JP2017134486A - 情報処理装置、情報処理装置のデータ処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置のデータ処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】各拡張ソフトで用意された設定画面をワークフローの先頭でまとめて表示する情報処理装置、情報処理装置のデータ処理方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】特定の機能に対応づけられた複数の拡張プロバイダを組み合わせてジョブを処理する情報処理装置において、複数の拡張プロバイダを組み合わせた所定のジョブを実行させるためのワークフロー定義ファイルを作成する。実行されるいずれかの拡張プロバイダがそれぞれに対応づけられた設定画面を表示する工程を含むと判断した場合、いずれかの拡張プロバイダが実行する特定の工程より前記設定画面を表示する工程を先行して呼び出すように各工程の順序を指定するワークフロー定義ファイルを作成する。【選択図】図11

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置のデータ処理方法、及びプログラムに関するものである。
近年、オフィスに設置される画像形成装置には、画像形成装置の機能を拡張できるシステムが普及している。拡張する機能(以降、拡張機能)は、ソフトウェアプログラム(以降、拡張ソフト)によって実現され、工場出荷時だけでなく、設置後の運用段階でも追加することが可能である。この種のシステムとしてはキヤノン株式会社のMEAP(登録商標)などがあげられる。
また、ユーザが選択した拡張ソフトを外部サーバからダウンロードし、インストールすることで、画像形成装置の機能の拡張を可能とする技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特に、ある特定の目的のために作られた拡張ソフトは、アプリケーションソフトウェア(以降、アプリ)と呼ばれる。アプリは、画像形成装置が備えるファクシミリ、スキャナ、プリンタといった機能を利用することで目的の処理を実現している。画像形成装置は、ユーザの目的に応じて複数のアプリをインストールできるように構成されている。
また入力、変換、出力を独立した拡張ソフトで構成し、拡張ソフトの組み合わせで一連の処理(以降、ワークフロー)を行い、拡張ソフトとパラメータの組み合わせで課金を行うものもある。(特許文献2)。
特許第4039439号公報 特開2014-134872号公報
従来技術では、ワークフローを実行するため、ワークフローの定義ファイルを用いて画像形成装置上の複数の機能を連結するよう構成されている。また、各拡張ソフトは自身が実行する処理に対する設定画面を持つように構成されている。
しかしながら、複数の拡張ソフトを繋げたワークフローを実行する場合、ワークフローの途中で拡張ソフトの持つ設定画面が表示されてしまい、ユーザの利便性が低下するという課題があった。
例えば「スキャン」、「OCR」、「送信」という3つの拡張ソフトを組み合わせたワークフローの場合、スキャン実行が完了してからでないと、送信設定画面が表示されないため、ユーザはスキャンが完了するまで、画像形成装置の前で待機していなければならなかった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、複数の拡張ソフトを組み合わせたワークフローを作成する際に、ユーザが設定画面の呼び出し順を意識せずとも、各拡張ソフトで用意された設定画面をワークフローの先頭でまとめて表示できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
特定の機能に対応づけられた複数の拡張プロバイダを組み合わせてジョブを処理する情報処理装置であって、複数の拡張プロバイダを組み合わせた所定のジョブを実行させるためのワークフロー定義ファイルを作成する際、実行されるいずれかの拡張プロバイダがそれぞれに対応づけられた設定画面を表示する工程を含むかどうかを判断する判断手段と、いずれかの拡張プロバイダが設定画面を表示する工程を含むと判断した場合、いずれかの拡張プロバイダに対応づけられた前記設定画面を表示する工程を各拡張プロバイダが実行する特定の機能に対応づけられた工程よりも先行して実行させるワークフロー定義ファイルを作成する作成手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の拡張ソフトを組み合わせたワークフローを作成する際に、ユーザが設定画面の呼び出し順を意識せずとも、各拡張ソフトで用意された設定画面をワークフローの先頭でまとめて表示できる。
画像処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 MFPの構成を示すブロック図である。 サーバおよびPCの構成を示すブロック図である。 MFPにおけるソフトウェア構成図である。 PCにおけるソフトウェア構成を示す図である。 機能プロバイダI/F情報テーブルの一例を示す図である。 PC上で動作するフロー作成ツールが表示する画面例を示す図である。 ワークフロー定義ファイルの第1の記述例を示す図である。 ワークフロー定義ファイルの第2の記述例を示す図である。 ワークフロー定義ファイルの第3の記述例を示す図である。 情報処理装置におけるデータ処理例を示すフローチャートである。 ワークフローの実行の流れの一例を示したシーケンス図である。 機能プロバイダ情報テーブルの一例を示す図である。 機能プロバイダインターフェース定義を示す図の例である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態の画像処理システムのシステム構成の一例を示す図である。本システムは、LAN110を介して接続される情報処理装置であるMFP101、データ処理装置であるPC103と、WAN120を介して接続されるサーバ102から構成される。LAN110上の装置とWAN120上の装置はお互いのネットワークを通して、相互に通信可能である。図1は典型的なネットワーク構成の例であり、各装置がLAN110またはWAN120のどちらにあっても構わない。
