JP2017129628A - 光コネクタ、及び、光コネクタの製造方法 - Google Patents

光コネクタ、及び、光コネクタの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】繊維状抗張力体の層を有する光ケーブルを保持部材に保持させる作業を容易にさせつつ、光ケーブルを十分な保持力で保持する光コネクタを提供する。【解決手段】光コネクタは、底壁部と一対の側壁部とが形成された本体部における底壁部及び一対の側壁部によって囲まれた空間に、繊維状抗張力体5の層を有する光ケーブル3を保持可能な保持部材20と、保持部材20を固定する固定部18を有する光コネクタ本体10と、を備え、保持部材20は、本体部30の底壁部の外面との間に繊維状抗張力体5を挟み込むための挟持部材40を有し、固定部18は、挟持部材40及び底壁部が繊維状抗張力体5を挟む方向から本体部30及び挟持部材40を挟み込む一対の内面を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、光コネクタ、及び、光コネクタの製造方法に関する。
光ファイバの端面同士を突き合わせることによって光ファイバを接続する装置として、例えば現場組立型光コネクタが知られている。現場組立型光コネクタは、光ファイバ敷設現場において光ケーブルの端末に容易に組み立て可能な構造の光コネクタである。組立前の光コネクタのフェルールには、工場にて予め内蔵ファイバが取り付けられているとともに、内蔵ファイバの端部がクランプ部(メカニカルスプライス部)に配置されている。組み立て作業現場において、外被把持部材に光ケーブルの外被を把持させるとともに、光ケーブルから口出しされた挿入ファイバの端部がクランプ部に挿入され、クランプ部において光ファイバ同士が突き合わせ接続されることになる。
特許文献1には、現場組立型光コネクタに用いられる外被把持部材の構造が記載されている。特許文献1記載の外被把持部材では、一対の側壁部の互いに対向する面に把持用突起が形成されており、把持用突起を光ケーブルの外被に食い込ませて、一対の側壁部の間に光ケーブルを把持固定させている。
国際公開第2013/129485号
特許文献1記載の外被把持部材は、ドロップケーブルやインドアケーブルのような光ケーブルを把持することを想定している。ドロップケーブルやインドアケーブルのような光ケーブルは、光ファイバと一対の線状の抗張力体とを外被で一括被覆した断面角型の光ケーブルであるため、外被が比較的硬いので、外被把持部材の把持用突起を外被に食い込ませて光ケーブルを把持することが比較的容易である。
これに対し、光ファイバと外被との間に繊維状抗張力体(例えばケブラー(登録商標)など)が配置された光ケーブルの場合、繊維状抗張力体の層によって外被が変形しやすく、外被が柔らかいので、光ケーブルの両側から把持しても、十分な把持力が得られにくい。
本発明は、繊維状抗張力体の層を有する光ケーブルを保持部材に保持させる作業を容易にさせつつ、光ケーブルを十分な保持力で保持することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、底壁部と一対の側壁部とが形成された本体部における前記底壁部及び前記一対の側壁部によって囲まれた空間に、繊維状抗張力体の層を有する光ケーブルを保持可能な保持部材と、前記保持部材を固定する固定部を有する光コネクタ本体と、を備え、前記保持部材は、前記本体部の前記底壁部の外面との間に前記繊維状抗張力体を挟み込むための挟持部材を有し、前記固定部は、前記挟持部材及び前記底壁部が前記繊維状抗張力体を挟む方向から前記本体部及び前記挟持部材を挟み込む一対の内面を有することを特徴とする光コネクタである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、繊維状抗張力体の層を有する光ケーブルを保持部材に保持させる作業を容易にさせつつ、光ケーブルを十分な保持力で保持することができる。
図1Aは、光コネクタ100の斜視図である。図1Bは、光コネクタ100の分解図である。 図2Aは、外被把持部材20を斜め上から見た斜視図であり、図2Bは、外被把持部材20を斜め下から見た斜視図である。 図3A〜図3Dは、丸型ケーブル3の端末に光コネクタ100を組み立てる様子を示す説明図である。 図4Aは、外部把持部材20を固定部18に挿入した状態を後側から見た図であり、図4Bは、外部把持部材20を固定部18に挿入した状態の側断面図である。 角型ケーブル6の端末に光コネクタ100を組み立てる場合の説明図である。 外被把持部材20の変形例の斜視図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
底壁部と一対の側壁部とが形成された本体部における前記底壁部及び前記一対の側壁部によって囲まれた空間に、繊維状抗張力体の層を有する光ケーブルを保持可能な保持部材と、前記保持部材を固定する固定部を有する光コネクタ本体と、を備え、前記保持部材は、前記本体部の前記底壁部の外面との間に前記繊維状抗張力体を挟み込むための挟持部材を有し、前記固定部は、前記挟持部材及び前記底壁部が前記繊維状抗張力体を挟む方向から前記本体部及び前記挟持部材を挟み込む一対の内面を有することを特徴とする光コネクタが明らかとなる。このような光コネクタによれば、繊維状抗張力体の層を有する光ケーブルを保持部材に保持させる作業を容易にさせつつ、光ケーブルを十分な保持力で保持することができる。
前記本体部は、嵌合穴を有し、前記挟持部材は、前記嵌合穴に嵌合する嵌合凸部を有することが望ましい。これにより、仮止め可能な構成とすることができる。
前記本体部と前記挟持部材は、ヒンジ部を介して一体的に成型されていることが望ましい。これにより部品数を減らすことができる。
前記ヒンジ部は、折り畳まれた状態の前記挟持部材の自由端から見て、前記光ケーブルの光ファイバ端部側に位置することが望ましい。これにより、保持部材を固定部材に挿入するときに、本体部と挟持部材とが徐々に押圧されるようにできる。
前記本体部の前縁は、前記ヒンジ部の折れ線よりも前記光ファイバ端部側に位置することが望ましい。これにより、折り畳んだときにヒンジ部が出っ張らない。
