JP2017119437A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】これから画像形成装置で実行されるジョブと、画像形成装置でジョブを実行させることによって発生しうるイベントとの関係、及び各イベントがジョブの実行に与える影響度を表示させる。
【解決手段】受け付けたジョブの実行順序、処理時間を含むスケジュール情報及びジョブの実行に用いるリソースに関するリソース情報に基づき、受け付けたジョブを実行順序に従い実行するに当たって、ジョブの実行に伴って画像形成装置10に発生しうるイベントの発生タイミングを予測するイベント発生予測部15と、実行されるジョブの実行期間、発生を予測したイベントの発生タイミングを同一時間軸に沿って表示すると共に、各イベントのジョブの実行に与える影響度を表示する表示情報を生成する表示情報生成部17と、表示情報を表示する表示部19と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
ユーザからの要求に応じて受け付けたジョブを連続して実行するプロダクションプリンタを形成する画像形成装置では、大量のジョブが、それも処理時間が相対的に長いジョブが実行される。従って、プロダクションプリンタにおけるジョブの予約状況等を提示する機能が望まれる。
そこで、まだ実行されていないジョブの開始時間や処理時間を推測し、表示する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
また、大量のジョブを連続して実行することで、いずれ発生しうるであろう用紙切れに対処すべく用紙交換のタイミングをユーザに知らせる技術が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2002−063004号公報 特開2011−022377号公報
本発明は、これから画像形成装置で実行されるジョブと、画像形成装置でジョブを実行させることによって発生しうるイベントとの関係、及び各イベントがジョブの実行に与える影響度を表示させることを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、受け付けたジョブの実行順序を含むスケジュール情報を生成するスケジュール情報生成手段と、ジョブの実行に用いるリソースに関するリソース情報を取得する取得手段と、前記スケジュール情報及び前記リソース情報に基づき、受け付けたジョブを実行順序に従い実行するに当たって、ジョブの実行に伴って自装置に発生しうるイベントの発生タイミングを予測する予測手段と、実行されるジョブの実行期間及び前記イベントの発生タイミングを同一時間軸に沿って表示するための表示情報であって前記イベントのジョブの実行に与える影響度を表示するための表示情報を生成する表示情報生成手段と、前記表示情報の表示を制御する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
また、前記表示制御手段は、表示情報を表示するための時間幅の自動調節機能を有することを特徴とする。
また、前記イベントの発生を未然に防止するための処理の実施タイミングを特定する特定手段を有し、前記表示情報生成手段は、更に前記特定手段により特定された実施タイミングを前記同一時間軸に沿って表示する情報を表示情報に含めて生成することを特徴とする。
また、前記表示情報生成手段は、前記イベントと、当該イベントの発生を未然に防止するための処理の実施タイミングとの対応関係を示す情報を表示情報に含めて生成することを特徴とする。
また、ユーザに変更された、前記表示手段により表示された、前記特定手段により特定された実施タイミングの表示位置を受け付ける表示位置受付手段を有することを特徴とする。
また、ユーザに変更された、前記表示手段により表示されたジョブの実行順序を受け付ける実行順序受付手段を有することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、画像形成装置に搭載されたコンピュータを、受け付けたジョブの実行順序を含むスケジュール情報を生成するスケジュール情報生成手段、ジョブの実行に用いるリソースに関するリソース情報を取得する取得手段、前記スケジュール情報及び前記リソース情報に基づき、受け付けたジョブを実行順序に従い実行するに当たって、ジョブの実行に伴って自装置に発生しうるイベントの発生タイミングを予測する予測手段、実行されるジョブの実行期間及び前記イベントの発生タイミングを同一時間軸に沿って表示するための表示情報であって前記イベントのジョブの実行に与える影響度を表示するための表示情報を生成する表示情報生成手段、前記表示情報の表示を制御する表示制御手段、として機能させるためのものである。
請求項1に記載の発明によれば、これから画像形成装置で実行されるジョブと、画像形成装置でジョブを実行させることによって発生しうるイベントとの関係、及び各イベントがジョブの実行に与える影響度を表示させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、表示情報を表示するための時間幅を調節することができる。
請求項3に記載の発明によれば、イベントの発生を未然に防止するための処理の実施タイミングを、ジョブの実行期間及びイベントの発生タイミングを表示するのと同一時間軸上に表示することができる。
請求項4に記載の発明によれば、イベントと、当該イベントの発生を未然に防止するための処理の実施タイミングとの対応関係を表示することができる。
