JP2017130120A - 商品自動搬出機 - Google Patents

商品自動搬出機 Download PDF

Info

Publication number
JP2017130120A
JP2017130120A JP2016010133A JP2016010133A JP2017130120A JP 2017130120 A JP2017130120 A JP 2017130120A JP 2016010133 A JP2016010133 A JP 2016010133A JP 2016010133 A JP2016010133 A JP 2016010133A JP 2017130120 A JP2017130120 A JP 2017130120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
information
card
merchandise
carry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016010133A
Other languages
English (en)
Inventor
祐吾 上畑
Yugo Uehata
祐吾 上畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanden Retail Systems Corp
Original Assignee
Sanden Retail Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanden Retail Systems Corp filed Critical Sanden Retail Systems Corp
Priority to JP2016010133A priority Critical patent/JP2017130120A/ja
Priority to MX2018008960A priority patent/MX2018008960A/es
Priority to KR1020187023949A priority patent/KR20180121506A/ko
Priority to US16/071,811 priority patent/US20210074113A1/en
Priority to PCT/JP2016/071182 priority patent/WO2017126141A1/ja
Publication of JP2017130120A publication Critical patent/JP2017130120A/ja
Priority to PH12018501776A priority patent/PH12018501776A1/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F7/00Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
    • G07F7/08Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by coded identity card or credit card or other personal identification means
    • G07F7/0806Details of the card
    • G07F7/0833Card having specific functional components
    • G07F7/084Additional components relating to data transfer and storing, e.g. error detection, self-diagnosis
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F7/00Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
    • G07F7/02Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by keys or other credit registering devices
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F7/00Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
    • G07F7/08Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by coded identity card or credit card or other personal identification means
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F7/00Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus
    • G07F7/08Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by coded identity card or credit card or other personal identification means
    • G07F7/12Card verification
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F9/00Details other than those peculiar to special kinds or types of apparatus
    • G07F9/10Casings or parts thereof, e.g. with means for heating or cooling
    • G07F9/105Heating or cooling means, for temperature and humidity control, for the conditioning of articles and their storage