図1において、所定のジョブを実行するMFP101は、スキャナ、プリンタを有する複合画像形成装置である。加えて、装置上で動作する拡張ソフト(拡張プロバイダ)を追加、実行させるためのソフトウェアプラットホームを持つ。PC103は、業務用の端末装置であり、MFP101で動作するワークフローの定義ファイルを作成するためのソフトウェア(以降、フロー作成ツール)が動作している。サーバ102は、MFP101と連携して各種処理を行うサーバである。例えば、MFP101から画像データを受信するファイルサーバであったり、MFP101から処理依頼を受けてOCR(光学文字認識)処理を実行するWebアプリケーションサーバであったりする。サーバは一台とは限らず、目的に応じて複数のサーバが存在してもよい。
図2は、図1に示したMFP101の構成を示すブロック図である。
図2において、CPU211を含む制御部210は、MFP101全体の動作を制御する。CPU211は、ROM212やHDD214に記憶された制御プログラムを読み出して読取制御や送信制御などの各種制御処理を実行する。RAM213は、CPU211の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD214は、画像データやインストールされた拡張ソフトを含む各種プログラムを記憶する。
操作部I/F215は、操作部219と制御部210とを接続する。操作部219には、タッチパネル機能を有する液晶表示部やキーボードなどが備えられている。
プリンタI/F216は、プリンタ220と制御部210とを接続する。プリンタ220で印刷すべき画像データはプリンタI/F216を介して制御部210からプリンタ220に転送され、プリンタ220において記録媒体上に印刷される。
スキャナI/F217は、スキャナ221と制御部210とを接続する。スキャナ221は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F217を介して制御部210に入力する。ネットワークI/F218は、制御部210(MFP101)をLAN110に接続する。ネットワークI/F218は、LAN110上またはWAN120上の他の装置との間で各種情報を送受信する。
図3は、図1に示したサーバ102およびPC103の構成を示すブロック図である。
図3において、CPU311を含む制御部310は、装置全体の動作を制御する。CPU311は、ROM312やHDD314に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAM313は、CPU311の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD314は、各種のプログラムやデータを記憶する。
表示部I/F315は、表示部318と制御部310とを接続する。キーボードI/F316は、キーボード319と制御部310とを接続する。CPU311は、キーボード319を介したユーザからの指示を認識し、認識した指示に応じて表示部318に表示する画面を遷移させる。
ネットワークI/F317は、制御部310をLAN110またはWAN120に接続する。ネットワークI/F317は、LAN110上またはWAN120上の他の装置との間で各種情報を送受信する。
図4は、図1に示したMFP101におけるソフトウェア構成図である。
なお、MFP101のHDD214に記憶されているプログラム(ソフトウェア)を、CPU211がRAM213に読み出し、解析、実行することで、後述の処理が実行される。
図4において、拡張ソフト管理部410は、MFP101上で拡張ソフトを動作させるためのソフトウェアプラットホームである。図4では、拡張ソフトとして5つの拡張ソフト411〜415が機能プロバイダとしてMFP101にインストールされている。なお、以下の説明において、特定の機能、例えばスキャン機能プロバイダが複数ある場合、それらを代表する用語(OCRプロバイダ、スキャンプロバイダ等)を用いて説明を行う場合がある。さらに、特定の機能を総称する場合は、機能プロバイダという用語を用いて説明する。
機能プロバイダは、拡張ソフトの一種であるが、アプリではない。アプリは単体で入力から出力までの一連の完結した処理を備えている。一方、単体の機能プロバイダは入力なら入力、出力なら出力といった特定の機能を提供する拡張ソフトを示すものであり、入力から出力までの一連の完結した処理を行うためには、複数の機能プロバイダを組み合わせる必要がある。
例えば、「スキャンしてプレビュー表示の後、送信する」という機能をユーザに提供する場合、アプリであれば「スキャン」、「プレビュー」、「送信」の3つの機能を1つのアプリで実現する。
一方、機能プロバイダの場合、「スキャン機能を実現する機能プロバイダ」、「プレビュー機能を実現する機能プロバイダ」、「送信機能を実現する機能プロバイダ」の3つの機能プロバイダが必要になる。さらに、それら3つの機能プロバイダを一連の処理として実行するためには、後述するワークフロー処理部430が必要になる。
また、アプリは、MFP101が元々備えている機能(例えばコピー機能やファクス送信機能)を呼び出すためのメニュー画面に、それらの機能と横並びで表示されるようにアプリ自身を登録する。また、アプリは、メニュー画面からユーザの指示によって呼び出される。