請求項5に記載の発明によれば、イベントの発生を未然に防止するための処理の実施タイミングの表示位置をユーザに変更させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、表示手段により表示されたジョブの実行順序をユーザに変更させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、これから画像形成装置で実行されるジョブと、画像形成装置でジョブを実行させることによって発生しうるイベントとの関係、及び各イベントがジョブの実行に与える影響度を表示させることができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施の形態を示すブロック構成図である。 実施の形態1における画像形成装置のハードウェア構成図である。 実施の形態1におけるジョブとイベントの関係を示す表示の一例を示す図である。 実施の形態1における表示処理を示すフローチャートである。 実施の形態2におけるジョブとイベントの関係を示す表示の一例を示す図である。 実施の形態3における画像形成装置を示すブロック構成図である。 実施の形態3におけるジョブとイベントと推奨オペレーションとの関係を示す表示の一例を示す図である。 実施の形態4における画像形成装置を示すブロック構成図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る画像形成装置10の一実施の形態を示したブロック構成図であり、図2は、本実施の形態における画像形成装置10のハードウェア構成図である。画像形成装置10は、プリント機能、コピー機能、スキャナ機能等の各種機能を搭載した複合機、あるいはプリント機能に特化したプロダクションプリンタであり、コンピュータを内蔵した装置である。図2には、汎用的な複合機のハードウェア構成を示すが、図2において、CPU31は、ROM39に格納されたプログラムにしたがってスキャナ34やプリンタエンジン36等本装置に搭載された各種機構の動作制御を行う。アドレスデータバス32は、CPU31の制御対象となる各種機構と接続してデータの通信を行う。操作パネル33は、ユーザからの指示の受け付け、情報の表示を行う。スキャナ34は、ユーザがセットした原稿を読み取り、電子データとしてHDD(Hard Disk Drive)35等に蓄積する。HDD35は、スキャナ34を使用して読み取った電子文書などを格納する。プリンタエンジン36は、CPU31で実行される制御プログラムからの指示に従い出力用紙上に画像を印字する。ネットワークインタフェース(I/F)37は、ネットワーク2を接続し、PC4から送信されてきたジョブの受信、本装置が生成した表示情報の送信、電子メールの送受信、またブラウザ経由による本装置へのアクセスなどに利用される。RAM38は、プログラム実行時のワークメモリや電子データ送受信時の通信バッファとして利用される。ROM39は、本装置のジョブに関連する実行や表示制御等の各種プログラムが格納されている。各種プログラムが実行されることで後述する各構成要素が所定の処理機能を発揮する。外部メディアインタフェース(I/F)40は、USBメモリ、フラッシュメモリ等の外部メモリ機器とのインタフェースである。
図1に戻り、画像形成装置10は、ジョブ受付部11、ジョブ情報管理部12、プリンタ情報管理部13、ジョブスケジューリング部14、イベント発生予測部15、ジョブ実行制御部16、表示情報生成部17、表示制御部18及び表示部19を有している。なお、本実施の形態の説明に必要でない構成要素については省略している。本実施の形態では、画像形成装置10が実行可能なジョブのうち印刷ジョブに関連する情報を表示する場合を例にして説明するが、画像形成装置10が受け付けた印刷ジョブに応じてプリント機能を発揮する上で動作するプリンタエンジン36等の装置構成を便宜的に「プリンタ」と称することにする。
ジョブ受付部11は、印刷を要求するユーザ使用のPC4から送信されてきた印刷ジョブを受け付ける。ジョブ情報管理部12は、ジョブ受付部11により受け付けられたジョブをジョブキュー(図示せず)への登録やRIP(Raster Image Processor)にかかる時間、ジョブスケジューリング部14により生成された各印刷ジョブに関するジョブ情報等ジョブに関連する情報を保持管理する。プリンタ情報管理部13は、プリンタのリソースに関連するプリンタ情報を保持管理する。プリンタ情報には、用紙トレイ毎に収容されている用紙のサイズ及び最大収容枚数等用紙トレイの構成に関する情報、またインクカートリッジ毎にトナーの色及び印刷可能枚数等インクに関する情報が含まれている。また、プリンタ情報には、プリンタの印刷速度、排出トレイ(スタッカ)の最大蓄積枚数等排出トレイに関する情報、印刷枚数又は印刷時間等によって特定されるキャリブレーションの実施の判断基準となる情報及び画質調整の実施の判断基準となる情報等がプリンタの仕様に関する情報として含まれている。これらの固定的な情報に加えて、受け付けた印刷ジョブが実行された後の、予測した各用紙トレイの収容枚数(残枚数)、各インクカートリッジのトナーの残容量、排出トレイに蓄積された用紙の枚数(蓄積枚数)、直前のキャリブレーションの実施後に各印刷ジョブが実行されることにより印刷された用紙の枚数(印刷枚数)及び直前の画質調整の実施後に各印刷ジョブが実行されることにより印刷された用紙の枚数(印刷枚数)などの印刷ジョブが実行された場合の状態を示すリソース情報も含まれる。