前記本体部は、前記光ケーブルの外被の端部と接触する位置決め部と、前記繊維状抗張力体を前記側壁部の内側から外側に排出する排出溝とを有し、前記排出溝は、前記位置決め部よりも光ファイバ端部側に配置されていることが望ましい。これにより、繊維状抗張力体を排出溝から排出させつつ、光ケーブル(繊維状抗張力体の層を有する光ケーブル)の位置決めがしやすくなる。
前記位置決め部と前記排出溝との間には、前記光ファイバ端部側ほど徐々に広がるテーパ案内部が形成されていることが望ましい。これにより、繊維状抗張力体を排出溝に案内しやすくなる。
前記排出溝と前記底壁部の下面との間には、湾曲した側面が形成されていることが望ましい。これにより、排出溝から側壁部の外側に排出した繊維状抗張力体を、底壁部の下面に導きやすくなる。
前記本体部の前記底壁部の外面には、前記光ケーブルの光軸方向に沿った収容溝が形成されており、前記収容溝に前記挟持部材が配置されることが望ましい。これにより、本体部の収容溝の外側の部位がスライド面(案内面)となる。
前記固定部の前記一対の内面のうち、前記挟持部材と対向する側の内面には、前記挟持部材の幅よりも広い溝が形成されていることが望ましい。これにより、挟持部材を逃がすことができる。
前記底壁部の外面には凹凸が形成されており、前記挟持部材には、前記底壁部の前記外面に形成された凹凸と噛み合うように凹凸が形成されていることが望ましい。これにより、光ケーブルの保持力を向上させることができる。
前記固定部の前記一対の内面が前記本体部及び前記挟持部材に接触した状態で、前記底壁部の外面の凹凸と前記挟持部材の凹凸とが噛み合う状態になることが望ましい。これにより、光ケーブルの保持力を向上させることができる。
前記保持部材は、前記一対の側壁部から内側に突出して前記光ケーブルを把持する把持部を有することが望ましい。これにより、光ケーブルの繊維状抗張力体を底壁部の外面に導くときに、光ケーブルを安定して保持できる。
前記保持部材は、前記光ケーブルの外被を収容する第1収容部とは別に、前記光ケーブルとは異なる外形の別の光ケーブルの外被を収容する第2収容部を有しており、前記第1収容部に前記光ケーブルの外被を収容させた前記保持部材を前記固定部に固定するときと、前記第2収容部に前記光ケーブルの外被を収容させた前記保持部材を前記固定部に固定するときとでは、前記保持部材の前後方向が逆向きとなることが望ましい。これにより、光ケーブルの種類ごとに専用の保持部材を用意しなくて済む。
底壁部と一対の側壁部とが形成された本体部と、前記底壁部の外面との間に前記繊維状抗張力体を挟み込むための挟持部材とを有する保持部材を用意する工程と、前記本体部における前記底壁部及び一対の側壁部によって囲まれた空間に、繊維状抗張力体の層を有する光ケーブル収容するとともに、前記繊維状抗張力体を前記底壁部の外面と前記挟持部材との間に挟み込む工程と、固定部の一対の内面の間に前記保持部材を挿入し、前記挟持部材及び前記底壁部が前記繊維状抗張力体を挟む方向から前記本体部及び前記挟持部材を一対の内面に挟み込ませる工程と、前記固定部に前記保持部材を固定する工程とを有する光コネクタ製造方法が明らかとなる。このような光コネクタ製造方法によれば、繊維状抗張力体の層を有する光ケーブルを保持部材に保持させる作業を容易にさせつつ、光ケーブルを十分な保持力で保持することができる。
===第1実施形態===
<全体構成>
図1Aは、光コネクタ100の斜視図である。図1Bは、光コネクタ100の分解図である。
以下の説明では、図1Aに示すように各方向を定義する。すなわち、光ケーブルや光ファイバの光軸方向を「前後方向」とし、光ケーブルの延び出た側を「後」とし、逆側(光コネクタ100のフェルール13の端面側)を「前」とする。また、介挿部材19の挿抜方向を上下方向とし、光コネクタ本体10から見て介挿部材19の側を「上」とし、逆側を「下」とする。また、前後方向及び上下方向に垂直な方向を「左右方向」とし、後側から前側を見たときの右側を「右」とし、左側を「左」とする。
光コネクタ100は、メカニカルスプライス法により光ファイバを接続する現場組立型光コネクタであり、光ケーブルの端末に組み立てられる光コネクタである。光コネクタ100は、例えばSC形光コネクタ(JIS C5973に制定されるF04形光コネクタ)である。
光コネクタ100には、丸型ケーブル3の光ファイバ4を接続できる。丸型ケーブル3は、断面円形状の光ケーブルであり、光ファイバ4と外被との間に繊維状抗張力体5(図3参照)が配置された光ケーブルである。繊維状抗張力体5は、例えばケブラー(登録商標)である。
また、本実施形態の光コネクタ100は、丸型ケーブル3の光ファイバ4だけでなく、角型ケーブル6の光ファイバ7を接続できる(図5参照)。角型ケーブル6は、断面矩形状の光ケーブルであり、例えばドロップケーブルやインドアケーブルである。角型ケーブル6は、光ファイバ7及び一対の線状の抗張力体(不図示)が外被で一括被覆された光ケーブルである。一対の抗張力体は、光ファイバ7を挟むように配置されている。一対の抗張力体が光ファイバ7を挟む方向が、角型ケーブル6の断面の長辺方向となる。
なお、角型ケーブル6の場合、光ファイバ7と一対の線状の抗張力体とを一括被覆した外被が比較的硬いので、角型ケーブル6を把持することが比較的容易である。
これに対し、丸型ケーブル3の場合、光ファイバ4と外被との間に繊維状抗張力体5の層があり、繊維状抗張力体の層によって外被が変形しやすく、外被が柔らかいので、光ケーブルの両側から把持しても、十分な把持力が得られにくい。そこで本実施形態では、後述するように、丸型ケーブル3の場合にも十分な保持力で保持できるようにしている。
光コネクタ100は、光コネクタ本体10と、介挿部材19と、外被把持部材20(保持部材に相当)とを備えている。
光コネクタ本体10は、前側ハウジング11と、クランプ付きフェルール12と、スプリング15と、後側ハウジング16とを備えている。
前側ハウジング11及び後側ハウジング16は、クランプ付きフェルール12を収容するハウジングである。前側ハウジング11は後側ハウジング16に取り付けられている。