一方、機能プロバイダはメニュー画面ではなく、後述する機能プロバイダ管理部420に、機能プロバイダ自身を登録する。機能プロバイダは、機能プロバイダ管理部420経由でワークフロー処理部430の指示によって呼び出される。なお、ワークフローを実行するためには、メニュー画面にワークフロー処理部430が後述のワークフロー定義ファイルに対応して表示するメニュー項目を用いる。
さらに、機能プロバイダは、機能プロバイダ管理部420が規定するルール(以降、機能プロバイダインターフェース)を満たすようにプログラミングされている。機能プロバイダインターフェースは、ソフトウェア間のやり取りを行う際のルールを決めたソフトウェアインターフェースである。
機能プロバイダインターフェースは、機能プロバイダが提供する機能の種類(以降、機能タイプ)ごとに定められている。機能プロバイダは、機能プロバイダインターフェースに基づいてワークフロー処理部430から呼び出される。
なお、1つの機能プロバイダは目的に応じて、複数種類のインターフェースを持つ場合がある。例えば、スキャン機能を実現する機能プロバイダであれば、「スキャン設定画面の表示」の目的のためと「スキャンジョブの実行」の目的のためといったように、目的別に複数種類のインターフェースを用意することができる。
また、複数種類の機能プロバイダをMFP101にインストールすることができる。異なる機能タイプの機能プロバイダを複数種類インストールしてもよいし、同じ機能タイプの機能プロバイダを複数種類インストールしてもよい。同じ機能タイプの機能プロバイダは同じ機能プロバイダインターフェースを持つため、拡張ソフトは、同じ機能タイプの機能プロバイダであれば、同じようにソフトウェア間のやり取りを行うことができる。
標準スキャンプロバイダ411と簡単スキャンプロバイダ412は、ともにスキャン機能を提供する機能プロバイダ(機能タイプ=スキャン)である。機能タイプが「スキャン」の機能プロバイダを総称してスキャンプロバイダと呼ぶ。スキャンプロバイダは、機能タイプが「スキャン」の機能プロバイダのために定義された機能プロバイダインターフェース(スキャンプロバイダインターフェース)を実現する。標準スキャンプロバイダ411は、一般的なユーザ向けのスキャン設定画面を持つ。一方、簡単スキャンプロバイダ412は、MFP101の操作に不慣れな初心者向けのスキャン設定画面を持つ。
組込OCRプロバイダ413とWeb OCRプロバイダ414は、ともにOCR機能を提供する機能プロバイダ(機能タイプ=OCR)である。機能タイプが「OCR」の機能プロバイダを総称してOCRプロバイダと呼ぶ。OCRプロバイダは、機能タイプが「OCR」の機能プロバイダのために定義された機能プロバイダインターフェース(OCRプロバイダインターフェース)を実現する。組込OCRプロバイダ413は、MFP101上で文字認識処理を行うことでOCR機能を提供する。一方、Web OCRプロバイダ414は、外部のWebサーバ(例えばサーバ102)が提供する文字認識処理を、Webブラウザー450を介して呼び出すことでOCR機能を提供する。
標準送信プロバイダ415は、送信機能を提供する機能プロバイダ(機能タイプ=ファイル送信)である。標準送信プロバイダ415は、機能タイプが「ファイル送信」の機能プロバイダのために定義された機能プロバイダインターフェース(ファイル送信プロバイダインターフェース)を実現する。
各機能プロバイダは、MFP101に同じ機能タイプを持つ機能プロバイダが他に存在しなくても、自身の機能タイプ用に定義された機能プロバイダインターフェースを実現する。
以上で説明した標準スキャンプロバイダ411〜標準送信プロバイダ415の5つの機能プロバイダは一例であり、MFP101には、拡張ソフトとして様々な機能プロバイダを追加・削除することが可能である。
機能プロバイダ管理部420は、MFP101にインストールされている機能プロバイダを管理するソフトウェアである。機能プロバイダ管理部420は、機能プロバイダ登録部421、機能プロバイダ検索部422、機能プロバイダ情報テーブル423、機能プロバイダインターフェース定義424を持つ。
機能プロバイダ登録部421は、各機能プロバイダからの依頼を受けて、機能プロバイダ情報テーブル423に、各機能プロバイダの機能タイプや設定可能な値などの情報を登録する。各機能プロバイダはMFPにインストールされ実行状態になった時に機能プロバイダ登録部421に対して自身の登録を行う。
機能プロバイダ検索部422は、後述するワークフロー処理部430から機能プロバイダの検索条件を受け取り、機能プロバイダ情報テーブル423の情報をもとに機能プロバイダを特定する。機能プロバイダ検索部422は、検索結果として機能プロバイダをひとつに特定するため、検索条件に一致する機能プロバイダが複数存在した場合は、最も優先順位の高い機能プロバイダを検索結果とする。機能プロバイダインターフェース定義424は、機能プロバイダインターフェースを定義している。
ワークフロー処理部430は、後述するワークフロー定義ファイル440に従って複数の機能プロバイダを組み合わせて一連の処理として実行する。なお本実施形態では、ワークフローとは複数の機能プロバイダを組み合わせた一連の処理を示すものとする。
ワークフロー定義ファイル440は、ワークフロー処理部430が呼び出す機能プロバイダの検索条件や、呼び出し順序、呼び出した機能プロバイダに適用する設定値など、機能プロバイダの呼び出しに関する情報を定義する。なお、図4ではワークフロー定義ファイルを例として1つ定義しているが、1つに限定するものではなく、MFP101上に複数のワークフロー定義ファイルが存在してもよい。
図13は、図4に示した機能プロバイダ情報テーブル423の一例を示す図である。
