容器が一枚の板紙原紙からプレスによる絞り成形のみによって形成されるものである場合、容器の胴部や開口部端部に絞り成型特有のシワが生じる。特に容器の開口部に蓋材を、例えばヒートシールして封止しようとした時、シワが密封性を妨げるものとなる。この様な事態を解消するために、絞り成型に伴うシワを成型時のプレス圧を高めることで平滑性を上げることができるが、それでも容器の開口部端部にシワによる凹凸が残り、容器の開口部に蓋材をヒートシールする場合に密封性を低下させるといった問題があった。
本発明の目的は、電子レンジで長時間高温で加熱調理した場合、耐熱手袋などを使用しなくても取り出しや持ち運びを可能とし、また、蓋材をヒートシールする場合の密封性を高めることのできる電子レンジ用二重容器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、プラスチック製の内容器部と外容器部が、前記内容器部と前記外容器部の胴部と底部の間に空隙を形成するように重ねられ、前記内容器部と前記外容器部の開口端部は、いずれも胴部から外側に延びるフランジ部を有し、前記内容器部のフランジ部の先端部には、下方に向けて折曲された折曲片が形成され、前記外容器部のフランジ部の端部には、内側に向けて折り返されて折り返し部が形成され、この折り返し部内に前記内容器部のフランジ部が挿入された状態で、前記内容器部の折曲片の端縁が前記折り返し部内の下壁に当接し、前記内容器部のフランジ部が前記折り返し部内の上壁に圧接して係止されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の、前記内容器部と前記外容器部のいずれか一方又は双方の胴部と底部に、前記内容器部と前記外容器部の胴部と底部の間に空隙を形成する凸状部が形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の、前記外容器部の胴部と底部のいずれか一方又は双方に、前記内容器部と前記外容器部の胴部と底部の間空隙に連通する換気用穴が形成されていることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1乃至のいずれか1に記載の、前記内容器部はガスバリアー性を備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の電子レンジ用二重容器によれば、プラスチック製の内容器部と外容器部は、電磁波を吸収せず熱が蓄積されないので電子レンジで長時間電磁波を受けても高熱を帯びず、また、内容器部で加熱調理された高温の内容物の熱が内容器部と外容器部の胴部と底部の間に形成されている空隙で断熱されるといったことから、電子レンジで長時間高温で加熱調理した直後であっても、外容器部は高温にはならず、耐熱手袋などを使用しないで取り出しや持ち運びが可能となり、安全性が高く取り扱いが容易となり、特に、電子レンジで長時間高温で加熱調理する食品を収容する容器として便利である。
また、内容器部と外容器部はプラスチック製なので、電子レンジ用二重容器の開口部への蓋材のヒートシールが良好に行え、高い密封性が得られる。
また、プラスチック製の内容器部と外容器部は紙製容器に比べ凹凸状の突起などの成型が容易であるため、形状の設計自由度が高く、剛性を高められるので薄肉化による軽量化を図ることができる。
また、内容器部はプラスチック製なので、従来の紙製容器で付与されていた耐水手段は不要となる。
また、請求項に記載の電子レンジ用二重容器によれば、内容器部と外容器部の開口端部は、いずれも胴部から外側に延びるフランジ部を有し、前記内容器部のフランジ部の先端部には、下方に向けて折曲された折曲片が形成され、前記外容器部のフランジ部の端部には、内側に向けて折り返されて折り返し部が形成され、この折り返し部内に前記内容器部のフランジ部が挿入された状態で、内容器部の折曲片の端縁が前記折り返し部内の下壁に当接し、内容器部のフランジ部が折り返し部内の上壁に圧接して係止するようになっているので、フランジ部の弾性を利用して前記外容器部のフランジ部の端部に形成されている折り返し部に前記内容器部のフランジ部の端部を容易に係止させることができるとともに、内容器部と外容器部の一体性を確実に保持することができるといった効果を奏します。
