JPH09267818A - 把手付カップ容器 - Google Patents
把手付カップ容器Info
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- JPH09267818A JPH09267818A JP8075788A JP7578896A JPH09267818A JP H09267818 A JPH09267818 A JP H09267818A JP 8075788 A JP8075788 A JP 8075788A JP 7578896 A JP7578896 A JP 7578896A JP H09267818 A JPH09267818 A JP H09267818A
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Abstract
造コスト及び物流コストが低く、かつ密閉性が良いカッ
プ容器を提供する。 【解決手段】 合成樹脂からなり、上端が開口するとと
もに開口部2bの周囲にフランジ5が形成されたカップ
状の容器本体2と、適度の剛性を有する紙のシート部材
からなり、容器本体2の外周面2aを覆うとともに外周
面2aに沿うように形成され、把手部形成片9を有する
筒状体3と、容器本体2のフランジ5に熱接着され、容
器本体2の開口部2bを封閉する蓋体4とからなること
を特徴とする。
Description
カップスープ等に使用される把手付カップ容器に関する
ものである。
スープ等の容器として、ポリプロピレン等の合成樹脂か
らなり、上端が開口するとともに開口部の周囲にフラン
ジが形成されたカップ状の容器本体と、該容器本体のフ
ランジに熱接着され、容器本体の開口部を封閉する蓋体
とからなる容器が使用されている。
本体が合成樹脂製であるために断熱性があまり良くな
く、容器本体内に注いだ熱湯の熱によって容器本体の外
周面が高温になり、熱くて手に持てないことがある。こ
れを解決する手段としては、例えば、容器本体上に把手
部を形成することや、容器本体の材質を紙にすることが
考えられる。
かさむともに容器の成形に手間がかかるため、容器が大
幅にコストアップするという問題と、把手部が邪魔にな
り、容器を積み重ねることができないため、物流コスト
がかさむという問題とがある。
の周縁がカール処理されるため蓋体との接着面積が小さ
く、かつ容器本体の周壁の座屈強度が低いため蓋体の接
着時の圧力を大きくすることができず、密閉性が悪いと
いう問題がある。
外周面に化粧のための絵付けを行うには、成形と同時に
絵付けする等のコストが高い方法によらねばならず、製
造コストが高いという問題があった。
めになされたものであって、その目的は、使用時に手に
触れる部分の断熱性が良く、製造コスト及び物流コスト
が低く、かつ密閉性が良いカップ容器を提供することに
ある。
に、本発明に係る把手付容器は、合成樹脂からなり、上
端が開口するとともに開口部の周囲にフランジが形成さ
れたカップ状の容器本体と、適度の剛性を有する紙のシ
ート部材からなり、前記容器本体の外周面を覆うととも
に該外周面に沿うように形成され、把手部形成片を有す
る筒状体と、前記容器本体のフランジに熱接着され、前
記容器本体の開口部を封閉する蓋体とからなることを特
徴とするものである。
筒状体が一枚のシート部材からなり、前記把手部形成片
が前記筒状体をその厚み方向に貫通するスリットによっ
て形成されるのが好ましい。
にくくするために、前記筒状体を前記容器本体に接着す
るようにしてもよい。
棄できるように、前記筒状体を前記容器本体にスポット
接着することが好ましい。
体の内面に熱接着性層を設け、該熱接着性層を介して前
記筒状体を前記容器本体に熱接着するようにしてもよ
い。
にくくするために、前記筒状体の下端部を前記容器本体
の周壁の下縁を巻き込むよう折り曲げてもよいし、ある
いは、前記フランジの周縁部に下方に向けて伸設部を形
成して、該伸設部と前記容器本体の外周面との間に、前
記筒状体の上端部を差し込むための差込部を形成するよ
うにしてもよい。
を不要にするために、前記容器本体の外周面上に、前記
筒状体の内面を外方に向けて押圧することにより前記筒
状体を前記容器本体上に係止する突起を設けてもよい。
を図面を参照しながら説明する。図1〜図4は本発明を
カップラーメンの容器に適用した実施形態を示してお
り、図1は包装状態を示す斜視図、図2は使用状態を示
す斜視図、図3は容器本体の斜視図、図4は筒状体の展
開図である。
器1は、上端が開口したカップ状の容器本体2と、この
容器本体2の外周面2aを覆うとともに外周面2aに沿
うように形成された筒状体3と、容器本体2の開口部を