図13において、機能プロバイダ情報テーブル423は、機能プロバイダを一意に特定する機能プロバイダID、機能プロバイダの名称、機能タイプ、機能プロバイダインターフェースなど、機能プロバイダに関する情報を保持する。
図14は、図4に示した機能プロバイダインターフェース定義424の一例を示す図の例である。なお、後述する機能プロバイダインターフェース定義540も同様の構成である。本実施形態では機能プロバイダインターフェースはプログラムのソースコード形式で表現されているが、これに限定されるものではなく、他の形式であってもよい。
図14において、1401はスキャンプロバイダインターフェースの定義で、「showSettingUI」「doScan」という2つのインターフェースを定義している。スキャンプロバイダは、1401で定義している2つのインターフェースを必ず備えている。
「showSettingUI」はスキャン設定画面を表示するためのインターフェースで、Parameterを受け取り、結果をboolean(真偽値)で返す。ユーザがスキャン設定を確定するとtrue(真)を返し、ユーザがスキャン設定をキャンセルするとfalse(偽)を返す。
Parameterは、インターフェースを呼び出す際の設定値で、ワークフロー定義ファイル440で定義される。「doScan」はスキャン実行のためのインターフェースで、Parameterを受け取り、結果をDocumentというデータ形式で返す。「doScan」は「showSettingUI」でユーザが設定した値またはParameterで指定された設定値でスキャンを実行する。
同様に、1402はOCRプロバイダインターフェースの定義、1403はファイル送信プロバイダインターフェースの定義である。このように、機能プロバイダインターフェース定義では、各機能プロバイダが備えるインターフェース(名称、入力、出力)を定義している。
図5は、図1に示したPC103におけるソフトウェア構成を示す図である。なお、PC103のHDD314に記憶されているプログラム(ソフトウェア)を、CPU311がRAM313に読み出し、解析、実行することで、後述の処理が実行される。
図5において、画面制御部510は、フロー作成ツールの画面表示を制御する。ワークフロー定義ファイル作成部520は、MFP101で使用するワークフロー定義ファイルを作成する。機能プロバイダI/F情報テーブル530は、各機能プロバイダが持つ機能プロバイダインターフェースに関する情報を格納したテーブルで、HDD314に記憶されている。機能プロバイダインターフェース定義540は、MFP101の機能プロバイダインターフェース定義424と同じ定義である。
図6は、図5に示した機能プロバイダI/F情報テーブル530の一例を示す図である。
図6において、機能プロバイダI/F情報テーブル530は、機能プロバイダの機能タイプID、機能タイプの名称、機能プロバイダインターフェース、設定インターフェース、実行インターフェースなど、機能プロバイダインターフェースに関する情報を保持する。設定インターフェースは機能プロバイダのもつ設定画面を呼び出すための機能プロバイダインターフェースである。実行インターフェースは機能プロバイダのもつ実行処理を呼び出すための機能プロバイダインターフェースである。
図6の例では、スキャンプロバイダと送信プロバイダは設定インターフェースと実行インターフェースを持っていて、OCRプロバイダは実行インターフェースのみを持っている旨を定義している。
図7は、図1に示したPC102上で動作するフロー作成ツールが表示する画面の例を示す図である。
図7において、領域710は、機能プロバイダI/F情報テーブル530に定義されている機能プロバイダ(機能タイプ)の一覧を表示する領域である。なお、図7では個々の機能プロバイダは、ボタンとして表現されているが、別の形式で表現してもよい。
領域720は、ワークフローの流れを定義する領域である。領域710に表示されているボタンの中からワークフローに必要な機能プロバイダを並べることで、ワークフローの流れを定義する。図7では「スキャン」後に「OCR」して「送信」するワークフローが定義されている。
領域730は、個々の機能プロバイダの設定を行う領域である。領域720に並べられた機能プロバイダのうち、選択中の機能プロバイダの設定画面が表示される。図7では例として送信プロバイダの設定画面が表示されている。領域730の中にはチェックボックス731が存在する。チェックボックス731は、対象の機能プロバイダをMFP101で実行する際に、MFP101に設定画面を表示しないようにするための設定である。
チェックボックス731をONにした機能プロバイダはワークフローの実行において、設定画面を表示せずに、領域730で設定した設定値で実行を行う。なお、チェックボックス731は、設定インターフェースを持つ機能プロバイダの場合のみ表示する。
テキストフィールド741は、ワークフロー名称を入力する領域である。ボタン742は、ワークフロー定義ファイルの生成を指示するためのボタンである。
図8は、図4に示したワークフロー定義ファイル440の第1の記述例を示す図である。本例は、フロー作成ツールで次のように設定した場合の例である。なお、図7の領域720における機能プロバイダの並びは「スキャン」、「OCR」、「送信」の順である。
また、スキャンプロバイダと送信プロバイダの設定において、チェックボックス731はOFFである。OCRプロバイダは設定インターフェースを持たないため、チェックボックス731は非表示である。
本実施形態ではワークフロー定義ファイルはXML形式のファイルとして表現されているが、XML形式に限定されるものではなく、他の形式のファイルであってもよい。
