JP2017142426A - レンズ装置およびカメラ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(カメラ装置およびこれに用いられるレンズ装置)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るレンズ装置(交換レンズユニット200)をカメラ本体(カメラボディ300)に着脱可能に装着したカメラ装置(光学機器としてのカメラシステム100)のブロック図である。以下、カメラボディ300、交換レンズユニット200について、具体的構成を説明する。
カメラ本体であるカメラボディ300内には、カメラマウント301、接点ブロック302、カメラCPU303、制御系電源304、駆動系電源305、カメラ通信I/F部306(通信手段)、レンズ装着検出部307が設けられている。更に、測距ユニット308、接眼検知部309、液晶表示部310、撮影のためのシャッターボタン311が設けられている。
カメラボディ300から取り外し可能なレンズ装置である交換レンズユニット200内には、レンズマウント201、接点ブロック202、レンズCPU203(制御手段、制御部)が設けられている。また、撮影光学系を構成するレンズの一部としてフォーカスレンズ204、フォーカスレンズ駆動部205が設けられている。更に、絞り羽根206、絞り開放位置検出センサ207、ステッピングモータ208、絞り駆動部209、レンズ通信I/F部210(通信手段)が設けられている。
LED素子点灯ボタン215は、ユーザーがLED素子211を点灯したいときにON操作し、消灯したいときにOFF操作するボタンである。
図2は、本実施形態におけるLED素子の自動点灯、自動消灯に係る点灯制御の制御フローを示している。本実施形態においては、上述したLED素子点灯ボタン215のボタン操作に基づくマニュアル点灯、マニュアル消灯の他に、LED素子点灯ボタン215のボタン操作に基づかない自動点灯、自動消灯のモードがある。本実施形態におけるLED素子の自動点灯、自動消灯に係る点灯制御の概要を示せば、以下の通りである。
2)カメラ本体がファインダ使用モードにあって、ファインダへの接眼が検知されること(撮影時の映像確認に液晶画面を使用しないでファインダを使用する場合であって、接眼状態にあること)
3)カメラ本体がタイマー撮影にあること
4)カメラ本体がリモート撮影にあること
以下、図2を用い、本実施形態におけるLED素子の自動点灯、自動消灯に係る点灯制御について、具体的に説明する。
本実施形態によれば、LED素子211による照明が明らかに必要でないときは自動的に消灯されるようになり、LED素子211の消灯し忘れや、手動で消灯する煩わしさを無くすことができる。また、LED素子211による照明が明らかに必要であると考えられるときは自動的に点灯されるようになり、手動で点灯する煩わしさを無くすことができる。
本発明の第2の実施形態におけるカメラシステムのブロック図は、第1の実施形態に係る図1と同じである。第1の実施形態では、レンズが沈胴状態でない場合でもマクロ撮影状態(マクロ状態)でないときは、基本的にはLED素子211を使用しないため、自動的に消灯状態にした。これに対し、本実施形態では、通常撮影状態である非マクロ撮影状態において、特別にLED素子211を使用しようとユーザーがLED素子点灯ボタン215をON操作することを前提とする。
本実施形態によれば、LED素子211による照明がユーザーにとって必要であると考えられるとき、撮影動作(シャッタ動作)に関連して自動的に点灯されることとなる。そのため、マニュアル点灯によって長い間に渡って点灯する場合に比べ、無駄な消費電力を抑えることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
第1の実施形態では、レンズのマクロ撮影状態およびカメラ本体の撮影スタンバイ状態に応じて、制御手段が光源を自動的に点灯させるように制御したが、レンズのマクロ撮影状態に応じて、制御手段が光源を自動的に点灯させるように制御しても良い。また、レンズの非マクロ撮影状態(マクロ状態と異なる撮影状態)に応じて、制御手段が光源を自動的に消灯させるように制御しても良い。
上述した実施形態では、LED素子211はレンズ内蔵として説明したが、外付けのLEDライトとしても良い(この場合、外付けのLEDライトと交換レンズユニット200とカメラボディ300が連動して動作する)。
上述した実施形態では、LED素子点灯ボタン215は交換レンズユニット200側に設けられたが、カメラボディ300側に設けられても良い。また、物理的なボタンでは無く、メニューからの設定でも実現できる。
上述した実施形態では、触れていないが、カメラボディ300や交換レンズユニット200が省電力モード(あるいはスタンバイモード、スリープモード等)に入るとき、レンズCPU203は自動的にLED素子211を消灯させるようにしても良い。
上述した実施形態では、被写体照明用の光源として複数のLED素子211を用いたが、種類や個数は限定されず、有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)を用いる場合や単一の光源を用いる場合でも良い。
上述した実施形態では、レンズとして単一のフォーカスレンズ204を説明したが、レンズの機能や個数は限定されず、撮影レンズとしてズームレンズを含め、複数のレンズを備えるレンズ系としても良い。
Claims (11)
- カメラ本体から取り外し可能なレンズ装置であって、
撮影光学系と、
光源と、
前記光源の点灯制御を行う制御部と、
を有し、