クランプ付きフェルール12は、スプリング15によって後側ハウジング16に対して前側に付勢されながら後退可能に収容されている。また、クランプ付きフェルール12は、フェルール13とクランプ部(メカニカルスプライス部)14とを備えている。フェルール13は、ここでは単心光コネクタに使用される円筒形状のフェルールである。内蔵ファイバ(不図示)の前側の端部は、フェルールに内挿固定されるとともに、フェルールとともに端面が研磨されている。内蔵ファイバの後側の端部は、クランプ部14の調心溝に配置されている。クランプ部14は、メカニカルスプライス法により内蔵ファイバと挿入ファイバ(ここでは光ファイバ4)とを軸合わせ(調心)するとともに、内蔵ファイバ及び挿入ファイバを固定する部材(光ファイバ接続装置)である。
スプリング15は、後退可能に収容されたフェルール13(クランプ付きフェルール12)を前側に付勢するための部材である。
後側ハウジング16は、ストップリング部17と固定部18とを備えている。
ストップリング部17は、ストップリングとして機能を有し、スプリング15の後端と接触している。
固定部18は、外被把持部材20を固定するための部位である。固定部18は、上板部18Aと、一対の側板部18Bと、底板部18Cとを有している。上板部18A、一対の側板部18B、及び、底板部18Cの内面で囲まれた空間によって、外被把持部材20を収容するための収容空間が形成されている。
上板部18Aは、前後方向に沿って固定部18の上面を構成する部位である。上板部18Aは、外被把持部材20の上側スライド面321(後述)を前後方向にスライドさせるスライド面となる。上板部18Aは、突起181を有している。突起181は、外被把持部材20に把持された丸型ケーブル3の外被の端部を底板部18C側(下側)に押圧する部位であり、上板部18Aの幅方向(左右方向)の中央において、下面から下方に突出するように設けられている。
側板部18Bは、前後方向に沿って固定部18の側面を構成する部位であり、固定部18の左右方向の端部に一対設けられている。一対の側板部18Bの内面は、外被把持部材20のサイドスライド面313(後述)を前後方向にスライドさせるスライド面となる。一対の側板部18Bは、それぞれ、係止爪部182を有している。係止爪部182は、側板部18Bの内面から内側に向けて突出する爪(不図示)を有しており、固定部18に外被把持部材20を収容した際に、外被把持部材20の係止部(第1係止部334、又は、第2係止部343)と係合する。この係合により、固定部18に収容された外被把持部材20の後方への移動を規制することができる。
底板部18Cは、前後方向に沿って固定部18の底面を構成する部位である。底板部18Cの内面には、溝183が設けられている。溝183は、外被把持部材20の舌部40(挟持部材に相当)を逃がすための溝である。すなわち、本実施形態では、外被把持部材20の本体部30と舌部40との間に繊維状抗張力体5を挟み込んだ際に、舌部40が本体部30に完全には密着しない(図3C、図3D参照)。そこで、底板部18Cに溝183を設けることで、舌部40を逃がすようにしている。なお、舌部40を逃がすため、溝183の幅(左右方向の長さ)は、舌部40の幅よりも広く形成されている。底板部18Cにおける溝183の左右外側の部位は、外被把持部材20の下側スライド面312(後述)を前後方向にスライドさせるスライド面となる。
本実施形態では、固定部18に外被把持部材20を挿入するとき、上板部18Aの下面と底板部18Cの溝183の上面との間で外被把持部材20の本体部30と舌部40とを押圧して、舌部40と本体部30(後述する底壁部31)との間に繊維状抗張力体5を挟持固定させる。つまり、上板部18Aの下面、及び、底板部18C(溝183)の上面は、上下方向(舌部40及び本体部30(底壁部31)が繊維状抗張力体5を挟む方向)から本体部30及び舌部40を挟み込む一対の内面に相当する。
介挿部材19は、光コネクタ本体10のクランプ部14の隙間を開閉させる部材である。光コネクタ本体10の上面には挿通穴が形成されており、この挿通穴に、介挿部材19の下側から延び出た介挿片(くさび:不図示)が挿通される。
<外被把持部材20>
図2Aは、外被把持部材20を斜め上から見た斜視図であり、図2Bは、外被把持部材20を斜め下から見た斜視図である。
外被把持部材20は、丸型ケーブル3及び角型ケーブル6を保持可能な部材である。外被把持部材20は、樹脂による一体成形品であり、本体部30と、舌部40と、ヒンジ部50とを備えている。樹脂の材質はPOM(例えばジュラコン(登録商標))である。
(本体部30の構成)
本体部30は、底壁部31と一対の側壁部32を有しており、底壁部31と一対の側壁部32によって断面略U字状に構成されている。そして、この底壁部31及び一対の側壁部32によって囲まれた空間に、丸型ケーブル3及び角型ケーブル6を保持可能となっている。
底壁部31は、前後方向に沿って本体部30の底を形成する部位である。底壁部31は、前後方向に長い長方形状の板状の部位であり、第1収容部33(後述)を構成する第1底壁部31Aと、第2収容部34(後述)を構成する第2底壁部31Bと、中央部35(後述)を構成する中央底壁部31Cとを有している。
また、底壁部31は、舌部収容溝311と、下側スライド面312と、サイドスライド面313とを有している。舌部収容溝311は、舌部40を収容するための溝であり、底壁部31の下面において前後方向に沿って設けられている。下側スライド面312は、舌部収容溝311の左右外側の部位であり、外被把持部材20を固定部18に挿入する際に、底板部18Cの内面(溝183の左右外側の部位の下面)によって案内される。サイドスライド面313は、底壁部31の左右端部(側部)であり、外被把持部材20を固定部18に挿入する際に、固定部18の側板部18Bの内面によって案内される。
側壁部32は、前後方向に沿って本体部30の側面を形成する部位である。側壁部32は、底壁部31の左右両縁から立ち上がるように形成された部位である。一対の側壁部32は、左右方向に対向するように間隔をあけて配置されている。側壁部32は、第1収容部33(後述)を構成する第1側壁部32Aと、第2収容部34(後述)を構成する第2側壁部32Bと、中央部35(後述)を構成する中央側壁部32Cとを有している。また、側壁部32は、上側スライド面321を有している。上側スライド面321は、側壁部32の上側端面である。上側スライド面321は、外被把持部材20を固定部18に収容する際に、固定部18の上板部18Aの内面(下面)によって案内される。