ジョブスケジューリング部14は、スケジュール情報生成手段として設けられ、受け付けたジョブの実行順序、処理時間を含むスケジュール情報を生成する。更に、ジョブの実行に伴い印刷に用いる用紙のサイズ(用紙トレイ)、用紙トレイ毎の印刷枚数、排出トレイ(スタッカ)への蓄積枚数、インクの色、量等ジョブの実行に伴い使用(消費)するリソースに関する情報を算出し、リソース使用情報として生成する。そして、スケジュール情報及びリソース使用情報を含むジョブ情報を生成する。
イベント発生予測部15は、取得手段として設けられ、ジョブの実行に用いるリソースに関するリソース情報を含むプリンタ情報をプリンタ情報管理部13から取得する。また、イベント発生予測部15は、予測手段として設けられ、取得したプリンタ情報及びジョブ情報管理部12により保持されるジョブ情報に基づき、受け付けたジョブを実行順序に従い実行するに当たって、ジョブの実行に伴って自装置に発生しうるイベントの発生タイミングを予測する。更に、イベント発生予測部15は、特定手段として設けられ、イベントの発生に起因する画像形成処理の不具合を未然に防止するための調整又は人的な介入の実施タイミングを特定する。
ジョブ実行制御部16は、ジョブの実行を制御する。表示情報生成部17は、表示情報生成手段として設けられ、表示情報を生成する。表示情報には、実行されるジョブの実行期間及びイベントの発生タイミングを同一時間軸に沿って表示するための情報、及びイベントのジョブの実行に与える影響度を識別可能に表示するための情報が含まれる。表示制御部18は、表示制御手段として設けられ、表示情報生成部17により生成された表示情報の表示を制御する。表示部19は、表示制御部18による表示制御のもと、表示情報を操作パネル33に表示する。
画像形成装置10における各構成要素11〜19は、画像形成装置10に搭載されたコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU31で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、ジョブ情報管理部12及びプリンタ情報管理部13が各情報を保持するための記憶手段として、HDD35又はRAM38を用いる。あるいは、外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPUがプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
本実施の形態では、これから実行される印刷ジョブに関連する情報を表示するが、この表示例を図3に示す。本実施の形態では、将来においてジョブを実行順序に従い実行するに当たって発生するであろうイベントに関する情報を、ジョブと同一時間軸上に表示することを特徴の一つとしている。この「イベント」というのは、ジョブを実行順序に従い実行するに当たって、ジョブの実行に伴って画像形成装置10に発生しうるイベントのことをいう。本実施の形態において表示対象としているイベントは、このうちジョブを連続して実行させる上で調整又は人的な介入が要求されるイベントである。イベントには、例えば、用紙やトナーなどの消費財切れ、スタッカフル(オーバーフロー)、キャリブレーション等のイベントがあり、これらのイベントに対処するためには、用紙の補充、トナーカートリッジ交換、スタッカ(排出トレイ)からの印刷物の取り出し、キャリブレーション調整という人的な介入が必要となる。また、イベントには、印刷ジョブが継続して実行されることで経時変化、画質劣化等のイベントがあり、このイベントに対処するためには、キャリブレーションやプリンタの自動調整機能に基づく画質調整等の調整が必要となる。イベントは、印刷ジョブが継続して実行されることで、一般的に繰り返し発生する。
また、イベントは、印刷ジョブの実行に与えるセキュリティレベル(影響度)として、発生するとプリンタの停止を回避できないエラーレベルのイベントと、発生したとしてもプリンタを停止するほどでもない、あるいはイベントの発生そのものを未然に回避しうるワーニング(警告)レベルのイベントと、に区別できる。前者の例としては、トレイの用紙切れ(同一サイズの用紙切れ)、スタッカフル、トナー切れ等がある。後者の例としては、トレイの用紙切れ(同一サイズの用紙は他のトレイにある場合)、トナー切れ警告、画質調整が必要となる画質劣化、キャリブレーションの実施が必要となる経時変化等がある。
次に、本実施の形態における表示処理について図4に示したフローチャートを用いて説明する。本実施の形態における表示処理は、起動されると、終了が指示されるまで常時動作し、ジョブを受け付ける度に表示している情報を最新の情報に更新する。なお、フローチャートには表していないが、ジョブが実行終了する度に最新の情報に更新するようにしてもよい。なお、以降の説明では、印刷ジョブの「実行中」、「実行後」などの表現を使用するが、表示対象となる印刷ジョブは、現時点においてはまだ実行されていない印刷ジョブである。従って、「実行中」、「実行後」と表現しても、それは将来において実行中、又は実行された後という意味であり、現時点において実行されていたり、実行終了したという意味ではない。