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Abstract

【課題】装置に対する利用者の操作手数を減らし、利用者が簡単に商品を受取ることが可能な商品自動搬出機を提供する。
【解決手段】商品が収納されると共に収納された商品を順次搬出する商品収納装置4と、商品収納装置4の商品搬出動作を制御する制御部30とを備えた商品自動搬出機100において、少なくとも商品の搬出許可情報を含む情報が記録された商品引換カード(記録媒体)Cから情報を読取る読取部12と、読取部12により情報が読取られた商品引換カード(記録媒体)Cを回収して収納可能な回収部20と、を更に備え、制御部30は、読取部12による読取情報に応じて商品収納装置4に商品の搬出を許可する搬出許可指令を出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の商品が収納されると共に収納された商品を順次搬出して、商品を利用者に提供する商品自動搬出機に関する。
商品を利用者に提供する装置としては、例えば、特許文献1に記載されている自動販売機が一般的に知られている。この種の自動販売機は、適宜の容器に入れられた複数の種類の容器入り飲料等の商品を商品収納庫内に収納し、利用者により硬貨等の金銭が投入されると共に商品選択ボタンが押され、投入金銭等が選択された商品代金以上であることを判別した場合に、選択された商品を商品収納庫から商品受取部に搬出することにより、利用者に商品を提供するように構成されている。
このように、この種の自動販売機の利用者は、商品を受取るためには、少なくとも硬貨等を投入すると共に商品選択ボタンを押下するという操作を行う必要がある。
特開2011−170586号公報
ところで、この種の自動販売機の利用者は、金銭投入、商品選択ボタンの押下及び必要な場合は返却硬貨等の受取りといった一連の操作(動作)を行わなければならず、この一連の操作の手数が多く、煩わしさを感じる場合があり、その工夫が求められている。
そこで、本発明は、このような実状に鑑み、商品を受取る際の装置に対する利用者の操作手数を減らし、利用者が簡単に商品を受取ることが可能な商品自動搬出機を提供することを目的とする。
本発明の一側面によると、商品が収納されると共に収納された商品を順次搬出する商品収納装置と、該商品収納装置の商品搬出動作を制御する制御部とを備えた商品自動搬出機において、少なくとも前記商品の搬出許可情報を含む情報が記録された記録媒体から前記情報を読取る読取部と、前記読取部により前記情報が読取られた前記記録媒体を回収して収納可能な回収部と、を更に備え、前記制御部は、前記読取部による読取情報に応じて前記商品収納装置に前記商品の搬出を許可する搬出許可指令を出力する構成とした。
前記一側面による商品自動搬出機によれば、読取部によって、少なくとも商品の搬出許可情報を含む情報が記録された記録媒体から情報を読取り、回収部によって、情報読取後の記録媒体を回収し、制御部によって、読取部による読取情報に応じて商品収納装置に商品の搬出を許可する搬出許可指令を出力する。したがって、利用者は、単に、記録媒体の情報を読取部に読取らせれば、商品収納装置によって搬出された商品を受取ることができる。また、記録媒体は返却されることなく回収部によって回収されるため、利用者が記録媒体のその後の処理や管理に煩わしさを感じることもない。
このように、利用者は、従来必要であった装置に対する硬貨等の金銭投入、商品選択ボタンの押下及び返却硬貨等の受取りといった操作等を行うことなく、単に、装置に対して記録媒体の情報を読取らせるという操作を行うだけで商品を受取ることができる。
このようにして、商品を受取る際の装置に対する利用者の操作手数を減らし、利用者が簡単に商品を受取ることが可能な商品自動搬出機を提供することができる。
本発明の実施形態における商品自動搬出機の正面図である。 図1に示す商品自動搬出機の外扉が開いた状態を示す斜視図である。 上記商品自動搬出機の概略のブロック図である。 図1に示すA−A矢視における要部断面図である。 上記商品自動搬出機の動作を説明するための概念図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態における商品自動搬出機100の正面図(利用者側から見た図)である。図2は、商品自動搬出機100について、後述する外扉2が開いた状態を示す斜視図である。図3は商品自動搬出機100の概略ブロック図であると共に商品自動搬出機100の動作を説明するための概念図である。
商品自動搬出機100は、商品として容器入り飲料(本実施形態ではペットボトルに入った飲料)を冷却して収納すると共に利用者の求めに応じて商品を搬出可能に構成され、前面を開口した商品自動搬出機本体1と、商品自動搬出機本体1の前面を開閉する外扉2と、後述する商品収納庫1aの前面を開閉する内扉3とを備えている。
なお、本実施形態では、商品自動搬出機100は、例えば、コンビニエンスストア等の店舗内に配置されている場合を一例に挙げて以下説明する。
この商品自動搬出機100は、硬貨、紙幣、電子マネーではなく、少なくとも商品の搬出を許可する搬出許可情報を含む情報が予め記録された記録媒体としての商品引換カードCを介して、商品を利用者の求めに応じて搬出可能に構成されたものである。
本実施形態において、商品引換カードCは、前記情報が記録されたICチップを内蔵するICカードである場合を一例に挙げて以下説明する。この商品引換カードCに記録された前記情報の詳細、及び、利用者がこの商品引換カードCを入手する方法については後に詳述する。
前記商品自動搬出機本体1は、商品を収納するための商品収納庫1aと、商品を冷却するための冷却装置の一部を収容する機械室1bとに区分されている。機械室1bは商品収納庫1aの下方に位置する。商品自動搬出機本体1は、前面が開口され、商品収納庫1aを囲む断熱壁1cを有して形成されている。
前記商品収納庫1aは、前面が開口され、上面側、背面側、底面側及び左右両側面側が断熱壁1cによって囲まれた断熱構造を有して形成されている。この商品収納庫1a内には、商品収納装置4が配設されている。商品収納装置4の下方には、多数の通気孔を有する平板状の部材であり、商品自動搬出機100の前面側に向って下降するように傾斜して配設される商品シュータ5(図3参照)が設けられている。また、商品収納庫1aの下部には、前記冷却装置の一部が設けられている。
本実施形態では、商品収納庫1aは、左右幅方向の中央部に上下方向に延設される隔壁1dを介して二つに区画されており、この区画された各庫室にそれぞれ商品収納装置4が配置されている。なお、商品収納装置4については、後に詳述する。
前記外扉2は、商品自動搬出機本体1の前面を開閉する扉であり、その幅方向一端側が商品自動搬出機本体1に回動自在に支持されている。外扉2の前面には、利用者が商品引換カードCを挿入するための挿入口2a、及び、利用者が商品を受取るための受取口2bが開口されている。
外扉2の前面側には、挿入口2aを囲むように樹脂製の化粧板2cが取付けられ、外扉2の背面側における挿入口2aに対応する部位には、商品引換カードCの情報を読取るためのカードリーダユニット10が取付けられている。また、受取口2bの開口上端部には外扉側フラップ6が前後方向に回動可能に取付けられ、この外扉側フラップ6により受取口2bを開閉可能に構成される。また、外扉2の背面側における受取口2bに対応する部位には、商品収納装置4内から払出された商品を受ける商品受部7が取付けられている。また、外扉2の背面側には、商品引換カードCの回収部20と、前記冷却装置等の動作を制御する制御部30とが設けられている。なお、カードリーダユニット10、回収部20及び制御部30については、後に詳述する。