請求項に記載の電子レンジ用二重容器によれば、請求項1に記載の、前記内容器部と前記外容器部のいずれか一方又は双方の胴部と底部に、前記内容器部と前記外容器部の胴部と底部の間に空隙を形成する凸状部が形成されているので、凸状部がスペーサとなって、前記内容器部と前記外容器部の胴部と底部の間に空隙を確実に確保することができる。
また、凸状部がリブとなって前記内容器部と前記外容器部の剛性を強化することができるので、その分薄くすることが可能となり、材料を減らすことにより軽量化を図ることができる。
請求項に記載の電子レンジ用二重容器によれば、請求項1または2に記載の、前記外容器部の胴部と底部のいずれか一方又は双方に、前記内容器部と前記外容器部の胴部と底部の間空隙に連通する換気用穴が形成されているので、電子レンジで加熱調理後、時間の経過とともに前記内容器部で加熱調理された高温の内容物の熱が前記空隙の空気に伝わって空気が熱くなっても、前記空隙の熱気が換気用穴により冷たい外気と換気することにより前記外容器部の温度の上昇を避けることができ、電子レンジ用二重容器の持ち運び等の取り扱いを安全に且つ容易に行うことができる。
請求項に記載の電子レンジ用二重容器によれば、請求項1乃至のいずれか1に記載の、前記内容器部はガスバリアー性を備えているので、内容物の劣化を防止することができる。
本発明に係る電子レンジ用二重容器の実施の形態の一例を示す平面図である。 図1のA−A線断面図である。 内容器部と外容器部の開口端部の他例を示す構成説明図である。 内容器部と外容器部の開口端部の他例を示す構成説明図である。 内容器部と外容器部の胴部と底部の間に形成される空隙を形成する手段の他例を示す構成説明図である。 内容器部と外容器部の胴部と底部の間に形成される空隙を形成する手段の他例を示す構成説明図である。 内容器部と外容器部の胴部と底部の間に形成される空隙を形成する手段の他例を示す構成説明図である。 内容器部と外容器部の胴部と底部の間に形成される空隙を形成する手段の他例を示す構成説明図である。
以下、本発明に係る電子レンジ用二重容器の実施の形態の一例について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本例の電子レンジ用二重容器を示す平面図、図2は図1のA−A線断面図である。
本例の電子レンジ用二重容器1は、プラスチック製の内容器部2と外容器部3を重ねて一体とした二重構造となっている。電子レンジ用二重容器1の形状は、本例では、トレーの形状に形成されているがこれに限定されるものではなく、また、開口部形状にあっても、円形、楕円形、四角形など、特に限定されない。
プラスチック製の内容器部2と外容器部3はいずれも耐熱性のあるプラスチック、例えば、ポリプロピレン、結晶性ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ナイロンなどが使用される。プラスチックは、電磁波が透過し、電磁波を吸収しないので熱が蓄積されない。
特に、内容器部2にあっては、ガスバリアー性を備えていることが好ましく、本例の内容器部2はガスバリアー性を付与した複合材質の積層体で形成されている。複合材質で形成された積層体としては、内側から、ポリプロピレン/エチレン−ビニルアルコール共重合体/ポリプロピレンやポリプロピレン/エチレン−ビニルアルコール共重合体/ポリエチレンの積層体が挙げられるが、これに限定されない。
内容器部2と外容器部3は、両者の胴部4,5と底部6,7の間に空隙8を形成するように重ねられ、内容器部2と外容器部3の開口端部9,10同士が係止或いは固定されて一体化している。
本例では、内容器部2の開口端部9と外容器部3の開口端部10は、いずれも胴部4,5から外側に延びるフランジ部11,12を有している。そして、外容器部3のフランジ部12の端部を内側に向けて折り返して折り返し部13とし、この折り返し部13内に内容器部2のフランジ部11を挿入して係止させている。
折り返し部13内に挿入されて係止する内容器部2のフランジ部11は、折り返し部13に圧接状態で係止していることが好ましい。本例では、折り返し部13内に挿入される内容器部2のフランジ部11の先端部を下方に向けて折曲し、折曲片11aの端縁を折り返し部13内の下壁に当接させることによりフランジ部11を折り返し部13内の上壁に圧接させている。
