JP2017133402A - 内燃機関 - Google Patents

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成広 杉平
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郁 大塚
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郁 大塚
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【課題】いわゆる均質リーン燃焼による運転を行う内燃機関において加速等により発生した駆動系の捩り振動を低減できるようにする。【解決手段】内燃機関の制御装置は、エンジン回転速度に基づいて推定トルクを演算し、推定トルクの目標トルクに対する過剰と不足が交互に繰り返されるトルク変動の発生を検知する。そして、均質リーン燃焼を行うリーン運転領域においてトルク変動の発生が検知された場合、制御装置は、推定トルクが目標トルクに対して不足しているサイクルにおいて、推定トルクの目標トルクに対する不足を補うための補正燃料を筒内噴射弁に圧縮行程で噴射させる。【選択図】図4

Description

本発明は、少なくとも筒内噴射弁を備える火花点火式の内燃機関に関し、詳しくは、遅くとも吸気行程の終わりまでに燃焼室内に燃料を供給することによって均質な混合気によるリーン燃焼を実現するように構成された内燃機関に関する。
特開2002−349332号公報に記載されているように、例えば車両の加速時において、駆動系に捩り振動が発生することが知られている。この捩り振動は乗員に不快感を与えるものであるから、それを低減することが求められる。前記公報には、捩り振動を低減する従来技術の一つの例が開示されている。前記公報に開示された従来技術によれば、捩り振動によるトルクの山を打ち消すように、点火時期を遅角してトルクを減少させ、また、トルクの谷を埋めるように、燃料噴射量を増量してトルクを増大させることが行われる。つまり、従来技術は、捩り振動によるトルクの変化とは逆位相でトルクを減少及び増大させることによって、捩り振動を低減することを目指している。なお、トルクショックを低減するために点火時期を遅角させることは、例えば、特開2000−170587号公報にも開示されている通り広く知られた技術である。
特開2002−349332号公報 特開2000−170587号公報
ところで、内燃機関の燃費性能を向上させる技術として、理論空燃比よりも燃料リーンな空燃比の混合気を燃焼させて運転するリーン燃焼運転が知られている。リーン燃焼には、大きく分けて、点火プラグの周囲に燃料濃度の濃い層を形成して燃焼させるいわゆる成層リーン燃焼と、予混合により燃料と空気とを均質に混合させて燃焼させるいわゆる均質リーン燃焼とがある。成層リーン燃焼では、筒内噴射弁による圧縮行程での燃料噴射が行われる。これに対して、均質リーン燃焼では、遅くとも吸気行程の終わりまでに燃料を燃焼室内に供給するように、ポート噴射弁による燃料噴射、或いは、筒内噴射弁による吸気行程での燃料噴射、或いは、それらを組み合わせた燃料噴射が行われる。エミッション性能の観点からは、燃料と空気との均質な混合によって斑のない燃焼を実現可能な均質リーン燃焼のほうがより好ましい。
駆動系の捩り振動は、均質リーン燃焼を行う内燃機関を搭載した車両にも発生し得る。しかし、捩り振動を低減するための上記従来技術は、均質リーン燃焼を行う内燃機関には適していない。なぜなら、均質リーン燃焼は良好な燃焼を担保できる点火時期の範囲が狭く、トルクを減少させる手段に点火時期の遅角を用いることは難しいからである。燃料の増量によってトルクを増大させることは均質リーン燃焼においても可能であるが、燃料を噴射してから点火が行われるまでの時間が長いため、点火時期の遅角に比べると応答良くトルクを変化させることができない。つまり、単に燃料を増量するだけでは捩り振動をうまく低減することは難しい。
本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、遅くとも吸気行程の終わりまでに燃焼室内に燃料を供給することによって均質な混合気によるリーン燃焼を実現する内燃機関において、加速等により発生した駆動系の捩り振動を低減できるようにすることを目的とする。
