JP2017143263A - 巻線型コイルの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻線型コイルに形成される被覆樹脂の形状精度を向上させ、安定した外観形状を有する巻線型コイルの製造方法を提供する。【解決手段】弾性を有する保持孔24を備えた保持治具21に、巻線型コイル素子10を圧入し、コイル16の上端16aが、保持孔24の上端24aと同等かそれよりも低く、保持孔24の内周面24とコイル16の間に隙間Gが存在するような態様で保持させる。次に、流動性を有する被覆樹脂17が隙間Gから下方に流出することなく保持され、かつ、コイル16の上端16aが被覆樹脂17に埋没するような態様で、巻線型コイル素子10を保持する保持孔24に被覆樹脂17を供給する。次に、供給された被覆樹脂17を硬化させることで、巻線型コイル1を形成する。【選択図】図5

Description

本発明は、巻線型コイルの製造方法に関し、詳しくは、巻芯部に巻回されたコイルを覆うように被覆樹脂が配設された巻線型コイルの製造方法に関する。
代表的な巻線型コイル素子として、巻芯部と、巻芯部の両端に配設された一対の鍔部とを備えてなるコアの巻芯部にワイヤを巻回し、ワイヤの始端および終端を、鍔部に配設された端子電極に接続したものがある。また、そのような巻線型コイルにおいて、巻芯部に巻回されたワイヤの周囲を覆うように、被覆樹脂が配設された巻線型コイルがある。
そして、特許文献1には、図13に示すように、巻芯部111と、巻芯部111の両端に配設された一対の鍔部112を有するコア113と、巻芯部111に巻回されたワイヤ115とを備え、巻芯部111に巻回されたワイヤ115の周囲すべてを覆うように被覆樹脂117が配設された巻線型コイル101が開示されている。
そして、この特許文献1による巻線型コイルの製造方法では、図14に示すように、ワイヤ115の周囲に被覆樹脂117を塗布した後、指触乾燥した状態(塗布面の中央を指で触れた場合に、指先に塗料が付着しなくなる乾燥状態)で、巻線型コイル素子110を、耐熱性ゴム弾性体からなる部品収納部124に圧入して、加熱することにより、被覆樹脂117を部品収納部124の形状に対応する形状に整形している。
なお、鍔部112には、被覆樹脂117を整形する際に、巻芯部111の周囲からはみ出た被覆樹脂117を逃がすことができるように4つの逃げ部118が設けられており、この逃げ部118に被覆樹脂117を溜めることで、上記整形が行われるように構成されている。
特開2000−286140号公報
しかし、特許文献1の方法では、被覆樹脂17が指触乾燥した状態で、巻線型コイル素子110を部品収納部124に圧入するようにしていることから、圧入する際に、部品収納部124の弾性力によって被覆樹脂117の形が崩れ、所望の形状に整形することができないという問題がある。
また、鍔部112の逃げ部118に溜まる被覆樹脂117の形状が、複数の逃げ部118のそれぞれによって異なる場合があり、外観形状が安定しないという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、巻芯部にワイヤを巻回することにより形成され、少なくとも巻芯部の上部から両側部にわたって、被覆樹脂により被覆され、かつ、安定した外観形状を有する巻線型コイルを効率よく製造することが可能な巻線型コイルの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の巻線型コイルの製造方法は、
巻芯部と、前記巻芯部の両端側に配設された一対の鍔部とを備えたコアと、前記一対の鍔部に配設された端子電極と、前記巻芯部にワイヤを巻回することにより形成され、始端および終端が前記端子電極に接続されたコイルとを備えた巻線型コイル素子と、前記コイルを被覆するように配設された被覆樹脂とを有する巻線型コイルの製造方法であって、
(a)内周面が弾性材料からなる保持孔を備えた保持冶具の前記保持孔に、前記巻線型コイル素子を圧入し、
前記コイルの上端が、前記保持孔の上端よりも低く、
前記保持孔の内周面と前記コイルの間に隙間が存在し、