Workflowタグ810は、以下の記述がワークフローの定義であることを示している。Workflowタグ810のname属性は、ワークフロー名称を定義しており、図7のテキストフィールド741の入力を値として使用する。
FPタグ820は、Workflowタグ810の子要素で、ワークフローで実行する機能プロバイダに関する情報を定義している。FPタグ820のno属性は、ワークフローにおける機能プロバイダの並びを定義しており、値は図7の領域720で設定したワークフローの流れに沿って順番づけた値である。「no="1"」は先頭の機能プロバイダであることを示している。FPタグ820のtype属性は、機能プロバイダの機能タイプを定義しており、「type="SCAN"」はスキャンプロバイダであることを示している。
同様に、FPタグ830でワークフローの2番目に並ぶ機能プロバイダがOCRプロバイダであること、FPタグ840でワークフローの3番目に並ぶ機能プロバイダが送信プロバイダであることを定義している。Conditionタグ821は、FPタグ820の子要素で、スキャンプロバイダの検索条件を定義するためのものである。
Actionタグ822、823は、FPタグ820の子要素であり、機能プロバイダインターフェースの呼び出しについての情報を定義している。Actionタグは、呼び出す際の設定であるParameterタグや、「doScan」を実行した結果の出力を定義するOutputタグを子要素として持つ。
Actionタグのno属性は、ワークフロー全体における機能プロバイダインターフェースの呼び出し順を定義している。また、Actionタグのmethod属性は、呼び出す機能プロバイダインターフェースを定義している。Actionタグ822は、ワークフロー全体の実行においてスキャンプロバイダの「showSettingUI」インターフェースを1番目に呼び出す旨を定義している。
図8で定義しているActionタグをno順(実行順序)にしたがって並べると次のようになる。
1.Actionタグ822で定義したスキャンプロバイダの設定インターフェースを表示する。
2.Actionタグ841で定義した送信プロバイダの設定インターフェースを表示する。
3.Actionタグ823で定義したスキャンプロバイダの実行インターフェースを実行する。
4.Actionタグ831で定義したOCRプロバイダの実行インターフェースを実行する。
5.Actionタグ842で定義した送信プロバイダの実行インターフェースを実行する。
このように、機能プロバイダの並びとは別に、設定インターフェースが実行インターフェースよりも先に呼び出されるようにワークフロー定義ファイル440が定義されている。
図9は、図4に示したワークフロー定義ファイル440の第2の記述例を示す図である。本例は、フロー作成ツールで次のように設定した場合の例である。図7の領域720における機能プロバイダの並びは「スキャン」「OCR」「送信」の順である。また、スキャンプロバイダの設定においてチェックボックス731はON、送信プロバイダの設定においてチェックボックス731はOFFである。
Workflowタグ910、FPタグ920、930、940は図8のWorkflowタグ810、FPタグ820、830、840と同じ定義のため、説明を省略する。
図9で定義しているActionタグをno順に並べると次のようになる。
1.Actionタグ941で定義した送信プロバイダの設定インターフェースを表示する。
2.Actionタグ921で定義したスキャンプロバイダの実行インターフェースを実行する。
3.Actionタグ931で定義したOCRプロバイダの実行インターフェースを実行する。
4.Actionタグ942で定義した送信プロバイダの実行インターフェースを実行する。
なお、スキャンプロバイダの設定においてチェックボックス731がONになっているため、スキャンプロバイダの設定インターフェースは、ワークフロー定義ファイルには定義されていない。
図10は、図4に示したワークフロー定義ファイル440の第3の記述例を示す図である。本例は、フロー作成ツールで次のように設定した場合の例である。図7の領域720における機能プロバイダの並びは「スキャン」、「OCR」、「送信」の順である。また、スキャンプロバイダと送信プロバイダの設定において、チェックボックス731はOFFである。加えて、送信プロバイダの設定において、OCRプロバイダの実行結果を送信ファイル名として使用するという設定が行われている。
Workflowタグ1010、FPタグ1020、1030、1040は図8のWorkflowタグ810、FPタグ820、830、840と同じ定義のため、説明を省略する。
Outputタグ1032は、Actionタグ1031の子要素であり、「doOCR」を実行した結果の出力を定義している。Outputタグ1032は、type属性で出力形式が「String(文字列)」である旨を、id属性で出力データを一意に特定するIDが「bar」である旨を定義している。
Inputタグ1042は、Actionタグ1041の子要素であり、送信プロバイダの「showSettingUI」の入力に関する定義として、「String」形式のデータをIDが「bar」のデータから受け取ることを表している。IDが「bar」のデータは、Outputタグ1032で定義した「doOCR」の出力データである。つまり、送信プロバイダの設定インターフェース呼び出しは、OCRプロバイダの実行結果をString形式で受け取るということを定義している。