本発明に係る内燃機関は、少なくとも筒内噴射弁を有し、第1の運転領域では遅くとも吸気行程の終わりまでに燃料を燃焼室内に供給することによってリーン燃焼を実現するように構成された火花点火式の内燃機関であって、少なくとも筒内噴射弁を操作する制御装置を備える。
本発明に係る内燃機関を構成する制御装置は、エンジン回転速度に基づいて推定トルクを演算すること、推定トルクの目標トルクに対する過剰と不足が交互に繰り返されるトルク変動の発生を検知すること、及び、第1の運転領域においてトルク変動の発生が検知された場合、推定トルクが目標トルクに対して不足しているサイクルにおいて、推定トルクの目標トルクに対する不足を補うための補正燃料を筒内噴射弁に圧縮行程で噴射させること、を行うように構成される。
吸気ポートに燃料を噴射するポート噴射弁を内燃機関が有しているのであれば、制御装置は、第1の運転領域では、目標トルクに応じて決まる主燃料の全てをポート噴射弁に噴射させるか、或いは、主燃料のうちの所定割合の燃料をポート噴射弁に噴射させ、残りの燃料を筒内噴射弁に吸気行程で噴射させるように構成されてもよい。また、ポート噴射弁の有無に関わらず、制御装置は、第1の運転領域では、目標トルクに応じて決まる主燃料を筒内噴射弁に吸気行程で噴射させるように構成されてもよい。
制御装置は、第1の運転領域における点火時期を目標トルクとエンジン回転速度とに基づいて決定することと、筒内噴射弁に補正燃料を噴射させる場合、補正燃料の噴射時期を点火時期に基づいて決定すること、をさらに行うように構成されてもよい。
本発明に係る内燃機関は、第1の運転領域とは異なる第2の運転領域ではストイキ燃焼運転を行うように構成されてもよい。この場合、制御装置は、第2の運転領域においてトルク変動の発生が検知された場合、推定トルクが目標トルクに対して過剰なサイクルにおいて、推定トルクの目標トルクに対する過剰分だけトルクを低下させるように点火時期を遅角すること、をさらに行うように構成されてもよい。
本発明に係る内燃機関によれば、いわゆる均質リーン燃焼による運転を行なっているときにトルク変動の発生が検知された場合、エンジン回転速度から演算される推定トルクが目標トルクに対して不足しているサイクルにおいて、推定トルクの目標トルクに対する不足を補うための補正燃料が筒内噴射弁により圧縮行程で噴射される。圧縮行程での燃料噴射によれば、燃料を噴射してから点火が行われるまでの時間が短いため、駆動系の捩り振動によるトルクの谷に合わせて応答良くトルクを増大させ、それにより捩り振動を低減することができる。
本発明の実施の形態の内燃機関の構成を示す図である。 本発明の実施の形態の制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の制御ロジックを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の制御ロジックに従った内燃機関の動作を示すタイムチャートである。 本発明の実施の形態の噴射パターンの一例を示す図である。 本発明の実施の形態の噴射パターンの別の例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に示す実施の形態において各要素の個数、数量、量、範囲等の数に言及した場合、特に明示した場合や原理的に明らかにその数に特定される場合を除いて、その言及した数に、この発明が限定されるものではない。また、以下に示す実施の形態において説明する構造やステップ等は、特に明示した場合や明らかに原理的にそれに特定される場合を除いて、この発明に必ずしも必須のものではない。
1.内燃機関の構成
図1は、本実施の形態の内燃機関の構成を示す図である。内燃機関1は、エンジン本体10、制御装置100、及び、回転速度センサ50を含む多数のセンサより構成される。エンジン本体10は、シリンダ14が形成されたシリンダブロック13と、シリンダブロック13上に図示しないガスケットを介して配置されたシリンダヘッド12とを有している。図1に描かれているシリンダ14は1つであるが、シリンダブロック13には複数のシリンダ14が形成されている。シリンダ14内にはその軸方向に往復動するピストン18が配置されている。シリンダヘッド12の下面とシリンダ14の側面とピストン18の上面とで区画された空間によって燃焼室16が形成されている。