前記巻芯部の下端が、前記保持孔の下端と同等かそれよりも高く、かつ、
前記端子電極の下端が、前記保持孔の下端よりも低くなるように、
前記巻線型コイル素子を前記保持治具に保持させる工程と、
(b)前記保持治具の上面側から前記保持孔に流動性を有する前記被覆樹脂を供給して、少なくとも前記巻芯部の上部から両側部にわたって、前記被覆樹脂により被覆する工程と、
(c)前記保持冶具に前記巻線型コイル素子が保持された状態で、供給された前記被覆樹脂を硬化させる工程と
を具備することを特徴としている。
また、前記(a)の工程で、前記保持冶具の前記保持孔に、前記巻線型コイル素子を圧入したときに、前記巻線型コイル素子の前記巻芯部の下端が、前記保持孔の下端よりも高くなるように、前記巻線型コイル素子を保持させることが好ましい。
保持治具の下面(保持孔の下端)の高さを、巻芯部の下端(下部)よりも低くしておくことで、コイルの下端(下部)にも被覆樹脂が回り込み、巻芯部の外周面全体が被覆されるとともに、巻芯部にワイヤを巻回することにより形成されたコイルの全体、すなわち、コイルの上端(上部)、下端(下部)、および側端(側部)が被覆樹脂により被覆される。
また、本発明においては、前記(b)の工程で、前記保持孔の上端よりも高い位置まで前記被覆樹脂を供給し、前記保持孔の上端よりも高い位置に存在する前記被覆樹脂を除去した後、前記(c)の、前記被覆樹脂を硬化させる工程が実施されるように構成されていることが好ましい。
保持孔の上端よりも高い位置まで被覆樹脂を供給し、保持孔よりも高い位置に存在する被覆樹脂を、例えばスクレーパなどのブレード状の治具により除去してコイルの上端を被覆している被覆樹脂の上面を平坦化するようにした場合、上面側が平坦で、実装時の真空吸引によるピックアップ信頼性の高い巻線型コイルを提供することが可能になる。
また、前記(c)の工程で被覆樹脂を硬化させた後に、前記保持治具の表面をブラシで清掃する工程を備えていることが好ましい。
被覆樹脂を硬化させた後に、前記保持治具の表面をブラシで清掃することにより、保持治具を容易に清掃することが可能になり、保持治具を繰り返して使用して、上述のような、形状精度に優れ、信頼性の高い巻線型コイルを提供することが可能になる。
また、前記(b)の工程で前記被覆樹脂を供給するにあたって、前記保持孔の平面形状に対応した開口を有するマスクを、前記保持治具を覆うように配置した状態で、前記被覆樹脂を前記開口から供給するように構成されていることが好ましい。
上記構成とすることにより、保持治具の上面への被覆樹脂の付着を抑制して、保持治具の清掃に要する負担を減らすことができる。
また、前記保持孔の平面形状が方形であることが好ましい。
保持孔の平面形状が方形である場合、巻線型コイル素子の鍔部を保持孔で確実に保持することが可能になり、生産性を向上させることができる。
また、前記保持治具として、前記保持孔に前記巻線型コイル素子を圧入した場合に、前記保持孔の内周面と、前記鍔部の側面との間に隙間が形成されるような保持孔を備えた保持治具を用いることも可能である。
上記のような保持孔を有する保持治具を用いることにより、コイルのみではなく鍔部の側面の一部も被覆樹脂により被覆された構造を有する巻線型コイルを形成することができる。
また、前記(a)の工程で、前記保持冶具の前記保持孔に、前記巻線型コイル素子を圧入したときに、前記巻線型コイル素子の前記鍔部の上端が、前記保持孔の上端よりも低くなるような態様で、前記巻線型コイル素子を保持させることが好ましい。
上記構成とすることにより、巻芯部と鍔部のいずれもが被覆樹脂により被覆され、上面全体が被覆樹脂で形成された巻線型コイルを得ることができる。
また、前記(b)の工程で、前記保持冶具の下面に、前記保持孔の一部を封止する封止部材を、前記コイルの下端と接しないように配設した状態で、前記保持孔に流動性を有する前記被覆樹脂を供給するように構成されていることが好ましい。
上記構成とすることにより、保持孔の下面側の開口面積を小さくして、被覆樹脂が保持孔から下方に流下してしまうことを抑制、防止することが可能になり、本発明をより実行あらしめることができる。なお、この構成は、巻線型コイル素子の寸法が大きい場合に特に有意義である。
