JP2017137014A - 可動ホーム柵 - Google Patents
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Abstract
Description
図1(a)〜図1(c)は、この発明の実施形態1に係る可動ホーム柵の構成を示す説明図である。図1(a)に示すように、可動ホーム柵1は、鉄道駅のプラットホームの床面2に固定される固定部3と、固定部3に対してスライド移動して、列車の乗降口を開閉する扉部4とを備える。なお、図1(a)は列車の乗降口が開放された状態(全開状態)を実線で示している。列車の乗降口が閉鎖された状態(全閉状態)においては、扉部4は図中に一点鎖線で示す位置に移動する。また、本明細書では、図1(a)〜図1(c)に示すように、水平方向にX軸を、鉛直方向にY軸を設定して、適宜、この座標軸を引用して説明する。また、図1(a)〜図1(c)においては、扉部4を固定部3に対して進退させる機構については、図示を省略している。該機構については、後で例示するような各種の機構を任意に選択することができる。
ここで、筐体10の構成について、説明する。図2(a)(平面図)及び図2(b)(側面図)に示すように、筐体10は上部横フレーム7に載置固定されるベース16と、ベース16の全体を覆うカバー17を備えている。カバー17は4個のヒンジ18を介してベース16に連結されている。また、カバー17は小蓋19を備えている。そして、小蓋19はヒンジ20を介してカバー17に連結されている。なお、筐体10内に収容される制御装置10aは、図2(c)〜図2(f)に示すように、ベース16の上面に載置及び固定される。
以上、実施形態1においては、上部及び下部横フレーム7,8を中空の管材で構成する例を例示したが、上部及び下部横フレーム7,8の形状は、このようなものには限定されない。
実施形態2においては、可動ホーム柵1を駆動する機構の一例として、プッシュプルチェーンを備える機構を例示する。この可動ホーム柵1は、図7(a)及び(b)に示すように、プッシュプルチェーン24とスプロケットホイール25を備える。プッシュプルチェーン24は、張力と推力を伝達できるチェーンである。つまり、プッシュプルチェーン24は、「押し」と「引き」の両方の動作が可能なチェーンである。プッシュプルチェーン24の具体的な構成については後述する。スプロケットホイール25は固定部3に軸支されて、プッシュプルチェーン24と噛合する歯車である。そして、スプロケットホイール25は図示しない電動機で駆動されて回転する。つまり、スプロケットホイール25はプッシュプルチェーン24を進退させる歯車である。
扉部4を進退させる機構は、実施形態2で例示したものには限定されない。各種の機構を選択することができる。図11(a)〜(c)に示すようなベルトプーリ機構によるものであっても良い。図11(a)〜(c)に示すように、実施形態3に係る可動ホーム柵1は、駆動プーリ33、従動プーリ34及びタイミングベルト35を備えている。駆動プーリ33と従動プーリ34は、下部横フレーム8内に、X軸方向に間隔を空けて配置され、それぞれ下部横フレーム8に軸支されている。タイミングベルト35は駆動プーリ33と従動プーリ34の間に巻き回された無限ベルトである。駆動プーリ33は電動機36によって回転駆動され、駆動プーリ33が回転すると、タイミングベルト35は、駆動プーリ33と従動プーリ34の間を周回する。タイミングベルト35はベルトクランプ35aによって、下部横柵12に連結されている。そのため、図11(a)において、タイミングベルト35を矢印BWDで示す方向に周回させると、扉部4は固定部3の中に引き込まれる。図11(b)において、タイミングベルト35を矢印FWDで示す方向に周回させると、扉部4は固定部3の外に押し出される。また、上部横柵11の戸尻側の端部には、ローラ37が軸支されている。ローラ37は、扉部4が固定部3に対して進退する際に、上部横フレーム7の内面に当接して転動し、扉部4の振れ止めとして機能する。
扉部4を進退させる機構の例示を続ける。図12(a)〜(c)は、実施形態4に係る可動ホーム柵1の構成図である。駆動機構の基本的な構成は、実施形態3と共通するが、下部横フレーム8の更に下方に第3の横フレーム38を備える点と、従動プーリ34を3個備える点で異なる。図12(a)及び(b)に示すように、この可動ホーム柵1は、下部横フレーム8に駆動プーリ33と従動プーリ34が軸支されている。また、下部横フレーム8の下方に第3の横フレーム38を備えている。そして、第3の横フレーム38には、従動プーリ34aと従動プーリ34bが軸支されている。タイミングベルト35は、駆動プーリ33、従動プーリ34、従動プーリ34a及び従動プーリ34bの間に巻き回されている。そして、駆動プーリ33が電動機36によって駆動されて回転すると、タイミングベルト35は、これらの間を周回する。また、タイミングベルト35はベルトクランプ35aによって、下部横柵12に連結されていて、タイミングベルト35が周回すると、扉部4が固定部3に対して進退する。