前記内扉3は、商品自動搬出機本体1内の商品収納庫1aの前面を開閉する扉であり、断熱材を内部に備えて形成された扉である。この断熱性の内扉3の下部には、商品収納庫1aと受取口2bとを連通する商品搬出口3aが幅方向(左右方向)に複数(図では二つ)開口されている。商品搬出口3aの開口上端部には内扉側フラップ8が前後方向に回動可能に取付けられ、この内扉側フラップ8により商品搬出口3aを開閉可能に構成される。
前記商品収納装置4は、複数の商品が収納されると共に収納された商品を順次搬出するものである。本実施形態では、商品収納装置4は、複数種類の商品を収納可能に構成されている。また、本実施形態では、商品収納装置4は、商品収納庫1a内の隔壁1dにより区画される各庫室にそれぞれ配置されている。この二つの商品収納装置4は、それぞれ、前後方向に複数(ここでは五つ)の商品収納コラム4aを有する。各商品収納コラム4aは、同種の複数の商品(容器入り飲料)を上下方向に並べて収納すると共に最下部に位置する商品から順次搬出可能に構成されている。商品収納装置4は、いわゆるサーペンタイン式の機構を有して形成されている。商品収納装置4では、各商品収納コラム4aの上端側の商品投入口から投入された商品を、商品収納コラム4aにおける蛇行状の商品通路内に上下方向に積み重ねて収納する。そして、商品収納装置4の下端側に設けられた商品搬出機構4bによって、最下端に位置する商品から順に1つずつ商品シュータ5側に落下搬出可能に構成されている。
本実施形態では、各商品収納装置4(図2において、左側を「第1収納装置41」、右側を「第2収納装置42」という)はそれぞれ5種類の商品を収納可能である。したがって、商品収納庫1a内には合計10種類の商品を収納可能であるが、本実施形態では、各商品収納装置4(41,42)には、それぞれ、同じバリエーションの商品が同様に収納されている場合を一例に挙げて以下説明する。つまり、第1収納装置41内の5種類の商品と第2収納装置42内の5種類の商品は同じであり、同種の商品が収納される商品収納コラム4aの前後方向の位置も同じであるものとする。この前後方向の位置が同じ商品収納コラム4aにはそれぞれ、同じコラム番号CNが振り当てられている。つまり、例えば、第1収納装置41の最前列の商品収納コラム4aのコラム番号CNと第2収納装置42の最前列の商品収納コラム4aのコラム番号CNは同じであり、コラム番号CNとしては、最前列側から順に1,2,3,4,5が振り当てられる。
本実施形態において、商品収納庫1a内の各庫室は、その内部が図示省略した冷却装置によってそれぞれ冷却され、商品収納装置4内に収納された商品を、過冷却状態に冷却する過冷却室として機能するように構成されているものとする。そのため、前記冷却装置は、制御部30によって、前記各庫室内の温度が商品を過冷却状態に冷却し保持可能な設定温度に保持されるように、その動作が制御されている。
ここで、前記設定温度は、商品としての容器入り飲料の凝固点以下の温度であり、例えば、−5℃前後(−2℃〜−8℃)とされ、通常のコールド飲料よりも、温度が低い上、その設定温度範囲が狭い(厳しい)。この商品としての容器入り過冷却飲料は、所定時間の間、過冷却状態で維持されることにより、その商品価値を有する。したがって、例えば、過冷却飲料が各庫室に配置された第1収納装置41及び第2収納装置42内にて過冷却状態で収納されていたとしても、常温の商品が補充されると、その商品補充がされた一方の庫室内の温度が変化し、その庫室内の商品の商品価値を損ねてしまうおそれがある。
これに対し、本実施形態では、各商品収納装置4(41,42)のうちの一方を、搬出可能な搬出中装置として設定し、他方を、搬出を強制停止する準備中装置として設定し、所定時間毎に、搬出中装置及び準備中装置の設定対象を切替え可能に構成されているものとする。例えば、いずれの商品収納装置4(41,42)にも商品が過冷却状態で収納されていると共に、第1収納装置41が搬出中装置に、第2収納装置42が準備中装置と設定されているものとする。この場合、第1収納装置41から商品が順次搬出され、所定時間経過した後に、この第1収納装置41が準備中装置に切替え設定され、第2収納装置42が搬出中装置に切替え設定される。そして、オペレータ等が新たに準備中装置として設定された第1収納装置41に商品を補充することにより、新たに搬出中装置として設定された第2収納装置42内の商品価値を損ねることを防止することができる。また、この切替え直後に、過冷却飲料を利用者の求めに応じて第2収納装置42から搬出することができるため、商品搬出の機会を損ねることはない。また、新たに準備中装置として設定された第1収納装置41内に補充された商品は、次の切替え時までに、過冷却飲料としての商品価値を有する商品になるので、継続的に過冷却飲料を利用者に提供することができる。
ここで、商品引換カードCに記録された前記情報、及び、利用者がこの商品引換カードCを入手する方法について説明する。
商品引換カードCに記録される前記情報は、商品収納装置4内に収納された商品についての搬出を許可する搬出許可情報を少なくとも含む。この搬出許可情報は、本実施形態では、利用者がコンビニエンスストア等の店舗のカウンター等において店員に購入意思を伝えた搬出対象(購入対象)の商品種別(商品の種類)を識別可能な商品識別情報からなるものであり、商品種別毎にそれぞれ予め定められている。商品識別情報としては、例えば、飲料番号DNが商品種別毎に振り当てられる。具体的には、5種類の商品を商品収納装置4内に収納する本実施形態では、例えば、飲料番号DNが1の商品は、コラム番号CNが1の商品収納コラム4aに収納され、以下同様に、飲料番号DNが2〜5の商品は、コラム番号CNが2〜5の商品収納コラム4aにそれぞれ収納されるものとする。
また、本実施形態では、前記情報には、各商品引換カードCに固有の媒体識別情報(以下において、「カードID情報」という)を含む。つまり、商品引換カードCには、前記情報として、商品識別情報(搬出許可情報)とカードID情報とが予め記録されている。
前記カードID情報は、商品引換カードC毎に固有の情報であり、例えば、適宜桁数の数字からなる情報である。また、カードID情報は、同一店舗内に設置された同種の商品自動搬出機100はもちろんのこと、他店舗に設置された同種の商品自動搬出機100に使用される商品引換カードCのカードID情報と重複しないように設定(発番)されている。そして、カードID情報は、例えば、各商品収納コラム4aに収容可能な商品本数を目安として、同じ種類の商品(つまり、同じ飲料番号DN)については連番となるように、発番されている。