前記制御部は、
前記撮影光学系の光学配置状態に応じて、前記光源の点灯制御を行うことを特徴とするレンズ装置。 - 前記制御部は、前記撮影光学系の沈胴状態に応じて、前記光源を自動的に消灯させることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
- カメラ本体から取り外し可能であり、前記カメラ本体との通信が可能なレンズ装置であって、
撮影光学系と、
光源と、
前記光源の点灯制御を行う制御部と、
を有し、
前記制御部は、
前記撮影光学系の光学配置状態に応じて、もしくは前記撮影光学系の光学配置状態および前記カメラ本体の撮影モードに応じて、前記光源の点灯制御を行うことを特徴とするレンズ装置。 - 前記制御部は、前記撮影光学系が沈胴状態であることに応じて、前記光源を消灯させることを特徴とする請求項3に記載のレンズ装置。
- 前記制御部は、前記撮影光学系がマクロ撮影時の光学配置であり、前記撮影モードが所定の撮影モードであることを検出したことに応じて前記光源を点灯させることを特徴とする請求項3に記載のレンズ装置。
- 前記所定の撮影モードは、ファインダ非使用モード、タイマー撮影、リモート撮影のいずれかの撮影モードであることを特徴とする請求項5に記載のレンズ装置。
- 前記制御部は、前記撮影光学系の非マクロ撮影状態および前記カメラ本体の撮影スタンバイ状態に応じて、前記光源を自動的に点灯させる制御信号を出力することを特徴とする請求項3に記載のレンズ装置。
- 前記制御部は、前記撮影光学系が非マクロ撮影状態であって、前記光源を手動で点灯させる点灯操作手段を操作した状態で、かつシャッタが閉じられた状態であることに応じて、前記光源を自動的に点灯させる制御信号を出力することを特徴とする請求項3に記載のレンズ装置。
- 撮影光学系と、
光源素子を含む照明手段と、
前記光源素子の点灯制御を行う制御手段と、
前記撮影光学系が沈胴状態であることを検知する沈胴検知手段と、
を備えたカメラ装置において、
前記制御手段は、前記沈胴検知手段によって前記撮影光学系が沈胴状態であることが検知されたことに応じて、前記照明手段を消灯することを特徴とするカメラ装置。 - 撮影光学系と、
光源素子を含む照明手段と、
前記光源素子の点灯制御を行う制御手段と、
前記撮影光学系がマクロ撮影時の光学配置であることを検知するマクロ検知手段と、
を備えたカメラ装置において、
前記制御手段は、前記マクロ検知手段によって前記撮影光学系がマクロ撮影時の光学配置であるか否かに応じて、前記点灯制御を行うことを特徴とするカメラ装置。 - 撮影光学系と、
光源素子を含む照明手段と、
前記照明手段の点灯制御を行う制御手段と、
前記照明手段の点灯/消灯をユーザーが外部から指示する点灯操作手段と、
撮影のためのシャッターボタンと、
を備えたカメラ装置において、
前記制御手段は、前記撮影光学系が非マクロ撮影状態であって、前記点灯操作手段からの点灯指示を受け、かつ前記シャッターボタンが操作されたときに、前記照明手段を点灯するよう制御するようにしたことを特徴とするカメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016024661A JP2017142426A (ja) | 2016-02-12 | 2016-02-12 | レンズ装置およびカメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016024661A JP2017142426A (ja) | 2016-02-12 | 2016-02-12 | レンズ装置およびカメラ装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2017142426A true JP2017142426A (ja) | 2017-08-17 |
JP2017142426A5 JP2017142426A5 (ja) | 2019-03-22 |
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JP2016024661A Pending JP2017142426A (ja) | 2016-02-12 | 2016-02-12 | レンズ装置およびカメラ装置 |
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JP (1) | JP2017142426A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019144513A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | キヤノン株式会社 | レンズ装置、撮像装置、制御方法およびプログラム |
-
2016
- 2016-02-12 JP JP2016024661A patent/JP2017142426A/ja active Pending
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JP2019144513A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | キヤノン株式会社 | レンズ装置、撮像装置、制御方法およびプログラム |
JP7118661B2 (ja) | 2018-02-23 | 2022-08-16 | キヤノン株式会社 | レンズ装置、撮像装置、制御方法およびプログラム |
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