扉部4を進退させる機構の例示を更に続ける。図13(a)〜(c)は、実施形態5に係る可動ホーム柵1の構成図である。図13(a)及び(b)に示すように、この可動ホーム柵1は、有端タイミングベルト39を備えている。そして有端タイミングベルト39の端部は、下部横柵12の戸先側端部12aと戸尻側端部12bに固定されている。下部横フレーム8には、ガイドローラ40が2個、軸支されている。柱状部材5の内部には、電動機36によって駆動される駆動プーリ33が配置されている。戸先側端部12aから延びる有端タイミングベルト39は、図において左側に配置されたガイドローラ40に巻き回されて、下方に下がり、駆動プーリ33に巻き掛けられている。駆動プーリ33に巻き掛けられた有端タイミングベルト39は再び上方に向かい、図において右側に配置されたガイドローラ40に巻き回されて、戸尻側端部12bまで延びている。また、ガイドローラ40は、戸先側端部12aとガイドローラ40の間、及びガイドローラ40と戸尻側端部12bの間で、有端タイミングベルト39が下部横柵12と平行に張られるように配置されている。
扉部4を進退させる機構は、送りねじを使用するものであっても良い。例えば図14(a)〜(c)に示すように、下部横フレーム8の中に、X軸方向に延びる送りねじ41を配置して、下部横柵12の戸尻側の端部に固定されたナット42に螺合させても良い。柱状部材6の中に配置した電動機36で送りねじ41を回転させれば、ナット42は送りねじ41に対して進退する。その結果、扉部4は固定部3に対して進退する。
プッシュプルチェーン24を使って扉部4を進退させる機構は、実施形態2で説明したが、かかる機構は実施形態2で例示したものには限定されない。例えば、図15(a)〜(c)に示すように、プッシュプルチェーン24の一端を下部横柵12の戸尻側の端部に連結して、プッシュプルチェーン24の他端を、第3の横フレーム38の中に導くようにしても良い。
扉部4を進退させる機構は、ラックピニオン機構であっても良い。例えば、図16(a)〜(c)に示すように、下部横柵12にラック43を固定して、そのラック43を電動機36で回転駆動されるピニオン44と噛合させるようにしても良い。
実施形態1ないし実施形態8においては、下部横フレーム8の内面に、リニアガイドレール14を固定し、下部横柵12の上面に、2台のリニアガイド15を固定した例を示したが、リニアガイドレール14とリニアガイド15の配置は逆であっても良い。すなわち、図17(a)〜(c)に示すように、下部横柵12に、リニアガイドレール14を固定し、下部横フレーム8に2台のリニアガイド15を固定するようにしても良い。
扉部4を固定部3にスライド自在に取り付ける手段は、リニアガイドレール14とリニアガイド15の組合せには限定されない。図18(a)〜(c)に示すように、上部横柵11と下部横柵12の戸尻側の端部にローラ45を軸支しても良い。上部横柵11の戸尻側の端部には、上部横フレーム7の内面の頂部と底部に当接して転動するローラ45が合計4個軸支される。下部横柵12の戸尻側の端部には、下部横フレーム8の内面の頂部と底部に当接して転動するローラ45に加えて、下部横フレーム8の内側面に当接して転動するローラ45が配置され、合計8個のローラ45が軸支される。このように構成されているので、上部横フレーム7においては扉部4の上下方向の振動が抑制され、下部横フレーム8においては扉部4の上下方向及び水平方向の振動が抑制される。また、下部横フレーム8の戸先側の端部には補助ローラ46が軸支されていて、扉部4の重量を支えている。
扉部4を固定部3にスライド自在に取り付ける手段の例示を続ける。実施形態10におけるローラ45の代わりに、図19(a)〜(c)に示すように、上部横柵11と下部横柵12の戸尻側の端部にブッシュ47を取り付けるようにしても良い。ブッシュ47は、それぞれ、上部横フレーム7と下部横フレーム8の内面に当接して、上部横フレーム7と下部横フレーム8に対して摺動するので、扉部4が固定部3にスライド自在に支持される。