封閉する蓋体4とからなっている。
ション成形してなるもので、図3に示すように、開口部
2bの周囲には水平方向に突出したフランジ5が形成さ
れている。
にオフセット印刷を施した後に該コート紙をトムソンで
打ち抜くことによって形成されたもので、図4に示すよ
うに、一端側に、互いに平行に延びる一対の折線6、6
間に形成された縦細長の貼着部7と、この貼着部7の両
側に、筒状体3を厚み方向に貫通するスリット8によっ
て形成された一対の耳形状の把手部形成片9、9とを有
している。なお、各把手部形成片9、9には指を挿入す
るための孔9aが設けられている。筒状体3は、容器本
体2の外周面2a上に、酢ビエマルジョン糊によってス
ポット接着される。
接着層、アルミニウム箔、熱接着層を順に積層したもの
で、容器本体2内に調理物(即席麺)を収納した後に容
器本体2のフランジ5の上面に熱接着される。
容器1の使用方法について説明する。調理物を熱湯調理
した後に蓋体4を容器本体2から取り外し、図2に示す
ように、把手部形成片9、9を折線6、6に沿って折り
曲げて起立させ、把手部10とする。そして、把手部1
0の孔9aに指を挿入して容器1を保持し、調理物を食
する。使用後は、筒状体3を容器本体2から剥し取り、
筒状体3と容器本体2をそれぞれ所定の場所に廃棄す
る。
態について説明する。この実施形態では、筒状体3の下
端部が容器本体2の周壁2cの下縁を巻き込むように折
り曲げられている。このようにすると、容器本体2が筒
状体3から抜けにくくなり、安全性が向上する。
態について説明する。この実施形態では、容器本体2の
フランジ5の周縁に下方に向けて伸設部5aが形成され
ており、この伸設部5aと容器本体2の周壁2cの外周
面2aとの間に筒状体3の上端部を差し込むための差込
部11が形成されている。このようにすると、第2実施
形態と同様に、容器本体2が筒状体3から抜けにくくな
り、安全性が向上する。
態について説明する。この実施形態では、容器本体2の
外周面2aの上部に、フランジ5の下面に隣接して、三
角形状の突起12が外方に向けて突出するように周方向
に等しい間隔をおいて複数個形成されている。筒状体3
を形成するシート部材をあらかじめ筒状に形成して、筒
状体3をその上縁部が突起12上に乗り上げるように容
器本体2に嵌めると、突起12が筒状体3の内面を外方
に向けて押圧して筒状体3が容器本体2上に係止される
ようになっている。このようにすると、筒状体3と容器
本体2との接着が不要となる。
樹脂からなり、上端が開口するとともに開口部の周囲に
フランジが形成されたカップ状の容器本体と、適度の剛
性を有する紙のシート部材からなり、前記容器本体の外
周面を覆うとともに該外周面に沿うように形成され、把
手部形成片を有する筒状体と、容器本体のフランジに熱
接着され、容器本体の開口部を封閉する蓋体とによって
構成したことにより、把手部の断熱性が良く、手に持ち
やすい。また、筒状体の金型費が安く、かつ筒状体に印
刷等の安価な方法により絵付けを行うことができるた
め、製造コストが低い。また、非使用時には把手部が突
出していないため、かさばらず、物流コストが低い。さ
らに、容器本体がフランジを有するため、蓋体との熱接
着面積が広く、かつ容器本体が合成樹脂製であるため、
蓋体が強く熱接着され、密閉性が良い。
と、筒状体が一枚のシート部材からなり、把手部形成片
が、筒状体をその厚み方向に貫通するスリットによって
形成されたことにより、部品点数が少なく、製造コスト
が低い。
と、前記筒状体が前記容器本体に接着されたことによ
り、筒状体が容器本体から外れにくいので、取り扱い易
いとともに安全性が高い。
と、筒状体と容器本体がスポット接着によって接着され
たことにより、使用後に筒状体と容器本体を分離して別
々に廃棄することができるので、廃棄性が良い。
と、筒状体の内面に熱接着性層を設け、該熱接着性層に
よって筒状体を容器本体に熱接着するようにしたことに
より、組立時に接着剤の塗布や乾燥の工程が不要である
ため、製造が容易であり、量産性が良い。
と、筒状体の下端部が容器本体の周壁の下縁を巻き込む
よう折り曲げられたことにより、容器本体が筒状体から
抜けにくいので、安全性が高い。
と、フランジの周縁に下方に向けて伸設部を形成して、
該伸設部と容器本体の外周面との間に、筒状体の上端部
を差し込むための差込部を形成したことにより、容器本
体が筒状体から抜けにくいので、安全性が高い。
と、容器本体の外周面上に、筒状体の内面を外方に向け
て押圧することにより筒状体を容器本体上に係止する突
起を設けたことにより、筒状体と容器本体の接着が不要
であるので、製造が容易であり、量産性が良い。
の斜視図。
視図。