Propertyタグ1043は、Parameterタグの子要素で、送信プロバイダの「showSettingUI」を呼び出す際のパラメータの一項目が定義されている。「FILE_NAME」は送信ファイル名に対応するパラメータで、値として「ABC_%bar%」を使用する。ここで「%bar%」は、機能プロバイダインターフェース呼び出し時に、ID「bar」のデータに置換されるという定義である。つまり、Propertyタグ1043は、送信プロバイダの設定画面を表示する際に、送信ファイル名として、「ABC_」の後にOCRプロバイダの結果を足した文字列をプリセットするということを定義している。なお、設定画面を表示する工程が複数ある場合、拡張プロバイダが実行する特定の工程の実行順序に従ってそれぞれの設定画面を呼出して表示するように工程の順序を決定する(図10参照)。
図10で定義しているActionタグをno順(各工程を実行順序)に並べると次のようになる。
1.Actionタグ1021で定義したスキャンプロバイダの設定インターフェースを表示する。
2.Actionタグ1022で定義したスキャンプロバイダの実行インターフェースを実行する。
3.Actionタグ1031で定義したOCRプロバイダの実行インターフェースを実行する。
4.Actionタグ1041で定義した送信プロバイダの設定インターフェースを表示する。
5.Actionタグ1044で定義した送信プロバイダの実行インターフェースを実行する。
Actionタグのno属性は、各機能プロバイダインターフェースの呼び出しに依存関係がある場合、例えば後続する拡張プロバイダが設定画面を表示する依存関係を守るように定義される。図10の例では、送信プロバイダの設定インターフェースを呼び出すためには、OCRプロバイダの実行インターフェースの呼び出し結果が必要になるため、その依存関係を守るようにno属性が定義されている。
〔ワークフロー定義ファイルを作成する処理〕
図11は、本実施形態を示す情報処理装置におけるデータ処理例を示すフローチャートである。本例は、フロー作成ツールで各機能プロバイダに対応づけられた設定場面を表示する工程を各機能プロバイダが実行する特定の機能に対応づけられた工程よりも先行して実行させるワークフロー定義ファイルを作成する処理例である。なお、PC103のHDD314に記憶されているプログラムを、CPU311がRAM313に読み出し、解析、実行することで、図11の各ステップが実行される。
S1101で、画面制御部510はワークフロー定義ファイル作成の指示を受け取る。S1102で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、ワークフローのIDや名称といった基本情報をワークフロー定義ファイルに出力する。S1103で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、フロー生成ツールの領域720にワークフローとして並べられた順に機能プロバイダの情報を1つ取得する。ここで取得する情報は、機能プロバイダI/F情報テーブル530に定義されている情報と、機能プロバイダのパラメータ設定(領域730の設定値)である。
S1104で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、S1103で機能プロバイダの情報が取得できたか否かを判定して処理を分岐する。取得すべき機能プロバイダがあり、情報が取得できたらS1105へ進み、これ以上取得すべき機能プロバイダがなく、情報が取得できなかったらS1109へ進む。
S1105で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、機能プロバイダが設定インターフェースを持っているか否かを判定して処理を分岐する。設定インターフェースを持っていればS1106へ進み、設定インターフェースを持っていなければS1103へ戻る。
S1106で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、機能プロバイダの「設定画面を表示しない」設定(チェックボックス731)がONであるか否かを判定して処理を分岐する。「設定画面を表示しない」設定がONであればS1103へ戻り、「設定画面を表示しない」設定がOFFであればS1107へ進む。S1107で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、機能プロバイダのパラメータ設定(領域730の設定値)において、先行する機能プロバイダの結果を参照する設定があるか否かを判定して処理を分岐する。
先行する機能プロバイダの結果を参照する設定があればS1103へ戻り、先行する機能プロバイダの結果を参照する設定がなければS1108へ進む。先行する機能プロバイダの結果を参照する設定の例としては、図10で説明した、送信プロバイダの設定において、OCRプロバイダの実行結果を送信ファイル名として使用するという設定があげられる。
S1108で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、機能プロバイダの設定インターフェースにワークフロー実行時の呼び出し順(Actionタグのno属性)を振る。呼び出し順は1から順にカウントアップする。S1108の処理を行ったら、S1103へ戻る。
S1109で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、情報を取得すべき機能プロバイダをワークフローの先頭の機能プロバイダに戻す。S1110で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、フロー生成ツールの領域720にワークフローとして並べられた順に機能プロバイダの情報を1つ取得する。ここで取得する情報は、S1103と同様、機能プロバイダI/F情報テーブル530に定義されている情報と、機能プロバイダのパラメータ設定(領域730の設定値)である。