また、本体部30は、第1収容部33と、第2収容部34と、中央部35とを有している。
第1収容部33は、丸型ケーブル5の外被部分を収容するための部位であり、本体部30の後側端部に形成された部位である。また、第1収容部33は、角型ケーブル6の光ファイバ7を挿通させる部位にもなる(図5参照)。第1収容部33は、第1底壁部31A及び一対の第1側壁部32Aによって構成されている。
第1収容部33を構成する第1底壁部31Aには、本体側挟持部331と第1スリット332が設けられている。
本体側挟持部331は、第1底壁部31Aの舌部収容溝311に設けられており、舌部40(具体的には舌部側挟持部42)との間で繊維状抗張力体5を挟持する部位である。図2Bに示すように、本体側挟持部331(第1底壁部31Aの外面)には凹凸が形成されている。
第1スリット332は、第1底壁部31Aの左右方向の中央において前後方向に沿って開口するように設けられている。第1スリット332が形成されることにより、第1収容部33に角型ケーブル6の光ファイバ7を挿通させた場合の突合せ時に、撓んだ光ファイバ7を第1スリット332から逃がすことができ、光ファイバ7の湾曲を緩やかにさせることができる。
第1収容部33を構成する一対の第1側壁部32Aには、案内溝333及び第1係止部334が設けられている。
案内溝333は、丸型ケーブル5を前後方向に案内するための溝であり、一対の第1側壁部32Aの内側において前後方向に沿って設けられている。
第1係止部334は、固定部18の係止爪部182と係合する部位である。より具体的には、第1係止部334は、角型ケーブル6を用いる場合(図5参照)に固定部18の係止爪部182と係合する。
第2収容部34は、角型ケーブル6の外被部分を収容するための部位であり、本体部30の前側端部に形成された部位である。第2収容部34は、丸型ケーブル3の光ファイバ4を挿通させる部位にもなる。これにより、本実施形態の外被把持部材20は、前後方向を逆にして角型ケーブル6にも対応可能である(図5参照)。第2収容部34は、第2底壁部31B及び一対の第2側壁部32Bによって構成されている。
第2収容部34を構成する第2底壁部31Bには、前後方向に沿って第2スリット341が設けられている。第2スリット341が形成されていることにより、第2収容部34に丸型ケーブル3の光ファイバ4を挿通させた場合の突合せ時に撓んだ光ファイバ4を第2スリット341(及び後述する舌部側スリット43)から逃がすことができ、光ファイバ4の湾曲を緩やかにさせることができる。なお、光ファイバ4は、図4Bのように下方向に撓むとは限らず、上方向に撓む場合もあり、その場合、撓んだ光ファイバ4を第2収容部34の内部で逃がすことができる。
第2収容部34を構成する一対の第2側壁部32Bには、把持爪342と第2係止部343が設けられている。
把持爪342は、一対の第2側壁部32Bの内面から内側に突出し、上下方向に沿った凸条である。把持爪342は、上下方向から見たとき、突出側(内側)が鋭くなるように断面略三角形に形成されている。把持爪342の稜線は、上下方向に平行である。これにより、上側(開放側)から下側(底側)へ向かって第2収容部34に角型ケーブル6を押し込みやすくなるとともに、第2収容部34に収容された角型ケーブル6は前後方向にはズレにくくなる。
それぞれの第2側壁部32Bには、複数の把持爪342が前後方向に沿って間隔をあけて配置されている。複数の把持爪342のそれぞれの稜線は、互いに平行である。一方の第2側壁部32Bの複数の把持爪342は、他方の第2側壁部32Bの複数の把持爪342と対向するように配置されている。このように把持爪342を対向配置させることによって、角型ケーブル6の外被に幅方向の両側から把持爪342を食い込ませやすくなる。
第2係止部343は、固定部18の係止爪部182と係合する部位である。より具体的には、第2係止部343は、丸型ケーブル3を用いる場合に固定部18の係止爪部182と係合する。
中央部35は、第1収容部33と第2収容部34との間の部位である。中央部35は、中央底壁部31Cと一対の中央側壁部32Cによって構成されている。中央部35には、位置決め部351と、排出溝352と、嵌合穴353とが形成されている。
位置決め部351は、丸型ケーブル3の外被の口出し部(外被の端部)と接触する部位である。丸型ケーブル3の外被の口出し部を位置決め部351に接触させることによって、本体部30(外被把持部材20)に対する丸型ケーブル3の前後方向の位置を合わせることができる。
排出溝352は、丸型ケーブル3の繊維状抗張力体5を側壁部32(中央側壁部32C)の外側へ排出させる部位である(図3A参照)。排出溝352は、側壁部32の上側(開放側)の縁から形成された切り込み状の部位である。本実施形態では、排出溝352は、前後方向において、位置決め部351よりも前側(光ファイバ端部側)に配置されている。これにより、丸型ケーブル3の繊維状抗張力体5を排出溝352から外側に排出させつつ、丸型ケーブル3の外被の口出し部を位置決め部351に接触させやすくなる。もし仮に、排出溝352が位置決め部351よりも後側に配置された場合には、丸型ケーブル3の口出し部から延び出た繊維状抗張力体5を排出溝352から出すときに、繊維状抗張力体5が排出溝352側に引っ張られて、丸型ケーブル3の口出し部が排出溝352に向かってに移動してしまう。これにより丸型ケーブル3の外被の口出し部が位置決め部351から離れてしまう(この結果、丸型ケーブル3の前後方向の位置がズレやすくなってしまう)。
また、排出溝352には、テーパ案内部352Aと、湾曲側面352Bが形成されている。
テーパ案内部352Aは、位置決め部351と排出溝352との間において前側(光ファイバ端部側)ほど徐々に広がるテーパ形状に形成された部位であり、一対の側壁部32(中央側壁部32C)にそれぞれ設けられている。このテーパ案内部352Aにより、繊維状抗張力体5を排出溝352に案内しやすくなる。