また、封止部材をコイルの下端部と接しないように配設するようにしているので、コイルが封止部材と接してダメージを受けたり、コイルの封止部材と接している部分が被覆樹脂により被覆されない状態になったりすることを回避することができる。
本発明の巻線型コイルの製造方法は、上述のように構成されており、内周面が弾性材料からなる保持孔を備えた保持冶具の保持孔に、巻線型コイル素子を圧入し、コイルの上端が、保持孔の上端よりも低く、保持孔の内周面とコイルの間に隙間が存在し、巻芯部の下端が、保持孔の下端と同等かそれよりも高く、かつ、端子電極の下端が、保持孔の下端よりも低くなるように、巻線型コイル素子を保持治具に保持させ、保持治具の上面側から保持孔に流動性を有する被覆樹脂を供給して、少なくとも巻芯部の上部から両側部にわたって、被覆樹脂により被覆した後、供給された被覆樹脂を硬化させるようにしているので、少なくとも巻芯部の上部から両側部が被覆樹脂に埋没した構造を有する巻線型コイルを効率よく製造することができる。
すなわち、巻線型コイル素子を圧入して、コイルの上端が、保持孔の上端よりも低く、保持孔の内周面とコイルの間に隙間が存在し、巻芯部の下端が、保持孔の下端と同等かそれよりも高く、かつ、端子電極の下端が、保持孔の下端よりも低くなるように、巻線型コイル素子を保持治具に保持させることにより、保持孔に供給された被覆樹脂は、自重と毛管現象により、保持孔の内周面とコイルの間の隙間に沿って下に移動する。このとき、移動した被覆樹脂は、表面張力により、保持孔の内周面とコイルの間の隙間に保持され、隙間から下方に流下してしまうことはない。
また、本発明によれば、保持孔の形状に対応した被覆樹脂を備えた巻線型コイルが得られるようになり、被覆樹脂を含む全体の形状精度に優れ、良好な外観を有する巻線型コイルを効率よく製造することが可能になる。
また、被覆樹脂の材料として、例えば、磁性粉を含む樹脂材料を用いた場合は、磁束シールド性やインダクタンス取得効率などの電気特性に優れ、また、それら電気特性のばらつきが小さい巻線型コイルを製造することが可能になる。
また、本発明の巻線型コイルの製造方法によれば、従来技術のような、鍔部に被覆樹脂の逃げ部を設ける必要がなくなり、巻線型コイル素子の形状(コア形状)を簡潔なものとすることが可能になる。
巻線型コイルを説明するための斜視図であり、(a)は被覆樹脂により被覆する前の巻線型コイル(巻線型コイル素子)、(b)は巻線型コイル素子の巻芯部およびコイルが被覆樹脂により被覆されてなる巻線型コイルを示す図である。 図1(b)に示した巻線型コイルを示す図であり、(a)は平面図、(b)はA1−A1線による断面図、(c)はB1−B1線による断面図を示す図である。 巻線型コイル素子を保持するための保持治具の斜視図である。 保持治具により、巻線型コイル素子を保持している状態を示す図であり、(a)は図3のC部の平面図、(b)はA2−A2線による断面図、(c)はB2−B2による線断面図である。 巻線型コイル素子を保持する保持孔に被覆樹脂を供給した直後の状態、(b)は保持孔の内周面とコイルの間の隙間に被覆樹脂が充填された状態、(c)は保持孔の上端よりも高い位置に存在する被覆樹脂を除去した状態を示す図である。 保持治具の保持孔よりも高い位置に存在する、硬化した被覆樹脂を除去している状態を示す図である。 (a),(b),(c)は巻線型コイル素子に被覆樹脂を供給する他の方法を示す図である。 巻線型コイル素子に被覆樹脂を供給するさらに他の方法を示す図である。 巻線型コイルの他の製造方法を示す図(平面図)である。 巻線型コイルのさらに他の製造方法を示す図(平面図)である 巻線型コイルのさらに他の製造方法を示す図(A2−A2線による断面図)である。 巻線型コイルのさらに他の製造方法を示す図であって、(a)は平面図、(b)はA2−A2による断面図、(c)はB2−B2線による断面図である。 従来の巻線型コイルを示す図である。 従来の巻線型コイルの製造方法を説明するための図である。 巻線型コイルを示す図であり、(a)は平面図、(b)はA1−A1線による断面図、(c)はB1−B1線による断面図を示す図である。