内容器部2と外容器部3の開口端部9,10同士の係止或いは固定にあっては、本例に限られず、図3に示すように、内容器部2のフランジ部11の端部を外側に向けて折り返して折り返し部13とし、この折り返し部13内に外容器部3のフランジ部12を挿入して係止させてもよい。この場合、折り返し部13内に挿入される外容器部3のフランジ部12の先端部を下方に向けて折曲し、折曲片12aの端縁を折り返し部13内の下壁に当接させることによりフランジ部12を折り返し部13内の上壁に圧接させる。
また、図4に示すように、内容器部2と外容器部3のフランジ部11,12を重ね、超音波シール或いは接着剤で接着してもよい。この場合は、フランジ部11,12を完全に接着するのではなく、一部に非接着部を残しておくことが好ましい。フランジ部11,12間の一部に非接着部を残しておくことにより、加熱時に、内容器部2と外容器部3の胴部4,5と底部6,7の間に形成される空隙8の膨張した空気が非接着部から外部へ放出され、膨張した空気による電子レンジ用二重容器1の変形が防止できる。
内容器部2と外容器部3のフランジ部11,12を超音波シールで接着する場合は、内容器部2と外容器部3が同じ材質であることを要する。
なお、本例では、内容器部2と外容器部3の開口端部9,10同士の係止或いは固定されて一体化しているが、内容器部2と外容器部3の一体化はこれに限られるものではなく、図示しないが、内容器部2と外容器部3の胴部4,5同士、或いは底部6,7同士を、その一部を接着することにより一体化してもよい。
このようにして一体となった内容器部2と外容器部3の胴部4,5と底部6,7の間には空隙8が形成されているが、この空隙8を形成する手段にあっては特に限定されない。
本例では、空隙8を形成する手段として、外容器部3の胴部5に、内側に突出する凸状部14が形成され、また、底部7に内側に突出する凸状部15が形成され、外容器部3の胴部5に形成された凸状部14が、外容器部3の内側に重ねられた内容器部2の胴部4の外周面に当接し、外容器部3の底部7に形成された凸状部15が内容器部2の底部6の外面に当接することにより、内容器部2と外容器部3の胴部4,5間と、底部6,7間に空隙8を形成している。
外容器部3の胴部5に形成された凸状部14は、本例では、胴部5の周方向に環状に形成されているが、縦方向に形成してもよい。また、底部7に形成された凸状部15は、本例では底部7の形状に沿って環状に形成されているが、底部7を横切る方向に直線状に形成してもよい。
なお、本例では、外容器部3の胴部5と底部7に凸状部14,15が形成されているが、図5に示すように、内容器部2の胴部4と底部6に凸状部16,17を形成してもよく、また、図6に示すように、内容器部2と外容器部3の胴部4,5と底部6,7に凸状部14,15,16,17を形成してもよい。
また、図7に示すように、内容器部2のフランジ部11の先端部を下方に向けて折曲し、折曲片11aの端縁を折り返し部13内の下壁に当接させることにより内容器部2の底部6と外容器部3の底部7との間に空隙8を形成し、そして、外容器部3の胴部5とフランジ部12の間に形成される上端角部18を内側に突出させて、この上端角部18を内容器部2の胴部4の外周面に当接させることにより、内容器部2の胴部4と外容器部3の胴部5との間に空隙8を形成してもよい。
また、図8に示すように、内容器部2のフランジ部11の先端部を下方に向けて折曲し、折曲片11aの端縁を折り返し部13内の下壁に当接させ、外容器部3の胴部5とフランジ部12の間に形成される上端角部18を内側に突出させて、この上端角部18を内容器部2の胴部4の外周面に当接させ、さらに、外容器部3の胴部5と底部7との角部に緩傾斜面部19を形成して、内容器部2の底部6の周縁を緩傾斜面部19に当接させることにより、内容器部2の底部6と外容器部3の底部7との間に空隙8を形成するとともに、内容器部2の胴部4と外容器部3の胴部5との間に空隙8を形成してもよい。
また、本例では、外容器部3の胴部5と底部7に、内容器部2と外容器部3の胴部4,5間と、底部6,7間に形成されている空隙8に連通する換気用穴20が形成されている。
本例では、換気用穴20は、外容器部3の胴部5と底部7に形成されているが、胴部5と底部7のいずれか一方にだけ形成されていてもよい。
このように構成される本例の電子レンジ用二重容器1によれば、プラスチック製の内容器部2と外容器部3は、電磁波を吸収せず熱が蓄積されないので電子レンジで長時間電磁波を受けても高熱を帯びず、また、内容器部2で加熱調理された高温の内容物の熱が内容器部2と外容器部3の胴部4,5間と、底部6,7間に形成されている空隙8で断熱されるので、電子レンジで長時間高温で加熱調理した直後であっても、外容器部3は高温にはならず、耐熱手袋などを使用しないで取り出しや持ち運びが可能となり、安全性が高く取り扱いが容易となる。