湾曲側面352Bは、排出溝352と底壁部31(中央底壁部31C)の下面との間において、側面が内側に窪むように湾曲して形成された部位である。湾曲側面352Bを設けていることにより、排出溝352から側壁部32の外側に排出した繊維状抗張力体5を底壁部31の下面に導きやすくなる。
嵌合穴353は、舌部40の嵌合凸部41(後述)が嵌合する穴であり、中央底壁部31Cに設けられている。この嵌合穴353と嵌合凸部41との嵌合により、舌部40を本体部30に仮止めすることが可能となる。
(舌部40の構成)
舌部40(挟持部材に相当)は、本体部30の底壁部31の外面(舌部収容溝311)との間に繊維状抗張力体5を挟み込むための部材である。舌部40は、ヒンジ部50を介して、本体部30と一体に設けられており、ヒンジ部50の折れ線を軸として、本体部30の下面側に折り畳み可能になっている(図3B参照)。舌部40は、長方形の板形状の部材であり、折り畳んだときに本体部30の舌部収容溝311に収容される。舌部40は、嵌合凸部41と、舌部側挟持部42と、舌部側スリット43を有している。
嵌合凸部41は、舌部40を折り畳むことにより、本体部30の中央部35の嵌合穴353に嵌合するように設けられている。
舌部側挟持部42は、本体側挟持部331との間で繊維状抗張力体5を挟持固定する部位であり、舌部40を折り畳んだときに、本体側挟持部331と対向する位置に設けられている。また、舌部側挟持部42には、本体側挟持部331の凹凸(第1底壁部31Aの外面の凹凸)と噛み合うように凹凸が形成されている。
舌部側スリット43は、丸型ケーブル3の光ファイバ4の湾曲を逃がすためのスリットであり、本体部30の第2スリット341と連通して前後方向に沿って設けられている。そして、舌部40を折り畳んだ後、第2スリット341とともに丸型ケーブル3の光ファイバ4を逃がすためのスリットを前縁で開口させる。このスリット(舌部側スリット43と第2スリット341とによるスリット)が開口されることによって、第2スリット341だけの場合よりも、撓んだ光ファイバ4をさらに逃がすことができ、光ファイバ4の湾曲をより緩やかにさせることができる。
一方、舌部40には、角型ケーブル6の光ファイバ7を逃がすためのスリットが設けられていない。これは、仮に角型ケーブル6用のスリットが形成されると、繊維状抗張力体5を挟持する部位(舌部側挟持部42)に前後方向に沿ったスリットが形成されることになり、丸型ケーブル3の繊維状抗張力体5を挟持した際に、繊維状抗張力体5がスリットから外部に出てしまうおそれがあるからである。本実施形態では、舌部40に角型ケーブル6用のスリットを設けていないので、繊維状抗張力体5を確実に抑える(把持する)ことができる。
ヒンジ部50は、本体部30と舌部40とを一体化する部位であり、本体部30の前端と舌部40の後端との間において、舌部40が折り畳み可能となるように設けられている。前述したように、本実施形態では、外被把持部材20(本体部30、舌部40、ヒンジ部50)は、樹脂によって一体成形されているが、これには限らず、本体部30と舌部40とを別部材とするヒンジ構造でもよい。また。本体部30と舌部40とが完全に別部材であってもよい(ヒンジ構造がなくてもよい)。ただし、本実施形態のように本体部30と舌部40を一体に成形すると部品数を減らすことができる。
また、ヒンジ部50は、折り畳まれた状態の舌部40の自由端(図3C、図3Dにおける後端)から見て、前側(丸型ケーブル3の光ファイバ4の端部側)に位置している。このため、舌部40を折り畳んで本体部30との間に繊維状抗張力体5を挟むと、舌部40は、前側(ヒンジ部50側)から後側(自由端側)に向かうにつれて本体部30から離間するように傾斜した状態になる。これにより、外被把持部材20を固定部18に挿入するときに、本体部30と舌部40とが徐々に押圧されるようにできる。
また、ヒンジ部50の左右方向に沿った折れ線は、本体部30の前縁よりも後側に位置している。これにより、舌部40を折り畳んだときにヒンジ部50が前側に出っ張らない。
<丸型ケーブルの場合の組み立て手順>
図3A〜図3Dは、丸型ケーブル3の端末に光コネクタ100を組み立てる様子を示す説明図である。また、図4Aは、図4Aは、外部把持部材20を固定部18に挿入した状態を後側から見た図であり、図4Bは、外部把持部材20を固定部18に挿入した状態の側断面図である。
まず、作業者は、丸型ケーブル3の外被から維状抗張力体5及び光ファイバ4がそれぞれ所定寸法露出するように、丸ケーブル3端部の外被及び維状抗張力体5をカットする。さらに、光ファイバ4の端部の被覆を除去し、所定寸法の光ファイバ4(裸光ファイバ部4A及び被覆部4B)が丸型ケーブル3から前側に延び出るようにする。なお、光ファイバ4の端部の被覆の除去は、丸型ケーブル3を第1収容部33に収容した後に行ってもよい。
そして、作業者は、図3Aに示すように、外被把持部材20の第1収容部33に丸型ケーブル3の外被を収容させるとともに、丸型ケーブル3の光ファイバ4を第2収容部34に挿通させる。丸型ケーブル3は、案内溝33に案内されて第1収容部33に収容される。このとき、丸型ケーブル3の外被の口出し部(外被の端部)を外被把持部材20の位置決め部351に接触させることによって、本体部30(外被把持部材20)に対する丸型ケーブル3の前後方向の位置を合わせることができる。さらに、作業者は、その状態で丸型ケーブル3の繊維状抗張力体5を、排出溝352から側壁部32の外側へ排出させる。本実施形態では、位置決め部351と排出溝352との間にテーパ案内部352Aを設けているので、繊維状抗張力体5を、排出溝352に案内しやすくなっている。
次に、作業者は、図3Bに示すように、排出した繊維状抗張力体5を、湾曲側面352Bに沿って底壁部31の本体側挟持部331の下面に導く。そして、ヒンジ部50を折り曲げて舌部40を本体部30の底壁部31の下面に向けて折り畳み、舌部40の嵌合凸部41を本体部30の中央部35の嵌合穴353に嵌合させる。これにより、図3Cに示すように、舌部40は本体部30に仮止めされ、繊維状抗張力体5は、本体部30の本体側挟持部331と、舌部40の舌部側挟持部42との間で挟持される。ただし、本体側挟持部331と舌部側挟持部42との間に繊維状抗張力体5が挟まれていることにより、舌部40は舌部収容溝311に完全に密着せず、図のように舌部40の自由端(後端)側が本体部30の下面からはみ出た状態となる。