扉部4を固定部3にスライド自在に取り付ける手段の例示を更に続ける。実施形態11におけるブッシュ47の代わりに、図20(a)〜(c)に示すように、上部横柵11の戸尻側の端部の外周面に、樹脂製の摺動部材48を取り付けても良い。図20(c)に示すように、横断面形において、摺動部材48は上部横柵11の上下左右の4箇所に取り付けられる。この4個の摺動部材48は、上部横フレーム7と下部横フレーム8の内面の、頂面、底面及び左右の側面に当接して、上部横フレーム7に対して摺動するので、扉部4が固定部3にスライド自在に支持される。
可動ホーム柵1は、固定部3又は扉部4にパネルを備えても良い。例えば、図21(a)〜(c)に示すように、上部横柵11と下部横柵12の間にパネル49を配置するようにしても良い。パネル49は戸先側においてパネル支持体50を介して戸先部材13に固定されている。また、上部横フレーム7の下面と、下部横フレーム8の上面には、それぞれ、パネル案内レール51が固定されている。パネル案内レール51はパネル49をX軸方向にスライド自在に支持する部材である。また、下部横フレーム8の上面のパネル案内レール51より戸先側に寄った位置には、補助ローラ46が軸支されていて、パネル49の重量を支えている。なお、パネル案内レール51は、上部横フレーム7と下部横フレーム8のいずれか一方に取り付けられていても良い。
パネル49を備える可動ホーム柵1の構成例の例示を続ける。図22(a)〜(c)に示すように、パネル49が、その上辺と下辺において、上部横柵11と下部横柵12に固定されるようにしても良い。本実施形態においては、図22(c)に示すように、上部横フレーム7と下部横フレーム8は、横断面形において「C」字形をなすように構成されている。そしてパネル49は、「C」字形の切り開けられた部分を通って、上部横フレーム7と下部横フレーム8の中に入っている。このように、上部横フレーム7と下部横フレーム8を、横断面形において「C」字形をなすように構成しているので、パネル49を上部横柵11及び下部横柵12に固定して、X軸方向にスライドさせることができる。なお、本実施形態においても、パネル49を戸先側においてパネル支持体50を介して戸先部材13に固定することもできる。
パネル49を備える可動ホーム柵1の構成例の例示を更に続ける。図23(a)〜(c)に示すように、パネル49が、上部横柵11と戸先部材13に固定されるようにしても良い。本実施形態では、図23(a)及び(b)に示すようにパネル49は、パネル支持体50を介して、上部横柵11と戸先部材13に固定されている。また、図23(c)に示すように、上部横フレーム7は、実施形態14の場合と同様に、横断面形において「C」字形をなすように構成されている。一方、下部横フレーム8の横断面形は閉じている。そして、下部横フレーム8の戸先側の端部の上面には、パネル保持具52が固定されている。パネル保持具52は横断面形において上辺が開放された椀型の部材であって、パネル支持体50をX軸方向に摺動自在に保持する部材である。
パネル49を備える可動ホーム柵1の構成例の例示を更に続ける。図24(a)〜(c)に示すように、固定部3にパネル49を固定するようにしても良い。本実施形態において、パネル49は、柱状部材5と柱状部材6の間において、上部横フレーム7と下部横フレーム8の間を覆い、更に下部横フレーム8の下方に延びるような大きさを備えている。また、図示しない固定部材を介して、固定部3に固定されている。
可動ホーム柵1の固定部3に、非常時に、人力で開放されて、軌道側にいる乗客をホーム側に脱出させる非常扉を備えることもできる。本実施形態においては、図25(a)及び(b)に示すように、固定部3は、固定部3と非常扉部53に分割されている。そして、非常扉部53はヒンジ54を介して固定部3に取り付けられていて、ヒンジ軸54a回りに回動する。非常扉部53は、第1〜3の水平部材53a〜53cと、第1及び第2の垂直部材53d、53eを備えている。第1及び第2の水平部材53a、53bは、固定部3の上部横フレーム7と下部横フレーム8とそれぞれ平行に配置されている。また、第1及び第2の水平部材53a、53bは、それぞれ、上部横フレーム7と下部横フレーム8と同一の横断面形を備えている。
一般に、可動ホーム柵1は、据え付け場所(プラットホーム)に埋設固定された据え付けプレートに、固定部3をボルト止めして固定されるが、図26に示すようにプラットホーム55に、取り付け穴56を掘って、取り付け穴56に柱状部材5,6の基部を直接埋設するようにしても良い。また、本実施形態においては、図27に示すように、固定部3に内蔵された電動機36の電源ケーブル36aや図示しない制御ケーブルを柱状部材6を通してプラットホーム55の床下(地中)に導いて、プラットホーム55の床下(地中)でケーブルを引き回すようにすることもできる。