さらに、本例では、外容器部3の胴部5と底部7に、空隙8に連通する換気用穴20が形成されているので、電子レンジで加熱調理後、時間の経過とともに内容器部2で加熱調理された高温の内容物の熱が空隙8の空気に伝わって空気が熱くなっても、空隙8の熱気が換気用穴20により冷たい外気と換気することにより外容器部3の温度の上昇を避けることができ、電子レンジ用二重容器1の持ち運び等の取り扱いを安全に且つ容易に行える。
また、本例では、内容器部2の開口端部9と外容器部3の開口端部10は、いずれも胴部4,5から外側に延びるフランジ部11,12を有しており、外容器部3のフランジ部12の端部を内側に向けて折り返して折り返し部13とし、この折り返し部13内に内容器部2のフランジ部11を挿入して係止させているので、フランジ部11,12の弾性を利用して外容器部3のフランジ部12の端部に形成されている折り返し部13に内容器部2のフランジ部11の端部を容易に係止させることができる。そして、折り返し部13内に挿入されて係止する内容器部2のフランジ部11は、折り返し部13に圧接状態で係止しているので、内容器部2と外容器部3の一体性を確実に保持することができる。
また、本例では、内容器部2の開口端部9と外容器部3の開口端部10は、いずれもフランジ部11,12を有しているので、外容器部3のフランジ部12を把持することにより電子レンジ用二重容器1の持ち運びを容易に行うことができる。
また、本例では、外容器部3の胴部5と底部7に、内容器部2の胴部4と底部6に当接する凸状部14,15が形成されているので、凸状部14,15がスペーサとなって、内容器部2と外容器部3の胴部4,5間と、底部6,7間に空隙8を確実に確保することができる。また、凸状部14,15がリブとなって内容器部2と外容器部3の剛性を強化することができるので、その分薄くすることが可能となり、材料を減らすことにより軽量化を図ることができる。
また、本例では、内容器部2はガスバリアー性を備えているので、内容物の劣化を防止することができる。
また、本例では、内容器部と外容器部はプラスチック製なので、電子レンジ用二重容器の開口部への蓋材のヒートシールが良好に行え、高い密封性が得られる。
1 電子レンジ用二重容器
2 内容器部
3 外容器部
4,5 胴部
6,7 底部
8 空隙
9,10 開口端部
11,12 フランジ部
11a,12a 折曲片
13 折り返し部
14,15,16,17 凸状部
18 上端角部
19 緩傾斜面部
20 換気用穴

Claims (4)

  1. プラスチック製の内容器部と外容器部が、前記内容器部と前記外容器部の胴部と底部の間に空隙を形成するように重ねられ、
    前記内容器部と前記外容器部の開口端部は、いずれも胴部から外側に延びるフランジ部を有し、前記内容器部のフランジ部の先端部には、下方に向けて折曲された折曲片が形成され、前記外容器部のフランジ部の端部には、内側に向けて折り返されて折り返し部が形成され、この折り返し部内に前記内容器部のフランジ部が挿入された状態で、前記内容器部の折曲片の端縁が前記折り返し部内の下壁に当接し、前記内容器部のフランジ部が前記折り返し部内の上壁に圧接して係止されていることを特徴とする電子レンジ用二重容器。
  2. 前記内容器部と前記外容器部のいずれか一方又は双方の胴部と底部に、前記内容器部と前記外容器部の胴部と底部の間に空隙を形成する凸状部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ用二重容器。
  3. 前記外容器部の胴部と底部のいずれか一方又は双方に、前記内容器部と前記外容器部の胴部と底部の間空隙に連通する換気用穴が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子レンジ用二重容器。
  4. 前記内容器部はガスバリアー性を備えていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1に記載の電子レンジ用二重容器。
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