シリンダヘッド12には、燃焼室16に連通する吸気ポート20及び排気ポート22が形成されている。吸気ポート20の燃焼室16に連通する開口部には、吸気バルブ24が設けられ、排気ポート22の燃焼室16に連通する開口部には、排気バルブ26が設けられている。吸気バルブ24と排気バルブ26はそれぞれ、図示しない可変動弁機構によって駆動されている。
エンジン本体10は、2種類の燃料噴射弁30,32を備える。その一つは、吸気ポート20に取り付けられ、吸気ポート20の内部に燃料を噴射するポート噴射弁30である。もう一つは、燃焼室16の天井部の略中心に取り付けられ、燃焼室16の内部に燃料を直接噴射する筒内噴射弁32である。筒内噴射弁32は、点火プラグ34と近接して配置され、筒内噴射弁32の噴霧範囲内に点火プラグ34の先端が位置するように、筒内噴射弁32と点火プラグ34の取り付け角度が調整されている。つまり、本実施の形態の内燃機関1は、いわゆるスプレーガイド式の筒内直噴エンジンとして構成されている。
制御装置100は、少なくとも1つのメモリと少なくとも1つのプロセッサとを有するECU(Electronic Control Unit)である。制御装置100は、エンジン本体10及び車両に取り付けられた各種センサからセンサ信号を取り込むとともに、エンジン本体10が備えるアクチュエータに対して操作信号を出力する。センサには、回転速度センサ50の他にも図示しないアクセル開度センサ、空燃比センサ、エアフローセンサ等が含まれる。アクチュエータには、ポート噴射弁30、筒内噴射弁32、点火プラグ34を含む点火装置の他、図示しないスロットルバルブや可変動弁機構などが含まれる。メモリには、エンジン本体10の運転を制御するための各種のプログラムやマップを含む各種のデータが記憶されている。
2.制御装置の構成
図2は、制御装置100の構成を示す図であって、制御装置100が有する種々の機能のうち、駆動系の捩り振動を低減するための機能がブロックで表されている。制御装置100は、燃焼モード切替部101、リーン燃焼運転判定部102、駆動被駆動判定部103、捩り振動検知部104、点火時期補正部105、噴射パターン補正部106、及び、振動低減制御切替部107を備えている。制御装置100が備えるこれらの機能部101〜107は、制御装置100のメモリに記憶されたプログラム或いはその一部に対応している。メモリから読みだされたプログラムがプロセッサで実行されることによって、これらの機能部101〜107の機能が制御装置100にて実現される。以下、制御装置100を構成する機能部101〜107の機能について説明する。
燃焼モード切替部101は、内燃機関1の燃焼モードを予め定義された複数の燃焼モードの間で切り替え、選択した燃焼モードに従って関係するアクチュエータの操作量を決定するように構成される。燃焼モードには、少なくとも、理論空燃比よりも燃料リーンな空燃比の混合気を燃焼させて運転するリーン燃焼モードと、理論空燃比に調整された混合気を燃焼させて運転するストイキ燃焼モードとが含まれる。燃焼モードの選択は、後述するリーン燃焼運転判定部102と駆動被駆動判定部103のそれぞれの判定結果に基づいて行われる。
リーン燃焼モードでは、ポート噴射弁30による燃料噴射と筒内噴射弁32による燃料噴射との併用により、いわゆる均質リーン燃焼を実現させる。リーン燃焼モードの空燃比は、例えば26程度の値に設定されている。ポート噴射弁30による燃料噴射と筒内噴射弁32による燃料噴射との分担比率は、100:0から50:50までの間の比率に設定される。つまり、燃料の全てをポート噴射弁30に噴射させるか、或いは、燃料のうちの所定割合の燃料をポート噴射弁30に噴射させ、残りの燃料を筒内噴射弁32に噴射させることが行われる。ポート噴射弁30による燃料噴射は、好ましくは、吸気バルブ24が閉じている期間に行なわれる非同期噴射である。ただし、吸気バルブ24が開いている期間と燃料噴射期間の少なくとも一部が重なる同期噴射となってもよい。筒内噴射弁32による燃料噴射は、燃料と空気との混合時間を確保して混合気の均質性を高めるために、吸気行程で行なわれる。ストイキ燃焼モードでは、主に筒内噴射弁32による吸気行程での燃料噴射を用いてストイキ燃焼を実現させる。