以下に、本発明の実施形態を示して、本発明の特徴をさらに詳しく説明する。
まず、図1,2を参照しつつ、本発明の巻線型コイルの製造方法により作製される巻線型コイルについて説明する。なお、図1(a),(b)は、端子電極14が配設された鍔部12の下面12bを上向きとした姿勢の巻線型コイル素子10および巻線型コイル1を示している。
巻線型コイル素子10は、図1(a)に示すように、巻芯部11の軸(巻芯軸)11xに直交する方向の断面形状が方形の巻芯部11と、巻芯部11の両端側に配設された、巻芯軸11xの軸方向からみた形状が方形の一対の鍔部12とを有するコア13を具備している。巻線型コイル1の実装対象(回路基板など)と対向する面となる鍔部12の下面12bには、端子電極14が形成されている。そして、巻芯部11にはワイヤ15が巻回されてコイル16を構成するとともに、ワイヤ15の始端および終端は、一対の端子電極14のうちの異なる端子電極にそれぞれ接続されている。
そして、巻線型コイル1は、図1(b)、図2に示すように、巻芯部11の外周面全体(上面11a、下面11bおよび両側面11c)を被覆するとともに、巻芯部11にワイヤ15を巻回することにより形成されたコイル16の全体を被覆する被覆樹脂17を備えている。
すなわち、被覆樹脂17は、巻芯部11に巻回されたワイヤ15からなるコイル16の全体(巻芯部11の上面11aに対応する領域である上部(上端)16a、巻芯部11の下面11bに対応する領域である下部(下端)16b、および巻芯部11の互いに対向する一対の側部(側面)11cに対応する領域である一対の側部(側端)16c、のすべて)が被覆されるような態様で配設されている。
次に、本発明の実施形態にかかる巻線型コイルの製造方法について説明する。
(1)まず、図3,4に示すような保持治具21を用意する。保持治具21は、剛性を有する材料からなる治具本体22と、内周面24cが弾性材料からなり、巻線型コイル素子1を弾性保持する、軸方向Xが保持治具21の上面21a,下面21bに直交する複数の保持孔24を備えている。
保持孔24は、治具本体22にマトリックス状にはめ込まれた複数の弾性部材23のそれぞれを貫通するように設けられており、平面形状(保持孔24の軸方向Xから見た場合の形状)は、方形とされている。
なお、保持孔24の内周面24cを構成する弾性材料としては、耐熱性を備えたシリコンゴムが用いられている。
(2)次に、巻線型コイル素子10を、保持治具21の保持孔24に圧入する。圧入された巻線型コイル素子10は、鍔部12の外側端面12dと両側面12cが、保持孔24の内周面24cに当接し、内周面24cを構成する弾性材料の弾性力により弾性保持される(図4(a)参照)。
ここで、保持孔24は、その軸方向Xが鉛直方向を向くように形成されており、圧入された巻線型コイル素子10は、鍔部12の端子電極14の形成された面が下面側となるように保持される。
また、巻線型コイル素子1は、コイル16の上端(上部)16aが、保持孔24の上端よりも低く、コイル16の側端(側部)16cと保持孔24の内周面24cとの間に隙間Gが存在し、巻芯部11の下端(下部)16bが、保持孔16の下端24bよりも高く、かつ、端子電極14の下端が、保持孔24の下端24bよりも低くなるような態様で、保持治具21の保持孔24に保持される(図4(b),(c))。
なお、隙間Gは、通常、0.05mm以上0.2mm以下の範囲とすることが好ましい。なお、隙間Gの大きさは、被覆樹脂の粘度などによって適宜調整することが望ましい。
また、コイル16の上端16aが、保持孔24の上端24aよりもこの実施形態では、例えば、0mm以上0.1mm以下低くなるように構成されている。なお、コイル16の上端16aと保持孔24の上端24aの高低差は、コイル16を被覆する被覆樹脂17の厚みの目標によって適宜調整される。
巻芯部11の下端16bと、保持孔16の下端24bの高低差を調整することにより、コイル16の下端16bを被覆する被覆樹脂17の厚さを制御することができる。