ジョブ受付部11が印刷ジョブを受け付けると(ステップ101)、ジョブスケジューリング部14は、ジョブ情報管理部12からジョブ情報を、プリンタ情報管理部13からプリンタ情報を、それぞれ取得する。そして、ジョブスケジューリング部14は、受け付けた印刷ジョブのジョブ情報、ジョブ情報に含まれているRIP及びプリンタ情報に含まれている印刷速度に基づき当該印刷ジョブの実行に要する処理時間を算出し、更に当該印刷ジョブの実行順序を決定する。ジョブスケジューリング部14は、処理時間及び実行順序を含むスケジュール情報に加えて、プリンタ情報に含まれる用紙に関連する情報を参照して当該印刷ジョブで使用する用紙トレイ及び用紙トレイ毎に使用する用紙枚数(印刷枚数)を決定し、更に印刷量に応じたトナーの消費量を算出する。そして、これらのリソース使用情報とスケジュール情報を含むジョブ情報を生成し、ジョブ情報管理部12に保持管理させる(ステップ102)。
続いて、イベント発生予測部15は、受け付けた印刷ジョブを実行順序に従って実行するに当たって、受け付けた印刷ジョブの情報と、対応するプリンタ情報とを比較することで、受け付けた印刷ジョブを実行する際にイベントが発生するか否か、また発生する場合にはその発生タイミングを次のようにして予測する(ステップ103)。
まず、イベント発生予測部15は、ジョブ情報管理部12から受け付けた印刷ジョブのジョブ情報を、プリンタ情報管理部13からプリンタ情報を、それぞれ取得する。続いて、イベント発生予測部15は、プリンタ情報のリソース情報に含まれている各用紙トレイの残枚数を、受け付けた印刷ジョブが実行されることにより消費される用紙の枚数で減算する。減算した結果、残枚数が0に達する用紙トレイが存在する場合、その用紙トレイに用紙切れというイベントが発生すると判定する。また、当該用紙トレイの残枚数が0に達した時点をそのイベントの発生タイミングと予測する。発生タイミングは、当該印刷ジョブの印刷枚数及び処理時間とから計算により推測する。例えば、処理時間内において印刷が定周期的に行われると仮定して、その印刷枚数と処理時間との比率から当該印刷ジョブの実行時間内における発生タイミングを特定する。以下の発生タイミングにおいても同様にして特定する。この用紙切れが、同一サイズの用紙が他の用紙トレイに収容されていない場合、当該サイズの用紙がプリンタから完全になくなり印刷を継続して実行できなくなるので、この場合のイベントはエラーレベルとなる。一方、同一サイズの用紙が他の用紙トレイに収容されている場合、用紙トレイを切り替えることによって印刷ジョブは停止させることなく継続して実行させることができるので、この場合のイベントはワーニングレベルとなる。
また、イベント発生予測部15は、用紙トレイの場合と同様に、プリンタ情報のリソース情報に含まれている各インクカートリッジのトナー残量を、受け付けた印刷ジョブが実行されることにより消費されるトナー量(トナーの消費量)で減算する。減算した結果、トナー残量が0に達するインクカートリッジが存在する場合(インクカートリッジが空になる場合)、そのインクカートリッジにトナー切れというイベントが発生し、また空になった時点をそのイベントの発生タイミングと予測する。当該色のトナーが完全に切れてしまうと印刷を継続して実行できなくなるので、この場合のイベントはエラーレベルとなる。イベント発生予測部15はまた、各インクカートリッジのトナー残量を、受け付けた印刷ジョブが実行されることにより消費されるトナー量(トナーの消費量)で減算する。減算した結果、トナー残量が0にはなっていないものの予め設定された一定量を下回る場合、そのインクカートリッジが近々にトナー切れが発生するという警告(トナー警告)を出すというイベントを発生させてもよい。また、当該インクカートリッジのトナー残量が上記一定量に達した時点をそのイベントの発生タイミングと予測する。当該色のトナー警告が発生しても印刷を継続して実行できるので、この場合のイベントはワーニングレベルとなる。トナー残量と比較する上記一定量を示すデータは、プリント情報に含めておいてもよい。
なお、実行される印刷ジョブが実際にどれだけのトナーを消費するかは未定であるが、これは、印刷枚数とトナー消費量との関係等過去の印刷実績から導出してもよい。
また、イベント発生予測部15は、プリンタ情報に含まれている排出トレイの最大蓄積枚数及び蓄積枚数を取得し、受け付けた印刷ジョブが実行されることにより排出トレイに蓄積される用紙の枚数を排出トレイの蓄積枚数に加算した値を、最大蓄積枚数と比較する。比較した結果、加算値が最大蓄積枚数を上回ると判定した場合、排出トレイにオーバーフロー(スタッカフル)というイベントが発生すると判定し、また超える時点をそのイベントの発生タイミングと予測する。スタッカフルになると印刷を継続して実行できなくなるので、この場合のイベントはエラーレベルとなる。
更に、イベント発生予測部15は、直前のキャリブレーションの実施後に、先に実行される印刷ジョブの印刷枚数の総和に、受け付けた印刷ジョブの印刷枚数を加算した結果、その加算値がキャリブレーションの実施の判断基準となる情報(印刷枚数)に達すると判定した場合、キャリブレーションの実施が必要な経時変化というイベントが発生し、また達した時点をそのイベントの発生タイミングと予測する。なお、印刷枚数ではなく印刷時間を用いてもよい。
イベント発生予測部15は、直前の画質調整の実施後に、先に実行される印刷ジョブの印刷枚数の総和に、受け付けた印刷ジョブの印刷枚数を加算した結果、その加算値が画質調整の実施の判断基準となる情報(印刷枚数)に達すると判定した場合、画質調整が必要な画質劣化というイベントが発生し、また達した時点をそのイベントの発生タイミングと予測する。なお、印刷枚数ではなく印刷時間を用いてもよい。