例えば、各商品収納コラム4aの収容可能な商品本数がそれぞれ30本であるものとすると、カードID情報は、飲料番号DNが1については001〜030、飲料番号DNが2については031〜060、飲料番号DNが3については061〜090、飲料番号DNが4については091〜120、飲料番号DNが5については121〜150というように発番される。ここで、例えば、各商品収納装置4(41,42)における5つの商品収納コラム4aにそれぞれ最大本数(30本)の商品を収納して、第1収納装置41に150本、第2収納装置42に150本の商品を収納し、全体として300本の商品を収納しているものとする。この場合、本実施形態では、前述したように、所定のタイミングにおいて、実際に商品搬出を担うのは、搬出中装置として設定された第1収納装置41又は第2収納装置42のいずれか一方であるため、実際に利用者の求めに応じて搬出可能な商品総数は150本である。このため、本実施形態では、カードID情報は、300本分の商品に対応して300組発番されるのではなく、実際に搬出可能な150本分の商品に対応して150組(つまり001から150)発番される。したがって、カードID情報の発番数と商品自動搬出機100における商品搬出可能本数は一致している。
利用者は、例えば、コンビニエンスストア等の店舗のカウンター等において、店員に購入したい商品についての購入意思を伝えると共にその商品の対価に対する決済を、現金(硬貨、紙幣)、電子マネーカード、クレジットカード、プリペイドカード、デビットカード等の所望の方法(形態)により行う。そして、利用者は、その決済後、店員からその商品の商品識別情報とカードID情報が記録された商品引換カードCを受取る。このように、利用者は、購入したい商品の選択とその商品についての決済を、装置に対してではなく、店員との対面式により行うことにより、商品引換カードCを入手する。したがって、例えば、利用者が店舗内の商品棚等に陳列されている他の商品についても購入する場合には、その商品と、商品自動搬出機100内に収納されている商品についての決済を、前記所望の方法(形態)にて一度に行うこともできる。また、利用者が装置の操作に不慣れな高齢者や外国人等であっても、商品自動搬出機100内に収納されている商品について、店員のサポート等によりスムーズに商品選択及び決済を行うことができる。
次に、カードリーダユニット10、回収部20及び制御部30について、図1〜図5を参照して詳述する。
図4は、図1に示すA−A矢視におけるカードリーダユニット10を含む要部断面図である。図5は、商品自動搬出機100の動作を説明するための概念図である。
前記カードリーダユニット10は、商品引換カードCから情報を読取るためのものであり、本体部11と、読取部12と、カードロック部13とを備える。
前記本体部11は、外扉2の背面側から挿入口2aを覆うように外扉2の背面に取付けられている。この本体部11内には、利用者により挿入口2aを介して挿入(投入)される商品引換カードCを下方に導くスリット部11aが上下方向に延びるように形成されている。スリット部11aの一端は挿入口2aに連通し、他端は下方に向かって開口している。
前記読取部12は、スリット部11aに面するように本体部11に取付けられ、スリット部11aを通過する商品引換カードCから前記情報を、例えば、非接触で読取可能に構成されている。この読取部12で読み取った読取情報(商品識別情報、カードID情報)は、例えば、制御部30に出力される。
前記カードロック部13は、読取部12の下方に配置され、挿入された商品引換カードCの落下を阻止(ロック)するためのものであり、例えば、前後方向に進退可能な突出部13aを備えている。
例えば、カードロック部13は、初期状態(つまり、商品引換カードCの挿入時)では突出部13aをスリット部11a内に進出(突出)させて、商品引換カードCの下端に突出部13aを当接させる。これにより、カードロック部13は、商品引換カードCをスリット部11a内における読取部12の前方位置で停止させて、読取部12により商品引換カードC内の前記情報を確実に読取らせる。このカードロック部13の動作は制御部30により制御される。
なお、突出部13aが進出して商品引換カードCが位置決めされている状態で、商品引換カードCの上端が挿入口2aより十分に下方に位置するように、読取部12及びカードロック部13が配置されている。
前記回収部20は、読取部12により前記情報が読取られた商品引換カードCを回収して収納可能に形成された箱体である。
例えば、回収部20は、カードリーダユニット10のスリット部11aを通じて落下する商品引換カードCを回収可能に箱体の上方を開口して形成されると共に、カードリーダユニット10の下方に配置されている。この回収部20内に収容された使用済みの商品引換カードCは、搬出中装置及び準備中装置の設定対象を切替えの際(つまり、オペレータ等による商品補充の際)にオペレータ等により回収され、同一店舗のカウンター等に残っている未決済(未使用)の商品引換カードCと合わせて、次の搬出中装置用の商品引換カードCとして、同一の商品自動搬出機100に対して再利用される。この再利用される商品引換カードC内の情報は、書替えられることなくそのまま用いられる。つまり、カードID情報及び飲料番号DNが記録された商品引換カードCは、そのまま同一店舗内の同一の商品自動搬出機100に対して再利用される。
前記制御部30は、外扉2の背面側に設けられ、例えば、商品自動搬出機100の全体の動作を制御するものである。制御部30は、前述したように前記冷却装置の動作を制御する。また、制御部30は、搬出中装置及び準備中装置の設定対象の切替え、搬出中装置として設定された商品収納装置(詳しくは商品搬出機構4b)4の商品搬出動作、カードロック部13の動作を制御する機能を有すると共に、適宜の情報を予め記憶する記憶部31を備える。
前記記憶部31には、使用予定(つまり、店舗で発行・発番される予定)の複数の商品引換カードCのカードID情報(媒体識別情報)が予め記憶されている。本実施形態では、記憶部31は、カードID情報を対応する飲料番号DNと関連付けて記憶する。
また、本実施形態において、記憶部31には、どのコラム番号CN(=1〜5)の商品収納コラム4aにどの商品種別の商品が収納されているかを判別可能に、飲料番号DNとコラム番号CNとが関連付けて記憶されている。つまり、記憶部31には、カードID情報、飲料番号DN及びコラム番号CNが関連付けて予め記憶されている。
次に、制御部30による前記切替え設定及び商品搬出動作の制御について詳述する。
制御部30は、各商品収納装置4(41,42)のうちの一方を、商品搬出を可能な搬出中装置として設定し、他方を、商品搬出を強制停止する準備中装置として設定し、所定時間毎に、搬出中装置及び準備中装置の設定対象を切替え可能に構成している。制御部30は、例えば、内蔵されたタイマーにより24時間毎に、搬出中装置及び準備中装置の設定対象を自動的に切替えるように制御する。この切替え直前においては、例えば、搬出中装置(41又は42)は商品収納残数が減った状態であり、準備中装置(42又は41)は過冷却状態の商品を搬出可能な状態になっている。例えば、この切替え直後に、新たな準備中装置(41又は42)に対して、オペレータ等により商品が補充される。
また、制御部30は、読取部12による読取情報に応じて商品搬出機構4bに商品の搬出を許可する搬出許可指令を出力する。具体的には、制御部30は、読取部12から読取情報が出力されると、搬出中装置として設定されている商品収納装置4(41又は42)のうち、読取情報内の飲料番号DN(商品識別情報)に対応するコラム番号CNの商品収納コラム4aの商品搬出機構4bに対して、搬出許可指令を出力可能に構成されている。