(3)次に、図5(a)に示すように、巻線型コイル素子10を保持している保持孔24上に、樹脂供給手段(例えば、ディスペンサー)31を用いて、流動性を有する被覆樹脂17を供給する。このとき、被覆樹脂17は保持孔24の上端24aよりも高い位置まで供給される。
なお、この実施形態では、被覆樹脂17として、熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂に、Fe粉(60〜80重量%)を分散させた磁性粉含有樹脂を用いている。
この磁性粉含有樹脂の粘度は、例えば、10Pa・s以上90Pa・s以下である
保持孔24上に供給された被覆樹脂17は、図5(b)に示すように、自重と毛管現象により、保持孔24の内周面24cとコイル16の間の隙間Gに沿って下に移動する。そして、移動した被覆樹脂17は、表面張力により、隙間Gに保持され、隙間Gから下方に流下してしまうことはない。
一方、保持治具21の下面21b(保持孔24の下端24b)の高さを、巻芯部11の下端(下部)16bよりも低くしておくことで、巻芯部11の下端(下部)16bにも被覆樹脂17が回り込み、巻芯部11の外周面全体(上面11a、下面11bおよび両側面11c)が被覆されるとともに、コイル16全体、すなわち、コイル16の上端(上部)16a、下端(下部)16b、および側端(側部)16cが被覆樹脂17により被覆される。
(4)それから、図5(c)に示すように、弾性を有するスキージ32で、保持治具21の保持孔24の上端24aよりも高い位置に存在する被覆樹脂17を除去する。
(5)次に、巻線型コイル素子10を保持治具21とともに100℃〜150℃のオーブン(図示せず)に入れ、被覆樹脂17を熱硬化させる。
その後、保持治具21から、上記巻線型コイル素子10を取り出すことで、図1(b)、図2に示すように、コイル16の下端(下部)16bにも被覆樹脂17が回り込み、巻芯部11の外周面全体(上面11a、下面11bおよび両側面11c)が被覆されるとともに、巻芯部11にワイヤ15を巻回することにより、巻芯部11の外周部に形成されたコイル16の全体、すなわち、コイル16の上端(上部)16a、下端(下部)16b、および側端(側部)16cのいずれもが被覆樹脂17により確実に被覆された構造を有する巻線型コイル1(図1(b)、図2)を得ることができる。
なお、図6に示すように、熱硬化後に、保持治具21の表面(保持孔24の上端24a)よりも高い位置に被覆樹脂(余剰の硬化樹脂)17が残っている場合には、その被覆樹脂17を硬化樹脂除去手段(例えば、清掃用ブラシ)35を用いて除去することも可能である。
このように構成した場合、同時に、保持孔24の上端付近に形成される、硬化樹脂のバリを除去することができるという効果が得られる。
また、被覆樹脂17を供給する場合において、図7(a)に示すように、保持治具21の上面に余剰分を含む量の被覆樹脂17を供給した後、保持治具21の上方に設けたスクレーパ(ブレード状の治具)36を用いて、余剰分をかき取って、必要量が保持治具21上に残るようにして、保持孔24に被覆樹脂17が効率よく供給されるように構成することも可能である。
供給された被覆樹脂17は、図7(b)に示すように、自重と毛管現象により、保持孔24の内周面24cとコイル16の間の隙間Gに充填されるとともに、 保持治具21の下面21b(保持孔24の下端24b)の高さが、巻芯部11の下端(下部)16bよりも低く設定されているので、コイル16の下端(下部)16bにも被覆樹脂17が回り込み、巻芯部11にワイヤ15を巻回することにより形成されたコイル16の上端(上部)16aおよび側端(側部)16Cのみならず、下端(下部)16bを含めたコイル16全体が被覆樹脂17により被覆される。
その後、図7(c)に示すように、保持孔24の上端24aよりも高い位置に存在する被覆樹脂17が、スキージ32によりかき取られる。
また、上記実施形態の被覆樹脂を供給する場合において、図8に示すように、保持孔24に対応した開口37aを有するマスク(この実施形態ではメタルマスク)37を、保持治具21を覆うように配置した状態とし、スキージ32を用いて、被覆樹脂17を開口37aから供給することも可能である。