以上のようにして、イベント発生予測部15が各種イベントの発生の有無及び発生する場合にはそのイベントの発生タイミングを予測すると、その予測処理に過程において算出した、当該印刷ジョブの実行後における各用紙トレイの残枚数、各インクカートリッジのトナー残量、排出トレイの蓄積枚数、直前のキャリブレーションの実施後の各印刷ジョブの実行による印刷枚数及び直前の画質調整の実施後の各印刷ジョブの実行による印刷枚数でプリント情報に含まれるリソース情報を更新する(ステップ104)。
続いて、表示情報生成部17は、イベントに関する情報及び各印刷ジョブのジョブ情報に基づき次のようにして表示情報を生成していく。
イベント発生予測部15による予測の結果、イベントが発生すると判断した場合(ステップ105でY)、表示情報生成部17は、各イベントの発生予測時刻を算出する(ステップ106)。これは、実行順序に従って各印刷ジョブが実行されていくことになるが、先に実行される各印刷ジョブの処理時間及び当該印刷ジョブにおける発生タイミングの時間を加算することで、各イベントが発生する予測時刻を算出する。
ここで、イベントが回避可能な場合(ステップ107でY)、そのイベントはワーニングイベントのメッセージの表示領域内の対応する時刻の位置にプロットする(ステップ108)。一方、イベントが回避可能でない場合において(ステップ107でN)、そのイベントが発生すると印刷を停止せざるを得ない場合(ステップ109でY)、そのイベントはエラーイベントのメッセージの表示領域内の対応する時刻の位置にプロットする(ステップ110)。例えば、用紙切れやスタッカフルというイベントが発生した場合、印刷が停止してしまうことになる。一方、そのイベントが発生しても印刷を停止しなくてもよい場合(ステップ109でN)、そのイベントはワーニングメッセージの表示領域内の対応する時刻の位置にプロットする(ステップ108)。例えば、トナー切れの発生の事前通知(トナー警告)やキャリブレーションというイベントが発生しても印刷が停止させる必要はない。
表示情報生成部17は、イベントに関する情報を以上のようにして生成するが、イベントの発生の有無にかかわらず、各印刷ジョブのジョブ情報に基づき各印刷ジョブを時間軸に沿って表示するための情報を生成する。
表示制御部18は、表示情報生成部17により表示情報が生成されると、その表示情報の表示を表示部19に指示する。表示部19は、この指示に応じて表示情報を操作パネル33に表示する(ステップ111)。
以上の表示処理は、印刷ジョブが受け付けられる度に繰り返し実行され、表示内容が更新される。
このようにして表示された表示例を図3に示すが、この表示例を用いて本実施の形態において特徴的な表示内容の形式について説明する。
図3には、時間軸に沿って、今後、実行される印刷ジョブ(ジョブ101〜105)が示されている。本実施の形態では、時間軸として時刻を表示するようにしたが、最初のジョブ(ジョブ101)の実行開始時間からの経過時間を表示するようにしてもよい。各印刷ジョブは、それぞれ処理時間に応じた長さの帯状のアイコンで表示される。また、RIPが間に合わずに空き時間が空いたり、画質調整を行うなどしてプリンタが印刷を実際に行わない時間帯は、印刷ジョブのアイコンと表示形態を異ならせることで、視覚的にわかるように表示する。図3では、印刷を実際に行わない時間帯を横線のアイコン51で表示する。
各ジョブのアイコンは、対応するイベントのセキュリティレベルに応じた表示とする。具体的には、ワーニングレベルのイベントが発生すると予測されたジョブ(ジョブ102,104)のアイコンはドットで、エラーレベルのイベントが発生すると予測されたジョブ(ジョブ103,105)のアイコンは右下がりのハッチングで表示される。ジョブ105では、ワーニングレベル及びエラーレベル双方のイベントが発生しうるが、レベルの高いエラーを優先させて表示している。何のイベントも対応付けられていないジョブ(ジョブ101)は、何のパターンもなく白抜きで表示する。印刷ジョブのアイコンは、セキュリティレベルの高いイベントが対応付けられたアイコンが目立ちやすいように表示する。図3では、便宜上、対応するイベントのレベルに応じて各ジョブをパターンで装飾しているが、他の属性、例えば色や形状等によって対応するイベントのレベルを特定しやすいように表示してもよい。例えば、エラーレベルが対応付けられた印刷ジョブのアイコンは赤色で、ワーニングレベルが対応付けられた印刷ジョブのアイコンは黄色で表示する。
イベントの表示領域は、破線52によってセキュリティレベル毎に分けられている。本実施の形態では、ワーニングレベルとエラーレベルとを区別可能に表示する。本実施の形態は、セキュリティレベルの高いエラーレベルのイベントが目立ちやすいようにワーニングレベルの上方に表示する。
イベントは、各イベントの発生タイミング(発生時刻)の位置に表示される。各イベントは、どの印刷ジョブの実行中に発生するかがわかりやすいように矢印によって対応付けして表示される。
更に、各印刷ジョブには、使用する用紙トレイを示す情報が合わせて表示される。図3に示した表示例から、例えば、ジョブ101はトレイ1を使用し、ジョブ102はトレイ1を使用した後トレイ2を使用することがわかる。排出トレイ(スタッカ)においても同様とする。
本実施の形態によれば、実行される印刷ジョブにスケジュールの情報と、当該印刷ジョブの実行中に発生するイベントの情報とを同一時間軸上に沿って表示するようにしたので、印刷ジョブとイベントとの関係が視覚的にわかりやすい。
実施の形態2.