また、本実施形態では、制御部30は、読取部12により前記情報が読取られて、商品搬出機構4bに対して、搬出許可指令を出力した場合、その商品が搬出済みであることを示す搬出済み情報を記憶部31に記憶させる。この搬出済み情報は、読取部12による読取情報内のカードID情報と一致する記憶部31内のカードID情報に関連付けて、記憶部31に記憶される。
また、本実施形態では、記憶部31に記憶された全ての前記搬出済み情報は、所定時間毎に消去可能に構成される。使用済みの商品引換カードCは、そのまま同一店舗内の同一の商品自動搬出機100に対して再利用することを予定している。このため、制御部30は、例えば、前述した搬出中装置及び準備中装置の設定対象の切替えと同時に又はこの切替えタイミングからオペレータ等による商品補充作業時間に応じて予め設定した時間分だけずらして遅延させた時刻に、記憶部31に記憶されている情報のうち搬出済み情報についてのみ消去し、飲料番号DNと関連付けて記憶されているカードID情報については消去せずにそのまま記憶する。
ここで、不正な商品引換カードCを挿入して商品を不正に搬出させたり、正規に入手した商品引換カードCを不正に複製させたりする等の不正行為を防止する必要がある。そのため、本実施形態では、これらの不正行為を防止するための対策を以下に詳述するように施している。
例えば、発番されていないカードID情報を記録した商品引換カードCを利用する不正行為が想定される。
この不正行為に対して、制御部30は、読取部12による読取情報内のカードID情報が記憶部31内に記憶されているカードID情報と一致するか否かにより、挿入された商品引換カードCが不正カードであるか否かを判定する。詳しくは、制御部30は、読取部12による読取情報内のカードID情報と一致するカードID情報が記憶部31内に記憶されている場合に、搬出許可指令を出力すると共にカードロック部13に突出部13aを後退させる指令を出力して、スリット部11aを介して商品引換カードCを下方に落下させて回収部20に収容させる。一方、制御部30は、読取部12による読取情報内のカードID情報と一致するカードID情報が記憶部31内に記憶されていない場合には、突出部13aの進出(突出)を維持させ、この商品引換カードCをスリット部11a内に保持すると共に、図示省略した表示灯を点灯させる等により、店舗の店員に対して商品引換カードCが不正なカード等であることを知らせる。
また、正規に発番されたカードID情報を記録された商品引換カードCであっても、同一の商品引換カードCにより商品を重複して搬出させようとする不正行為も想定される。
この不正行為に対して、制御部30は、読取部12による読取情報内のカードID情報と一致する記憶部31内のカードID情報に関連付けて、前記搬出済み情報が記憶部31に記憶されていない場合に、搬出許可指令を出力すると共にカードロック部13に突出部13aを後退させる指令を出力して、スリット部11aを介して商品引換カードCを下方に落下させて回収部20に収容させる。一方、制御部30は、読取部12による読取情報内のカードID情報と一致する記憶部31内のカードID情報に関連付けて、前記搬出済み情報が記憶部31に記憶されている場合には、搬出許可指令を出力しない。この場合、制御部30は、突出部13aの進出を維持させると共に表示灯を点灯させる。
また、商品引換カードCを正規に入手し、これを不正に複製して不正カードを利用する不正行為も防止する必要がある。この場合、店舗において商品引換カードCを入手してから、その商品引換カードCを使用するまでには所定の時間を要すると考えられる。
この不正行為に対して、制御部30は、記憶部31に予め記憶された複数のカードID情報のうちの特定のカードID情報を無効化して、この無効化されたカードID情報を読取った場合に、搬出許可指令を出力しないように構成されている。この場合についても、制御部30は突出部13aの進出を維持させると共に表示灯を点灯させる。
具体的には、店舗のカウンター等で決済済みの商品引換カードCのカードID情報に関連付けて記憶部31に記憶されるべき搬出済み情報が、例えば、商品の補充時等に記憶部31に記憶されていない場合、そのカードID情報を無効化するように、制御部30に手動設定可能に構成すればよい。
次に、本実施形態の商品自動搬出機100における前記情報の読取りから商品搬出までの動作を、図3〜図5を参照して説明する。なお、前述した不正行為はないものとして説明する。
利用者により挿入口2aを介して商品引換カードCが挿入されると、商品引換カードCはスリット部11a介して読取部12側に導かれる。この初期状態において、カードロック部13は、図3及び図4に示すように突出部13aをスリット部11a内に進出させて、商品引換カードCをスリット部11a内における読取部12の前方位置で停止させる。そして、読取部12は商品引換カードC内の前記情報を読取り、制御部30に出力する。制御部30は、読取部12による読取情報内のカードID情報が記憶部31内に記憶されているカードID情報と一致すること、このカードID情報と関連付けて前記搬出済み情報が記憶部31内に記憶されていないこと、及び、このカードID情報が無効化されていないことを確認(演算)する。そして、制御部30は、搬出中装置として設定されている商品収納装置4(41又は42)のうち、読取情報内の飲料番号DNに対応するコラム番号CNの商品収納コラム4aの商品搬出機構4bに対して、搬出許可指令を出力する。商品搬出機構4bに対して搬出許可指令が出力されると、商品搬出機構4bは、図5に示すように搬出方向に回動し、その商品収納コラム4aの最下部から商品を下方に落下させる。その後、商品は、商品シュータ5の斜面に沿って転動し、商品搬出口3aに取付けられた内扉側フラップ8を押し開いて、商品受部7内に払出される。利用者は、外扉側フラップ6を開いて商品受部7内の商品を受取る。
かかる本実施形態による商品自動搬出機100によれば、読取部12によって、少なくとも商品の搬出許可情報を含む情報が記録された商品引換カードCから情報を読取り、回収部20によって、情報読取後の商品引換カードCを回収し、制御部30によって、読取部12による読取情報に応じて商品収納装置4に商品の搬出を許可する搬出許可指令を出力する。したがって、利用者は、単に、商品引換カードCの情報を読取部12に読取らせれば、商品収納装置4によって搬出された商品を受取ることができる。また、商品引換カードCは返却されることなく回収部20によって回収されるため、利用者が商品引換カードCのその後の処理や管理に煩わしさを感じることもない。
このように、利用者は、従来必要であった装置に対する硬貨等の金銭投入、商品選択ボタンの押下及び返却硬貨等の受取りといった操作等を行うことなく、単に装置に対して商品引換カードCの情報を読取らせるという操作を行うだけで商品を受取ることができる。
このようにして、商品を受取る際の装置に対する利用者の操作手数を減らし、利用者が簡単に商品を受取ることが可能な商品自動搬出機100を提供することができる。
また、回収部20内に収容された使用済みの商品引換カードCは、オペレータ等により回収することにより、容易に再利用することができる。
また、本実施形態では、商品収納装置4は、複数種類の商品を収納可能に構成され、搬出許可情報は、搬出対象の商品種別を識別可能な商品識別情報からなるものとした。これにより、本実施形態のように、搬出可能な商品の種類が複数ある場合において、搬出許可情報を、搬出を許可する情報としてだけではなく、搬出対象の商品種別を特定する情報としても、読取部12を介して制御部30に伝達することができる。