また、リーン燃焼モードとストイキ燃焼モードでは、燃焼状態が異なるために、同じエンジン回転速度及びトルクに対応するMBT点火時期にも違いがある。具体的には、エンジン回転速度及びトルクが同じであれば、リーン燃焼モードの方がストイキ燃焼モードよりもMBT点火時期は進角側の値となる。制御装置100による内燃機関1の制御はいわゆるトルクデマンド制御であり、目標トルクに基づいて点火時期を含む各種の操作量が決定される。このため、エンジン回転速度と目標トルクとから点火時期を決定するためのマップが、リーン燃焼モードとストイキ燃焼モードとで別々に用意されている。
リーン燃焼運転判定部102は、エンジン回転速度と目標トルクとに基づいてリーン燃焼運転の可不可を判定するように構成される。エンジン回転速度とトルクとで定義される運転領域のうち、極低トルクの領域と極高トルクの領域はストイキ燃焼運転を行う領域(第2の運転領域)であり、極低トルクの領域と極高トルクの領域以外の領域は、リーン燃焼運転をしてよい領域(第1の運転領域としてのリーン燃焼運転領域)として設定されている。リーン燃焼運転の可不可は、エンジン回転速度と目標トルクとで定まる内燃機関1の動作点が、リーン燃焼運転領域に入っているか否かによって判定される。
駆動被駆動判定部103は、内燃機関1が車両を駆動している駆動状態なのか、内燃機関1が車両に駆動されている被駆動状態なのかを判定するように構成される。駆動状態か被駆動状態かは、吸入空気量と燃料噴射量とを含む種々のパラメータより内燃機関1の軸トルクを計算して、その値が正か負かによって判定される。
リーン燃焼運転判定部102と駆動被駆動判定部103のそれぞれの判定結果は、燃焼モード切替部101に提供される。燃焼モード切替部101は、内燃機関1が駆動状態であるという条件と、内燃機関1の動作点がリーン燃焼運転領域に入っているという条件のどちらか一方でも満たされていない場合、内燃機関1の燃焼モードとしてストイキ燃焼モードを選択する。そして、両方の条件が成立した場合、燃焼モードをストイキ燃焼モードからリーン燃焼モードへ切り替える。
捩り振動検知部104は、駆動系の捩り振動を検知するように構成される。捩り振動が発生した場合にはエンジン回転速度が変動する。エンジン回転速度の変動は、内燃機関1のトルクの変動に起因する。捩り振動のない状態では、内燃機関1が出力するトルクは目標トルクに一致するように制御できている。ところが、捩り振動が発生している状態では、内燃機関1が出力するトルクは目標トルクを中心にして上下に変動している。つまり、内燃機関1が出力するトルクの目標トルクに対する過剰と不足が交互に繰り返されることにより、捩り振動が発生し、それはエンジン回転速度の変動として現れる。内燃機関1が出力するトルクは直接的には計測できないため、捩り振動検知部104は、回転速度センサ50により計測できるエンジン回転速度に基づいて推定トルクを演算する。推定トルクの演算には、例えば、予め用意されたエンジン回転速度とトルクとを関連付けるマップ(吸入空気量、空燃比、点火時期等が引数として用いられている)を使用することができる。捩り振動検知部104は、推定トルクと目標トルクとを比較することにより、推定トルクと目標トルクとの間に乖離が生じているか否か検知し、乖離が生じている場合には、目標トルクに対して過剰側の乖離と不足側の乖離とを交互に繰り返すトルク変動が発生、すなわち、捩り振動が発生していることを検知する。
捩り振動検知部104による捩り振動の検知結果は、点火時期補正部105と噴射パターン補正部106とに提供される。点火時期補正部105と噴射パターン補正部106は、ともに、捩り振動検知部104で捩り振動の発生が検知された場合に、捩り振動を低減させるためのエンジン操作を行う手段である。ただし、点火時期補正部105と噴射パターン補正部106は、その両方が同時に作動することはなく、何れか一方のみが作動する。点火時期補正部105と噴射パターン補正部106のどちらを作動させるかは、振動低減制御切替部107によって決められる。
振動低減制御切替部107は、リーン燃焼運転判定部102の判定結果に基づいて、作動させるべき機能部を選択するように構成される。具体的には、振動低減制御切替部107は、リーン燃焼運転判定部102によりリーン燃焼運転は不可と判定されている場合、点火時期補正部105を選択し、リーン燃焼運転判定部102によりリーン燃焼運転は可と判定されている場合、噴射パターン補正部106を選択する。