上述のようなマスク37を用いることにより、保持治具21の上面21aへの被覆樹脂17の付着を抑制して、保持治具21の清掃に要する負担を減らすことができる。
また、本発明によれば、図9に示すような態様で、巻線型コイル素子10を保持して巻線型コイル1Aを形成することも可能である。
すなわち、保持孔24がコア13の一対の鍔部12の互いに対向する外側端面12dを弾性保持する保持治具21を用い、保持孔24の内周面24cと、鍔部12の側面12cとの間に隙間が形成されるような態様で、巻線型コイル素子10を保持して、保持孔24に被覆樹脂17を供給することで、コイル16のみではなく鍔部12の側面12cも被覆樹脂17により被覆された構造を有する巻線型コイル1Aを形成することができる。
また、本発明によれば、図10に示すような態様で、巻線型コイル素子10を保持して巻線型コイル1Bを形成することも可能である。
すなわち、保持治具21として、保持孔24が鍔部12の外側端面12dを弾性保持するとともに、鍔部12の側面12cの一部であって、外側端面12dに近い領域を弾性保持する保持治具21を用い、保持孔24の内周面24cと、鍔部12の側面12cの一部との間に隙間が形成されるような態様で、巻線型コイル素子10を保持して、保持孔24に被覆樹脂17を供給することで、コイル16のみではなく鍔部12の側面12cの一部も被覆樹脂17により被覆された構造を有する巻線型コイル1Bを形成することができる。
また、本発明によれば、図11に示すような態様で、巻線型コイル素子10を保持して巻線型コイル1Cを形成することも可能である。
すなわち、巻線型コイル素子10を、鍔部12の上端(上面)12aが、保持孔24の上端24aよりも低くなるような態様で保持孔24に保持させ、被覆樹脂17を供給する工程で、鍔部12の上端12aより高い位置まで被覆樹脂17を供給することで、上面全体が被覆樹脂17で形成され、コイル16の上部(上端)16aが被覆樹脂17により厚く被覆された構造を有する巻線型コイル1Cを形成することができる。
また、本発明によれば、鍔部12の上端(上面)12aが、保持孔24の上端24aよりも高くなるような態様で保持孔24に保持させ、被覆樹脂17を供給することも可能である。弾性を有するスキージ32で、鍔部12の上端(上面)12aに存在する被覆樹脂17を除去することができる。鍔部12の上端(上面)12aに被覆樹脂17を形成した場合、その被膜樹脂17の厚みがばらつくと、巻線型コイル1Cの高さ(巻線型コイル1Cの上端から下端までの長さ)のばらつきが大きくなる。これに対して、鍔部12の上端(上面)12aに存在する被覆樹脂17を除去することで、巻線型コイル1Cの高さのばらつきを抑えることができる。
また、本発明の巻線型インダクタの製造方法においては、図12(a),(b),(c)に示すように、保持治具21の保持孔24に巻線型コイル素子10を保持するとともに、保持治具21の下面21bに、保持孔24の一部を封止する封止部材50を、巻芯部11にワイヤ15を巻回することにより形成されたコイル16の下端と接しないように配設した状態で、保持孔24に流動性を有する被覆樹脂17を供給するように構成することも可能である。
このように、保持治具21の下面21bに封止部材50を配設し、保持孔24の下面21b側の開口面積を小さくすることにより、被覆樹脂17が保持孔24から下方に流下してしまうことを抑制、防止することが可能になる。
この構成は、巻線型コイル素子10の寸法が大きい場合に特に有意義である。
また、本発明の巻線型コイルの製造方法においては、巻芯部の外周面全体を被覆樹脂により被覆する場合だけでなく、少なくとも巻芯部の上部から両側部にわたって、被覆樹脂により被覆することが可能である。この場合、上記実施形態にかかる巻線型コイルの製造方法に対して、(2)の工程が異なる。具体的には、巻線型コイル素子10を、保持治具21の保持孔24に圧入する際に、保持治具21の下面21b(保持孔24の下端24b)の高さを、巻芯部の下端と同等にしておく。これにより、巻芯部11の下端(下部)16bの全体に被覆樹脂17が回り込むことがなく、少なくとも巻芯部11の上部から両側部にわたって、被覆樹脂により被覆することができる。