また、本実施形態では、商品引換カードCに、カードID情報が予め記憶されているものとした。これにより、商品引換カードCに関する不正行為を防止する際に、このカードID情報を有用な情報として用いることができる。
また、このカードID情報の発番数と商品自動搬出機100における商品搬出可能本数は一致しているものとした。これにより、商品引換カードCの枚数と商品搬出可能本数を一致させることができ、店員等が店舗のカウンター等に残っている商品引換カードCの枚数をカウントしたり、回収部20内に収納されている商品引換カードCをカウントしたりするだけで、店舗において販売可能な商品数を視覚的に把握することができる。
また、本実施形態では、使用予定の複数の商品引換カードCのカードID情報を予め記憶する記憶部31を更に備え、制御部30は、読取部12により情報が読取られて、搬出許可指令を出力した場合、搬出済み情報を、読取部12による読取情報内のカードID情報と一致する記憶部31内のカードID情報に関連付けて記憶部31に記憶させる構成とした。これにより、この搬出済み情報により、利用者が、商品引換カードCを入手後、実際に商品を受取ったか否かを確認できると共に、商品の搬出本数又は在庫数を容易に管理できる。なお、搬出済み情報に搬出時刻を付加することにより、搬出履歴を詳細に管理可能に構成してもよい。
また、本実施形態では、記憶部31に記憶された全ての搬出済み情報は、所定時間毎に消去可能に構成されるものとした。これにより、記憶部31内に搬出済み情報が記憶されて使用済み商品引換カードCであると識別されている商品引換カードCを、制御部30による管理上において未使用カードにリセットすることができる。このため、記憶部31に記憶されているカードID情報については消去せずにそのまま記憶させるだけで、商品引換カードCをそのまま再利用することができる。
また、本実施形態では、制御部30は、読取部12による読取情報内のカードID情報が記憶部31内に記憶されているカードID情報と一致するか否かにより、挿入された商品引換カードCが不正カードであるか否かを判定可能な構成とした。これにより、発番されていないカードID情報を記録した商品引換カードCを利用する不正行為を、カードID情報を用いた簡易な方法で防止することができる。
また、本実施形態では、制御部30は、読取部12による読取情報内のカードID情報と一致する記憶部31内のカードID情報に関連付けて、搬出済み情報が記憶部31に記憶されていない場合に、搬出許可指令を出力し、搬出済み情報が記憶部31に記憶されている場合に、搬出許可指令を出力しないように構成した。これにより、正規に発番されたカードID情報を記録された商品引換カードCを用いて、商品を搬出させると共に、その商品引換カードCを抜きだし、同一の商品引換カードCにより商品を重複して搬出させようとする不正行為を、カードID情報を用いた簡易な方法で防止することができる。
また、本実施形態では、カードID情報は、商品引換カードC毎に固有の情報であり、同一店舗内に設置された同種の商品自動搬出機100はもちろんのこと、他店舗に設置された同種の商品自動搬出機100に使用される商品引換カードCのカードID情報と重複しないように設定(発番)されているものとした。これにより、例えば、同一の商品引換カードCを、同一店舗内若しくは他店舗に設置されている同種の商品自動搬出機100に利用して、商品を重複して搬出させようとする不正行為を、カードID情報を用いた簡易な方法で防止することができる。
また、本実施形態では、制御部30は、記憶部31に予め記憶された複数のカードID情報のうちの特定のカードID情報を無効化して、該無効化されたカードID情報を読取った場合に、搬出許可指令を出力しないように構成されるものとした。これにより、商品引換カードCを入手して、これを不正に複製して不正カードを利用する不正行為も、カードID情報を用いた簡易な方法で防止することができる。
なお、記憶部31は、制御部30に設ける場合を一例に挙げて説明したが、これに限らず、カードリーダユニット10に設けてもよいし、制御部30やカードリーダユニット10とは別に設けてもよい。また、読取部12に商品引換カードCに対する情報書き込み機能を備えてもよい。これにより、商品引換カードCの情報を、商品自動搬出機100側で適宜に書替えたり、適宜の情報を追加したりすることができる。
また、商品引換カードCは、前記情報が記録されたICチップを内蔵するICカードからなるものとしたが、これに限らず、例えば、前記情報が記録された磁気カード、前記情報を示すバーコードが印字(記録)された紙等の適宜材質で形成されたカード等の適宜の記録媒体を用いることができる。
また、商品識別情報は一桁からなる単なる飲料番号DN(1〜5)であるものとしたが、これに限らず、JANコード等の適宜の識別情報を用いることができる。また、搬出許可情報は、商品識別情報からなるものとしたが、これに限らず、その商品が収納されるコラム番号CNであってもよい。また、搬出許可情報は、商品識別情報やコラム番号CNに限らない。例えば、収納される商品が1種類である場合には、商品の種別やその商品が収納される商品収納コラム4aの位置を制御部30に伝達する必要がないため、搬出を許可することを識別可能な予め定めた情報であってもよい。
また、本実施形態では、主に、カードID情報を用いたデータ管理上の制御により、前述した不正行為を防止するものとしたが、これに加えて、例えば、一旦挿入した商品引換カードCの抜き取りを防止する抜取防止機構を読取部12の上方等に適宜設けてもよい。
また、商品自動搬出機100は、商品として過冷却飲料を収納及び搬出するものであるとしたが、これに限らず、設定温度範囲が広い(緩い)通常のコールド飲料やホット飲料を収納及び搬出するように構成してもよい。この場合、第1収納装置41及び第2収納装置42の両方を常に搬出中装置として設定すればよい。また、商品としては、容器入り飲料に限らず、適宜の商品を収納及び搬出することができる。
また、商品自動搬出機100は、装置に対する金銭決済処理を行わずに商品引換カードCを介して商品を利用者に提供する構成とした。つまり、商品自動搬出機100は、従来の自動販売機に設けられる商品選択ボタン、硬貨投入口、紙幣投入口等からなる金銭処理装置を備えないものとしたが、これに限らず、前記金銭処理装置を備えてもよい。この場合、商品自動搬出機100は、例えば、装置の操作に不慣れな高齢者や外国人等に売れ筋の商品については商品引換カードCを介して搬出可能にし、残りの商品又は全ての商品について従来の自動販売機と同じように利用者により商品選択ボタンを介して選択された商品について、金銭処理装置を介して金銭決済が行われるように構成してもよい。
以上、好ましい実施形態及びその変形例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、さらに、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
4・・・商品収納装置
12・・・読取部
20・・・回収部
30・・・制御部
31・・・記憶部
100・・・商品自動搬出機
C・・・商品引換カード(記憶媒体)