S1111で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、S1110で機能プロバイダの情報が取得できたか否かを判断して処理を分岐する。取得すべき機能プロバイダがあり、情報が取得できたらS1112へ進み、これ以上取得すべき機能プロバイダがなく、情報が取得できなかったら処理を終了する。
S1112で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、機能プロバイダのワークフローにおける並び順および機能タイプIDを含んだ機能プロバイダの定義をS1102で出力したワークフロー定義ファイルに追記する。S1113で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、機能プロバイダが設定インターフェースを持っているか否かを判定して処理を分岐する。設定インターフェースを持っていればS1114へ進み、設定インターフェースを持っていなければS1118へ進む。
S1114で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、機能プロバイダの「設定画面を表示しない」設定(チェックボックス731)がONであるか否かを判定して処理を分岐する。「設定画面を表示しない」設定がONであればS1118へ進み、「設定画面を表示しない」設定がOFFであればS1115へ進む。S1115で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、機能プロバイダのパラメータ設定(領域730の設定値)において、先行する機能プロバイダの結果を参照する設定があるか否かを判定して処理を分岐する。先行する機能プロバイダの結果を参照する設定があればS1116へ進み、先行する機能プロバイダの結果を参照する設定がなければS1117へ進む。
S1116で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、機能プロバイダの設定インターフェースにワークフロー実行時の呼び出し順(Actionタグのno属性)を振る。呼び出し順はこれまでのステップで振った順番の続きから振る。
S1117で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、機能プロバイダの設定インターフェースに関する定義をワークフロー定義ファイルに追記する。設定インターフェースに関する定義は、ワークフロー実行時に必要となる定義で、ワークフロー実行時の呼び出し順、呼び出す設定インターフェース、呼び出すときに設定インターフェースに渡すパラメータなどが含まれる。
S1118で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、機能プロバイダの実行インターフェースにワークフロー実行時の呼び出し順(Actionタグのno属性)を振る。呼び出し順はこれまでのステップで振った順番の続きから振る。
S1119で、ワークフロー定義ファイル作成部520は、機能プロバイダの実行インターフェースに関する定義をワークフロー定義ファイルに追記する。実行インターフェースに関する定義は、ワークフロー実行時に必要となる定義で、ワークフロー実行時の呼び出し順、呼び出す実行インターフェース、呼び出すときに実行インターフェースに渡すパラメータなどが含まれる。S1119の処理を行ったら、S1110へ戻る。
以上のステップを実行することで、フロー作成ツールはワークフロー定義ファイルを作成する。
図12は、本実施形態におけるMFP101上のワークフローの実行の流れの一例を示したシーケンス図である。ワークフロー定義ファイル440には図8で説明した内容が記述されているものとして、以下のステップの説明を行う。
S1201において、ユーザからのワークフロー実行指示を、ワークフロー処理部430が受け取る。S1202において、実行指示に対応するワークフロー定義ファイル440を読み込む。
S1203において、ワークフロー処理部430は、機能プロバイダ管理部420に対して、ワークフロー定義ファイル440に記載されている機能プロバイダの検索を指示する。ワークフロー定義ファイル440には、「機能タイプがスキャンの機能プロバイダ」「機能タイプがOCRの機能プロバイダ」そして「機能タイプが送信の機能プロバイダ」が記載されているため、その3つの検索条件を指定して指示する。
S1204において、機能プロバイダ管理部420は、機能プロバイダ情報テーブル423をもとに検索条件に一致する機能プロバイダを抽出する。検索条件に一致するスキャンプロバイダが複数存在した場合は、最も優先順位の高いスキャンプロバイダを検索結果とする。本例では、標準スキャンプロバイダ411、WebOCRプロバイダ414そして標準送信プロバイダ415が抽出されるものとする。S1205において、機能プロバイダ管理部420は、機能プロバイダの検索結果をワークフロー処理部430に通知する。
S1206において、ワークフロー処理部430は、ワークフロー定義ファイル440に定義されている呼び出し順(Actionタグのno属性)に従って、標準スキャンプロバイダ411の設定インターフェースを呼び出す。
S1207において、ワークフロー処理部430から設定インターフェースの呼び出しを受けた標準スキャンプロバイダ411は、指示に従ってスキャン設定画面を表示する。S1208において、標準スキャンプロバイダ411は、スキャン設定の結果をワークフロー処理部430に通知する。
S1209において、ワークフロー処理部430は、ワークフロー定義ファイル440に定義されている呼び出し順に従って、標準送信プロバイダ415の設定インターフェースを呼び出す。
S1210において、ワークフロー処理部430から設定インターフェースの呼び出しを受けた標準送信プロバイダ415は、指示に従って送信設定画面を表示する。S1211において、標準送信プロバイダ415は、送信設定の結果をワークフロー処理部430に通知する。