点火時期補正部105は、リーン燃焼運転判定部102によりリーン燃焼運転は不可と判定され、且つ、捩り振動検知部104により捩り振動の発生が検知された場合に作動する。つまり、点火時期補正部105は、ストイキ燃焼運転中に捩り振動の発生が検知された場合に作動する。捩り振動が発生した場合、推定トルクの目標トルクに対する過剰と不足が交互に繰り返されるようになる。捩り振動の周波数は駆動系の共振周波数であり、振動の一つの山或いは谷の中には、内燃機関1の複数のサイクルが含まれている。点火時期補正部105は、推定トルクが目標トルクに対して過剰なサイクルにおいて、点火時期を遅角させることにより、推定トルクの目標トルクに対する過剰分だけトルクを低下させるように構成される。つまり、点火時期補正部105の作動時には、トルク変動の山を点火時期の遅角によるトルク低下によって削ることが行われる。
噴射パターン補正部106は、リーン燃焼運転判定部102によりリーン燃焼運転は可と判定され、且つ、捩り振動検知部104により捩り振動の発生が検知された場合に作動する。つまり、噴射パターン補正部106は、リーン燃焼運転中に捩り振動の発生が検知された場合に作動する。噴射パターン補正部106は、推定トルクが目標トルクに対して不足しているサイクルにおいて、推定トルクの目標トルクに対する不足を補うための補正燃料を、筒内噴射弁32に圧縮行程で噴射させるように構成される。つまり、噴射パターン補正部106の作動時には、トルク変動の谷を補正燃料の追加噴射によるトルク増加によって埋めることが行われる。補正燃料を追加噴射する手段としてポート噴射弁30ではなく筒内噴射弁32を用いるのは、燃料噴射から点火までの時間、つまり、補正燃料を噴射してからそれがトルクに反映されるまでの時間がより短いからである。筒内噴射弁32による吸気行程噴射ではなく圧縮行程噴射を用いるのも同じ理由であり、圧縮行程噴射のほうがトルクに反映されるまでの時間をより短くすることができる。つまり、トルクの応答性をより高めることができるからである。なお、補正燃料の量は、目標トルクと推定トルクとの差から計算することができる。
上記の通り、リーン燃焼運転中に捩り振動の発生が検知された場合、噴射パターン補正部106のみが作動して点火時期補正部105は作動しない。逆に、ストイキ燃焼運転中に捩り振動の発生が検知された場合、点火時期補正部105のみが作動して噴射パターン補正部106は作動しない。これには以下の理由がある。まず、リーン燃焼、詳しくは、内燃機関1が行う均質リーン燃焼は、良好な燃焼を担保できる点火時期の範囲が狭く、MBTに対して点火時期を遅角することは難しい。このため、制御装置100は、リーン燃焼運転中の捩り振動を低減するための手段としては点火時期補正部105を使用しない。一方、圧縮行程噴射による補正燃料の追加は、トルクの不足を補う手段としてストイキ燃焼でも有効に利用することができる。しかし、補正燃料を追加することは燃料消費を増大させることになる。捩り振動を低減させるには必ずしもトルクの過剰分と不足分の両方を抑える必要はなく、どちらか一方のみを抑えれば振動は収束していく。そこで、制御装置100は、燃料消費を増大させない点火時期の遅角のみを行い(過剰なトルクを抑えるための点火時期の遅角なので燃費の低下にはならない)、ストイキ燃焼運転中の捩り振動を低減するための手段としては噴射パターン補正部106を使用しない。
3.捩り振動低減制御の制御ロジック
制御装置100は、上記の機能部101〜107を用いて、駆動系の捩り振動を低減するための捩り振動低減制御を実施する。図3は、捩り振動低減制御の制御ロジックを示すフローチャートである。制御装置100は、この制御ロジックに基づくルーチンをECUのクロック数に対応する所定の制御周期で繰り返し実行する。以下、捩り振動低減制御の手順についてフローチャートに沿って説明する。
ステップS2では、制御装置100は、内燃機関(エンジン)1が車両を駆動している駆動状態であるかどうか判定する。この判定は、駆動被駆動判定部103において行われる。内燃機関1が駆動状態でなければ捩り振動は発生しない。よって、内燃機関1が被駆動状態の場合には、以降の処理はスキップされる。