巻線型コイル素子10は、図15に示すように、巻芯軸11aに直交する方向の断面形状が方形の巻芯部11と、巻芯部11の両端側に配設された、巻芯軸11aの軸方向からみた形状が方形の一対の鍔部12とを有するコア13を具備している。巻線型コイル1の実装対象(回路基板など)と対向する面となる鍔部12の下面12bには、端子電極14が形成されている。そして、巻芯部11にはワイヤ15が巻回されてコイル16を構成するとともに、ワイヤ15の始端および終端は、一対の端子電極14のうちの異なる端子電極にそれぞれ接続されている。
そして、巻線型コイル1は、図15に示すように、コイル16の主要部(コイル16の実装対象に対向する領域を除いた領域)を被覆する被覆樹脂17を備えている。すなわち、被覆樹脂17は、巻芯部11に巻回されたワイヤ15からなるコイル16の、巻芯部11の上面に対応する領域である上部(上端)16a、巻芯部11の両側部(両側面)に対応する領域である一対の側部(側端)16cを被覆する一方、巻芯部11の下面に対応する領域である下部(下端)16bは被覆しないような態様で配設されている。
なお、被覆樹脂17は、巻芯部11に巻回されたワイヤ15からなるコイル16の、巻芯部11の上面に対応する領域である上部(上端)16a、巻芯部11の両側部(両側面)に対応する領域である一対の側部(側端)16cを被覆し、一対の側部(側端)16cそれぞれから、巻芯部11の下面に対応する領域である下部(下端)16bに被膜樹脂が延びて、下部(下端)16bの一部を被覆する態様で配設されていてもよい。
また、封止部材50をコイル16の下端(下部)16bと接しないように配設しているので、コイル16が封止部材50と接してダメージを受けたり、コイル16の封止部材50と接している部分が被覆樹脂17により被覆されない状態になったりすることを回避することができる。
なお、本発明において、被覆樹脂を供給する際の保持治具の姿勢は、その主面が水平で、保持孔の軸方向が鉛直になるような姿勢である場合に限られるものではなく、例えば、保持治具の主面が水平方向に対していくらかの傾斜を有する姿勢(保持孔の軸方向が鉛直方向に対していくらかの角度を持つような姿勢)で、被覆樹脂を供給するような場合を排除するものではない。
なお、本発明において、被覆樹脂は磁性粉含有樹脂に限られず、例えば、磁性粉を含有していない熱硬化性樹脂、UV硬化樹脂でもよい。
また、巻線型コイル素子10を保持治具21とともにオーブンに入れ、被覆樹脂17を熱硬化させているが、熱硬化性樹脂の代わりにUV硬化樹脂を用いる場合、巻線型コイル素子10を保持治具21で保持した状態で、UV光をUV硬化樹脂に保持冶具の保持孔の片側または両側から照射することより、被覆樹脂を硬化してもよい。
また、ワイヤ15の端子電極に引き出されている部分がコアから浮いている場合に、その部分が断線するおそれがある。被覆樹脂の粘度を適切にすれば、その部分を被覆樹脂で埋めて断線を防ぐことができる。
なお、本発明は、その他の点においても、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
1,1A,1B,1C 巻線型コイル
10 巻線型コイル素子
11 巻芯部
11a 巻芯部の上面
11b 巻芯部の下面
11c 巻芯部の側面
11x 巻芯軸
12 鍔部
12a 鍔部の上端(上面)
12b 鍔部の下端(下面)
12c 鍔部の側面
12d 鍔部の外側端面
13 コア
14 端子電極
15 ワイヤ
16 コイル
16a コイルの上端(上部)
16b コイルの下端(下部)
16c コイルの側端(側部)
17 被覆樹脂
21 保持治具
21a 保持治具の上面
21b 保持治具の下面
22 治具本体
23 弾性部材
24 保持治具の保持孔
24a 保持孔の上端
24b 保持孔の下端
24c 保持孔の内周面
31 樹脂供給手段
32 スキージ
35 硬化樹脂除去手段(清掃用ブラシ)
36 スクレーパ(ブレード状の治具)
37 マスク
37a マスクの開口
50 封止部材
G 保持孔の内周面とコイルの間の隙間