器の要部の縦断面図。
器の要部の縦断面図。
器の要部の斜視図。
Claims (8)
- 【請求項1】 合成樹脂からなり、上端が開口するとと
もに開口部の周囲にフランジが形成されたカップ状の容
器本体と、適度の剛性を有する紙のシート部材からな
り、前記容器本体の外周面を覆うとともに該外周面に沿
うように形成され、把手部形成片を有する筒状体と、前
記容器本体のフランジに熱接着され、前記容器本体の開
口部を封閉する蓋体とからなることを特徴とする把手付
カップ容器。 - 【請求項2】 前記筒状体が一枚のシート部材からな
り、前記把手部形成片が、前記筒状体をその厚み方向に
貫通するスリットによって形成されたことを特徴とする
請求項1に記載の把手付カップ容器。 - 【請求項3】 前記筒状体が前記容器本体に接着された
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の把手
付カップ容器。 - 【請求項4】 前記接着がスポット接着であることを特
徴とする請求項3に記載の把手付カップ容器。 - 【請求項5】 前記筒状体の内面に熱接着性層を設け、
該熱接着性層を介して前記筒状体が前記容器本体に熱接
着されたことを特徴とする請求項3または請求項4に記
載の把手付カップ容器。 - 【請求項6】 前記筒状体の下端部が前記容器本体の周
壁の下縁を巻き込むように折り曲げられたことを特徴と
する請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の把手付
カップ容器。 - 【請求項7】 前記フランジの周縁に下方に向けてのび
る伸設部を形成して、該伸設部と前記容器本体の外周面
との間に、前記筒状体の上端部を差し込むための差込部
を形成したことを特徴とする請求項1〜請求項6のいず
れか一項に記載の把手付カップ容器。 - 【請求項8】 前記容器本体の外周面上に、前記筒状体
の内面を外方に向けて押圧することにより前記筒状体を
前記容器本体上に係止する突起を設けたことを特徴とす
る請求項1、2、6、7のいずれか一項に記載の把手付
カップ容器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP07578896A JP3852974B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 把手付カップ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09267818A true JPH09267818A (ja) | 1997-10-14 |
JP3852974B2 JP3852974B2 (ja) | 2006-12-06 |
Family
ID=13586312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07578896A Expired - Fee Related JP3852974B2 (ja) | 1996-03-29 | 1996-03-29 | 把手付カップ容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3852974B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040040987A (ko) * | 2002-11-08 | 2004-05-13 | 정관선 | 즉석조리용 식품포장용기 |
KR101439341B1 (ko) * | 2013-01-24 | 2014-09-11 | 송승민 | 일회용 식품 용기 |
CN111301807A (zh) * | 2018-12-12 | 2020-06-19 | 西安培华学院 | 一种纸杯 |
KR102237892B1 (ko) * | 2019-10-30 | 2021-04-08 | 이해찬 | 손잡이 및 안전클립을 구비한 간편 음식 용기 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6114158B2 (ja) * | 2013-10-03 | 2017-04-12 | 東罐興業株式会社 | 容器ホルダ |
-
1996
- 1996-03-29 JP JP07578896A patent/JP3852974B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3852974B2 (ja) | 2006-12-06 |
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