JP2017141786A - エンジンの吸気冷却装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(エンジンの全体構成)
図1は、本発明に係る吸気冷却装置を備えたエンジンの全体構成図である。図1に示すエンジン1は、走行用の動力源として車両に搭載される直列4気筒の4サイクルディーゼルエンジンである。なお、以下の説明において「上流」、「下流」とは、対象物を流れる流体(吸気、排気、冷却水)の流れ方向を基準とする。
次に、本発明に係る吸気冷却装置の具体的な構造について説明する。
上記のような吸気冷却装置の構成によれば、インタークーラ22の下端部を構成する第2クーラ構成部21bが吸気マニホールド21に設けられており、この第2クーラ構成部21bの上部に第1クーラ構成部22aが固定されることで、当該第1クーラ構成部22aと第2クーラ構成部21bとによってインタークーラ22が構成されている。そのため、インタークーラ22の位置が吸気ポート15よりも低くなること、また、エンジン本体2の上方にインタークーラ22が大きく突出することを抑制しながら、吸気マニホールド21(マニホールド本体21a)のすぐ外側(反シリンダヘッド側)にインタークーラ22を一体的に設けることができ、これにより、インタークーラ22により冷却された低温の吸気を効率良く燃焼室に導入することができる。
図9は、第2実施形態に係る吸気冷却装置の吸気マニホールド及びインタークーラを示すエンジンの正面図である。なお、第2実施形態の吸気冷却装置の基本的な構成は第1実施形態の吸気冷却装置と共通するため、以下の説明では、共通する部分については同一符号を付して説明を省略し、主に相違点について詳細に説明する。
2 エンジン本体
10 シリンダブロック
11 シリンダヘッド
11a 側面
21 吸気マニホールド
21a マニホールド本体
21b 第2クーラ構成部
22 インタークーラ
22a 第1クーラ構成部
Claims (7)
- 吸気ポートが開口する側面を有したシリンダヘッドと、前記側面に固定されて前記吸気ポートに連通する吸気マニホールドとを備えた過給機付き多気筒エンジンの吸気冷却装置であって、
前記シリンダヘッドの側方に配置されて吸気を冷却するインタークーラを有し、
前記吸気マニホールドは、シリンダヘッドに締結されて気筒列方向と直交する方向に略水平に延びるマニホールド本体と、このマニホールド本体の吸気流動方向上流端部に一体に繋がって前記インタークーラの下端部を構成するクーラ構成部とを含み、
前記クーラ構成部を、第2クーラ構成部と定義したときに、前記インタークーラは、前記第2クーラ構成部の上部に組み付けられる第1クーラ構成部を含み、当該第1クーラ構成部と前記第2クーラ構成部とによって構成されており、
前記マニホールド本体は、前記シリンダヘッドの側面に締結される複数の固定部を有し、これら複数の固定部は、気筒列方向と直交する方向に沿った側面視において、前記第2クーラ構成部よりも外側に位置している、ことを特徴とするエンジンの吸気冷却装置。 - 請求項1に記載のエンジンの吸気冷却装置において、
前記マニホールド本体は、気筒列方向に延びる形状を有し、当該気筒列方向の複数の位置に前記固定部を備えており、
前記固定部のうち、前記側面視において前記第2クーラ構成部に対応する位置の固定部は、前記第2クーラ構成部の上面よりも上方、又は前記第2クーラ構成部の下面よりも下方に延設されることにより、前記側面視において前記第2クーラ構成部よりも外側に位置している、ことを特徴とするエンジンの吸気冷却装置。 - 請求項1又は2に記載のエンジンの吸気冷却装置において、
前記インタークーラは、冷媒が循環する冷却用コアを前記第1クーラ構成部に備え、
前記第2クーラ構成部は、前記冷却用コアにより冷却された吸気を受け入れながら前記マニホールド本体に案内する上向きに開口した凹部を有する、ことを特徴とするエンジンの吸気冷却装置。 - 請求項3に記載のエンジンの吸気冷却装置において、
前記冷却用コアを第1冷却用コアと定義したときに、
前記インタークーラは、前記第2クーラ構成部に第2冷却用コアを備える、ことを特徴とするエンジンの吸気冷却装置。 - 請求項4に記載のエンジンの吸気冷却装置において、
前記第2冷却用コアは、前記第1冷却用コアよりも温度の低い冷媒が循環するものである、ことを特徴とするエンジンの吸気冷却装置。 - 請求項3乃至5の何れか一項に記載のエンジンの吸気冷却装置において、
前記凹部の内底面は、気筒列方向と直交する方向において、前記マニホールド本体に向かって先下がりに傾斜している、ことを特徴とする吸気冷却装置。 - 請求項3乃至6の何れか一項に記載のエンジンの吸気冷却装置において、
前記エンジンは、排気ガスのエネルギーにより吸気を加圧するターボ過給機と、当該ターボ過給機により加圧された吸気を案内する主吸気通路と、当該主吸気通路から分岐する通路であって、電気モータの駆動力によって吸気を加圧する電動過給機を備えかつ当該電動過給機により加圧された吸気を案内する分岐吸気通路とを備え、
前記第1クーラ構成部に前記主吸気通路が繋がり、前記第2クーラ構成部に前記分岐吸気通路が繋がっている、ことを特徴とするエンジンの吸気冷却装置。
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JP2004538413A (ja) * | 2001-07-31 | 2004-12-24 | フイルテルウエルク マン ウント フンメル ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 空気吸入装置および該装置の装着方法 |
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