上記実施の形態1に示した表示例に対し、本実施の形態では、時間のスケールを変更可能にしたことである。なお、本実施の形態における構成要素は実施の形態1と同じでよい。
図5は、本実施の形態におけるスケジュールの表示例を示す図である。図5に示したように、図3に示した表示例に対し、時間軸のスケールを変更している。具体的には、ユーザが表示したい時間範囲を自由に設定可能とする。すなわち、表示する時間範囲の始期及び終期を指定すると、表示制御部18は、指定された範囲について表示情報を表示部19に表示させる。
また、時間範囲を指定させるのではなく、時間軸の表示単位を設定させるようにしてもよい。例えば、長い範囲でどのようなイベントが発生するかを見渡したければ、日/週などの相対的に長い単位表示にする。一方、直近にどのようなイベントが発生するかを知りたい場合は、分/時などの相対的に短い単位表示に切り替える。
また、時間範囲を指定させるのではなく、異なるスケールを採用する表示レベルを予め設定しておき、ユーザに表示レベルを選択させるようにしてもよい。例えば、詳細確認レベル、オペレーション確認レベル及びメンテナンス確認レベルというような目的に合致したレベルを予め設定しておき、これらの表示レベルの選択画面を操作パネル33に表示する。そして、ユーザに選択させると、表示制御部18は、選択された表示レベルに対応した表示を表示部19にさせる。各表示レベルの内容は、次のようになる。
詳細確認レベルは、近々のもの(多くて数時間)だけ表示する。用紙トレイへの用紙補給、スタッカ容量、あるいは画質調整などの確認に適切なレベルである。オペレーション確認レベルは、半日〜1日のスケールで表示する。1日に1〜数度程度発生するイベント(例えば、キャリブレーション)などの確認に適切なレベルである。メンテナンス確認レベルは、数日〜週のスケールで表示する。トナーをはじめとしたサービスや注文が必要なイベントなどの確認に適切なレベルである。過去のデータを利用して用紙注文時期まで見積もることも可能になる。
更に、図5に例示したように印刷ジョブがスケジュールされていない時間帯が表示範囲に含まれる場合、稼働時間(ユーザにより設定変更可能)に印刷を行ったものとして、消耗品交換発生イベントを予測して表示させることも可能になる。この場合、確度が低い情報であることを容易に視認できるように、該当するイベントには、その旨を示すアイコン53を付加して表示する。
なお、図5において、11月10日の9時から17時の間の情報は、文字が重なって読みにくいが、読みたいときには時間軸のスケールを変更して表示内容を確認すればよい。
実施の形態3.
図6は、本実施の形態における画像形成装置10のブロック構成図である。本実施の形態における画像形成装置10は、実施の形態1の構成に対し、推奨オペレーション生成部20が追加された構成を有している。推奨オペレーション生成部20は、特定手段として設けられ、イベントの発生を未然に防止するための処理の実施タイミングを特定する。なお、その他の構成は実施の形態1と同じでよいので説明を省略する。
図7は、図3に示した表示例に対し、イベントに対して行うべき処理(推奨オペレーション)とその実施タイミングを付加した表示例である。
例えば、「スタッカー1Full」というイベントの発生を未然に防止するためには、スタッカー1に蓄積された用紙(印刷物)をフルの状態になる前に取り出せばよい。その取り出すタイミングとしては、「スタッカー1Full」というイベントが発生するジョブ103を一旦停止させて実施するのではなく、直前に実行されるジョブ102の実行終了後ジョブ103の実行開始前に実施するのが好適である。従って、イベント「スタッカー1Full」の発生を未然に防止する処理(推奨オペレーション)は、スタッカー1から用紙の取り出しを実施すること(「スタッカー1取り出し」)であり、その実施タイミングは、ジョブ102の実行終了後ジョブ103の実行開始前である。
推奨オペレーション生成部20は、プリンタ情報を参照してイベント発生を防止する推奨オペレーション及びその実施タイミングを特定する。表示部19は、イベントに対する推奨オペレーションを、推奨オペレーション表示領域においてその実施タイミングの位置に表示する。表示情報生成部17は、推奨オペレーション生成部20により生成された推奨オペレーションに関する情報を含めて表示情報を生成するが、推奨オペレーションも、ジョブやイベントと同じ時間軸上に沿って表示するように表示情報を生成する。
推奨オペレーション表示領域は、セキュリティレベルと同様に、イベントのレベル毎に区分けされている。具体的には、ワーニングレベルのイベントに対応する推奨オペレーションはRecommendに、エラーレベルのイベントに対応する推奨オペレーションはSevereにそれぞれ表示する。なお、各レベルの対応関係がわかりやすいように、エラーレベルに関する表示領域には、ドットを付けている。
更に、表示情報生成部17は、イベントと推奨オペレーションとの対応関係を示す情報として破線の矢印54によって、イベントと推奨オペレーションとを関連付けることで、その対応関係が一目瞭然に把握できるように表示している。つまり、ユーザは、図7に例示した表示を参照することで、「スタッカー1Full」の発生を回避するためには、ジョブ102の実行終了後ジョブ103の実行開始前にスタッカー1から用紙を取り出せばよいことがわかる。