X 保持孔の軸方向

Claims (9)

  1. 巻芯部と、前記巻芯部の両端側に配設された一対の鍔部とを備えたコアと、前記一対の鍔部に配設された端子電極と、前記巻芯部にワイヤを巻回することにより形成され、始端および終端が前記端子電極に接続されたコイルとを備えた巻線型コイル素子と、前記コイルを被覆するように配設された被覆樹脂とを有する巻線型コイルの製造方法であって、
    (a)内周面が弾性材料からなる保持孔を備えた保持冶具の前記保持孔に、前記巻線型コイル素子を圧入し、
    前記コイルの上端が、前記保持孔の上端よりも低く、
    前記保持孔の内周面と前記コイルの間に隙間が存在し、
    前記巻芯部の下端が、前記保持孔の下端と同等かそれよりも高く、かつ、
    前記端子電極の下端が、前記保持孔の下端よりも低くなるように、
    前記巻線型コイル素子を前記保持治具に保持させる工程と、
    (b)前記保持治具の上面側から前記保持孔に流動性を有する前記被覆樹脂を供給して、少なくとも前記巻芯部の上部から両側部にわたって、前記被覆樹脂により被覆する工程と、
    (c)前記保持冶具に前記巻線型コイル素子が保持された状態で、供給された前記被覆樹脂を硬化させる工程と
    を具備することを特徴とする巻線型コイルの製造方法。
  2. 前記(a)の工程で、前記保持冶具の前記保持孔に、前記巻線型コイル素子を圧入したときに、前記巻線型コイル素子の前記巻芯部の下端が、前記保持孔の下端よりも高くなるように、前記巻線型コイル素子を保持させることを特徴とする請求項1に記載の巻線型コイルの製造方法。
  3. 前記(b)の工程で、前記保持孔の上端よりも高い位置まで前記被覆樹脂を供給し、前記保持孔の上端よりも高い位置に存在する前記被覆樹脂を除去した後、前記(c)の、前記被覆樹脂を硬化させる工程が実施されるように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の巻線型コイルの製造方法。
  4. 前記(c)の工程で被覆樹脂を硬化させた後に、前記保持治具の表面をブラシで清掃する工程を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の巻線型コイルの製造方法。
  5. 前記(b)の工程で前記被覆樹脂を供給するにあたって、前記保持孔の平面形状に対応した開口を有するマスクを、前記保持治具を覆うように配置した状態で、前記被覆樹脂を前記開口から供給するように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の巻線型コイルの製造方法。
  6. 前記保持孔の平面形状が方形であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の巻線型コイルの製造方法。
  7. 前記保持治具として、前記保持孔に前記巻線型コイル素子を圧入した場合に、前記保持孔の内周面と、前記鍔部の側面との間に隙間が形成されるような保持孔を備えた保持治具を用いることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の巻線型コイルの製造方法。
  8. 前記(a)の工程で、前記保持冶具の前記保持孔に、前記巻線型コイル素子を圧入したときに、前記巻線型コイル素子の前記鍔部の上端が、前記保持孔の上端よりも低くなるような態様で、前記巻線型コイル素子を保持させることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の巻線型コイルの製造方法。
  9. 前記(b)の工程で、前記保持冶具の下面に、前記保持孔の一部を封止する封止部材を、前記コイルの下端と接しないように配設した状態で、前記保持孔に流動性を有する前記被覆樹脂を供給するように構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の巻線型コイルの製造方法。
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