実施形態1〜18においては特に言及しなかったが、柱状部材5,6と上部及び下部横フレーム7,8は公知の締結手段、例えば、溶接やボルト留めによって結合される。柱状部材5,6と上部及び下部横フレーム7,8の間に調整部材を介在させても良い。本実施形態においては、柱状部材5,6と上部及び下部横フレーム7,8の間に取り付け金具57を介在させて、柱状部材5,6における上部及び下部横フレーム7,8の取り付け位置を調整可能にした構成を例示する。
1組の柱状部材5,6に、2組の扉部4、4’を取り付けて、左右両方向に扉部4、4’が引き出される可動ホーム柵1を構成することもできる。図32(a)は、本実施形態に係る扉部4、4’を備える可動ホーム柵1の構成図である。図32(a)に示すように、扉部4は、閉扉時に図の左側に引き出される。図32(b)に示すように、扉部4’は、閉扉時に図の右側に引き出される。このように、本実施形態に係る可動ホーム柵1は、2組の扉部4、4’が1組の柱状部材5,6を共有している。
図35に示すように、製作時の誤差等に起因して、固定部3と扉部4のアラインメントに不良が生じる場合がある。具体的には、例えば、上部横フレーム7と下部横フレーム8の平行度、あるいは上部横柵11と下部横柵12の平行度が許容範囲を超える場合がある。その結果、扉部4がスムーズに動作できない場合がある。
実施形態1(図1)においては、ディスプレイ装置9を固定部3のホーム側(+Z側)にむき出しで配置する例を示したが、図39(a)に示すように、ディスプレイ装置9は固定部3の内部に配置されても良い。図39(a)及び図39(b)に示すように、固定部3のホーム側にガラスパネル61を取り付けて、ホーム側(+Z側)からガラスパネル61越しに、ディスプレイ装置9が視認されるようにしても良い。また、図39(b)に示すように、ディスプレイ装置9は横フレーム7,8の中間に配置されて、ブラケット9aを介して、柱状部材5に固定されている。なお、図示を省略したが、ディスプレイ装置9はブラケット9aを介して、柱状部材6にも固定されている。つまり、ディスプレイ装置9はブラケット9aを介して、柱状部材5と柱状部材6に固定されている。
図40(a)及び図40(b)に示すように、扉部4にパネル21を備える可動ホーム柵1において、パネル21の軌道側(−Z側)にディスプレイ装置9を配置しても良い。本実施形態に係る可動ホーム柵1においては、パネル21を透明にすれば、開扉時であっても、ホーム側(+Z側)から透明なパネル21越しに、ディスプレイ装置9を視認することができる。また、固定部3のホーム側(+Z側)にガラスパネル61を取り付けて、ホーム側(+Z側)からガラスパネル61とパネル21越しに、ディスプレイ装置9が視認されるようにしても良い。なお、図40(a)に示すように、ディスプレイ装置9はブラケット9aを介して、柱状部材5と柱状部材6に固定されている。また、図40(b)に示すように、ディスプレイ装置9は、横フレーム7,8よりも軌道側(−Z側)に寄った位置に配置されている。そのため、扉部4をX軸方向に進退させる際に、扉部4(上部横柵11、下部横柵12及びパネル21)がディスプレイ装置9と干渉することがない。
図5に示した実施形態1の変形例のように、2組の扉部4,4’を備える可動ホーム柵1において、ディスプレイ装置9を2組の扉部4,4’の間に配置しても良い。つまり図41に示すように、ディスプレイ装置9を柱状部材5と図示しない柱状部材6の間に配置して、ホーム側(+Z側)から扉部4の透明なパネル21越しに、ディスプレイ装置9が視認されるようにしても良い。また、固定部3のホーム側(+Z側)にガラスパネル61を取り付けて、ホーム側(+Z側)からガラスパネル61とパネル21越しに、ディスプレイ装置9が視認されるようにしても良い。なお、ディスプレイ装置9は、透過型ディスプレイであっても良い。
実施形態17(図25)に示した可動ホーム柵1のような非常扉部53を備える可動ホーム柵1において、ディスプレイ装置9を非常扉部53に取り付けることもできる。つまり図42(a)に示すように、ディスプレイ装置9を非常扉部53の垂直部材53d,53eの間に配置して、ブラケット9aを介して、垂直部材53d,53eに固定するようにしても良い。また図42(b)に示すように、パネル21を透明にすれば、開扉時であっても、ホーム側(+Z側)から透明なパネル21越しに、ディスプレイ装置9を視認することができる。また、図42(a)及び図42(b)に示すように、非常扉部53のホーム側(+Z側)にガラスパネル61を取り付けて、ホーム側(+Z側)からガラスパネル61とパネル21越しに、ディスプレイ装置9が視認されるようにしても良い。なお、ディスプレイ装置9は、透過型ディスプレイであっても良い。ディスプレイ装置9を透過型ディスプレイにすれば、緊急避難時において、軌道側にいる避難者が透過型ディスプレイを通してホーム側を視認できるので、安全性が向上する。