Claims (7)

  1. 商品が収納されると共に収納された商品を順次搬出する商品収納装置と、該商品収納装置の商品搬出動作を制御する制御部とを備えた商品自動搬出機において、
    少なくとも前記商品の搬出許可情報を含む情報が記録された記録媒体から前記情報を読取る読取部と、
    前記読取部により前記情報が読取られた前記記録媒体を回収して収納可能な回収部と、
    を更に備え、
    前記制御部は、前記読取部による読取情報に応じて前記商品収納装置に前記商品の搬出を許可する搬出許可指令を出力する、商品自動搬出機。
  2. 前記商品収納装置は、複数種類の商品を収納可能に構成され、
    前記情報に含まれる前記搬出許可情報は、搬出対象の商品種別を識別可能な商品識別情報からなる、請求項1に記載の商品自動搬出機。
  3. 前記情報は、前記記録媒体に固有の媒体識別情報を含む、請求項1又は2に記載の商品自動搬出機。
  4. 使用予定の複数の前記記録媒体の前記媒体識別情報を予め記憶する記憶部を更に備え、
    前記制御部は、前記読取部により前記情報が読取られて、前記搬出許可指令を出力した場合、前記商品が搬出済みであることを示す搬出済み情報を、前記読取部による前記読取情報内の媒体識別情報と一致する前記記憶部内の媒体識別情報に関連付けて前記記憶部に記憶させる、請求項3に記載の商品自動搬出機。
  5. 前記記憶部に記憶された全ての前記搬出済み情報は、所定時間毎に消去可能に構成される、請求項4に記載の商品自動搬出機。
  6. 前記制御部は、前記読取部による前記読取情報内の媒体識別情報と一致する前記記憶部内の媒体識別情報に関連付けて、前記搬出済み情報が前記記憶部に記憶されていない場合に、前記搬出許可指令を出力し、前記搬出済み情報が前記記憶部に記憶されている場合に、前記搬出許可指令を出力しない、請求項4又は5に記載の商品自動搬出機。
  7. 前記制御部は、前記記憶部に予め記憶された複数の媒体識別情報のうちの特定の媒体識別情報を無効化して、該無効化された媒体識別情報を読取った場合に、前記搬出許可指令を出力しないように構成される請求項4〜6のいずれか一つに記載の商品自動搬出機。
JP2016010133A 2016-01-21 2016-01-21 商品自動搬出機 Pending JP2017130120A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016010133A JP2017130120A (ja) 2016-01-21 2016-01-21 商品自動搬出機
MX2018008960A MX2018008960A (es) 2016-01-21 2016-07-19 Maquina automatica de distribucion de producto.
KR1020187023949A KR20180121506A (ko) 2016-01-21 2016-07-19 상품 자동 반출기
US16/071,811 US20210074113A1 (en) 2016-01-21 2016-07-19 Automatic product dispensing machine
PCT/JP2016/071182 WO2017126141A1 (ja) 2016-01-21 2016-07-19 商品自動搬出機
PH12018501776A PH12018501776A1 (en) 2016-01-21 2018-08-20 Automatic product dispensing machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016010133A JP2017130120A (ja) 2016-01-21 2016-01-21 商品自動搬出機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017130120A true JP2017130120A (ja) 2017-07-27