内燃機関1が駆動状態の場合、ステップS4の判定が行われる。ステップS4では、制御装置100は、エンジン回転速度と目標トルクとで定まる内燃機関1の動作点がリーン燃焼運転領域に入っているかどうか判定する。この判定は、リーン燃焼運転判定部102において行われる。
内燃機関1の動作点がリーン燃焼運転領域に入っている場合、ステップS6において、制御装置100は、内燃機関1のリーン燃焼運転を許可する。この場合、燃焼モード切替部101により、内燃機関1の燃焼モードとしてリーン燃焼モードが選択され、リーン燃焼を実現するためのエンジン操作が行われる。
続けて、制御装置100は、ステップS8において、捩り振動が発生しているかどうか判定する。この判定は、捩り振動検知部104において行われる。なお、捩り振動の発生の検知方法としては、上述のエンジン回転速度に基づいて検知する方法の他にも、例えば、エアフローセンサが出力する吸入空気量の信号に含まれる共振周波数の成分を検知する方法などがある。つまり、捩り振動、すなわち、推定トルクの目標トルクに対する過剰と不足が交互に繰り返されるトルク変動の発生を精度よく検知できる方法であるならば、エンジン回転速度に基づいて検知する方法以外の方法をとってもよい。
ステップS8の判定結果がYesの場合、つまり、リーン燃焼運転中に捩り振動が発生している場合、制御装置100は、トルク低減のための点火時期の遅角を許可せず(ステップS10)、トルク増加のための筒内噴射弁32による圧縮行程噴射を追加する(ステップS12)。つまり、トルク変動の山を点火時期の遅角によるトルク低下によって削るのではなく、トルク変動の谷を圧縮行程噴射の追加によるトルク増加によって埋めることで、捩り振動を低減することが行われる。これらの処理は、振動低減制御切替部107によって噴射パターン補正部106が選択され、噴射パターン補正部106が作動することによって実行される処理である。
一方、ステップS8の判定結果がNoの場合、つまり、リーン燃焼運転中に捩り振動が発生していない場合、制御装置100は、点火時期の遅角を許可せず(ステップS14)、筒内噴射弁32による圧縮行程噴射を追加することも行わない(ステップS16)。つまり、捩り振動が発生していないので、それを低減するためのトルク制御は実施されない。このことは、捩り振動検知部104により捩り振動が検知されないため、点火時期補正部105も噴射パターン補正部106も作動しないことに対応している。
なお、圧縮行程噴射の追加の有無に関わらず、リーン燃焼モードが選択されているときは、点火時期はリーン燃焼用のMBT点火時期に設定される。ステップS12において追加される圧縮行程噴射は、噴射した補正燃料がリーン燃焼用のMBT点火時期のもとで良好に燃焼できるタイミングにて実行される。
ここで再びステップS4の判定まで説明を戻し、内燃機関1の動作点がリーン燃焼運転領域に入っていない場合についての説明を行う。この場合、制御装置100は、ステップS18を選択する。ステップS18では、制御装置100は、内燃機関1のリーン燃焼運転を許可しない。燃焼モード切替部101により、内燃機関1の燃焼モードとしてストイキ燃焼モードが選択され、ストイキ燃焼を実現するためのエンジン操作が行われる。
続けて、制御装置100は、ステップS20において、捩り振動が発生しているかどうか判定する。この判定は、捩り振動検知部104において行われる。
ステップS20の判定結果がYesの場合、つまり、ストイキ燃焼運転中に捩り振動が発生している場合、制御装置100は、トルク低減のための点火時期の遅角を許可する。(ステップS22)。しかし、トルク増加のための筒内噴射弁32による圧縮行程噴射は追加しない(ステップS24)。つまり、トルク変動の谷を圧縮行程噴射の追加によるトルク増加によって埋めることは行わず、トルク変動の山を点火時期の遅角によるトルク低下によって削ることのみで、捩り振動を低減することが行われる。これらの処理は、振動低減制御切替部107によって点火時期補正部105が選択され、点火時期補正部105が作動することによって実行される処理である。