その後、作業者は、図3Dに示すように、光コネクタ本体10の固定部18の後側の挿入口に、外被把持部材20をヒンジ部50側から挿入する。外被把持部材20は、本体部30の下側スライド面312が固定部18の底板部18Cの内面に案内され、サイドスライド面313が固定部18の一対の側板部18Bの内面に案内され、上側スライド面321が固定部18の上板部18Aの内面に案内されて、固定部18に挿入される。このとき、外被把持部材20の本体部30と舌部40は、固定部18の上板部18Aの内面(下面)と、底板部18Cの内面(溝183の上面)に上下方向から挟み込まれ、挿入に応じて、外被把持部材20の本体部30と舌部40が徐々に押圧される。すなわち、舌部40(本体部30の底壁部31の舌部収容溝311の外側の部位)がスライド面となる。
そして、固定部18の上板部18Aの内面と、底板部18Cの内面が、本体部30及び舌部40に接触した状態で、本体側挟持部331の凹凸と舌部側挟持部42の凹凸が噛み合う状態になる。なお、噛み合う状態とは、一方の凸部が、他方の凸部と凸部との間に入り込む状態のことである。これにより、繊維状抗張力体5が確実に把持(固定)され、丸型ケーブル3が十分な保持力で保持される。
また、外被把持部材20が固定部18に挿入されると、丸型ケーブル3の光ファイバ4が、光コネクタ本体10のクランプ部14の調心溝に挿入される。外被把持部材20の本体部30の第2係止部343が固定部18の係止爪部182に係合するまで外被把持部材20が固定部18に挿入されると、内蔵ファイバの端面と丸型ケーブル3の光ファイバ4の端面とが調心溝上で突き合わされた状態になり、丸型ケーブル3の光ファイバ4が若干撓んだ状態になる(例えば、図4Bの点線参照)。この状態において、作業者は、光コネクタ本体10から介挿部材19を外し、クランプ部14によって内蔵ファイバ及び丸型ケーブル3の光ファイバ4を固定する。
<角型ケーブルの場合の組み立て手順>
前述したように、本実施形態の光コネクタ100は、丸型ケーブル3の光ファイバ4だけでなく、角型ケーブル6の光ファイバ7を接続できる。すなわち、外被把持部材20の前後方向の向きを逆にすることにより、角型ケーブル6を外被把持部材20に取付けることができる。
図5は、角型ケーブル6の端末に光コネクタ100を組み立てる場合の説明図である。丸型ケーブル3の場合(図3)と比べて、外被把持部材20の前後方向の向きが逆になっている。また、角型ケーブル6を用いる場合、作業者は、予め、本体部30と舌部40との間に何も配置していない状態で舌部40を折り畳み、舌部40を本体部30の舌部収容溝311に収容しておく。
そして、作業者は、角型ケーブル6の断面の長辺方向が上下方向と平行になるようにして、角型ケーブル6の外被を外被把持部材20の第2収容部34に収容させる。また、角型ケーブル6の光ファイバ7を第1収容部33に挿通させる。このとき、第2収容部34の把持爪342が角型ケーブル6の外被に食い込み、角型ケーブル6は、把持爪342によって固定(把持)される。また、作業者は、角型ケーブル6から口出しされた光ファイバ7の端部の被覆を除去し、光ファイバ7の端部をカットする。これにより、所定寸法の光ファイバ7(裸光ファイバ部7A及び被覆部7B)が外被把持部材20から前側に延び出ているとともに、所定寸法の裸光ファイバ部7Aが光ファイバ7の端部に設けられる。
次に、作業者は、角型ケーブル6を把持させた外被把持部材20を固定部18に挿入させる。外被把持部材20が固定部18に挿入されると、角型ケーブル6の光ファイバ7が、光コネクタ本体10のクランプ部14の調心溝に挿入される。外被把持部材20の本体部30の第1係止部334が固定部18の係止爪部182に係合するまで外被把持部材20が固定部18に挿入されると、内蔵ファイバの端面と角型ケーブル6の光ファイバ7の端面とが調心溝上で突き合わされた状態になり、角型ケーブル6の光ファイバ7が若干撓んだ状態になる。この状態において、作業者は、光コネクタ本体10から介挿部材19を外し、クランプ部14によって内蔵ファイバ及び角型ケーブル6の光ファイバ7を固定する。
<変形例>
図6は、外被把持部材20の変形例を示す斜視図である。なお、図6は図2Aと同じ方向から見た図である。図6において、図2Aと同一構成の部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図6に示す外被把持部材20は、第1収容部33を構成する一対の第1側壁部32Aに丸型ケーブル用把持爪336(把持部に相当)を有している。
丸型ケーブル用把持爪336は、一対の第1側壁部32Aの内面から内側に突出して丸型ケーブル3を把持する部位である。丸型ケーブル用把持爪336は、把持爪342と同様に、上下方向に沿った凸条であり、上下方向から見たとき、突出側(内側)が鋭くなるように形成されている。また、丸型ケーブル用把持爪336の稜線は、上下方向に平行である。これにより、上側(開放側)から下側(底側)へ向かって第1収容部33に丸型ケーブル3を押し込みやすくなる。
一対の第1側壁部32Aには、複数の丸型ケーブル用把持爪336が前後方向に沿って間隔をあけて配置されている。複数の丸型ケーブル用把持爪336のそれぞれの稜線は、互いに平行である。また、一方の第1側壁部32Aの複数の丸型ケーブル用把持爪336は、他方の第1側壁部32Aの複数の丸型ケーブル用把持爪336と対向するように配置されている。
第1収容部33に丸型ケーブル3を押し込むと、丸型ケーブル用把持爪336が丸型ケーブル3を把持する。これにより、第1収容部33に収容された丸型ケーブル3は前後方向にズレにくくなり、丸型ケーブル3の繊維状抗張力体5を底壁部31の本体側挟持部331の下面に導くときに、丸型ケーブル3を安定して保持できる。
<小括>