ここでは、「スタッカー1Full」というイベントを例にして説明したが、キャリブレーションや画質調整なども同様である。
また、「トレイ2用紙切れ」というエラーイベントの発生を未然に防止するためには、同一サイズの用紙が装填されている用紙トレイ1(用紙トレイ1は、ジョブ102の実行中に用紙切れとなっている)に用紙を補給すれば、用紙トレイ1の用紙が切れたとしてもジョブ(この例ではジョブ103)を停止させずにすむ。なお、ジョブ102の実行中に発生する「トレイ1用紙切れ」は、同一サイズの用紙が装填されている用紙トレイ2が存在するので、用紙トレイ1が用紙切れになったとしても、プリンタが用紙の供給元を用紙トレイ2に自動切替えすることでジョブ102を停止させずにすむ。従って、「トレイ1用紙切れ」のイベントは、ワーニングレベルのイベントである。
「トレイ2用紙切れ」の発生を回避するには、用紙トレイ2に用紙を補給することも考えられるが、そうすると実行中のジョブ103を一旦停止させなければならず、適切な処置ではない。「トレイ2用紙切れ」の発生を回避するには、「トレイ2用紙切れ」の発生前に用紙トレイ1に用紙を補給するのが好適である。ジョブ103を停止させずにすむからである。具体的には、用紙トレイ1の用紙が切れてから用紙トレイ2の用紙が切れるまでの間に用紙トレイ1に用紙の補給すればよい。従って、イベント「トレイ2用紙切れ」の発生を未然に防止する処理(推奨オペレーション)は、用紙トレイ1に用紙を補給すること(「トレイ1用紙補給」)であり、その実施タイミングは、用紙トレイ1の用紙が切れてから用紙トレイ2の用紙が切れるまでの間である。推奨オペレーション生成部20は、プリンタ情報に含まれる用紙トレイの構成に関する情報を参照してイベント発生を防止する推奨オペレーション及びその実施タイミングを特定する。この用紙トレイの例のように、推奨オペレーションの実施可能なタイミングに時間幅がある場合、表示部19は、その範囲を示す記号55を用いて実施タイミングを表示する。
なお、推奨オペレーション生成部20は、プリンタ情報を参照してイベント発生を防止する推奨オペレーション及びその実施タイミングを特定するようにしたが、例えばイベントと、当該イベントに対して好適な推奨オペレーションの実施タイミングとを対応付けたテーブルを予め設定しておき、そのテーブルを参照して推奨オペレーション及びその実施タイミングを特定するようにしてもよい。
実施の形態4.
図8は、本実施の形態における画像形成装置10のブロック構成図である。本実施の形態における画像形成装置10は、実施の形態3の構成に対し、ユーザ操作受付部21が追加された構成を有している。ユーザ操作受付部21は、表示位置受付手段として設けられ、ユーザに変更された、表示部19により表示された推奨オペレーションの実施タイミングの表示位置を受け付ける。また、ユーザ操作受付部21は、実行順序受付手段として設けられ、ユーザに変更された、表示部19により表示されたジョブの実行順序を受け付ける。なお、その他の構成は実施の形態3と同じでよいので説明を省略する。
実施の形態3では、プリンタ情報やテーブルの設定内容を参照して、イベントに対する推奨オペレーションの実施タイミングを特定した。ただ、ユーザは、例えば、キャリブレーションの実施タイミングを、直前のキャリブレーションの実施後からの印刷ページ数に応じて適切と判断するタイミングに変更したい場合がある。この場合、ユーザは、操作パネル33の表示内容を指や所定の操作部材を使って表示された推奨オペレーションを移動させるための所定の操作を行う。ユーザ操作受付部21がその移動操作を受け付けると、表示情報生成部17は、そのユーザによる移動指示を反映した表示情報を生成する。そして、表示部19は、表示制御部18の指示に従い更新された表示情報を表示する。このようにして、推奨オペレーションの実施タイミングは、変更された位置に表示される。
また、ユーザは、操作パネル33への表示内容を見て、例えば用紙の入れ替えを極力少なくしたいとか、用紙の入れ替えが発生するタイミングを極力集中させたいとか、あるいは、キャリブレーションが処理時間の長いジョブの実行中に発生しないようにとか、これらの理由でスケジュールされた印刷ジョブの実行順序を変更したい場合がある。この場合、ユーザは、操作パネル33の表示内容を指や所定の操作部材を使って表示された印刷ジョブのアイコンを入れ替えるための所定の操作を行う。ユーザ操作受付部21がその入れ替え操作を受け付けると、表示情報生成部17は、そのユーザによる入れ替え指示を反映した表示情報を生成する。そして、表示部19は、表示制御部18の指示に従い更新された表示情報を表示する。このようにして、印刷ジョブの実行順序は、ユーザが所望する順番に並び替えられ、その並び替えられた内容で表示される。