一方、ステップS20の判定結果がNoの場合、つまり、ストイキ燃焼運転中に捩り振動が発生していない場合、制御装置100は、点火時期の遅角を許可せず(ステップS26)、筒内噴射弁32による圧縮行程噴射を追加することも行わない(ステップS28)。つまり、捩り振動が発生していないので、それを低減するためのトルク制御は実施されない。このことは、捩り振動検知部104により捩り振動が検知されないため、点火時期補正部105も噴射パターン補正部106も作動しないことに対応している。
4.内燃機関の動作
図4は、上述の制御ロジックに従った内燃機関1の動作を示すタイムチャートである。タイムチャートは、上から順に、エンジン回転速度、トルク(目標トルク及び推定トルク)、圧縮行程噴射による補正燃料量、燃焼状態、圧縮行程噴射フラグの時刻による変化を示している。タイムチャートは、内燃機関1が被駆動状態にあるところから始まっている。被駆動状態での内燃機関1の燃焼状態はストイキ燃焼であり、被駆動状態では捩り振動は発生しないので圧縮行程噴射フラグはオフになっている。
運転者がアクセルペダルを踏み込み、内燃機関1のトルクが増大すると、内燃機関1は被駆動状態から駆動状態に切り替わる。極低トルク域で選択される燃焼モードはストイキ燃焼モードであるが、目標トルクが増大して内燃機関1の動作点がリーン燃焼運転領域に入ることで、燃焼モードはストイキ燃焼モードからリーン燃焼モードに切り替わる。
駆動系の捩り振動はこのような加速時に発生しやすく、捩り振動が発生することでエンジン回転速度は滑らかに上昇せず、上下に変動しながら上昇していく。エンジン回転速度が変動することで、エンジン回転速度に基づいて演算される推定トルクにもエンジン回転速度と同様の変動が生じる。この推定トルクを目標トルクと比較した場合、捩り振動の発生時には、推定トルクは目標トルクに対して過剰と不足を交互に繰り返すようになる。
推定トルクが目標トルクに対して不足している間、圧縮行程噴射フラグがオンになる。これは噴射パターン補正部106が作動中であることを意味するフラグである。圧縮行程噴射フラグがオンになっている間に圧縮行程を迎えるサイクルでは、圧縮行程で噴射すべき補正燃料量が推定トルクと目標トルクとの差に基づいて算出される。算出された補正燃料量は、当該圧縮行程において筒内噴射弁32により燃焼室16内に噴射される。圧縮行程での燃料噴射によれば、燃料を噴射してから点火が行われるまでの時間が短いため、駆動系の捩り振動によるトルクの谷に合わせて応答良くトルクを増大させ、それにより捩り振動を低減することができる。
図5は、圧縮行程噴射フラグがオンになっている場合の噴射パターンの一例を示す図である。図5に示す例では、目標トルクにより決まる主燃料は、ポート噴射弁30によって排気行程、つまり、吸気弁24が閉じている間に吸気ポート内に噴射される。そして、圧縮行程において、筒内噴射弁32により補正燃料が噴射される。ここで、補正燃料を燃焼室16内に供給する方法として、ポート噴射弁30の燃料噴射期間を補正燃料の分だけ延長することが考えられる。しかし、その場合、最低でも圧縮上死点前360CAまでに燃料噴射量の増量要求を出せなければ、今回サイクルの燃焼で所望のトルクを実現することができない。つまり、ポート噴射弁30を利用したのでは、最長で540CA、最短でも360CAの応答遅れが生じてしまう。これに対して筒内噴射弁32を用いた圧縮行程噴射によれば、噴射した補正燃料がトルクに反映されるまでの時間を短くすることができる。
図6は、圧縮行程噴射フラグがオンになっている場合の噴射パターンの他の例を示す図である。図6に示す例では、目標トルクにより決まる主燃料は、筒内噴射弁32によって吸気行程で噴射される。そして、圧縮行程において、再び筒内噴射弁32による補正燃料の噴射が行われる。この例では、補正燃料を燃焼室16内に供給する方法として、筒内噴射弁32の吸気行程噴射期間を補正燃料の分だけ延長することが考えられる。吸気行程噴射期間の延長であれば、ポート噴射弁30の噴射期間の延長に比較して、点火までの時間を短くすることができる。しかし、その場合でも、最低でも圧縮上死点前180CAまでに燃料噴射量の増量要求を出せなければ、今回サイクルの燃焼で所望のトルクを実現することができない。つまり、圧縮行程噴射により補正燃料を噴射するほどには応答良くトルクを増大させことはできない。