上記の本実施形態によれば、光コネクタ100は、底壁部31と一対の側壁部32とが形成された本体部30における底壁部31及び一対の側壁部32によって囲まれた空間に、繊維状抗張力体5の層を有する丸型ケーブル3を保持可能な外被把持部材20と、外被把持部材20を固定する固定部18を有する光コネクタ本体10と、を備えている。また、外被把持部材20は、本体部30の底壁部31の下面(舌部収容溝311)との間に繊維状抗張力体5を挟み込むための舌部40を有し、固定部18は、舌部40及び底壁部31が繊維状抗張力体5を挟み込む上下方向から本体部30及び舌部40を挟み込む一対の内面(固定部18の上板部18Aの下面、及び、底板部18Cの溝183の上面)を有している。このため、本体部30と舌部40との間に繊維状抗張力体5を挟みこんだ状態で、外被把持部材20を固定部18に挿入するだけで、本体部30と舌部40の間に繊維状抗張力体5を固定でき、丸型ケーブル3を保持することができる。このように、本実施形態では、繊維状抗張力体5の層を有する丸型ケーブル3を外被把持部材20に保持させる作業を容易にさせつつ、丸型ケーブル3を十分な保持力で保持することができる。
また、本実施形態では、図2B、図4Bに示すように、外被把持部材20の本体部30は、嵌合穴353を有し、舌部40は、嵌合穴353に嵌合する嵌合凸部41を有している。これにより、舌部40を本体部30に仮止めすることができる。
また、本実施形態では、図2Bに示すように、本体部30と舌部40は、ヒンジ部50を介して一体的に成型されている。これにより、部品数を減らすことができる。
また、本実施形態では、図2Bに示すように、ヒンジ部50は、折り畳まれた状態の舌部40の自由端(後側端)から見て、前側(丸型ケーブル3の光ファイバ4の端部側)に位置している。これにより、外被把持部材20を固定部18に挿入するときに、本体部30と舌部40とが徐々に押圧されるようにできる。
また、本実施形態では、図2Bに示すように、本体部30の前縁は、ヒンジ部50の折れ線よりも前側(光ファイバ4の端部側)に位置している。これにより、舌部40を折り畳んだ際に、ヒンジ部50が出っ張らない。
また、本実施形態では、図2Aに示すように、本体部30は、丸型ケーブル3の外被の端部と接触する位置決め部351と、繊維状抗張力体5を側壁部32の内側から外側に排出する排出溝352とを有しており、排出溝352は、位置決め部351よりも前側(光ファイバ4の端部側)に配置されている。これにより、丸型ケーブル3の繊維状抗張力体5を排出溝352から外側に排出させつつ、丸型ケーブル3の外被の口出し部を位置決め部351に接触させやすくでき、位置決めがしやすくなる。
また、本実施形態では、図2Aに示すように、位置決め部351と排出溝352との間には、前側(光ファイバ4の端部側)ほど徐々に広がるテーパ案内部352Aが形成されている。これにより、繊維状抗張力体5を排出溝352に案内しやすくなる。
また、本実施形態では、図2Aに示すように、排出溝352と底壁部31(中央底壁部31C)の下面との間には、湾曲した湾曲側面352Bが形成されている。これにより、排出溝352から側壁部32の外側に排出した繊維状抗張力体5を、底壁部31の下面に導きやすくなる。
また、本実施形態では、図2B及び図3Cに示すように、本体部30の底壁部31の下面(外面)には、前後方向(光ケーブル4の光軸方向)に沿った舌部収容溝311が形成されており、舌部収容溝311に舌部40が配置される。これにより、外被把持部材20を固定部18に挿入する際に、本体部30の舌部収容溝311の外側の部位(舌部40)がスライド面(案内面)となる。
また、本実施形態では、図1B及び図4Aに示すように、固定部18の一対の内面(上板部18Aの下面と、底板部18Cの上面)のうち、舌部40と対向する底板部18Cの上面には、舌部40の幅よりも広い溝183が形成されている。これにより、舌部収容溝311に完全に密着していない舌部40を逃がすことができる。
また、本実施形態では、図2Bに示すように、第1底壁部31Aの下面(外面)には凹凸が形成されており、舌部40の舌部側挟持部42には、第1底壁部31Aの下面に形成された凹凸と噛み合うように凹凸が形成されている。これにより、繊維状抗張力体5を固定(把持)でき、丸型ケーブル3の保持力を向上させることができる。
また、本実施形態では、固定部18の一対の内面(上板部18Aの下面と、底板部18Cの上面)が、外被把持部材20の本体部30及び舌部40に接触した状態で、第1底壁部31Aの下面(外面)の凹凸と舌部40の舌部側挟持部42の凹凸とが噛み合う状態になる。これにより、外被把持部材20を固定部18に挿入することで、繊維状抗張力体5をより確実に固定(把持)でき、丸型ケーブル3の保持力を向上させることができる。
また、本実施形態(変形例)では、図6に示すように、外被把持部材20は、第1収容部33を構成する一対の第1側壁部32Aから内側に突出して丸型ケーブル3を把持する丸型ケーブル用把持爪336を有している。これにより、丸型ケーブル3の繊維状抗張力体5を底壁部31の本体側挟持部331の下面に導くときに、丸型ケーブル3を安定して保持できる。
また、本実施形態では、図3A及び図5に示すように、外被把持部材20は、丸型ケーブル3の外被を収容する第1収容部33とは別に、丸型ケーブル3とは異なる角型ケーブル6の外被を収容する第2収容部34を有しており、第1収容部33に丸型ケーブル3の外被を収容させた外被把持部材20を固定部18に固定するときと、第2収容部34に角型ケーブル6の外被を収容させた外被把持部材20を固定部18に固定するときとでは、外被把持部材20の前後方向が逆向きとなる。これにより、光ケーブルの種類ごとに専用の外被把持部材20を用意しなくて済む。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
<外被把持部材20について>
前述の実施形態では、外被把持部材20が、丸型ケーブル3及び角型ケーブル6の両方を収容可能に構成されていた。但し、外被把持部材20が丸型ケーブル3のみを把持するように構成されていても良い。この場合、外被把持部材20が、第2収容部34を備えていなくても良いし、第1収容部33の第1係止部334を備えていなくても良い。
3 丸型ケーブル、4 光ファイバ、4A 裸光ファイバ部、4B 被覆部、
5 繊維状抗張力体、6 角型ケーブル、7 光ファイバ、
7A 裸光ファイバ部、7B 被覆部、
10 光コネクタ本体、11 前側ハウジング、
12 クランプ付きフェルール、13 フェルール、14 クランプ部、