図43(a)及び図43(b)に示すように、ディスプレイ装置9を、ブラケット9aを介して、非常扉部53の水平部材53aと水平部材53cに固定するようにしても良い。本実施形態においては、図43(b)に示すように、ディスプレイ装置9はパネル21のホーム側(+Z側)に配置されるから、パネル21は透明でなくても良い。また、本実施形態においても、非常扉部53のホーム側(+Z側)にガラスパネル61を取り付けて、ホーム側(+Z側)からガラスパネル61とパネル21越しに、ディスプレイ装置9が視認されるようにしても良い。なお、ディスプレイ装置9は、透過型ディスプレイであっても良い。ディスプレイ装置9を透過型ディスプレイにすれば、緊急避難時において、軌道側にいる避難者が透過型ディスプレイを通してホーム側を視認できるので、安全性が向上する。
図44(a)及び図44(b)に示すように、2組の扉部4,4’と非常扉部53を備える可動ホーム柵1において、ディスプレイ装置9を非常扉部53に取り付けることもできる。本実施形態においても、図44(b)に示すように、パネル21を透明にすれば、開扉時であっても、ホーム側(+Z側)から透明なパネル21越しに、ディスプレイ装置9を視認することができる。また、図44(a)及び図44(b)に示すように、非常扉部53のホーム側(+Z側)にガラスパネル61を取り付けて、ホーム側(+Z側)からガラスパネル61とパネル21越しに、ディスプレイ装置9が視認されるようにしても良い。なお、ディスプレイ装置9は、透過型ディスプレイであっても良い。ディスプレイ装置9を透過型ディスプレイにすれば、緊急避難時において、軌道側にいる避難者が透過型ディスプレイを通してホーム側を視認できるので、安全性が向上する。
Claims (11)
- 固定部と、前記固定部に対してスライド移動する扉部を備える可動ホーム柵であって、
前記固定部は、設置場所に立設される柱状部材と、前記柱状部材に固定されて前記扉部のスライド方向に延びる複数の横フレームを備えるとともに、前記複数の横フレームは、上下方向に間隔を空けて配置されて固定柵を構成し、
前記扉部は、上下方向に間隔を空けて配置されて前記扉部のスライド方向に延びる、複数の横柵を備えるとともに、前記複数の横柵は戸先側の端部において、共通の戸先部材と結合され、
少なくとも1本の前記横柵は、1本の前記横フレームに、前記扉部のスライド方向に進退自在に支持されている、
可動ホーム柵。 - 前記横フレームは中空の管状部材で構成され、前記横柵は前記横フレームの入れ子になって、前記横フレームに対して進退するように構成されている、
請求項1に記載の可動ホーム柵。 - 前記横フレームは、前記扉部のスライド方向に垂直な平面で切断した断面形において、上辺または下辺が開放された溝形をなしている、
請求項1に記載の可動ホーム柵。 - 前記横フレームは、前記扉部のスライド方向に垂直な平面で切断した断面形において、「コ」字形をなしている、
請求項3に記載の可動ホーム柵。 - 前記横フレームは、前記扉部のスライド方向に垂直な平面で切断した断面形において、「L」字形をなしている、
請求項1に記載の可動ホーム柵。 - 一端が前記扉部に連結されて、戸尻方向に延びるプッシュプルチェーンと、
前記固定部に軸支されるとともに、前記プッシュプルチェーンと噛合して、前記プッシュプルチェーンを押し引きするスプロケットホイールとを備える、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の可動ホーム柵。 - 前記固定部に、
前記スプロケットホイールによって、戸尻側に引き出された前記プッシュプルチェーンの自由端が、前記固定部の戸先側に向かうように誘導する誘導部材を備える、
請求項6に記載の可動ホーム柵。 - 前記誘導部材は、それぞれ、互いに進退自在に支持された2個の部材で構成されていて、
前記誘導部材の一方の部材の端部は前記固定部に連結され、
前記誘導部材の他方の部材の端部は前記扉部に連結されている、
請求項7に記載の可動ホーム柵。 - 前記誘導部材の他方の部材の端部は、前記横柵に連結されている、
請求項8に記載の可動ホーム柵。 - 前記固定部の側面にディスプレイ装置を備える、
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の可動ホーム柵。 - 前記固定部の上面に筐体を備える、
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の可動ホーム柵。
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