Family

ID=59362604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016010133A Pending JP2017130120A (ja) 2016-01-21 2016-01-21 商品自動搬出機

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20210074113A1 (ja)
JP (1) JP2017130120A (ja)
KR (1) KR20180121506A (ja)
MX (1) MX2018008960A (ja)
PH (1) PH12018501776A1 (ja)
WO (1) WO2017126141A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021033806A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 帝人株式会社 読取システム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11910815B2 (en) * 2019-12-02 2024-02-27 Pepsico, Inc. Device and method for nucleation of a supercooled beverage
JP7449114B2 (ja) * 2020-02-25 2024-03-13 東芝テック株式会社 会計装置、およびプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61221895A (ja) * 1985-03-27 1986-10-02 三洋電機株式会社 自動販売機の制御装置
JP2003296764A (ja) * 2002-04-02 2003-10-17 Nippon Signal Co Ltd:The 硬貨処理装置
JP2003346224A (ja) * 2002-05-27 2003-12-05 Dainippon Printing Co Ltd 自動販売機
JP2005135233A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Omron Corp Icコイン発行装置と景品引換システム、及びicコイン

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021033806A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 帝人株式会社 読取システム
WO2021039887A1 (ja) * 2019-08-28 2021-03-04 帝人株式会社 読取システム
CN114341868A (zh) * 2019-08-28 2022-04-12 帝人株式会社 读取系统
CN114341868B (zh) * 2019-08-28 2024-04-09 帝人富瑞特株式会社 读取系统

Also Published As

Publication number Publication date
US20210074113A1 (en) 2021-03-11
MX2018008960A (es) 2019-07-01
WO2017126141A1 (ja) 2017-07-27
PH12018501776A1 (en) 2019-05-15
KR20180121506A (ko) 2018-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0205691B1 (en) Article dispensing apparatus
JP5884395B2 (ja) 自動販売機
WO2017126141A1 (ja) 商品自動搬出機
JPH03119496A (ja) 商品荷受および管理機能を有する自動販売機
JP2003311002A (ja) 遊技用記録媒体処理装置
JP5753765B2 (ja) 現金カセット収納装置及び現金カセット収納処理システム
JP5163371B2 (ja) 自動販売機
JP6711517B2 (ja) 商品自動搬出機
WO2017221853A1 (ja) 商品自動搬出機
WO2018012201A1 (ja) 商品自動搬出機
JP5375287B2 (ja) 自動販売機
CN113129500A (zh) 自动售货机及其显示控制方法、自动售货机系统
JP2008234411A (ja) 自動販売機
JP4734918B2 (ja) ショーケース
JP7151800B2 (ja) 自動販売機
JP6540860B2 (ja) 釣銭チャージ機能付き自動販売機及びその販売制御方法
JP6390235B2 (ja) 釣銭チャージ機能付き自動販売機及びその販売制御方法
JP2006350858A (ja) 自動販売機
JP2013016126A (ja) 自動販売機
JP5621247B2 (ja) 自動販売機
JP2008059526A (ja) 自動販売機システム
JPH02264686A (ja) 遊技媒体貸出システム
WO2001004704A1 (en) Automatic machine for dispensing photographic items and the like
JP2021013687A (ja) 記憶媒体処理システム
JPS62131399A (ja) 物品引渡し装置

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20160218

A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20190117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200324