15 スプリング、16 後側ハウジング、17 ストップリング部、
18 固定部、18A 上板部、18B 側板部、18C 底板部、
19 介挿部材、20 外被把持部材、30 本体部、
31 底壁部、31A 第1底壁部、31B 第2底壁部、31C 中央底壁部、
32 側壁部、32A 第1側壁部、32B 第2側壁部、32C 中央側壁部、
33 第1収容部、34 第2収容部、35 中央部、
40 舌部、41 嵌合凸部、42 舌部側挟持部、
43 舌部側スリット、50 ヒンジ部、
100 光コネクタ、181 突起、182 係止爪部、183 溝、
311 舌部収容溝、312 下側スライド面、313 サイドスライド面、
321 上側スライド面、331 本体側挟持部、332 第1スリット、
333 案内溝、334 第1係止部、336 丸型ケーブル用把持爪、
341 第2スリット、342 把持爪、343 第2係止部、351 位置決め部、
352 排出溝、352A テーパ案内部、352B 湾曲側面、
353 嵌合穴

Claims (15)

  1. 底壁部と一対の側壁部とが形成された本体部における前記底壁部及び前記一対の側壁部によって囲まれた空間に、繊維状抗張力体の層を有する光ケーブルを保持可能な保持部材と、
    前記保持部材を固定する固定部を有する光コネクタ本体と、
    を備え、
    前記保持部材は、前記本体部の前記底壁部の外面との間に前記繊維状抗張力体を挟み込むための挟持部材を有し、
    前記固定部は、前記挟持部材及び前記底壁部が前記繊維状抗張力体を挟む方向から前記本体部及び前記挟持部材を挟み込む一対の内面を有する
    ことを特徴とする光コネクタ。
  2. 請求項1に記載の光コネクタであって、
    前記本体部は、嵌合穴を有し、
    前記挟持部材は、前記嵌合穴に嵌合する嵌合凸部を有する
    ことを特徴とする光コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の光コネクタであって、
    前記本体部と前記挟持部材は、ヒンジ部を介して一体的に成型されている
    ことを特徴とする光コネクタ。
  4. 請求項3に記載の光コネクタであって、
    前記ヒンジ部は、折り畳まれた状態の前記挟持部材の自由端から見て、前記光ケーブルの光ファイバ端部側に位置する
    ことを特徴とする光コネクタ。
  5. 請求項4に記載の光コネクタであって、
    前記本体部の前縁は、前記ヒンジ部の折れ線よりも前記光ファイバ端部側に位置する
    ことを特徴とする光コネクタ。
  6. 請求項1〜請求項5の何れかに記載の光コネクタであって、
    前記本体部は、前記光ケーブルの外被の端部と接触する位置決め部と、前記繊維状抗張力体を前記側壁部の内側から外側に排出する排出溝とを有し、
    前記排出溝は、前記位置決め部よりも光ファイバ端部側に配置されている
    ことを特徴とする光コネクタ。
  7. 請求項6に記載の光コネクタであって、
    前記位置決め部と前記排出溝との間には、前記光ファイバ端部側ほど徐々に広がるテーパ案内部が形成されている
    ことを特徴とする光コネクタ。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の光コネクタであって、
    前記排出溝と前記底壁部の下面との間には、湾曲した側面が形成されている
    ことを特徴とする光コネクタ。
  9. 請求項1〜請求項8の何れかに記載の光コネクタであって、
    前記本体部の前記底壁部の外面には、前記光ケーブルの光軸方向に沿った収容溝が形成されており、
    前記収容溝に前記挟持部材が配置される
    ことを特徴とする光コネクタ。
  10. 請求項9に記載の光コネクタであって、
    前記固定部の前記一対の内面のうち、前記挟持部材と対向する側の内面には、前記挟持部材の幅よりも広い溝が形成されている
    ことを特徴とする光コネクタ。
  11. 請求項1〜請求項10の何れかに記載の光コネクタであって、
    前記底壁部の外面には凹凸が形成されており、
    前記挟持部材には、前記底壁部の前記外面に形成された凹凸と噛み合うように凹凸が形成されている
    ことを特徴とする光コネクタ。
  12. 請求項11に記載の光コネクタであって、
    前記固定部の前記一対の内面が前記本体部及び前記挟持部材に接触した状態で、前記底壁部の外面の凹凸と前記挟持部材の凹凸とが噛み合う状態になる
    ことを特徴とする光コネクタ。
  13. 請求項1〜請求項12の何れかに記載の光コネクタであって、
    前記保持部材は、前記一対の側壁部から内側に突出して前記光ケーブルを把持する把持部を有する
    ことを特徴とする光コネクタ。
  14. 請求項1〜請求項13の何れかに記載の光コネクタであって、
    前記保持部材は、前記光ケーブルの外被を収容する第1収容部とは別に、前記光ケーブルとは異なる外形の別の光ケーブルの外被を収容する第2収容部を有しており、
    前記第1収容部に前記光ケーブルの外被を収容させた前記保持部材を前記固定部に固定するときと、前記第2収容部に前記光ケーブルの外被を収容させた前記保持部材を前記固定部に固定するときとでは、前記保持部材の前後方向が逆向きとなる
    ことを特徴とする光コネクタ。
  15. 底壁部と一対の側壁部とが形成された本体部と、前記底壁部の外面との間に前記繊維状抗張力体を挟み込むための挟持部材とを有する保持部材を用意する工程と、
    前記本体部における前記底壁部及び一対の側壁部によって囲まれた空間に、繊維状抗張力体の層を有する光ケーブル収容するとともに、前記繊維状抗張力体を前記底壁部の外面と前記挟持部材との間に挟み込む工程と、
    固定部の一対の内面の間に前記保持部材を挿入し、前記挟持部材及び前記底壁部が前記繊維状抗張力体を挟む方向から前記本体部及び前記挟持部材を一対の内面に挟み込ませる工程と、
    前記固定部に前記保持部材を固定する工程と
    を有する光コネクタ製造方法。
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