また、ユーザが所望のタイミングで印刷ジョブの実行を停止するトリガを設定できるようにしてもよい。例えば、推奨オペレーションの表示領域において印刷ジョブを停止させたい位置で所望の停止指示操作を行う。ユーザ操作受付部21がその停止指示操作を受け付けると、表示情報生成部17は、そのユーザによる停止指示を反映した表示情報を生成する。そして、表示部19は、表示制御部18の指示に従い更新された表示情報を表示する。また、表示の更新と共に、ジョブ情報管理部12は、スケジュール情報にもその変更内容を反映される。更に、実際のジョブの実行のためにもジョブキューなどの登録情報にも反映させる必要がある。
例えば、ユーザがキャリブレーションを確実に実施したい場合、その実施タイミングの位置で所望の停止指示操作を行う。例えば、印刷ジョブの実行の間で停止指示操作を行うと、印刷ジョブの実行終了後、次に実行されるべき印刷ジョブの実行を開始させないようにすることで、印刷ジョブと印刷ジョブの間という適切なタイミングでキャリブレーションを行える。なお、次に実行されるべき印刷ジョブの実行を開始させないようにするためには、ジョブ実行制御部16にその旨を知らせて実行制御させる必要がある。
なお、本実施の形態における表示制御部18は、表示情報を表示部19に操作パネル33に表示させるようにしたが、例えば、ネットワーク2経由で接続されたPC4等他のコンピュータに表示情報を送信することで表示させるようにしてもよい。
また、上記各実施の形態においては、印刷ジョブを例にして説明したが、印刷ジョブ以外のジョブに関する情報の表示にも適用してもよい。
2 ネットワーク、4 PC、10 画像形成装置、11 ジョブ受付部、12 ジョブ情報管理部、13 プリンタ情報管理部、14 ジョブスケジューリング部、15 イベント発生予測部、16 ジョブ実行制御部、17 表示情報生成部、18 表示制御部、19 表示部、20 推奨オペレーション生成部、21 ユーザ操作受付部、31 CPU、32 アドレスデータバス、33 操作パネル、34 スキャナ、35 ハードディスクドライブ(HDD)、36 プリンタエンジン、37 ネットワークインタフェース(I/F)、38 RAM、39 ROM、40 外部メディアインタフェース(I/F)。

Claims (7)

  1. 受け付けたジョブの実行順序を含むスケジュール情報を生成するスケジュール情報生成手段と、
    ジョブの実行に用いるリソースに関するリソース情報を取得する取得手段と、
    前記スケジュール情報及び前記リソース情報に基づき、受け付けたジョブを実行順序に従い実行するに当たって、ジョブの実行に伴って自装置に発生しうるイベントの発生タイミングを予測する予測手段と、
    実行されるジョブの実行期間及び前記イベントの発生タイミングを同一時間軸に沿って表示するための表示情報であって前記イベントのジョブの実行に与える影響度を表示するための表示情報を生成する表示情報生成手段と、
    前記表示情報の表示を制御する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記表示制御手段は、表示情報を表示するための時間幅の自動調節機能を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記イベントの発生を未然に防止するための処理の実施タイミングを特定する特定手段を有し、
    前記表示情報生成手段は、更に前記特定手段により特定された実施タイミングを前記同一時間軸に沿って表示する情報を表示情報に含めて生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記表示情報生成手段は、前記イベントと、当該イベントの発生を未然に防止するための処理の実施タイミングとの対応関係を示す情報を表示情報に含めて生成することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. ユーザに変更された、前記表示手段により表示された、前記特定手段により特定された実施タイミングの表示位置を受け付ける表示位置受付手段を有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. ユーザに変更された、前記表示手段により表示されたジョブの実行順序を受け付ける実行順序受付手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置に搭載されたコンピュータを、
    受け付けたジョブの実行順序を含むスケジュール情報を生成するスケジュール情報生成手段、
    ジョブの実行に用いるリソースに関するリソース情報を取得する取得手段、
    前記スケジュール情報及び前記リソース情報に基づき、受け付けたジョブを実行順序に従い実行するに当たって、ジョブの実行に伴って自装置に発生しうるイベントの発生タイミングを予測する予測手段、
    実行されるジョブの実行期間及び前記イベントの発生タイミングを同一時間軸に沿って表示するための表示情報であって前記イベントのジョブの実行に与える影響度を表示するための表示情報を生成する表示情報生成手段、
    前記表示情報の表示を制御する表示制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
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