以上のことから、補正燃料を筒内噴射弁32により圧縮行程で噴射することには、捩り振動を低減する上で高い効果があることが分かる。なお、圧縮行程で燃料を噴射する場合、噴射された燃料が十分に拡散せず混合気の濃度に斑が生じることが懸念される。しかし、圧縮行程で噴射される補正燃料の量は、ポート噴射弁30により噴射される主燃料の量に比較して格段に少ない。このため、混合気の濃度に斑が生じるとしてもその程度は小さく、成層リーン燃焼と比較すれば、混合気の均質性は十分に担保することができる。
5.その他実施の形態
上述の実施の形態では、ポート噴射弁と筒内噴射弁を備える内燃機関に本発明を適用しているが、本発明は筒内噴射弁のみを備える内燃機関にも適用することができる。その場合、図6に示す噴射パターンを採用することにより、吸気行程噴射によりいわゆる均質リーン燃焼を実現しつつ、圧縮行程噴射により捩り振動を低減することができる。
また、上述の実施の形態では、内燃機関は筒内噴射弁を燃焼室の頂部付近に備えるスプレーガイド式の筒内直噴エンジンとして構成されているが、本発明はエアーガイド式(或いはウォールガイド式)の筒内直噴エンジンにも適用することができる。エアーガイド式(或いはウォールガイド式)の筒内直噴エンジンでは、燃焼室の側面であって吸気ポートの下方に筒内噴射弁が設けられる。
1 内燃機関
10 エンジン本体
14 シリンダ
16 燃焼室
18 ピストン
20 吸気ポート
22 排気ポート
24 吸気バルブ
26 排気バルブ
30 ポート噴射弁
32 筒内噴射弁
34 点火プラグ
50 回転速度センサ
100 制御装置

Claims (5)

  1. 少なくとも筒内噴射弁を有し、第1の運転領域では遅くとも吸気行程の終わりまでに燃料を燃焼室内に供給することによってリーン燃焼を実現するように構成された火花点火式の内燃機関であって、
    前記内燃機関は、少なくとも前記筒内噴射弁を操作する制御装置を備え、
    前記制御装置は、
    エンジン回転速度に基づいて推定トルクを演算する手段と、
    前記推定トルクの目標トルクに対する過剰と不足が交互に繰り返されるトルク変動の発生を検知する手段と、
    前記第1の運転領域において前記トルク変動が検知された場合、前記推定トルクが前記目標トルクに対して不足しているサイクルにおいて、前記推定トルクの前記目標トルクに対する不足を補うための補正燃料を、前記筒内噴射弁に圧縮行程で噴射させる手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関。
  2. 前記内燃機関は、吸気ポートに燃料を噴射するポート噴射弁を有し、
    前記制御装置は、前記第1の運転領域では、前記目標トルクに応じて決まる主燃料の全てを前記ポート噴射弁に噴射させるか、或いは、前記主燃料のうちの所定割合の燃料を前記ポート噴射弁に噴射させ、残りの燃料を前記筒内噴射弁に吸気行程で噴射させることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記制御装置は、前記第1の運転領域では、前記目標トルクに応じて決まる主燃料を前記筒内噴射弁に吸気行程で噴射させることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  4. 前記制御装置は、
    前記第1の運転領域における点火時期を前記目標トルクと前記エンジン回転速度とに基づいて決定する手段と、
    前記筒内噴射弁に前記補正燃料を噴射させる場合、前記補正燃料の噴射時期を前記点火時期に基づいて決定する手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の内燃機関。
  5. 前記内燃機関は、前記第1の運転領域とは異なる第2の運転領域ではストイキ燃焼運転を行うように構成され、
    前記制御装置は、
    前記第2の運転領域において前記トルク変動が検知された場合、前記推定トルクが前記目標トルクに対して過剰なサイクルにおいて、前記推定トルクの前記目標トルクに対する過剰分だけトルクを低下させるように点火時期を遅角する手段、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の内燃機関。
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