S1212において、ワークフロー処理部430は、ワークフロー定義ファイル440に定義されている呼び出し順に従って、標準スキャンプロバイダ411の実行インターフェースを呼び出す。
S1213において、ワークフロー処理部430から実行インターフェースの呼び出しを受けた標準スキャンプロバイダ411は、指示に従ってスキャン処理を実行する。S1214において、標準スキャンプロバイダ411は、スキャン処理の結果をワークフロー処理部430に通知する。
S1215において、ワークフロー処理部430は、ワークフロー定義ファイル440に定義されている呼出し順に従って、WebOCRプロバイダ414の実行インターフェースを呼び出す。
S1216において、ワークフロー処理部430から実行インターフェースの呼び出しを受けたWebOCRプロバイダ416は、指示に従ってOCR処理を実行する。S1217において、WebOCRプロバイダ416は、OCR処理の結果をワークフロー処理部430に通知する。
S1218において、ワークフロー処理部430は、ワークフロー定義ファイル440に定義されている呼出し順に従って、標準送信プロバイダ415の実行インターフェースを呼び出す。
S1219において、ワークフロー処理部430から実行インターフェースの呼び出しを受けた標準送信プロバイダ415は、指示に従って送信処理を実行する。S1220において、標準送信プロバイダ415は、送信処理の結果をワークフロー処理部430に通知する。
以上、説明した手順により、複数の拡張ソフトを組み合わせたワークフローを作成する際に、ワークフローを作成するユーザが設定画面の呼び出し順を意識せずとも、各拡張ソフトで用意された設定画面をワークフローの先頭でまとめて表示するようにワークフローを定義することが可能になる。また、ある拡張ソフトの設定画面を表示するために、ワークフローで先行する拡張ソフトの結果が必要といったような拡張ソフト間の依存関係がある場合に、ユーザが依存関係を考慮せずとも、依存関係に応じた呼出し順で設定画面を表示するようにワークフローを定義することが可能になる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
101 MFP
102 サーバ
103 PC

Claims (8)

  1. 特定の機能に対応づけられた工程を実行する複数の拡張プロバイダを組み合わせてジョブを処理する情報処理装置であって、
    複数の拡張プロバイダを組み合わせた所定のジョブを実行させるためのワークフロー定義ファイルを作成する際、実行されるいずれかの拡張プロバイダがそれぞれに対応づけられた設定画面を表示する工程を含むかどうかを判断する判断手段と、
    いずれかの拡張プロバイダが設定画面を表示する工程を含むと判断した場合、いずれかの拡張プロバイダに対応づけられた前記設定画面を表示する工程を各拡張プロバイダが実行する特定の機能に対応づけられた工程よりも先行して実行させるワークフロー定義ファイルを作成する作成手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記設定画面を表示する工程が複数ある場合、前記作成手段は、いずれかの拡張プロバイダが実行する特定の工程の実行順序に従ってそれぞれの設定画面を呼び出して表示するように工程の順序を決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 先行する拡張プロバイダが実行する工程の結果に依存して後続する拡張プロバイダが前記設定画面を表示する工程を実行する場合、前記作成手段は、依存関係に応じた呼出し順となるワークフロー定義ファイルを作成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記設定画面を表示する工程に対して、当該設定画面を表示しない設定が選択されている場合、前記作成手段は、設定画面を表示する工程を呼び出さないワークフロー定義ファイルを作成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記特定の工程には、原稿をスキャンする工程と、当該スキャンした原稿の画像に文字認識を実行する工程と、当該文字認識された情報を送信ファイル名とする工程とを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置は、画像形成装置、複合画像形成装置を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 特定の機能に対応づけられた複数の拡張プロバイダを組み合わせてジョブを処理する情報処理装置のデータ処理方法であって、
    複数の拡張プロバイダを組み合わせた所定のジョブを実行させるためのワークフロー定義ファイルを作成する際、実行されるいずれかの拡張プロバイダがそれぞれに対応づけられた設定画面を表示する工程を含むかどうかを判断する判断工程と、
    いずれかの拡張プロバイダが設定画面を表示する工程を含むと判断した場合、いずれかの拡張プロバイダに対応づけられた前記設定画面を表示する工程を各拡張プロバイダが実行する特定の機能に対応づけられた工程よりも先行して実行させるワークフロー定義ファイルを作成する作成工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置のデータ処理方法。
  8. 請求項7に記載の情報処理装置のデータ処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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